不連続ドラマ801「ニホンちゃん?」

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1風と木の名無しさん
●1.「ニホンちゃん」のキャラクターで801萌えするスレです。
・政治家萌えや国家(擬人化含む)萌えの方は別に該当スレがありますので、そちらに移動してください。
 (該当スレは隠密スレなのでリンクは張りません)
・風刺もしくは中傷のための801ではなく、萌えのための801です。
 それ以外を目的とする方は、各々該当する板に移動してください。

●2.スレの進行について
・sage進行でお願いします。
・荒し・煽りは一切無視でお願いします。
・火病厳禁です。頭にきたら他で冷やしましょう。

●3.本ドラマも全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。

ネタ元スレ>連続ドラマ小説「ニホンちゃん」25クール目
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/korea/1106928971/
※当スレは連続ドラマ小説「ニホンちゃん」スレとの直接の関係は無く、関連スレではありません。
2風と木の名無しさん:2005/03/26(土) 20:03:43 ID:yk47VP2a
大阪民国国歌

     作曲 金朴李
     編曲 瓜楢蔓畝

1

朝日が静かに大阪城染め
高槻の大地やがて目覚める
そよかぜやさしく 街はざわめく
おはよう お前は素晴しい街
喜び溢れる 逞しい祖国
愛する高槻 大阪民国

2

毎日が明るく楽しく街彩り
船場の商店やがてざわめく
自由闊達 世界の商都
アンニョン 我らは素晴しい街
喜び溢れる 優れた市民
愛する大阪 大阪民国

3
夕暮れやさしく神戸を染めて
神戸の街はやがて煌めく
夜風やさしく 街は輝く
おやすみ お前は素晴しい街
喜び溢れる 発展する国
愛する神戸 大阪民国
3地鎮祭?:2005/03/26(土) 20:05:15 ID:QND80xzp
ニホン「>>1さん、スレを立ててくれてどうもありがとうございます」

ロシアノビッチ「おいニホン、お前がスレ立て代行を依頼したのか? 勝手なことすんじゃねえよ ウィック」
チューゴ「む?俺的に無問題アルが」
アメリー「あ、そうだ。ロシアノビッチは同人板から来たんだyo
あそこは、スレッドを作れるのは1000を踏んだヤツだけ、
という血のオキテがあるらしいんだ。
以前同人板を覗いたら、オキテを知らないヤツがボコボコに叩かれてた」
マカロニーノ「ふうん、板ごとのオキテも大変だなあ。ところで、801板ていうのは何をするところなんだい?
見たところ、画面の向こう側にはレディーがいっぱいいるみたいだけど」
ゲルマッハ「・・・お前には一番縁遠かったはずの板だな。画面の向こうにいる女性には何の期待もするな」
ウヨ「ゲルマッハさんは801板が何をするところか知ってるんですか?」
ゲルマッハ「・・・ウヨ君も姉妹がいるんだから、姉さんに聞くといい」

カンコ「こらニホン!801プロヘッショナルのウリを無視して801板で地鎮祭とはいい度胸ニダ!
801はウリナラ半万年の技術の結晶ニダ!801はウリがニホンに教えてやったニダ!
ニホンには謝罪と賠償を要求するニダアァァァ!!」

ニホン(カンコくん、801が何か知らないんだろうな・・・)
4風と木の名無しさん:2005/03/26(土) 20:12:19 ID:QND80xzp
即死回避転載。

381 名前: ロシアノ×アメリー [sage] 投稿日: 2005/03/22(火) 19:39:00 ID:+FuZvKnF
『扉』

 ある日、アメリー君は、火星まで飛ぶロケット花火に取り付けたビデオカメラのVTRを持って、ロシアノビッチ君の家に行くことになりました。
 昼休みにそのVTRを教室のテレビに映したら、みんなが目をキラキラさせて見入ってくれたことに、とても気分を良くしたアメリー君が、
早退したせいで火星の映像が見られなかったロシアノビッチ君にもこのDVDを見せてやろうと思って、ロシアノビッチ君にお知らせプリントと給食のパンを届ける係りを引き受けたのです。
 二日酔いで早退したロシアノビッチ君は、押しかけてきた級友を自分の部屋に案内すると、ソファにごろんと横になってアメリー君がDVDをセットするのをぼんやり眺めていました。
 二日酔いと言っても、ロシアノビッチ君はいつも斜陽のやけっぱちで酔っ払っているので、アメリー君には普段通りに見えます。
それにアメリー君は当然二日酔いの苦しさなんて分かりませんから、頭痛と吐き気と苛立ちを訴えるロシアノビッチ君を無視してDVDを再生し、内容の簡単な説明をしてあげました。
 ロシアノビッチ君はむかえウォッカに手を伸ばしました。
「アメリー、DVDなら別のにしようぜ」
冷静に考えれば、没落以前はライバルだったアメリー君の家に、自分の家が経済的に立ち行かなくなると同時に、
技術の面でもはるかに遅れをとってしまったという事実を嫌というほど見せ付けられるものですから、どう考えてもロシアノビッチ君がおもしろがるわけがありません。
 VTRが進むにつれてウォッカをあおる速度も上がります。
 しかし、クラスで誰よりも知能と情緒は比例しないことを体現する典型的メリケン野郎少年アメリー君は、そんなことお構いなしにロシアノビッチ君の隣でテレビに夢中になっています。
「ここがいいところなんだから黙ってろって」
実はアメリー君、フランソワーズちゃんやカンコくんにも負けないくらい、自分の家のかっこいいところを確認するのが大好きなんです。
5風と木の名無しさん:2005/03/26(土) 20:12:55 ID:QND80xzp
382 名前: ロシアノ×アメリー [sage] 投稿日: 2005/03/22(火) 19:41:45 ID:+FuZvKnF
いい具合に酔いも回ってきたロシアノビッチ君は、自分の持ってきたVTRに興奮しっぱなしで帰ってこないアメリー君を見て、おもしろいことを思いつきました。
「おい、アメリー」
「だから黙っ」
ロシアノビッチ君は両手でアメリー君の顔を挟んで自分の方を向かせると、アメリー君にキスしました。アメリー君が慣れないウォッカの香りにむせたので、ロシアノビッチ君はアメリー君から唇を離します。
それからロシアノビッチ君は、アメリー君の胸に顔を埋めました。混乱しているアメリー君の唇にはふにゃふにゃして生温かい奇妙な感触が残っています。ロシアノビッチ君はそのままのしかかって、アメリー君を二人が座っていたソファに押し付けました。
「何するんだyo!」
二人はぴったりとくっついて寝転がっているので、アメリー君にはロシアノビッチ君の下心全開の助平な顔が見えません。アメリー君の上着の中を、ロシアノビッチ君の手がもぞもぞと動きます。
「ah!」
相手の服を引っ張ってロシアノビッチ君をどかそうとしたアメリー君の胸の先に、痺れたような感覚が走りました。ロシアノビッチ君がつねったんです。
「やめろよ、変態!」
ちっとも自慢できることではありませんが、アメリー君は地球組でもぶっちぎりのマセガキですから、自分が何をされたのかすぐに判りました。
6風と木の名無しさん:2005/03/26(土) 20:13:26 ID:QND80xzp
383 名前: ロシアノ×アメリー [sage] 投稿日: 2005/03/22(火) 19:43:29 ID:+FuZvKnF
「悪いな、変態で」
ロシアノビッチ君はいつも、いざという時は大胆に開き直ります。
「やめ、や、あ、ha」
エロガキのアメリー君、もうちょっと大きくなったら、恋人のエリザベスちゃんの手を取って開けようと密かに予定していた大人の扉が、よりにもよってロシアノビッチ君の手によって叩き割られようとしています。
 ゲイなんてクソ、腐女子なんてビッチ、と信じて疑わないアメリー君は叫びます。
「ソッ、ソースを出せ!」
慌てるアメリー君を見下ろしてロシアノビッチ君は笑います。
「ソースくらい後で土産に持たせてやるって」
何の後だか想像して、アメリー君はぞっとしました。
「違うだろ!なんでお前がこんなことするのかっていう根拠になるサイトへのリンクを貼ってみせろって言ってるんだyo!!」
アメリー君はなんとか逃げるための突破口を探そうと必死です。
「まだ事態が分かってないようだな、アメリー」
ロシアノビッチ君がにやりと笑いながらいいました。
まるでロシアノビッチ家が没落する前のような表情です。そういえば、貧乏になったはずのロシアノビッチ君の家に、どうして最新のDVDプレーヤーや大きな薄型テレビやリッチなソファがあるのでしょうか。
ロシアノビッチ君が飲んでいるウォッカも、アメリー君は知りませんがとても高価なものです。
7風と木の名無しさん:2005/03/26(土) 20:13:57 ID:QND80xzp
384 名前: ロシアノ×アメリー [sage] 投稿日: 2005/03/22(火) 19:44:07 ID:+FuZvKnF
「ここは801板なんだぜ」
「!」
アメリー君の脳裏に、ニホンちゃんの部屋で何気なくパラパラとめくった漫画の本の中にあった、めくるめく薔薇と官能と鳥肌の世界が浮かびました。
ニホンちゃんをピュアでかわいい女の子だと思っていたい彼の淡いエロ心が、その悪魔の書物との遭遇体験を忘却の彼方に押しやっていたのです。
「ハン板と違って、ここは妄想重視なんだぜ。801板じゃソースなんて燃料程度の価値しかねえよ」
「・・・・・嘘だ!」
暴れだしたアメリー君を押さえつけたままロシアノビッチ君が言いました。
「じゃあ、お前が大人しくそうやってるソース出してみろよ」
確かにそうです。本来なら、こんなふうに、成す術も無くロシアノビッチ君に組み敷かれるようなアメリー君ではありません。
それなのに、今まったく抵抗できずにいるのは、ここが801板だからに他ならないのです。
「・・・・・・訴えてやる」
アメリー君はお馴染みの得意技を持ちだしましたが、ちょっぴり、いつもの覇気がありません。
「後でな」
ロシアノビッチ君はニヤニヤしながらそう言うと、アメリー君のジーンズのボタンをはずし、ジッパーをおろしました。
「・・・・・・・・・・・・オーマイガッ」
自信たっぷりな今のロシアノビッチ君は、801腕力や801財力だけでなく、801ペットや801自転車、もしかしたら801花火まで持っているのかもしれません。
アメリー君は目の前が真っ暗になっていくような気がしました。
目の前の大画面にはアメリー君ご自慢のVTRが流れています。
「そうやってると結構かわいいぜ、アメリー」
アメリー君の心の中は全くお構いなしに、ロシアノビッチ君はアメリー君の耳にキスを落としながら愛を囁きました。
 さあ、今まさに禁断の大人の扉が開かれようとしています。
8風と木の名無しさん:2005/03/26(土) 20:18:04 ID:QND80xzp
アゲちゃってごめん・・・orz
9風と木の名無しさん:2005/03/27(日) 01:55:44 ID:aneyJMkq
続きが気になってしまったので保守。
10マカロニーノ→ゲルマッハ:2005/03/27(日) 16:48:17 ID:4fEy2Ovu
即死回避30レス/24hを目指して細切れレス。

『相談』

 マカロニーノ君がゲルマッハ君に相談を持ちかけたのは、掃除の時間も終わりの頃です。
「好きな子がいるんだよ」
と言うのです。あえてどちらかに分けるのなら霊長類のそれより機械に分類される大脳を持つゲルマッハ君は元々その手の話はあんまり得意ではありませんが、
愛のグルマン野郎マカロニーノ君がわざわざ自分に相談したいというのならそれなりの理由があるのだろうと思って放課後に話を聞くことにしました。
しかしマカロニーノ君は延々と雑談をするばかりで、日が暮れ始めてみんなが学校から帰ってしまっても、ちっとも本題に触れようとしません。
ゲルマッハ君はマカロニーノ君が次から次と取り留めの無い話をしている間中、馬鹿みたいにずっと同じ姿勢でいるものですから、段々体の節々が痛くなってきました。
一方、顔色を変えないゲルマッハ君の苦痛にまったく気付かないマカロニーノ君は、会話という名のパラパラにも似たラテン系独特の軽運動を続けます。
「マカロニーノ、アーリアが好きなんだろ?」
業を煮やしたゲルマッハ君は単刀直入に訊くことにしました。ゲルマッハ君には、よりにもよってマカロニーノ君が、よりにもよって自分に、よりにもよってこの手の話をわざわざ相談するような理由は他に思いつかないのです。
11マカロニーノ→ゲルマッハ:2005/03/27(日) 16:50:01 ID:4fEy2Ovu
「アーリアちゃんは好きだけど」
マカロニーノ君は相変わらず締まりの無い笑顔です。
「ボクが本当に好きなのはゲルマッハだよ」
「ふざけるんなら帰るぞ」
ゲルマッハ君が間髪入れずに言いました。
「ふざけてなんかないさあ」
両手を広げて答えるマカロニーノ君はまるで歌っているみたいです。
「ふざけてるだろ」
ゲルマッハ君はほぼ意識せずに、机に肩幅で置いてある両手を軽く握りました。
「ふざけてないよ。本当に好きなんだ。相談に乗ってくれたっていいじゃないか」
「相談って」
マカロニーノ君の表情を見てゲルマッハ君は絶句しました。これでは相談ではなくて告白です。
12マカロニーノ→ゲルマッハ:2005/03/27(日) 16:51:46 ID:4fEy2Ovu
マカロニーノ君のいつも通りのまったくの予想外の行動に、ゲルマッハ君は何が何だか、何をどうしていいのか分からなくなってきます。そんなゲルマッハ君の混乱を知らないマカロニーノ君は強引に相談を続けます。
「初恋なんだ。だからどうしていいか分からなくて」
「おい、お前がいまさら初恋な訳無いだろう」
訳が分からなくなったゲルマッハ君は、とりあえず目先の疑問点に対してマカロニーノ君に問い返しました。
「本当だよ。初めてなんだ」
マカロニーノ君は笑います。
「かわいいなとか思ったり、一緒に遊びたいとか、そういうんじゃないんだ。胸の、そう、この辺りが苦しくなって、ずきずき痛むんだ。
本に書いてあったことは比喩じゃないんだってびっくりしたよ。楽じゃないのに、なぜか嬉しいんだ。今だって、そう、そうだな、すごく、不思議な気分なんだよ。
多分これが、本当に、好きってことなんだと思ったんだ」
マカロニーノ君はゲルマッハ君の方をまっすぐ見ながら、あたかもまるで別の誰かに心情を説明しているような口ぶりで言います。
「ゲルマッハはこんな不思議な経験したことあるかい?」
13マカロニーノ→ゲルマッハ:2005/03/27(日) 16:53:19 ID:4fEy2Ovu
 ゲルマッハ君はマカロニーノ君の問いかけに答えないでいました。ガールフレンドのフランソワーズちゃんのことは好きですが、マカロニーノ君の言う好きとは違うように感じます。
ゲルマッハ君も憧れたりどきどきしたりはしますが、そういったふうに誰かを好きになったことはまだありませんでした。
そういう部分でマカロニーノ君はちょっと大人になるのが早かったのです。でもそんなことはマカロニーノ君本人を含め、誰も知りません。
「ゲルマッハはどう思う?」
「どうって」
ゲルマッハ君の拳の握り方が固くなります。
「素敵だと思わないかい?」
「・・・いや、素敵とは」
マカロニーノ君はゲルマッハ君の集積回路の処理能力を考えずに、次から次と言葉を発します。
「じゃあ変だと思う?」
マカロニーノ君がゲルマッハ君の顔を覗き込みました。ゲルマッハ君の頭の中にある空冷のファンが音を立て始めます。
14マカロニーノ→ゲルマッハ:2005/03/27(日) 16:55:02 ID:4fEy2Ovu
「変だとは、思わない」
ゲルマッハ君はやっとそれだけ返答しました。
「ゲルマッハ、ボクの恋人になっておくれよ」
マカロニーノ君が机の上のゲルマッハ君の手を掴みました。ゲルマッハ君はとっさに両手を握り締めました。
ゲルマッハ君のすぐ目の前にマカロニーノ君の顔があります。手の甲に、少しひんやりしたマカロニーノ君の指先を感じます。
「僕の恋人は、フランソワーズだ」
ゲルマッハ君は言います。それはマカロニーノ君の言う感情とは違うかもしれなくても、そこにフランソワーズちゃんとの約束が存在するのは確かだとゲルマッハ君は思うのです。
「そんなこと知っているよ」
マカロニーノ君の唇の動きを見るのに集中しすぎたゲルマッハ君は、ふと壊れかけたビデオでも眺めているような錯覚に陥りました。マカロニーノ君は言います。
「それでもいいんだ」
「どういうことだ」
さっきからゲルマッハ君は場当たりのくり返しをしています。
15マカロニーノ→ゲルマッハ:2005/03/27(日) 16:57:16 ID:4fEy2Ovu
「ゲルマッハの恋人なのは、フランソワーズちゃんでいいよ」
一瞬ゲルマッハ君は何を言われたのが分かりませんでしたが、少し時間が経ってマカロニーノ君の言葉の意味を理解した時、表情にこそ出しませんでしたがひどくびっくりしました。
 マカロニーノ君はゲルマッハ君の手を強く握ったままゲルマッハ君のことをじっと見ています。
困ってしまってゲルマッハ君は目を逸らしました。左手の甲に感じる、視界の外のマカロニーノ君の体温が妙に気になります。窓の外の空はきれいな赤紫をしていました。
ゲルマッハ君はマカロニーノ君の目を見つめ返して、ゆっくりと、一言一言区切りながら、言いました。
「フランソワーズに、失礼だから、駄目だ」
マカロニーノ君の手から力が抜けたのがゲルマッハ君に分かりました。
ゲルマッハ君の拳がつぶれるように開いていきます。ゲルマッハ君はマカロニーノ君が窓の外を見たのが分かりました。ゲルマッハ君がそれを追って空を見ると、そこはもう赤紫色をしていませんでした。
マカロニーノ君がまたゲルマッハ君の方を見ると、マカロニーノ君を見ていたゲルマッハ君と目が合いました。
「そっか、ごめんね」
そう言ってマカロニーノ君はまた笑いました。
「暗くなる前に帰ろう」
二人の家は同じユーロ地区の近所ですから帰る方向は同じです。ゲルマッハ君が言いました。
「誰のせいでこんな時間になったと思ってるんだ」
 ゲルマッハ君とマカロニーノ君は二人で一緒に教室を出て行きました。
16風と木の名無しさん:2005/03/27(日) 17:22:28 ID:t8xviDIP
熱血文体
17風と木の名無しさん:2005/03/27(日) 21:41:50 ID:FzFd0NcH
ほしゅー
18風と木の名無しさん:2005/03/29(火) 08:43:57 ID:n71/g1gw
保守
19風と木の名無しさん:2005/03/29(火) 10:46:33 ID:M5PfKLK7
岡山の小学校に転校して、給食の豪華さに驚いた。

皿いっぱいの鰆の焼きもの、食いきれないほど盛られた桃、
ままかりの酢漬けは皿からこぼれそうだ。
それにジョッキに入った蒜山の牛乳、デザートには一ふさの
マスカットと山盛りのきびだんごまで登場する。
20風と木の名無しさん:2005/03/29(火) 18:09:20 ID:VkAwaog5
ほしゅ
21風と木の名無しさん:2005/03/29(火) 21:19:10 ID:21b9zXLc
おお!いつの間にか良スレが!
漏れも保守。

>>10-15
めっちゃ萌えた。GJ!
22風と木の名無しさん:2005/03/30(水) 22:20:00 ID:4b9KvCQR
30いかなくても一日に1レスくらいしておけば落ちないっぽい

ゲルマッハ君とマカロニーノ君萌え
ニホンちゃん読んでるとあんまりそう思わないけど、彼らって小学5年生なんだよね
数年ぶりにニホンちゃん読みに逝ってくるよ
23風と木の名無しさん:2005/03/31(木) 13:16:21 ID:D56RTxrI
ロシアノ好きって少数派ですか・・・?
24風と木の名無しさん:2005/03/31(木) 13:54:03 ID:PeQRe/ei
んなこたーない。
25風と木の名無しさん:腐女子暦801/04/01(金) 22:19:31 ID:Zcjru+uX
保守れクラブ
26風と木の名無しさん:腐女子暦801/04/01(金) 22:28:07 ID:FSL1zp5m
部員二人目がやってきましたよ
27風と木の名無しさん:腐女子暦801/04/02(土) 01:35:10 ID:9Lg/nz48
>>23
漏れ、本スレの、妹たちのためにガンガル□の話しで□シアノ萌えになったよ!
28風と木の名無しさん:腐女子暦801/04/02(土) 01:44:14 ID:BGJgGLCz
>>27
どの話? あらましだけでも教えて
29風と木の名無しさん:2005/04/02(土) 23:54:41 ID:MohaTX/Z
3027:2005/04/03(日) 00:47:48 ID:1vB41vdb
>>29
そう、それです!
自分、探したけど見つけられなかったorz
29サンありがとうございます。

普段はただの酔っ払いだけど、本当はチビども想いのロシアノビッチ君(*´∀`)モエ
31風と木の名無しさん:2005/04/07(木) 00:48:06 ID:3a47w4rA
32風と木の名無しさん:2005/04/10(日) 00:26:10 ID:H72q27+A
33風と木の名無しさん:2005/04/10(日) 00:29:05 ID:HG7puKKA
34風と木の名無しさん:2005/04/11(月) 22:40:46 ID:YDdXyxCE
( `ハ´)「よかたアルカ?ホイホイついてきて……
      私、机と椅子以外の4本足の物なら構わず食べてしまう人間アルネ」
<丶`∀´>「こんな事チョウムだけどケンチャナヨ。
       ウリ、宗主国様みたいな人チョアヘヨニダ……」
( `ハ´)「嬉しい事言ってくれるアルネ。それじゃあとことん喜ばせてやるアル」

      ∧_∧               ||
      < *`∀´>            ||
       ,-' 、/ー-、            ||
     ,(, ,  `i´,! )          ||
    /, ),. ,;;、.i ノ            ||
    〈 ' .! |  _,.. 〉i ∧∧       ||
    ヽ `)   i | /  \       ||
     ヽ/ 、i (     )      ||
      (  ,.=^/^i ̄==^` 、     ||
      |=(^^)/≦   ヽ 〉   .  ||
   .    | | 〈   ,    i  |     . ||
       | !、ii_ノ |、 / | |  .   ||
       |  ) ,,) | ー   iヽ|     .||
       〉 "i",i 〉_,.  i .|      ||
      ┌ー'´⌒^  −| |  .,,,-‐" \
      (  ,,___,,.._  ノ ノ-""      \
      ヽ ' ´ ,ヘ `~i´,-、          \
__,,,--‐‐''"" ` ー/ /:::) (::::::)          \

35風と木の名無しさん:2005/04/16(土) 22:23:37 ID:Bu33Z+7k
人いなさ杉age
36風と木の名無しさん:2005/04/21(木) 02:59:11 ID:1xxznH38
ぼくの素敵なご主人様 〜マルタ君の受難 1

    序 

父さんにもらった地図を片手に、ぼくは大きな屋敷の前に来ていた。
入り口の門をくぐると、中庭には大きな彫像が立ち並ぶ。
あぁ、これはミケランジェロかな、本でしか見たことないようなものが沢山ある。

屋敷の中に入ると、執事の人が出迎えてくれた。執事さんに案内されて、ぼくはあの方の部屋に行く。
高い天井、きれいなシャンデリア。そして描かれた壁画。
どれもこれもが、これからぼくがお仕えすることになる方の持つ力を示しているように見えた。

『マルタ、我々の一族は、さる高貴な方を守護するために存在する。
 その方は、偉大なる神の代弁者、神の子として、我々を導くお方。
 お前は剣となり楯となり、誠心誠意、その方をお守りしなさい。』
父さんはそうぼくに言った。騎士の家に生れ落ちた時から、それはぼくの運命だったんだと思う。
その方を守るために闘う力を、その方にお仕えするに相応しい教養を、物心ついたときから仕込まれた。

神の子 ヨハネ

そう呼ばれる方が、この扉の向こうにいる。
う、何か緊張するや。ヨハネ様の話は父さんからずっと聞いていたけど、一度もお目にかかったことないからなぁ。
どきどきする胸を押さえながら、ぼくは扉を軽く叩いた。
37風と木の名無しさん:2005/04/21(木) 03:00:02 ID:1xxznH38

「どうぞ」

涼しげな声が返ってくる。これがヨハネ様の声……
「失礼します」と挨拶をして扉を開ける。
そこにいたのは、キレイなブロンドの髪の、少し線の細い人だった。
柔らかい日差しを浴びながら、装飾の施された椅子に腰掛けて聖書を読んでいるヨハネ様。
あれ…?なんだろ、このドキドキ…

「お、お初にお目にかかりもうしあげまする。ヨハネ様に今日よりお仕えいたしますマルタと申します。
 ま、ま、まだ未熟者ですが、精一杯お守りもうしあげますので、よよ、宜しくお願いします!」
ぼくは頭を下げてそういった。なんかめちゃくちゃあがっちゃって、どもっちゃうし、声裏返っちゃうし、どうしよう。
ヨハネ様は何も言葉を返さない。あ、気を悪くさせちゃったのかな…
頭を少し上げて、上目にヨハネ様を見る。すると、
「くす、くすくすくす」
ぼくを見てヨハネ様は笑みをこぼして、こう言った。
「そんなにかしこまらなくてもいいよ。ぼくと君は同じ年なんだからさ。もっと近くにおいで」
優しい声。神の子と言われて、人々の尊敬と畏怖を一身に集める人の声には似つかわしくないくらい、それは柔らかな声だった。
言われるままに、ぼくはヨハネ様の近くに行く。
そしたらヨハネ様は、おもむろにぼくの手を取った。
38風と木の名無しさん:2005/04/21(木) 03:01:03 ID:1xxznH38

「あっ…ヨ、ヨハネ様…」
凄くきれいでとても暖かい、細く整った指先。
「ぼくはね、じいから同じ年の子が来るって聞いて、友達ができるかなって、楽しみにしてたんだよ。
 お仕えするなんて、そんな堅いこと言わないでいいよ」
ヨハネ様は微笑む。その天使のような笑顔に、ぼくは思わずどきっとした。
少しずつ鼓動が高まってきて、頬が熱くなる。ど、どうしてだろ?何か変だよ。
「ヨ、ヨ、ヨハネ様、そっそんなっ、恐れ多いことを」

「ヨハネ、でいいよ」
「し、しかし!」
「ご主人さまの、命令だよ?」
そういうとヨハネ様は、ぼくの頬に口づけた。
え、えぇぇぇぇっっっ!?
びっくりしてちょっと後ずさって頬を押さえる。頬が一気に赤くなっていった。

「はは、照れちゃって。やっと表情変えてくれたね。さっきの顔よりも、全然かわいいよ?
 せっかくかわいい顔してるんだから、もっといい顔見せてくれなきゃ」
微笑を湛えたままヨハネ様は言う。あれ?もしかしてこの人……
「それじゃ明日からよろしくね。今日はこの家をじいに案内させるから。
 そうそう、君の部屋がどこかも教えないとね。
 じい!彼女を案内してあげて!」
あ、あぁぁあぁぁ、やっぱり、ぼくのこと女の子と勘違いしてるぅぅぅ……!
39風と木の名無しさん:2005/04/21(木) 03:02:54 ID:1xxznH38

執事さんに案内されるままぼくは割り当てられた部屋に入った。
ベッドにぽんと腰掛ける。
「まいったなぁ……ぼく男なのに…」
ヨハネ様に感じたあのドキドキ。
キレイで暖かいあの手。
そして頬への キス。
今日分かったのは、ヨハネ様にぼくが女の子だって勘違いされてるってこと…
「はぁ…」
天を仰いで呟き、ため息をついた。
父さん、これからぼく、どうなるのかなぁ…


マルタ君に萌えてしまったので初投稿しました。
続くかもしれませんが、このヨハネは違う!って方がいたら止めておきますので言ってくださいね。
40風と木の名無しさん:2005/04/21(木) 03:05:51 ID:1xxznH38
追伸
初めて書いてみましたので、続きを書いてくださる方がいらっしゃったら書いてもらいたかったりもします。
41風と木の名無しさん:2005/04/22(金) 02:06:41 ID:YJrwoWFf
新しい書き手さん嬉しいsage
1さんもまた書いてくれるのを期待しながら保守
42カンコ×ゲルマッハ?:2005/04/23(土) 18:19:02 ID:HTnpigsZ
「惚れ薬」「有能な気違い」注意。

『悪魔の薬』

「やっぱりだまされたニダ・・・」
放課後の校庭でカンコ君は手に持った飴玉のような包みと、ランドセルを背負って校門に向かうニホンちゃんを見比べていました。
 カンコ君の持っている包みは、元々チューゴ君が自宅の納屋の奥から出てきたと言って学校に持ってきた惚れ薬とやらです。チューゴ君の家でもあるマンション中華は、どんなに怪奇なものが見付かってもおかしくないとみんなに思わせるだけの雰囲気を持っています。
しかし、実際のところ今までに何か本当に変わったものが出てきたというようなことは一度もありません。
今回だって、試しに、とカンコ君が自分の大脳皮質に嘘をついて惚れ薬を一つ渡したニホンちゃんは、いつも通りカンコ君のことなんてちっとも気にしている様子も無く、タイワンちゃんとの下校前のおしゃべりを楽しんでいます。
またチューゴ君の小遣い稼ぎに利用されたのだと思って落胆しているカンコ君に、背後から声をかける子がいました。
43カンコ×ゲルマッハ?:2005/04/23(土) 18:20:46 ID:HTnpigsZ
「カンコ、少しこっちに来い」
ゲルマッハ君でした。常にうしろめたいところを抱えているがゆえに人と対峙するときは警戒を怠ることができないカンコ君は、必死でここ最近の自分の行動を思い起こします。
とりあえず自分の記憶にある限りでは、ゲルマッハ君を怒らせるようなことをした覚えは無いように思います。
 カンコ君が逡巡していると、ゲルマッハ君はカンコ君の手を引っ掴んですたすたと大股で歩き始めました。
「ウッ、ウリが何をしたニダ!ウリは何もしてないニダ!机を床拭き雑巾で拭いたことだったら、ニホンのせいニダ!ニホンが悪いニダ!ニホンがウリに床用の雑巾を使えと脅したニダ!!決して決して決して決して、面倒くさかったからじゃないニダ!!」
習慣的に、こういう状況からは否定的な展開しか思い及ばないカンコ君は逃げようとして暴れますが、カンコ君とゲルマッハ君では腕力が違います。
「そんなことはどうだっていい」
ゲルマッハ君はずるずるとカンコ君を校舎の裏まで引き摺っていきました。
「ウリが何をしたっていうニダ・・・」
やましいところが(それほど)無いにもかかわらず、カンコ君はすでに処刑場に引きずり出された囚人の面持ちです。
44風と木の名無しさん:2005/04/23(土) 18:21:36 ID:HTnpigsZ
「カンコ、僕と付き合ってくれないか」
「なっ、何を言ってるニダ?」
驚嘆するカンコ君から漏れ出したのは、内臓が全部口から飛び出したような裏返りきった声でした。
「出来るものなら将来の結婚を視野に入れた上で付き合って欲しい」
自分の何倍も北東方向斜め上を行くゲルマッハ君の言葉で危うく火病を起こしかけたカンコ君でしたが、ふとあることに思い当り、何とかかんとか彼の持つ不治の遺伝病を押さえ込みます。
「ゲルマッハ、もしかしてニホンにやった飴玉食べたニカ?」
カンコ君はただでさえ細い目をさらに細めてゲルマッハ君に尋ねます。
「ああ」
ゲルマッハ君の返答を聞いたカンコ君は脳をキムチと一緒に漬け込まれたような気分になりました。
「どうしてこんなベタベタな展開になるニダ・・・」
「あの飴はカンコがニホンちゃんにあげたものだったのか?」
心なしか少し嬉しそうな表情になったゲルマッハ君を見て、数年後にHAHAHOHO男子高校のシンジュ先輩と二度と戻れない『大人の階段』を上ることになる運命など知らないカンコ君は物凄い脱力感を覚えます。
 しかし、落胆と悔しさに薄い唇をかみ締めているカンコ君のキムチ漬けの脳の中で悪魔がむくむくと頭を持ち上げ始めました。
45風と木の名無しさん:2005/04/23(土) 18:22:17 ID:HTnpigsZ
「ゲルマッハは本っ当にウリのことが好きニカ?」
カンコ君は再度ゲルマッハ君に問いかけました。今度は獲物を狙うコモドオオトカゲを思わせるような上目遣いです。
「ああ、好きだカンコ」
そんなカンコ君の存在が愛しくてたまらなく思えるというこの上ない悲劇に襲われたゲルマッハ君は、健気にも少年らしい清らかな微笑みを浮かべます。
「ウリの為だったらなんだってするニカ?」
「ああ、もちろん」
廉価な菓子類小売店の老人性痴呆症の老婆を騙して当り付きアイスをゲットするような方面の回転はほどほどに高速なカンコ君の頭脳は、ほんの些細な手違いなんてケンチャナヨ、どうせなら利用してやろうという結論に達したのです。
「ゲルマッハじゃウリにはちょっと役不足ニダが、熱意に免じて付き合ってやってもいいニダ」
カンコ君は何の恥ずかしげもなく言ってのけます。
「カンコ、ありがとう」
ゲルマッハ君がとても安らかな表情で微笑みながらカンコ君を抱き寄せました。上半身に張り付く他人の体温の生温い感触に、カンコ君の全身の毛が逆立ちます。
46風と木の名無しさん:2005/04/23(土) 18:23:27 ID:HTnpigsZ
「シッパル!シッパル!ウリはお前なんか相手にしないニダ!」
気持ちが悪くなったカンコ君は両腕をめちゃくちゃに振り回して、自分を包み込むゲルマッハ君を振り払いました。ゲルマッハ君は困った表情をして言います。
「フランソワーズとはさっき別れてきた、だから」
「そうじゃないニダ!ウリはチマの似合う美少女しか眼中に無いニダ!!」
生理的嫌悪に駆られたカンコ君のダンスはそれはそれは珍妙奇天烈爆笑必須な代物ですが、腋臭水虫痔ろうも笑窪状態のゲルマッハ君は真剣です。
「チマチョゴリくらい僕が着てやる!」
ゲルマッハ君が子供ながらも雄雄しく叫びました。
「何言ってるニダ!骨太ゲルマッチョのお前にそんなことされても、ウリはちいっとも嬉しくないニダ!お前がチマの似合う美少女だなんて片腹痛いニダ!」
鼻息を荒くしながらカンコ君がそう言うと、ゲルマッハ君はうつむいて黙り込んでしまいました。カンコ君はゲルマッハ君を泣かしてしまったと思って焦る反面、普通の状態ならまず勝つことの出来ないゲルマッハ君を泣かしたということに屈折した喜びを感じました。
 しかし、なんとも形容しがたい笑みを浮かべたカンコ君が下を向いたゲルマッハ君の顔を覗き込むと、ゲルマッハ君はすごい形相でカンコ君を睨みつけていました。
「お前アーリアを侮辱するのか!?アーリアと僕はほぼ同じ顔なんだぞ!」
薬のせいで精神が昂ぶっているゲルマッハ君は、怒鳴りながらカンコ君に詰め寄りました。カンコくんは、ヒイィィッ、と小さく悲鳴をもらしながら後ろに飛び退きます。校舎の壁に肩がぶつかりました。もう後がありません。
「そそそそそそういうことを言ってるんじゃないニダ!チマとアーリアとゲルマッハはまったく違う話ニダ!!そもそもアーリアとゲルマッハは性別が違うニダ!!何もかもが違うニダ!!」
気持ちは良く判りますが意味が良く解からないカンコ君の魂の叫びでした。
47風と木の名無しさん:2005/04/23(土) 18:24:07 ID:HTnpigsZ
「性別なんて関係無いだろう!」
ゲルマッハ君が一蹴します。ゲルマン魂はたとえ斜め上を向いていたとしてもキムチ魂をひねり潰すことなど簡単なようです。
「大有りニダ!!ウッ、ウリは男と付き合うような変態ではないニダ!」
カンコ君は気丈に怒鳴り返しながらも、ゲルマッハ君の青い瞳から目を逸らすことすらできぬまま、遡上に失敗した鮭のごとく惨めに身をよじります。
「分かった。そんなにカンコが性別という点に拘るのなら、僕が女性になろう」
急にゲルマッハ君の口調が諭すような柔らかいもの変わりました。
「ニ・・・ニダ?」
ゲルマッハ君の双眸は聡明そうにキラキラと輝いています。
「安心しろ、カンコ。僕は法を犯すような真似はしない。手術くらい自分でなんとかしよう。方法を調べて動物実験を繰り返してから自分でやるから、それまで待っててくれ、カンコ!おそらく3、いや2ヶ月もあれば必ず出来る!」
ゲルマッハ君はやれば出来る子です。
「・・・・・・・・ヒッヒッヒヒイィイイイイイィィィィィ!」
カンコ君は腰を抜かしました。愛の子悪魔の薬で理性を蝕まれてもなお知力と行動力と規律を失わないゲルマッハ君は、普段から蝕まれきっているカンコ君に火病る隙すらも与えません。
「だっ、誰か」
地面に座り込むカンコ君の頭部全体が未だかつて無いキムチ色に染まっていきます。
48風と木の名無しさん:2005/04/23(土) 18:25:37 ID:HTnpigsZ
 周囲には二人の大声が聞こえているはずなのですが、みんなカンコ君にゲルマッハ君が正義の鉄槌を下しているのだと思って何の疑問も抱かないので、カンコ君がどんなに助けを求めたって駆けつけてくれるような子はいません。普通は。
「ああああああああ!そこのお前!いいところに来たニダ!!ウリを助けるニダ!!ゲルマッハはキチ●イニダ!」
カンコ君は辛味を伴う鼻汁涙汁を流しながら、藁をもすがる思いで全身の力を振り絞り、裏がえった声で叫びます。
「まあ、それならお互い好都合でしたのね。私、チューゴ君に聞いて貴方のことを探しておりましたのよ、ド変態」
据わった目で笑うフランソワーズちゃんと隣に居る氷のように無表情なアーリアちゃんを目にした瞬間、カンコくんはこれから数分後の自分の未来に思いを馳せました。
「ア、アイゴー・・・み、みんなニホンのせいニダ・・・」
49風と木の名無しさん:2005/04/23(土) 19:59:22 ID:abUVwE60
>>36-39さん マルタ君イイ!!
>>42-48さん GJ!!ワラタ。
50風と木の名無しさん:2005/04/23(土) 21:14:03 ID:lRjCI+xj
>>1に書いてあるけど、ここはsage進行スレだよ
レスするときはメール欄に半角で「sage」って書いておくれ
51風と木の名無しさん:2005/04/23(土) 21:29:56 ID:lRjCI+xj
途中で送信しちゃったorz

>>42-48=>>1さんだよね?
姐さんのSSのすんげえくだらないとこが好きだGJ!
52風と木の名無しさん:2005/04/23(土) 21:56:53 ID:8CV82+YK
>42-48
カンコに萌えたよGJ!!アホの子だw
>>ゲルマッハ君はやれば出来る子です
に禿げワロタww
53風と木の名無しさん:2005/04/23(土) 21:58:02 ID:zV5qo0EF
>>42-48の描写の濃さに圧倒されますた。

400レス近くまで行った前スレの話が気になる……
本スレで801宣言してたあの作者のロシアノ×ウヨとかあったの?
54風と木の名無しさん:2005/04/23(土) 23:15:51 ID:HTnpigsZ
>>53
過去ログ探したけど、dat落ちしちゃってるっぽい
つか、前スレあること自体知らんかった(´Α`)

エロパロのSSスレともども探してるんだけどみつからないや・・・orz
55風と木の名無しさん:2005/04/24(日) 00:29:24 ID:HcufuR0V
>>54
http://d_13.at.infoseek.co.jp/nihonchan_temporary_archive/
エロパロはX−ratedから。

801のほうは誰か転載とかしてくれないかなぁ。
5653:2005/04/24(日) 01:15:51 ID:HNw7FiiS
>>55
thx!!
再読してもリズ×チューゴ君萌えー
57風と木の名無しさん:2005/04/24(日) 01:17:00 ID:HNw7FiiS
>>56の名前欄、
○54
×53
です。ごめん
58風と木の名無しさん:2005/04/30(土) 18:12:55 ID:kn2CS0oe
新作マダー?
59風と木の名無しさん:2005/05/04(水) 20:13:13 ID:FKIP4VaX
「試練」

 ぶん、
と云う音と共にいかにも重たそうなブロードソードが
打ち込まれる。繰り出される連撃にさしものウヨも防戦一方だ。

「ちょっと待て! 誰だ貴様は?何でいきなり斬りかかる?」
抜きはなった関の孫六を正眼に構えながらの誰何に応えるは、
年の頃は彼と同じくらいの涼しき美貌の法衣を纏った暗殺者。

「我が名はマルコ。法の守護者だ。
 異教徒たるオマエに選択肢をやる。
 神の祝福を受け入れるか、神の御許へ旅立つかだ」

「おっ、オマエの云ってる事はむちゃくちゃだ!」
応える間にも斬撃は続く。
がしん、と打ち合う事数合、その痺れるような手応えは
かつてウヨが出会った事のない性質のものであった。
斬りかかられては受け、そして受け流す。
当たれば骨ごと打ち砕かれそうな一撃を凌ぐごとに
沸々と沸き上がる高揚感。
”久しぶりだな、この感触”
そう思う彼の口元に浮かぶ微笑。その微笑を侮蔑と捉える美しき暗殺者。
「き、貴様ぁ!異教徒が我が剣を愚弄するか!」
激昂しながらの一撃が災いし、足元を見出す暗殺者。
この機を逃さず一撃を銜えるウヨ。
どう、と倒れる倒れる暗殺者。
「あ、危なかった、本当に」
思わず呟くウヨであった。
60風と木の名無しさん:2005/05/04(水) 20:13:49 ID:FKIP4VaX
 マルコ、と名乗った暗殺者が気が付いた時には異国風の牢屋に居た。
全ての武器は取り上げられ、荒縄で縛り上げられ、自殺を恐れての事か、
口にはご丁寧に猿轡まで噛まされていた。マルコにとっては”自殺は大罪”
であるのだから、是は行き過ぎた心配と言えた。
そして目の前にはあの、異教の剣士、”ウヨ”ことタケシヒノモトが
静かに座っていた。
「気が付いたか」
厳しい声音の奧に、不思議と優しさを感じる。
「峰打ちとは言え、余り手加減しなかったからな。済まない事をした。
 処で、何故俺を狙ったか、教えるつもりはあるか?」
是は云えない。マルコは大きく頭を振った。
「だろうな。では仕方がない。是を云うのは嫌なのだが、
 辱めを受けて頂く。女には一番堪えるらしいらしいからな」
”僕は男だ!”そう、叫ぼうとしたがうめき声にしかならなかった。
うっすらと屈辱の涙を受かべるその姿は、
貞操の危機に震える乙女にしか映らなかった。
くぐもったうめき声を上げると、マルタの意識は暗黒の底へ落ちていった。

61風と木の名無しさん:2005/05/04(水) 20:14:56 ID:FKIP4VaX
 さぁ、どうしたら良いのだろう?
”辱める”などと言った処でその術を知らないウヨは暫く考えていた。
小学校に上がる前は姉と共に入浴していたので、どうやら女の子は身体
一部が自分とは違うとは知って居た。ませた同級生が時々彼に見せる
成人向けの雑誌には、見事なくらいに”メス”に成長した女の肢体が
あったが、彼はそれを見ても戸惑うばかりだった。
どうやら世の中には自分の判らない情報が氾濫しているらしい、
その程度の認識があるだけである。
「たしか、最初に相手を裸にするんだったかな?」
彼は目の前の暗殺者の衣服に手を掛けて、それをどうにか上半身だけ
はだけさせる事に成功した。
白い肌に漆黒の髪。薔薇色の唇の奧に見える真珠色の前歯。
服の上から撃たれた縄の痕が少し赤みを帯びて痛々しい。
なんだか、ちょっと変な気持がするなぁ。
そう思いながらも、手をマルコの平板な胸に伸す彼であった。
たしか、こうするんだったよな?
一生懸命に胸をさするも、多少の違和感を禁じ得ない。
「まぁ、いいや。確か次は・・」
確か「キス」をしなくてはならないのだ。
彼にとっては重大なイベントであるはずのキスを、相手を辱める為
だけにして良いのだろうか?
そんな疑問はあるのだが、何かに突き動かされる様に作業に没頭していた。
そう、唇を奪うに邪魔な猿轡を外すのだ。
彼がやっと猿轡を外し唇を重ね終わるのと、
美しき暗殺者マルコが目を覚ますのはほぼ同時だった。
「きっ、貴様ぁ!良くも男の誇りをこんな形で傷つけたなぁ!」
呆然とするウヨが正気に戻るのには数分を要した。
62風と木の名無しさん:2005/05/04(水) 20:15:42 ID:FKIP4VaX
 結局、襲撃の目的は日ノ本家の宗教だった。
かれ、聖騎士マルコは神の剣を振るう者。
彼の信ずる神にまつろわぬ者には改宗か殲滅の二託を問う、
それが彼の聖なる義務。
それだけ聞けば、もう沢山だ。
そう思ったウヨは彼の戒めを解いてしまった。
これでもう会う事はない、そう思いながら彼は美しき聖騎士を
見送るのであった。

 翌日、彼はいつものように学校へ行き、いつものようの
授業を受けていた。平凡な日常が戻ってくる、筈であった。
が、その予測は担任ハプスブルクの一言で打ち砕かれた。
 「は〜い、皆さん!今日は新しいとお友達を紹介しますぅ」
余り緊張感のない声に促されて教室に入ってきたのは・・・

 「マ、マルコォ!」
 「やぁ、タケシ・ヒノモト」

「あらあら、ウヨ君とはもうお友達になったのねぇ」
緊張感のない担任の声に続く自己紹介。
当然のように巻き起こる彼の美貌への女子達の歓声と嬌声。
男共の不満のうめき声。
そんな騒ぎの大半はウヨの耳には入らなかった。
「ねぇ、ウヨ君どうしたの?」
心配するラスカの声に生返事を返しながら、
”そう言えば、あいつが俺のファーストキスの相手なのか”
と、ぼんやり考えているウヨであった。
63風と木の名無しさん:2005/05/04(水) 20:22:04 ID:FKIP4VaX
うおお、誤字が一杯だぁ・・・

>>59
× >激昂しながらの一撃が災いし、足元を見出す暗殺者。
○ >激昂しながらの一撃が災いし、足元を乱す暗殺者。

× >この機を逃さず一撃を銜えるウヨ。
○ >この機を逃さず一撃を加えるウヨ。

どうせ他にもあるだろうけど、許してちょうだいな。
64風と木の名無しさん:2005/05/04(水) 20:41:20 ID:FKIP4VaX
う、最大のミスは
× マルコ
○ マルタ

ではないですか。
・・・人の話の続きなんて書くもんじゃ無いなぁ。
65風と木の名無しさん:2005/05/04(水) 20:51:46 ID:06o8Bwb3
ドンマイ。すごく面白いよ。
66D-13:2005/05/09(月) 03:55:53 ID:dBeA9d0s
67風と木の名無しさん:2005/05/09(月) 23:05:08 ID:bPwpI8xv
>>59
なんかかわいいなウヨ君。
つか、話自体がかわいくって萌え

>>66
オォォォォォ・・・仕事早いっすね。
こんな僻地板のものまで回収されるとはおもわなんだ。

でも以前のものはやっぱり無しか(´・ω・`)ショボーソ
68風と木の名無しさん:2005/05/10(火) 00:27:23 ID:PIGk52OU
ゲルマッハ君ネタ過多ぽですが小ネタをば。
『受難』

「マカロニーノ、何をするんだ!」
昼休み、体育倉庫の中に驚きに揺れる子供の声が響きました。
もっと正確に言えば、その非難の声はマカロニーノ君の下から聞こえます。
「どうしていつもそうやって逃げるんだ!ボクはもう待てない」
マカロニーノ君が、薄く筋肉の付いたスレンダーな体を後ろから抱きしめます。
「ちょっ・・・やめろ!」
振り返ってマカロニーノ君を見つめる深い湖のような青の瞳がかすかな怯えに染まったのが分かりました。
「こんな方法しか取れないボクを許してくれ」
切ない声でそう言うと、愛しい人の香りに包まれようとするかのようにマカロニーノ君は目の前の背中に顔を埋めました。
「マカロニーノ!やめろってば!」
今日こそは、何と言われようとも放すつもりはありません。
「愛してるよ」
柔らかい金の髪に施した口付けは、まるで女神の手の甲にでも触れるかのような所作でした。
「やっ・・・兄上、助けて・・・」
「・・・あに、うえ?」
マカロニーノ君が急に体を起こしました。
「・・・誰?」
襲っておいて誰も何もありません。アーリアちゃんの表情が見る間に困惑から驚愕、そして憤怒へと変化を遂げました。

 マカロニーノ君は恥も外聞もかなぐり捨てもの凄い勢いで土下座して謝ったそうですが、一月ほどは顔の輪郭が元に戻らなかったと言います。
69D-13:2005/05/10(火) 00:29:56 ID:ciBesksQ
>>67
過去ログどころか以前のスレが存在したかどうかすら知らないモノで…。過去ログのdatファイルかHTMLを提供してくだされば整形して保管しまつが。
70風と木の名無しさん:2005/05/10(火) 00:47:49 ID:PIGk52OU
>>D-13
いえ、こっちも前スレの存在を知らなかったので、もし見られるのならと思って楽しみにしていたかんじです。
超過疎スレなのでいつになるか解りませんが、過去ログを持っている方が現れるのをマターリ待ってみます。

あと、今始めて保管所のしくみ(?)みたいのを見たのですが、
ここの話も補完していただけてるなら、ここも100レスごとくらいにテンプレに沿って目次を作った方がいいかもですね。
71風と木の名無しさん:2005/05/12(木) 18:52:44 ID:CRXPB+AT
>>68
ごめんアーリアちゃんにありえないくらい萌えた。
72風と木の名無しさん:2005/05/13(金) 01:54:40 ID:OXSybDCe
>>68に絵がついたyo!!
73風と木の名無しさん:2005/05/13(金) 23:57:25 ID:F4lhwrfw
ヽ(`Д´)ノウワァァァーン!!
59-61作者でつ。補完してくれるのは良いけど、
誤字誤植だけは直させて!

おながい、まじで。
74D-13:2005/05/14(土) 01:09:38 ID:IN6hV2iW
>>73
とりあえず >>63-64 の分は直しましたが、まだあるようなら訂正入れるので列挙してくだちい
75風と木の名無しさん:2005/05/14(土) 02:07:05 ID:p76Ar2IW
>一撃を銜えるウヨ
の方がここ的にはハァハァw
76風と木の名無しさん:2005/05/14(土) 19:37:30 ID:j8CZ+zLc
1の天プレにある国家萌のスレに行き台湾。
誰か親切な方、ヒントだけでもいいので教えて下され。
77風と木の名無しさん:2005/05/14(土) 19:50:06 ID:j8CZ+zLc
自己解決いたしました。
その上アゲてしまってすまんす。
78風と木の名無しさん:2005/05/14(土) 19:50:56 ID:j8CZ+zLc
ああ!
申し訳ない・・・
79風と木の名無しさん:2005/05/15(日) 01:27:51 ID:EZbIEHgV
( `ハ´)「
80風と木の名無しさん:2005/05/15(日) 12:19:05 ID:mGE/e33U
>>74
ありがとう御座います。
それだけやっていただければオケーです。

手間かけてすいません。(/ω\)
81風と木の名無しさん:2005/05/15(日) 20:56:45 ID:k/kXj7d2
「受難」書いた者です。

>karekiさん
あっちとこっち、どちらにコメントしようかどうしようか悩んでいるうちに向こうが流れてしまったのでこちらでご挨拶。
色っぽいイラストとても嬉しかったです。
あれ、マカ×アリもいけるじゃん?、などと妄想膨らましてしまって危うく801道から踏み外しそうになりましたよw
あぶないあぶない(*´д`*;)

82風と木の名無しさん:2005/05/15(日) 21:03:48 ID:k/kXj7d2
『僥倖、というか受難その後』

 昼休み、正真正銘ゲルマッハ君と、マカロニーノ君が、明き教室で対峙していました。マカロニーノ君は先日の所業の対価として体の数箇所に包帯を巻いています。
アーリアちゃんをここまでの凶行に駆り立てたのは、マカロニーノ君の行為に、自分に対するものとゲルマッハ君に対するものへの二重の怒りがあったからです。
 それは今のゲルマッハ君も同じでした。
 沈黙を続けるゲルマッハ君に居ても立ってもいられなくなったマカロニーノ君は口を開きました。
「だから、あれは間違いだったんだよ」
しかし、当然ながらゲルマッハ君には取り付く島もありません。
「間違えるくらいならそんなことするな」
マカロニーノ君はゲルマッハ君に嫌われたくない一心で子供の浅知恵を捏ね回し、たどたどしく弁解を続けます。
「あの時はボクも興奮し」
ゲルマッハ君の汚物を見る様な視線に気付いてマカロニーノ君は言葉を止めました。
「違ッ、そういう意味じゃなくてさ、ちょっと、冷静な状態じゃなかったんだ。本当に。ゲルマッハだと思ってたんだし」
マカロニーノ君は必死です。
「僕だったらどうするつもりだったんだ」
視線は若干柔らかくなったものの、相変わらす冷たい声のゲルマッハ君の指摘に、マカロニーノ君は口篭もりました。
「だって、ゲルマッハのこと好」
「愛を語れば何をしても良いと思っているのか、この色魔」
マカロニーノ君のいつものペースになるのを避けるようにゲルマッハ君が発言を遮ります。
マカロニーノ君も、冷静になった今となってはゲルマッハ君の言っていることの方が完璧に正しいと分かりますから、何も言い返すことが出来ません。
後悔の念だけがマカロニーノ君を覆います。
「そうじゃないと思ってるから謝ったんじゃないか。アーリアちゃんを傷付ける気は少しも無かったんだ」
何を言っても無駄に思えてきたマカロニーノ君の表情は、言葉を続けるにつれて情けない泣き面に近付いていきます。
ゲルマッハ君はそのうじうじした態度に一層の苛立ちを覚えました。
「だから、そうだったら最初から間違えずに僕を触ればいいだろう!!」
「だって」

「えっ」
「いや、今のは言葉の綾だ」
マカロニーノ君にさらなる懲りない日々を続けさせるには充分すぎる一秒間の幸せでありました。
83風と木の名無しさん:2005/05/15(日) 21:07:13 ID:k/kXj7d2
>>82
一行目 明き教室→空き教室

申し訳ない…orz
84D-13:2005/05/15(日) 23:38:58 ID:4a0qdXlk
>>75
 話の流れから行くとこうなるかな?

ウヨ(鬼畜モード) 「さぁ、どう辱めよう? 取りあえず咥えてもうらおっかな。
         おっと、息子に歯を立てたら神サマとやらに逢わせちゃうYO!
         (゚∀゚)アヒャ!」
マルタ      「うぅ…主よ、コレが私に課せられた試練なのでつか…」

ttp://d_13.at.infoseek.co.jp/nihonchan_temporary_archive/goto_nihon_tmp_archive_bbsnote_x_rated.html
  の No.19
85kareki:2005/05/16(月) 23:36:41 ID:7Qhh7Ejp
>>81
いえいえ、こちらこそ勝手に描いたりしてゴメンなさい。
でもあんな絵でも喜んでいただけたなら嬉しいです。
ただ、ひょっとしてマカロンはアーリアちゃんを押し倒してるんじゃないかな〜?
とか思ったりもしてたんですが絵にしにくいので立ちポーズで描かせてもらいました;
違ってたらゴメンなさい;
86風と木の名無しさん:2005/05/17(火) 23:06:43 ID:zmw6rRlH
ここ凄いマターリ進行だけど、ロムってる香具師何人くらいいるんだろう(´д`)ノ>1
テカテカしながら新作待ってます>ssネ申達
87orz":2005/05/18(水) 06:58:37 ID:8cwEuTvD
ノシ
88風と木の名無しさん:2005/05/18(水) 07:42:56 ID:9D8zk3Rd
3ノシ
89風と木の名無しさん:2005/05/18(水) 18:23:44 ID:sMz+XuST
4ノシ

>>83
ヘタレ萌えー(´д`*)
ここ見だしてからマカロニがヘタレ攻めにしか見えなくなった
90風と木の名無しさん:2005/05/18(水) 23:16:26 ID:eGurYvU8
5ノシ

神々のss楽しみにしてます(*´Д`)ハァハァ
91風と木の名無しさん:2005/05/19(木) 00:08:19 ID:DotTYR4Z
このスレは全部ウリの自作自演






6ノシ
92風と木の名無しさん:2005/05/19(木) 22:19:14 ID:OhsjTBI6
7ノシ
93風と木の名無しさん:2005/05/19(木) 22:21:02 ID:OhsjTBI6
ごめん、ageちゃった・・・orz
94風と木の名無しさん:2005/05/19(木) 22:24:43 ID:ZPWMPE40
8ノシ
エゲレスで保護されたピヤノマンは
95風と木の名無しさん:2005/05/20(金) 19:52:18 ID:ONIxBHiU
>>94
おまいさん何を言いかけてるんだ
むっちゃきになるyo…

ウヨ君萌えの姐さんをさがしつつ9ノシ
96風と木の名無しさん:2005/05/21(土) 01:25:43 ID:V+i06iYE
10ノシ

ロシアノ男前モエス
97風と木の名無しさん:2005/05/21(土) 12:20:00 ID:+S4sb7BB
11ノシ

同じくロシアノモエ
98風と木の名無しさん:2005/05/21(土) 15:25:49 ID:N86y1MkF
ロシアノ禿萌えだがなぜか単体萌えだ
カプ萌えしてる人居たらSSか萌え語り書いてホスィ
誰か漏れを洗脳して(´・ω・`)
99風と木の名無しさん:2005/05/21(土) 17:38:38 ID:+S4sb7BB
>>98
ヤパーリカプになるとアメリーくんとかウヨくん相手になるのかな
最近激しい周囲の国々は皆妹だし

と、いいつつも職人さんの描いた妹に囲まれた寝起きロシアノの絵に禿萌え

100風と木の名無しさん:2005/05/22(日) 04:23:19 ID:QKaaEYHW
(σ・∀・)σ100

>>98
ソース重視ならチューゴ君とかゲルマッハ君も有りじゃない?
でも萌えればどんなカプでもオケ。
だって801板だからw

男体化ニホンちゃん×ロシアノでも書くか…
101目次1:2005/05/22(日) 08:41:21 ID:6PaWIf9x
第1話「扉」
>>4-7
第2話「相談」
>>10-15
第3話「ぼくの素敵なご主人様 〜マルタ君の受難 1」
>>36-39
第4話「悪魔の薬」
>>42-48
第5話「試練」
>>59-62
第6話「受難」
>>68
第7話「僥倖、というか受難その後」
>>82
102風と木の名無しさん:2005/05/22(日) 23:54:47 ID:t4Vm8RZl
ありし日のニホン祖父xカンコ祖父とか
激しく見たいがさすがにヤバイだろうな…
103風と木の名無しさん:2005/05/23(月) 00:33:31 ID:EN3gWXEY
>>102
大丈夫、フ ィ ク シ ョ ン だから。
ただし灯りは自分で灯しませう(-人-)

漏れは若き日のジミン×サヨックとか、メリケン×ヴィクトリアに萌えてたりする
104風と木の名無しさん:2005/05/23(月) 21:37:19 ID:SgDgW4HD
ここ、保管所経由で来た普段は801とか見ない人含めロムは多いと思う。
マターリスレになってるのは、ニホンちゃんとカンコくん以外のキャラは人気がバラケてるせいで、萌え共感レスが廻しづらいからかと。
でもここの作家さんたちレベル高いな。
流石大人板。
105風と木の名無しさん:2005/05/26(木) 19:22:28 ID:Lo1GgUYN
>D-13氏
保管作業お疲れさまです。

保管所の第6話「受難」に、物語と関係ないコメントが一緒に保管されてしまっています。
なので、第6話の下から7行分、>>D-13〜の部分を削除してください。
よろしくおねがいしまつ
106風と木の名無しさん:2005/05/26(木) 22:40:36 ID:IGZenGNx
作家さん待ちアゲ
107D-13:2005/05/27(金) 02:20:20 ID:YIEHPNVR
>>105
しまったぁあ_| ̄|○
ご報告どうもです。週末に直しまつ
108D-13:2005/06/01(水) 00:02:26 ID:eU/eu0V8
>>105 修正しますた。
>>101 目次乙です。
 本スレだと目次製作者 様のカキコに頼りっきりですが、他はココも含めて(βとか角煮とか)はまとめ用HTMLを生成するついでに目次も作ってるので、タイミングが悪いとウリの手元で作った目次とコンフリクトするかもしれんでつね(^^;
109風と木の名無しさん:2005/06/01(水) 18:12:11 ID:wETQefy9
>>108
>>105でも>>101でもないですが乙です。
しかしここにいた人たちは消えてしまったんだろか
110風と木の名無しさん:2005/06/01(水) 20:05:12 ID:ZzUdaU4/
|ノシ イルヨー
111風と木の名無しさん:2005/06/01(水) 21:00:54 ID:ROiVrW3P
ここにもいるよー ノシ
でも書き手じゃない…
112風と木の名無しさん:2005/06/01(水) 22:46:20 ID:5weZbKy7
ノシ
マルタ君の受難シリーズ、続けた方がいい?
113風と木の名無しさん:2005/06/01(水) 23:54:55 ID:zTBb19Hx
>>112
続きキボン!

萌えをつぶやいてくれた姐さん兄さんたちも謝罪と賠償は要求しないから軽い気分でなんか書くニダ(`A´)
雑談も投下も無しでずっと待ちだとSS投下するのもだんだんプレッシャーがきつくなってくると思うニダ
114風と木の名無しさん:2005/06/05(日) 01:32:39 ID:CHYvvuQ+
出遅れたけど

ノシ

最近チューゴ君に萌えて仕様がない(´Д`;)
115風と木の名無しさん:2005/06/05(日) 17:24:05 ID:rWZqZXqY
チュウキョウちゃん女装子萌えもここにきていいんだろか
あとエロ萌えじゃなくて友愛とかでもここにいてもいいだろか(*´Д`*)ハアハア
116風と木の名無しさん:2005/06/05(日) 21:13:27 ID:BqhZd7z3
>>115
ここでイイヨーイイヨー(´Д`*)

ノシ
しかし、目に見えないロムのみなさんが支えるスレになりつつあるなあw
117風と木の名無しさん:2005/06/06(月) 02:41:07 ID:JuXF55j0
とりあえず1スレ消費を目標にマターリ
あと一年半くらいがんばろうw
118風と木の名無しさん:2005/06/06(月) 10:20:14 ID:TWklOoVU
まだ130話までしか読んでなかったんだけど、土日に一気に500話位迄読んだら見事にマカロニーノ君×ゲルマッハ君にはまってしまいますた。
で、吐き出し系のスレ行こうと思ってこの板来たらこのスレ発見。姐さん方素敵すぎる…orzorz
119風と木の名無しさん:2005/06/06(月) 16:58:02 ID:X6Rps/II
>D-13さん
目次レスした者ですが
>>108なら801板では目次は作らない方がいいですか?

>>118
ナカ(´∀`)人(´∀`)ーマ
120風と木の名無しさん:2005/06/08(水) 02:38:07 ID:p9j2GA/Q
>>117
1000には「>1-1000は全部ウリの捏造ニダ!」って書きたいw
121風と木の名無しさん:2005/06/08(水) 18:25:31 ID:PHEmPa7Y
>>116
本気でメール欄のSS読んでみたい(´д`;)
姐さん、うpしてもらえないでつか
122D-13:2005/06/09(木) 00:01:18 ID:aTMCC91d
>>119
そういう訳でもないです。次の要件でカキコして頂けたらウリは幸せニダ(*´▽`)パァァ.。.:*・゜゚

・定型であること
 >>101のフォーマットでお願いしまつ
・定期的であること
 どの頻度・どの日・どの時間帯にせよ、定期的に目次がうpされれば、本スレと同様まとめサイトのHTMLを作るのに利用できるので( ゚Д゚)ウマー
 個人的には本スレの目次製作者 様がうpするように、日曜日の日中であってほすぃでつ。また、このスレの作品うp数からすると、毎週ではなく月一回(例えば月の最初の日曜日とか)程度の頻度で十分そでせう

イカがなものざんしょ。
つーか、保管すべき作品がうpさければ本末転倒な訳で、


 ☆ チンチン     ☆ チンチン
                      ☆ チンチン
       ☆チンチン 〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < ロリショタ絵師・作家様の降臨マダー?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_______________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       | ニホンちゃん  |/
123風と木の名無しさん:2005/06/10(金) 20:31:49 ID:AizjvzAS
>>116
同じくメ欄みて見たい・・・
124風と木の名無しさん:2005/06/11(土) 02:00:29 ID:XbrsrwNk
ウヨ君かわいいよウヨ君

半ズボンハァハァ
125風と木の名無しさん:2005/06/11(土) 14:44:34 ID:Wx7+zjNz
ウヨ君×ヨハネ君萌えですよハァハァ(´Д`;)

…ヨハネ君の性格(信仰)を考えると無理ぽだがorz
126風と木の名無しさん:2005/06/11(土) 17:48:16 ID:NWG1NbiK
…「ウヨく」んのキャラクターとしての存在意義を考えても無理ぽだがorz
いや、がんがるよ。がんがるよ。


>>117,123
いや、男体化といってもニホンちゃんにtelinco生えただけみたいなもんだから文章だと完全に女×男なんでつ
だから801板にうpはちょっと無理です。
スマソorz
127風と木の名無しさん:2005/06/12(日) 02:04:21 ID:De/3F5lM
>>126
それでもいいから見たい・・・
保守すると思ってうpしてくれ・・・ノシ
128風と木の名無しさん:2005/06/13(月) 21:54:45 ID:LxDPjWB1
ちと、相談というか、提案なんですが。
ssの頭に保管を拒否する旨を書いたら目次から省く、保管はされない、みたいな制度(?)を作りませんか?

ここから先は単なる個人的な意見なんだけど、
801板のss、特に二次創作ssは、評価閲覧してもらうための作品というよりも、同好の士で回し読みをして共感するためのツールという側面が大きいと思う。
だから、投下されるすべてのssが一次創作と同列の作品としていわゆる公式サイトに収集されるのが前提となると、ちょっと書く側としてもつらい希ガス・・・

というか、もっと言ってしまうと、個人的にはあんまり「書き手」「読み手」っていうふうに分かれたくない。
129風と木の名無しさん:2005/06/15(水) 01:27:18 ID:CjnFOiFH
元々隠密スレでしたからね。
前スレの存在を知らず昔の激萌えだったんだろう作品をみたいけどもうみれない自分としては
収集されるのは嬉しいんですけど。

残すか残さないかは書いてくれる人にお任せしちゃうのがいいでしょうね。
130風と木の名無しさん:2005/06/16(木) 00:04:15 ID:zXz4lS9S
>>128に同意。
前スレ読めないのは残念だけど、やっぱりネタ元スレのssと一緒に収集されるとなると投下しづらいよ。
作者として誰にでもおもしろい作品を書く気概がないと投下しちゃいけないような気分になるw
>>1にあるけど、ここは「ニホンちゃんの成人向けホモネタスレ」じゃなくて「ニホンちゃん」のキャラクターで801萌えするスレだし、
たまたま萌えが漏れ出しちゃってssにしちゃった人が投下してみました、みたいな方向でマターリ過疎に萌え合っていきたいよ。
131風と木の名無しさん:2005/06/18(土) 15:56:27 ID:ST7XfS6s
姐さん方に質問。
SSと関連のないイラスト投下はここでおk?

801風味だと、表絵板にもエロ絵板にも投下し辛いです orz
132風と木の名無しさん:2005/06/18(土) 16:45:56 ID:gzCt1+op
>>131
ここがいいと思う。
つか801と言わず女性向けロダほしいかも。

といいつつ、ロダ絵掲には参加できないアナログな漏れorz
133風と木の名無しさん:2005/06/19(日) 02:23:40 ID:h1peGvQw
>>132
dクス。
確かに女性向けロダがあれば気楽にうp出来るね。
カンコ鳥が鳴きそう(´・ω・`)デモホスィ

人権擁護法案廃案祈願ウヨ受絵投下↓
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?dlpas_id=0366
PASS:zaq
134風と木の名無しさん:2005/06/19(日) 05:02:48 ID:My9uY+YQ
>>133
ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
GJ超GJ!
135風と木の名無しさん:2005/06/19(日) 18:45:48 ID:urb031Qj
エロ絵板でいいんじゃない?

管理人さんが自分で801絵を投下してるし…
136風と木の名無しさん:2005/06/19(日) 19:09:20 ID:cp3NGqJL
D-13さんの絵は801とは違う希ガス
エロ絵板は男描くなら女の子襲ってるか男性向けショタってかんじで801投下はちょっと気が引ける
第一エロじゃなくて単なるキスとかハグとか、立ち絵とかだと本気で投下場所が無い
137風と木の名無しさん:2005/06/19(日) 19:51:55 ID:urb031Qj
うー、801うpろだ作るしかないのかな?
138風と木の名無しさん:2005/06/20(月) 07:04:09 ID:BK0NG7jQ
>>133
ハァハァハァハァ(*´Д`)ハァハァハァハァ
D-13さん、ちゃんと回収してくれてまつよ
そんなD-13たんにもハァハァ(*´Д`)ハァハァハァ
139風と木の名無しさん:2005/06/20(月) 19:22:13 ID:rPU7KCzo
>>137
そんなに真剣に思い悩むことでもあるまいw

>>133
gj
140133:2005/06/22(水) 00:28:25 ID:7dewUW0E
補完してくれるネ申、乙であります!
新参者だけど図々しくもおながいです。
>>133
  ↓
 >>132
 dクス。
 確かに女性向けロダがあれば気楽にうp出来るね。
 カンコ鳥が鳴きそう(´・ω・`)デモホスィ
  ↑
この部分、関係ないのであぼ〜んキボンw

<丶`∀´> GJが誇らしいニダ ホルホルホル
141風と木の名無しさん:2005/06/24(金) 20:09:08 ID:9qihZz4Q
SS神たちは去ってしまったんだろうか…(´・ω・`)
ホス
142風と木の名無しさん:2005/06/25(土) 15:21:27 ID:Oli368ct
>>133
ぐっじょぶ…!!
143風と木の名無しさん:2005/06/25(土) 22:46:03 ID:7+03vXB5
「女王陛下の代理人」

 少し手を伸し、こんこん、とノッカーを叩く。
やや有ってから、樫の木に真鍮の大きな釘を打たれた頑丈そうなドアが
音もなく開き、そして執事が顔を出す。無言だ。
マルタはこの無口な執事に今だ慣れる事ができない。
執事は黙って彼を共通の主の部屋、エリザベスの私室へと案内する。
ちょっとした美術館並みの調度品が備えられた部屋をいくつも通り抜け、
漸く目的の部屋へたどり着く。
「エリザベス様、マルタ様をお連れしました」
この日始めて聞く声で来客を告げると、無言で引き返す執事。
ぽつんとドアの前に取り残されるマルタ。
「何をなさっているのかしら、お入りなさいなマルタさん」
彼はエリザベスの声に促されて、気乗りしない様子で漸くドアを開ける。

 部屋に入ってまず眼に飛び込んだのは、至る所に吊された女の子の服の
数々。極彩色の洪水と、それを陶酔した眼で見つめる年上の少女二人。
「あら、ようやくご到着よ」
最初に声を掛けてきたのは碧眼に豪奢な金髪を縦ロールにした高慢そうな
少女、フランソワーズだった。彼女がこんな悪戯っぽい眼をしている時は、
大抵何かとびきりの悪戯を思いついた時だ。彼は経験でそれを学んでいる。
「いらっしゃいませ、マルタさん。さぁ其処へお掛けなさいな。
 そうだわ、お茶を入れて差し上げなくてはね」
甲斐甲斐しく世話を焼く長い黒髪の少女、彼の主人でもあるエリザベス。
「いえ、勿体無う御座います、エリザベス様」
当惑するマルタを無理矢理肘掛け椅子に座らせ、くすくす笑いながら
彼を見つめている年上の少女二人。暫く軽く互いを肘で突いて牽制しあい、
遂にはエリザベスが口を開く。
「実はですね、マルタさん。今日はお願いがあるんですの」
144風と木の名無しさん:2005/06/25(土) 22:46:53 ID:7+03vXB5
 彼には二人の主が居る。宗教的な主としてのヨハネと世俗的主としての
エリザベス。”聖なる騎士”として両者に由来する”力”と名誉に預かる
身であれば当然の代償ではあるが、面倒な事この上ない。
其処へ高貴で好奇な悪戯者、フランソワーズが関係した日には、
なおさらである。悪い事に、今日呼び出された”大切なお話”には少なから
ず彼女が関連しているようだ。
「昨日、こんなお手紙を有る方から頂きまして困っておりますの」
エリザベスが差し出した手紙には、彼女への切々たる慕情と一方的に決めた
待ち合わせ場所、日時が記されていた。
「エリザベス様にこのような手紙をよこすなぞ戯けた手合いです。
 是非私めに、この断罪の剣を振るう栄誉をお与え下さい!」
一瞬で火がつく彼の闘志。しかし、フランソワーズがこう言って制した。
「まぁお待ちなさいな。実はこの相手、エリザベスさんが匿名で文通して
 いた相手ですのよ。まぁ他愛のない言葉のお遊びをしているうちに、
 向こうもつい熱が上がった、その程度の事ですのよ」
「そう、私も文通相手としてのこの方を失うのは何となく寂しい感じも致し
 ますの。ですからマルタさん、あなたにお願いしたいんですの」
何となく眩暈に似た感覚を覚えながら、主人の言葉を拝聴するマルタ。
その間、フランソワーズは悪戯っ子のような笑顔を絶やす事は無かった。

「ねぇウヨくーん、お願いだったら」
「姉さんが見も知らない相手に勢いで手紙なんか書くからですよ」
冷たく返事をしながらも、姉の”お願い”に、日ノ本武士は実に弱い。
「だってぇ、今書いているオハナシにそう言う設定があるからさぁ。
 ちょーっとお勉強のつもりでお誘いのお手紙書いただけだって。
 そしたら、まさか本当に返事が来るなんて。ルール違反だと思わない?」
はぁっ、と深い溜息をついて返す返事。
「判りました。で、待ち合わせの場所と時間は?」
嬉々として一枚のメモを渡す姉であった。
145風と木の名無しさん:2005/06/25(土) 22:47:31 ID:7+03vXB5
 さて、待ち合わせの時刻。
と或る噴水の前のベンチで、いかにもおめかしをしてきましたと言った感じ
の少年が一人、いつか今かと待ち合わせの相手を待っておりました。
「一体姉さんの文通の相手ってどんな人なんだろう」
誰に云うとも無しに一人呟く少年。と、其処へ声を掛ける少女が一人。
「あ、あのお待たせ致しました。カキエモンさん?」
少年が振り向くと、彼の目に飛び込んだのは透けるくらい見事な銀髪。
そして鳶色の、アーモンド型の瞳に白い頬、薄いピンクに染まった頬。
「あ、は、はい。初めまして。た、たしか、グレイ伯爵?
 お、女の子だとは知りませんでした」
耳まで真っ赤になりながら、どうにか初対面の挨拶をする少年。
そして改めて彼女の全身に目をやる。
黒のスパッツにタータンチェックのミニスカート、袖が太めのブラウスに
ニットのベスト。胸元には綺麗な銀のネックレスが隠れて見える。
かわいい。彼女の初々しい美しさに、思わずそう口に出しそうになる。
「はい、もし私が女でお気に召さないようなら帰りますが」
言いかける少女に彼が思わず口に出した台詞はこうだった。
「とんでもない、今日一日宜しくお願いします!」

 最初に行ったのは遊園地だった。
お決まりの観覧車にお決まりのホラーハウス。
乗り物にはまるで平気な癖に、ホラーハウスのいかにも作り物めいた
ゾンビーやゴーストに極端に反応する彼女。いとおしさが増す少年。
そして軽いお食事の後にカップル向けの映画。
一日の終わりに一緒に呑むお茶。
終始うつむき加減で、互いの手が触れる度にびっくりして見つめ合う。
そんな二人の一日が終わった。
146風と木の名無しさん:2005/06/25(土) 22:50:25 ID:7+03vXB5
「で、ウヨ君。どんな相手だった、グレイ伯爵って?」
好奇心満開で聞く姉にぼそりと返す返事は、
「女の子だったよ」
「なーんだ、男の子だったら今度のサクヒンに仕えると思ったのにぃ。
 で、ファーストデート、どうだった?」
「いや、大したことはないですよ」
気のない返事を返すウヨの心の中には、今日一日を共に過ごした美しい
銀髪の少女の面影が宿っていた。


「で、直ぐには返して貰えませんでしたの、
 マルタさんが女の子だって判ってからも?」
マルタのメイクを落し、ウィッグを外しながらエリザベスは問いただした。
「はい。あのう普通に女の子に興味がある様子でしたけれど」」
二人の少女の為すがままに顔を弄られながら返事を返すマルタ。
「たしか、男性同士で文通をご希望されていた方の筈なんですが。
 それで、そのまま一日デートをお続けになったんですか」
首をひねるエリザベスに傍で笑いこけるフランソワーズ。
「フランソワーズさん、貴女まさかこのカキエモンさんについて
 何かご存じなのかしら?」
「いえ、別に何でも御座いませんわ。まぁ世の中には気にしない方が
 平和でいられる事も多い、と云う事で御座いましょう」
エリザベスに不信感の籠もった眼で見つめられ乍ら、
尚も笑いを抑えられないフランソワーズでした。
147風と木の名無しさん:2005/06/25(土) 22:59:19 ID:7+03vXB5
ああ、誤植を見つけてしまった・・・

>>146

× 「なーんだ、男の子だったら今度のサクヒンに仕えると思ったのにぃ。
○ 「なーんだ、男の子だったら今度のサクヒンに使えると思ったのにぃ。

× 「はい。あのう普通に女の子に興味がある様子でしたけれど」」
○ 「はい。あのう普通に女の子に興味がある様子でしたけれど」

どうせ他にもいっぱいあるでしょうが、取り敢ずこんな感じで。
ご意見ご感想お待ちしています。

じゃ ノシ

148風と木の名無しさん:2005/06/25(土) 23:22:34 ID:7+03vXB5
う、しまった。
ウヨ→マルタが判らなかった理由は書いたけど、
マルタ→ウヨが判らない理由が薄いなぁ。

ま、おめかししすぎで判らなかった、と脳内補完よろ。
149風と木の名無しさん:2005/06/25(土) 23:27:58 ID:kptg+hPV
久々のSS神キタ━━━━(・∀・)━━━━━!!
こういうほのぼのした雰囲気好きだ。
しかしニホンちゃんがどんどん801の子になっていく脳w
150風と木の名無しさん:2005/06/26(日) 11:18:03 ID:WgMMUr/e
ほのぼの+.(o´∀`o)゚+.イイ!
おなごは怖いのぅ
151風と木の名無しさん:2005/06/28(火) 01:23:18 ID:v0DtI6xd
イラストですが、微妙な物なので補完無しでお願いします。

ゲルマン双子のバイーブ絵。
なので、801エロ、女ロリエロ、双子、拘束注意。
エロ絵板とどっちにしようか悩んだんですが、注意書き無しでスクロールしたら801telincoバーン!よりは任意ダウソ制の方がいいと思ってこっちにうp

http://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?dlpas_id=0678
pass:fightzion
152風と木の名無しさん:2005/07/01(金) 00:07:06 ID:emBbGQYt
寂れすぎアゲ
153風と木の名無しさん:2005/07/01(金) 20:59:31 ID:FZvHwEhB
>>151
一瞬どこに刺さってんのかとオモタ

ともあれグッジョ
154風と木の名無しさん:2005/07/02(土) 23:42:20 ID:jNSGnjmS
>>151
GJ
つか漏れ姐さんの非エロ絵見てみたいんだが。
155風と木の名無しさん:2005/07/06(水) 00:39:49 ID:nBtFZS/B
ほす
156風と木の名無しさん:2005/07/06(水) 00:40:31 ID:nBtFZS/B
保守っときます
157風と木の名無しさん:2005/07/12(火) 01:28:05 ID:a5z++vCu
不定期保守あげー
158風と木の名無しさん:2005/07/17(日) 01:41:27 ID:BZXfuBBs
保守保守。
ネタ落としたいところなのだが、萌えカプは供給過多気味のようなのでじっと我慢…
159風と木の名無しさん:2005/07/17(日) 05:37:05 ID:n4wQhJh+
>>158
いや別に気にしなくてもいいんじゃない?
160風と木の名無しさん:2005/07/17(日) 22:24:34 ID:6/rc5Prr
>>158
すんません供給過剰にしたのはたぶん漏れですorz

書き手も違うし需要供給とかって気にしなくていいと思うよ
住人自体少ないから偏りだのなんだの気にしてたら過疎一直線だ(ニガ

とかなんとか理屈つけても単にネタを投下してもらって萌えたいだけですが何かorz
161風と木の名無しさん:2005/07/22(金) 00:04:20 ID:k2eeyy83
あんま期待町してても投下しずらいだろうし保守がてら雑談でもしませんか
地球小学校ではクールビズで男子もきわどい水着着用なのかどうかが気になる
162風と木の名無しさん:2005/07/22(金) 23:51:14 ID:M0xNlL0a
男子がきわどくてもなァ(笑
163風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 07:10:46 ID:0pQGar3k
ゲル兄のビキニみじゅぎなんかもうハァハァしてしまうわけですがw
164風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 13:05:39 ID:NJxopcnv
トランクス派な漏れとしては、男子のきわどいビキニより
風や水になびくトランクスから伸びるおみ足の方が好み。

いっそ褌とも思ったけど、日ノ本家男子しか着用してくれんっぽいorz
165風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 13:10:35 ID:LXpRy0jI
ゲル兄上はきわどいビキニタイプの水着で国旗カラーだと股間の部分が金色になるのがなんとも
166風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 13:25:25 ID:UwjDXuf2
男子は褌女子はビキニな小学校ってイイ!
萌えはせんがw

つか、クールビズ祭を見てると女と男のハアハアの方向性の違いを感じる
167風と木の名無しさん:2005/07/29(金) 22:10:17 ID:Wb4rGwdo
保守る意味があると願いつつほす
168風と木の名無しさん:2005/07/31(日) 14:42:04 ID:YXD9rkoc
>>D-13さん
>>151で保管所に収納しないでくれるように書いてあるイラストが保管所に収納されてしまっています。
保管所のゲルマン双子のイラストを削除してください。
お願いします。
169風と木の名無しさん:2005/08/01(月) 20:51:26 ID:yD9MDt/A
>>D-13さん
削除どうもありがとうございます。
手早い作業オツ&感謝です
170風と木の名無しさん:2005/08/01(月) 23:39:08 ID:IknAnUAD
えと、ニホンちゃんの絵をAA化などしているしがない職人見習いの者ですが。
>>133の絵をAAにしてもいいでしょうか。
普通AAに許可とかは要らないんでしょうが、
ここの絵師さんたちは絵が広がるのを望んでらっしゃらないようなので、
とくにお尋ねしておきます。
171133:2005/08/02(火) 01:12:15 ID:7bCubukF
>>170
こちら133の絵師ですが…AA化ですか?
あの構図なら出回ってもヤバくないでしょうから、
練習台としてお好きなように調理してやって下さいませ。
そのうち別キャラバージョンが出回ると新たなハァハァ(*´Д`)の燃料に!

職人様の降臨をマターリお待ちしていますw
172風と木の名無しさん:2005/08/02(火) 19:24:43 ID:dFe29b3h
>>171
ありがとうございます。早速書いてみましたがこんなものでいかがでしょう?
http://page.freett.com/mumei_nihon/text/aazinken.htm
173風と木の名無しさん:2005/08/09(火) 14:03:27 ID:4wxKuds5
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」27クール目
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/korea/1118843682/
174風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 01:26:43 ID:anMJgsvj
>>170(あえて名無しさんへレス)
gj(´∀`)b
AA職人の人ってほんと元絵そのままに作れるんですねえ。
気の利いたコメントじゃなくてすまんのですが、ナツラルに感心したのです。
私はAA作れないから何も出来ないけど、別キャラバージョン出回るといいねえ。

つか、私はゲル双子絵描いた人なんだけど、あれは単に色んな意味で恥ずかしかったから消してもらっただけなので(苦笑)
絵を広めたくないというのがスレ住人の総意というわけではないです。
175風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 18:57:38 ID:SEsfomj9
ニホンちゃん、本になるのか。
じゃあ年末あたりにはここもちょっとは賑わうかな。
でも個人的には正直微妙…
176風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 18:42:39 ID:an7cN4lD
「嫌韓流」松本受けを語るスレはどこだ!?ここか!?
ここではないのか”!!?隠すと為にならんぞ!!
177風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 15:47:47 ID:DG4TURMO
>>176
ここではないよ。
まだ探してたら下のスレにドゾ

801板の案内・スレ立て相談所 5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1123917008/l50
178風と木の名無しさん:2005/08/24(水) 03:12:45 ID:lwj/PM7Z
期待を込めてほっしゅ
>>1タンは消えたのか?
179風と木の名無しさん:2005/08/24(水) 03:20:09 ID:Hvb+GEam
土日まで待ってちょ。

書籍化で結構忙しい某作者より。
180風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 05:05:01 ID:MREOUlif
僕の素敵なご主人様 〜マルタ君の受難 1

      胎動

『マルタ、我々の一族は、さる高貴な方を守護するために存在する。
 その方は、偉大なる神の代弁者、神の子として、我々を導くお方。
 お前は剣となり楯となり、誠心誠意、その方をお守りしなさい。』
分かってる、分かってるよ父さん、ぼくはそのために生まれたんだ。
剣の技も、社交界の儀礼も、そのために覚えた。
この方を守ることが、ぼくの宿命。
異教徒、過激派、無神論者。あらゆる悪意を切り払う剣。
それがぼくの役目。

分かってる。分かってるんだよ。でも………

「ふふ、よく似合ってるじゃない」
……なんでぼくは、こんな格好してるんだろう。
紺色のワンピースに、フリルのついたカチューシャとエプロン。
これって、あの、その、てゆーか、メイド服?
「よ……ヨハネ様、こ、これって………」
「ん?僕の身の回りの世話をするのが君のお仕事でしょう?
 だから仕事がしやすい格好を選んだだけさ」
「で、でも…、これ……」
「この前の格好よりずっと可愛いよ?女の子があんな、いかめしい格好してたらもったいないし」
ヨハネ様はそう言って微笑みを見せる。

そうなんだ。この方はぼくのことを、初めて会った日からずっと女の子だと思ってる。
ぼくがもっと背の高い、筋骨隆々な男だったらこんなことなかったのに。
少し、女顔に生まれた自分を恨んだ。
181風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 05:05:31 ID:MREOUlif

「……こんな格好、するの嫌かい?」
ヨハネ様はぼくの気持ちを察してしまったのか、少し寂しげな顔でぼくを見た。
「あ、いや!そ、そんなこと、ないです!ヨハネ様」
「ごめんよ、似合うと思って選んだんだけど、こういう服は嫌いだったみたいだね」
「いえ!そんなこと!ただ、あんまり着慣れない服だから、ちょっと戸惑っただけですから!残念!なんちゃって、あ、あはは」
ぼくはあわてて取り繕った。この人を悲しませたかったんじゃないし。
「ずっとパンツルックだったからちょっと、こういうのもアリかなって、私思いますよ。ホラ」
その場でくるくる回って見せたりする。ヨハネ様が、喜んでくれるように。

このお屋敷に来て、わかったことが一つある。
それは、ヨハネ様と同じくらいの年の子が、ぼくしかいないってこと。

お父上に先立たれ、ぼくとそう変わらない年齢で、神の代弁者の一族の当主となったヨハネ様。
神の子としての運命を背負ったヨハネ様は、無数の人々を導くに相応しい存在でなければならない。
その神聖性を失わないよう、世俗との身近な関わりはほとんど絶たれている。

お屋敷の外で、金髪の兄妹やナンパな少年が駆けずり回っているのを、憂いのある表情で見ていたときもあった。
その時ぼくは感じたんだ。

高い天井も、荘厳な彫像も、この人にとっては自分と外を隔てる冷たい壁になってしまっているだけってことを。


仕方ないんだとは、思う。
もって生まれた宿星ってものがあって、ぼくらはそこから逃げることはできない。
ぼくがここにいるのも、きっとその宿星の導きだったから。

ならせめて、ぼくはこの方を寂しがらせないようにしよう。ずっとそう思っていた。
それがぼくの宿命。きっと、この方をお守りする以上に大切なこと。
182風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 05:07:24 ID:MREOUlif


「ああ、そんなにはしゃがないで。目が回ってしまうよ」
ヨハネ様は少し笑いながら言った。ちょっと苦笑いだったけど、さっきの顔よりは全然いいか。
「あは、大丈夫ですよ。鍛えてますから」
そうぼくは言ってくるくる回って……
「平気、平気ですってぇぇっっ!」
平衡感覚を失って、足を滑らせた。
体から一瞬、重力の感じがなくなる。

まずい、床は大理石だった。受身取らなきゃ。
そう思ったけど体が言うことを聞いてくれない。

やばい、これ絶対頭打つ。そう思ったそのとき。
ふわっと何かに包まれた。

「ほら、だからいわんこっちゃない」
ぼくを抱きとめてくれたのは、ヨハネ様の腕。
すっと、涼しげなコロンの香りが鼻をくすぐる。
ヨハネ様の海のように澄んだ碧い瞳が、ぼくをのぞきこんだ。
183風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 05:08:01 ID:MREOUlif

「あ……も、もうしわけ、ありません、ヨハネ様……」
ぼっと頬に火がついて、思わず顔を背けた。
心臓が、なんかパクパクしだす。またこの感じだ。
「ふふ。もう、違うだろ?」
ヨハネ様は微笑んでいった。
「……え?」
「様、ついてるよ。ヨハネでいいって、言ったじゃない」
そう言ってぼくの瞳を見つめる。

心拍がどんどんあがってく。なんか、変だよぼく。
男だってのに、何だこれ。

時間が止まった。二人して、ずっとそのまま。
外で小鳥がさえずるだけ。
184風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 05:08:53 ID:MREOUlif


その静寂を破って、ドアをノックする音が響いた。
「失礼致しますヨハネ様。日ノ本家のご子息様がいらっしゃいました」
「ウヨ君が?本当かい?」
執事の人の声に顔を輝かせて、ヨハネ様はパッと手を離して立ち上がる。
    ごん
ぼくは突然重力に引き戻され、大理石で頭を打った。
「いだっっ!」
「あ!ご、ごめん……大丈夫?」
頭を押さえるぼくに、ヨハネ様はすまなそうな顔をした。

「じい、今行くよ。少し待ってもらって。マルタ、悪いけどお茶を入れてきてもらえるかい?」
「あ…は、はい。かしこまりました」
頭を押さえたまま、ぼくは応えた。
ヨハネ様はそのまま部屋を飛び出していく。すごく嬉しそうな、ヨハネ様の後姿。

あれ、なんだろう。


なんか、胸がひりひりする。
185風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 05:11:35 ID:MREOUlif
ごめんなさい。一人で気持ち悪いくらい妄想しちゃいましたorz

他の方が続きを作ってくださったみたいですので嬉しくてついその続きっぽいのを。
しかもsage忘れてるし・・・・・・ほんとごめんなさい。

ここって本スレの作者の方もいらっしゃるんですね。楽しみにしています。
186風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 08:32:47 ID:anLeRiHb
>>180
カワエエ(´д`*)
801的にもある意味ニホンちゃん的にも王道だねぇ
187風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 12:51:57 ID:OXV8Q0Bi
職人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
188風と木の名無しさん:2005/08/30(火) 13:51:09 ID:87gfxJZ7
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん New! 2005/08/29(月) 23:09:21 ID:i0xGgLci
>>595

確かに日本はある意味元ヤンだよな。
昔は、かなり暴れたしやんちゃもしたよって感じのw
しかも手先が器用で、努力家。
で、喧嘩で強い奴にボコボコにされて、NO.2の座に落ち着いてる。
大ボスは、お前に手を出す奴がいたら、俺が守ってやるから
お前は手を出さなくていいぞ、絶対手を出すなよと言われ、大人しくなった。

それを、どこかの国の馬鹿どもは忘れている。


ちょっと萌えたので転載させてもらいますよ。
ヤベwwwwこんなニホン君萌えすぎwwwwwwwww
189風と木の名無しさん:2005/08/31(水) 01:20:01 ID:C0syHXZL
>>188
それはここより国801スレに貼った方が反応いいんじゃないかとオモ
別解釈の擬人化としてはおもしろいと思うが、本スレあたりでニホンちゃんをヤンキーにしたらめちゃくちゃ叩かれそうだw
190風と木の名無しさん:2005/08/31(水) 03:15:52 ID:b1kiAQ1o
いつだったかヤンキーなニホンちゃんのネタがあったから、別にアリなんじゃないか?w
191風と木の名無しさん:2005/09/02(金) 20:46:47 ID:wCBPAzNV
>>190
ヤンキーの話とかあったっけ。
ニホンちゃん飛ばし読みだから知らない話がたくさんあるわ。
保管庫行ってサルベージしてくるかな。
192風と木の名無しさん:2005/09/07(水) 12:02:28 ID:/YKatkas
しつこくホス

11月まで耐えてみせる…!
193風と木の名無しさん:2005/09/13(火) 21:24:35 ID:4RHy4A/z
最近、本家スレを読みはじめてハマってたのですが、
偶然2ちゃん検索でここハケーン!!禿萌え(*´Д`)
マカロニーノ×ゲルマッハのヘタレ攻めと知的受け激ツボ。
ウヨ君×マルタも素敵なんだけど、まだ本スレでマルタ登場まで読めてないorz

ところでウヨ君×チューゴ君(クール系)てどう…?変?
194サザンクロス:2005/09/16(金) 02:24:49 ID:s3DW5Nzs
>>180->>184のつづきを書いてみました。
195サザンクロス:2005/09/16(金) 02:26:11 ID:s3DW5Nzs
僕の素敵なご主人様 〜マルタ君の受難 2

「ウヨ君!」
ヨハネ様は心底嬉しそうに客人を迎えた。ぼくには向けてくれない、とっておきの笑顔。
ぼくの胸は、また締めつけられるように痛くなった。

こんなヨハネ様は見たくない。
ぼくは壁に隠れて、こっそり玄関をうかがった。
バカみたい。
ぼくって、バカみたいだ……

「ヨハネ、良い子にしてたか?」
樫製のドアから入ってきた日ノ本家の客人を見て、ぼくは息が止まりそうになった。

なんて美しいひとだろう……

黒曜石のような瞳が明るく輝いている。肩に掛かるほど伸ばした黒髪が風もなく
さらさらと流れた。しなやかな長身が狼のように危険な空気をまとい、陽焼けした
肌が精悍だった。
196サザンクロス:2005/09/16(金) 02:26:56 ID:s3DW5Nzs
「ヨハネ」
客人は、両手を伸ばすと――
いきなりヨハネ様を抱きしめた!
「あっ。何を……」
「いいじゃないか。何日も逢えなくて寂しかったんだぞ?」

客人はヨハネ様の法服をまさぐり、その下の素肌を愛撫した。
「あっ……駄目、ダメです。いきなりなにを……!」
「何をいってる。オレはお前を愛してるんだぜ?」
「ダメです。ダメですってば………」
客人の掌が独立した生物のようにヨハネ様の肌を這う。華奢な首筋にキスして、耳朶を
甘噛みした。
「ひゃっ、やめてください。そこは……」
「そこは、なんだ?」
「そこは……」
ヨハネ様は口ごもった。
「いえよ」
「ひゃっ!?」
客人は耳朶に歯を立てた。
「いえよ。………耳がいちばん感じるってさ。変な声がでそうになって困るんだろう?
お前はいつもそうさ」
「……………」
沈黙をもってヨハネ様は応えた。羞ずかしそうに顔を伏せて、唇を半ば開いたままで。
あのかたは嘘をつくことができない。
197サザンクロス:2005/09/16(金) 02:28:34 ID:s3DW5Nzs
――きっと、そうなんだ。
そう思うと、ぼくの胸がかっと熱くなった。
ぼくの知らないヨハネ様。
あの客人にしか見せない秘密。
見たくない。こんなヨハネ様は見たくないよ。
竜巻のように同じ想念が頭の中を荒れ狂う。
なのにぼくは、魅入られたようにふたりから眼を離すことができなかった。
198サザンクロス:2005/09/16(金) 02:29:29 ID:s3DW5Nzs
客人はヨハネ様の身体を知り尽くしているらしい。口では拒みながら、やがてヨハネ様は
目を瞑って客人に身をもたせた。
「ああ………」
熱い吐息。頬を紅潮させてヨハネ様は羞じらいに堪えた。真率な愛情のこもった愛撫に
気持ちが高ぶっていく。
「あっ、ああ。ああ……うっ」
切なげに鳴いて、わが主は客人の腕のなかで身をよじった。
客人はそれが面白くてたまらないらしい。くすくす笑いながら、悪戯っぽく絶頂の直前まで
導いては焦らした。

「ウ、ウヨ君は、意地悪……ですね」
「うん?」
「酷いですよ。私を困らせてばかり」
ヨハネ様は、ぎこちなく首を回して客人の目を覗きこんだ。頬をぷうっと膨らませる。
「お前は困り顔がいちばん可愛いからな。つい苛めたくなる。――愛してるよ、ヨハネ」
「あっ………」
静かにふたりの唇は重ねられた。時が停まる。晩夏の昼下がり、キスは永遠のように長く
つづいた。――実際は数秒だったかもしれない。

純白の法服が肩から滑り、ヨハネ様は全裸にされた。二次性徴直前の少女のような肉付き
の薄い身体が陽光を浴びて輝いた。
ヨハネ様は美しい。湯浴みのときに毎日感嘆する。
199サザンクロス:2005/09/16(金) 02:30:38 ID:s3DW5Nzs
「――あっ。ウヨ君……」
「うん?」
「ベッドに……移動してください。こんな、ところでは……誰に見られるか……」
「ふっ、大丈夫さ。誰もいない。見てるやつがいるとしても――」
その瞬間、ぼくの背中を冷たいものが駆け下りた。客人がぼくの方をちらりと一瞥した気
がしたのだ。
「!」
泡を食って覗き見の頭をひっこめる。
そして、聞こえた。それはドアからの風に乗り、思いのほかはっきりとぼくの耳に届いた
のだ。

「見せつけてやろうぜ……?」
200サザンクロス:2005/09/16(金) 02:31:27 ID:s3DW5Nzs
客人は背後からゆっくりとヨハネ様を貫いた。
「………あああっ………」
ヨハネ様は切なげに溜め息を漏らした。
「うっ、あ――ああ。ウ、ウヨ君……!」
ぞくぞく震えながら、ヨハネ様は右手の人差し指を噛んだ。
身中にこみあげる快感を必死にこらえているらしい。頬が紅潮し、困り果てた子供のよう
な表情が浮かんだ。
懸命にあらけない声をおさえるが、無駄だった。
最初はゆっくりと、しだいに激しく突き上げられて、まるで女の子のように上ずった声が
漏れだした。
「――はんっ、あ。……あっ、あ、あ、あ、あ、あ、あ………!」
脈動のリズムにあわせて可愛らしい喘ぎが絞りだされる。
「ヨハネ――ヨハネ」
「ウ、ウヨ君、ウヨ君ッ」
ふたりは互いに求めあっていた。客人はヨハネ様にのしかかり、絶対に放すものか、と
ばかりに抱き締めた。
「ヨハネ――愛してる――!」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ――ウヨ君――!」
「う、う……ヨ、ヨハネぇ――!」
客人の動きがしだいに荒々しくなっていく。それが最高潮に達したとき、唐突に電流が
走ったように客人の背筋が震えた。
「ううっ。い、いくぞ」
「はいっ。あっ、ああっ」
びくっ、と大きく全身が脈動し、客人はヨハネ様の中に射精した。
「う、あああっ――! ヨハネ……! ううっ」
「ああぁ……」
ヨハネ様もぶるっと震え、射精した。
ぐったりと床に顔をつける。――苦悶に堪えているような表情だが、じつは至福に包ま
れているのがわかった。
201サザンクロス:2005/09/16(金) 02:31:59 ID:s3DW5Nzs
客人はまだ足りない、という風にゆっくりヨハネ様を貪っていたが、やがて、
「ふうーーっ………」
と、大きな溜め息をついてヨハネ様の背中にのしかかった。
「可愛かったぞ。ヨハネ」
世にも幸福そうな笑顔で相手の胸に手をまわす。くすくす笑って耳元で囁いた。
「オレと同時に射精してたろう? ――知ってるか? これ、『ところてん』っていう
んだぜ」
「…………」
「突かれて出るからところてんってな。まあ、下品な隠語だが……」
「…………」
「ヨハネ?」
「…………」
ヨハネ様は応えなかった。その顔を覗きこみ、
「なんだ、失神したのか」
と、客人は拍子抜けした。
ヨハネ様は天使のように邪気のない寝顔だった。
202サザンクロス:2005/09/16(金) 02:32:29 ID:s3DW5Nzs
「ふう〜〜う………」
ヨハネ様から離れ、客人は裸のままあぐらをかいた。
両手を後ろにつく。世にも妖しい姿態だった。
「おい。そこの壁に隠れてる坊主!」
ふいに呼びかけられて、ぼくは全身総毛だった。
「そこで覗いてるのはわかってるんだ。こそこそしないで出てこい」
有無をいわせぬ口調だった。いうことをきかないとここまでやってきて引きずりだされ
かねない。覗き見していた疚しさも手伝って、ぼくは悄然と客人の前に立った。

「ふん。男のくせにメイド服か。こいつの考えそうなことだ」
そういって、客人はヨハネ様の頭を撫でた。
「なんで……わかった……の?」
ぼくは、やっとの思いでそういった。
「うん? 隠れてたことがか? ――ばればれさ。気配を読みさえすれば、どこに人間
が潜んでいて、なにをしているかだいたいわかる。とくにお前ときたら、びっくりした
り嫉妬したり欲情したり、最初から最後まで大音響で自分の存在を実況中継してたよう
なものだからな。面白いかぎりだったぞ」
「そんな……」
「嘘じゃない。その証拠に、さ」
いきなり手を掴まれ、ぼくは客人の胸のなかに抱かれていた。
「――お前は、ヨハネと同じことをされたがっている」
客人の唇がぼくの口を塞ぐ。暖かい舌がはいってきて、ぼくの舌に絡みついた。
「!!」
驚愕――というより、あまりに突拍子のない成行にぼくは一瞬硬直した。
力のかぎり振り払おうとしたが――。
なぜだろう?
ぼくは脱力したまま、客人に唇を貪られるに任せていた。

(つづく)
203風と木の名無しさん:2005/09/16(金) 22:28:04 ID:Ec2MsS5j
>>194-202
GJ!長文乙。乱れる聖職者ハァハァ(´д`*)
気配読めるウヨ君…イイ…。
204サザンクロス:2005/09/17(土) 21:55:46 ID:KpeGKu8C
続かないほうがいいでしょうか。
オナニー長文で引かせてしまった伊予柑(;´д`)
205風と木の名無しさん:2005/09/18(日) 14:26:45 ID:EpglOApD
>>193
あれ全部読むのは大変だからのんびりドゾ。
好きキャラとか好き作家の名前で検索して読むのもお勧め。

ウヨ君×チューゴ君変だとは思わないけど萌えポインツがいまいち解からん。ごめん。
だから姐さん的萌えとか書いて教えてくれたらウレスィ。
ここ、超過疎スレだから同カプ者に出会う率も低いけど、
SSにしろ萌えシチュにしろ萌え語りにしろ書いちゃったもん勝ちな世界だと思う。

>サザンクロスさん
萌えたー。
オナニー長文だなんてそんなこと無いですよ。
続き超キボン。
206風と木の名無しさん:2005/09/18(日) 22:51:11 ID:Gr/tBU+I
>>205
アドバイスありまとですー。
まとめサイトで順番に読んでるのですが、なんとか800話まできました。
やっとヨハネがちょこちょこ出てきて嬉しいです。
マルタいつ出てくるのだ…(つД`)

ウヨ君×チューゴ君は最近ニホン家でウヨ君の意見が強くなってきてるのと、
経済の自由化を進めてて仲良くしときたいチューゴ君を絡めたいと思ったのですが…。
よく考えたら3年生と5年生だし見た目も黒髪同士だし微妙かもですね(汁
(最初の頃は一緒のクラスっぽい感じで書かれてた気がしたのです…)
でも確かに、うpしないと何が萌えだかわかんないですよね。
ここはひとつ気楽な気持ちでうpしてみまつ。
207「策士陥落」:2005/09/18(日) 22:54:20 ID:Gr/tBU+I
チューゴ君はウヨ君が嫌いです。
地球組アジア班を支配するために、ニホンちゃんを丸め込もうとするのですが、
話を聞き付けたウヨ君にたびたび邪魔されてしまうからです。
ウヨ君とチューゴ君が口論するのを見て、皆は仲が悪いと思っています。
しかし、彼の中では冷静なる策略であって、カンコ君のように感情的では無いのでした。
最近はニホンちゃんと交流がなくなると困るので、弟たちがウヨ君と喧嘩するのをたしなめたりもします。
チューゴ君の心中は彼の家の歴史並に複雑怪奇なのでした。

ウヨ君はチューゴ君が嫌いです。
古い家だとか家族が多いとか敷地が広いとか言って偉そーだし、ニホンちゃんに
自分の考えを押し付けようとするからです。
でも、チューゴ家に伝わる古い本や美術品なんかは凄く好きだったりします。
しかも、チューゴ君の秀麗な顔や、チャイナ服…も実は結構好きだったりするのでした。
208「策士陥落」:2005/09/18(日) 22:55:23 ID:Gr/tBU+I
ある日、ウヨ君は学校の図書室にいました。
ウヨ君は最近「さんごくし」にハマっていて、1冊ずつ借りているのです。
ニホン家ではとても人気があり、ゲームやまんがにもなっているお話です。
「…次の巻が無い…」
借りていた巻を返し、棚の前まで来てウヨ君はがっかりしてしまいました。
誰かが借りているのでしょう。借りようと思った巻から後がありません。
続きを読む気満々だったウヨ君は、竹刀を握りしめて空いた本の隙間を怖い顔で睨みます。

「うちに読みにくるか?全巻あるぞ」
ふいにかけられた声に振り向くと、そこにいたのはチューゴ君でした。
「さんごくし」はチューゴ家の土地での昔の戦国時代をモチーフにしたお話なので、
チューゴ家には当然のように全巻そろっているのです。
「…うむ…頼む…」
喧嘩腰で無いチューゴ君にとまどいつつ、早く続きが読みたいウヨ君はチューゴ家に
行くことにしました。
209「策士陥落」:2005/09/18(日) 22:56:08 ID:Gr/tBU+I
チューゴ君の家はマンション中華の最上階にありました。
親戚がたくさん住んでいて、下の方の階はボロボロですが上に行くにつれて豪華になっていきます。
ウヨ君は思う所も有りましたが、よその家のことなので無言でチューゴ君について行きます。

チューゴ君の家に入ると、廊下には古い陶器や絵が飾られていました。
「すばらしいな…」
ウヨ君は素直に感嘆して眺めました。
昔はチューゴ家の古い美術品をニホン家でも買えたらしいのですが、今ではチューゴ家は他の家に
売るのを禁止しているのです。ウヨ君は観賞しつつ廊下を歩きます。
自分の家の物を褒められて嬉しくなるのはチューゴ君も例外でないらしく、上機嫌な様子です。
「こちらが私の部屋だ」
ウヨ君は本棚に並んだ本の中に読みたかった続きの巻を発見し、目を輝かせました。
ソファに座り本に夢中になっている間に、チューゴ君がお茶を入れてくれました。
210「策士陥落」:2005/09/18(日) 22:56:43 ID:Gr/tBU+I
本を読み終わり、棚に戻していると他にも気なる本がたくさんありました。
「孫子もおもしろいよな…」
チューゴ君もその言葉に喜んで、兵法について少年2人は盛り上がり、長く話しこみます。
ふと窓の外が暗くなってきたのに気付いたチューゴ君は、珍しく微笑んで言いました。
「今日はもう遅い。また本を読みに来るが良い」
ちょっと偉そうなチューゴ君ですが、2人の間に名残惜しい空気が流れます。
ウヨ君は何か思い付いた顔をすると、突然キスをしました。
「な…っ。何を…!」
チューゴ君は一瞬ぼうぜんとした後、真っ赤になって言葉につまります。
「さよならのキス」
いつも冷静沈着を是とするチューゴ君の慌てる様子にウヨ君は楽しくなり、今度は大人のキスをしてみます。
クラスのおませな女の子に教えてもらったのは秘密です。
「ん〜〜っ」
チューゴ君はしばらく抵抗しましたが、空手と柔道と剣道で毎日鍛えているウヨ君に押さえられてしまいました。
いや、チューゴ君も拳法の使い手なのですが、なぜか体に力が入らなくなって抵抗できなかったのです。
「じゃ、また来る」
ウヨ君は立ち上がり、にかっと笑って手を振りました。
チューゴ君はソファに倒れかかったまま、小さくうなずくことしかできなかったのでした。

帰り道。
頬を染めてちょっと涙目のチューゴ君は、かなり好きだなあ…とウヨ君は認識を改めたのでした。


その後。相変わらず口論の絶えないウヨ君とチューゴ君ですが、少し関係が変化しているとか、いないとか。
<糸冬>
211「策士陥落」いいわけ:2005/09/18(日) 23:01:12 ID:Gr/tBU+I
邪道なカプをうpしてみちゃいました。
なんじゃこりゃー!と思った方すみません。謝罪はしますが賠償は(ry
本来は絵描きなので、文のヘタレさは御容赦下さいまへ。
また違うカプ思いついたら参戦させてもらいます〜。
212風と木の名無しさん:2005/09/19(月) 00:05:02 ID:dA31Msef
>>206-211
姐さんの萌えが何となく分かった気がする。
そういうかんじ結構好きだ。
しかし見た目黒髪同士だからアウトってまた大味なww
ニホンちゃんには公式設定が無いし、最初の頃はキャラが定着もしてなかったから特に、
設定とか性格とかバラバラなんだ嫁。
ニホンちゃんが萌え担当のキャラになったのも途中からだったと思うし。
今も多分、細かく見ていったら書き手ごとに全然違う設定に則って書かれてるんだろうなあ、とも思いつつ。

前にもちょっと話題になったけど、やっぱりここのスレ用のロダか絵板用意した方が絵描きさんも楽しめていいね。
とかいって自分は管理できないだろうから用意できないんだけども。
213206-211:2005/09/19(月) 16:18:39 ID:580AGsWe
>>212
はじめて2ちゃんでネタ投稿したので緊張しますた。優しい言葉アリガトン!
ホット系攻めと頭いいクール系受けが好きなのでつ。
あと本家の史実に合わせた作品が好きなので、801版でもやってみたくなり…玉砕?w
マカロニーノ×ゲルマッハも好みなのでいい史実がないか探してみる。

絵板用意してもいいけど、住人少ないみたいだし描く人いるかなあ。
管理と言っても月イチ保守するくらい鴨(;´∀`)
214風と木の名無しさん:2005/09/19(月) 19:08:24 ID:dA31Msef
>>213
801解釈できそうな伊独関係だったら紀元前から入れ食い状態でざくざく出て来るよw
ただハマっちゃうと逆に擬人化ができなくなって歴史オタに鞍替えしてしまうおそれがある両刃の剣。
あんまネタ元語っちゃうと国スレと分ける意味がなくなっちゃうからアレだけど。
史実準拠系が好きだったら国801スレに行ってみるのも楽しいかも。
最近行ってないから今どんな雰囲気のスレになってるかわからんが。

住人少ないどころか、この連休中は二人しかレス付けてない悪寒。
でも結構マメにSSがウプされたときは今より人がいたし、
なんかしら動いてたらそっと絵を描いて去っていく人も出てくるんじゃないかな。
というか、まず一人は絵描き宣言してるお前さんがいるジャマイカw

明らかに801絵オンリーじゃなくて、男キャラに萌える視点で描いた絵もありに敷居下げたらどうだろ。
上手く言えないけど、
これは「ロシアノビッチの周りに群がる妹たち」が主体の絵じゃないんだ!「妹たちに囲まれてる時のロシアノビッチ」に萌えて描いた絵なんだ!みたいなヤツw
215D-13:2005/09/20(火) 02:20:33 ID:fXkWybet
>>212-214
ウリも、専用絵板を設置しても枯死しかねないのでわと危惧しては居ますが、絵板その物が新規参入者を集める方向に作用する事も期待できない訳でもないないので、設置してみますた。

ttp://d_13.at.infoseek.co.jp/nihonchan_temporary_archive/goto_nihon_tmp_archive_bbsnote_x_rated_801.html
(InfoseekのCGIはRefererが自サイトでないと403エラーを返すので、↑の転送用HTMLからどうぞ)

エロ絵板と同様、お絵描きとアップロードができます。
216風と木の名無しさん:2005/09/20(火) 17:14:56 ID:fppCZGOs
>>214
国801スレって801で学ぼう国際情勢というスレで合ってる?
確かにおもろい。全員男だし(藁
ニホンちゃんの寓話的なオブラートに包んだ感じも好きなんだが、
あっちのスレも過去ログ読んでみよう。サソクス。
嗚呼また眠れない…。

>>215
乙!
今のとこ漏れしかいないみたいなんだが!アワワ(;゚д゚)
とりあえずチラシ裏で練習しに逝ってくる。
217風と木の名無しさん:2005/09/20(火) 21:41:58 ID:9vSwk1kM
>>D-13さん
いつも早い仕事ありがとうです。
枯れ木っぽくはなると思いますが多分しばらく枯死はしないと。
乙!

>>216
合ってる。
ニホンちゃんもそこも2ch史観の上で成り立ってるからキャラが似てて取っ付き易いはず。
でもそこ事情あっての隠密スレだからあんまスレタイ直は書かん方がいいと思う。
全員男なのはポイント高スw

過疎なら過疎なほど周りの目を気にせずマイナー・マニアックにもツッ走れるとかのポジティブな解釈をしてみるのはどう?w
218風と木の名無しさん:2005/09/21(水) 00:51:12 ID:zHcpE0mU
>>217
なるほど。
過疎だと感想レスもつかないが、批判レスもつかないという利点が!w
ポジティブシンキングですな。桶です。
あとスレタイ書いちゃってすまそ…。このスレ人少ないから大丈夫かな。
国801すぐ順応できた。マジで全員男なのがテラモエスw
219風と木の名無しさん:2005/09/23(金) 16:45:42 ID:6l7igC6g
ここ見てる人ってみんな国スレも見てるの?
漏れはあのスレちょっと合わなくて駄目だった
220目次その2:2005/09/23(金) 16:53:15 ID:6l7igC6g
第8話「女王陛下の代理人」
>>143-146
第9話「僕の素敵なご主人様 〜マルタ君の受難 1 胎動」
>>180-184
第10話「僕の素敵なご主人様 〜マルタ君の受難 2」
>>195-202
第11話「策士陥落」
>>207-210

今さら作ってもあんま意味無いかも
221風と木の名無しさん:2005/09/23(金) 18:47:23 ID:iy0pZiFo
>>220
既に ttp://www.geocities.jp/d_13jp/nihon_tmp_archive/801/ と整合性が取れてないしね。こっちは絵も一緒に数えてる所為で。


222風と木の名無しさん:2005/09/23(金) 18:50:22 ID:NsniW0Nr
>>219
普通に見てる。姉妹スレだしね。
223風と木の名無しさん:2005/09/23(金) 23:35:24 ID:hiuQZ5WA
>>219
かなり前は見てたけど途中から行かなくなった。
どうも2ch史観にはなじめん。
224風と木の名無しさん:2005/09/24(土) 17:34:19 ID:Hqi5zaTx
>>213
伊×独か判断しかねるが、絡んでるものを見つけたので投下。
"「イタリア軍が米国軍の攻勢を食い止めている?」
米国軍がイタリア本土に進行、イタリア軍と対峙していた
しかし敗戦濃厚のイタリア軍に戦意は無く
米国軍もその気配を感じ、攻撃を控えていたという
ドイツ軍の観測機が通りかかったときは
ドイツ軍に来られたらたまらないと
ちゃんと戦っている風を装って
米国軍へ発砲していた
米国軍もやる気無く反撃
その戦いを観測機はこう見ていた
「すごい!イタリア軍が米軍の攻勢を食い止めている」

その後にドイツ軍が救援に表れ、激戦になってしまったという"

"「砂漠で救援要請」
イタリア軍部隊から救援要請があったのでドイツ軍中隊が戦力を割いて救援に向かった。
当のイタリア軍は砂漠で、貴重な水を使ってパスタを茹でていた。"

「パスタ 砂漠 イタリア軍」でぐぐって見つけたサイト様より転載。

225風と木の名無しさん:2005/09/25(日) 19:39:53 ID:PnrtxezF
ここはスレが回りだしたと思えば急に人がいなくなるツンデレ系なインターネッツですね。
226213:2005/09/26(月) 00:49:02 ID:F8aCzyyj
>>224
放置プレイしてゴメス!猛烈に考え中だ。
ぐぐったサイトさんのあまりのヘタレイタリア軍ぶりに悶えた。ヘタレア軍(*´Д`)ハァハァ
漫画の方がいいかと思ったが連投が気になる小心者。

>>225
ツンデレは大好物だが寂しがりやな225もカワイス。

>>204
もしかして雑談でネタ出しにくくなってたら申し訳ない。
つづきドゾー
227風と木の名無しさん:2005/09/26(月) 04:03:40 ID:d7x1e6Nn
>>223
煽りとかじゃないんだけど
なんでニホンちゃんには馴染めるの?
ニホンちゃんなんて2ch史観そのものじゃない?
228サバイバルゲーム 〜Pへの欲望編〜:2005/09/26(月) 21:35:13 ID:dO6JCDSl
少し前の夏休みのことです。
「何かおもしろい遊びを考えようぜ!」
アメリー君の言葉に興味を持ったニホンちゃん、エリザベスちゃん、フランソワちゃん、
ゲルマッハ君、マカロニーノ君、ロシアノビッチ君、チューゴ君、ウヨ君は
色々アイデアを出し合って、サバイバルゲームをして遊ぶことにしました。

ルールは2チームに分かれて赤い水と青い水が入った水鉄砲をかけ合い、
水を体にかけられたら敵の仲間になっていくというものです。
最終的に全員がどちらかに吸収されれば終了。
場所は森林公園の中のみで、自作の道具とかばんに入るだけの食料で闘います。

じゃんけんをして、
枢軸チーム(ゲルマッハ君、マカロニーノ君、ニホンちゃん、ウヨ君)と
連合チーム(アメリー君、ロシアノビッチ君、チューゴ君、エリザベスちゃん、フランソワちゃん)
に分かれることになりました。

『スタート!』
合図とともに、それぞれが校内に散って10分後から戦闘開始です。
229サバイバルゲーム 〜Pへの欲望編〜:2005/09/26(月) 21:36:05 ID:dO6JCDSl
枢軸チームは作戦を話し合った後、行動をはじめました。
ゲルマッハ君は自作のカメラ付きラジコンを使って周囲を偵察しつつ移動します。
「目標発見」
木陰にフランソワちゃんを発見すると、冷静に攻撃準備をはじめます。
ラジコンに気付いたフランソワちゃんが、ラジコンの方向を警戒して水鉄砲を向けた途端、
背後から青い水が飛んできました。
「ラジコンはおとりだったのね…」
Tシャツに青い色をつけて、がっくりするフランソワちゃん。
作戦が成功したゲルマッハ君はいつもの無表情ながら少し得意げです。
「こちらの方が1人少ないから、早めに仲間を増やしておきたいからね」
2人が少し気を抜いた瞬間、フランソワちゃんのTシャツに赤い水がかけられました。
「エリザベス!」
「しまった!」
そのままフランソワちゃんはエリザベスちゃんに木の後ろに引っ張られました。
「開戦そうそうに何をやってらっしゃるの?フランソワったら」
「ううっうるさいわねーっ」
2対1は危険なので、2人がもめている間にゲルマッハ君はこっそり移動します。
230サバイバルゲーム 〜Pへの欲望編〜:2005/09/26(月) 21:37:09 ID:dO6JCDSl
朝から遊びはじめてお昼のゴハン時になってきました。
ゲルマッハ君は空腹をミネラルウォーターと黒パンをかじってごまかします。
どんな遊びでも真剣になるゲルマッハ君は、荷物の中身を念入りに考えてきていました。
安心できそうな場所に身を隠した所で、無音にしていた携帯電話が光ります。
「マカロニーノか。どうした」
「ちょっと西口の辺りに来てくれないか!」
囲まれているのだろうか、と慌ててゲルマッハ君は西口へ応援に向かいました。

ところが、西口の周辺は静かなものです。
もしや遅かったのか…と思った所で、ゲルマッハ君の体が固まりました。
携帯コンロで鍋に火をかけているマカロニーノ君を凝視します。
「…」
「お〜ゲルマッハ!遅いよ。水を1杯くれないか」
マカロニーノ君は、ゆであがったばかりのパスタを紙皿に移しました。
「お前の水は」
「パスタゆでるのに使ったに決まってるじゃないか」
「コンロと鍋を持ってきたのか」
「あたりまえだよ。パスタ作るのに必要だし」
あ。ゲルマッハ君の血管が切れたようです。
こぶしを握っています。


マンマミーヤーーーーー!!!!!!


その声は東口にいたニホンちゃんとウヨ君にまで聞こえたということです。
(つづく?)
231サバイバルゲーム 〜Pへの欲望編〜:2005/09/26(月) 21:39:53 ID:dO6JCDSl
マンマミーヤな終わり方で〆てみました。224さんネタありがとん。
戦争のことは家と家の喧嘩で表されるのがニホンちゃんの定説だけど、
パスタを絡めるのが難しかったのでサバイバルゲームにしてみました。
変な所あったらスミマセン。
232231:2005/09/26(月) 22:04:55 ID:dO6JCDSl
ぎゃー!今気がついたが、全然801っぽくない!!
つづきでがんがります…_| ̄|○
233風と木の名無しさん:2005/09/26(月) 22:47:39 ID:F8i7JLTy
本スレに投下してもいいんじゃないかと思う。
つか一瞬本スレかと思った(w
でもかわいかったよ、gj!!
234風と木の名無しさん:2005/09/26(月) 22:57:45 ID:c/VDproR
ここからゲル兄の鬼畜攻めが始まるわけだw
235風と木の名無しさん:2005/09/27(火) 00:03:44 ID:XsTdIrCT
ヘタレ攻め萌えでごめんよ。
236風と木の名無しさん:2005/09/27(火) 20:11:27 ID:6rsc4ZRY0
>「すごい!イタリア軍が米軍の攻勢を食い止めている」
これを是非
237風と木の名無しさん:2005/09/28(水) 06:40:11 ID:3hLM8bkf
2ちゃんねる検索(ttp://find.2ch.net/) で「ニホンちゃん」を検索すると801板が本スレより上位に出る件について
ttp://find.2ch.net/?BBS=ALL&TYPE=TITLE&STR=%A5%CB%A5%DB%A5%F3%A4%C1%A4%E3%A4%F3&COUNT=10
238風と木の名無しさん:2005/09/28(水) 08:19:48 ID:u8aoQESH
>>237
なんでだろ
こりゃ良くないね
239風と木の名無しさん:2005/09/28(水) 17:26:10 ID:wEPOorwv
「ニホソちゃん?」とかいうスレタイにして新しく立てて、
ここはとっとと埋めるか?
240風と木の名無しさん:2005/09/28(水) 20:10:18 ID:4PPAMjeo
600以上もどうやって埋めろと?

気にしすぎ
241風と木の名無しさん:2005/09/28(水) 22:17:49 ID:sT00YhHh
間違って来た人が>>1をよく読んでくれることだけ祈ろうよ('A`)
風刺とか本スレ関係ないってきちんと書いてあるもん
軍事板もVIPも歯が立たない数字板だもの、迷子はブラウザ閉じて逃げ出すことを願おうよ…
242風と木の名無しさん:2005/09/28(水) 23:26:10 ID:j6j2G8Np
ここも補完所からリンクされてる以上公式に関連スレ化しちゃってるし、
迷子もそれなりにマターリと対応して行けばいいんじゃないか脳。

>>227
亀レスだけど、
ニホンちゃんは単純にキャラ萌えで楽しんでる。
あんまり国の擬人化って意識して読んでない。
243サバイバルゲーム〜盲目のi (前編)〜:2005/09/29(木) 07:53:10 ID:fTsQpvlV
(pへの欲望編からのつづき)

「Nein!大きな声を出すな!」
鉄拳をくらったマカロニーノ君の悲鳴の大きさにゲルマッハ君は大慌てです。
「痛いなぁ。何怒ってるんだよゲルマッハ。もしかしてパスタ食いたい?」
「とにかく、片付けろ。人目につかない場所に移動しないと危険だ」
「Ohゲルマッハ。人目につかない所だなんて積極的だな」
「あの茂みの中に行くぞ」
マカロニーノ君の言葉をゲルマッハ君はナチュラルに無視して話を進めます。
この辺りは家が近所な幼馴染みの慣れといった所でしょうか。
ただ会話が噛み合って無いだけかもしれません。
244サバイバルゲーム〜盲目のi (前編)〜:2005/09/29(木) 07:56:12 ID:fTsQpvlV
茂みの影に寄り添って2人はパスタと黒パンの昼食を終えました。
パスタを少し貰ったゲルマッハ君は仕方なく水をペットボトルに少しわけてやります。
「マカロニーノ、食べ終わったなら作戦続行だ」
「少しゆっくりしてもいいじゃないか。他の皆も食事中だろう」
こっちが眠ければ相手も眠い---そんな迷言を口にしたことがあるマカロニーノ君。
狭い隠れ場所でゲルマッハ君にじりじりと密着します。
「お前はゆっくりしすぎ………ん?な、何だ?」
「最近、家に遊びに来てくれないな。美味しいラザーニャを作ってあげるのに」
「え、あ、ああ。お前の料理は美味しいから好きだが、その。この手は…」
「ベッラ(綺麗だ)…淡い金髪も地中湖のような青い瞳もすべて美しい…」
右手でゲルマッハ君の手をとり、熱っぽく見つめるマカロニーノ君。小学5年生。
何げに左手は腰にまわしている。
245サバイバルゲーム〜盲目のi (前編)〜:2005/09/29(木) 07:58:03 ID:fTsQpvlV
「マ、マカロニーノ!?妙な冗談はよせ」
「有名なご先祖のミケさんもレオさんもラファさんもいるし、うちは大丈夫」
「何が…!?」
「愛してるよ、バンビーナ」
困惑するゲルマッハ君を芝生に押し倒して口づけるマカロニーノ君。小学5年生。
「む------------っ!?」
突然の事になすがままのゲルマッハ君でしたが、やっと事態が飲み込めたようです。
「離さんか馬鹿者-------------っ!!!!!」
ドスッ!
ゲルマッハ君の膝蹴りが炸裂した模様。


マンマミーヤーーーーー!!!!!!


その声でウォッカを飲んで眠っていたロシアノビッチ君が起こされたということです。

(後編へつづく)
----------------------------------------------------------------------------
とりあえず801!マカロニーノ→ゲルマッハ
短いですが、一旦切ります〜。
246風と木の名無しさん:2005/09/29(木) 13:59:50 ID:eczWapCw
面白い、面白いぞ!
問題があるとすれば、山もオチも意味もあるから
本来の意味の”ヤオイ”にくくれない事くらいだw
247風と木の名無しさん:2005/09/29(木) 19:57:06 ID:4g6x0P4L
>>246
* ヽ(´∀`)ノ:。.::・'゜☆。.::
今が人生の絶頂に違いない。今なら幸せに逝ける。
マリガト…

>>233
遅くればせながら。凄く嬉しい感想でした!
ありがとうございます!!
248サバイバルゲーム〜盲目のi (後編)〜:2005/09/29(木) 20:00:32 ID:4g6x0P4L
マカロニーノから逃れつつ、敵を探して公園の中央まで移動したゲルマッハ君。
なかなか見つからないので、またカメラ付きラジコンを飛ばすことにしました。
手元の液晶に画像が移される。画面が小さいので、少し見にくいのが難点だ。
「ん、あれは…アメリーか」
敵の中でも油断のならないアメリー君を発見して闘志が燃えるゲルマッハ君。
液晶の中のアメリー君は水鉄砲をかまえているようだ。
「交戦中か。相手は………ゲルマッハ!?」
アメリー君の視線の先の低木に、マカロニーノ君が見え隠れしている。
ニホンちゃんかウヨ君だろうと思ったゲルマッハ君は、意外な相手に驚いた。
先程会った時のやる気の無さでは、アメリー君と対戦など想像できなかったが、
気が変わったのだろうか?
お互いに木々の影に隠れて激しく交戦している。勝負は拮抗しているようだ。
「これは…加勢すればアメリーを倒せそうだな」
マカロニーノも、なかなかやるな…と、彼への評価を新たにしたゲルマッハ君。
ついつい、先程のことを思い出して赤くなってしまう。
「あれは冗談だ。うん。マカロニーノの冗談はいつも俺には良くわからないし」
と加勢に行くのを自らに納得させる、ちょっと天然入ったゲルマッハ君であった。
249サバイバルゲーム〜盲目のi (後編)〜:2005/09/29(木) 20:02:01 ID:4g6x0P4L
一方その頃のマカロニーノ君とアメリー君。
「おいおいマカロニーノ、何だよそれは!」
アメリー君の放った水鉄砲の赤い水が、金属に遮られる。
「何って、パスタ鍋に決まってるじゃないか」
体の前で長い鍋を盾のように構えるマカロニーノ君。
彼はアメリー君の水鉄砲を鍋でふせいでいた………………。
「ガッデム!何で鍋!?わけがわからねぇ!」
理解不能の事態に、少々パニックぎみのアメリー君。
「Oh!アメリーの家は料理苦手だしパスタ鍋知らないんだな」
全然違う方向で勝手に納得しているマカロニーノ君。
取り敢えず水鉄砲を打ち返すものの、やる気が無いので作戦など何も無く適当である。
その事にやっと気付いたアメリー君が、
マカロニーノの飽きっぽさなら投降するのも時間の問題だな、と思った矢先。
自分の側面へ、木々に隠れながら移動するゲルマッハ君の金髪に偶然気付いた。
「shit!」
アメリー君はすかさず走って迎え撃てる場所へ後退した。
「アメリーのやつ、何か遠くに行ったなあ」
よくわかっていないマカロニーノ君がのほほんとしていると、いつの間にか
アメリー君とゲルマッハ君が激しい水鉄砲戦に突入していた。
「何か寂しいから混ざっとこ」
マカロニーノ君も近寄ってアメリー君に水鉄砲を向ける。
アメリー君は物量作戦、2丁の水鉄砲で2人に対抗する。
結局どちらも水をかけられないまま拮抗した戦いは、同時に水鉄砲の水が無くなり、
双方とも色水の補填のために安全な場所へ撤退することとなったのであった。
250サバイバルゲーム〜盲目のi (後編)〜:2005/09/29(木) 20:03:32 ID:4g6x0P4L
「アメリーを倒せると思ったんだが…上手くいかないものだな…」
落ち込むゲルマッハ君の肩を抱き寄せるマカロニーノ君。
「気楽に行こうぜゲルマッハ。取り敢えずさっきの続きでも」
「マ、マカロニーノ、よせっ!またそんな悪い冗談を」
「冗談?俺の恋はいつも真剣さ」
真面目な顔で近付くマカロニーノ君に、なぜだか狼狽えるゲルマッハ君。
「ちょ、待………………………………っ!」
慣れたように舌を絡ませるマカロニーノ君、小学5年生。
ちゅっと音をたてて一旦ゲルマッハ君を開放した。
「さあ、ゲルマッハ…サバイバルゲームのことは忘れげふっ………!!」
ボス!ドコ!バキッ!
真っ赤になったゲルマッハ君の三連コンボがマカロニーノ君に華麗に決まった。


マンマミーーーーーーヤーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!


その声は喧嘩していたフランソワちゃんとエリザベスちゃんを仲直りさせたそうな。
251サバイバルゲーム〜盲目のi (後編)〜:2005/09/29(木) 20:04:29 ID:4g6x0P4L
さて、勝負の行方はというと。
ゲルマッハ君がロシアノビッチ君の秘密兵器、冬将軍の猛攻にあったり、
マカロニーノ君がゲームに飽きてエリザベスちゃんに投降したりして、
2人は連合チームに屈する事になった。
最後はウヨ君の決死の特攻も空しくニホンちゃんが包囲され、
連合チームの勝利で決着となったのであった。

夕方、意気揚々と帰る連合チームの面々の後ろで家路に向かって歩くトボトボ歩く枢軸チーム。

懲りないマカロニーノ君に家のご飯を食べにおいでよ、と言われて手を引かれる幼馴染み。
ゲルマッハ君が何だか照れて見えたのは夕陽のせいなのかもしれない。

(おわりっぽい)
252サバイバルゲーム〜盲目のi 編〜あとがき:2005/09/29(木) 20:05:32 ID:4g6x0P4L
ちょっとマンマミーヤしつこかった!_| ̄|○
WW2のくくりで続けてみましたが、盛り込みすぎで長文になってしまいました。
精進します。徹夜したのは内緒です。

後日、ゲルマッハ君が
「次はマカロニーノ抜きのチームでゲームできたらいいな」
とニホンちゃんとウヨ君に言ったとか言わなかったとか。

>>236
召し上がれ!遅くなってスマソ。
253236:2005/09/29(木) 20:32:53 ID:Nqrsg81t
>>252
テラGJ!!天然ゲルマッハ最高だ(*´Д`)ハァハァ
でも一つ気になった所が。>>248
>「交戦中か。相手は………ゲルマッハ!?」
これはゲルマッハじゃなくてマカロニーノだよね?
254252:2005/09/29(木) 23:27:32 ID:sykwm/l3
>>253
ご、ごめ…素で間違えたっ。脳内補完、たのむ

y=ー( ゚д゚)・∵;; . ターン
255風と木の名無しさん:2005/09/30(金) 09:16:36 ID:Q/VRn7Le
モ、モエス(´Д`*)
256風と木の名無しさん:2005/09/30(金) 19:10:52 ID:prN9dgOx
やばい、ゲルマッハカワイイわw
257風と木の名無しさん:2005/10/01(土) 23:43:44 ID:gcz1j1jf
>>255-256
盛大なミスをして今だに凹んでいる作者です。
萌えて頂きありがとうございます(つД`)
ミスのお詫びに絵板にキッス絵をうpしましたのでお許しを。
マカロニーノとゲルマッハの関係が親展するようなネタがありましたら
また教えて頂けると嬉しいですノシ
258風と木の名無しさん:2005/10/05(水) 18:00:24 ID:nXamxWik
保守
259風と木の名無しさん:2005/10/06(木) 09:23:41 ID:Tx/L2f+7
| ∧∧
|・ω・`)
|o旦o
|―u'
|
260風と木の名無しさん:2005/10/06(木) 09:24:13 ID:Tx/L2f+7
|
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ  そ〜〜・・・ お茶ドウゾ
|―u' 旦
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
261風と木の名無しさん:2005/10/06(木) 09:28:27 ID:Tx/L2f+7
|
| ミ
|
|   __旦__
|   |    |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
262風と木の名無しさん:2005/10/09(日) 01:39:27 ID:lVsCuPI4
ほす
263風と木の名無しさん:2005/10/09(日) 01:48:16 ID:/NPYJPY1
ここにいるって事は皆ハン板とか行ったりしてんの?
リアルニダーに癇癪はりさけそうなんだけど、怒韓から抜け出す方法ってないかねぇ。
264風と木の名無しさん:2005/10/09(日) 02:54:02 ID:xXskxC0X
かの国は嫌いだが<ヽ`∀´>は好きだ
265風と木の名無しさん:2005/10/10(月) 00:05:26 ID:BPHh4luK
保管庫でSSだけ読んでるからハン板は行ってないや
韓国も韓国人も接したこと無いから好きでも嫌いでもないし
266風と木の名無しさん:2005/10/10(月) 02:01:44 ID:7VJNfjla
東亜+を見てるだけでもお腹一杯
267風と木の名無しさん:2005/10/10(月) 03:47:06 ID:k1WhgmwD
前のほうでも出てたけど、
このスレにはニホンちゃんを国を擬人化した風刺モノとして楽しんでる人と、
国とか関係なしに物語の一種として楽しんでる人と両方いるっぽいね。
268風と木の名無しさん:2005/10/10(月) 18:03:57 ID:9EB2DIhQ
>>263
ニホンちゃんはハン板で知って保管庫で読んだ。
ニダーと接したことはないのでイライラしつつも笑韓って感じかな。
リアルで会う方は大変ですよね…。うーん。どうしたらいいだろう。
269風と木の名無しさん:2005/10/11(火) 00:08:33 ID:7uHMQbwh
リアルニダーの苦情は板違い
270風と木の名無しさん:2005/10/13(木) 10:30:55 ID:lLVO86No
板違いっていうけど、こうも話題がないとさ。
急いでビールを冷やしたいときは、ビールに氷を入れて飲めばよい。とか言いたくなるわけですよ。
271風と木の名無しさん:2005/10/13(木) 18:35:45 ID:PeT1tjcS
アイスコーヒーが氷で薄まるのが嫌ならアイスコーヒーで氷を作りなさいってか
でもウチ製氷皿ないのよね。
272風と木の名無しさん:2005/10/14(金) 03:50:49 ID:kKWGoV8t
???
273風と木の名無しさん:2005/10/15(土) 00:48:07 ID:tYPDj8AN
本が出たらここもちょっとは人が増えるかも。
それが吉と出るか凶と出るかは分からんが。
274風と木の名無しさん:2005/10/15(土) 01:04:36 ID:tYPDj8AN
ホスと作家待ちついでにネタ振り。
みんなは本が出版されたら買う予定?
私は様子見てキャラ解釈とかが自分のと一致してたら買う予定。
女子がモロに萌えキャラ化してたらスルーだな。
275風と木の名無しさん:2005/10/15(土) 02:13:28 ID:+ntWSqG3
様子見ナカーマ
世界観のガイドブックらしいから完全に萌え系に偏ったりはしなそうだけど。
でも単なるガイドブックなら今更買う必要ないかなって。微妙。
276風と木の名無しさん:2005/10/21(金) 16:36:29 ID:ccS3HCrQ
保守がてら。
姐さんがたはマカロニーノ君の容姿ってどんなイメージですか?
イタリアっぽい髪型って天然パーマの方がいいのかな〜。
人それぞれ萌えは違うと思うけど聞かせて頂けると嬉しいです。
277風と木の名無しさん:2005/10/23(日) 15:05:24 ID:ZP42mbYZ
>276
髪色はこげ茶で、ゆるい天パのイメージ。そんでちょっと長めの髪形。
イタリア人のイメージがそんな感じなんだ。
278風と木の名無しさん:2005/10/23(日) 15:39:54 ID:uoHMHtY9
>277
それってこんな感じ?かっこよすぎかもだがw
さてどうやってヘタレ攻めにするか…。

<参考>
サッカー選手とかのカコイイ人…。
ttp://www.spopre.com/soccer/totti/01.html
ttp://www.spopre.com/soccer/alberto/01.html
少年…。
ttp://www.kireicafe.com/antenna/report/images/20040225/italia_03.jpg
279風と木の名無しさん:2005/10/24(月) 17:25:54 ID:KfdmHmA8
>278
マカロニーノは顔は良いのにヘタレってイメージ。
280風と木の名無しさん:2005/10/26(水) 20:39:45 ID:ksT7pCg5
やっぱり黒髪テンパで二重たれ目かなぁ。
281風と木の名無しさん:2005/10/26(水) 21:36:24 ID:OzqVv0Zy
>279
それも(・∀・)イイ!
黒髪か茶髪かというのもあるですね。
私は茶系かな…?
ちょっとイメージ再構築してみまス。
282風と木の名無しさん:2005/11/04(金) 19:21:59 ID:6lkW5tOd
保守。


ついでに

最近の本スレの流れは…なんだかなぁ…('A`)
283風と木の名無しさん:2005/11/10(木) 01:56:07 ID:vCtUkHsI
なんか揉めてるみたいだけど気にするほどじゃないっしょ
非常に2ch的っていうか
284風と木の名無しさん:2005/11/10(木) 08:44:49 ID:wUw97iQM
本スレの顛末キボン
285風と木の名無しさん:2005/11/18(金) 19:50:40 ID:vXLsJjIV
保守。そしてロシアノ萌え。

フィンランが男だったらネタの宝庫なのにとボヤいてみる(´・ω・`)
286風と木の名無しさん
>>285
同じくロシアノ萌え
そしてそのボヤキにも同意

・・・ロシアノウヨとかは如何ですか?