おつつ
いち乙
おつかれー
一応仮の保管庫作っておいてもいいだろうか。
保管庫作ってくれた人が帰ってくるまでの間ってことで。
前スレ1000が古泉が何なのか気になってしょうがない
>>8 いいと思いますよ
できれば流れちゃったコラ画像とかも置いてほしいけど画像置くのは厄介かな
乙
O
乙
団
乙!
保管庫欲しいですよ
画像は専用うpろだがあれば一番なんでしょうが自分には技術がない…
絵版にアップロードすればええやん
画像扱うのはコワいから遠慮するけど、保管庫は作ってみるよ
仮のだし簡素で良いよね?
15 :
風と木の名無しさん:2006/05/29(月) 23:17:53 ID:wAcdA2nH
コピペブログ問題で、2ちゃんねるの転載ってできなくなったのかな・・?
キョン古泉良いよなキョン古泉
古泉キョンの多いココでも密かにキョン古泉を推していくお
これは別にハルヒに限った事ではないけど、
このカップリングは王道とかマイナーとか、自カプ以外の他カプを引き合いに出したりして
無意味に波風立たせるような事を言うのは控えてほしい
大人なんだから、さ
波風立ってない内から注意するのも荒れる可能性があるとは思うけどな
古泉キョンの自分でも嫌な気はしない書き方だし。
キョン古泉の人達も頑張ってくれ。楽しみにしてる
谷口と国木田はどうですか。
そのふたりの場合は谷口が受けだと思います><
私は谷口×キョンを推してみる
正直何でもいけるよ状態で御座います
入れ食いってやつか
いや、入られ食いか
なんかエロくなった
入られ食われでいいよもうww
エロパロ板にある古泉とキョンの殴り合いに萌えた(*´д`*)
機関の訓練受けた古泉はどれだけ強いんだろうか
エロパロ板って書いてあるんだから、行けばいいじゃない。
>26
股間の訓練と読んだがそれなりに意味は通じた
キョン×古泉と古泉×キョンってどう違うんですか?
21歳未満の方はご遠慮下さい
まあ、リバ臭いってのはわかる
キョン×古泉でも古泉×キョンどっちにしても
古泉→→→→→→キョンだから、違いがわかりにくいかもしれない。
矢印ながっwwwww
いやむしろ
古泉→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→キョン
これくらいはありそうだww
pass:kyon
オッスオッス
すっごい神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
どこ取っても可愛いけど冒頭の顔赤らめて俯くキョンがたまらない
ネ申キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
神ktkr
ありがたやありがたや
すばらしいですね
涙が出るほど萌えさせていただきました
エンコしまくって画質が劣化してるのはご勘弁下さい
あの頬赤らめたのって何話のシーンだっけ?
ネ申!!!!
しかしこうやって見ると古泉はマジでキョンが好きだなww
すごい。目茶苦茶神。
「明日また会う時〜」のシーンが萌える・・・。
孤島の回だよね。あんなシーンあったんだ。見落としてた。
あ、自己解決した
ハルヒが部室でみくる脱がせてるとこね
>>49 >「明日また会う時〜」のシーン
いつもは古泉が一方的に近づくパターンなのに、この時に限って
目・と・目・で・通じ合う〜♪ だったから禿萌えた
おまけに身長差もハッキリわかって萌え
しかし今週のアニメ見たんだが、古泉マジやる気NEEEEEEEE
イエスマンの名は伊達じゃないな
こいつキョンのいない所ではいつもこんななんなのかww
>>36 ブーン⊂二二二( ^ω^)二⊃の所で冷やしあめ吹いた
激しく萌えましたGJ!!
第9話見た
海の写真が出てくるシーンの一番右端・・
どうみてもキョンと古泉の2ショットにしか見えないんだが・・・
そして古泉はどこに手をまわしてんだ?
右端切れてるのがもったいねええ!あの写真ほすぃぃぃ
あの写真をチョイスしたのは、団長が何となくノリで飾ったのか、
腐女子の疑いがあるインターフェイスなのか、
「キョン君の写真もないと可哀想ですう〜」と思ったみっくるんるんなのか、
それとも古泉の自薦なのか・・・。
インターフェイスに一票
うっほほおおおおい
>>56 古泉はいつものアノ笑顔でピースしながらキョンの首に片手を回して
キョンはイヤイヤ眉間にしわ寄せながら文句を付けようと古泉に顔を向けているように見える
>>54 >>56のシーンでもあったのか・・・
もう少し大きめに写ってるのは
キョンが茶飲んで「ハルヒがいないとほんと静かでいいな〜。でも少し静か過ぎるか」
とかいってるところ。右端切れてるが
ノ古泉の自薦に1票
ノ古泉は焼き増してもらって自宅にも飾ってるに一票
ノ実はんなもん序の口でもっといい仲になっているに1票
ノ古泉はキョンの寝顔写真もすでに手に入れてるに一票
どうみても古泉はキョンの尻を触ってます
肩を組むふりをしながら背筋をなぞりつつ段々と尻に
ガチうほだな
キョン「おら、写真はもう撮ったんだから手をどけろ」
古泉「ふふ、そんな堅いこといわないで下さいよ」
古泉はゆっくり手を下へと動かした
奴の整った指先が背筋のラインを優しくなぞりながらやがて臀部へとたどり着く
71 :
1:2006/05/31(水) 00:11:19 ID:9tySx/FX
>>71 乙であります
よかったらメール下さい
返信は明日になるかもしれないですが><
文字化けしとる・・・
エンコード直せば読めるので面倒だとは思うが辛抱してほしい
うん、エンコードいじったら見れたよ。
非常に乙です。
ハルヒ描いてるサイトのサーチや同盟みたいなの無いのかなー
男性向けのサイトならいくつかブクマしてるんだけど
女性向けはどうにも無いね・・・
>77
つ「サーチエンジンのリンク集」
79 :
風と木の名無しさん:2006/05/31(水) 05:47:42 ID:40r75lya
9話はキョンとハルヒがラブかった
ラブい二人を笑顔で下唇噛み締めながら睨んでる古泉もえ〜
>>80 ハンカチ噛み締めて泥棒猫ッ!と口走るオプションもお願いw
ちょwwwキャラちげぇwww
「なぁキョン。…キス、してみないか?」
ある昼休み、谷口がどことなく思い詰めた表情で言った。
「…はぁ?!」
あまりの驚きに、あんぐりと口を開いた間抜け面をしばらく晒してしまったではないか!
何を考えているというのだ、こいつは?!
横で国木田も呆れたような表情を浮かべたまま止まってしまっている。
言うまでもなく、俺はれっきとした男である。無論、男好きだとかそういう特性もない。
そして、目の前で爆弾発言をかました奴も当然、男である。
第一こいつは俺以上の女好きだろう。たとえ何人もの女性達に振られ続けても男に興味を持ったりはしないはずだ。
しないでくれ。しないと思う、……しないでください。
「お前、俺が女にでも見えるっていうのか?」
我ながら愚問きわまりないと思いつつも問う。
未だ衝撃から立ち直りきっていないので、これは仕方のないことである。
「いや、そんなわけねーって。何、キョンって自分が女に見えると思ってんのかよ?」
即答かよ、おい!しかもそんな平然と答えるなよ…俺がれっきとした男だと認識した上でキスを求めてるっていうことは…、
「…ホモか」
ようやく冷静さを取り戻したらしい国木田がポツリと呟く。
そうだろうそうだろう、男を相手にしたがる男なんてそれっきゃないだろうな。
安心しろ谷口、たとえお前の性癖が判明しても別に友人を辞める気はないからさ。
そのかわりといっちゃ何だが、こっちに矛先は向けないでくれよ――…?
しかし、谷口はこっちの思いなんぞお構いなしで、もっと強大な爆弾を投下してきやがった。
「ホモなわけないだろ?俺はいつでも女好き!………でもキョンは別みたい」
付け足すように淡々と告げられた一文に、俺は唖然とした。
あたりまえだが、先ほどのキス要求の時よりも深い衝撃に襲われた。
そこで脱力しなかった自分を自分で褒めてやりたい。しかし今はそんな余裕はない。
無事にこの場を離れることが出来たなら、思う存分褒めてやろう。
「あ…、俺、ちょっとトイレいってくるわ……」
愛想笑いを浮かべながらそう言って、席を立とうとした俺の腕を掴む者がいた。…まさか?!
いや、谷口は…目の前で好き勝手にぶつぶつ言ってるだけ、だな…。
と、いうことは……。
案の定、俺の腕を掴んでニコニコ笑みを浮かべているのは、天使の顔した悪魔だった。
「あ、キョン。そういえばこないだの映画撮影の時のお詫び、してあげてなかったんじゃない?」
なんてことをいいやがる。今度ジュースの1本でも奢って済まそうと思ってたのに。
「…あ。そうじゃんかキョンよぅ!キス1つで詫び代わりってことにしとこーぜ!!」
これぞ名案!とばかりに膝をたたきかねない谷口。お前は都合のいいことは聞いてるんだな。
「…………」
もう呆れるしかないのだろうか。このバカにはキスなんかじゃなくて右ストレートで充分だ。
こう見えても俺の唇は高いんだぞ…ってそういう問題ではなかった。
男同士でキスなんてもってのほかだろう?!別にゲイの人たちに偏見を持っているわけではない。
しかし自分は典型的な異性愛者であって、同性の唇の感触を体験してみたいなどとは思わないわけで。
「いーじゃんかよー。別に体欲しいって言ってるわけじゃねぇんだしよー。」
ワガママ坊主かお前は。もし体どうこう言ってきたなら、その瞬間に友人関係を解消することは間違いないな。
「バカ野郎。ふざけてないで、早く片付け……っ、ぇ!?」
一瞬の出来事だった。谷口が身を乗り出してきて、俺の唇に、自分のそれで触れたのだ。
「あ、強行突破だね〜。おつかれさま。」
なんて国木田は楽しそうに笑って言うが、俺としちゃあ笑い事なんかで済まされない。
恥ずかしながらのファーストキスを、青春の象徴を…よりにもよって男に……ッ!!
末代までの恥じゃないか。祟ってやるぞ、谷口!!
しかも、柔らかくていい感触だったとか真顔でいうものだから、怒鳴るチャンスを逸してしまった。
照れたキョンもなかなか新鮮でいいなとかほざいてきやがったので、一発殴らせてはいただいた。
でもヤツは全然懲りていないようだ…誰か、誰かこいつを止めてやってくれーー!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
テラモエス
ネ申キター(゚∀゚)ー!!
キョンテラカワユス(*´Д`)=3ハァハァ
谷口キョンきたこれ
これはいい!萌えた!
これはいい谷キョンですね
キョン可愛いし、ツッコミとかワロタwGJ
谷キョンwwww
正直萌えすぎて困るだろ
最近の楽しみと言ったら
朝比奈さんを眺める事に尽きるが
もう一つ誰にも言えない楽しみがあった
「やっぱり落ち着きますね」
放課後、二人っきりの静かな部室の中で
作り笑いなのか分からない笑顔を作る古泉は
椅子に腰掛け俺を見詰める
視線が気になり、古泉を見ないようにするが嫌でも目に入ってしまい
仕方なく俺も古泉を見詰めるが、やはり恥ずかしい事この上ない
「部室や、自宅じゃなければあなたはろくに僕と話してくれませんしね」
当たり前だ。公衆の面前でこいつと話せるわけがない…と言うか
話したって別にいいんだ此奴は直ぐに何処かしら触ってくる。
それを注意するとスキンシップと言って、その侭明らかに際どい場所を触り始めるのがオチだ
「古泉の日頃の態度が悪いんだろう」
すると心外です。と言ったように肩をすくめ
「キョン君が余り触らせてくれないのがいけないんですよ」
言いがかりは止めろよ
「それとも…今日もここでしますか?」
大変ですねぇ…声抑えるの。と
何でこいつはこんなにやる気満々なのか
昨日はあれだ。こいつが行き成り俺を押し倒し(あれは非常に痛かった)
暴れたらどうなるか分かりますよね?と脅され部室でやってしまったのだが
後始末が大変だった、けれど古泉は笑顔でまたやりましょうね。と
「今日もやる気なのか?」
呆れると古泉は
「あなたがその気なら」
その笑顔、もの凄く嘘くさい
本人は上手く笑った心算なんだろうけど
その気も何も、俺は部室でやるのはもう懲り懲りだ
嫌だ、と断ると古泉はスリルがあっていいのに…と残念そうに微笑む
「今の侭で十分あなたは可愛いけれど、もっと素直になってくれないんですか」
初めから僕に心を開いてくれるなんて思っていませんでしたけど。
その言葉が少し痛く、何故だか判らないけれど苦しくなった
「ちがっ―――」
いつの間にか声を荒げている自分がいた
すると古泉は何時も通りの笑顔をつくり冗談ですよ。なんてお決まりな台詞を吐き
「…今の言葉が傷付いたのなら謝ります。…でも、もっと僕に甘えて下さい」
甘えて欲しいんです。
そんな事男に言うなよ。
女に言う台詞にしとけ
と思ったのだけれど、どうしてもそんな事突っ込む気にはならず
御免…としか謝れなかった
「いえ、謝らなくても結構です。その代わり」
今甘えてくれますか?
は?としか言えなかった
何を云っているんだこの男は
>>93 うわぁぁん!!ありがd!!!!111!
ハゲ萌えますた…。
「あ、甘えるって…?」
余りの動揺に声が少し上擦ってしまう
「そうですね…」
そう言って少し悩み
「では、あなたからキスして。とお強請りして下さい」
瞬時少しだけ顔が赤くなるのを感じる
「古泉?それ本気で…」
「ええ、本気です」
いつもの冗談ではありませんよ、と言い
「……いえ、出来たらでいいので」
そんな申し訳なさそうな顔をする古泉を見たら
断れる訳がなく、俺は古泉に云われる侭にしていた
「普通に恥ずかしいだろ…」
と独り言を漏らし古泉の前に立ち
「っ……う…キ」
何て屈辱的なんだ。
キスしてくれ。と言うが噛んだり早口過ぎて古泉は
聞き取れませんよ。と意地悪く微笑む
今のは早口で噛んだ自分が悪い
そう思うのだが、古泉だってそれを分かってるのだから
もう終わりにしてもいいんじゃないか?
でも此処で終わりにするような男じゃないな。古泉は
優しい奴に見えるのに実は結構意地が悪いのだ
「キス、して、」
言い終わると恥ずかしくて、顔に熱が籠もるのが分かった
その後意味の分からない言葉を何度も呟き
古泉を見てみると今までにない、笑顔がそこにあった
「嬉しいです」
心底嬉しそうだ。
…そんなに嬉しかったのか?こいつは
だったら前から、俺はもっとこいつに優しくてしてれば
良かった等と思った程いつもじゃ見られない笑顔だったのだ
ゆっくりと抱きしめら、優しいキスをされる
昨日みたいに、強く噛みつくようなキスではなかった
「…優しく出来るんだったら、何時もそうしてくれよ」
古泉は少し乱暴すぎる。本当に優しい顔して、酷い男だ
「あなたの態度が改められ次第」
そんなにありなのかよ。
「あなたが自分に正直にならないから。少し乱暴にしなければあなたは言う事聞かないでしょう?」
躾ですよ。躾
二度も言うな、その単語を。しかも笑顔で
ていう事は俺はこいつに調教されているって事なのか?
呆れると古泉は
「調教だったら僕はもっと酷い事をしていますよ。躾は優しい方です」
優しいの基準が分からなくなるような発言をされ、げんなりすると
「でも、本当に嬉しかったです」
先程のような微笑み
朝比奈さんの笑顔は究極の癒しで
もしかしたら古泉の笑顔はある意味癒しなのかもしれない
俺はふと、そう思った
最近の楽しみは、こいつと居る事なんて絶対に誰にも―――
勿論古泉にも言えない。
いつの間にか笑みが零れていたのか古泉は少し驚きの表情を見せ
「あなたがそんなに嬉しそうな顔をするなんて。何かあったんですか?」
嬉しい事。と微笑むが俺は敢えて秘密だ。と呟いた
誰がお前に嬉しそうな顔になった原因を教えるものか。
珍しく「是非とも教えて頂きたい」と興味を示す古泉が
妙に可愛らしくて俺はまたいつの間にか微笑んでいた
ああ、どんなに意地を張って古泉を避けても
俺はこいつがとことん好きみたいだ。
どう責任をとってくれるのだろうか、古泉は。
終了
自分はホモじゃないと葛藤するキョン
でもやっぱり古泉が好きなんだなぁ。と自覚する話を書いてみました
>>71 乙です!
>>81 笑ったww
そんな古泉もいいと思うw
ハルヒの実況に一度も参加したことないんだけど
古泉がキョンに顔近づけたり二人っきりのシーン流れると
うほっとかアッー!でスレが埋まるの?
>>100 神!!!!乙ですっ(*´∀`)
めちゃくちゃ萌えた。
キョンかわいいよキョン〜
また小説が投下されてる!両思い古キョンもいい!
こんな連続でハァハァさせられると身が持ちません
両思いイイ!
でも嫉妬心の強い古泉が好き!
起きてみたら萌えが投下されているジャマイカ!(;´Д`)ハァハァ
古キョン萌えに乙です!!
此れで深夜粘る燃料はバチーリ
流れに便乗して自分も投下します。
アニメ孤島症候群の回で、ベッドで向かい合い会話→
キョンが古泉の首絞めようとするシルエット の直後の話です。
「…なんて、な」
慣れない小芝居を演じた気恥ずかしさから、肩をすくめながらそう言って
首にかけた手を離すため姿勢を起こそうとした俺の腕が不意にかけた力とは逆方向に引っ張られ、
直後視界が逆転した。
何が起こったかを把握したのは、息がかかるほどの近距離で真っ直ぐに俺を見つめながら
口元だけに笑みを浮かべる古泉と、その後ろに広がる天井を眼前に認めた時であった。
―何で押し倒されてんだ、俺。
「こんなに美味しい状況を僕がみすみす見逃すとお思いですか?」
自分に何が起きたのか理解するだけでも相当な時間を要したのに
そいつの口から吐かれた台詞は俺の理解の範疇を軽く成層圏あたりまで越えていて、
その意味を考える事を放棄してとりあえず俺は男にベッドの上で押し倒されているという状況に腹を立てていた。
「…何のジョークだ、古泉」
だから顔が近いんだよ顔が。心の中でそう毒づいて、
自分が瞳に映っているのを確認できそうなほど顔を近づけているそいつを睨む。
が、悪意という悪意をこれでもかと詰め込んだ視線はどうやら全く効果がないらしく、
いつもの笑みを崩すことなく俺を見つめ続けている。
しっかりと俺を押さえつけながら。
…動けねぇ。ただの優男ではないのは知っていたがこいつ俺より力強いのか。
絡めるような視線に耐え切れなくなった俺はついと横を向いた。
動揺したらこいつの思う壺だと思い、平静を装って再び問う。
「だからどういうつもりだって」
聞いてんだよ、と続けようとしたがそれは叶わなかった。
突然強い力で顎を掴まれ正面を向かされた上、口を塞がれたからだ。奴自身の口で。
「〜〜〜!!!」
軽くパニックになった俺は今の状況から逃れようとあらん限りの力を振り絞って抵抗を試みたが
古泉の予想外の力の前では全く無意味だった。
「……っん………はぁっ…」
舌の絡むいやらしい音とそこから漏れる自身の声。
生まれてこのかた聞いたことの無かったその音と息苦しさに眩暈を覚え、
意識を手放しかけたその時にようやく俺は解放された。
「顔が真っ赤ですよ」
どこか満足げな笑みを浮かべたまま、全く悪びれない様子で古泉は言った。
当たり前だ頭のおかしい誰かのせいで酸欠なんだよ何考えてんだ冗談だとしても
全然笑えねーよつーか俺のファーストキスの相手が男でしかもいきなりディープだなんて
人生最大の汚点だ朝比奈さんに頼んで時間遡行させてもらおうかなんて事を
抗議することも忘れてぐるぐる考えていると、
「今日はもう寝ますね。おやすみなさいキョン君」
そう言って古泉はベッドに入って背を向けたきり静かになってしまった。
…ホントなんだってんだ。もういい、俺も寝てしまおう。
俺は半ばヤケになって事の一部始終が行われたベッドに入り、布団を頭からかぶって眠りが訪れるのを待った。
心臓は鼓動が古泉に聞こえるんじゃないかと思うほど激しく高鳴っている。
…顔が赤かったのは酸欠だったからだ。それ以外の理由は全く無い。
俺はそう何度も心の中で呪文のように繰り返し繰り返しつぶやき、
まだ感触の残っている自身の唇を手の甲で強く拭った。
tp://chip.skr.jp/cure/gallery/comic/haruhi_001.html
ハァ━━━━━━(;´Д`)━━━━━━ン!!!!
>>105-108 って更にネ申キタコレ GJ!
今晩は何日かぶりの祭りですね(*´д`*)ハァハァ
(仮)保管庫さんお仕事速ッ!GJです
>83-85に便乗して言ってみる
国木田×キョンはどうだろうか…。
キョンを攻めまくりな国木田(´・ω・`)
神乙!!!
やばいくらいキョンかわゆすwwww(*´д`*)
その後放置プレイみたいなのがまた…wwwwwww
>>113 国木田って谷口よりもっと黒そうじゃない?w
それこそ古泉でも思いつかないような手でキョンを篭絡するんだわw
廊下でキョンにぶつかった。珍しい。こんな時間に会うなんて。
貴重な宝物でも見つけた時のように弾む僕の心に、キョンは今日も気付かない。
衝突した時と同じ慌てた顔を上げたキョンは僕を見て心なしか目を丸くしたようだった。
「……国木田?」
「そうだよ。珍しいね、キョン」
部活棟で会うなんて。それにしてもどうしたの?随分急いでたみたいだけど。
矢継ぎ早に質問を投げかけるとキョンが手の甲で口唇を覆ったままうっと黙り込んだ。
そのただならぬ空気に、僕はそれと悟られないほど自然にキョンの背後を窺う。
そこにSOS団の扉がある。室内は静かだった。少なくとも涼宮さんがいるようには思えない。
「いや、あの、別に急いでたわけではなく、その」
しどろもどろに受け答えするキョンの顔が赤かった。
林檎のような色に惹かれて思わず手を伸ばす。
(あつい)
キョンの頬は、それこそ火傷でもしそうなくらい熱い。
うっかりすると、僕の方こそ熱に浮かされそうだ。
と、その時凝視していた扉がかたんと動いて、室内から人が出てきた。
その途端、蕩けていた僕の心はひどくささくれてしまう。黒いものが、溢れる。
「…それでは、僕はお先に失礼しますね」
「……お、おう」
振り返りもせず、俯いたまま素っ気無く言葉を返すキョン。
その僅かに照れた声と、触れた頬の高熱に、僕は大体の答えを知った。
「…国木田?」
「ああ、ごめんね」
瞬間的に頭を過ぎった苛立ちを押さえ付け、思わず立てかけていた爪を両脇に垂らす。
僕は怪訝そうな顔をしているキョンに微笑んでみせた。この顔が齎してくれる効果が十二分に生かされることを待っていると、やがて訝しげだったキョンの表情が解れて普段通りの柔らかさを取り戻す。そう、これでいい。
───そして僕も、行き過ぎた真似はすべきじゃない。
何故ならこれはキョンの肌で、キョンの顔だ。傷付けたい筈がない。
「じゃあ、俺行くから」
「うん。また明日」
目前の人間の胸中など露程も知りはしないキョンが、軽い足音と共に僕の前から走り去る。
その意外に細く、どこか頼りないひょろりとした背中を僕は無言で見送る。
触れた肌の感触を思い出したくて指の先を擦り合わせてみたが、そこにはかさついた僕の感触しかなかった。
ぼんやりとその指を、その尖った爪を見下ろして僕は考える。その爪を突き立てる相手を。
親指で人差し指の腹をきつく押してみる。半月状の痕を、ぼんやりと見つめた。
(もしもこれがあいつの顔だったら、ずたずたにしてやったのに)
尤もあいつの顔になど一生触れたくもないし出来れば目に入れたくもないのだが。
廊下を曲がってキョンが見えなくなった後も、僕は暫くその場に立ち尽くしていた。
*****
豚切りスマソ!国キョンもええ
これは萌えた・・・!
国キョンもいいですね
国キョン!
朝からいいもの見させていただきました
起きてみたらまた一杯神が!
古泉キョンの神EDに始まり国キョンまで・・・見事なキョン萌えフルコースだ
朝から萌え過ぎ乙!
此処は神が多くて幸せ過ぎる…(*´Д`)ハァハァハァハァ
国キョン良いよ国キョン
い、言ってみるものだな…(*´Д`)ハァハァ
まさか本当に国キョンが読めるとは!
ネ申ありがd。
r'´.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.,イ:.,イ:../i:.:.l:.:.:ヽ:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ、
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_,.ィ=''7´;;;;;;;| \ `ー-ェ-‐'´
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キョン君はAAでもかわいいですね
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/:::::::,、!:::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
//:::::::/::`!:::i:::::!:::::ヽ:::::::::ヽ:::::::ヽ::::::::::::::::::!
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!::::ハ:::!イ´ ` .k ! ヾ:! \! ヾ`::::lヽ::!::::!::::::::!
!::/ !:::::::! -‐- ヾ、 ヾ-―- ヽ:::::!::ヾ!:ハ::::::::!
ヾ! !:::::::! ノ 〉、!::::/ヽ|:::/リ
!::::::! く !::::::::/‐,ソ:/
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!,/ ヽ ー―-- ,.!::/ ト、リ
ヽ  ̄ , -'´!/ ,ハ
>┬―''"´ / ヽ
_,,..-‐'´! ヽ、 / ,イ``丶、_
_,,..-‐''´ /! ,>-<´ / .! `'ー-、_
_,,.-‐''"´ / ! /:;:;:;:;:;:ヽ / `゙''ー-、,_
r'´ ! /ヽ、___/`\ / `ヽ
/ !/ /;:;:;:| ヾ ヽ
/ /:;:;:;:;:;! ヽ
萌えた
>>126 キョンAAはそっくりだが、古泉は大仏みたいに見えるwww
じゃあこれで
●<愛してますよキョン君
「ハレ晴れユカイ(古泉キョン萌えバージョン)」を2度も逃した私は負け組・・orz
そうだね、潔く諦めようね
>>131 どんまい
DLしたのに見れなかった自分の方が負け組orz
〜● ←やっぱコレでしょw
腐女子キモヲタ御用達糞チョンアニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐
女子キモヲタ御用達糞チョンアニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女
子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子
キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞チョンアニメ
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モヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
腐女子キモヲタ御用達糞チョンアニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞チョンアニメ
腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
腐女子キモヲタ御用達糞チョンアニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞チョンアニメ
>>137 じゃあ
キョンAA: 〜●
古泉AA: ●
ということでww
しかしそれはおたまじゃくしに見えるんだよな
キョンくーん 近いんだよ
((((● ((((〜●
>138
あのさぁ・・・・・・いや、何でもない
変な古キョン書いたけどわけわからなくなったのでお蔵入り^^
>138
ツンデレハルヒが書き込んでいるようで笑った
>>146 801板住人は基本的に板越えで活動はしません。
そういった誘導はやめてね。
キョンが…キョンは…
・゚・(つД`)・゚・ 。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン 。・゚・(ノ∀`)・゚・。 。・゚・(ノД`)・゚・。 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
( ´Д⊂ヽ (;´Д⊂) (ノД`)シクシク ( TДT)ю〃 ●
なんというか古キョン小説書いたり
ハレ晴れユカイの古キョンver.作ったりしたんだが
実を言うと801板初心者だから
厨っぽい行動や801板のルールに反するような行動をとっていたら
ご指摘願いたい
というかめっちゃとっていると思う
半年ROMれと言うなら従います
いや、いいんじゃない?
萌えスレで自治みたいな話してもうざいし適当で
つーか職人さんにはいてほしい
r−<_::::::::::::::::::::丶、
, -―/:::::::::::::::`::::::::::::::::::::::::::`丶、._
/:::::::,、!:::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
//:::::::/::`!:::i:::::!:::::ヽ:::::::::ヽ:::::::ヽ::::::::::::::::::!
/::/::/:::/::::,、,!:::!::::ヽ:::::ヽ:::::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::::::::|
/,.イ::::/::::!::::/ .!::ト、:::::ト、::::ヽ::::::::::ヽ:::::ヽ:::i::::::::::`、
/:::,イ::::!:::/__ !::!ヾ、::!_,>-‐ト、,_::::ヽ:::::!::::!::::::::ト、ゝ
!::::ハ:::!イ´ ` .k ! ヾ:! \! ヾ`::::lヽ::!::::!::::::::!
!::/ !:::::::! =・=- ヾ、 ヾ-=・=- ヽ:::::!::ヾ!:ハ::::::::!
ヾ! !:::::::! ノ 〉、!::::/ヽ|:::/リ
!::::::! く !::::::::/‐,ソ:/
!:::∧ ` !::::,.イ‐'/!/
!,/ ヽ ー―--′ ,.!::/ ト、リ
ヽ  ̄ , -'´!/ ,ハ
>┬―''"´ / ヽ
_,,..-‐'´! ヽ、 / ,イ``丶、_
_,,..-‐''´ /! ,>-<´ / .! `'ー-、_
_,,.-‐''"´ / ! /:;:;:;:;:;:ヽ / `゙''ー-、,_
r'´ ! /ヽ、___/`\ / `ヽ
/ !/ /;:;:;:| ヾ ヽ
/ /:;:;:;:;:;! ヽ
こわいよ!!!!!
>151
堅苦しいことを言うつもりは無いけど、この板の住人の殆どは成人女性で
まったりと萌え語りを楽しむ目的の板だから、その辺の空気を読んでくれれば。
これは別に貴方に限った事ではなくね。
>>153 これが噂のキョンの後ろ姿を見てる時の古泉か
ちょwww目やばwwww
やっとログ読んだ。
「ハレ晴れユカイ(古泉キョン萌えバージョン)」・・・
どんな内容だったんだ?めちゃくちゃ気になるわけだが。
全部見逃した・・・orz
コンピュータ研部長を助けた時の話です。
「大丈夫か?古泉…」
「貴方を守るのでしたらこの位平気です。」
何臭い事言ってやがんだ、この優男は。
「俺の所為で…済まないな。」
そう、目の前の古泉が寝込んでいて、其れを看病している理由だ。お前の腹の馬鹿デカイ傷は、俺が付けた様な物だからな。素直に俺を責めてくれ。
「貴方を守れたなら本望です。」
そう言って自分の傷を指差して何時も通りに微笑む。ハァ…こういう所はどんなに痛そうな傷を負っても変わらない様だな、古泉。
この傷。俺が古泉を看病する現状。
この今に至るにはコンピ研部長の救出に遡る。
一面はまるで世界旅行でも来たかの様に広がる砂漠の景色。腰に巻き付く朝比奈さん、そして長門…おまけに古泉。此処迄は良い。許容の範囲内だ。
然し、異常に馬鹿デカーイ怪物の様なかまどうまが居る。もし、かまどうまを知らない人にはこの光景を見せてやりたい。一瞬にして近眼も老眼も覚えられるぞー。
長門や古泉、こいつらは守る術が有りそうだが、俺と朝比奈さんは安心出来ない。
「なんなんだこれは!」
「かまどうまでしょう…」
「そんな事は分かってる。どうでもいい。」
「この空間の創造種。」
「まさかこれもハルヒの仕業か?」
「原因は別。でも発端は彼女。」
「もう…動いて良いぞ。」
先程位動きを静止させた時から律義にも長門は静止した儘である。時と場合を考えて動いたりしてくれて構わないのだが、説明不足だったか。
「此処では、僕の力も不完全ながら有効化される様ですね。威力は閉鎖空間の10分の1。これで十分だと判断されたのでしょうか」
嗚呼、赤い玉みたいなあれがアイツの超能力なのか。
取り敢えず、あのデカイかまどうまを倒せば全てが丸く収まるらしい事は確からしい。まぁ、その…何だ。頑張ってくれ。なるべく早急に。
「直ぐ済みますよ。」
「さっさとやれ。」
「了解しました。」
そうしてヤツは赤い玉を投げ付ける。だが、あっさりやられてくれる筈も無く、又々巨大昆虫のカナブン君がかまどうまを回復させた様で。益々元気になった巨大昆虫は、また暴れ出した。
其処で、長門が不可思議攻撃を仕掛けた後、古泉がまた違った技を仕掛けた。…っと、其の赤い玉が当たって悶えてるぞ、巨大昆虫。効果有り…か?
「キョン君!朝比奈さん!危ないッ!」
と、一息ついたのも束の間、古泉が張り上げた声で分かったものの…かまどうまが俺達の方に倒れて来る…だって!?
「きゃぁぁああ!!」
朝比奈さんの絶叫と共に俺は腹を据えた。
朝比奈さんを守るのが男、キョンの使命だと神からのお告げが有ったのだろう。ならやろうじゃないか。やってやろうじゃないか。俺は想像におさまらない恐怖を瞼を強く閉じる事で我慢した………が、一向に痛みも何も俺に襲いかからなかった。
何故かと、俺は恐る恐る目を開ける…と、其処には古泉の背中が見えた。
コイツは…俺達をかばってくれたってのか?
「古泉ッ!」
直ぐ駆け付けてやり相手を見ると、すんでの所で下敷きになるのは逃れたが、かまどうまの足先が刺さったか、かすれたのか古泉の腹に深そうな傷が有った。
「大丈夫かッ?お前…」
「大丈夫です、よ。直ぐでは有りませんでしたが…始末しましたよ?」
古泉が指差す先には倒れたかまどうま。いや…いやいやいや!今はそうじゃないだろう!
「取り敢えず俺に掴まれ!…ほら」
「…ありがとうございます。」
俺達は其の後直ぐに病院に古泉を連れて行った。怪我の方は、見た目よりは軽かったらしく一週間程安静にしていれば治るそうだ。いや、然し、唯の変態優男かと思っていた古泉がこんなに男らしい一面が有るとは思わなかった。まぁ…見直したぞ、古泉。
「なぁ、古泉よ。」
「何ですか?」
俺は、ベッドに横たわった古泉に声を掛けた。もう、長門も朝比奈さんも帰路を辿って行った訳だが、俺はどうしても古泉と話しておきたかった。男として…な。
「本当、お前には礼を言うぞ。古泉。」
「嫌ですね、そんなにかしこまって。別に礼には及びませんよ。」
「然し、俺はてっきりお前は冷めたヤツだと思ってたよ。まさか、身を呈して迄俺達を助けてくれるとはな。」
「ハハ…株上げが出来て嬉しい限りですね…。まぁ、仲間ですし、貴方がとても大切でしたから。」
「はぁ?」
「兎に角、御礼をするのなら僕の傷が治る迄看病して下さい。僕としては其れが良いです。」
「え…あ、…分かった。やるよ。」
とんでもない言葉を聞いた気がするが流しておいた。これ以上面倒な事になるのは御免だ。古泉が看病で気が済むならやってやろう、其処迄嫌じゃないし…尚且礼をしないのは性に合わない。…と、そんなこんなで俺は古泉の世話係を暫くする事になったと言う訳だ。
「キョン君。お茶、お願いします。」
「分かったから少し待ってろ!」
何と言っても一週間程だ。少し我儘位聞いてやるつもりだ。
此処で終わりです
前スレで男らしい古泉という話題が出たので投下してみました
誤字脱字有ったらスマソ
たくさんの神々今日も萌えをありがとう(*´Д`)ハァハァ
男らしい古泉×キョン初めて見たけどかなり萌エス
古泉の専属ナースなキョン
(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!
古泉がキョンを庇いきれなくて、キョンがケガしてしまう話も読みた………
はぃ、自分で書けるように頑張って来ます
素で「小泉がキョンを庇いきれなくて、キョンがケガレてしまう話」と読んだw
ちょwwwwモエスwwwwwww
小泉が理性を抑えきれなくて、キョンがケガレてしまう話
ではないのですか!!1
古泉がキョンを守りきれなくて、キョンがケガされてしまう話
こうですか?!わかりません(><)
古泉が辛抱たまらなくて、キョンがケガをしてしまう話
ほのぼのレイープ?
>古泉がキョンを守りきれなくて、キョンがケガされてしまう話
キョンがリンカーンされるのを阻止できなかった古泉ktkr
そういう状況になったら古泉は
素の性格でぶち切れてしまうか
「ああごめんなさいキョン君…僕の力不足で…」とか言いつつ
下半身に閉鎖空間作り出してるか、どっちだろう
>>174 うほ、何かいい発展してるww
>>175 個人的には前者がいいなぁ…閉鎖空間も笑えるけどw
>>175 前者禿萌え(*´д`*)
そろそろ素古泉を解禁してもいいと思うんだ
閉鎖空間もワロタwwww
ええ、何度も貼らないでください。笑い死ぬから。
綺麗な顔してるだろ…フリチンなんだぜ、これ…
絵板No.51氏テラモエス
なおのこと文章でも見たくなってしまった・・・書けないけど・・・
1コマ目の人、会長?
絵板No.51の致死性がスゴス
あの後古泉は犯人を皆殺しにして機関の力で証拠隠滅するよ
絵板またネ申キタコレ…
これは男の俺でもいいと思ったぜ
>>186 こう言う発言見るたびにびくっとするんだけど、マジでこのスレの
男女比ってどれくらいなんだろう。
「男だ」って言われても本当のかなーと思うし、性別を主張してどうするんだ
と思いもする。(男は801板に来るなと言う意味ではない)
女の後ろ暗い趣味なんであんまりいじらないでやって欲しいよ・・・
腐男子なんて言葉も出来るくらいなんだし男にだって需要があるんでそ
スルーしなされ
性別問わず萌えれるって方向でいいと思います><
流れを変えるために萌え話持ってこようとおもったけど、自分では力不足でした
↓よろ
/:::,イ::::!:::/__ !::!ヾ、::!_,>-‐ト、,_::::ヽ:::::!::::!::::::::ト、ゝ
!::::ハ:::!イ´ ` .k ! ヾ:! \! ヾ`::::lヽ::!::::!::::::::!
!::/ !:::::::! -‐- ヾ、 ヾ-―- ヽ:::::!::ヾ!:ハ::::::::!
ヾ! !:::::::! ノ 〉、!::::/ヽ|:::/リ
!::::::!///く ////////!::::::::/‐,ソ:/
!:::∧ ` !::::,.イ‐'/!/
!,/ ヽ ー―-- ,.!::/ ト、リ
ヽ  ̄ , -'´!/ ,ハ
会長大好きな私としては殺さないでほしかったwww<絵板
>>190 ,ィュ-‐-、_
/: : : : : : : : : :`ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
イ : : : : ,ィ ./リ| ト、: : : : : ゝ
!: :/: :,AZ__ |/' >r.、: :N
!'ヽ: :! ―- ニ| .! .!ノ
_人_l、u. i .(ヾ| .! iヽ
_,..-'´/:::::| ヽ 〜 ,.ネ、 ト、 こっち見んな
r'´:::::::::::::く:::::::| ノ` =く. .|::ヤ .|:::`゙ー、
/:!::::::::::::::::::/::::::.レ'^YニY/レ!:::ヽz='=i::::::::ヽ
/::::::!::::::::::::::::ヽ:::::::| .〉-〈 /::::::〈:::::::::::::|:::::::::::!
>>191 死んだと決まったわけではないぞ。
絵師さんは殺したとは言ってないし。
…いやどうかわからないけどwww
エロパロの流れにちょっと萌えたんだけど、ここで女体化SSとかって大丈夫なの?
いや、自分ではどっちにしろSS書けないけど、参考迄に。
実は結構そう言うの好きだったりするし。
自分。
私は大好きだが女体化は好き嫌い分かれるからな
荒れまくる例もあるし
原作では何とも思ってなかったのに、
アニメで見たら、あぁコイツ古泉ってば優男なのに激カッコいいなぁと思いつつ
孤島の後編で、不覚にも古キョンに目覚めてしまいました
よろしく(*´Д`)
>>194 女体化は苦手だけどきちんと注意書きを付けてくれれば全く気にしない
女体化はスカトロと同様に人を選ぶ鬼門だから
注意書きがあっても目に入る事自体嫌な人も多いだろうしなあ
実際他所でもしょっちゅう荒れてるし
ここに直接SSを投下するんでなくろだにうpしてリンク貼るとかは?
…古泉×キョンを書いてみたんだが
長いから分割がスゴイ量になりそうで怖い…。
初心者言い訳にしちゃまずいかもだが…どなたがアドバイスいただけませぬか?
202 :
199:2006/06/04(日) 02:09:15 ID:6Cluu7Kz
連続投稿申し訳ない…。多分、できた!
>>200 本当にサンクスです!
>>199 神超乙です
泣いてるキョンも古泉もテラモエスww
バロスwwwwwwwwwwww
206 :
国木田×古泉:2006/06/04(日) 09:22:10 ID:QeXNp93m
キャラが壊れまくりですがご了承ください。
僕は、恐怖で微かに震える古泉君の手の上に自分の手を置いた。
何をしても崩れない笑顔が憎らしくて、自分のネクタイで古泉君に目隠しをした。
込み上げてくる怒りを飲み込んで、優しい口調で囁く。
「古泉君が悪いんだよ?」
僕のキョンに近づきすぎたから。
壁に叩き付けた古泉君の顔の両側に手を置いて、顔を近づける。
すると一瞬、古泉君の眉間にしわが見えた。
「嫌なんだよね・・・?」
嫌なのに、なんで無理して笑ってんの?
僕は答えを待たずに唇を重ねた。
「・・・ぅ・・・っ・・・ん・・」
古泉君の声色からは嫌悪感しか伝わってこない。
その声で喜びを感じている自分が些か怖くなった。
顔を離すと、目隠しをしたネクタイに染みができていた。
「・・・・・・泣いてるの?」
でも、それとは対照的に口元が笑っている。
もうやめてください・・・
そう呟いた後、古泉君はうな垂れた。
僕には、やめる気なんて微塵も無い。
国木田と古泉は接点ないな〜なんて考えてたがそう来たか!
いやがる古泉テラモエス(;´Д`)ハァハァ
退屈182ページ
扉をぶち破った勢いのまま俺に覆い被さっている古泉
それなあ・・・アニメでやってほしかった
正に山なし落ちなし意味なしですが、投下します
***
骨の髄迄寒くなりそうな位寒い帰り道を俺と古泉はひたすら歩いていた。
「愛してますよ、キョン君。」
話が尽きると必ず言う台詞、顔が近い、息を吹き掛けるな、さり気なく耳に接吻をするな…と突っ込めばキリが無いので止めておくが。
「なぁ、古泉よ。」
「何ですか?」
「いつも愛してるというが、どれ位愛してるんだ?…俺を。」
正直、気になってた。
はにかみ★青春の1ページの様な聞き文句であるが、此処迄言われ続けると気になるものだ。まぁ… 断 じ て まともな答え等期待していないが。
「そうですねぇ…24時間付け回して起床から就寝、寝言に関する事柄迄観察して、最終的には僕の自室で裸で監禁して、可愛がりながら調教したい位愛してます。」
聞くんじゃなかった、と思ったのは紛れもない事実である。
「そうじゃなくてだなぁ…。例えば此れ位愛してる…とか」
そうして俺は両手を目一杯広げて見せたが古泉は相変わらずキョトンとしているので、まともな答えを促す様な例えを言ってみた。
「ぁー…お前達にとって絶対的なハルヒが、俺達の仲を良く思っていなかったら、どうする?」
「それは組織にとっては困るでしょうが、勿論僕は貴方を選ぶつもりです。」
まぁ、正直嬉しい言葉であるが…恋とか愛は此処迄…組織を裏切る様な事でさえやってのけると思わせるのだろうか?
「好きになったのですから、貴方が一番大切になったと言う事です。キョン君、僕は貴方が好きです、愛しています。」
俺の思考を読み取ったのかと疑いたくなる位、思った事を次から次へと甘い言葉を添えて答えてくる我が恋人古泉。惚れた弱味だろうか…恥ずかしいが何も言えない。
「ところで…キョン君は僕の事、どの位好きですか?」
急に甘い言葉を終え、聞いてきやがった。
やっぱり古泉も気になるのだろうか?
「俺か?俺はお前の愛の当社比50倍位だ。」
「それなら僕は先程の100倍で。」
「なッ…じゃあ、俺は10000倍だ!」
そうして、途方もない小学生丸出しな言い争いをこの後別れ際迄していた。
いい歳をした男同士のこの情景を人々は、気温より寒々しく見ているのは気にしてはいけない事だ。
終
>212
古っ!しかもスレチじゃね?
古泉って転校してきたわけだが、家はどうなってるんだろう?
家族と住んでるのか一人暮らしなのか・・・。
字が汚いということは、意外と部屋も汚かったりしてね。ギャップ萌え。
>>213 ごめん。
ハルヒの望む謎の転校生になるために
私服もそろえなおしたとかあるのかなあ……
SOS団は、キョン以外家族の影が全く感じられないから謎は深い。
古キョン携帯で書いてたら電源落ちてデータ消えたよフヒヒヒィ
な、なんだってー!
絵板、1日って初めて見た…すご
一つ書きあがったけど、いろいろとヘタレてる・・・・・・ヒィィ
いちいち予告しなくてもよろしい。
閉鎖空間はまだかー!と叫びたくなった
次回はゲーム話
221 :
風と木の名無しさん:2006/06/05(月) 00:47:06 ID:jCZlTf+N
涼宮ハルヒのサーチ出来てる!!
萌えサイトいっぱい……(*´д`*)
スマソ、あげちゃいました。
今週の議題は古泉のバイトについて
>>223 乙!
見ずともパスを当ててしまった
戦闘シーンがグロすぎないか?
>>225 原作でもこんなものだったと思う
時系列通りなら来週キョンと古泉尽くしだったのになぁ
楽しみがまだ残っていると思えばいいか
これって2クールやるの?
1クールとすればハルヒの「あっかんべー」で最終回だったということになるよな
>>224 キョンとのデート費用をせっせと稼いでいるとみた
>>227 1クール。個人的にはカノン以降2期をやると睨んでる
>227
2クール目から「古泉一樹の失態」が始まります。
ストロベリー・パニックもビックリのガチっぷりをご期待下さうわなにすrあせふじこpp「「@
>>224 ある意味キョンのせいで古泉が急遽バイト出勤するはめに・・・
スレ違いカポー萌え
>>230 EDが実写なのを想像したwwwwwwwwwww
朝比奈さん(大)が言ってた「白雪姫」の件は、王子古泉がキョンを迎えに来てチッスする話と思ってておk?
おk
来週は何気に古泉キョン分が多いんじゃないかな。原作通りだったら。
>>235 …キョンにキュンと来ました
GJ!!!
思えば何故、消失古泉の喋り方も敬語なのだろうか…。
いつまでも敬語でってあれはただ言ってみただけだったのかな?
原作未読なのだが、原作では素の古泉って少しでも出た事あるの?
>>241 陰謀途中までしか読んでないけど、記憶が正しければなかった気がします
くせになって止められなくなったのかもしれないし、照れているのかもしれない。
>243
なんかエロいwwww
ハルヒの前ではデフォなのかとも思ったけど、
キョンに照れてるんだったらいいなぁ。
記憶がなくてもまた好きになっちゃってたりしてw
読んでる途中までは素古泉の言動に期待してたんだけど、こういう萌え方もあるのね。
246 :
風と木の名無しさん:2006/06/06(火) 07:33:22 ID:FHpRNvBV
>235
gj!!
ネ申..._〆(゚▽゚*)
そういや何気に第1話のみくるんるんで
キョンが古泉のことを「イツキ」って呼んでるんだね。
まぁ役名ってことなんだろうけど、何度もイツキって
呼ぶもんだから萌えた。
自分でナレーションしておいて試写で絶句してるキョンモエス
>>247 古キョンに目覚めた後見返してみると萌えまくりの話だw
今月出るという「詰合」ジャケイラに古泉が居る件について
「お二方にはキョン君を渡しません!」
という決意を胸に秘めて、挑む様な睨みをきかせる古泉を妄想中。
>>250 ちょww妄想してニヤついたじゃまいかw
朝比奈ミクルの冒険ポスターテラホシス
>>250 その「詰合」も含めた、ハルヒ関連のCDの告知ポスター(SOS団の
メンバーがEDポーズで写ってるやつ)で、キョンが古泉の手と
触れそうな自分の左手を微妙にそらしてるのに萌えたw
二人の表情もGJだし、このポスターホシス
「つめあい」か
結合にみえた
結合www
正しくは「つめあわせ」ね。
キョンと古泉だけで「結合」リリースするといいよ
古泉とキョンのCD「結合」てw
マジ3枚位買うから出して貰いたい(;´Д`)ハァハァ
「古泉キョンの結合」
結合でしょでs(ry
ここのみなさんは、甘甘と鬼畜、どっちがお好みなのでしょうか
どっちも大好物ですが、強いて言うなら鬼畜→甘甘のコンボで。
>>258 ちょwww
誰か歌詞書いてください。
バイトで、お金を沢山貯め込んだなら、二人で何処までも行けるね
ドキドキしたいと願いながら過ごしてたよ、叶えてくれたのはキョン君
時間の果てまでブーン
ワープで憂鬱なこの思いは、何もかもを巻き込んだ妄想で遊ぼう
二人だけのハレ晴れユカイ妄想した私は末期
>>260 甘甘キボンです(;´Д`)ハァハァ
>>260 どちらでもなく、変態気味の古泉とそれを素で嫌がるキョンが好きです
>264
俺漏れも!
「結合でしょでしょ?」 歌:古泉一樹
答えはいつもあなたの胸に・・・
なんででしょう あなたを選んだ一樹です
もう止まらない 機関の人から止められたけど
I love you ゲームだけじゃつまらないの
You'll be cute!
感じるまま感じることだけをするよ・・・!
結合でしょでしょ!? 演技がマジに変わる世界で
欲があるから変になるのさ 僕のせいじゃない
一緒に来て下さい
どこまでも自由な一樹を見てよね
明日モノになったキョンの愛が奇跡
つかもう ××を
I rape you〜♪
連投すまんがもういっちょ
「惚れ掘れユカイ」 歌:古泉一樹 雑用:キョン
モゾモゾしながら制服を脱ぎ飛ばしたら
二人でどこまでもイケるね
機関の果てまでDooooon!!
カーブでボールなこの想いは
二人だけを巻き込んだ妄想で遊ぼう
アル晴レタ日ノ事
異常な量のセイシが
限りなく降り注ぐ 不可能じゃないさ
明日また会うとき 笑いながらセクハラ
嬉しさを集めよう
カンタンなんだよ キョ・ン・く・ん
追いかけてね つかまえてキス
おおきなイチ・モツ スキでしょう?
下品でごめんなさい!閉鎖空間に迷い込んできます
ちょ!思わず歌っちまったよ!
GJ!
>>262のは堅実派古泉だなw
6畳一間のアパート暮らしでもキョン君に不自由な思いは
させまいと一人だけで奮闘しそうでモエス
>>265はアニメ現状状態ってとこかね。歌詞がセツナス
>>266はまさにこの板の為の古泉の様でテラワロスw
>267
さんくすです!
ホレホレの方「キス」のとこ「見て」に変更でw
次は古泉一樹の冒険でしょうか?♪イツキビーム〜
外に居ながらニヤけちまったじゃまいか!GJ!
>>265-266 まさか本当に書いてくれるとはw
コーヒー吹き出しそうになりましたよ、乙!w
ちょww吹いたwwww
どうすればこんな歌詞が思いつくか全く分からない
分かるやつがいたらここに来い、そして俺に説明しろ
古泉きめぇwwwwww
古泉はガチホモだな
えと、替え歌作った人です。コメント沢山ありがとうございました!
日頃からキョンと古泉で妄想しすぎた甲斐がありました
KYK団(キョンを やらしい目で 観察する 団)も結成したいくらいですが
団長の古泉君と相談中です(キョンの猛反発にあっています)
もちろん(古泉を やらしい目で 観察する 団)でもアリです
ってこれだと国木田でもアリになるな・・・しかも関西ローカルネタ(?)ですみません
ハライタイwwGJ!!!!
キョンって至高のツンデレですよね
>KYK団
何気にY(ヤオイ?)の間にキョン(K)と古泉(K)がある件について
歌詞おもしろすぎる
まじきめえwwwwwwwwwww
>欲があるから変になるのさ 僕のせいじゃない
ワロッシュwwwww言い訳www
僕のせいじゃないハゲワロス
全面的に古泉自身に問題があるかと
替え歌の皆さん乙!!
KYK団への入団希望www
皆の熱いパッションに感化されて
原作全然知らんクセに古キョン書いてみたんだが
うpっても良いだろうか?
もち!神カモン!
291 :
古キョン@:2006/06/07(水) 23:29:22 ID:IDqbQPxo
シャワーを浴びて白濁した液に汚れた肌を洗い流した。
身体の奥にまだ快楽の炎が燻っている。
手淫で抜こうとしても満たされなかった。
俺は掻き回されなければ感じないカラダになった事に気付き、愕然とした。
一生こんな淫らなカラダを持て余しながら生きなきゃならんのか。
古泉の所為で。
フラつきながらバスルームを出ると、リビングで元凶たる古泉が待っていた。
その気遣わしげな表情を見て恨めしい気分になる。
誰の所為だと思ってる。原因はお前だぞ。
軽く目眩を覚えながら危うい足取りでヤツの側に歩み寄った。
古泉は俺を支えるに違いない。喰えない野郎だが意外に紳士だ。…行為の最中を除けば。
「大丈夫ですか?」
予想通り、程よく均整のとれた体に抱き留められる。
その熱っぽさに、ねだっているのは自分だけではないのだと安堵した。
292 :
古キョンA:2006/06/07(水) 23:30:25 ID:IDqbQPxo
俺は古泉の腕に捕らわれながら、普段なら死んでも言わないような台詞を呟いた。
「…古泉。正直に言え。俺の事、どう思ってる?」
自分でもどうかしてると思う。昨夜の熱で頭がイカれたのかもしれない。
古泉は少し驚いたらしい。眉を寄せて訝しげに尋ねた。
「…何故そんな事を訊くんです?」
「お前が俺に無体な事ばかりするからだ」
頬をつねりながら文句を言った。
古泉のする事は口では言えない事だらけで、思い出す度に死にたくなるような仕打ちが多い。
度々俺に好きだの愛してるだのと言うが、手酷く嬲られた後はその言葉は本物なのか?と疑いたくなる。
大体、何だってコイツは俺と一緒に居るんだろう。
そのルックスなら選り取りみどりだろうに、わざわざ男の俺を選ぶとは。
だが別に同性しか興味が無いという訳でも無さそうだし。
時々不安になるのだ。もしかしたら古泉の言動全てが演技なのではないかと。
全ては機関の任務の一環で、ハルヒの嗜好を満たし閉鎖空間を生まない為の工作ではないかと。
だが、既に俺の中で答は出ていた。今更気持ちを偽って何になるのだろう。
俺はもうとっくにこの男に堕ちてるのに。
293 :
古キョンB:2006/06/07(水) 23:32:30 ID:IDqbQPxo
ボンヤリと考え込んでいると、古泉が俺の頬に軽くキスした。
「訊くまでも無いでしょう?僕は好きでもない相手を一晩中啼かせ続ける程ヒマじゃありませんよ」
俺は昨夜の行為を思い出し、羞恥心で小刻みに震えた。
「………」
古泉は赤面する俺を満足そうに見つめ、首筋に顔を埋めてきた。
コラ、噛むな。イタイし痕が残るだろうが。それでなくてもそこら中に痕が残ってるのに。
身を捩って抵抗すると、吐息混じりの囁きが耳をくすぐる。
「赤くなった顔も可愛いですね」
憎たらしいヤロウだ。腹が立つので背中に爪を立ててやった。
古泉は全く堪えた様子もなく、むしろ嬉しそうに笑っている。
脱力した俺は、古泉の胸に凭れかかった。心なしか速めの鼓動が聴こえた。
じりじりと乾いた欲が込み上げてくる。
「…なぁ…」
「なんですか?」
古泉の瞳に見上げる俺の顔が映った。物欲しそうにねだる俺の顔が。
きっと、俺が望めば身を焦がすような快楽を幾らでも与えてくれるだろう。
はしたなく喉を鳴らし、震える声で懇願した。
「…もう一度、欲しい。……ダメか?」
「……いいえ。喜んで。何度でも貴方を満たして差し上げます」
古泉は妖艶な笑みを浮かべて俺のシャツに手を掛けた。
露わになった肌に喰いつく唇や髪を梳く掌の感触が心地良い。
俺は古泉に貪られながら、この男を独占出来る極上の歓びに恍惚の吐息を洩らした。
294 :
288:2006/06/07(水) 23:35:43 ID:IDqbQPxo
以上です。
下手クソでスマソ
もっと精進しまつ(´・ω・`)
乙!頬つねるキョンテラカワイス(;´Д`)=3ハァハァ
GJです!
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
乙です。
>>288 鬼畜→甘甘に程近い神SSキタァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)アァ( ゚)ァア( )ァァ(` )アア(Д` )ァア(*´Д`)アァン
萌え死にそうです・・・
神よありがとうございます
萌えました!!
キョンの困った顔これ最高
保管庫様ベリベリGJ
発禁くらうw
流れ豚切ってスマソ
今週の串刺し長門がグロかったのでそれに衝撃を受けてぶっ壊れるキョンが頭に沸きました
古泉は軽くネジとれておかしくなったキョンと幸せに暮らせばいい
>301の破壊力は閉鎖空間もぶっ飛ばしそうで物凄いが
>304もどうしようもないプレッシャーを感じてならないなwww
今度は谷口と国木田(ごめん生徒会長はまだ知らない)
で作詞してしまいそうになるじゃまいか!www
しかも後ろの「H」はハルヒイズムではなく
エッチ(ry
さて・・・寝るか・・・
>>303 萌えた
ぶっ壊れたキョンとすごくいい笑顔の古泉が思い浮かんだ
古泉はそういう役回りが似合うなあ
>>288 出遅れてしまったけど、萌え尽きました!
こんなに神がいっぱいってこのスレ何?高天原ですか?
もう最高です。
ニヤニヤ顔の古泉もいいけどこういう強気そうな顔の古泉もすごくいい。
ハルヒ(つーかキョン以外)の前ではこんな顔しないもんなあ。
古泉も長門と同じでなにげにキョンにだけ違う表情見せてると思う。萌え。
>>313 痛そうだけど、ちょっと涙目になってるのが萌えるw
神きたこれ
318 :
風と木の名無しさん:2006/06/08(木) 23:29:22 ID:YrmjLXgn
見え茄子
>>316 どんだけ凄い勢いでちゅうしてんだよ古泉ww
恋しゅうてやがてダメージ・・・
このスレの古泉くんはキョンのこと、どれぐらい好きなんでしょうかね
今更だが憂鬱購入
「あなたと一緒に行動出来なかったのは心残りですが、またいずれ」
の古泉台詞に禿げ萌えた(;´Д`)ハァハァ
>265,266さんに便乗してやってしまいました
「恋のイツキ伝説」 歌・古泉一樹
イ・イ・イクイクイツキンキン♪ イ・イ・イクイクイツキンキン♪
素直に好きと言えないキョン君も勇気をだして
恋のよくぼうイツキセーシかけてあげます
機関からやって来たおほもなキューティーいつもキョン君の尻を狙うの
夜はたっぷりキョン君をおかずに使う
明日はキョン君とや れ ま す よ う に ・・・!
Come on let's sex Come on let's sex キョンくーん!
笑顔を武器に押し倒したら
Come on let's sex Come on let's sex キョンくーん!!
未知の快感へ〜Special celebration!(いつになったらナカに出せるのでしょうか・・・)
恋のイクイクイツキンキン!!
今は反省してる・・・。やりすぎ た ! !
本当に古泉は変態ですね
>おほもなキューティー
バロスwwwww
しかしまさにその通り
国木田×キョン推奨な私は少数派なのですか?
>333
少数派とか気にせずとも良いではないか
みんな自分の好きなカプで萌えればよし!
>335
かわいい(;´Д`)ハァハァ
>336
バロスwwwww
たまにはどうよ(・∀・)
tp://www.takamin.com/oekakichat/user/oekakichat3.php?userid=165936
イラスト国木田wwwww
>>329 GJ!
sexのところがfuckならもっと良かったw
答えはわかっている。
よって問いかける意味はない。しかし問わずにいられないのは、違う答えを期待するからだ
ろうか。
意を決しあのさと声をかけると、古泉はにこにこと言葉を促してきた。
この笑顔が憎い!
「昼休み中に、俺の弁当の箸がなくなってたんだが……知らないか」
知らないと言ってくれ。
その意に反し――いや、その決死な思いがかなった言葉が返ってきた。
「知りませんねぇ」
「……そうなのか?」
「えぇ」
にこりと返される笑顔に、反対に拍子抜けする。いや喜ばしいことなのだが。
「悪かった……少し疑っていた」
「そうなんですか? ひどいですね」
一瞬笑みが深くなり、
「僕があなたの箸を盗んだなら、まずあなたがよく持っているだろう位置を指紋で確かめ
てみて僕も同じように持ちあなたと手を合わせている感覚に悦に浸りながら、箸の先に優し
く口付けして――まぁ僕の優しさはあなたが腰砕けになる程度のものですが、そしてそのあ
とばれないようにこっそり返して何も知らないあなたが無防備に箸を使う姿を影からねっと
りと見つめますよ」
「……泣いていいか、俺」
血涙ぐらい軽く出てきそうだ。
「まぁ、盗んだのは僕なんですが」
「は?」
「すみません、ちょっといたずらしてみたくなりまして。お返ししますね」
差し出してきたのは、プラスチック製の箸。綺麗にそろえられたそれは、確かに俺のものだ。
受け取れというのかこれを。奴が口にしたオンパレードを実行されているだろう箸を!
心底楽しそうな古泉の笑顔が歪む。……あぁ、本気で涙が出てきたようだ。乾いた笑いが止
まらなかった。
何で俺はこんな奴のことが好きなんだチクショウ!
アニメのみだから口調違ってたらすみません(´・ω・`)
変態な古泉を書きたかった。まだまだだなとちょっと反省している。
GJ!
充分楽しませていただきました!
>>345 素晴らしい!
古泉の変態っぷりが十分過ぎるほど描けているw
本当だ二人っきりww
マイクを切ればこっちの音は聞こえないって訳だ。
女三人に盗聴されネタにされそうだw
絵茶で言われたネタもの投下します
「キョン、ちょっとこれ着けなさい!!」
俺がいつものように部室で、朝比奈さんが淹れてくれた玉露よりも甘美な美味しいお茶を啜っていると、
これまたいつものようにバンと、天然爆走娘SOS団団長涼宮ハルヒが、物騒なセリフと共にドアを開けて入ってきた。
いい加減、ドアが外れるから普通に開けなさい。旧館なんだから、壊れやすいんだぞ。
俺は心の中でそうぼやきつつ、ハルヒをちらっと横目で見る。
「ぶほっ!!」
これは俺が茶を噴き出した音だ。ああ、勿体無い。
じゃなくて、ハルヒが手にしているものは一体なんだ。
おい、そんな誇らしげな笑顔で俺を見るな。そして近付いてくるな。
俺が顔を青ざめさせながら、後ろに下がろうとすると、がしっと肩を掴んできたヤツがいた。
「……おい、古泉」
「はい、何でしょう」
俺が振り向いた先には、エセ爽やか笑顔を通常の三倍で振りまきながら立っている古泉が居た。
相変わらず顔が近いんだよ、息を吹きかけるな、耳元で囁くな。
しかもこれ以上後ろに下がれないように、結構強い力で俺の肩を抑えてやがる。離せ、このヤロウ。
俺が必死の抵抗を試みているのを無視し、ハルヒは満面の笑みでじりじりと迫ってくる。
「古泉君、ナイスよ! さすが副団長ね! そのまま抑えてて!」
「お誉めに預かり光栄です。仰せの通りに」
「ちょ、お前ら人の話を聞きなさ……やめろー!!」
俺の心からの叫びも空しく部室に響き渡り、数秒後それを着けさせられた俺が居た。
「あはは! よく似合ってるわよ、キョン!」
俺の姿を一目見た、ハルヒの第一声がそれだ。
しかも腹を抱えて、さも可笑しそうに人差し指で俺を指し示しながらだ。
人を指差すのはやめなさいってお母さんいってるでしょう。
俺の頭の中には、思わずそんな現実逃避的なセリフが思い浮かぶ。
穴が有ったら入りたいという格言が正に俺の今の状況にぴったりだ。
というか自動販売機の取り出し口でもいい、穴に入りたい、誰か穴をくれ。
俺は、藁をもすがる思いで、部室の隅の窓際で本を読んでいる長門に、視線を向けた。
「……ユニーク」
ああ、長門よ。そんな興味深そうな瞳で俺をみつめないでくれ。
一つの可能性が潰えた俺が、この場からどうにか逃れられないか視線を彷徨わせていると、
お盆を持った朝比奈さんと目が合った。
「ひぇっ!」
朝比奈さんは小さく蚊の鳴くような悲鳴を上げて、お盆を顔に寄せて心なしか頬を染めながら、
もうそれは可愛らしい仕草でチラチラと俺の様子を伺っている。思わず抱きしめたくなってくるぜ。
いやいや、そんなことより俺も恥ずかしくて顔が真っ赤だ。誰か、助けてくれー!
「ふふ、よく似合ってますよ。さすが涼宮さんですね」
「でしょでしょ! 絶対キョンに似合うと思ったのよ。ネットで買って正解だったわ!」
そんなの通販で買うなー! と俺が精神的に疲れ過ぎて、心の中でツッコミを入れていると、
後ろで何やら動く気配がした。ちなみに現在俺の後ろに立っているのは、あの古泉一樹だ。
すさまじく嫌な予感が冷や汗と共に俺の背中を駆け抜ける。本能が逃げろと警告するがそれは遅く、
「はむっ」
「!●○×▼□※=$%@?+&?」
俺が声にならない悲鳴を上げると同時に、部室のあらゆる空気が凍った。
あろうことか、古泉は俺の耳を噛んできやがったのだ。
しかも普通の耳ではない。
「これはいいネコミミですね」
「古泉! お、おまっ、何、人のミミ噛んでんだよ!!」
「おや、もうネコミミを気に入りましたか。それは良かったです」
「良くないだろ! というか、口を離せ!!」
朝比奈さんがつけたら凄まじく似合うであろう、白地にピンクの猫耳を着けさせられた俺が、
妖しく笑いながらはむはむ甘噛みしてくる古泉の呪縛から逃げ出そうともがいている間でも、
ハルヒは指を差したまま固まってる。さすがに驚いたらしい。
朝比奈さんはいわずもがな。長門は、本のページをめくる手が止まってる。
もうさすがに俺も泣きたくなってきた。何なんだこの羞恥プレイ。非日常過ぎるぜ。
「お願いがあるのですが」
「何だよ」
俺が今日最大の悪寒を感じながら、ギギギと首を軋ませながら古泉の方を振り向くと、
そこには、本日最大級の笑顔で微笑んでいる忌々しい顔があった。ああ、忌々しい。
そいつは人差し指を立てて、まるでどこぞのアイドルのように、ウィンク付きで言ってきた。
「『ネコミミ・モード♥』って言って下さい」
今度こそ、部室が閉鎖空間になった。
もう、何が起きても俺は知らない。全て耳フェチ変態古泉のせいだ。
俺は半分涙目で、古泉の方を向きながら全力で吠えた。
「絶対、言わん!!」
――――その後、硬直から解けたハルヒに隙を突かれて写真を撮られた事実は、なかったことにしたい。
やっぱ古泉は変態だな。だがそれがいい
以上です。
勢いだけで書いた。キョンと古泉壊れすぎた。
今は反省している、かもw
ふもっふ。
>>355 キョンの穴があったら突っ込みたい(by古泉)
さすが古泉さんや!
GJ!もう自分の中で変態=古泉が定着しているよ
そして今気づいたんだがハルヒまとめサイトのAAのところで
●→古泉
〜●→キョン
が採用されてて吹いた
キョン君と僕だけAAがおそろいになるなんて
もはや涼宮さんに勝ったと言っても過言ではありませんね^^
古泉様は変態という公式が成立しますた
古泉鬼畜攻め、萌えw
キョン入浴中
キョン「…誰かに見られてる気がするな」
古泉「・・・・・・・・・・。」
キョン「まさか、な。気の所為だろ」
古泉「その滑らかな肌、水が滴る髪、キョン君全てが可愛いですよ・・・ハァハァ」
一樹様がみてる-第一章 いつでも一樹様がみてる-
今は反省してるorz
変態古泉テラモエスwwww
〜古泉一樹様の日常〜
・監視キャメラ&盗聴器でいつでもキョン萌えハァハァ
・定期入れにキョンのアイコラ写真常備でハァハァ
・自宅にはキョンの巨大ポスターでハァハァ
・盗んだ体操服でハァハァ
プライバシーの侵害、肖像権の侵害、窃盗の罪でタイーホな予感
逮捕されてハルヒに知られたら大変なので機関がもみ消してくれるよ
しかし、機関の裏工作で全ての証拠は湮滅され、古泉一樹様は変わらずにキョン萌えの華麗な日常をお過ごしになるのでありました
考える事は皆同じようだな。
>371-372
さすが
>>371-
>>372 姐さん方の華麗なるコンビプレイGJwww
前スレ、古泉一樹の挑戦の続きが読みたい私ガイル
自分は、ジョン・スミスの憂鬱の続きが気になります^^
古泉一樹の挑戦は確かに続き読みたい
379 :
風と木の名無しさん:2006/06/10(土) 23:12:57 ID:+lgDcPL+
ドッペルゲンガーかタイムストリップした同一人物だ。
今アニメになったとこだけ原作読んでるけど
孤島〜で酔っ払ったキョンを部屋まで送っていく古泉とかいいね!!
しかも記憶ないとかもうね!!!!
古泉様の事だから何をしたやらw
ふたばのNo.644536の記事コメントの内容を古泉がキョンに対して実践したらいいのにとかいう妄想が頭を過りだしたので、
そろソロ寝よう
370を見てなんとなく八頭身の古泉を想像した
⊂二 ̄⌒\ | * / /
)\ ( . | * / / +
/__ ) 〃`⌒ヽ. / / ノ)
//// /| 彡//~ヾゝ/ / / \
/ / / //\ \ レ´ヮ`ノリ / _ / /^\)
/ / / (/ * ヽ ⌒ ̄_/
((/ + ノ / ̄ ┼
――――――/ /―――――――
+ / /\ \ *
・ / ん、 \ \ +
┼ /(__ ( > )\
/ / し' / / \
./ * / ( ̄ / \
/ / ) | * \
\_つ
きめえwwww
巌窟王のフランツに見えた
確かに、古泉もズラっぽい。
>>389 たくさん保存しました
保存用にハルヒフォルダを作ってるけどもはや古泉フォルダになりつつある
機関だとか演技だとか涼宮さんの意志だとか
もうそんなことはどうでもいい。
いや、そう言いつつ上に逆らうわけでもなく、素の自分を晒しだすわけでも、ましてや涼宮さんに刺激を与えるわけでもない。
ただそれを超えたところでこの人が愛しいだけ。
「古泉、ここはどこだ」
「部室ですね」
「ああ、まごうことなく部室だ。しかも何故かさっきお前によって密室にされたな」
何でいつもいるはずの長門までいないんだ、などぶつぶついいながら押し倒している僕の手をどかそうともがく。
今は昼休み。長門さんには頼んで出てもらった。朝比奈さんは昼は教室だし涼宮さんは…まぁ多分大丈夫だろう。いざとなったら施錠はしているし。
「あなたが声をださなければ問題ありませんから」
いつもどおりの笑顔で返す。
「何の話だ。話を進めるな。声をだすようなことをするつもりもない、いいから放せ!」
一息でまくしたてるキョン君。ああ、一挙一動、すべてが可愛らしく見える。少しおかしいのかもしれない、自分は。
>390
古泉だけ全身写ってるジャン☆やったネ!
「いいじゃないですか。二人きりになんてめったになれないんですから」
「まぁ…確かにそうだが」
シュン、と少ししおらしくなったように見える。キョン君もなかなか二人きりになれないということを悲しんでくれているのだろうか?自惚れてしまう。
「せっかく二人きりになれたんですから、二人きりじゃなきゃできないことをしようとしてるんですよ」
「お前は結局それじゃないか!」
僕より幾分背の低いキョン君を(失礼だがあまり体力もないようだし)組み敷くのは簡単なことだ。けど、
「無理矢理は趣味じゃないんで」
そう言って噛み付くようにキスをする。途端黙り自然と受け入れてくれるキョン君。愛しすぎてたまらない。
「…昼休み中にすべて終わらせろよ」
なんて可愛い受諾を聞き入れて、かつて見入った首筋に顔を埋める。
これは自分の意志だろうか?涼宮さんの意志?もうどちらでもいい。
ただただ可能なかぎり、
こうしていたい。
変態古泉視点で古キョン書こうとしたらただのビーエルになった…
キショくてスマソ。
乙!
キョンかわいすぎる
・・・癪に障る。癪に障る笑顔。そう、あの感情を隠した笑顔野郎だ。
俺はあいつの何を知っているのだろう。超能力者。ホモ。人畜無害。
いつから俺はあいつのことを意識するようになったのだろう。
朝比奈さんを見ているときも、ハルヒに絡まれているときも気になるのはあいつの
待て、語弊が無いよう言っておくが俺はそっちの気は無い。全く無い。
メガネ属性とかポニーテール萌えとかはどうでもいい。いや、どうでもよくは無いが。勘違いをしないでもらいたい。
あいつが俺の耳元で囁く。柔らかい吐息が耳にかかる。気持ち悪い。思い返せば最初は気持ち悪いとは思わなかった。
そう、俺はいつから気持ち悪いと思うようになったのか。俺にはそっちの気は無い。
ふとそう思ってから古泉の吐息が気持ち悪いと感じるようになった。
・・・・・・・・まさか俺があいつを意識していたのか。そっちを意識していたのはあいつでは無く俺だったのか。
まさかこれが
恋なんですなぁ
下校途中の会話シーンが意味深に思えました
にしてもこんな技術の使い方で良いのかw
モザイクガン○ムと予告のマクロスには笑った
古泉のキャラクターのせいでなにげない会話でも意味深に思えるから困るwww
カーテンを引く音がしたあと、古泉が俺の額に手を当てた。
無駄に顔が近いが、今の俺にはそれに気を使えるほどの体力が残っていなかった。
「熱いですね、大丈夫ですか?」
「・・・大丈夫じゃないから保健室にいるんだろ・・・」
わざと面倒くさそうに呟く。
それもうですね、と笑顔を見せた。
「・・・何考えて此処に着たか知らんが、妙なこと考えるなよ」
今日はお前の相手してるほど余裕は無い。
できることなら直ぐにここから立ち去ってほしい。
つい先ほどハルヒが俺の病状を悪化させに来たばかりだ。
古泉、なんでそこで不服そうな顔してんだよ。
「僕にうつせばいいんじゃないですか?」
「・・・お前風邪とか引かさそうだな」
バカだからとかじゃなく、なんとなくそう思った。
「じゃぁ薬でも飲みますか?」
それが一番無難だな。
とにかくこのだるさをどうにかしたい。
「まずは何か食べないと・・・僕のお弁当でも食べますか?」
「・・・・・・いい」
俺の意見は無視されたようで、みかんゼリーの匂いが漂ってきた。
お願いだからしょうもないギャグはやめてくれ。
「ギャグじゃないですよ、ほら、あーん。」
ゼリーののったスプーンを俺の口に近づける。
「あーん、じゃねぇよっ!」
「やれやれ、ちょっと落ち着いてくださいよ」
古泉は困った顔でゼリーを自分の口に放り込んだ。
困ってるのは俺だ。
何なんだお前は、ここに弁当を食べるためにきたのか?
「キョンくん・・・」
自分を呼ぶ声に気づいたときは遅かった。
古泉の唇が俺の口を封じ、間を割って生暖かいゼリーが流れ込んできた。
ただでさえ熱い体がさらに体温を増した気がする。
奴の顔が離れた後、すぐに反論を開始した。
「何なんだテメーは!大体さっきから顔が近いんだ顔がっっ!
いい加減その変態加減をどうにかしろ!」
「あぁ、それは無理ですねぇ」
少し申し訳なさそうな顔でさらりと言いのける。
そんな変態と密室内に二人きりになっている状況は閉鎖空間に匹敵するヤバさだった。
今日もいっぱい小説が投下されてる!乙です。
今回の下校シーン、古泉の本音がこぼれてた・・・
羨ましいって・・・
毎日毎日萌え投下に感激!乙ですw
古泉の中の人が出てる、某乙女ゲーのキャラソンアルバム借りてみたんだけど、歌詞にモエス
古泉の中の人って、練馬大根でホモ役やってたんだな・・・
「嫌だわ署長・・・強引・・・」って歌ってた。
既出だろうけど、かなりのショックだ
>407
ホモやBLに手を出していない男性声優なぞ皆無に等しいこの昨今に何を言ってるのかね
>>400 いつも乙です
軍服キョンめっちゃかわいい
『ぶちょお〜』なコンピ研部員らと同部長に萌えてしまった
部長感情豊かですよね
部長は実は攻なんじゃないかと思ってみる
今週はキョンも古泉も部長もみんな可愛いかった
アニメネタバレだけど
来週もまだ「憂鬱」の続きじゃないんだね。
まあどの話も面白いからいいんだけど、
原作既読の友人から「憂鬱」の続きは
キョンと古泉がいっぱい出るはずと聞いたので早く見たい。
ふたば消えるの早過ぎ・・・
>>418 2つ目の古泉、めっさクマあるみたいに見えた…
キョンと古泉のツーショットはまだまだ残ってるとか
祭りはこれか…ら?ううん、きっとそう
このスレのねーさん方的に、
古泉とキョンはどこまで行ってる仲ですか?
深〜い・・・?それとも、プラトニック?
二人が絡んでいれば、浅かろうが深かろうが、白かろうが黒かろうが構わぬ!
>>423 上に続きハゲド
キョンとハルヒの信頼関係を羨む古泉ハゲモエス
そんなにキョンと相思相愛になりたいのかと。
ちょっと教えて欲しいんですが、キョンと古泉の身長差って
原作に詳しい数値が明記されてましたっけ?
今、小説書いてるんですが手元に原作本が無いんで確かめられなくて。
教えてチャンでゴメソ。
どのキャラも身長は明確にはされてなかったと思うよ。
古泉がキョンより大きいのは確実だと思うけど。
古泉>キョン>ハルヒ=長門>みくる
こんな感じかな
>>427 素早いレスありがとう姉さん!
描きあがったら投稿させて頂きます。
>>428 兄さんの可能性もあるのだがw
ウホッ!
軍服にニヤニヤニヤニヤしまくった
かっちりした服って萌える
>>427 関係ない話だけど、ハルヒ=長門>みくるなんだね
長門が一番小さいもんだとばっかり…
みくるのことはキョンが小柄と表現してたと思う
長門は乳はないけどw背は別に小さくないんじゃないかな
軍服は帽子がめっちゃかわいい
キョン戦艦の乗組員が気になる・・・
あれ、古泉くん戦艦の乗組員って出てたっけ?
432 :
風と木の名無しさん:2006/06/13(火) 12:04:42 ID:xiLQXVs0
ハルヒ=ファンタジーな怪人顔
みくる=にゃんこ
ユキ=ユキ
古泉=へのへのもへじ
じゃなかったっけ
へのへのもへじだったか、サンクス
あれの意味するところは何なんだろう
ハルヒのはSFへの憧れが全面に出ててわかりやすいし
みくるや長門のもなんとなくわかるんだけど
古泉のは・・・実は適当って性格の表れなんだろうか
434 :
風と木の名無しさん:2006/06/13(火) 12:15:11 ID:xiLQXVs0
今確かめてきたらへのへのもへじにすらなってなかった
白い顔に適当に目と鼻書いた感じ
古泉艇の乗組員が全員キョンの顔だったら…と思ったのは自分だけではないはずだ
436 :
風と木の名無しさん:2006/06/13(火) 14:23:54 ID:IqK+CrsR
古泉にとってキョン以外の人間は全部アレっていう妄想もいいな
437 :
426:2006/06/13(火) 15:27:11 ID:HCpTSDXT
完成しました。
427姉さん改め、兄さんかもしれない姉さんにもう一度感謝しつつ投稿させて頂きます。
小説書き込みするの初めてなんで緊張するよママン・・・
古泉一樹は夕日の射す窓辺に立ってこちらを振り返った。
「せめて、今まで通りに・・・というのは僕の都合の良すぎる願望ですか・・・?」
いつもの意味不明な顔面張り付き型の微笑みはそこには無かった。
そんなどこか困ったような、今にも泣き出しそうな表情で見つめるな。
震える声でしゃべるな。
夕日を背負うのも止めろ。お前わざとやってないか。
それは薄幸の美少女にのみ求められるエフェクトであって、健康な男子高校生には許されない。
薄暗い文芸部部室のなか、目に痛い程赤い夕日で古泉の輪郭が滲んで、今にも掻き消えそうだ
とか思ってしまうじゃないか。
俺は病気なのか?
ちなみに少なくとも古泉はどう考えても頭の病気だ。
俺を好きだとか抜かすくらいだから。
しかもキスまで出来るくらいだから。
あまつさえ何故か勢いで押し倒してしまった俺に、とても快感には結びつかないようなセックスを
されてそれでも未だに好きだとか言うくらいだからもう確実に病だ。
だからやっぱり俺も病気だ。
あの時俺は足の間から血を流す古泉を直視できなくて逃げるように家に帰った。
文字通り犯してしまった過ちに(それこそ身近に宇宙人と未来人と超能力者が居ると知ったとき
以上の)人生最大のショックを受け、突如として訪れた(数時間前まで考えた事も無かった)
アイデンティティの危機にどう立ち向かったら良いのか見当もつかず、そのまま片付かない
脳みそを抱えて学校を休む羽目になった。
しかしそのままずるずると健康なのにもかかわらず登校拒否し続け、妹の持って帰った給食の
プリンを食べさせてもらったりしている訳にも行かない。
そして俺は覚悟を決め、三日間自己認識の危機に放り込んでくれた元凶に決然と立ち向か・・・って
いるはずだったんだが、いつのまにか俺はふらふらと引き寄せられるように古泉のそばに来ていて、
古泉は窓枠に腰掛けるようにしていて、いつもは俺よりも数センチ程上にあるこいつの視線が今は
俺より少し下にある。お前やっぱそれ狙ってやってるだろ。
「このことが涼宮さんにばれて、それで僕の存在ごと消えるような事になっても、それでも
構いません。あなたの事が好きなんです。・・・あなたは、もう、僕のことなんか、きもちわるいと、
変態のホモ野郎だと、視界にも入れたくないと、思っているかもしれませんが・・・・・・」
うるさいだまれ。
目に涙をためるのも止めろ。萌える。
お前がきもちわるいなら俺だって気持ち悪い。
お前が変態なら俺も変態だ。
お前がホモ野郎なら俺もホモ野郎なんだ。
三日間布団の中で折って畳んで握りつぶしてぐっちゃぐちゃになって何とか否定しようと
してみたけど、見つけ出したのは結局それだった。
朝比奈さん辺りに捧げたいと思っていた俺の童貞を奪ったのはお前なんだ。責任とれ。
涙のたまった目を見開いてこちらを見上げる古泉を、俺は問答無用で抱きしめた。
「お前が好きだ」
父よ母よ妹よ、ごめんなさい。
4日前の俺にさようなら。
俺はSOS団とか言う部活ですらない正体不明の団体に所属する正体不明の転校生で
正体不明の機関とやらに所属する超能力者で本音は常に不透明で男の趣味も意味不明、
得意技は顔面に張り付いた笑顔と乙女演出な古泉一樹を好きになってしまいました。
おわりです。
普段このスレの皆さんの小説に禿萌えさせて貰うばっかりなので、自分もちょっと恩返し
出来ればと書きました。
少しでも萌えていただければ幸い。
ちなみにこれはキョン古なのですが実はリバ派です。
キョン古も古キョンも萌え!
>>426 大作キナスッタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!
古キョン派ですが萌えまくりました。
乙華麗!
乙女古泉テラモエス
キョン古寄りなリバ好きなので興奮しっぱなしだった(;´Д`)ハァハァ
>>426 神乙です!
うはー!自分もキョン古寄りなリバなので激しく悶えました!
ココの住民は結構リバ可なのかな?
キョン古だけど古キョンもいけると言うのはみた事あるが
逆に古キョンだけどキョン古も可ってのはあまりみない気がするんだが…
特にどちらかが好きってことはないなぁ
一緒にいるだけで萌える
ひいぃぃ誤爆orz
つまんね・・・と思ったらガモウで吹いた
やおいは基本的にリバだな
二人の性格さえブレなければ
体はどうでもいいよ派
>>426 乙です!!悶え泣きしそうになった
キョン古分補給できてヨカタ
>>444 サイトとかだと固定カプの人が多い感じするな
ちなみに自分もどっちもいける派
>>426 乙です!
キョン古分をありがとうございました!また投下して下さると嬉しいです
>>437 キョン古いいなぁ!(*´д`*)GJ!
スンマソ、保健室ネタ被ってもうた…
古キョンエロSS投下おk?
おk
「はぁぁ…」
長い溜息が部室内に響いた。
俺は今、風邪からくる倦怠感に悩まされている。
机に伏してダラけてると、古泉が小さな包みを差し出した。
「辛そうですね。僕の持ってる喉飴で宜しければ、どうぞ」
「ん?お前も風邪か?」
「ええ。最近何かと忙しかったものですから。疲れが溜まってたのかもしれません」
コイツが『忙しい』と言うとロクな事じゃない気がするが…。まぁいい。折角だから貰っておくか。
差し出された飴を受け取り、口の中に放り込む。うん、結構ウマい。
むぐむぐと口の中で飴を転がしてると、古泉が不可解な呟きを洩らした。
「イイですね」
「…?何がだ」
「飴を頬張る貴方も中々素敵だな、と思いまして」
どういう意味だ?大体、俺にそんな言葉を言うのはお門違いだぞ、古泉。
「…イヤミか?」
「照れた姿も可愛いですね。耳が赤いですよ」
「照れとらん。呆れてるんだ。耳が赤いのは風邪の所為だ」
全く、コイツと話してるだけで熱が上がる。
ああ、部室に女性陣が居なくて良かった。特にハルヒにこんなやりとりを見られたらどうなる事か。
面白おかしく囃したてられた挙句、次の映画のネタに使われるかもしれない。
そんな恐ろしい事態はごめん被る。
鬼の居ぬ間に何とやら、早々に退散するべし。
俺は素早く席を立ち、爽やかな笑顔を作ってドアノブに手を掛けた。
「俺、そろそろ帰るわ」
「じゃあ僕も」
チッ。逃走失敗。
古泉はちゃっかり俺の隣位置をキープしてる。不本意ながら一緒に下校する破目になった。
まぁ、たまにはいいか。
…待て俺。何が悲しくて男二人きりで仲良く帰らにゃならんのだ?
妙な考えが浮かぶのは風邪で思考力が鈍ってる所為だ。…多分。
おk
廊下を歩く俺の傍らで古泉がのほほんと呟いた。
「冷えますねぇ」
「そうか?俺は暑いけどな…」
冷える所か少し汗ばんでる位だ。なんだか息苦しい。マズい。風邪が悪化したのか?
古泉は肩でを息をする俺を心配そうに覗き込む。
「顔が真っ赤ですよ。大丈夫ですか?」
やけに顔が近いが、今はそんな事を気にしてる場合ではない。
なんだかクラクラしてきた。景色が、回る…。
「ん…。少し怠いな…」
古泉の手前、多少強がってるが、本当は少しなんてモンじゃなかった。
もし未来から来た青い猫型ロボットが実在するなら、今すぐ便利扉を出して欲しい。
「とりあえず保健室に行きましょう」
「ああ…悪い…」
古泉に支えられた俺は何とか保健室まで辿り着いた。
だが訪問者を処置する筈の養護教諭は居ない。
どうせ職員室辺りでのんびりお茶してるに違いない。チクショウ、給料泥棒なんか大嫌いだ。
古泉は恨み言を吐く俺を手際良くベッドに寝かせると、氷枕を持ってきた。
随分気の利く男だ。コイツ、意外と恋人に尽くすタイプだろうか?
取り留めなく考えてると、古泉がベッドの端に腰掛けた。安物のスプリングが軋む。
人が苦しんでる時に何故か嬉しそうな顔をしている。不謹慎な奴め。
古泉は睨む俺に構わず口を開いた。
「ねぇキョン君。身体が熱いでしょう。どうしてか判りますか?」
いきなり何を言い出すのだ、コイツは。病人の前で意味不明な言動は慎んでくれ。
「そりゃ、風邪の所為だろ…」
ありきたりな俺の答に古泉は低く喉を鳴らして笑った。
「いいえ。貴方のその症状は、僕が渡した飴の所為ですよ。気付きませんでしたか?」
何だって?あの飴に毒でも仕込んだってのか?
しかし、仮に俺をどうこうした所でコイツに何のメリットが有るんだろうか。
嫌がらせか?それとも、機関絡みの新種の薬物実験か?後者なら確実に犯罪だぞ、古泉。
古泉は呆然と固まる俺に焦れたのか、軽く眉根を寄せた。
行儀良く結ばれたネクタイを乱暴に外し、俺の体に覆い被さってくる。
「!?…何のつもりだ…?」
流石に危機感を覚えて身構える。古泉は警戒する俺を無表情で見下ろしていた。
なまじ整った顔立ちなだけに、表情を失くした美貌は氷のように冷たく感じられた。
「まだ解らないんですか?それとも、解らないフリをしてるだけ?まぁ…どちらでも構いませんけどね」
突然強引に口付けられ、ねっとりと口腔を貪られた。
俺は古泉の体を押し返そうと必死で藻掻いたが、奴の体はビクともしない。
肌をなぞられ、痺れるような感覚が全身を駆け巡る。思わず声を上擦らせた。
「うッ…。あぁぁ…!」
アツい。体が燃える。熱くて気が狂いそうだ。
ー媚薬。
気付いた時には手遅れだった。抗えば抗う程カラダが熱く猛っていく。
「あぁ、ようやく効き目が現れましたね…。可愛いですよ、キョン君」
身悶える俺をうっとりと見下ろした古泉は、ネクタイで俺の手をベッドの支柱に縛りつけた。
抵抗しようと体を捩ったが、濃厚なキスで遮られる。唇の端から唾液が零れてシーツに染みを作った。
ヤバイ。腰にキてる…。そう自覚した直後、古泉の白い手が腰に触れた。
制服の上から膨らんだ股間を執拗に撫でられ、甘ったるい声が洩れる。
「あぁぁッ…!!やめ…ッ」
「やめて良いんですか?今やめてもツライだけなのに…」
伸し掛かられ、耳を舐められた。体が跳ねる。
カラダ中が感覚器になったように、何処を弄られても感じてしまう。
「こいずみ…な、んで…」
悲しみや憤りではなく生理的な涙が込み上がってきた。
古泉は目尻を濡らす俺を潤んだ眼差しで見下ろしている。
「何故…?欲しいから奪う、それだけの事です」
吐息混じりの濡れた囁きと共に、硬くなった雄を何度も擦り付けてきた。
好きだから欲しい?古泉が、俺を?何故?
その疑問は快感に掻き消された。
そこかしこに降るキスが疼く身体を容赦なく追い詰めていく。昂ぶりを抑えられない。
俺の脚の間に体を滑り込ませた古泉は腰のチャックを咥え、下着から俺自身を取り出した。
露出した雄は淫らに先走りの蜜を垂らしている。
「…いい眺めですね…」
愉悦に満ちた視線に犯され、羞恥に身を捩る。隠そうにも両腕は拘束されて動かない。
足を閉じようとしたが、腿に手を掛けられて強引に割り裂かれた。
古泉は先走りで濡れる俺自身に白く細長い指を絡み付かせ、ゆるやかに扱いた。
「やめッ…!」
「やめませんよ。これから楽しくなるんですから。ホラ、貴方だって欲しがってるじゃありませんか」
扱かれた俺は天を向いて濡れそぼり、しっかりと自己主張していた。恥ずかしさのあまり死にたくなる。
「お前が…!こんな事するから!」
「そう。貴方は何も悪くない。僕が壊れただけです…」
古泉の表情が苦痛に歪んでいた。
その悲哀に満ちた眼を見た瞬間、抗う気力が薄れてしまった。
こんなに酷い目に遭わされてるのに。
古泉が屹立した俺の雄を口に含む。狭い口腔がねっとりと絡み付き、その熱さで狂わされる。
噛み締める唇の隙間から喘ぎが洩れる。早く、イかせて欲しい。
「古泉…こいずみ…、もうッ…!」
「………」
掌と口の両方で責められ、無意識に腰が揺れた。
ぎちゅぎちゅと濡れた音と、貪欲にねだるはしたない淫声が響く。
尖端を強く吸われ昇り詰めた。古泉は俺が放った液を躊躇いなく飲み干し、舌なめずりしている。
「…ごちそうさまでした…」
銀の糸が俺と古泉の唇を繋ぐ。その卑猥な光景に眩暈がした。
やさしく頬を撫でる古泉の手が涙に霞む。
快楽を与えられ、このまま狂わされていくのだろうか。背徳感に身体が震えた。
ギリギリの所で保っている自我が脆くも崩れ去ろうとしていた。
古泉は額に軽くキスをすると、俺の雄から滴る精液を蕾に塗り込めた。
「あ、ぁッ…!」
ゆっくりと指が回し挿れられ、肉襞を掻き回した。柔らかく解れると徐々に指の数が増えていく。
「そろそろ…いいですか…?」
いつの間に準備したのか硬く猛った己を取り出し、俺の蕾に擦り付ける。
「…ッ!やめ…」
そんなに大きな楔で貫かれたらどうなってしまうのだろう。
怯える俺の肌にキスを繰り返し、大丈夫だと宥めすかす。
小さく頷いて、瞼を閉じた。
「…ッ…!ぅ…ぁあッ…!!」
慣らされていたお陰で思ったより痛みは少なかった。
けれど、指とは比べものにならない圧迫感に息が詰まる。徐々に侵入する熱い楔により深い場所を穿たれる。
「あ…ぅッ!!く…ッ…」
強い快感に意識が遠のいた。
「…ッ…狭いな…」
古泉の端正な顔が苦痛に歪む。汗ばんだ額に髪が張り付いていた。
この男を咥え込んでいるのかと思うと興奮して身体に力が入った。
「こ、いず…み…」
「名前で読んで下さい…。そしたら、ご褒美をあげますから」
乞われて、羞恥もプライドも捨て、震える声で哀願した。
「い、つ…き…」
途端に、カラダの中の古泉が一層硬く大きくなった。
激しく穿たれ、擦り切れそうな意識の中で古泉の背中に必死で縋りついた。
「ぁぁああッ!!」
達した弾みで力が入り、肉壁で締めつけると古泉が低い呻きを漏らした。
「……ッ…!」
蕾の最奥に熱い滾りが注がれる。
荒い吐息を繰り返し、快楽の余韻をやり過ごす。
俺はしばらく放心状態で古泉の重みを受け止めていた。
古泉は虚ろな視線を彷徨わせる俺を強く抱き締め、耳元で甘く囁いた。
「好きです」
順番逆だろ、と突っ込む気力は既に無かった。
俺は古泉に身を任せて、されるがままにしていた。
古泉は俺の頸を舐めたり甘噛みしたりしてる。
鼻先をくすぐる古泉の匂いに酔いしれる。髪が肩に掛かって、くすぐったい。
何やってるんだろう、俺。男に抱かれるなんて。しかもそれを心地良いと思うなんて。
古泉に揺さぶられて、頭のネジが2・3本くらい外れたんだろうか。
淫らな行為と真摯な眼差しのギャップが大きすぎて混乱する。
コイツの何処までが真実で、何処までが嘘なのか判らない。
だけど、俺を求める古泉の眼を見た瞬間に思ったのだ。
もし本気で拒んだら、古泉は俺の前から姿を消すのではないかと。
そして、二度と会えない処へ行ってしまう気がした。
それだけは嫌だった。
古泉の居ない部室を想像して、そこでぽつんと座ってる自分を想像して、喪失感に打ちのめされた、なんて。
認めたくないが、紛れも無い事実だった。
快楽に流されてしまえば、抵抗しない理由になると思った。
もしかしたら、古泉より俺の方がずっと腹黒いのかもしれない。
荒い呼吸を繰り返す古泉の頬に手を当てる。偽りの仮面を外した熱を帯びた素顔が有る。
抱き続けた猜疑心は、交わりの熱で溶け出していた。
何が本当で嘘なのかなんて、考える意味など無いのだろう。
全てが嘘でも構わない。お前の素顔ががケダモノでも、悪魔でも。
お前を繋ぎ留めておけるなら、カラダだって魂だって捧げてやる。
それが俺の希みなのだから。
「…責任とれよ」
俺がくぐもった声で呟くと、古泉はこの上なく幸せそうに微笑んだ。
以上でつ。
無駄に長くてスマソ…(ノД`)
ちなみに情報統合思念体のヒューマノイドインターフェイスが隠れていまつ
ヲチかよwwwwwww
>>426 GJ!!
古泉は気付いていても気にせず続けそう。
>463 GJ!!まさにネ申
「ウホッ」「イイオトコ」[ヤラナイカ]最近俺の耳によく聞こえる謎の声だ。果たして声なのか音なのかすら皆目検討がつかない。
一瞬ハルヒが変な生き物を捕らえたのかと思ったが、ハルヒなら真っ先に言うだろうし、すぐに顔に表れる。
長門は、と言うといつも通り本を読んでいる。全く代わり映えのしない奴だ。
朝比奈さんは、、、、この天使がそんなことを言う訳は無いし、想像出来ない。言っては欲しいが。
そんなこんなで夕方となり、長門の本を閉める音と共に自然と解散の流れとなる。
帰り道、誰かの視線を感じるが、気の性だろう。男の俺が襲われる訳が無い。
それに俺にはそっち受けのするようなフェロモンは出ていない筈だ。
そんなことを思いながら坂道を下っているうちに部室に忘れ物をしていたことに気づいた。
くそっ、ほとんど降りてしまった。急いで部室に戻ると明かりが着いていた。
ハルヒか?朝比奈さんか?それとも長門か?
部屋を空けるとそこには
エロきなすった!!
はげしく萌えた
狭いな、にさりげなく古泉の素が出てる感じがしてニヤニヤした
470 :
469:2006/06/13(火) 22:48:36 ID:z1vimhTE
あ
>>463へのレスです。投下中に割り込んだみたいでごめん!
続き楽しみに待ってます
471 :
465:2006/06/13(火) 23:25:01 ID:Ri4dRhZA
>>472 低い…w
でも普通に上手いな。二人とも。
>>472 キョンおっさんじゃないか…!
アハーン?に萌えた。今は反省している。
キョン・・・顔に似合ってないよ声がwww
ハルヒはぴったりだね
低い声のキョンに結構萌えた俺ガイルw
日系人が若く見られるのは
見た目だけのせいじゃなかったんだなぁって思った。
468の続きが気になる…
wktkしながら気長に待ちます!
480 :
風と木の名無しさん:2006/06/14(水) 07:39:03 ID:Jq2I120H
十分萌えられるぞ俺はww
482 :
468:2006/06/14(水) 18:41:52 ID:POZL9Z8o
オチ考えてなかったwスマソ。バイトから帰ってきたら投下するw
あのヒキでオチ無かったのかw
r'⌒ヽ ,r'⌒,゙;
i.,;" ヽ..\ /..,r' ';i
i.,; ヽ \ / ,r' .;i
i.,; `、ヽ, --─ ──- ,r'_,r' . .,,, ...i
i.,; '"_,..-''"´ `` ー-"' .i
i ,;,.-'" `ヽ.i
/ ヽ
ノ / / l.l { ィ | l } l l ',
ー=-イ / / i ', .∧ l ! ! ハ ハ ,' ! l ヽ、_
{ i l l l ト、 l l | ', ハ / .l / l / / j ,ゝ´
l l l l ハ | ヽ! ヾ ヽ./ |:/ |' _j/l / /./
} .ハ ,l ヽ |ヘlニ;--,.._ ' ` 、',.-;‐;二__ l / /./
ノ'" l.ヘ. ト、! '弋赱!~ , ' 'T心!_ イ j l′
|rヘ lヽ ´ ` l / ノ
ヽヘ l i l /'´
`l | ',、j | j /
jハ. ヘ ヽ! /! /ヽ
!ヘ ハ、 ,__,...、 /|/` ‐ヽ
i!ヘl\ ゝ-‐ニ‐-' ,. イ从'
, ィ' ヽ \ / ノ ヽ、
/ / `ヽ ヽ- '´ r' ', ヽ
/ l /iーヘ rニ' ヘ l ゙ヽ
>>463なんだが
言葉足らずでスマソ。文字内に隠れてるって書くつもりだった(´・ω・`)
でもヲチの方が面白いからいいやwww
以下チラ裏
(古キョンフュージョン中@保健室)
長門があらわれた!!
長門はおやゆびをたててじゅもんをとなえた!
「…ユニーク」
キョンに1000のダメージ!キョンはひんしになった!
古泉にはきかなかった!!
調子に乗りすぎた…半年ROMってくる('A`)ノシ
>>485 萌えワロタww
長門のパソコンには二人の画像フォルダg
ワロタw
今週はコンピ研部長が可愛くて可愛くてたまらんかったw
「勝負だ勝負だ!勝負するんだよう!」って、だだっこかよw
部屋を空けるとそこには・・・・誰も居なかった。
なんだ、電気の消し忘れか。思わず溜息が漏れた。
・・・いかん。だが俺も一介の高校生だ。そういうシチュを心の何処かで期待するのは自然な事だ。
そんな自己分析をしながら部屋を見渡すと、ほこりを被ったチェス盤が置いてあった。
今はもう誰にも使われていない。あいつが居なくなってから。
「今度の閉鎖空間はずいぶん大きいようですね。あなたが涼宮さんにあんなことを言ったからですよ。」
古泉はそう言って席を立つと出かけていった。そして、帰ってこなかった。
局面は今でも覚えている。俺の圧勝だ。古泉にはナイトとキングの2人しか残って居なかった。
俺はおもむろに駒を並べていた。
・・・・いない。どこを探してもあのナイトがいない。今はキングが一人だけ。
古泉。俺は思わず呟いていた。長門は閉鎖空間の消滅と共に古泉の存在も消えた、と言っていた。
そして、本人の伝言により記憶の情報操作を行う。とも言った。
長門は俺にだけ情報操作を行わなかった。ハルヒも朝比奈さんも古泉を知らないのに俺だけが知っている。
古泉、お前はそれでいいのか。機関の捨て駒として扱われ、存在すらも忘れられて。
ナイトは最後までキングの側に居るもんだろ。
俺は古泉の存在の重さを噛み締める事しか出来なかった。
・・・・続く?行間の間は自分の想像力で補完してくれw
ちょちょちょ
ネ申 降 臨 !!
続く事を祈っとく。
>489
100万回泣いた・・・!。゜(゚´Д`゚)゜。
>489
涙が゜。(ノД`)。゜
493 :
465:2006/06/15(木) 03:07:34 ID:eOlP68UM
古泉、なんてこった。
>>489 寝起きに読んで枕濡らしちまった。
古泉。・゚・(ノД`)・゚・。
ちょっ!古泉!
続くことを願うよ。
こいずみー(つД`)゚・。
うわあああうそだうそだこいずみ_| ̄|○
古泉このスレにおいてネタにされまくりと思ってたけど実はかなり愛されてたんだなあ
古泉一樹の帰還禿しくキボン(TДT)
こういう悲恋もの好きだ
このまま終わってもいいな
可哀想なキョンを放ってはおけない…
11話の作画、なんか丸っこくて幼い感じで可愛いな。
糸目のキョンとテンションタカスなコンピ研の部長が可愛くて萌えた。
503 :
古キョン1:2006/06/15(木) 22:04:01 ID:XeL4Avce
2ちゃんで文を書きこむのは初めてなのでどれくらいの分量がちょうどいいのか
ワカンネス
数々のコスプレ衣装と本の山と少々旧型になったもののいまだ
真新しいと言ってもよいパソコンと、さらにはハルヒが持ち込んだ
謎の物体で異次元の古道具屋みたいになっているSOS団の部室で、
いつものように俺は古泉とオセロをしていた。
なにか買いたいものがあるとかで残念なことに朝比奈さんはお
らず、ハルヒはどうでもいいなにかの理由でまだ姿を見せていな
い。さらには本当に珍しいことに長戸もいなかった。
なんだか部室はしんとしていて、互いの息遣いさえ聞こえてき
そうで、規則正しいリズムでパチリパチリとオセロの石が板を叩
く音だけが響いていた。
504 :
古キョン2:2006/06/15(木) 22:05:26 ID:XeL4Avce
たっぷりと時間を置いて、実に様になる手つきで、古泉は致命的にどうしようも
ないところに黒を置いた。
ちらりと表情を伺うと、嫌になるほど整ったニヤケハンサム面に微かな憂いを浮
かべている。真剣な顔をした古泉君も素敵ねっとクラスの女どもなら言うだろうか。
まあ俺は朝比奈さんがこいつを褒めるのでなければどうでもいい。
湯気を立てるステーキ(フォークとナイフつき)くらいにお膳立てされた、最後
の角に俺の白石を置く。立て横斜めの黒ををまんべんなくひっくりかえすと、古泉
が外人のように肩を竦めるジェスチャーをした。
「あぁ…、見事にひっくり返されてしまいました」
「もうお前が置けるところもないな」
それから数回俺が黒を白にひっくり返して勝負がついた。ジュースを賭けておけ
ばよかったと思うほどの圧勝だった。
505 :
古キョン3:2006/06/15(木) 22:06:30 ID:XeL4Avce
ここまでこてんぱんにやられると、再勝負を望む気力もなくなるらしい。おとな
しく僅かな白を、賽の河原の小石のように積み上げる古泉に釣られて、俺も手慰み
に黒石でピサの斜塔を作ってみる。
「もうひと勝負するか? 今度はジュース賭けて」
微妙に肩を落としているような相手が珍しくて、俺のほうから水を向けてみる。
「そうですねえ、じゃあ今度はチェスでどうでしょう」
「お前俺が一番慣れてないので…」
「君が賭けようなんて言い出すからですよ」
お、鴨にされてる自覚があるのか。というか、賭けても負けなきゃいいじゃないか。
「君に奢るのが嫌だと言うわけではないんですけどね。僕につきあってもらうお礼
みたいなものだと思えば」
白黒が互い違いになった石をまとめてケースにしまう長い指がまた絵になった。
マジシャンのようにもったいぶった手つきで蓋を閉める。
「なんだよ。結局やるのか? やらないのか?」
「やりましょう。君が勝ったらジュースを奢りますが、僕が勝ったら」
にっこりと、男の俺でさえ魅力を感じる笑顔で古泉は微笑んだ。
「キョン君に僕の言うことをひとつ、なんでも聞いてもらうと言うのではどうでしょう?」
506 :
古キョン4:2006/06/15(木) 22:11:09 ID:XeL4Avce
こいつが俺に望むようなことってなんだろう。
うんともすんとも答えずにいるうちに、古泉は勝手にチェス盤を机の上に置いて
しまった。
閉鎖空間、つまりハルヒ関係で最近なにかこいつが困るようなことがあったのだ
ろうか。数度しか訪れたことのない、一度訪れたら十分過ぎるあの異様な空間を思
い出す。
あんなところで、赤い光る玉になってあの巨人と戦っているのかと思うと、この
にやけた、完璧を絵に描いたような男も、あそこではさすがに笑ったりしないんだ
ろうなと思うと、少し居心地の悪さを感じる。だから考えるのを止めた。
「なんでもってなんだよ」
「簡単なことですよ」
「お前が思う簡単なことってのがわからないから微妙だな。金ならないぞ」
「そういう、金銭面で君に負担のかかることを僕が望むと思いますか?」
「待ち合わせで俺が遅くなった時は遠慮なく奢らせるじゃないか」
そうは言いながらたしかに、あんなでかい車に乗ってクルーザーやなんやらを好
きに出来る『機関』の一員ならば、フランス料理屋でフルコースを奢らされるよう
な羽目にはならないだろう。こいつ自身の家庭環境のことは知らないが。
「たまったストレスを俺を殴って解消させてくれ、とかいうのもごめんだ。暴力反対」
「ストレス、たまってるように見えますか?」
にこやかな笑顔に反射で眉をしかめる。たしかに、ストレスをためているのは俺
のほうだ。おもにハルヒのやらかすあれやこれやで。
「……労働……とかか?」
「いやいや、一瞬ですよ。ほんの1秒か、2秒」
瞬くような時間であることがかえって怪しい。
507 :
古キョン5:2006/06/15(木) 22:13:51 ID:XeL4Avce
痛くなくて、奢りとかそういうことでもなくて、
灰色の閉鎖空間
小鳥のように軽い、
……瞬間の、体温
掠めるようにして消える
「…キョン君?」
我に返ると古泉の顔がものすごく近かった。
まつげの数さえ数えられそうなほどの距離に反射でのけぞる。のけぞって、俺は
そのまま椅子ごと後ろに、
「キョン君!」
60度くらい傾いたところで古泉に腕を引かれて、なんとか床に転がる事態は避
けられた。
ものすごく心臓が脈打っているのが解る。恐らく顔も赤くなっているだろう。
「あ、危なかったですね。痛くはなかったですか。驚かせてすみません」
「あ、ああ、 サンキュ」
赤面するのもドキドキするのも、びっくりしたせいだと思いたい。
挙動不審であるのは十分承知の上で、俯く俺の肩をポンと叩いて、古泉は支度の
出来たチェス盤を挟んで座った。
「やめましょうか?」
長い足を組んで首を傾げる。大人びたポーズは、なんだかびくつく子どもを宥め
るようだ。
俺の側に並べられた白のポーンを掴んで、ガンガンと音高く2歩進めた。
だいたい、負けなきゃいいんだこんなの。
508 :
古キョン6:2006/06/15(木) 22:15:59 ID:XeL4Avce
ゲームが進んでいけば、やっぱりチェスでも古泉は弱く、あんなに賭けの内容を
考えたことが馬鹿らしく思えるほどだった。
「お前なあ…、俺がルール覚えて何回目だと思ってるんだ」
黒のビショップを盤上から取りあげて転がす。
「……君、どこかで練習してません?」
してねぇよ。チェスをたしなむようなハイソな家族も級友もいねぇよ。ついでに
オセロもトランプも将棋も囲碁も、お前とやるのが何年ぶりかってくらいに久しぶ
りだったよ。
「負けた時の言い訳か? それは」
なぜか妙に嬉しそうな古泉のヘボ手の鼻先を叩くようにポーンを取る。
「つかさ、お前こんなに弱くて楽しいか? ゲームしてて」
俺だったら絶対ふてて止めるね。
「楽しいですよ」
その語調が奇妙に強くて、俺は古泉の顔を見た。目が合う。もしかしたら古泉は
ずっと俺を見ていたのかもしれなかった。強い眼差しはすぐに、完璧に作られた微
笑にまぎれて消える。
たわいない話を続けながら、なぜかその言葉が残る。
戦うということを、考える。負けても終わりじゃないゲームでの勝負を望むのは、
だからなのかもしれない。
あの灰色の空間で戦うと言うこと。
またなにか顔の赤くなりそうなことを考え出しそうだった。
「チェックメイト」
ふいに響いた古泉の声に、心臓が跳ねた。
509 :
古キョン7:2006/06/15(木) 22:19:53 ID:XeL4Avce
「チェックメイト、ですね。あと3手で詰みだ。キョン君の」
オセロでもなんでも、置く場所がなくなって完全に勝負がつくまで続ける古泉が、
途中で降参を宣言する。指先が黒のキングを弾いて、ころりと転がった。俺のポーン
に当たって止まる。
「残念です」
欠片も残念だと思ってなさそうな爽やかな声と表情で古泉は言った。
「結局、俺にしてほしいことってなんだったんだよ」
潔く財布を持って立ちあがる背中に、正直気になってしょうがなかったことを尋ねる。
いけ好かない微笑みはそのままで、古泉はゆっくりと俺に歩み寄った。椅子に座った
ままの俺に合わせるように、腰を屈めるようにする。
笑っているのに、なんだか気圧されるようで、俺は動けなかった。
動けなくて、古泉が俺に手を差し伸べるのを見ていた。その手が、少しひやりと
した指が、俺の左の頬に触れても、動けずにいた。
手のひらは俺の頬を完全に覆って、その感触を確かめるかのように軽く押してきた。
長い指は耳の後ろ、リンパのあたりまで届いて、俺は歯の噛み合わせを意識する。
耳の裏で脈打つリンパの流れを、早くなりそうな鼓動を意識した。顔が近い。息も届く。
510 :
古キョン8:2006/06/15(木) 22:22:03 ID:XeL4Avce
「汚れが」
すうっと線を引くように低い温度を残して、古泉は手を引いた。ぱんぱんと手の
ひらをはたいている。
「ついてました。さっき転んだ時ですね」
「……ああ、悪いな」
「ジュースはファンタでいいですか」
「ああ」
目を合わせずに古泉は部室を出ていった。感触の残る頬に、古泉がしたように自分
で触れてみる。顔をすくいあげるような触り方だった。危うく目を閉じるところだった。
というか、ものすごく顔が熱い。
なんとか奴が戻る前にこれをどうにか平常に戻さなければと、焦る俺をあざ笑う
かのように、予想より早過ぎる間で、けたたましくドアが開いた。
「なによキョンひとり? なってないわねー! なんか最近たるんでない? ここ
はひとつ百人一首大会に参加するってのはどうかしらねっ。みくるちゃんには晴れ
着よ晴れ着っていうか何赤くなってんのよアンタはー!」
なんでこの時期に百人一首大会なんだとかちゃんと部室に来てる俺に遅刻してき
たお前が何を言うかとか朝比奈さんの晴れ着はいいとかそんないつものドタバタで
時間は過ぎて、俺がそれを思い出したのは 家に帰って飯を食って風呂に入って着
替えて寝る寸前だった。
俺は転んでない。
511 :
503:2006/06/15(木) 22:25:04 ID:XeL4Avce
無駄に長くて接吻のひとつもしねえ古キョンですいませ…。
これくらいだったらゆきたんのいる前でやってても違和感なかったかもな。
うはwww
寝る寸前に転んでないこと思い出すキョン可愛い・・ww
乙です!!
文章の雰囲気が好みで!ネ申!!
やっぱキョンは可愛い・・・
ピサの斜塔つくるキョンに萌えたwwww
GJです!!
>>503 古泉が逆転するのか?と思わせつつしっかり古泉の
ボードゲーム弱すぎな設定が活かされててすごく面白かった!
寸止め感が良いね。テラモエス
516 :
キョン古 1:2006/06/16(金) 00:53:14 ID:uRm1Imtf
退くほど濃い古泉君の愛情。
438-440の続き、というか古泉視点の話です。
いつもはゲームで負け戦ばかりしている僕だが、ここぞと言う時の勝負には負けたことが一度もない。
今回だってもとから勝算はあったのだ。
僕はそもそも容姿に少なからず自信がある。
今までも女性はもちろん同姓からも「嫉妬の」とは呼べない種類の視線を向けられる事は何度と無くあった。
その粘度を持つ性質の視線を向けられたとき、僕が感じるのは何とも言えない嫌悪と戸惑い、
わずらわしさばかりだったのに。
彼は違った。
彼はとてもそっけない人だった。
何に対しても基本的に無関心のポーズをとり、それは彼がそっけなく接しない人物を探す方が難しい
と言うほどで(朝比奈さんくらいだろうか)僕に対しても例外ではなく、むしろ一際そっけないのでは
ないかと感じられるほどだった。
それでも時折彼が勝手に吸い寄せられたとでも言うかのように僕を見ている事があるのに気づいた時、
僕が感じたのは嫌悪でも戸惑いでも無く、歓喜だった。
そしてその視線には今まで不特定多数の人々から受けたそれと同じように、無意識に僕にむける
性的な関心が含まれているのだということに気付いた時、絶対に無意識のままではいさせない。
必ず自覚して、認識して、受け入れさせてやると決意していた。
517 :
キョン古 2:2006/06/16(金) 00:54:25 ID:uRm1Imtf
彼の前ではそれが標準装備になりつつある笑顔をわざと一瞬やめてみたり文芸部部室に顔を出す
ときには(つまり彼の前に出るときには)いつもより見た目に気を使ってみたり上目使いに見上げて
みたり。夏の日焼け対策までするようになった。
彼はそのうち面白いくらい過剰に反応してくれるようになり、時には真っ赤になって顔をそらすこと
さえあるほどだった。(反応が過敏すぎて顔が近いなどと怒られる事もしばしばあったが、
要するに照れ隠しだろう)
何しろ、彼はかなり面食いだ。
自分の容姿にここまで感謝した事は無かった。
戦局は俄然我方の有利にある。
僕はそう確信していた。
あとはもうチャンスを待つのみ。
意外にもそれは案外あっさり訪れた。
涼宮さんが開店したばかりのケーキ店に食べに行くと宣言して朝比奈さんと長門さんを連行して行ったのだ。
男二人も随行を命じられたのだが、ファンシーな店内にひしめいているであろう女性の団体の中で
手持ち無沙汰に居場所をなくす事が簡単に想像できたので丁重に辞退させていただいたのだ。
そうして文芸部部室に残っているのは彼と彼にオセロの負け戦を挑んでいる僕だけとなり、いわゆる
「二人きり」が完成したわけだ。
ゲームの勝利は彼に譲るが、この勝負にだけは負けられない。
僕は緊張に乾く唇を軽く舐めてゆっくりと口を開いた。
「あなたにひとつ言わなければならないことがあるんです」
518 :
キョン古 3:2006/06/16(金) 00:55:15 ID:uRm1Imtf
彼はちら、と視線だけこちらに向けた後に盤上に白を置いた。僕の置いた黒が一気に6つ裏返されて、
盤上を占める白の割合はいまや7割以上だ。
「お前が超能力者って話ならもう聞いたぞ。それともまた涼宮がらみで何かあるのか?」
「いいえ、涼宮さんはこの件には関係ありません。ボクの個人的な事についてお話ししておきたいんです。」
彼は盤上から顔を上げ、少し驚いた顔をしてこちらを見た。
「なんだ、お前が自分のこと話すなんて珍しいな」
「ええ…」
ひとつ深呼吸する。
「あなたがすきです」
「は…?」
「あなたが好きです。愛してるんですよ」
「なんだ?どういうことだ?愛ってなんだ?」
そんな哲学的な話をしているのではない。
「また孤島の時みたいな機関がらみのどっきりなのか?勘弁してくれ」
519 :
キョン古 4:2006/06/16(金) 00:56:14 ID:uRm1Imtf
予想はしていたがあまりの話の通じなさにイライラしてきた。僕は席を立ち、座ったままの彼の
そばまで歩み寄った。
「機関も関係ありません。僕の個人的な話だといったでしょう。あなたが好きなんです。嘘じゃない。
毎日あなたの事ばかり考えてる。いつ閉鎖空間が発生して神人との戦闘で死ぬかも知れない。
そのままあなたに二度と会えないのかも知れない。今日が最後で明日はないのかも知れない。
あなたが欲しいんです。あなたにも僕を欲しがってほしい。僕にとってこれ以外にない、
これ以上も無い。これが唯一の愛の形なんです。愛してるんです。愛なんですよ、これは。」
僕は呆然としたままの彼にしがみつくようにして抱きつきキスをした。
あれ。
ゆっくりと唇を離しまぶたを開けて伺ってみると、彼は怒りと表現して良い表情をしていた。
しまった。急ぎすぎたのだろうか。絶望に全身が冷える。重い石を胸の中に無理矢理詰め込まれた
ような心地だった。
絶対に拒否されたくない。
欲しいものも失うものも彼以外に居ない。ここで彼に否定されるくらいなら死んだほうがましだ。
突然すごい勢いで引き倒されて思い切り床に後頭部を打ちつけた。
ばらばらと音を立ててオセロの石が周囲に散らばる。
せっかくあなたの圧勝だったのに。
ぐらぐらしてやたら痛む頭で状況を受け入れた。
ああ、良かった。
これで良い。
引き裂くような勢いで僕の制服のボタンを外し胸に顔をうずめて来る彼の頭を心から安堵して抱きしめた。
520 :
キョン古 5:2006/06/16(金) 00:57:08 ID:uRm1Imtf
そりゃあもうショックを受けもしたのだろうが、彼は僕でもあきれることにそれから3日で現状を
受け入れてしまった。
いま、僕は昼休みの誰もいない屋上で床に直接座り込んだ彼の足の間に腰掛けるようにして
お昼ご飯を食べている。
座っている彼の足の間にむりやり割り込んだとき、やめろとか人を椅子代わりにするなとか言われたが、
本気で嫌なら僕をおいて別の場所に座れば良いだけの話だし、そもそも二人きりになれる所になんて
来ないだろう。要は照れ隠しだ。もっとも、あーんといって卵焼きを差し出したときには本気で
嫌がられたが。正しく恋人らしいお昼休みの過ごし方といえる。
考えてみれば宇宙人や未来人や超能力者や神とさえ呼べるクラスメイトの存在を許容した人格の
持ち主なのだ、彼は。結構図太い神経の持ち主なのかもしれない。
一ヶ月は覚悟してたんですけどね。
もちろん絶対に立ち直ってくれなくては困るし、現実を拒否されても困るし、無かった事にするなど
絶対にさせないというつもりで僕が挑んだのだが。
後は涼宮さんにだけはばれない様にすれば良い。
大丈夫だ。絶対に悟らせない。
この関係を破壊することだけはできない。
手放す事なんて出来ない。
彼を愛しているのだ。
古泉の本来の性格がわかったら無かった事に!
ネタの一部が微妙にほかの方の小説と被ってしまっていてびびりました。
なんだか申し訳ない・・・
キョンは鈍感で古泉に対する感情は萎え萎え萎え萎えたまに萌え。
古泉はアホほどキョンが大好きで変態。素で恥ずかしい奴でどう頑張って誉めても
「キモかわいい」
そんなかんじのふたりがだいすきです。
522 :
465:2006/06/16(金) 01:01:39 ID:ZhwSNRf6
なんだか読んでいてハラハラさせられたよ。
また名前付きで書き込んでしまった・・・。
>521
>古泉に対する感情は萎え萎え萎え萎えたまに萌え。
ああ、それそれ、それなんだよ。
こういうのがすごくいい。
素敵な萌えをありがとう。GJ!
自分どちらかというと古キョンなんだけどすごく萌えた。
二人の微妙な関係モエス。
めずらしい古泉視点も良かった!乙です!
なにこの神々の集い。
古キョンもキョン古も激しく萌えました!!!(*´Д`)
神様ありがとうー!!!
527 :
489:2006/06/16(金) 01:27:29 ID:/Lr7OYye
脇役谷口の目撃
俺の名前は谷口。キョンのダチだ。
最近キョンの野郎がもてている。間違いない。俺自身この目で見たからな。
忘れ物取りに行った時は長門と抱き合ってたし、真夜中テスト失敬しようとしたら涼宮にポニーテール萌えとか言ってるのも聞いたし、
しまいにはあのにやけた野郎と。えーと誰だっけ。まぁいいか。そんな事もあったっけ。あれは少し引いたな。
国木田に言ってみてもキョンはそんな事しないよ。なんて言いやがる。しかし国木田ってよくみるといい身体してるよな。
まぁ、つまり俺のいいたい事はキョンは何故モテるのか。って事だ。
あいつの何処からそんなにフェロモンが出ているのか今度確かめてみようと思う。
谷口ネタ。無理OLZ
谷口イイヨイイヨー
ナニをどうしてフェロモンの出処を確かめるつもりだ谷口。
最近の2話で嵌った。
よくわかんないけど凄くキョンが可愛いv
もし宜しければもう流れてしまった
「ハレ晴れユカイ(古泉キョン萌えバージョン)」
をもう一度お願いしたいのですが。
嵌るのが遅すぎていろいろなものがもうみれない orz
以前何度も作者自身がうpしていたが
「厨を呼ぶからクレクレ厨に餌をやるな」と某所で叩かれて以来
なりを潜めてるから、ようつべにでも上がるのを気長に待ってれ
そこの虹裏でもちょくちょくキョン古泉スレが立ってるからそこでキャプを拾うとよろし
532 :
前スレ752:2006/06/16(金) 03:00:03 ID:J8Yo6YM6
お待たせしたようなキョン×古泉の続きを投下します。
前回のに感想をくださった方、小ネタに気付いてくださった方々有難うございます。
今回のも無駄に長く、ぬるいですが挿入しているので苦手な方はご注意下さい。
三度俺が口付けようと顔を寄せると、古泉が手でストップをかけてきた。
「あなたに、お願いがあるのですが」
「何だ」
俺が不満気に返事を返すと、
古泉は俺よりも熱い視線を返してきて、目元は潤んでいる。が、妙に嬉しそうだ。
これだけだと、下手したら女性よりも、壮絶な色気を醸し出しているのだが、
如何せんその表情は、人を見透かすような笑顔だ。忌々しい。
それにお願いときたもんだ。こういっては何だが、
この状況でのお願いというものは、ロクなことがないと俺の勘が告げているね。
「僕のことを、苗字ではなく、名前で呼んでくださいませんか」
ほら来た。誰がそんなこっ恥ずかしいこと出来るか。
俺が苦々しい表情でそう呟くと、
古泉は肩で息をしながら、少しひょいとすくめるという器用なことをして、
「別に、恥ずかしいことではないですよ……キョン君」
何でお前が俺の名前を呼ぶんだ。しかもあだ名かよ。
「ああ、もっと言って欲しかったですか? キョン君、キョン君――――」
「うるさい。あだ名で呼ぶな、耳元で囁くな、連呼するな、…………一樹」
これ以上こいつを喋らせると、更に厄介なことになりそうなので、
いや、あだ名をその無駄に低くエロイ声で連呼されたのが決してむず痒かったからではないとも言えんが、
とにかく黙らせるために、そして行為を続行させるために、俺は古泉を立たせて、後ろ向きで壁際に押し付けた。
いわゆる立ちバックの体制だ。ちなみにヤツのご所望の通り名前を呼んだのは、ただの気まぐれ、もとい逆襲だ。
自分からお願いしたくせに、俺が素直に名前で呼んだことに相当驚いたらしく、
古泉は動きが停止していた。何だ、そりゃ。
だが、これはチャンスだ。俺は古泉を壁に押し付けたまま、自分でベルトを外し、
ジッパーを下ろして俺のいきり勃った愚息を引っ張り出した。
そのまま、無防備な古泉の後ろに擦り付ける。既に先端からは先走りが出て、ぬるぬるしていた。
ビクっと古泉の体が震えたのが感じられたが、さて俺はどうしようかと考えていた。
さすがにこのままじゃ入らないし、きついだろ。何か滑りをよくするものはこの部室にあったのかと思案していると、
「ぼ、くの、上着のポケ……ふぁっ……、日焼けど……く……」
喘ぎに紛れて途切れ途切れに言葉をなしてないが、古泉の言いたいことは分かった。
というかこいつは俺の表情を見てないのに、また考えを見透かした。本当に別の超能力を見に付けたのではあるまいな。
俺は頭の中でぼやきつつ、左手の人差し指とを中指を古泉の口に咥えさせ、
右手で上着のポケットをまさぐり、蓋を指を使って無理矢理こじ開け、そのまま手に付け塗りたくる。
「んぐっ……んんっ――――」
「そのまま指を舐め続けろ」
いきなりの行動に少々きつかったのか、くぐもった声をあげ、
少し目の端に涙を零しつつ、俺の言った通りに古泉は指をいやらしく舐める。
まるで甘い飴をもらったかのように、ぺろぺろと舐めたり、いちいちツボらしき所を刺激してくると俺の背筋がゾクリとした。
ちゅる……ぺろ……ぐしゅ……と溢れ出てくる唾液と共に卑猥な音が口から洩れ、俺の耳にも届いてきた。そそるね。
「ふっ……はむっ……あふぅ……じゅる……」
いつになく従順に指を舐め続ける古泉を見詰めながら、片方の手でこれから俺を迎え入れるソコを指でほぐしていく。
「んあっ! あっ……はっ……」
古泉は突然快感が襲ってきたのか、舐め続けていた俺の指を口から離し、悶える。
既に視点が定まっていない。足も小刻みに震え、支えてやらないと、今すぐにでも崩れ落ちるだろう。
俺はじゅぽっと唾液にまみれた指を引き抜くと、てらてらとわずかな光に反射している。
まるで自分のものではないようだ。と、自分の手を見て思う。
そのまま手をさげ、さっき弄んだ胸の突起をいじったり、体をまさぐってると、
俺の挙動に一々反応を返す古泉を見て、さすがに俺もヤバくなってきた。
「くっ、……そろそろ、挿れるぞ」
「いい、ですよ……」
待ち望んでいたその言葉を聞いた俺はぐっと腰に力を込め、古泉のソコを一気に貫く。
「ひぐっ!」
「うっ……」
結構濡れていたはずだが、それでも若干痛そうに呻き声をあげ、
古泉の目の端からは更に涙が零れている。
俺も入れた瞬間、一気にくる射精感を堪えるためにそれどころではない。
そろそろと落ち着いてきて、俺は一つ深呼吸し、古泉に尋ねる。
「おい、大丈夫か」
「うっ、だ……大丈夫ですよ……どうぞ、動いてください」
俺はそれを合図に、ゆっくりと動き出す。
古泉のはギチギチと締まっていて、出し入れする度にギュっと俺のを締め付けてくる。
荒い息をあげながら、チラリと古泉の表情を伺うと、なんとまた笑顔である。
それを見た途端、俺は突然その表情を歪ませたい衝動に駆られ、更に激しく貫いていく。
「うぁ……あっ、……激し……キョ……」
「……だから、あだ名で……はっ……」
喘ぎながら、薄く開いた口の端から涎を垂らし、古泉の顔からは微笑が消え、
苦しそうに目を瞑り、俺に合わせて腰を動かす。
その表情はとてつもなくエロイ。今までで一番エロイのではなかろうか。
じゅぷじゅぽと、俺達の動きに合わせて結合部からは何とも形容しがたい卑らしい水音が絶えず響いている。
俺の頭の中が段々と真っ白になっていき、境界線やら何が何やら分からなくなってくる。
だから、俺は気持ち良過ぎて、思わず無意識に口走ってしまった。
「くっ、……イ……イツ、キ、……俺、もう――――!」
俺の喉から搾り出すような声に、古泉は瞳を見開き、快楽にまみれた表情で応える。
「あはっ、……い、いいですよ……僕の中で、んっ……イって……」
「うっ、くっ……!」
ドクッ、ドクッと大きく脈動しながら、俺は古泉の中に大量の白濁をぶちこんだ。
中に入りきらないモノが、ツーと古泉の足をつたって、床に滲みこんでいく。
俺がイッたことに感じたのか、間を置かず再度古泉もまたイき、そのまま床に崩れ落ちた。
情事の後、ハァハァと二人して荒い息を付きながら、快感の余韻に酔いしれる。
どう考えてもやり過ぎた。そんなに俺はがっついてたのかね。
俺がそう心でぼやき腰に手をやりつつ、古泉の様子を見ると、こちらに嬉しそうな柔和な笑顔をニコニコと向けてくる。
「最後、名前で呼んでくださいましたね」
「……さあな」
「意地っ張りですね……。まあ、そんな所が可愛いのですが」
俺がぼかして返事をすると、ふふっと笑いつつ、汗で額に張り付いた前髪を指で除けながら、古泉は囁く。
おい、普通、そのセリフを言うのは俺じゃないのか。
だが、俺は余程のことがない限り、こいつに可愛いなんて言うつもりはないぞ。言ったら調子に乗るに決まってる。
俺が心の中でそう呟いていると、古泉はあの人を見透かすような笑顔で、
「僕は、いつでも期待して待ってますよ」
と、ほざきやがった。全く、俺が惚れたこの超能力者はどこまでも油断がならないぜ。
俺はそう心に刻み付け、未だ床にへたりこんでいる古泉に当初から疑問に思っていたことを尋ねた。
「なあ、なんでお前、俺の心を読んだんだ」
正確には俺の心を読んだような行動を取ったかだが。
俺が口にした言葉を聞いて、キョトンとしたような表情を浮かべた古泉だが、
徐々に顔面には柔らかな微笑が拡がっていく。一瞬、コイツを殴りたくなったのは言うまでもない。
「はて、何のことでしょう」
「とぼけるな」
「簡単な事ですよ」
俺の突っ込みで、いつもの調子に戻ったらしい古泉は人差し指を立てながら、嬉々として解説役に回る。
「まず、あなたは部室に入るとすぐに、僕に気付かれないように、鞄で隠しながら鍵を閉められましたね」
バレバレでしたが、と苦笑しながら、古泉は続ける。くそう、バレてたのか。
「部室には僕一人だけということは、あなたの後に涼宮さん達が来る可能性もあるはずなのですが、
あなたは、僕にそのことを尋ねられる前に、鍵を閉められた。
つまり、あなたは涼宮さん達が今日は部室に来ないということを、ここに来る前に知っていらしたということになります」
その通りだ。俺は普段なら鍵を閉めない。それに俺が部室へ行こうとする道中、
上ろうとした階段をものすごい勢いで半分涙目の朝比奈さんと相変わらずの表情の長門を引っ張りながら駆け下り、
『今日の活動は中止よ! 』と、叫びながら声を掛ける間もなく、嵐のように去っていくハルヒに会った。
俺が押し黙っていると、古泉は少し目を細めながら、
「それに、あなたは優しいお方ですから、先程何か逡巡されるように一瞬動きが止まった時、すぐに分かりました。
あなたが、僕を気遣ってくれている、とね」
相変わらず勘のいい奴だ。何となくそっぽを向きながら、ある言葉に俺は少しだけ反応する。
「俺は優しくないぞ」
「そんなことはないですよ。でも、優しくしてくださらなくてもいいですよ」
「何だって?」
今何だかとんでもない発言を耳にした気がする。俺がぐるりと古泉の方を凝視すると、
上半身を肌蹴たまま、いつもとは違うどことなく憂いを帯びた笑顔を見せた古泉が、
ゆっくりと、俺の肩に頭を乗せて寄り掛かって来た。
「古泉?」
肩に重みを感じながら、珍しく口を閉ざしたままの古泉を不審に思い、俺は声を掛ける。
俺の声に肩をぴくりと反応させ、古泉は唇だけ俺の耳元に寄せて呟いた。
「あなたになら、何をされても構わない」
そう発した古泉の声は俺が今まで聞いたどれとも違い、低くそして重かった。
俺が驚き、我に返って顔が近いとか頭重いぞとかその他諸々の文句を言おうとする前に古泉は顔を上げて、
「まあ、やっぱり痛いのは勘弁ですけどね」
あはは、と打って変わって朗らかに笑う。さっきの無駄に重苦しい雰囲気はどこにいった。
俺の驚きを返せと言いたいね。言う代わりに、俺は目の前にいる微笑野郎をぎゅっと抱き締める。
「おっと」
少しだけ驚いたらしい。これで驚き分は返したぜ。
それでも、俺は古泉を無言で抱き締め続ける。そのまま、関節技を決められるぐらいきつく抱き締める。
「ちょ、ちょっと、キョン君」
どさくさに紛れて、古泉はまたあだ名で呼んできた。だから、呼ぶなって言っているだろうが。
でも、俺はあまり気にしないことにする。何故なら俺はそれどころではないからだ。
更に抱き締め続ける俺に痛いですよ言いながら、全く痛くなさそうな古泉の爽やか笑顔より、
俺は満面の笑顔に違いない。
そう今の俺の心境、つまり『嬉しい』ってことさ。
以上です。
副題「古泉一樹の本音」
書いてる内に二人は付き合ってる前提になってしまった。orz
自分はキョン古泉も古泉もキョンもどっちも好きです。では
待ちわびてた続編キタ----(゚∀゚)----!!
キョンかっこいいよキョン
二人の会話がリアルで好きだ
神ありがとう!GJGJGJ!
待ってました!
GJすぎる(*´д`*)ハァハァハァハァ
ネ申
グレィトジョブ!!
初めてリアルタイム遭遇しました!!
キョン男前だよハアハア
よかったです!
きゅんときました!
>>531さん ヒントありがとうございます!
ぐぐってやっとようつべがわかりました。
ほかのも頑張って探します!
すみませんでした!
神々乙。
あと保管庫の管理人さんもいつも乙。
まだ1スレ半なのに小説がすごい一杯でニヤニヤしてしまう。
エロパロ板より投下率高いのではw
キョン古が大好きなんだよ…
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァうっ
古キョンスキーだったけどここ最近投下されたキョン古SSに
萌えまくって、どちらもスキーになったw
神様、萌えをありがとう!
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/ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト.、_
./ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::|:::::::::゙''ー、
|........ :;:::::::::::/.:::::::::/:::::::::::::/:::::::::/::::::::::::|::::i:::::::.. ::|
.l::/:::::::::l::::/........./.... /............../........./........ ハ:::::|:::::: :|
l::i::::::::::::|:::|:::::::/.:::::/:::::::::::::::/.:::::::/::::::::/::::/ .|i ...| 、: .|
./::l::::::::::::::l::|:::::/.::::/::::::::::::::;/..::::;/ /::::::::/,::::/ i.l:::::|:::::|::::|
/,:'|:::i:::::::/i|:::::l:::::/:::::::::::;≠‐-:Z._ /.:::://:::/ ,!::|:::::|:::::|:: l
ノ |::l::::/.斤l::::|::;イ:::::::/_.|/ -、`メ::/ /::/-''7::::|::::|:::::|ヘ:l
|::ト::ヽ,弋l:::|/:|::::;イ 攵;:cリ ̄`// /,ィ-ァ/:::::|::::|:::::| |:!
.i:| l:::l.:\,l::::::|::/:|  ̄ /'゙ー゙イ;':::::::l|:::l|::::| ヾ
l|.ノ::|::::l:::|i::::|/:::| /、 /:::::::/.|::l.|:: l
,ィ''〈 |::::j:::l !:::::::::| ヽ./:::::::/ jノ.l::/
/,.;:;:;:;//jメ ヽ:::::| -‐.T:::::/ j/
/{,.;.;.;.;.;.;゙ヽ, \.ヽ;::ト、 `ー-- -‐ ,:イ l::::/ 好きですよ、キョン君
/,.;:;:;l,.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ, \N. ` 、 ー /|/ .|::/
;:;:;:;:;:;:;:l,.;.;.;.;.;.;.;.;.;.ヽ. ヾ、 /、゙ ー ' |/
:;:;:;:;:;:;:;:;l,.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:ヽ、 \__. ヽ、::,\
;.;.;.;.;.;.;.;.;.l:;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:;:;:;\ /-、{;:;:;:,.ヽ、
初めて古泉のまともなAAを見た
>552
ktkr! ikms
by.sakushi shita hito
>551
古泉みたいなキャラだとガチキャラにしやすくていいね
てゆうか私も古泉×キョン派なのだが何故か浮かぶSSは
キョン×古泉ばかりだ。これも古泉の変態っぷりに(以下機関により規制
>>552 ああっ。字書きは参加OKっすか?
絵茶は見るだけでも好きなのですが。
YOU、字もらくがきもROMもどんちゃんでいいじゃない
>>551 d
でもいまだにふたばのレスの仕組みがよく分からんw
「そういうわけだから二人とも頼んだわよ!あ、重い物は全部キョンに持たせていいからね古泉君」
地球の迷惑という迷惑を結晶にした結果誕生したのではないかと本気で思えてしまうような人格を持つ
真夏の熱帯低気圧女ハルヒの話によると、近所の知り合いが引っ越すことになり、
いらなくなった雑貨や何やらをSOS団にただでくれる事になったため、
俺と古泉で取りに行けという事だった。
お前の知り合いから色々いただくわけだからお前が行けばいいだろう、
そんな俺のごく常識的な抗議活動はもちろん徒労に終わり、半ば追い出されるようにして部室を後にした。
こんな暴挙は日常的に行われているので慣れていたが、今回はどうしても行きたくなかった。
いや、行きたくなかったのではなく、こいつと二人きりにはなりたくなかった。
そう、あの日から俺たちは一言だって話していないのだ。
「好きです」
そう告白されたのが五日前。
返事はいつでもいいです、ただ気持ちを伝えたかっただけですから、
そう言って古泉は部室を出て行った。
あの日以来、俺は奴に何かしらの返事をするどころか、
挨拶さえ交わさずに避け続けていた。無論今日もだ。
ハルヒの知り合いの家に行くまでの道中はお互い始終無言、
受け取った荷物を分担するときに「これは僕が持ちますからこっちをお願いします」
みたいな事を話しかけられた時に「あぁ」だか「おぅ」だか返事をしたような気がするが大体は無言、
そして今、プチハイキングコースともいえる学校まで続く坂道を荷物を持って上っている最中だが、
相変わらずどちらも無言で、俺は気まずさに窒息しそうになっていた。
坂を半分ほど上った頃、この重苦しい沈黙を突然破ったのは古泉の方だった。
すみません、と独り言のように呟いてからこう続けた。
「あなたを困らせるつもりはなかったんです。…あの時の事は忘れてしまって結構ですから」
これ以上嫌われたらさすがに辛いですしね、そう言った古泉の笑顔は引きつっており、
無理に取り繕っているのが如実に見て取れた。
「ちがっ……困ってなんか…」
無意識に口をついて出たのは否定、だった。自分でも理解できないこの込み上げる気持ちは何だろう。
情けないほどに狼狽した声で精一杯否定する。そう、違うんだ、あれは寧ろ―
「……嬉しかったんだよ、ただ、」
やっと分かった。認めるのが怖かった。悔しかった。
真っ当で平凡な人生設計をしていた俺がまさか同性を、
しかも大分「普通」の枠から外れているこんな変な奴を好きになるなんて。
夕日のせいにしては異様に赤い顔を見られないように顔を背けたまま立ち尽くしている
俺の視界ぎりぎりに映っている古泉は、あっけにとられたような表情で俺を見ているようだった。
直後、視界から古泉の姿が消え、何事かと驚いてそちらに目をやると
どうしたことか、古泉はその場に座り込んでうな垂れていた。
「安心したら、気が抜けてしまいまして」
情けないですね、そう言って俺を見上げた顔には先ほどまでの悲しそうな笑みは消えていて、
それを見た俺は俺の中の何かが温かいもので満たされていくのを感じた。
俺は両手で持っていた荷物を無理やり片手に持ち替えて、
ほら帰るぞ、さっさと立てよ、そう言って古泉に手を差し伸べた。
元々高めの俺の体温はこの状況下で体温計を振り切るのではないかというほど高くなっていたのだが、
繋いだ古泉の手は俺のそれ以上に熱くて、俺はついに気が狂ったのだろうか、
こんな変態相手にあぁ愛しいな、なんて思ってしまった。
「このまま繋いで帰りませんか?」
「お前って心底キモイのな…………………………………少しの間だけな」
そう答えた後、気付かれないように視線だけ動かして
古泉を見上げた瞬間心臓が跳ね上がるのを感じ、慌てて目を逸らした。
前を向いていると思っていたそいつはしっかりと俺を見ていて、
しかも浮かべているのはいつもの見慣れた、貼り付けたようなあの笑顔ではなく、俺の知らない極上の笑顔だった。
やられた、と思った。俺は自分が思っている以上にこいつの事が好きらしい。
その事に死にたくなるような恥ずかしさと漠然とした不快感を覚えた俺は
くっつくんじゃないかと思うほど眉を寄せて坂をずんずん上っていった。
隣には誰がどう見ても超上機嫌な笑顔の古泉。しっかりと手は握ったまま。
夕日に照らし出された影にふと視線を落とすと、俺の不機嫌な表情は真っ黒に塗りつぶされており、
そこにはただ手を繋いで幸せそうに歩いている間延びした二人の姿があるだけだった。
以上です。ほのぼの目指したつもりですが…
もっとキモかわいい古泉が書けるようになりたい。
>560
禿萌えました・・・!GJ!
うわー、ほのぼのイイ!
特に最後の2行の情景の描写が好きだー。
古泉一樹の喪失より。
涼宮さんが鬼の形相で部屋を出て行った。厄介な事になりそうですね。
「・・・キョン君・・・・少し、言い過ぎたんじゃないんですかね。この様子だと閉鎖空間が発生しそうですよ。」
「あいつにはあのくらい言ってやらないとだめなんだ。・・・それに気持ち悪い呼び方は寄せ。」
不機嫌そうに言うと彼は窓の外を眺めていた。彼は涼宮さんの事をよく理解している。きっと彼女の事を考えているのだろう。
僕は彼にとって何なのだろう。軽い嫉妬が心に広がる。彼を見るのに耐えられなくなり、僕はチェス盤を取り出した。
「閉鎖空間が発生したらどうせ僕たち機関の出番ですからね。それまでチェスでも指していましょう。」
・・・・相変わらずキョン君は可愛い。悩む姿はさらにいい。孤島合宿であなたが悩む姿は本当に良かった。
思わず目的を逸脱してしまう所でしたよ。いつか僕にもこの仮面を脱ぎ捨てる日が来る。その時には
・・・っと、困りましたね・・・・完全な負けじゃないですか。ナイトとクイーン、キングの3枚しか残っていないとは。
このままではクイーンも取られてしまう。クイーンを守りに行くべきか、キングの保身を第一にすべきか。
これではあなたの困った顔が見れないじゃないですか。困った顔。ああ・・・・・
「・・ィズミ・・・コイズミ・・・古泉、電話鳴ってるぞ。」しまった。仲間からの連絡を放置してしまった。
「はい、古泉です・・・えっ・・・はい、わかりました・・・・ええ、必ず。」
・・・今回の閉鎖空間はかってなく強力なようです。・・・ついに役目を果す時が来たようですね。
「では、行って来ますね。戻ってきたらまた続きを指しましょう」そう言って席を立つと長門さんがこちらを見ていた。
彼女はわかっているに違いない。「お願いします」「・・・わかった」
そっとささやくと僕は部室をあとにした。彼女になら任せられる。僕は役目を果すだけだ。
彼は僕を覚えていてくれるだろうか。だがそんな事は関係ない。
僕が守るべきは女王でなくキング。そう、キング。たとえこの身を滅ぼしても。
今回は古泉が喪失するまでを古泉視点で書いてみますた・・・・・もうだめぽ
>564
100万回泣いた・・・!!!!!!!
>>564 GJっ!!
切なくもなりつつ萌えてしまいましたっ!!!!
続き楽しみにしてます!!
>>564 GJ!!
古泉の淡々とした文が更に切ない・・・!
絵チャ室の人数の多さにユーターンしたチキンの心が癒されました
アニメ11話をふまえて、古泉×キョン小説を投下。
―――うらやましくなったものですから。
奴は、あのときそう言った。
俺と涼宮の見えざる信頼関係がうらやましいと。
俺はそのとき何と返事をしただろう。何も答えなかった気がする。
そしてぼんやりと、もしかしたら古泉は涼宮のことが好きなのかもしれないと考えた。
普段からあれほどまでに涼宮を『神』として崇めているような奴だ。
いや、実際に涼宮は奴らにとっては『神』なのかもしれないが、俺にとってはあいつはただのクラスメイト。
と、同時にあらゆる意味で放っておけない相手でもある。
ああ、そうか。古泉は涼宮が好きなのか。
そう考えると何ともいえない感覚―――正体の掴めない妙な不快感が胸にせり上がる。
不明瞭でいて、不可解な感情。そうだ、これは感情なのだ。
今までに経験したことのないような、ふとすると心ごと飲み込まれてしまいそうな未知の感情だった。
「―――キョン君」
名前を呼ばれ、顔を上げると、古泉がお決まりの笑みを湛えてこっちを見ていた。
その貼り付けたような笑みを、いつからか直視できなくなっていた。
吐き気がするのだ。指先から脳天にかけて、ズキズキと何かが傷む。
「キョン君の番ですよ」
俺たちはたった今オセロをしているところだった。
今まではオセロなんて妹と時折遊ぶ程度にしかしたことがなかっが、古泉と出会ってからは三日に一度ほどの割合でするようになった。
謀られた奇跡なのかそれとも偶然なのか、今のところ一度も負けたことはない。
「考え事ですか」
「別に」
黒が多かった盤上の石のほとんどを白に変えてから、俺はようやっと顔を上げた。
目が合うと、冗談めかして古泉が尋ねてくる。
「最近少し冷たいんじゃありませんか」
俺は出かかった言葉を寸でのところで飲み込んだ。
―――気のせいじゃない。俺はお前が気に食わない。はっきりいってお前と顔を突き合わせていると不愉快だ。
これ以上、同じ空気も吸っていたくない。
俺は醜い台詞を吐き出すかわりに、朝比奈さんが淹れてくれた茶を啜った。
いつもと変わりなく、彼女が淹れてくれる茶は美味い。
口に含んだ全てを飲み干すと、荒みきった俺の心に染み渡っていくようだった。
「おや、形勢逆転ですね。このままでは負けてしまいそうだ」
気に食わない。取り澄ましたその顔も言動も何もかも。
「やはり強いですね、キョン君は」
「…お前が弱すぎるんだ」
「そんなことはありません。キョン君が強いんですよ」
俺は、あのときなぜ古泉があんなことを言ったのかを尋ねてみたかった。
一体、何がうらやましいのかと。
涼宮と仲がいい俺がうらやましいのか。
そんなふうに笑っているその下、お前の中は俺への憎しみで溢れているのか。
「ああ、そういえば涼宮さんが遅いですね。どうかしたんでしょうか」
何気なく思いついたかのように口に出した古泉が大げさに肩を竦めた。
「こう言っては何ですが、涼宮さんがいないと静かですね」
今日はなぜか長門もいない。いつもならば俺の斜め後ろの席で分厚いハードカバーの本を読みふけっているはずだが。
それと同様、ついさっき少し用があるからと部室を出て行った朝比奈さんもいないこの状況では、確かにこの狭い部屋は静か過ぎた。
俺の心に波紋を浮かべさせるには充分な静けさだったといえよう。
「…涼宮もじきに来るだろ。またどっかで何かやらかしてるに違いない」
いや、正しく言えば『やらかそうとしている』だろうか。古泉は「そうですね」と笑った。
「なあ、古泉よ」
気のせいか先ほどよりも和らいだ雰囲気に、俺はすっかり油断していた。
盤上の石を引っくり返しながら、思わず呟いてしまっていた。
はじめての二人だけという環境に、俺もどこかおかしくなっていたのかもしれない。
「お前、涼宮のことが好きなのか」
「なぜそう思うんです?」
「なんとなくだ」
「あなたはなんとなくでそういったことを口にするような人ではないと思っていましたが」
俺は苛々と右足を揺すり、伏せていた顔を勢いよく上げた。
「人を見た目で判断するな。俺だって下世話な話題くらい持ち出すさ」
「下世話?あなたにとって人の色恋は下世話な話題なんですか」
「いちいち揚げ足を取るな、鬱陶しい」
「揚げ足を取っているわけではありません。私も単純に気になるんですよ。あなたがなぜ突然そんなことを言い出したのか」
「…そりゃ」
俺はそこでいったん黙った。喉が酷く渇いていた。しかし掴んだ湯飲みは空だった。
「気になるからさ」
「何がです。どうしてあなたが私のことを気にするんですか。あなたは、涼宮さんのことが好きなんですか」
その瞬間、目の前で黄色いリボンが鮮やかに翻った。
甲高い声、勝気な笑顔、傍若無人な態度。その全てが日常となりつつある今。
俺は古泉の問いかけに肯定することも否定することもできなかった。
いや、せずとも古泉はおそらく俺の答えを知っている。俺の中の矛盾した感情に。
「どうなんです。キョン君」
古泉は相変わらず笑っていた。穏やかに静かに微笑んでいた。背筋が冷たくなる。
「私は以前言いました。あなたと涼宮さんの関係がうらやましいと。その気持は今でも変わりません。相変わらず、うらやましい」
古泉は膝の上に乗せていた手を伸ばし、盤上のオセロを掴んだ。ジャラリと耳に優しい音がする。
そして盤上は混乱へと陥った。ほとんど白だった石が、あっという間に黒に変わる。
古泉はゆっくりと、どこか散漫な動作で立ち上がった。
―――形勢は逆転する。
「キョン君。本当に、あなたの心の中にいるのは誰なんです?」
俺は全てを悟った。
この男は、決して逃げ場を与えてくれないだろう。何よりも古泉の目がそう物語っている。
「あなたが何を勘違いしているのかわかりませんが、私がうらやましいのは涼宮さんですよ。あなたと信頼を築き上げた彼女が、私にはうらやましくて仕方がない」
古泉はいつのまにか俺のそばにまで来ていた。優雅に微笑み、俺の両肩に手を置く。
古泉が触れてきた瞬間、俺の胸の中のどす黒い感情はまるで煙のように消え失せてしまった。
ブレザー越しにあてられた掌が酷く熱く感じられる。
「…勝手に一人で苛立っているようですが、そろそろ私にも限界というものがありましてね」
古泉の冷めた目が俺を射抜く。
「最後にもう一度問いますよ。あなたがそんなに苛立っている原因は?そして、あなたが本当に好きな相手は?」
視線をやると、盤上の石は全て黒になっていた。
今日、はじめて俺は負けた。
574 :
569:2006/06/17(土) 01:08:53 ID:SzV6srkB
意味不明ですみません。自分でも結局何が書きたかったのか…。
575 :
503:2006/06/17(土) 01:21:20 ID:p6ycbpL2
わあテラモエス・・・!!!
すごい理想の古キョンだ!ありがとうございます
興奮のあまり番号残したまま書き込んでしまった。服着て出なおしてきます…orz
イイヨイイヨー
追い詰められるキョン萌え!
授業が終わったチャイムと同時に立ち上がった迷惑女は、さも当然のように
「行くわよキョン」のひと声を残して大股で歩き出した。リノリウムの床を踏
み割らんとするばかりの足音は、擬音にすればガッツガッツだ。
別に追いかけるつもりはないが、ハルヒと朝比奈さんといてもいなくても分
からないくらいの存在感の長門と古泉を一緒にしていたら70%くらいの確率
でろくなことにならないのはいままでの経験則で分かり切っていた。
だからと言ってそれに俺が混じったから事態が好転するわけじゃないことも、
皆まで言うな分かり切っている。
それでも毎日毎日登校するのと同じくらいの勤勉さで元文芸部室に通うのは、
アレだ。朝比奈さんのドジっ子メイド姿とお茶だ。それだけだ。
慰めと諦めの混じる薄笑いを浮かべた国木田谷口と挨拶を交わして数メートル
の距離を保ったままやる気なく歩く。習い性のように腹の底からっぽい溜息が漏
れた。
部室棟へ向かう渡り廊下をガツガツと歩くハルヒが突然立ち止まったので何事か
と思ったら視線の先にはあの生徒会長様がいた。
生徒会室にでも行く途中なのだろうか。実に眼鏡がよく似合う、インテリ然とし
た顔に薄笑いを浮かべてこちらを見下ろしている。制服がオーダーメイドのスーツ
のように長身に映える。古泉とは別の意味で、実に男としてのコンプレックスを揺
さぶる姿だった。
「なによアンタまだあたしのSOS団にいちゃもんつける気? ていうか負けを認め
て潔く引いたんだから今日は同好会承認の書類に判子押して持って来てるんでしょう
ね当然よねっ」
立て板に水のハルヒに一瞥を投げて、何を言うでもなく会長は歩き出した。予想
に反してあっさりと俺とハルヒの横を通りすぎる。
「何よ逃げんの逃げてもあたしが去る者を追わないタイプだと思ったら大間違いよ
背中に飛び蹴りくらいはくらわしてやるんだからちょっとキョン離しなさいよーっ」
挑発だ。わざわざ廊下で待ち伏せておいてハルヒを意味なく挑発するなんて何考
えてるんだこの人。
それとも何も考えていないのか、古泉からハルヒの話をちゃんと聞いていないのか。
ハルヒを羽交い締めにした俺と、暴れるハルヒの頭ごしに視線が合った。なにか
意味ありげに片頬が上がる。笑って見せたのかもしれない。
なんとなく、古泉がするアイコンタクトを彷彿とさせる。
初めて会った時に会長がハルヒをバカ女と呼んだ時にはかすかな憤慨を覚えたよ
うな気がするが、今俺の隣で高速あっかんべーをしている女はまったくバカ女以外
のなにものにも見えなかった。すごいバカ女だ。
582 :
風と木の名無しさん:2006/06/17(土) 09:06:31 ID:/9vaDBFM
原作の雪山症候群でニセキョンが古泉に何をしたのか…
ハルヒの言葉でだいだい想像つくが、うまく言語化できない…orz
神の方お願いします
保管庫に絵チャのがうpされてる!
絵チャに参加できないチキンなのでありがたい。
ありがとう神!
ありかとう管理人さま!
なんか読みたいという奇特な姐さんがいたので舞い戻ってきました。
姐さんありがとう。やさしさに感謝してもしきれないよ。
『ちょ、やめろって。なんでおまえがこんなことをするんだ?』
『先輩がそんなにも可愛い顔をして僕を煽るからですよ・・・ねぇ、先輩?』
『ああ・・・やめろってば、おれはおとこだぞ』
『分かっていますよ先輩。僕よりも大きくて、逞しくて、
大好きで、愛しくて、壊したいくらい大好きな、先輩』
俺は無言で台本・・・もとい呪いの漫画を閉じた。
もう耐えられない。俺のテンションは滝水の如く急降下していた。
ジョン・スミスの憂鬱
俺・・・先輩。背が高くて筋肉は無駄なく付いていて、頭はいまいちよくない。
古泉・・・後輩。常に敬語で喋り、細くて華奢。頭がいい。
年関係はともかく・・・なんとなくシンクロしているのは俺の気のせいだろうか。
ザアザアと雨が降り続く梅雨の部室で、陰鬱な空気を纏わり付かせながら、
俺と古泉は本の台詞を読まされていた。勿論、ハルヒの差し金である。
やる気がなく、淡々としか読めない俺とは対極に、古泉はノリノリと言っていい程に
台詞に感情を込めて演じようとする。何がどうしてそんなに楽しいのか
甚だ理解できないが、「まぁ、うん、古泉だから」の一言で片付けることにする。
「キョン!もっとちゃんとやりなさいよ!コレは団長命令よ!」
「まぁまぁ、涼宮さん。キョン君もまだ準備ができていないのです。
少し猶予をさしあげてみたら良いのでは?」
のほほんと古泉が言い出した台詞は、俺にとってありがたい救いの手であり、
逆に俺の逃げ道を完膚なきままに粉砕する破壊の手でもあった。
提出までは猶予があっても、絶対に完成させないといけない宿題のようなものだ。
強制イベントをリセットする方法があるのならば今すぐそれを俺に教えて欲しい。
そんなことができるヤツがいるのなら、俺は喜んでノーベル賞だろうが何だろうが
ありとあらゆる賞をくれてやれる気がする。
「キョン君にはまず、僕に慣れてもらいます」
そう言うと古泉は、俺に利き手ではない手を差し出すように指示を出した。
俺はいやな予感を感じつつ、おずおずと手を古泉の眼前に差し出す。
この後何が起こるのかを考えると憂鬱になる。俺にはあの呪われた本を熟読する
勇気などひとかけらもなく、最初の数ページだけでギブアップを宣告した。
自分がこれを模倣しなければいけないと思えば思うほど、
なかなかに手は進んでくれないものである。
ふと意識を別の方向にやっていた間に、俺はちいさな金属音を聞いた。
手を見やると、俺の手首には手錠が。片方は古泉の手首に繋がっている。
俺は愕然とした目で古泉を見ると、説明をするようにという意思を込めた目を向けた。
「これから授業中以外は僕の側に居てもらいます。
一緒に居ることに違和感を感じなくなるように訓練しなければ、
キョン君はいつまでたっても棒読みのまま。涼宮さんを満足させられないままで、
僕たちは自分の意思と関係なく同性愛者に改変されてしまいます」
「・・・手錠をかけることに意味はあるのか?
それ以前にどうやってこんな物騒なものを手に入れたんだ」
古泉は一瞬固まり、やがてゆっくりと俺に笑顔を向けると、口を開いた。
「・・・ふふふ、それは禁則事項ですよ、キョン君」
はじめてこの小綺麗な面をしばき倒したいと本気で思った。
授業があるので俺は手錠をはずすよう古泉に促した。しかし、すぐにははずれずに、
少し渋るようにしながら、なかなかはずしたがらない古泉を睨みつけた。
古泉は、最後にはやれやれといったような顔をして鍵をポケットから取り出して、
鍵穴に差し込んだ。カチリ、小さい音が開放の合図を鳴らす。
「キョン君」
小さく呟かれた声に振り返ると、そこには古泉の整った顔。
古泉はふわりと、風のように口付けると、いつもよりも優しく微笑った。
「また、あとで」
俺はそのとき、古泉が何をしたのかを瞬時に理解することは出来なかった。
気付いたときにはもう古泉の姿は廊下になく、人気のない廊下で
静かに鳴るチャイムの音を遠くに聞いていた。
雨はすこしずつ勢いを殺し、段々と優しく降り始めた。
亀速だけど、続きが読みたいと言ってくれる声があるならちゃんと書いていくよ。
荒らし以外の住人がイラネっていうなら、速やかに去るから言っておくれ。
そりゃあ読みたいにきまっとろう!
読みたいっす。お願いします。
ところで、雪山症候群の古キョン書いてみた。
これから投下する。
部屋に独りになると、僕はベッドに仰向けになった。
誰が何の意図を持って僕たちをこの屋敷に閉じ込めたのか、どうやったら我々が
ここから出られるのかは、まだわからない。だがこんなときはまず、疲れを取るのが
先だろう。疲れた状態であれこれ考えても、いい結果などでるわけがない。
目を閉じると、睡魔が押し寄せてくる。心地いい眠りへと落ちていこうとしたその瞬間。
不意に、ベッドの横に人の気配がした。
はっとして、私は身を起こす。よく知っている人が、そこに立っていた。
「――あなたでしたか。どうしたんです? 休まないのですか?」
そもそも、よく物音ひとつ立てずにベッドの横に立てましたね。
僕のそんな些細な疑問は、彼の明るい笑みの前にはかなく消え去った。
「よ、古泉……実は、話があるんだが」
「なんですか? さっきの長門さんの続きですか?」
彼は首を横に振る。
「いや、そんなことではなくて……」
それから身をかがめてきて、僕の上にのしかかってきた。
予想外の行動に、情けないことだが僕の体は固まってしまう。
「今日、ずっと誰かと一緒だっただろ?」
僕のTシャツのすそをまくりあげると、体に手を這わせてきた。
え? キョン君、あなたはそんな趣味があったんですか? 意外ですよ、いつも
朝比奈さんを熱い目で見たり、長門さんを気遣ったり、涼宮さんとふざけあって
喜んでると思ってたんですけどね。
「――なんで、抵抗しないんだ?」
僕の問いに答えずに、彼はそんな疑問を口にした。
「抵抗して欲しいですか?」
「普通、男に迫られたら抵抗するだろ」
「おあいにくさまですね。僕は、こうされるのが好きなんですよ」
彼の指が、僕の感じやすい部分を通り過ぎていく。気持ちよさにあえぐと、
彼は小さく笑って僕の下着に手をかけた。
「お前、黙ってりゃ女には不自由しなさそうなのにな」
下着を下ろすと、僕のものはもうすでに硬くなっていた。それを見て、彼はまたふふ、と笑う。
「とにかく、俺、今日一日中抜くチャンスなかったからたまってんだよ。お前もそうみたいだな」
おかしい、と僕の頭の中でまだ残っていた理性が叫んだ。彼はこんなこと言う人じゃない。
彼の頭が、僕の脚の間へと下がっていく。そして僕を見上げてにやと笑うと、口を開けて舌を突き出し、
見せ付けるかのように僕のものをなめようとした。
「――違う!」
彼は、少なくとも僕が心引かれる彼は、そんな表情はしない。そんなことは絶対しない。
僕の彼は、そんな人ではない!
溶けきる寸前だった理性をなんとか急速冷凍して冷静さを取り戻すと、僕は彼を跳ね除けた。
「あなたは、一体誰なんですか?」
「俺だよ、古泉」
振り込め詐欺じゃあるまいし、「俺だよ」なんていわれてもにわかには信用できませんね。
大体、繰り返しますが彼は今あなたがしたようなことをする人じゃないんですよ。
すると、彼は悲しそうな顔をした。
「抵抗しないから、大丈夫だと思ったのに。
お前は……俺の性癖も受け止めてくれると思ったのに」
その一言に、ずきりと胸が痛む。ええ、同性に心惹かれてしまう性癖は、
確かに少数派ですよ。もしもあなたが本当にそうなら、私は喜んであなたに身も心も
投げ出しましょう。でも……。
あなたは、彼じゃないでしょう?
彼の姿をした何者かは、もう一度とても悲しそうな顔をした。雨の日に捨てられている
子犬のような、すがりつくような瞳。僕の胸が思い切り締め付けられる。
無言で、彼は扉へと走った。扉をぶち破らんばかりの勢いで開けると、廊下に飛び出す。
「待ってください!」
思わず大声を出して、こちらも扉に向かう。扉を勢い良く開けると、耳に突き刺さりそうな
大きな音がした。
「……あれ?」
おかしい、今の音は、どう考えてもこの扉単体が立てられる音量じゃない。
驚いて廊下を見ると、どうしたことかSOS団全員が同じように扉を開けて、同じように
ぽかんとした顔――もちろん、長門さんだけは違った――を見合わせている。
ふと横を見ると、彼と目が合った。表情と目でわかる。この彼は本物の彼だ。
僕はほっとしたような、残念な気持ちで彼に目配せを送った。返ってきたのは、いつもの
彼らしい気持ち悪そうなリアクション。
いつもなら少し落胆するはずのそのリアクションが、今の僕にはひどく懐かしく、
うれしかった。
以上です。つか、これ寸止めじゃないとダメなんだよね。
一度はっきり古キョンでやっちまうシーンを書きたい。
すまん、本当にすまんのだが
保管庫を見失った。
誰かもう一度貼ってくれないか。
有難う!
ログ遡ったのだけど、見失ってた。感謝。
597 :
582:2006/06/17(土) 16:13:29 ID:/9vaDBFM
新作たくさん来てるーワーイワーイ(´∀`)
みなさんGJですw
クネクネしてる古泉の変態画像をお持ちの方、保存し忘れてた自分のためにうpお願いします><
599 :
597:2006/06/17(土) 16:49:26 ID:/9vaDBFM
sage進行なのに2度もageてしまい申し訳ありません
俺と古泉はかれこれもう二時間ほどチェスをしていた。
その間、部屋に響き渡った「チェックメイト」の声は全て俺が発したものだった。
「また負けてしまいました」
勝負に負けた悔しさなど微塵も感じさせず古泉が言った。
俺は黙って缶ジュースを手に取り、すっかり炭酸が抜けきったそれを恨めしく思いながらも飲んだ。
今日は朝比奈さんがいないのだ。ハルヒも長門もいない。
部室に入ったときは珍しく俺が一番乗りかと思った。
しかしその五分後に古泉が来て、それっきり誰も来ないとは夢にも思わなかった。
「チェスにも飽きましたね」
そりゃ、そこまで連敗してればな。俺は呆れて笑うことしかできなかった。
「ねえ、キョン君。面白い遊びをしましょうか」
「面白い遊び?何だそれは」
わざわざ『面白い』と銘打つぐらいなのだから、相当面白いのだろうか。
「あなたと涼宮さんだけがすることのできる遊びです」
「俺とハルヒだけ?」
「はい。あなたと涼宮さんだけが」
そう言うと、古泉はおもむろに椅子から立ち上がった。
こちらまで歩み寄ってくるその顔は、やはり笑っている。
「…何だ?」
古泉は、俺の問いかけには答えず、俺の両肩に手を置くと、指先に力を込めてきた。
両肩にかすかな重みを感じて、俺は眉を顰めた。
これは予想だにできなかった展開だ。…というよりもこの状況は何だ?
古泉は俺の両肩に手を置いたきり、冗談のひとつすら口に出そうとしない。
妙な息苦しさにネクタイを解いてしまいたくなった。
手を伸ばそうとして、ふいに目の前の均整の取れた体に視線がいった。
かっちりと着込まれたブレザー、一部の隙もなく締められたネクタイ。
これといって特徴のない、人を不快にさせなければ気にさせることもない笑顔。
これらは俺が古泉に抱いている印象のほぼ全てだが、このときばかりは古泉が得体の知れないものに思えた。
「キョン君」
その顔に絶えず浮かんでいた微笑が解かれる。
しっかりと開かれた目には、口を半開きにさせて阿呆面を披露している俺が写りこんでいた。
そして引き締められたその口元からは、もちろん何の感情も読み取れない。
「―――私が今ここで、涼宮さんの意向に逆らったら」
古泉はそこでふいに口を閉ざし、俺から目を逸らした。
「何の話だ」
「…この世界は滅びる。それにはあなたも関与している。直接的にではないが、間接的に。
ましてあなたが望めばほぼ確実に、この世界は作り変えられてしまうのです」
―――俺が望めばこの世界は滅びる?
俺がハルヒに何らかの多大な影響を与え得る存在だというは、今までの経験から踏まえて既に知っていた。
ハルヒが意図しないまでも、彼女の精神状態が不安定になることがきっかけで現れる巨人の手によって、
この世界はあっけなく滅び、作り変えられてしまうのだ。
…それはともかくとして、なぜこの男は突然そんなことを言い出すのだ?
「おい」
俺は目の前にぶら下がったネクタイを握り、ぐいとこちらに引き寄せた。
古泉は力に逆らうことなく、俺の目の前に顔を差し出す。
「古泉。脱線してないで本題に戻れ。俺とハルヒしかできない遊びとは一体何だ」
古泉は笑った。「別に脱線はしていません」
「…たとえば仮にあなたがチェスをしていたとする。つい先ほどの我々のように。
私は弱いから、盤上ではあなたが神だ。盤上の世界を滅ぼすことも存続させることも可能です。
まさに未来はあなたの手の内にある」
古泉は俺の耳元にそう囁きかけ、なぜかふいにうなじの辺りを撫でてきた。
一瞬身が竦んだが、古泉の話の続きが気になって抵抗はしなかった。
「しかし人間は時に残酷だ。いや、本質が残酷なのかもしれません。
そう意識しなくとも、まるで幼い子供が虫の足を引き千切るような感覚で、盤上の世界を無きものにしてみせる」
そう言うと古泉は右腕を持ち上げ、そのままなぎ払うような動作をした。
古泉の腕にあたったチェスの駒は、面白いように盤上から転がっていく。
キングもクイーンもナイトもビショップも、その全てが無機質な音を立てて。
―――盤上は無人になった。
「これがあなたと涼宮さんだけができる遊びです」
古泉は再び笑みを浮かべた。
「この遊びに私も混ぜてくださいよ」
ゆっくりと近づいてきた端整な顔を叩くことも、まして唾を吐きかけることもできなかった。
熱っぽい唇が押し当てられる。唇が合わさった瞬間、古泉の唇が笑みの形に歪むのがわかった。
そのとき、騒がしい足音と共に扉が開かれる音がした。
「ったく、また担任に捕まっちゃったわよ。あれ?有希とみくるちゃんは……」
ハルヒの鈴のような声が少し離れたところで響き渡った。
俺は咄嗟に古泉の腕の中から逃れようとしたが、恐ろしいほどの力でそれは阻まれた。
一瞬の沈黙のあと、ハルヒがけたたましい音を立てて扉を閉め、どこかへ走り去っていく音が聞こえてきた。
俺は呆然とした。古泉のネクタイを掴んでいる手が、汗ばんでいることに気がつく。
慌てて手を離したが、もう後の祭りだった。
「ねえ、キョン君。たとえあなたが望まなくとも、この世界は滅びるんですよ」
古泉の携帯が音を立てて鳴り響く。だが古泉は携帯を取り出さなかった。
「閉鎖空間が現れたようですね。しかも、どうやらかつてない規模のようだ」
「古泉、お前っ…」
「誰にも邪魔はさせませんよ。今この瞬間だけでも、あなたは私のものだ」
仕掛けられたのは長いキス。俺の首を覆った古泉の大きな掌が、どちらかの汗で滑る。
もうすぐ世界が滅びるその刹那、俺は自称超能力者の男に唇を貪られていた。
「…はっ…」
やっと唇が離された。
古泉はどちらのものともわからない唾液を舌先で舐め取ると、その顔に今まで俺が見たことのないような微笑を浮かべた。
悲しい微笑だった。
「私の最大の失策は涼宮さんにこの世界を滅ぼさせてしまったことじゃない」
古泉は再び手を伸ばすと、俺の頭を掻き抱いた。
その腕の力に、俺は低く呻いた。
「あなたを愛してしまったことだ」
そう言って古泉は、もう一度だけ掠めるようなキスをした。
606 :
602:2006/06/17(土) 20:17:24 ID:KnG2VIcF
以上です。…わけのわからない部分は行間でフォローお願いします。
何だか今日はリアルタイムで小説見つけるなぁ
>>606 古泉もえすGJ!
散々ガイシュツだろうが
アニメ1話(エピソード0)の劇中で長門と古泉が会話するシーンで
古泉が「彼…」と言いながらカメラ(=キョン=「彼」)をチラっと見るのに禿萌え
中河×キョン話はまだ書かれて無いよね?
>>609 まだのハズ。
もし書かれるなら期待 wktk
>>606 めがっさ萌えました!
ほのぼのもいいけど、好きだなあこういうの
516-520の続きです。
ちょいえろ入ります。お口の恋人。
舐めさせてください。
事も無げに奴は言った。
最近こいつはよく俺の家にあそびに来る。学校帰りによって行って、妹も交えてジェンガやら
人生ゲームやらに興じたり、そのまま恐縮しながら夕飯を食っていったりもする。どうでも良いが
やたら妹や母親の覚えのめでたいのが気になるんだが。
今日も古泉は、寄って行っても良いですか、と訊いてきた。
俺に否やがあるわけでもない。・・・付き合っているわけだし。
古泉一樹は恋人になった現在も相変わらず正体不明だ。
ついでに考えてる事はもっと不明だ。
ベッドに腰掛けた俺の頬に、自分のにこにこ面をくっつけるようにして奴は言った。
「だって童貞奪った責任取れって言ったじゃないですか」
言ったな、そんな事も。そういえば。ていうか離れろ。家に人が居ないとなるとすぐコレだ。
付き合い始めて今日でちょうど一週間になるが、それから俺たちはいわゆる性交渉というやつ
を一度も持ってない。
正確に言うと、付き合う前に一度だけした。
ハルヒじゃないが健康な若い男なんだ。体を持て余す事もある。
俺だってやりたいと思うさ。文句あるか。
はっきり言おう。最近の俺のオカズはあの日の古泉だ。
しかしそこには大きな問題があった。
最後までいけないのだ。
それまでどれだけ盛り上がっていても、射精寸前まできていても、あの足の間から流れる
血の色がフラッシュバックした瞬間に萎えてしまう。血の気が引く。
あの日衝動だけで突き進んだ代償を、今ごろになって支払っているわけだ。
たとえ古泉本人が俺を許していても、記憶の中のあの赤い色がいつまでも俺を許してくれない。
あの日の事を思い出すと、俺は会ったこともない古泉のお父さんに土下座したくなってくる。
責任取るので息子さんを僕に下さい!
あらゆる意味で狂ってる。
そう言う訳で俺は結果として古泉にお預け食わせている状態にある。悪いと思ってるさ。けどな。
「一度舐めてみたいと思ってたんですよね。男なら一度は夢見るものじゃないですか」
どこから突っ込めば良いのか分からない。
俺がどれだけ過去に心を痛めようと、現実の古泉はコレである。
「試すだけ試してみましょうよ。僕の事は構わなくていいですから。
あなたが気持ちよくなることだけ考えて」
ね?って天使のような微笑で、何てこと言ってんだお前は。嗚呼、お父さん・・・。
なだめすかすようにキスをしてくるこいつを受け止めながら、俺は未だ見ぬその人に謝った。
キスは何度もしてる。というか人目が無いと判断すれば古泉がすかさずしてくる。
それにしてもなんでそんなにキスがうまいんだ。
付き合うのは俺が初めてとか前に言っていたが、どうにも疑わしい。
呼吸をするために一瞬唇を離すことすら惜しいほど、夢中になって舌を何度も絡め合う。
ピチッと音がしてその音がもっと欲しくなる。
目を開けるとうるんだ瞳と目が合った。
「好きです」
…知ってる。
背中に手を回して俺もだと伝える。
膝頭で股間をぐりぐりと刺激されて思わずうめく。畜生。ジーパンの布に阻まれて、そこはもう
痛みを訴えるほど張り詰めていた。
「古泉・・・」
ジジジとファスナーを降ろす音が聞こえて、下着ごとずらされる。
古泉の頭が下がっていき、俺はすぐに来るであろう刺激に備えて息を詰めた。
・・・・・・・。
あのー古泉君?
古泉は日向でじゃれる猫を見るかのような笑顔で、いきり立つ俺の股間を眺めていた。
思わずグーでなぐる。
「じろじろ見るな!」
「痛いですよ。かわいいなあと思ってちょっと見てただけなのに…」
もう一発殴ってやろうとした俺の拳は途中で行き場を失った。
古泉の奴がさっきまで眺めていたものにちゅ、と音を立てて口付けたからだ。
うう…畜生めちゃくちゃキた。
ぱくんと口の中に頬張られて体中の筋肉が引きつる。裏筋を舐められて軽く歯を立てられ吸われて、
根本にある袋まで口に入れられて、ちゅぱちゅぱ絶えがたいような音に耳まで侵される。
必死に迫る衝動を押さえ込もうと、古泉の髪をつかんだ。
応えるように激しく動かれて、うわ言の様に何度も名前をつぶやく。
こいずみ。こいずみ。
俺はこいつの事を何も知らない。
知りたくない訳ではないが、どうしても知りたいと言うわけでもない。
両親はどんな人なのか、兄弟はいるのか、一人っ子なのか、いるならその人たちは今どこで
どんなふうに過ごしているのか、お前の今の状況を知っているのか、知っているならどう
思っているのか、そもそもお前自身は今の自分の状況をどう思っているのか。何も知らない。
それで良い。
俺が知ってるのはこいつは俺のことを愛してるっていう、それだけだ。
俺はお前の事を何も知らずに好きになった。
それだけで良い。
目を閉じてそのまま眠ってしまいたいような疲労感の中、そう言うわけにもいかないので
古泉のほうを伺ってみると、奴はにこにこしながら口を空けてぺろりと舌を出して見せた。
俺が今しがた放ったばかりのものが舌の先からぽたりと滴る。
見せんな。
ティッシュを乱暴に何枚か引き抜いて手渡すと、きょとんとした顔で奴は宣った。
「もう飲んじゃいましたよ」
「飲むなよ!」
「え、でも飲まれると嬉しくないですか」
「嬉しくねえよ!」
嘘だ、ちょっと嬉しい。もう羞恥やら興奮やらで頭に血が上って、やたらにわめいてしまう。
「うーん。でも一度飲んでみたかったんですよねー」
妙に間のびした声で古泉はやたら嬉しそうにしている。
「お前、本当は俺の体が目当てなだけなんじゃないだろうな」
妄言なのは百も承知だが、言わずに居られない。
やつは、何言ってるんです愛してるに決まってるじゃないですかあははーと笑った。
「僕はだからあなたに触れたいんですよ。できれば他の誰も触ったことがないようなところ
を、だれもしたことがないような形でね」
俺はもう一度心の中で謝った。俺のせいじゃない。俺のせいじゃないが。
お父さん、もうほんっとーにすみません。
乙女にして痴女。
そんな器用でなければ萌えられないキャラ。
それが私の書く古泉です。
もうほんっとーにすみません。
頼まれもしないのに長々連載してすみません。
古泉父に謝りまくるキョンも変態乙女な古泉も素敵だ
GJGJ!神SS楽しみにしてるから構わず投下して下さい!
かわ…!!!!!!
2人ともテラカワユス。GJ!
乙女にして痴女とか最高にして理想の古泉だと思います。
これからも楽しみにしてます。幸せをありがとう
エロス!うわ言のように名前呟くキョンいいよ(*´д`*)
っていうかキス魔古泉wGJ
これで嫉妬深ければ俺にとっては完璧。
女神さまありがとうー。痴女乙女な古泉がえらくツボでした。
真顔で恥かしいのが萌え。
あなたの古泉とキョンが大好きです。
もっと連載してください(*´д`*)
>>613-320 うわーい!理想的キョン古!超GJ!!!
古泉がどんどん襲い受けるといいなぁ。
私も嫉妬深ければ尚嬉しい。
絵板の方に女体化が投下されてるけどあれはセーフなの?
苦手な人も多いからワンクッション置いた方がいいって話にならなかったっけか
やっぱりこの作画は殺人級に可愛いな
この絵で憂鬱の続きやられたら死ぬんだけど・・・
>>613-619 まさに理想的!!私も連載希望です(*´д`*)
神にあまりにも萌えさせられたので、
自分も衝動的に書いてみました。エロありません。
初秋の今は、天気も気温も過ごしやすい。少し涼しいくらいに感じるのが心地良い。
とある日の放課後のこと。俺と古泉は二人きりで部室に居る。
壁に凭れて床に座る俺の腕の中に、古泉が納まっている状態で。
何故こんな状態になっているのかというと…。
他の団員…ハルヒと朝比奈さんと長門は、
今日はそれぞれ用事があるというので先に帰ってしまった。
取り残された俺達は、何となく、二人きりで部室に残っていた。
静かな部室に、二人きり。何も起こらないわけが無く…。
今は事の後の心地良い疲労感に浸っているわけである。
俺の肩の上に、こてんと頭を乗せる古泉。
ふわふわした柔らかい質の髪が、頬に触れて、くすぐったい。
手で触ったらどんなに心地良い感触がするのだろうと思って、
俺は古泉の形の良い頭を撫でてみた。
ふわふわの髪は思った以上に細くて、さらさらしていた。
手で髪を優しく梳いてやる。絹のような感触が気持ち良かった。
調子に乗って撫でまくっていると、古泉がクスクスと笑い出してしまった。
「僕は犬みたいですね」
夕日に照らされたその笑顔があまりにも綺麗で、可愛くて、愛おしくてたまらなくなる。
俺は腕の中にいる古泉の首筋に顔を埋めて、抱き締めた。
「キョン君?」
突然抱き付いてきた俺に最初はキョトンとした声を出した古泉だったが、すぐに体を凭れさせてきた。
着度が増したおかげで古泉の体温が感じられて、温かかった。
…そうだよ。お前は俺だけの犬なんだからな。
俺だけに撫でられて、俺だけに抱き締められていたらいいんだ、ずっと。
なんて照れくさいことは、今はまだ言えないので。
「…いや違う。」
「?」
唐突に、俺は古泉の首筋に自分の頭をグリグリと擦り付けた。
「俺が犬で、お前がご主人様だ!!こいずみィ〜」
「わっ、ちょ…っ、くすぐったいですって、キョン君…!」
こんな幼稚な愛情表現しか出来ないけれど。
腕の中で楽しそうに笑うその笑顔を、
俺はこれからもずっと側で守っていけたらと思う…無力なリにも。
夕暮れの赤い光が窓から差し込んで、俺達を紅く染めていた。
そんな穏やかな放課後の、ひととき。
こういうの初めて書いたので不慣れだし、非常に拙い文章で申し訳ない。
あと改行し過ぎた…??読みにくかったかな。
なんかイチャイチャしてるだけで、物足りない感じで…。
書いてみると難しいものですね。神達はすごいです。尊敬します。
憂鬱は本筋って感じだからあのキリッとした作画の方が良いけど
11話の作画は本当に可愛すぎて困った。ブラウン管の前で萌え尽きた。
>>633 ほのぼの萌えたw
わんこ古泉もわんこキョンもかわいい!
>>629 上段真ん中と右の絵、見つめ合ってるように見えてどきどきした。
でも憂鬱続きは古キョンの絡みがあるからね…。楽しみだ。
>>631 イチャイチャキョン古萌えた!
もうどっちが犬でも構わんから、ずっとじゃれあえば良い
神ありがとう。素敵なキョン古をありがとう。
手繋いじゃったりするしな
>>631 めっちゃかわええええ(*´Д`;)神、乙です!
最近は素敵なキョン古の投下が多くて古キョン好きな自分もハアハアする。
もう二人が一緒にいるだけで幸せだ…
古泉よりハルヒの人の方が似てるなぁ。
最後の10分だけだったが聞けた、ありがとう
>>640 みくるんるん吹いたwwwwww
初めのほうで
「僕が結婚するのはキョンくんです」
とか
「キョンくんはハルヒさんを殺してでも僕の手に・・」
とか言ってて禿げ萌えだったよw
今回の次回予告テラモエスwww
スプーン用意しなくては!
さり気無く国木田がキョンと谷口の間に割り込んでるw
次回はこのスレ的に色々大盛り上がりだろうから楽しみ
>>645 いつも感謝!!
来週までスプーン持ってwktkしながら待つww
ああごめん直リン赤子が
何故あの人の入りだした状況で後方とはいえ古泉はキョンの隣をキープ出来たんだ
彼女が望んだからですよ
受信用パスが一致しないと出る…(;´Д`)
肉体の悪魔ってwwwアリプロか?
それにしてもキョンは可愛いな。
ちょw
でもカワイイな・・・
糸目かわええ……
あまりにかわいすぎてため息が出ました
カゴに入れて飼いたいですね
古
自
す
ほーほけキョン
>>659 ワロタwww肉体の悪魔つったらアリプロしかわかんね
>>659 ワロチw
前回のガンダムパロといい危ない橋渡ってるなぁ狂兄w
663 :
662:2006/06/19(月) 19:37:55 ID:JiaTC6nL
>662
直リンだった、すまん
古泉は、持ってる少女漫画に書いてある「キュン・・・」や「キューン!」を、
全て「キョン・・・」や「キョーン!」にするというのがマイブームに違いない
いきなりだけど、このスレのニイさんネエさん的には国木田と谷口のどっちが人気高いんですかね?
セット商品な感覚なのでどっちとも言えない
668 :
465:2006/06/19(月) 21:39:41 ID:nG684QsW
キョンの右手に国木田、左手に谷口、そして唇に古泉。
むしろ腰に古泉。
背中にシャミセン
合体ロボですか
キョンの中の人つながりか<合体ロボ
合体するときはすごーく気持ちいいって設定で、毎回キャラがあえいでたやつ。
尻薄アニキktkrwwww
>>645 キョンがにっこり笑ってるのってめずらしいな
675 :
風と木の名無しさん:2006/06/19(月) 22:52:21 ID:Sp+UOTLZ
強姦や殺人未遂を自慢した男
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/wom/1130303803/255 強姦や殺人未遂を自慢した男
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/wom/1130303803/255 強姦や殺人未遂を自慢した男
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/wom/1130303803/255 キックボクサー・庵谷鷹志のサイトが、話題を呼んでいる。
発端は、庵谷がオタクを盗撮してブログで公開、「死ねば良いのに」と言い放ったことに起因する。
これが「2ちゃんねる」で取り上げられると、
批判は常習的な暴行やレイプ未遂などを書き綴った過去の日記にも飛び火した。
東京都府中市に在住。マンションの5階(有線つき)。徒歩約20分の距離に病院(産婦人科)がある。
SHOP99(府中浅間町店)がすぐそばにある。妻が住宅ローン控除を申請しているため、賃貸ではなく持ち家。
<府中市天神町か浅間町在住か?>
息子の名は誉(ほまれ)。名前の由来は、洋風の響きの子が最近多いから日本的な雰囲気にしたとのこと。
誕生日は2005/04/13。多指症で生まれる(庵谷自身が子供の頃からドラッグ等に手を出していたと自ら告白していることから、
その影響か。)
妻は「ほっちー」というHNで知られている。1972/09/08生まれ。元・外科系の看護師。
疾患(ギラン・バレー症候群)のため、2004年5月に退職。身長148センチ。
実家は栃木県で、着物屋を経営。父は八年前にがんで亡くなっている。母の名前は淑江(よしえ)。
疾患のため退職したにもかかわらず、妊娠(4月退職、8月妊娠判明)。
99円ショップのオープン日に、「開店記念で安いだろうと目論んで」出向く。
妊娠八ヶ月の体でも、原付に乗る(自動車免許は持ってない)。
出産前日にもかかわらず、刺激的な映画(『血と骨』)を観る。
あわない薬を処方した女医を「馬鹿女医」よばわり。
677 :
風と木の名無しさん:2006/06/19(月) 23:18:54 ID:bxYj5jZb
a
今週の古泉の濡れ場でおっきした
680 :
喪失:2006/06/20(火) 01:25:16 ID:et/QufZW
神鯉
曲にのって小刻みに上下する古泉に笑ってしまったw
来週が楽しみすぎる
マガーレ
来週はお宝映像満載な気がして萌えすぎて脳内爆破w
…な予感
キョンが目を瞑り、古泉がキョンの手を取って…
早くみたいwww
今週の古泉やたら可愛かったなぁ。
謎の演説とバンダナ…。
女子生徒に人気があることも発見だった。
しかしなんなんだろうあの劇は…w
一応『ハムレット』のはずだよ<劇
「溜息」の中で古泉がそう言ってる。古泉はギルデンスターン役らしい。
ハムレットだけどストッパード版になったって言ってたから、
『ロ/ー/ゼ/ン/ク/ラ/ン/ツ/と/ギ/ル/デ/ン/ス/タ/ー/ン/は/死/ん/だ』の方だよね?
端役から主役じゃ、出番増えすぎだと思うんだが。
>>687 そうそう。教室の前にそちらのタイトルが掲示されていた。
ストッパード版はまったく知らないので、よくわからない。今度読んでみようと思う。
>端役から主役じゃ、出番増えすぎだと思うんだが。
級友その1「やっぱり客は入ったほうがいいよな」
級友その2「それじゃ、客の入りが見込めそうなヤツを主演にすればいい!」
級友その3「はーい、男にも女にも人気な古泉くんがいいと思いまーす!」
古泉「(困りましたね……あ、でも僕が主演、出ずっぱりということは
彼がいつ見に来ても、僕のすばらしい姿を見せられるというもの)
しょうがないですね、それではやりましょう」
なんてHRを想像してちょっと和んだ。
>>688 和んだ
クラスの戦法大成功だな。意味不明になってたけど
相方の子がなんかもう疲れて座っちゃってるのがまたワロシ
なんだっけ、10人の女の子のうち4人が振り返る程度のイケメンなんだっけ、古泉って
微妙だなw
結構高確率じゃないか>10人中人4人
普段歩いてて振り返って見ようとするほどイイ男てなかなかいないし
しかしあの演技キモかったなwww
Ep8だけ録画失敗して、ようやっと見た。
やっべーなーこれ・・。鼻血モンだ。
なんで録画できなかったんだろうかちくしょう。
>>688 和んだよ。
しかし古泉のその思惑もキョンがすぐ帰っちゃって
崩れさってしまうんだなw
そして「是が非でもキョン君に演劇衣装に身を包んだ僕を見て頂きますよ。
おっと雨が降ってきた。
水も滴るいい男という演出も捨てがたいですね。
いつものように気配を殺してキョン君の側に行きましょう」
という古泉ができあがってしまったと…
文化祭での谷口がアホ可愛くて萌えたw
しかしナンパ提案の下りといい、ハルヒのライブシーンといい
前回とうって変わって妙に口元のシワというか表情筋がリアルな
作画だったね。だがそれもいい
ハルヒは正直リアル過ぎてキモかった
おもひでぽろぽろを思い出した
そういえばキョンと古泉は自宅からの最寄り駅が同じみたいだが、
(ハルヒと長門と朝比奈さんは一つ手前の駅で降りたほうが
家に近く、…(ハルヒの憤慨P284より))
ハルヒを監視するのにわざわざ一つ先のキョンと同じ駅とは
本来の目的からして違うのか?
それともキョンを調べてるうちに興味持って『機関』頼み込んで、sos団に
入らずともキョンと親しくするつもりだったのか?
だとしたら…ハルヒを『神』という気持ちもわからなくもないなw
えっキョンと古泉だけ同じ最寄り駅なの?
つまり11話の下校シーン、あの後二人っきりになったってことですね…
ネタが尽きないネェ・・・w
久しぶりにハマったCPだ。大いに妄想させてもらうとするよ。
今まさに痴漢物書いててタイムリーなコメント過ぎて吹いた。
痴漢ものwktk
おとぎ話物を今書いてるんだけど平気?
私は大丈夫だけど…パロってのはどうなんだろう。
拒否反応起こす人はいないと思うよ。原作でパロやってるくらいだし。
一応冒頭に注意書きだけ乗っけといたらどうでしょう?
私はwktkして待たせてもらいますw
投下します。
注意!おとぎ話のパロです。
707 :
風と木の名無しさん:2006/06/20(火) 23:12:50 ID:OsLTkhdK
wktk
708 :
キョン太郎:2006/06/20(火) 23:14:40 ID:hCGU6hBz
むかし、むかし足柄山にキョン太郎という男の子が住んでいました。
この不景気な世の中職に就くのは大変な事である。
ましてや何故か武士を目指している俺にとっては尚更だ。
無職は嫌だし、ニートなんてご免こうむりたい俺は
面倒臭い事この上ないが今日も今日とて訓練と言う名の就職活動に励むとしよう。
「今日は馬に乗る稽古でもするか。」
弓馬に秀でていると就職に有利らしいからな。
と思いついてはみたものの馬なんかがその辺に都合よく転がっているはずもなく、
第一段階から躓いてしまい、どうしたものか「お困りのようですね。」
「うおっ!?」
「魚(うお)じゃなくて熊ですよ。」
「そういう意味じゃない!あと顔が近いんだよ!」
このわざとらしい笑みを浮かべた奴の名前は古泉一樹。
見た目は爽やかな優男で本人曰く熊らしいのだが、
俺には人間にしか見えないし、毛むくじゃらどころか
顔にはヒゲのヒの字も見えん程にツルツルだ。
「安心して下さい。下の方はボーボーですから。」
「そんな心配なんかしとらん。勝手に人のモノローグを読むな。」
古泉は俺の文句など気にもせずフフと小さく笑った。
709 :
キョン太郎:2006/06/20(火) 23:16:46 ID:hCGU6hBz
「それよりも、何か困っていたようですが?」
「・・・まあな。」
俺は就職のためにと意気込んでみたのは良いのだが
馬に乗る訓練をしようにも肝心の馬が無いという
何ともマヌケな話しをコイツにするハメになってしまった。
話を聞いた古泉は「そうだったのですか」言うと
少し考えるような素振りをした後に目をキラリと光らせた。
「・・・僕に良い考えがあります。」
うーむ、嫌な予感しかしないが俺の頭でこのまま悩んでいても
いいアイディアなんて思いつきそうも無い、口惜しいが聞くだけ聞いてみるとするか。
710 :
キョン太郎:2006/06/20(火) 23:17:33 ID:hCGU6hBz
「僕に乗ればいいじゃないですか。」
「は!?」
何を言っているんだコイツは
「僕だって熊の端くれ、馬と同じ哺乳類です。」
俺も人間と言う名の哺乳類だ。
「2種とも4足歩行ですし。」
俺は2足歩行のお前しか見た事無いね。
「それに、ウマとクマって音感がそっくりじゃないですか。」
関係無いだろ、それ。
古泉はどうですと言わんばかりの笑顔でこっちを見ていやがる。
ちくしょう、聞いて損したぜ。
「さあCome on!」
何でお前はそんなにやる気満々なんだよ!
「ん?おい、乗るのはいいとして何でお前はあお向けなんだ?」
「ええ、ですから騎乗位の練習をですね・・・」
「ちげぇよ!って離せ!腰をつかむな!
っちょ、変なとこ触るな!あっ!・・・・・・・・・・・。」
まさかりかついだ キョンたろう
くまにまたがり おうまのけいこ
ハイシイドウドウ ハイドウドウ
ハイシイドウドウ ハイドウドウ
投下終了です。
はじめてのSS、はじめての投下でドキドキしっぱなしです。
どなたかハレ晴レユカイの古キョンver.を恵んでいただけませんか…
だいぶ出遅れた…っil||li _| ̄|○ il||liガクッ
>>711 乙です!
キョン太郎カワイスww熊(?)ワロスwww
キョン太郎テラモエスwww
熊の古泉も良い変態っぷりですww
>>711GJです!
>>711 ワロスww
淡々とキョンのモノローグ入っててオモシロス
GJ
712に便乗
自分も出遅れ古キョン萌えorz
どなたかお願いします
>>711 GJ!笑わせてもらったよ。
こういうノリ好きだ。
マッガーレ
ところでep00のDVD予約した猛者どれくらいいる?
このスレ的に価値がありそうなのは初回特典のED絵コンテ集くらいかと思うんだけど
そのために5kは微妙に迷っている。
>>711 腹がよじれてねじれた
夜中でもやってる病院教えてくれw
未放送地区だから……
>>721 買わないという選択肢がありませんでした…
>>721 尼なら\4000割るからいいやと思って尼で…
ほんとはとらで買うと貰える原作絵のポストカードが
欲しかったんだけどね
私も原作絵のポストカードほしさに兄でCDを。
正月絵、古泉も正座痛がってて意外に思った。
ポストカード、ヤフオクで拾った画像で見てみたけど
あれ古泉も正座でしびれてたのかw
本当意外だ。笑顔で平然としてそうなのに。
あと痛がってるキョンの顔がえろい。
人様の絵をやたらに貼るのは禁則事項です(はぁと)。
ネタバレになるのでこの状況までは割愛します。
雪山症候群の古泉視点の話です。
みなさんと別れて部屋に戻った。
この状況から脱したいが今の僕には考える余力もない様なのでベッドに仰向けになり目を瞑った。
心地よい睡魔に身を委ねようとしたそのとき、
「古泉。」
ベッドのすぐそばに彼がいた。
あまりにも突然だったので、飛び起きて笑顔を作ることも忘れて
「な、何かあったのですか?」
冷静さを失った顔と声で言ってしまったが、その問いに彼は答える事もなく
「古泉・・・」
彼は僕の膝の辺りに手をついて屈んだ状態で僕を見ている。
今の状況を理解しようと考えていると
「なぁ、古泉。ここで一緒に寝ないか?」
思いもよらない事を言ってきた。
僕は答えも出せずに固まっていると
「不安なんだ。お前のそばなら安心して眠れるかなって・・・・・・」
さらに彼は近づく。(彼らしくない・・・)
「駄目か?」
彼の顔がすぐ僕の目の前にある。(いつもの彼は僕の顔が少し近いだけでも怒っていた気が・・・)
僕は冷静さを装いながら彼の目を見て
「別に、かまいませんよ。どんな人でも不安な時はありますからね。」
「ありがとう、古泉。」
そしてさらに彼が近づいてきた。異常なほどに顔が近い・・・吐息を感じる。
「顔が近いですよ。」
僕は目の前にある彼の顔をいつも彼が僕にする様に押しのけて、彼に背を向けて寝た。
いったい、彼はどうしたものだろうと考えていると
突然、彼は僕のTシャツの中に手を入れ、さらに首筋に舌を這わせてきた。
「…な、何をするのですか?…や、やめて下さい!!」
僕は彼の手を剥ぎ取ろうとしながら、叫んだ。
「・・・・・・・」
彼からの返事はない。彼の力は強く逃げられない。後ろから嬲られている為彼の表情はわからない。彼は僕の弱いところを知っているかの様に執拗にさわってくる。
「…あっ…!!」
思わずあえいでしまった。相手が女性ならともかく男性…僕自身ショックだった。
理性を失いそうになった時ある事を思い出した。
出来るだけ理性を保ち彼の隙をみて、僕の向きを変えた。
彼の顔が目の前にあり、彼はそれが当然のように僕の口に近づいてくる
彼の口を手でさえぎりもう一つの手で彼の頭を抑え、彼の襟足付近を確かめる。
あの黒子が…ない。
「やっぱり、あなたは、『彼』ではないですね。」
「・・・・?」
彼の動きが止まった瞬間、僕は彼を投げ飛ばした。
新しい超能力でも目覚めたのではないかと思うほどに彼は飛び、しりもちをついた状態で信じられないような顔をしている。
「俺の事嫌いか?」
いじめられた子供のように僕を見る。少し心が痛む。
「今、目の前にいる。あなたの事は嫌いですね。」
服を整えながら僕は冷たい声で言う。
「本当に…?」
彼が泣き出しそうになった。僕のほうが悪いのではと思うほど良心に刺さる顔があった。
「泣きたいのは僕のほうですよ。あなたはいったい何者ですか?」
「…古泉。」
彼が何か思いつめた顔をした。そして、
「!」
彼は立ち上がり走ってドアを開け出て行く。
直後ドアは大きな音とともに閉まる。
「待ってください!」彼を追いかけドアを開ける。
バン。と大きな音。
次に見えるはみんなの顔。
僕は、ほっとした。
ただ、先ほどの事があり彼の目をまともに見ることが出来ない。
僕はどうしてしまったのだろう…。
以上です。
初めて投下したので緊張してます
激しくGJ!
顔近いですよ萌える
変態じゃない古泉(;´Д`)ハァハァ
まともな反応を返す古泉にドキドキしました
GJ!ありがとう!
>>735 GJ!!変態じゃない古泉もキョンも萌えた(*´д`*)
>>738 正直このキョンは襲ってくれと言っているようなものだよなハァハァ
すいません、誤爆しました
マッガーレは名言
何度聞いても笑えるw
>>738 もう見れない・・・なんの画像だったん?
キョン古のつもりで書いたんですが、リバに見える罠。ただのバカップル話。
週末は母方の実家に両親と妹が遊びにいくので家に誰もいなくなると告げると、こいつは
当たり前の決定事項を確認するかのように、泊まっても良いですよね、と言った。
ハルヒの強引さが移ったんじゃないのか。
まあ、俺もそのつもりで教えた訳だが、何と無く釈に触る。
お互いの成績だのの話をしながらいつもの長い坂道を下り駅に向かう。
ホームに着くとすぐ目の前に停車した電車を見て、毎度の事ながらうんざりした。
なんでこう行きも帰りも寿司づめ状態にならねばいかんのかね。
ガタンガタン…
揺れる電車の中で誰もが言葉少なだ。俺たちも自然、無口になった。
斜め後ろにあるドアから、流れ去る外の景色をぼんやりと眺めていると、
ふと体に違和感を感じた。
体というか、つまり股間だ。
気のせいかと思ったが、それははっきりした意思を持って擦り付けられている。
おいおいおいおい。
男に痴漢する奴がそうごろごろ居るとは思えない。場所的にも相手は限られる。
俺は目の前にある端正な顔を伺った。
この上なく不自然な笑顔と目が合う。
やっぱりお前かよ!
古泉が太股を俺の足の間にもぐりこませるようにして動かしているのだった。
勘弁しろよ。ここをどこだと思ってるんだよ。電車の中だよ。満員なんだよ。公共の場所なんだよ。
何より恋人にこんな真似されてる俺がかわいそうだろうがよ。
周りの人々に気付かれては居ないようだが、だから良いという問題ではない。
必死に目の前にある憎たらしい顔を睨みつけるが、まるでどこ吹く風だ。
根拠不明のさわやかな笑顔で首を傾げて見せる。
この変態め。
うぐ。
思わず呻き声が漏れた。
ちょっと待てやばいそれはやばいそれだけは勘弁。
おおおおおおおおまえ手を使うな手を!!!!
やめろってほんと・・・
古泉の腕をつかんで何とかやめさせようとする。
こいつの顔は常に笑っているといっていいが、その時の笑みは本物だった。
心底楽しんでやがる。
このやろう・・・
ムカついた。俺を怒らせたらどうなるか思い知らせてやる。
俺は手を伸ばして思いっきり古泉の股間を握ってやった。
う、とうめく声と共に、俺の足の間から不届き者の手が退けられる。
ざまあみろ。
ちょっと楽しくなって、意趣返しついでにゆるゆると手を動かしてやる。
んんん、と鼻に掛かった小さな声が漏れた。
眉根は寄せられ、うっとりと瞼が閉じられる。
俺の肩に額が寄せられ、唇が何か言葉を綴っているのが目に入った。
もっと。
・・・この変態め。
俺は手を離し、すぐそこにある奴の耳元に唇を近付け囁いた。
家につくまで我慢しろ。
>702
お待ち頂けた様でうれしいです。
気に入ってもらえれば幸い。
702じゃないけど待ってました。
悪戯っ子古泉GJ!
かわ…!
702じゃないけど待ってました。
バカップルの幸せを分けていただいた感じだ。GJ!
萌え!
切なくなったり、ほのぼのだったり、にやけてしまうようないちゃつきだったり
ここの職人さんはみんなレベルたけー(;゚∀゚)=3
755 :
702:2006/06/22(木) 01:35:40 ID:JobSOuKy
>>702です
痴漢ものktkr
自分、キョン古よりのリバ好きなので卒倒しそうになるほど萌えた
変態古泉もやり返すキョンも最高です
真面目に生きてて良かった
ありがとう
>>748さま
>>757 下手な猟奇系。グロが嫌いな人は注意。
つーか、これいろんなところで貼られているね。
>>758 あ、あぶねえ・・・
危うく踏むとこだったぜ感謝
,r'"´ `ヽ
.∠ソ`'ィ--ν-i
〈ノ'リ(レ´ヮ`ノリ
(','ソメ、ヾ')σ
〜〜〜'`
|__|__|
さてこの世界、つまり自然とは、確率により支配されているものです。
にもかかわらず今この場では確率論が成立しているとはいいがたい…
ならばこう考えるのがより妥当でしょう。
, " ̄^ ` ,
<V从'|` ,' なんだこりゃ…
(Д`;レ)ィ どこで笑えばいいのか
ハ⌒`'''''''''^ヽ 教えながら演じてくれ
キョンが古泉を好きになったしまった瞬間をテーマに書きました。
ほのぼのです。
電車が信号故障で止まってしまった。
今はあの部活でもない意味不明団からの帰りだ。
女性3人組はさっきの駅で降りてしまい、いるのはハルヒがいないのをいい事に気を抜いていすに座ったかと思うと寝てしまった古泉だけだ。
そいつを見ながら、ハルヒ手加減してやれよ。いつもまともに寝れていないんじゃないか。と、心配してみたりもした。
電車は動く気配すらない。目の前の居眠り野郎は本格的に寝てしまっているようだ。
暇なので古泉の寝顔を見物することにした。
乗っているこの電車は空いていて隣に座って覗き込んでもよかったが、正面から見てやろうと思い、片手でつり革をもち頭は下げて面白いものでも見ている様な格好だ。
見世物になっているそいつは、
さすがに笑顔ではない。無防備すぎるその顔はとても新鮮だった。
触ったら気持ちよさそうな髪、白い肌に整った顔立ち。
自分にはない不公平を感じながら。
ふと、唇に注目。キスでもしたらやわらかいだろうな。
などとあらぬ事を思い、さらに想像までしてしまった。
「あれ、電車は止まっているのですか?」
さっきの居眠り野郎がすっきりとした顔で言ってきた瞬間、
想像していた事の恥ずかしさに気づき、熱くなりかけた顔を隠すためにつり革を放した。
まさにその瞬間、タイミング悪く電車が発車。
なんと、古泉に抱きつくような形になって倒れてしまった。
これだけでもどうにかなりそうなのに、俺の鼻は事もあろうか古泉の制服と嫌味なくつけている香水のにおいを感じ取ってしまった。
うわ、どうしよう。顔がさらに熱くなってくる。
「大丈夫ですか?」
古泉はやさしく心配そうに言ってくるが、俺はそれどころじゃない。
どうにか体制を立て直すと、
「顔赤いですよ。まぁ、仕方ないですけどね。」
どうやら古泉はみんなの前で転んで恥ずかしがっていると理解したらしい。
「あ、駅に着きましたよ。」
古泉は笑顔で電車から降りようとしている。
その背中を追いつつ俺はある事に気づく。
俺はこいつに惚れてしまったと。
以上です。
ここのスレ、レベルが高いので満足していただけるか心配ですが
がんばって書いてみました。
GJ!
寝顔古泉に萌えたw
何だか絵板が見れない…自分だけ?
同じく見れない・・・
今つながらないだけ?
絵板開設した者だが、俺も開けん
ちょっと色々調べてくるノシ
770 :
絵板の人:2006/06/22(木) 16:11:23 ID:NnsZDkHJ
_,ィ'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.``丶、
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
,.イ´:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
r'´.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.,イ:.,イ:../i:.:.l:.:.:ヽ:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ、
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!/ !:./.|:./ |:./ !:.:..ハ:.:.,|:.:.:.:.ト-、ゝ
,イ.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:/ !ナ-、_レ' |ノ レ'ヽ:.ノ!:.!
!:.:.:r‐i:.:.il:.:.:..! こヒr`i`´ _ュ=-.,リ .リ
|,イ !i^)レ'l:.:.:./ ´ l´ヒr /:.:.ノ
! !:ヤヽ、.ヽ/ u ヽ l:.:./
k.l,`-ァi '´ /∨
k_N.l r'´ ̄`ア /
_,イj ヽ L_ ,,リ ./
/´r'´\ \. ` /
_,.ィ=''7´;;;;;;;| \ `ー-ェ-‐'´
一番上に同性愛禁止というのが驚きだぜ
すげー厳しい!
こりゃ、虹801は完璧無理だな。
話は変わるが、文化祭の古泉劇、原作ではキョンは
ちゃーんとカーテンコールまで見て、古泉にウインクまでしてもらってるね。
それをアニメで見たかった……!
うおお、
>>770容赦ねえなあ
びっくりした
古泉のやってた劇はフォモ臭さで有名だった気がする
>>770 ショックでタマシイ抜けそうだ・・・・orz
調べてくれてありがd
絵板、まだ保存してないのもいくつかあったのでショックだ・・・
保管庫でもつくっとくべきだったか
>>773 (0゚・∀・)マジカ!
やっぱり原作制覇するべきか…
このスレ的(妄想燃料になりそう)なおすすめはどれかな?
>>777 ちなみにこれは、「ライブアライブ」ではなく、
「溜息」(朝比奈ミクルの冒険メイキングストーリー)の最後のほうに出てくる描写。
原作は、古泉がキョンにあれこれ解説したり、キョンの体験談聞いて
古泉がそれを独自に解釈したりとかそういう場面がけっこう多い。
個人的においしいと思うのは、「消失」のキョンが意識を取り戻してから。
病室でいそいそとキョンのためにりんごをむく古泉が見られます。
ただし、「消失」は全体的に長門×キョンっぽい雰囲気。
古泉も話の中ほどまで登場しません。
>763
GJGJGJ!
萌えたよ〜、ありがとう
勘違いしちゃってる古泉萌えだ
>>770 同性愛を重点的に排除って…よっぽどホモ嫌いのスポンサーなのか
お客様の中に絵板のログを残している方はいらっしゃいませんか!
憂鬱(閉鎖空間ランデヴー)
溜息(キョンの自宅に来るイツキ)
退屈(野球大会の話)
消失(病院)
暴走(雪山症候群)
動揺(猫、ライブ)
陰謀(電話)
憤慨(一緒に帰る)
>>773,778
も、萌える…!
アニメ全部見終わってから原作読破しようと
思ってるんで今から楽しみだ。wktk
783 :
777:2006/06/22(木) 18:09:41 ID:4e3okUmN
>>778 詳細d!
「消失」はアニメ見て気になってた部分だったのが
更に気になってきたw
>>781 分かりやすいw
既刊全部揃えても損はなさそうかな
一気買いしてみる。レスありがとう
784 :
絵板の人:2006/06/22(木) 18:18:41 ID:NnsZDkHJ
問題の絵板だが
また違う所でレンタルしてみようと思う
すぐにできる訳では無いので少し時間がかかると思うが
それか誰か使ってない絵板とかあったらそれを利用するのもありだと思った
とりあえず皆の意見がほしい・・・orz
裏サイトの絵板としてプーを長年使ってるけど
あそこは性器のモロ描写さえしなければかなりゆるいよ
保管庫のアドレスを利用させてもらうのはどうだろう?
管理人さんの許可をもらえればだが
仮の方?
全く構わないけど、最近広告が見るに耐えなくなってきたから
移転しようか迷ってるところなんだが…
あのままでいいなら絵板へのリンクも貼っておくけど、どうする?
流れ豚切るけど、エロパロスレの603がめがっさ
萌えた・・・
日常ほのぼのもいいね〜
絵板管理人さんも保管庫管理人さんもいつもありがとうございます。
私は管理人さんが気にならなければ、広告とかは気にしないです。
あ、便乗して言うのも何だけど、保管庫さんの同スレ内の続きものは
同じページにまとめてくださると読みやすいんですごく嬉しいです。
>>789 今見てきたけど確かに萌える。
エロパロといえども偶に日常ほのぼのや友情物あるから
ノーマルも好きな自分はよくチェックしてるよ。
保管庫がただ並んでるだけで、カプや内容が分かり辛いのが難だけど。
エロパロスレって何で検索すると出てくる?
見ようと思って検索してもひっかからん…
793 :
風と木の名無しさん:2006/06/22(木) 22:59:45 ID:SbBFduQV
エロパロスレはあったが・・・
603?
これは実に理想的な古泉だ
うはっおほほってなんだw
そこはかとなくオカマ口調な古泉モエス
>>796 雪山ネタバレ注意
かなあ?w
うはっおほほワロスw
どうでもいいが、ハルヒの立ち方が妙に好きだ
古泉wwwwwwwwwwww
口調変わるのバルスwwwwwwwwwwww
何この連帯感
すご!
,ィュ-‐-、_
/: : : : : : : : : :`ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
イ : : : : ,ィ ./リ| ト、: : : : : ゝ
!: :/: :,AZ__ |/' >r.、: :N
!'ヽ: :! ―- ニ| .! .!ノ そろそろ落ち着け
_人_l、u. i .(ヾ| .! iヽ
_,..-'´/:::::| ヽ 〜 ,.ネ、 ト、
r'´:::::::::::::く:::::::| ノ` =く. .|::ヤ .|:::`゙ー、
/:!::::::::::::::::::/::::::.レ'^YニY/レ!:::ヽz='=i::::::::ヽ
/::::::!::::::::::::::::ヽ:::::::| .〉-〈 /::::::〈:::::::::::::|:::::::::::!
r−<_::::::::::::::::::::丶、
, -―/:::::::::::::::`::::::::::::::::::::::::::`丶、._
/:::::::,、!:::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
//:::::::/::`!:::i:::::!:::::ヽ:::::::::ヽ:::::::ヽ::::::::::::::::::!
/::/::/:::/::::,、,!:::!::::ヽ:::::ヽ:::::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::::::::|
/,.イ::::/::::!::::/ .!::ト、:::::ト、::::ヽ::::::::::ヽ:::::ヽ:::i::::::::::`、
/:::,イ::::!:::/__ !::!ヾ、::!_,>-‐ト、,_::::ヽ:::::!::::!::::::::ト、ゝ
!::::ハ:::!イ´ ` .k ! ヾ:! \! ヾ`::::lヽ::!::::!::::::::! では僕のこの昂ぶりも
!::/ !:::::::! -‐- ヾ、 ヾ-―- ヽ:::::!::ヾ!:ハ::::::::! キョン君に鎮めてもらいますね
ヾ! !:::::::! ノ 〉、!::::/ヽ|:::/リ
!::::::! く !::::::::/‐,ソ:/
!:::∧ ` !::::,.イ‐'/!/
!,/ ヽ ー―-- ,.!::/ ト、リ
ヽ  ̄ , -'´!/ ,ハ
>┬―''"´ / ヽ
変態オチか……
だって古泉だもの
>>757 あんた何やってんですかで吹いた
この人のネタ好きだなぁ
嫌ならスルーすれ
いちいち厨臭いレスするな
谷口や国木田も萌えるな
単なる脇やショタ風キャラでなくちゃんと男子高生してるのがカワイス
狙って無くて普通なのがいいよね
国木田も谷口ほどではないが結構がっついててワロス
なんかイメージと違った反応だったが、あれはあれで萌え
谷口はなんつーかもうバカ可愛すぎる
ところで、キョンだけ微妙にダンスのキレが悪いんだな
最後のキメのときにみんな既にしゃがんでるのに
一人だけ乗り遅れてるし、腕がしっかり上がってないし。
古泉は軽くジャンプとかして余裕な感じだけどw
発表前夜にハードなプレイを要求されて、全身が倦怠感に苛まれてるんだよ、きっと
そうとしか見えなくなっ
「今日はダンスの撮影ですよ」
おい古泉。それはマジか。初耳なんだが。
「ええ、昨日涼宮さんもそうおっしゃってたでしょう?」
そんな昔のことは覚えていない……なんて、一昔前の映画のようなセリフを
はいてみたい気分だぜ。もっともあれは大人の男が言うから似合うのであって
俺が言ったらただの若年性健忘症扱いされるんだろうけどな。
放課後のSOS団の部室、踊るのに邪魔な机やパイプ椅子を片付けさせられて
首をひねっている俺に、古泉は無駄にさわやかな笑顔で言った。
つか、お前睡眠不足じゃねえのか。昨夜遅くまで起きてあれやこれややってたくせに、
どうやったらそんな顔ができる。今度俺にコツを教えろ。
「楽しいことを考えていたら、自然とこんな顔になりますよ」
ならねえよ。
机や椅子がなくなったスペースでは、我らが団長殿が、夜空の一等星を
全部集めたよりもきらきらと無駄に輝く瞳で振りをさらっていらっしゃる。
あー、そういや昨日そんな練習したような気が。なんとなく覚えがあるぜ。
ハルヒの横で、もくもくと完璧に踊る長門。それからたよりなく踊る朝比奈さん。
ええ、朝比奈さんはそのたどたどしい踊りで結構です。それだけで心が潤いますからね。
長門はあまり完璧に踊りすぎるなよ。ハルヒをきちんと引き立ててくれ。
俺の祈りが通じたのか、長門はちらとこちらをみて、ほんのわずかに肯いた……と思う。
「振りは覚えていますか?」
ああ、といいたいところだが……正直怪しいな。つか古泉、お前顔が近いぞ。息がかかる。
「もし覚えていないようでしたら……」
エセさわやかスマイルに、ほんのひとつまみほどの色気が混じる。やめろ、ハルヒは
無駄に勘が鋭いんだ。俺たちの関係に気づかれたらどうする。閉鎖空間どころの騒ぎじゃないぞ。
声を潜めた俺の抗議に耳を貸さず、古泉は言った。
「昨夜のように、手取り足取り教えて差し上げますが?」
畜生、昨夜こいつと過ごした時間とやっちまったことを思い出したじゃないか。おい、
そこでなに思い出し反応してるんだ、俺の下半身。
満身創痍の体と下半身をかばいつつ踊ったせいで、俺の動きはかなりぎこちないものとなった。
ハルヒは腹を抱えて笑ったが、まあ、その原因を知られるよりは笑われたほうがマシってものさ。
ちょwテラモエス
た
>>827 ありがとうありがとう・・・
萌えたよ・・・
「涼宮さんと仲良くして頂けませんかねぇ・・・?」
長めのキスの後、古泉は疲労を含んだ笑みで囁いた。
意味もなく罪悪感に苛まれる。
「貴方が涼宮さんを不機嫌にする所為ですよ・・・僕だって人間です、
ああも閉鎖空間を生み出されたら疲れますよ」
最近は制服姿でいる時間より、赤球姿のほうが長い気がしますよ、と優男が嘆く。
どうでもいいが、俺の所為にしないでもらいたい。
「疲れてんなら、俺にこんなことしてないでさっさと帰れよ」
俺の顎を掴んだ手を払いのけ、顔を逸らした。
すると、静かな笑い声が聞こえた。
気に入らん。
「僕にとって、貴方といる時間こそ休息なんですよ。・・・・・・・ヤキモチですか?」
「煩い黙れ」
自分の顔に近づきつつあった、人畜無害の笑顔を押し戻す。
「実は涼宮さんと仲良くしてる貴方を見るといつの間にか手にカッターが握られてる事が多々あるんですけど・・」
それはそれはお気の毒な事だ。笑顔で言う台詞じゃねぇ。
『けど』、なんだよ。
「お二人の仲を邪魔したら涼宮さんは世界を破壊しかねない、
そうなったら僕は貴方と会えませんからね」
そう呟いた後、そっぽを向いたままの俺の髪にキスが落とされた。
驚いた俺が振り向くのを、こいつが見逃すはずがない。
いつの間にか、顔を大きい両手で固定されてしまった。
もう、古泉しか見られないように。
―――まさか。
「キョンくん・・・・・声、抑えられますよね?」
そのまさかだった。
この含み笑いは、ここで組み敷くつもりだ。
絶対やめろ変態超能力少年。ここが何処だか知っての狼藉か?
「勿論ですよ、放課後の教室です。」
古泉の手が俺のネクタイを解きにかかる。
キスまでなら許してやらんことも無かったのに――― !
待て待て待て待て。
ネクタイを解く手つきが慣れてきてる、とかそういう事を考えてる場合じゃない。
反論しないと止めそうにない。
反論しても止める確率は皆無に等しいが。
戸惑う俺を見て満足げな、目の前の超能力者。
俺の身体のことを全て分かっているようで、反論を不可能にする箇所を的確に攻めてくる。
「ぅ・・・・あ、やめっ!」
精一杯の力で出た台詞がこれだ。
しかも台詞の途中でも古泉が攻めてくれたおかげで、声が裏返っている。
情けなくて涙が浮かんだ。
「可愛いですよキョンくん・・・」
古泉の声色が色っぽくなる。
「わわわ、忘れ物〜、ふふーん」
谷口の微妙な歌声が聞こえた時、俺は次の日の欠席理由を考えていた。
谷口ィィィィィ!!!
ギャーせっかくの古キョンを邪魔してスマソ
>>832
キスまでなら許すつもりだったキョン禿萌え
>>831 谷口に空気嫁といいたくなったw GJ!
谷口めえええええええ!!!!!!
みくるの着替えシーン中にカメラの前に立つ有希並にじゃm
キャラ身長表(完全公式)
キョン=170
ハルヒ=158
みくる=152
長門=154
古泉=178
谷口=170
国木田=166
鶴屋=160
朝倉=160
ちょ
8cm差
8cm差
8cm差…
身長差萌え
どっちが攻め受けでも萌える
846 :
風と木の名無しさん:2006/06/24(土) 00:09:51 ID:Kmsx0y52
ENOZライブのときの古キョンが並んで立ってる絵がちょうどいい感じだったー
キョンは175cm前後ってイメージだったけど、
そこまで高くないのか。
って、よく考えてみたらまだ高1なんだよね。
身長差モエス
>>847の身長差にも萌えたけど、キョンの胸元のあの紐が・・
>840
可愛い古泉スレになってる・・・
>>749 そりゃおま、あの「お前さえ…」の後ニャンニャンうはっおほほなことになってたんだろうよ
ちなみに777ですが既刊買ってきて読んだ
モモモモモエス!
お勧めどころを教えてくれた人重ね重ねありがとう
絵版消えた?
以前キョン太郎を書いた者ですが。
続編が出来たので投下します。
注意!おとぎ話ものです。
856 :
キョン太郎2:2006/06/24(土) 02:40:11 ID:BM3OQncF
この不景気な世の中職に就くのは大変な事である。
ましてや何故か武士を目指している俺にとっては尚更だ。
無職はいかんよ、無職は。
・・・でも、最近はとある事が原因でくじけそうなんだ。
そ、それはさておいて、今日は何の訓練をしようか。
え、馬に乗る訓練?・・・いや、それはもういいんだ。
馬に乗るだけが武士じゃないし、そんなものよりもっと大事な事があると俺は思うんだ。
・・・けして騎乗にたいしてトラウマがあるとかじゃない。
そう、俺の尻が少し痛む事とは一切関係は無い。ある筈が無い。
「あ、キョン。」
よう。
「よう、キョン。今日もシケた顔してんなぁ。」
余計なお世話だ。
こいつらは国木田と谷口。
マイペースで地味な感じのが前者で、アホでスケベなのが後者だ。
二人とも、その、なんだ、ダチってやつだ。
「お前、今ツンデレったろ?」
断じて違う。
857 :
キョン太郎2:2006/06/24(土) 02:42:16 ID:BM3OQncF
「ねえキョン、今日は何の稽古をするつもりなの?」
う〜ん、・・・格闘の訓練。・・・よし、日本の国技スモウでもするか。
「えっ、スモウ?」
ああ、お前ら一緒にやるか?
「そんな昼間からスモウだなんて、キョンってば・・・。」
おい、なぜ顔を赤らめるんだ国木田。
昼間っからって、そんな性的な意味で言った覚えは無いぞ!
「おいおい国木田、何勘違いしてんだよ。」
おお谷口!そうだ、言ってやれ。
「キョンは野外でするのが好きなんだよな?」
ちげぇよ!お前も勘違いだよ!
まったく、俺は昼間からするのも野外でするのも別に好きじゃ「また、お困りのようですね。」
「うおっ!?」
「ですから魚(うお)じゃなくて熊ですってば。」
「わかってるっつうの!そう意味じゃねえよ!あと顔が近いんだよ!」
なんかこの前もこんなやりとりだったような・・・?
「それはそうと、嘘は感心できませんね。」
何がだ。嘘を言った覚えは無いぞ。
「何って、先日は昼間っから野外で、僕とナニして楽しんだじゃないですか。」
「なっ!?」
この野郎、キラーンと歯を光らせながらとんでもない事を言うやつだ。
858 :
キョン太郎2:2006/06/24(土) 02:43:10 ID:BM3OQncF
「あ、アレはお前が無理矢理・・・。」
「そうでしたか?それにしては随分と気持ちよさそうでしたし、
途中からはご自分から腰を使ってくれましたよね?
2回戦目が終わった後の、あなたが言ってくれた言葉で
『・・・こ、古泉、もっと・・・もっとして・・・』は、いやはや
僕のキョンフォルダに永久保存確実のエロさでしたよ。」
「っ!?」
この変態熊、人前でベラベラと。・・・しかし本当の事だから反論もできん。
「なるほど、キョンは心も体もツンデレだったって訳だ。」
黙れ谷口、誰が上手い事を言えと言った。
ん?国木田、顔を俯かせてどうしたんだ。
「・・・知らなかったよ、キョンが変態だったなんて」
・・・そうだよな、誰だってこんなのが友達なんて嫌だよな。
ごめんな、国木t「そんな変態で淫乱なキョンにはお仕置きが必要だよね?」
国木田さん?
「それでは、今日は皆で楽しむという事でどうでしょう。」
てめえ、古泉。
「お、いいねぇ。」
谷口お前もか。
859 :
キョン太郎2:2006/06/24(土) 02:45:19 ID:BM3OQncF
「ア!キュウニヨウジヲオモイダシター。ミンナ、マタn「逃がしませんよ。」
ちっ!
逃げようとした俺は3人に囲まれ、ジリジリと追い詰められて行く。
「よ、よせ。やめろ!け、ケダモノぉ!」
俺は最後の抵抗として叫び声を上げた。
「だって熊ですし。」
知ってるよ。
「実は俺、こう見えても猪なんだ。」
初耳だよ、谷口。
「僕も、こう見えて兎だよ。」
ウサ耳かよ、国木田。
なんだこの山はまともな動物は居ないのか!?
っ!谷口、耳を噛むな!く、国木田、変な場所のにおいを嗅がないでくれ。
なっ!?古泉そんなモノ俺は口でなんtムグッ!?・・・ング・・・、ン、ン・・・。
あしがらやまの やまおくで
けだものあつめて すもうのけいこ
ハッケヨイヨイ ノコッタ
ハッケヨイヨイ ノコッタ
860 :
キョン太郎2:2006/06/24(土) 02:47:17 ID:BM3OQncF
投下終了です。
ちなみに、歌詞は前回も含め主人公の名前以外は歌詞のままです。
なんだこれワロタww
心も体もツンデレなキョン萌えた。
面白かったです!GJGJ
>>860 ケダモノ達にクソワロタww
神超乙です!
このおとぎ話シリーズ大好きです!テラモエス!
キョン太郎テラモエスwwwwwww
そしてケダモノ(*´д`*)
>>784 絵板だけどまだ新しいの借りるのに時間かかるなら
自分が今全然使ってないpooがある。
この先あまり活用されそうにないし、今あるログも全部消すので
お古でも良ければ使いますか?
「ねぇ、キョン。今度の衣装どっちがいいと思う?」とハルヒに言われ、
俺は視線を長門と朝比奈さんに向けた。
いつもの二人とは明らかに違った。
長門は猫耳+しっぽを揺らしながら無表情で読書中。
朝比奈さんは屋内にもかかわらず傘を差したレースクイーン姿で、
顔を赤くしながらポーズを取らされていた。
俺がどうしたものかと黙りこくっていると、
ハルヒが「あんたがどうしてもって言うならポニーにしてあげてもいいわよ。」と加えた。
堪らず助け舟を求めて古泉に目をやる。
ハンサムスマイル0円の優男がお決まりのポーズを決めて、
この上なく爽やかに提案してきた。
「猫耳レースクイーンでポニーな僕はいかがしょうか?」
部室中の空気の動きが止まった。ような気がした。
一拍置いてから、俺は正直に答えてみた。
「バニーな国木田も込みで頼む。」
EP2を見返してたんだけど、
キョンが引っ張られて後頭部打つシーンの
「あぁン」に萌えた
ハルヒとミクルが絡むのを見て興奮してたのに
いつの間にか古泉とキョンが絡むと興奮してる
オレガイル
>>866 バニーな国木田は確かに見たいな。
似合いそう。
>865
今申請中だろうからもう数日経てば作られるんじゃね?
871 :
絵板の人:2006/06/24(土) 18:50:39 ID:aPiVH/jP
ごめんまだ申請してない・・・
pooにするか
>>786のとこにするかどっちの方がいいかな?
最近忙しいんで確認メール来ても気付かなかったりする予感が
だから
>>865氏の絵板を使わせてもらおうかとも思うんだが
あやふやな文ですまんorz
pooはわいせつ表現禁止って書いてあるからエロ駄目かも
>>871 自分としては早く復活してほしいから、お古を貰うで良いんじゃないかな
エロがダメなところはまた同じことになるかもね
エロだのエロだのわいせつだのお前らエロ大好きだな
俺も大好きだ
>876 正直物でいいな、お前 そしてその意見には同意する。
古キョン(コキョン)という略称を見るたびに巨根を思い出す。
て言うか最近は自分内の古キョンの読みがキョコンになってしまった
>>878 その略称使いながらそう思ってる
外で言う時はかなり気を遣う
880 :
865:2006/06/24(土) 19:40:02 ID:g99rfBW7
絵板登録する時のカテゴリに成人指定あるし、
露骨に性器の描写がなければ平気だと思うんだが…>poo
pooでも大丈夫そうならすぐログ消していつでも使えるようにするけど
無難に
>>786の方がいいかな?
あと
>>871さん忙しそうだし、中身の登録情報の自サイトURLとか
消せそうにないから、もしお古のpoo使う場合は自分がこのまま引き継ごうか?
古キョンと書いて、「こいきょん」と読んでいた。
自分は「イツキョン」派
「こきょん」はマイナーなのか・・
メイド古泉は萌えるなw
>>888 その裸体っていぬかみっのけいたのアレか?w
それならぜひ一話の全裸も見てみたいよww
いーやーー
マッガーレ放送が心待ちでならないw
VIPでやってるラジオ初めて聴いたんだが似てるなw
萌える
そろそろ小説の続編書き始めるかな・・・・・
概要いうとこんな感じw↓
・・・キョン君・・・助けて・・・・>●_(゚∀゚ )≡ モヒョヒョヒョヒョ ヽ(A`)ノ≡ コラァァァ!!コイズミカエセヨー!!
コイズミ 神人 キョン
それスゲー読みたい!
がんばってください
激しく期待
楽しみにしてます!
陰謀見て、謎の未来人(?)×キョンを妄想した俺ガイル。
そこに古泉が現れそうだ
>>897 おや、奇遇ですね。私もそれを妄想していたところですよ。
今北
ほぼキョンと古泉の独壇場なのにもう2スレ目も終わりかあ
すごいね
四つんばいで歩み寄るキョンテラモエス
もうレスの数も900台かぁ、凄いねえ。
という訳で投下します。
注意!おとぎ話物です。
赤ずキョン
「いってきま〜す」
わたし赤ずキョン!花も恥じらう16歳!
今日はお母さんに頼まれて、バスケットを片手に病気のおばあちゃんのところへお見舞いなの。
おばあちゃん大丈夫かしら、一人暮らしだから何かと不便だろうし。
赤ずキョンとっても心配・・・。
でも、おばあちゃんに会えると思うとキョンなんだか嬉しい!
ルンルルンルルン♪思わずスキップしちゃう!、エヘッ。
「フフ、あ!こんにちは小鳥さん。今日もいいお天気ね☆フフ・・・フ・・・フッフフ・・・・・・。」
グハァッ!!!!
もう無理!不可能!!ありえん!!!俺に乙女チックなんて出来るわけないだろ!
何が『花も恥じらう16歳』だ、自分の事を名前でなんか呼ぶはずないだろ。
スキップしながら鳥になんか話し掛けるなんて、俺はアホか!?
ああ気色悪い気色悪い、この乙女空間を即刻消去してくれる!中和だ中和!
チンポチンポチンポチンポチンポチンポチンポチンポチンポ・・・・・・・・・・・・・・・・。
ふう、もう大丈夫だろ。・・・もしかしてやり過ぎたかな?
「こんにちは、キョンくん。」
どうやら、やり過ぎたようだ。
「誰だお前は?」
目の前にはわざとらしい笑顔を顔に貼り付けたハンサムな野郎がいた。
「はじめまして、僕はオオカミの古泉一樹という者です。けして怪しいものではありません。」
そういうヤツが一番怪しいんだ。
ん?
「おい、古泉とやら。どーして俺の名前を知っているんだ?」
「それはですね・・・フフ、あなたさっきルンルンしながら
乙女空間を繰り出して、独り言を言っていたじゃないですか。」
て、てめえ!?隠れて見てやがったな!
「いえいえ、たまたま通りがかっただけです。
というか、あの状態のあなたに話しかけるには、かなりの勇気が必要ですよ。」
あ、あれは物語を始める為に必要だったんだ!俺の意思じゃねえ!・・・多分。
「それはさておき、あなたはおばあさんのお見舞いに行く途中なのでしょう?」
そうだよ、邪魔すんな。
「いい臭いですね。ブドウ酒とお菓子でしょうか?」
さすがオオカミ鼻がいいな。
「おや?見たところ、花をお持ちで無いようですね。」
まあ、持たされなかったからな。
「お見舞いには花を持っていくと喜ばれると思いますよ?
花畑に行かれて摘んできてはいかがですか?」
そうだな、ばあさんも一人暮らしじゃ寂しいだろうし。
母さんには寄り道するなといわれているが、それ位はいいだろう。
「忠告ありがとな、古泉。俺ちょっと行ってくるよ。」
お前って、笑顔は怪しいけどいい奴だったんだな。
「どういたしまして。」
俺は古泉に別れを告げ、花畑に向かった。
「どうぞごゆっくりー。
・・・・・・さて、急がなくてはなりませんね。フフフフフ。」
「よし、こんなもんだろ。」
俺は摘んだ花を、やや手間取りながらも束にした。
ちょっと量が多かったかな?
良さそうな花を選んでいたら案外時間が掛かってしまった。
さて少し急ぐとするか。
「こんにちは、ばあさん。大丈夫か?」
ばあさんの家に着いて挨拶をするが返事がない。
・・・寝てるのか?
母さんが元気そうだといっていたから、それほど心配は無いだろうが・・・。
それでも万が一を考えると、少し不安だ。
荷物を置いて近づいてみると、おかしい。何か変だ。
ばあさんは頭巾を深く被り、毛布を顎のところまで被せてまるで顔を隠してるみたいだ。
おまけに白髪のはずのばあさんの頭巾からはサラサラの茶色がかった髪がのぞいている。
「ばあさん、髪染めたのか?」
病人に何を聞いてるんだ、俺は。
「イメチェンですよ。」
声低いぞ!?ま、まあ風邪のせいだろ
いや、それより何で敬語なんだ。
「なんか皺が無くなっているような。ていうか若い?」
「あなたの前では何時も綺麗な僕でいたいんです。」
乙女かよ!
「なんか前に見た時より身長が伸びてるような・・・。」
「成長期ですから。」
おかしいだろ!
「それに、大きい方が抱きしめやすいですし。」
何を抱きしめるかは気かないでおこう。
「それより風邪を引いて心細いんです。手、握ってくれませんか?」
「・・・ああ、いいよ。」
相手は病人だ。それくらいのお願いは聞くさ。
『さわさわ』
ちょっとくすぐったいな。
『すりすり』
ま、まあ頬擦りなら。
『ん、ちゅぱ・・・ちゅぷちゅちゅぷ・・・ちゃぱちゅぱ・・・』
ちょっ!?しゃぶらなアァン!・・・き、きもち・・・い・・い・・・。
――――5分経過――――
「ぷはぁ。いやぁ、すいません。美味しそうだったもので、つい口に入れちゃいました。」
入れちゃいましたじゃねえよ。ったく、おかげで指がベトベトだ。
自分の服で指を拭っている最中に俺は、
気付いてはいけなかったかもしれない事に気付いてしまった。
わあ、おばあさんのこかんがおやまみたーい
ガバッ!
押し倒された。
「ば、ばあさん、なんか目が怖いんですけど。」
「あなたが悪いんですよ。」
「なんで、手をつかむのかな?」
「キョン君を逃がさないためです。」
「病気なんて嘘だろ。」
「もちろん。」
「しかも、お前ばあさんじゃなくて古泉だろ?騙しやがって。」
「当たりです。でもあなただって途中で気付いていた。」
「・・・そうだけどよ。」
「逃げるチャンスは幾らでもあった筈ですが?」
「っ!」
「期待していたんでしょう?」
「・・・そんなことない。」
震えた声。まるで、俺じゃないみたいだ。
「指をしゃぶらせて頂いた時は、大変気持ちよさそうでしたが?」
「そんなことねえよ。」
そうだよ、そんなことある筈がない。
「今だって、少しも逃げようとしない。」
「そんなこと・・・。」
「・・・。」
「時間切れです。」
・
・
・
行為のあと、俺は恥かしくて顔が見れず、古泉には背を向けていた。
そして、ずっと気になっていた事を聞いた。
「なあ、ばあさんはどうしたんだ?まさか、食ったんじゃないだろうな?」
古泉は右手で自分の頭を支えつつ、左手で俺の髪をなでながら答えた。
「ああ、その方なら大丈夫ですよ。僕が事情を話したら、喜んで協力を申し出てくれました。」
なんてババアだ。変態が孫を襲うのに賛成するなんて。
「今もほら、隣の部屋からカメラで撮影していますよ。」
・・・えっ!?
「いやぁ、見られながらするのって案外いいですねぇ。何時もより興奮しちゃいました。」
ば、ばあさんあんたって人は。
「ちなみに、あなたのお義母さんもいますよ。」
母さんまで!古泉の母さんに対して呼び方に違和感を覚えたが、
いったい、うちの女どもは俺を何だと思ってるんだ!
「僕のお嫁さん。という事でどうでしょう?」
「どうでしょうじゃねぇっ!!!」
投下終了します。
大変だけど、文章を書くのが最近楽しいです。
早くお絵描き掲示板復活しないかなぁ。
ハゲワラ
チンポチンポチンポ…で古泉を召喚したんだなw
爆笑の域を、光る風を追い越す速さで超えた。
キョンの周りって、本当に変態だらけですね
チンポw
憤慨読んで、
謎の未来人×会長を妄想してみた
謎の未来人でも会長でも、いっそキョンを攻めてみれとおもった
OTL
>こかんがおやまみた〜い
テラバロスwww
狼さんは巨根だったのかな?
vipのキョンラジでここに投下されてた古キョンSSが読まれたわけだがwww
一人二役で、キョンも古泉も結構似てるから禿げ萌えた
乗り遅れた・・・
>>921 聞いてた
似てるよね
誰かうpしてほしい
>>923 録音はしてるけどどうやって一部を切り取ればいいかわからない
音声編集ならSoundEngineとかどうだろう?
>>924 よし、やってみるか
ラジオのキョン君ごめんなさい
次スレはまだ大丈夫かな?
今日放映の内容を考えると900超えてるから微妙な気もするんだけど
・・・・あれ?・・・・周りが真っ暗だ。・・・そうか僕はもう・・・もう彼に会う事も無いのだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「・・・し、しまったっ・・・・うわあぁぁぁぁぁっ・・・・・・・」
くっ、なんて奴だ。裕さんの身ぐるみを剥がすなんて。尋常じゃない・・・・
「・・・っfskwskfjs・・・裕っ・・・・・なんてことだ」「圭一。落ち着け」
「どうやら奴は男色の気があるようですな」
・・・新川さん・・・冷静な分析ですね・・・森さん・・・怖いです。
「まともに闘っても勝ち目はありませんね、このままではジリ貧ですよ」
「ああ、私がおとりになる。その間に攻撃を加えてくれ」「・・・しかし新川では食指が動かないだろうな」
「・・・私そんなに魅力ありませんか」「ああ。全く無い」
・・・・・・ついに来た。役目を果す時が。
「僕がやります」「し、しかし、一樹君、君のような若者が・・・もったいない」「僕は役目を果すだけです」
「うむ。ヤルしか無いだろう」・・・・新川さん意味深長ですね・・・森さんアクセントおかしいですよ。
・・・・・部室からコスプレを持ってきてよかった。さすがは長門さん。ついにこの能力を使う事になるとは。
「コスチュームチェーンジ。巨乳メイドっ」「・・・・おおっ。これは・・っ・・たまりませんな」「新川はメイド属性、と」
分散していた神人の攻撃が激化し始めた。・・・・みんなもう限界だ。
このままでは全滅だ。こうなったらやるしか無い。気配を察知した新川さんが叫ぶ
「い、いかん、一樹君。そんなことをしたら壊れてしまうっ。」
「属性チェンジ。猫耳妹っ・・・お・に・い・ちゃ〜ん。大好きっ」刹那神人が発狂した。
「モ、モェェェェェェッ」閉鎖空間が神人と共に崩壊し始めた。しまった。このままではみんなが。
「お・に・い・ちゃん。だっこしてぇっ」とっさに叫ぶと神人に抱きついた。世界がまばゆい光に満ちていく。
これでよかったのだろう。僕は使命を果し、世界を守った。彼が無事ならば他に何も要らない。
よくねぇよ○LZ
10分で書きますた。なんだこりゃw
よくねぇよバロスwww
931 :
保管庫:2006/06/26(月) 00:06:57 ID:iah3/2ED
ちょwww
これどこまでで載せたらいい?よくねぇよ要る?
シリーズ全部一ページにした方がいいんだろうか。
しかしあれのオチがこれなのかwww
ID変わった_| ̄|○こんな時にスレ消費スマソ…
ID:4kzbjoYe=ID:PpTHtNXL
934 :
SOS団:2006/06/26(月) 00:33:42 ID:jPIdBfdI
で、手は繋いだのか?
13話すごかった
もうめくるめく古キョンの世界ハァハァハァハァ
萌えが次々に襲い掛かりすぎて失禁しそうですママン
>938
ヒント:遠近法
手は繋いだのか手は
地方は辛いorz
>>940 通行人の中、自然に何の迷いも予告も無くソフトに
今回のキャスト欄でキョン→古泉二人で並んでてもうダメだったw
948 :
930:2006/06/26(月) 01:00:00 ID:/zwn21SU
酔った勢いで書いた。反省している。
あと3話で完結?
949 :
929:2006/06/26(月) 01:00:57 ID:/zwn21SU
↑間違えた.。逝ってくる
そうだ、スプーン用意しとかなきゃな
>>951 ギャァアアアア禿萌える!!!!
早くアニメ見たいな…
急に手を取られた時の声に萌えた
>>953 声というか台詞に笑った
「何の真似だ!?気色悪い!」だったけ
何をされると思ったんですか、キョンw
絶対古泉は反応を面白がってると思う
950越えたけど新スレどうする?
>>956 乙でっす!
しかし、この第2話スレあっという間だったね
神々の降臨のお陰だな
もうすっっっごく超能力者 古泉一樹がカッコよかったです!!!
>>932 乙
もうちょっとゆっくり喋ればいいのにな
似てるんだけどもったいない
やっばい萌えた!!! 手繋いで閉鎖空間はいる二人は可愛かった。
絵版の存在を知らなかったのですごいショックだ・・・orz
>>953-954 「」の台詞の前の呻きというか悲鳴というか
息を呑んだようなあの声ですな
エロくて萌えますた(´д`*)ハアハア
自分エロパロスレの
>>561〜
>>568だが
連投規制に掛かって書けなくなった
明日には書けると思うので誰か良ければ伝えておいて欲しい
963 :
962:2006/06/26(月) 04:30:22 ID:3KRHmEhh
前言撤回
書き込めました、申し訳ございませんでした
学校行って絵でも描きながら埋め立て用のネタでも考えるとするか。
未だにエロパロスレのどのスレの話をしているのか分からない・・・
閉鎖空間記念カキコ
閉鎖空間って怖いな
ホモ妄想し放題じゃないか…
既に言われてるけど手繋がれた時のキョンの声がエロかった
全話通して、あんな声初めてじゃないかw
古泉は何時からキョンの自宅前で待ち伏せしていたんだろう
ハルヒ次第で何時帰ってくるか分からないのに
つーか何処に潜んでたんだ。組織のタクシー内だったりして
うちは今夜放送だ。wktkが止まらないw
キョンと古泉の声は、普通にしゃべっててもどこかエロいと思う。
二人とも、そこはかとなく色気の漂ういい声なんだよなー。
水曜の夜まで我慢だ( ´ω`)
キャプ画像見ただけでも興奮するのに実際のシーンを
見たらどうなってしまうか今から怖いよ
一樹がかっこよすぎてかっこよすぎてもう・・・( ´Д⊂ヽ
屋上から飛んでいくとこは藤崎竜のサイコプラスみたいだ。
あの落ち着き払ったイヤミっぽい態度が可愛くて可愛くてたまりません・・
MX組は放送時間変更で来週月曜放映なのが辛いな…orz
いざとなったらyoutubeで(ry
とても来週まで待てないので今夜神奈川の実家まで行こうかと('A`)
いざとなったらテレビ見れる漫喫に入る。これ最強。
>>966 で教えてもらっても作者検索すら見つけられない俺は
まだまだ駄目って事で諦める
東京は一週間後なのか・・・忘れてたよ
よし神奈川行くか
放映されない地域に住む私はDVD迄待つしかない。
キィー!!
(ハンケチ噛みながら)
979 :
風と木の名無しさん:2006/06/26(月) 13:30:08 ID:kppyo0YB
MXとTVK両方入るうちが勝ち組?
うちの地域は、サンテレビとKBS京都
我が家では後者は砂嵐メインで微妙に音だけ聞こえるくらいだけどな!orz
クリアな画面で楽しめるのは明日の深夜か…………
日曜ハルヒのためだけに埼玉の友人宅を訪れる
MXとtvk入る地域の俺が勝ち組
982 :
風と木の名無しさん:2006/06/26(月) 16:12:35 ID:kppyo0YB
閉鎖空間にて。
キョン「おい、古泉どこに行くんだ?」
古泉「こちらからの眺めがいいんですよ」
キョン「っておい、古泉ここホテルなんだが。どうしてお前は客室の扉を開けてるんだ?」
古泉「ここの部屋からの眺めがいいんですよ」
キョン「っておい、お前なんで俺を押し倒してるんだ?」
古泉「ああ、説明しなければわかりませんか? それとも言葉攻めが好きだったのですか?
それでは説明いたしましょう。まず私はあなたのブレザーを脱がしてネクタイを取って……」
キョン「くぁwせdrftgyふじこl」
こんな閉鎖空間だったら愉快だなと思った。
古泉×キョンのときのキョンは、ものすごいふじこってる印象がある
古泉「あ、すみません…何となく、指を絡めたくなってしまいまして」
キョン「ききき気持ち悪いこと言うなあqwせdrtyふじこ」
古泉「すみません…何となく、抱きしめたくなってしまいまして」
キョン「ややややめろ背骨をなぞるなスリスリするなあwせrtgyふじこ」
古泉「もう駄目です…キスしたくてたまらない」
キョン「ままま待て心の準備が…っあqwせdrftgyふじこ」