1 :
風と木の名無しさん:
すみません、数字を間違えました。
こ の ス レ ッ ド は 3 本 目 で す 。
ごめんなさい。
何はともあれ、乙(゚д゚)ノ●カレー!!
1と2みたいなアオリの名文が無いのがサビシイけど、
なにはともあれ乙彼ー。
>>1 でもまだスレタイの投票始まったばっかりだったんだよ・・・。
マターリスレなんだから、980くらいで良かったのに。
愚痴ってスマソ。
あぼーん
>>8 で、これからはこっちの方に連載されるんですよね。
「被虐の青い鳥」 。
続きぜひ楽しみにしてます。
同じく楽しみにしております、姐さん。
マーグには一時でも、最愛の弟と平穏な時間を過ごしてほしいよ。
11 :
風と木の名無しさん:03/07/30 23:44 ID:Lji2Z23p
兄たんに手を出したくても出せないヘタレなタケルたん、萌え〜(*´Д`*)
>5
コソーリドウイ
素敵SSの途中で乱入スミマセヌ。
ここ拝見して一瞬で20ン年前に戻った気分でつ。
人生変えてくれたアニメです。兄さん兄さんああ兄さん。
「風と木の詩」でジルベールが死んじゃった後、
「だいじょうぶ もう離れない ぼくはきみのもの」(ウル覚え)
というモノローグがあったかと思うんでつが、
これってGM名セリフと似てません???
時期的にどっちが先なんでしょう?
ところでこの「ぼく」ってセルジュ?ジルベール??
>15
風木のほうが先だと思ってたけど、GMが先だったみたい。
>7で紹介されてる東京ムービーに’81〜’82ってあったし。
(風木最終回は’84、6月号だって)
ここから先はスレ違いだけど…
「ぼく」はセルジュだと思って読んでました。
相手を求めて一緒に居たがってたのはジルだけど、
生活のためにとはいえ、それを振り切って離れていたのは
セルジュだったから。
竹宮センセエ、ゴドマーヅ知ってるかな・・・
まずは新スレおめ〜!
藤川K介に見事ハメられた元イタイケな少女たちのスレですね(w
絵もすごく好きだけど。
カプリングでは弟×兄が一番好きだけど、
マーグタンってファザコンの気がするんだよな〜。
19 :
明神タケル:03/07/31 15:19 ID:UkNMPDxc
兄さんは俺のものだっっっっ!!
いつの間にかロボットアニメスレが落ちちゃっているYOヽ(`Д´)ノウワァァァン!
なにはともあれ、3スレ目おめでd。
小説書きの姐さん、続きを楽しみにしてまつ(´・ω・`)
少し前に、OPで「銀河を飛ぶ小鳥」が登場するアニメをたまたま見かけ、速攻
視聴を決めた私。
そしたらそれ、「主人公♂と最愛の彼が意に反して敵味方に別れて戦う」って
内容だった。
ハマって観てたら、「主人公には、本人も知らない双子の片割れがいた」と判明。
もう呪縛としか。
>>19 お約束(w
>22
なんていうアニメ?ほとんどGMのパクリ(w
>23
種じゃないの?
最初のほうしか見てないから、「主人公に双子の片割れ」云々は知らないんだけど。
てか、そんな展開になってるのか種!?
>22
小鳥さんはは実は緑色のロボットだが、名をトリィという…
命名者のセンスをちと疑う名前だが、呼んで見るとチョトにてるとかオモタ…
新スレおめでとう〜!
で、ちと質問デス。
スパロボのCMってまだやってますか?
私はまだ見たことないんですけど、
どの時間帯ならみれるか分かる方いましたら教えてください!
お願いします。
>>15 BINGO〜!そのセリフで合ってまつ。
>26
同じくスパロボCM、まだ見てないでつ。発売日がもうすぐでつね。
当時Bトルズの大ファンでもあったので、
劇場版のエンディング曲の歌詞に
ALL YOU NEED IS LOVEを見つけて狂喜したものでつ。
イイ曲だけど、なんか悲しい・・・
前スレから引きずってきまつが、
> マーズがおにーたん押し倒す程度胸あるとも思えんし、
> マーグが弟に欲情するとも思えんのよ
> …キスくらいならあるかな
早く読みたひ・・・(*´Д`*)
29 :
山崎 渉:03/08/02 02:19 ID:nC90FaZ4
(^^)
あぼーん
きゃー気が付けば新スレ…!
週末仕事がいそがしかったんでつ
「奇麗な肌だ。」
怯えた様に見上げる少年の肌を、宰相は満足げに撫で上げた。
ぴくんと身体が跳ねるのにもかまわず、首筋から胸へと滑らし、薄紅色の飾りを摘みあげる。
「…や…イヤ…」
びくびくと身体を震わせながら、弱々しく首を振る少年は、後ろから別の男に羽交い締めにされていた。
宰相の命令を忠実に守る秘書に…
「だいぶ敏感な身体になったなマーグ、いつもはどんなふうにされているのだ?ん?」
声だけは優しく、何も纏っていない上半身に皺だらけの掌が這い回る。
「いい子だからいう通りにしなさい、私は昔から痛いめにはあわせた事はなかっただろう?」
水でびしょびしょに濡れているズボンに手をかけると、少年はますます怯えた顔をした。
…あいかわらず、そそる顔だ…
「気持ちが悪いだろう、脱がしてあげよう。」
下着ごとズボンを下げると、ゆっくり片足づつ抜かせる。
あらわになる白い透き通る様な細い腰に、欲望で粘つく視線が絡み付いた。
怯えはするものの、強い拒否を示さない少年に、ゆっくりと命じる。
「あの椅子に座りなさい。」
マホガニー製の独り掛けの椅子を指差すと、心得た秘書がいささか乱暴にすわらせた。
「…なに…なぁに?…」
きょとんとするあどけない顔、昔とかわらず嗜虐心をそそる。
宰相は内心でほくそ笑みながら、優しい声で語りかけた。
「いい子にしていれば、悪い様にはしない、両脚を肘掛けにかけなさい。」
「…ひじかけ?…」
「解らないか?手伝ってやれ。」
秘書は無言で少年の脚を大きく開くと、肘掛けに掛けた。
うっすらとした茂みに覆われた少年自身はもちろん、その奥の紅い蕾まであますとこなく晒される。
それでも少年はぼんやりと見つめるだけで、脚を閉じようとはしない、
淫らな、そして実に魅力的な光景、宰相は思わず唾を飲み込んだ。
あの紅い蕾がもたらす快感を、何度も味わった事がある。
この少年の身体はどれだけ抱いても、最後まで熱さと収縮を失わず、どっぷりと快感に溺れさせてくれるのだ。
うす蒼く血管の浮いた形のいい内股が、無数の淡い紅点に覆われているのを見て、
ゆっくりと指先でそれをなぞると、少年の身体が又、びくりと震えた。
「こんなに付けて、だいぶ可愛がってもらっているらしいな、あの男に。」
宰相が忌々し気な顔をする、昔自分もこの少年が欲しかったのだ。
少年の両親は、皇帝に逆らったとはいえ、ギシン星でも指折りの名家、
少年の後見になるという事は、その莫大な財産をも管理できるという事になる。
それに加えて、ほとんど自我のないこの美しい少年を好きに扱えるのだ。
何度抱いても満足させられる、少年の身体を…
「おまえは本当に奇麗だね。」
全裸で大きく脚を開かされたまま、椅子に固定された少年の肢体は、宰相の欲望を貪欲に刺激する。
滑らかな磁器の肌に吸いつくと、くっきりと紅い花びらが、そこここに鮮やかに咲いていった。
なまじな女よりそそられる…
つんと尖ってきた胸の飾りを舌先で突きながら、
ゆっくりと少年自身を扱いてやると、少年の身体が細かく痙攣をはじめる。
「…あぁん…やぁん…」
漏れだしていく甘い吐息が、宰相の背筋をゾクリと刺激した。
こうやって、少年である事が解っているのに、どうしてこの子はセクスレスな印象が消えないのだろうか?
今自分が刺激している性の証も、どこか植物的な印象を拭えない、
たとえ自己を主張し、たらたらと透明な涙を流し出しても。
「…やぁっ…あん…ぁあん…」
声が段々大きく淫らになっていく、それでも天使のような清浄さをなくさないのは何故だろうか?
だからこそ、よけいに踏みにじりたくなる、その羽をむしり取ってやりたくなる…
「この前のアレを持って来い。」
何をとも問い返さずに、秘書が紫色の小ビンを持ってくる。
宰相は蓋をあけると、ドロリとした液体を人差し指に絡め、ゆっくりと、ヒクつきだした紅い蕾につぷりと差し込んだ。
「…ひぃっっ…やぁ…やあぁ…」
「とても気持ちのよくなる薬だよ、たっぷり味あうといい。」
くちゃくちゃと中をかき回しながら、宰相は悦にいった声をあげる。
絡み付きだした熱い粘膜に満足しながら、胸の果実を散々味わうと、もう起ちあがっている少年自身に舌を絡めた。
「いや…いや…」
弱々しく拒絶する声すらそそる、この後どう嬲ってやろうか…
ぴちゃぴちゃと音を立てて、溢れてくる蜜を啜りながら、宰相は薄く笑った。
すでに自分の指を三本も食わえこんでいるそこは、ひくひくと誘う様に蠢いている。
「どこもかしこも、おまえは美味しいねマーグ。」
どうにも我慢ができなくなり、もつれる指で自身を引きずり出した。
細い腰を押さえ込むと、待ちかねた熱い粘膜を一気に貫く。
「ひぃいい…やぁあ…いやっぁあ…」
仰け反る白い胸にかじり付きながら、ゆさゆさと激しく揺さぶる。
絡み付く、想像以上の熱さと絞めつけに、思わず感嘆の声をあげながら、激しく突き上げた。
「おお、よく締まる、もっと啼け、もっと啼け。」
「いやっ…いやっぁぁ…」
拒絶の声をあげながらも、秀麗な顔を歪め、自分から脚を絡めて腰を降る少年に、我を忘れて、宰相は溺れていった。
自分の望む通りに締め上げ、ぴったりと絡み付いて離れない、柔らかい熱い粘膜。
激しく抜き刺しする度に、細かな泡が立ち、くちゅくちゅと嫌らしい音がますます宰相を煽っていった。
高価な椅子が溢れる粘液で汚れるのにも構わずに、少年の身体を思う存分味わい尽くす事に夢中になっていく。
青い鳥がその上をゆっくりと舞っているのも気にもとめずに…
ワイン飲みに起きたついでにのぞいて見たんでつが、
いいタイミングに居合わせますた。
これから続きを読みまつ〜!
懐兄板にアフォなスレが立ってる・・・。
見てきた。
・・・脱力(w
あぼーん
あぼーん
マーグたんのアソコを心配しつつ、続き楽しみにしてまつ。<「被虐の青い鳥」
ワールは皇帝の勅命を受けた後、部下と今後の事について、打ち合わせをしていた。
…マーズが裏切ったか…あの子はどうなるのだろうか?
自我を無くした少年は今さらなんの脅威にもならないだろうが、マーズに対してある意味切り札となるだろう。
もし皇帝がマーグに害をなすことがあれば、自分はどうするのだろうか?
そんな事を思っていたら、少しぼんやりしていたらしい。
「ワール司令、ワール司令…」
「…ああ、すまない少し考え事をしていたようだ、何か言ったか?」
「ワール司令のお屋敷の方からご伝言を預かっています。」
「今は大事な会議中だ、あとにしろ。」
「それが至急と言う事で『マーグ様がいなくなったと伝えてくれ』と。」
「何!?」
侍女は部屋の中でそわそわとしていた。
自分達で捜せる所は全て捜した、あとはある程度の身分がなければ、入れないところばかりだ。
うっかりとしていた、あの可哀想な少年に目を付けている者は多いのだ、特にこの城の中では。
乱暴に扉が開いた。
「ばあや!マーグはどうなった!?」
血相を変えたワールの顔を見て、侍女はほっとした顔をする。
「ああ、旦那様!お仕事の方は?」
「片を付けてきた、マーグはみつかったのか?」
「いえ、八方手を尽くして、捜させているのですが、みつかったのは水に濡れた上着だけで…」
渡された上着をみて、ワールは唇を噛む、かつてこの城の中でマーグがどのような目にあっていたか、十分すぎる程知っている。
最近は皆自分に遠慮して、あからさまな事はしてこないが、かつては自分が迎えにくるまでの間、マーグの自我がないのをいい事に、手を出す者は少なくなかったのだ。
「申しわけありません、私がついていながら。」
「いや、庭に出る様にすすめたのは私だ…」
しかし、あとは何処を捜したものだろうか、ワールが考え込んだ時、見張りの兵が扉の向こうから遠慮がちに声をかけた。
「ワール司令、宰相閣下の使者の方がみえてますが。」
「使者?入ってもらえ。」
宰相が今頃自分に何の用だ?いぶかしげに思うワールの前に現れた使者は、ワールもよく知っている男だった、長らく宰相に仕えている男だ。
「閣下からなにか?」
「宰相閣下よりご伝言です。『ワール司令におきましては、この度宇宙艦隊総司令長官就任おめでとうございます。
よい声で啼く迷い鳥を預かっているので、ワール司令お一人で迎えに来る様に』との事です。」
「宰相閣下が…そうか、そういう事か!マーグはそこにいるのだな!?」
「私はご伝言を預かったでけです、では失礼いたします。」
男が退室した後、ワールはわなわなと身体を震わせた。
オレに対する嫌がらせか!
この度の人事で、宰相は大幅に権限を削られたはずだ、それに対する不満のはけ口が、たまたま目に付いた、少年にむかったのだろう。
卑怯な…
ワールはぐっと唇を噛み締めた。
「ワール司令、お見えになったら、そのままお一人で奥の部屋まで進まれる様に、とのご伝言です。」
宰相の執務室の前で、見張りの兵にそう告げられ、ワールは乱暴に扉を開けた。
待ち合い室をすぎ、執務室の向こうに仮眠室と言う名のプライベートルームがある。
気持ちを静めるために、軽く深呼吸をして扉をノックした。
「閣下、ワールです。」
「入れ。」
少し上ずった様な宰相の声、扉を開けるとそこには彼の捜していた少年がいた。
いや、正確には少年と宰相と、その秘書が…
「遅かったではないか…ふう…会議が長引いたかね?」
宰相は悦にいった声をあげる。
全裸の少年は、大理石をレリーフ状に埋め込んだテーブルの上で、四つん這いにされていた。
高く持ち上げられた白い腰を後ろから、秘書の男が貫いている。
突き上げられる度に、マーグは切な気に腰を揺らしながら宰相のモノを銜えていた。
「…ぐ…ん…うぐ…」
根元まで飲み込まされ、時々あげる苦し気な声、うっすらと目元には涙が滲んでいる。
華奢な身体のそこここに、こびり付いている白いものに、もう散々犯されたであろう事がみてとれた。
乱暴に自身を揉まれ、突き上げられながら、マーグが大きく身を震わせた。
離れようとした口をがっちり押さえ込まれ、さらに奥まで差しいれられ、声にならない悲鳴をあげる。
新たな涙が溢れた哀し気なサファイアの瞳と目があった時、ワールは我にかえった。
「マーグ!」
あちこちで体を弄ばれるマーグたん・・・・。
続きが楽しみでつ!!
マーグたん・・・(。´Д⊂)゚。・
47 :
46:03/08/05 00:30 ID:MVMgWKRP
すみません、あげてもうた
> マーグが弟に欲情するとも思えんのよ
思わずうなづいてしまった。
>>46,47
IDカコイイ
>>34 <全裸で大きく脚を開かされたまま、椅子に固定された
すっげーエロすぎ(w(;´Д`)
>48
でも弟に求められたら許してしまうと思います。
ごめんね。
いよいよ佳境に入ってきましたね・・・
マーグたーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!
弟(わりと直球)に求められるマーグたん。
だめだよと優しく諭したり、厳しく突き放してみたり
結局拒みきれずに許してしまうマーグたん…
…ああそこにはどんなやりとりが。禿萌え。
やっぱりタケルたんの筆おろしのお相手は兄たんでないと!
何とかマーグたんに少しでも幸せを感じさせてあげたい。
…マーグたんの幸せってなんだろう。
マーズたんに愛されること
>52
いいねー、年下(双子だが)やんちゃ攻萌え
ただ、マーグたんの特異な能力を弟も持っていたら…と考えると
展開的にちと切ない。
だが、兄への憐憫と熱情の狭間で葛藤するマーズたんは萌える
とことん腐女子思考な自分…。
苦悩するタケルたん萌え(*´Д`*)
手垢のついたパターンだけど、まーぐたんの記憶喪失ネタ萌え
誘い受けなマーグタンとヘタレ攻めなタケルタン・・・萌え〜
スパロボD、いよいよ明後日発売だよ〜ん
あぼーん
ズ「兄さん兄さん好きなんだ愛してるどうしようもないんだ!」
グ「そんないけないオレ達は双子…ああでも愛しいマーズが望むなら…」
けっこう多いパターンですた。
64 :
63:03/08/06 09:57 ID:SazOn4aH
しまった、あれではズール×マーグに見えるかも
マーズ「「兄さん兄さん好きなんだ愛してるどうしようもないんだ!」
マーグ「そんないけないオレ達は双子…ああでも愛しいマーズが望むなら…」
です。
パターン化されてても陳腐でもいい。マーグたんが幸せなら…。
あぼーん
あぼーん
マーグたんの兄弟愛に対してタケルたんはブラコンって感じが(・∀・)イイ!!っす。
他スレから思わず転載
194 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:03/08/06 17:23 ID:xCqCYDa9
知ってる人沢山いると思うけど。
生まれてすぐ別々に育てられた一卵性双生児の
片方がホモだともう片方も6〜7割の確率でホモだ。
【補足】
本当に離れ離れに育った双子を100組集めたらしい。
色々面白い情報があるので是非一年前ベストセラー入りした某話男地図女の性差本読んでみて下さい。
科学的根拠はあまり無い情報ばかりのようですがとりあえず萌えます。
なんか狙ったようなタイミングだ(w
モノホン(w
>69
(*´Д`)つ〃∩ モエーモエーモエーモエーモエーモエーモエーモエーモエーモエー
そのむかし同性愛板をヲチしていたら、
♂一卵性双生児が片割れもゲイであることを知っちゃってビクーリ!
との書き込みを見たことありまつ・・・
あぼーん
映画「青い珊瑚礁」のマーグたん&マーズたんバージョンを勝手に想像して萌えてみる。
部ルック・シール図のヤツねw
なんとなく、マーグたんの場合は「兄弟(双子)だからだめ」という禁忌よりは
「大切なものだからこそ」ガッチュン自体を忌避するんじゃないかなという気がする。
マーズは逆。
それでも微妙にすれちがう気持ちのまま結局抱き合う二人にハァハァ。
あぼーん
>>74 エメラインとリチャードだね(w
リア厨のクセに好きな男の子と観に逝って選択を後悔。
スレ違いとゆーか板違いスマソ。
スパロボD
明日いよいよ発売だね(w
「被虐の青い鳥」続編ぎぼんぬ!!!
出産するのはマーグたん?!<青い珊瑚礁
(;´Д`)ハァハァ
あぼーん
スパロボDゲトした姐さん、いまつか〜〜〜?
あぼーん
>83
残念ながら購入予定ナシ。
プレイした人いたら感想キボンヌ。
小説連載中の姐さん、続き待ってまつ〜〜〜!
>>81 よくがばがば子供産まされてますたな。マーグたん・・・。(w
妊娠・出産ネタははっきり言って好きじゃないけど
マーグたんだったら読んでみたいと思ってしまうのはナゼだ?
誰か読ませてくだちい・・・。
「ぐ…ごほ…ごほっ…」
その声で顔を上げようとしたマーグの頭を、宰相は思いきりおさえつけ、喉の奥深く突き上げた、ぶるっと大きく身を震わせると、珊瑚色の唇からずるりと自身を抜き出す。
「げほ…ごほっ…げほ…」
苦し気に咽せる口元から流れ出す、とろりとした白いもの…
すかさず、秘書の男が後ろから激しく突き上げる。
「ひぃいい…ああん…あっっ…はぁあん…」
喘ぎながら、その動きにあわせて自分から腰を振るマーグ。
白い肌が紅潮し、苦し気な顔が徐々に愉悦に満ちたものに変わり、うっすらと浮かぶ笑み…
「はぁあん…あはぁあん…もっと…もっと…」
自ら腰をぐいぐい押しつけ、自分で自身を扱きだし、快感に潤むサファイアの瞳は、もう自分を映さない。
「やめろ!」
宰相がにやりと笑った。
「実に淫乱だ、よくここまで仕込んだものだな。」
「…っ…」
思わずにらみ付けるが、宰相は全く意に会さない。
「すこぶるいい身体だ、これを毎日味わえるなんて、全くうらやましいのう。」
「どういうつもりです!?」
気色ばんだ声に、宰相はふふんと笑った。
「君が忙しくなったようだから、少し遊んでやっただけだがな、それと出世したお祝いにプレゼントしようと思ってね。」
「プレゼント!?」
いぶかし気にワールが問うた時、マーグが大きく身体を硬直させた。
「ひぁっっっ…あん…ああぁあっっっ…」
一際高い声を上げて、がっくりと力の抜けた身体から、秘書が乱暴に自身を抜き出す。
「いい声で啼く子だ、この年よりでも、そそられる。」
宰相がテーブルの上の紫の小ビンを手にとると、秘書がマーグの身体を仰向けにした、そして膝を立てさせ、大きく脚を開く。
さっきまで、雄を受け入れさせられていた紅い蕾は、ゆっくりと蠢きながら、とろとろと白いものを吐き出していた。
マーグはとろんとした目つきのまま、動こうともしない。
「この薬は、この間手に入れたものでな、今までない快感を味わえるぞ。」
薬の蓋を空け、中のドロリとした液体を指にとる。
「こうやって、ここに塗ってやってもよし。」
二本の指を蠢く蕾に差し込み、くちゅくちゅと音を立てさせると、マーグが声を上げて身を捩った。
「…あん…ぁああん…もっと…もっと」
「そうか、そうか、してやるぞ…こっちに塗ってやってもいい。」
それだけの刺激ですっかり起ちあがった少年自身に直接振り掛けると、ねちゃねちゃと音を立てて扱き出す。
「…いい…いい…もっと…もっと…」
うわ言の様に身を捩らせて、快感を強請るマーグは壮絶に淫媚だった。
精液に塗れた堕ちた天使…ワールを煽るつもりだけだった宰相は思わずごくりと唾を飲み込む。
「いい加減にしてください!連れて帰ります!!」
ワールの顔色が完全に変わっていた、ここまで目の前であからさまに少年を嬲られ、もう我慢の限界だった。
「偉そうな口をきくな若造が、おまえだってこの子が訳も解らないのをいい事に、こうやって毎日嬲っているのだろう?違うか?」
ワールがぐっとつまったのをいい事に、宰相は自身を取り出すと、ビンの中身を塗り付け、テーブルに座る。
秘書がマーグをうつ伏せにして腰を持ち上げ、宰相の上に座らせた。
「あははぁあっっっ…」
マーグの身体が大きく仰け反る。
「ふう…こうやってな…自分に塗っても…いいぞ…実にいい…蕩けるようだ…これをおまえにやろう、お祝いだ…うん…実にいいぞ…」
ぬちゃぬちゃと音を立てて、宰相はわざとマーグの脚を大きく開き、犯しているそこを見せつける。
ぴんと限界まで張りつめ、ぬるぬるとしたものを溢れさせながら、赤黒い宰相のモノが出入りする度に、狂った様に喜悦の声を上げるマーグ。
快感に身を震わせる愛しい少年の身体を見つめ、ワールはギリギリと唇を噛み締めた。
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!!!!!!
弄ばれるマーグたん・・・(´Д`;)ハァハァ
あぼーん
あぼーん
>>86 マーグたんが産んだ子なら
さぞかし可愛いかろう・・・
あぼーん
もう犯られるとこまでヤられてますな・・・・。
淫乱ビッチなマーグたん萌え〜。(;´Д`)ハァハァ
あまりの懐かしさに、押入れにしまい込んだ
カセットテープを掘り起こしてしまいました。
Birthday Cityと銀河に一人を発見!!
カセットなんて二度と聴くことは無いと思いつつ
捨てずに取っておいて良かったよ〜
被虐の青い鳥の作者さん…
年甲斐も無く萌えさせてもらいました。ありがトン。
>98
まだ連載終了してないYO!
一緒に続きを乞うご期待するでつ!
>99
明日から暫くネト落ちの為、つい寂寥感がにじみ出てしまったか…
もちろん続きを激しく待ち望んでおります。
実家の倉庫を漁ってかつて買い込んだ同人誌を発掘する予定。
地層的にはかなり下にあるんだな…
でも絶対捨ててはいないので、必ず探し出すぞ!!
あぼーん
D途中情報
マーズ+マーグの合体攻撃有り
二人の精神コマンドや技能は6中5個同じ。さすがというか
ちなみに二人の違いは
タケルはよける(ひらめき)
マーグは耐える(不屈)
タケルの方が最終超能力レベルが1高い(タケルLV8、マーグLv8、ロゼLV7)
最後のコマンドはどちらも愛。
D情報キタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!
ああ、禿しくホスイ!! 禿しくプレイしたい!!
102タン、うらやましいぞーーーーーーーーッ!!
Dのシナリオ全体からみて、ゴッドマーズ系は中心作品の一つとして活躍している
(特にズール様)
マーグたんは仲間にすると17伝のゴッドマーズを持ってきます。
>>102 D情報来たー!!
今回は、今回は、マーグタンも戦うのでつね!!
買う決心付きました。102さんサンクス!
マーグたんもパイロットに登録されるんでつか?!
んもう、話を聞いているだけで・・・(´Д`;)ハァハァ
スパロボDに登場する全GMキャラを教えてくだちい。
タケル、ケンジ、ナオト、アキラ、ミカ、
マーグ、ロゼ、ルイ、ズール、ワール、バレン、グール、カッチ
以上です。
111 :
109:03/08/10 08:27 ID:4LkIhBhH
>110
ありがd!
カッチよりサグールを出して欲しかったと言ってみるテスト
あぼーん
スパロボ〜 p(^-^)qワクワク〜
・・・カッチって誰だっけ?ウォースミマセン オボエテマセン
小説とスパロボで盛り上がってる〜〜〜!!
>114
7話「冥王星は地獄の星」に登場したブッ細工なギシン星人。
コールガッチに乗ってました。
(*゚ー゚).o0(今頃スパロボやってる姐さん方もいるんだろうな・・・)
>115
114です。ありがと〜。デモ ヤハリキオクニナイ・・
どうせならガッシュやフローレのマルメロ星人も出して欲しかったかな。
あぼーん
>>105のリンク先を読んでいたら、このような記述ハケーン!
> 58 名前:あにょ[] 投稿日:2001/06/19(火) 04:35
> 本橋原画集を出すと、トップページでPRしていたGM同人のHPが
> 今日いったら閉鎖になっていた............
> (ヤフーのゴッドマーズで検索してみ)
> 59 名前: [] 投稿日:2001/06/19(火) 10:59
>
>>58 > やはり今ごろ出すというのが…遅すぎ?もう10年早ければ売れただろうに…。
> しかし、そこのHP、本橋公認なのか…?
2年前に閉鎖されたサイトだそうで全然記憶に無いんですが、
この原画集は結局出たんでしょうか・・・。
>>118 そしたらギロンも・・・!でもサグちゃんがいないのはサビスイ〜
>120
そんなサイトがあったなんて、知らなかったyo!
>>120 結局出なかったようですよ…>原画集
著作権の問題だったとか言っていたような
あったら欲しーーーい!!<原画集
>>100 発掘の成功を祈ってまつ!
夏祭りに逝く姐さんはおりまつか〜?
被虐の青い鳥
続きぎぼんぬ!!!
タケルたんの登場も待ち遠しい!
声優板の水島スレが落ちてたー!ちょっとだけ(´・ω・`)ショボーン
>>124 行くよー!<夏祭り
当日雨が降らないとイイね。
>130
月イチでロムってただけだけど、
無くなってしまうと残念無念。
「被虐の青い鳥」、続きを待望してまーつ!
あぼーん
>129
イヤンw
マーグたんが産んだ私生児をマーグたんの
死後溺愛するタケルたん・・・
133 :
131:03/08/13 23:35 ID:dH4EJVhU
そりゃもちろんワー・・・ごにょごにょ
うん(w
ワールタン、認知はしたのでせうか・・・。(;´Д`)
タケルたんが養育権を主張した場合、
ワールたんとどっちが有利なのか一瞬悩んでしまいますた。
未解決につき、様々なケースにおいて更に悩んでみます(w
子どもは男の子きぼん
ワールタンには認知してほしくない。
いや、なんとなくw
お盆だなぁ、マーグたんの命日から半年だなぁと思って来たんだけど、
まだまだ盛り上がっててうれしいでつ。
連続すまそ。
マーグたんはどうやって出産しますか
・・・帝王切開?
143 :
風と木の名無しさん:03/08/14 12:35 ID:xh+9Ym8F
マーグたんの子どもはズールたんとの子で、
パパとママ(?)を殺したと思い込んでマーズおじさんを憎み
ギシン星皇帝の座をタケルたんと戦うっつーのをフト妄想してみました。
こんなのゴドマーヅじゃねぇyoヽ(`Д´)ノウワァァァン!
(・∀・)ニヤニヤ
146 :
風と木の名無しさん:03/08/15 13:59 ID:CON9Quoh
懐兄板の重複スレ停止しちゃった・・・・。(。´Д⊂)゚。・
>147
本スレに期待(´Д`)
149 :
風と木の名無しさん:03/08/15 19:01 ID:CON9Quoh
150 :
41493:03/08/15 19:04 ID:hGWWJkuE
「被虐の青い鳥」、続き待って松
(,,・θ・)
ヾ(ノ )
スレが伸びてるから
被虐の青い鳥の続きがウプされたかと思ってたのに
センデンバッカリ_| ̄|○ il||li
夏祭りに行かれる姐さん、お気をつけて。
収穫ありますように(*´∀`*)
>>147, 148
100レスキッカリで停止するタイミングがなんとも絶妙w
小説連載中の姐さん、夏休みでしょうか?
リフレッシュされて続きをバンバンおながいします・・・
「ばあや帰るぞ!すぐにオレの部屋の風呂の準備を、しておくようにしておいてくれ。」
「は、はい!」
侍女は、ワールの腕の中でマントにくるまれ、ぐったりとしたマーグを見て、一瞬言葉を失ったが、すぐにてきぱきと連絡を始めた。
マントからはみ出た白い肌に、くっきり浮き出た紅い跡は、何があったか一目で物語る。
今までにも何度かあった事だ、その度に彼女がどれほど心を傷めてきたか、ワールはよく知っている。
そして、それは自分も同じ事、何度無念さを噛み締めてきたか…
ワールの家は、あまりよい家柄ではない、いわば実力でここまでのし上がってきたのだ。
そのワールがギシン星でも指折りの名家である、マーグの後見を務めると言う事は、それだけでもかなりの箔がつく。
そのため、最初の頃はワールへの嫌がらせもかねて、マーグへあからさまにちょっかいをかける者が多かった。
その度に、したたかに後で制裁を加えてきた、しかし、今度の相手は宰相だ、簡単に手を出せる相手ではない。
車に乗っても腕の中でマーグは、とろんとした目をして、宙を見ている。
肩にとまっている青い鳥が、心配げに顔を覗き込んでいた。
まだ薬の影響か、上気した頬に閉じられない唇、時折切な気に洩らす吐息は甘い…
思わず力を込めて抱き締めた。
「…あは…」
とたんに身体がぴくんと跳ね、声が漏れる…でも…
その瞳は何も映していない、何も見ていない。
近くにいるのに、こんなに近くにいるのに…
決して自分を映してはくれない。
オレのものなのに…オレのものなのに…
見てくれ、マーグ…オレを見てくれ…
想いのたけをこめ、もう一度切な気に抱き締める。
ふっと顔を上げた時、青い鳥がじっと自分を見つめている気がした。
「旦那様、私が…」
「いい、オレが入れる。」
手を貸そうとした侍女を制して、ワールはマーグを抱いたまま、浴室に入って行った。
湯を満たされたバスタブの中に、ぐったりとした華奢な身体を浸ける。
髪や頬についた汚れを落としてやると、マーグは気持ちよさそうに目を閉じた。
自分も服を脱いで、バスタブに入る。
シャボンを泡立て、身体を洗ってやりながら改めて怒りが湧いて来るのを感じた。
白い素肌のあちこちにつけられた、嬲られた跡。
細い二の腕の内側に、透き通った首筋に、華奢な胸板に…
紅くうっ血した胸の飾りを洗ってやると、痛みに顔をしかめるマーグ、よく見るとかみ傷があり、うっすらと血が滲んでいた。
…あの男…オレがこのまま引き下がると思うなよ…
優しく撫でる様に洗ってやると、マーグは切な気に震えて、甘い声を洩らした。
とろんとしたサファイアの瞳は、自分を誘っているように見える。
…まだ媚薬の効果が残っているのか…
いつものマーグは、皇帝に召し出された跡は、極端に触れられるのを嫌う。
肌に触れようとすると、怯えた目をして、がたがたと震える、それがこんな反応をしめすとは…
…どれだけの量を使ったんだ…許さん…
わーい!久しぶりの小説だーー!
姐さん、乙彼でつー。
実家でベータで録りためたビデオと対面してきました。
デッキがないんだよ〜!
あぼーん
薄く肉のついたなだらかな下腹部に触れると、マーグは媚びるような吐息を漏らす。
両足を開くと、より数を増す陵辱の跡に静かな怒りを覚えながら、散々嬲られたであろうそこに、人さし指を差し入れた。
「…あぁん…」
「すぐすむから、大人しくしていろ。」
上気した頬を艶めかしく感じながら、中を傷つけないように気をつけて汚れをかき出す。
ぽこぽこと白い固まりが、あとからあとからバスタブの湯に浮かんできた。
あいつら…
怒りとともに栓を抜くと、ザーッという音とともにお湯が流れていく。
マーグはうっとりとした顔をして、大人しく足を開いていた。
濡れた焦点の合わないサファイアの瞳、少し開いたバラ色の唇が艶めかしい、時折漏らす吐息は甘い香りを含んでいるかのようだ。
シャワーヘッドを外して、直接マーグの薄紅い蕾に水流をあてて中のモノをかき出と、止めどなく流れ出す白い汚れ…
やっきになって指を動かすと、マーグの漏らす声が切なげな喘ぎに変わっていた。
「はぁあん…ぁん…いい…」
見れば少年の自身はゆっくりと起ち上がり、震えながらお湯ではない雫を先端から垂らしている。
ぼんやりとしたサファイアの瞳と目があった。
「…して…もっと…して…」
あの薬のせいだ…あの薬の…
そうは思っていても、瞬間的にわいたのは爆発的な怒りだった。
「この淫乱め!おまえは誰でもいいのか!?」
一緒なのか?おまえにとってオレはあいつらと一緒なのか!?
気がつけば、マーグの顎を捕らえ、無理矢理口腔を犯していた。
マーグタンのやすらぎの日はいつ・・・(。´Д⊂)゚。・
淫乱マーグタン・・・。
168 :
風と木の名無しさん:03/08/18 13:05 ID:0/RWtB4a
あぼーん
あぼーん
172 :
76886:03/08/19 11:41 ID:yYx1zOWn
173 :
168:03/08/19 12:51 ID:Mh+AycHj
>>169 チッチッチ
古い録画済みテープには、当時のCMなども入っていて、それを観るのが
また楽しいんだ。
あぼーん
CMって超合金とか?
劇場版予告編だったらウレスィかも・・。(w
言われてみればCM覚えてないなぁ・・・。
劇場版のCMは7時台の番組で見た。
家族もいたんで、気まずかったことこの上なし(藁
懐兄板の情報も合わせると、スパロボD、
かなりよさげですね。
かかか買ってしまうかもしれない。
>かかか買ってしまうかもしれない。
ワロタw
混み毛に行かれた姐さん、収穫はいかがだったでしょうか?
>>177 ファミリーも見ているゴールデンタイムにあのオールスッパはたしかにヤヴァイわな(w
>179
家族皆が氷つきますた。
「今度は男のオールヌードか…」と呟いた父の声を今だに鮮明に思い出せます…。
TV CMもだけど、映画館で隣りが親子連れのお母さんだった私は
スクリーンに集中できませんでした。
今の私ってあのときのお母さんと同い年くらいなんだよな、てへ
私が見にいった時は、上から下にゆっくりカメラがおりてきて、おへその辺りまで映った時に、
映画館全体に響く「おおお!!」と言う声、その後シーン…
数瞬の後「きゃーvv」でした。
「…ぐ…うぐ…ぐ…」
くぐもった声が聞こえる、喉の奥を突かれながら苦しげに顔をしかめるマーグ。
先端に喉のビクビクが触れ、電流のように背筋に快感が駆け昇る。
しかし、それはとても苦くて…浸れない、浸れるわけがない。
涙の浮かんだサファイアの瞳、おびえた顔、それは先ほど犯されていた時と同じもの…
違う…違う…
自分が欲しいものは違ったはずだ、快感だけをもたらす人形が欲しいわけではないのだ。
この少年が欲しいのだ、身体だけでなく、愛情も信頼も…
しかし…この少年にとって自分はあの男たちと一緒なのだ。
わけも解らぬ少年に、むりやりセックスを教えてきたのは自分だ。
快楽を味わう方法も、快楽を与える方法も、そして媚びながら誘う方法も教えてきたのは自分なのだ。
それなのに…今さら何に対して怒っている?
この子はただ、わけも解らず、薬で与えられた快感を味わおうとしているだけなのに…自分が教えた通りに…
何が愛情だ、信頼だ、そんなものが今さら自分に、与えられるわけはないではないか、散々この子の身体を好きに扱ってきた自分に…
マーグの口の中から自身を引き出す。
ゆっくり深呼吸しながら自身をなだめていると、
マーグが泣きそうな顔で何かを呟いているのに気がついた。
「…なさい…ごめんなさい…」
思わず沈黙し、そして優しく笑う。
「おまえは悪いことはしていない、悪いのはオレだ…悪かった。」
頭をなでてやると、マーグはきょとんとしながらもにっこりと笑った。
その笑顔が愛しくて、ぎゅっと抱きしめる。
「悪かった…オレが悪かった…」
大人しく腕の中に収まる少年の身体を、今度こそ優しく洗いはじめる。
再びバスタブに湯を満たし、身体を温めてやる頃、疲れきっていた少年は、湯に浸かったまま眠り込んでしまった。
その華奢な身体をバスローブで包み、ベッドに運ぶ。
エメラルドを思わせる柔らかい色の髪を拭いてやり、夜着に着替えさせても少年は目を覚まさない。
天使を思わせる寝顔に魅入られて、珊瑚色の唇に優しくキスを落としてワールは部屋を出ていった。
青い鳥がシャンデリアの上から、じっとそれを見送っていた。
切ないワールがイイ…
劇場版でマーグたんを突き飛ばしたから
ワールたん嫌い
続きぎぼんぬ!!
189 :
嗜虐の青い鳥:03/08/22 22:04 ID:r5XrSwSn
青い鳥がふわりとマーグの眠るベッドの上におりてくる。
伏せられた睫毛が細かく震え、ゆっくりと持ち上がると、強い意志の力を思わせるサファイアの瞳が鮮やかに現れた。
「…偽善者…」
ゆっくりと起き上がって呟いてみる。
…今さら何だ、何を善人ぶっている?さっさと抱けばいいじゃないか…
「本当に今さらだ…」
自嘲ぎみに呟いて、マーグはふっとシニカルな笑みを浮かべた。
今までどれだけの人間に弄ばれて来ただろうか?
社会的に地位のある者たちから、ずっと陵辱されてきた。
子供が蝶の羽をむしるように、おもしろがって…
あなただってその一人ではなかったか?
後見になることで、得られた家柄と財産、そして自分の意のままになる無力な少年…
全てあなたに教わった…媚びた誘い方、腰のくねらせ方、男根のしゃぶり方…
いい教師だったよ、男の身体の喜ばせ方を10の時から仕込んでくれたね。
おかげで宮廷の男たちは、少し思わせぶりに誘うだけで、面白いようにオレの手に落ちてくる。
快楽を貪るそのすきに、全ての記憶と情報を盗まれているとも気付かずに…
父と母を殺した者たちが、ここ数年で全て失脚した事を気付いている者はいない。
方法は簡単だ、得られた情報をほかの誰かに、そっと吹き込んでやれば良いのだ。
その誰かは、吹き込まれた情報とも気付かずに、その者の不正を暴いて自分の手柄にしていく。
その最たる者が、あなただ、そうやってのし上がって来たのがあなただ。
「だからあなたは、好きに貪ればいいんだよ…よけいな事は何も考えずに…」
この汚れきった身体を好きに貪って、快楽に溺れるといい、オレはそのすきにほかの物をもらう。
190 :
嗜虐の青い鳥:03/08/22 22:06 ID:r5XrSwSn
もう一度唇の端だけで、ふっと笑うと枕元にとまっている青い鳥を優しくなで上げた。
「無理をさせるね、おまえ…ごめんね。」
青い鳥はマーグの指を軽く突く。
「でもおかげで、今日はいい収穫を得る事ができたよ。」
餌を与えようと、ベッドからおりかけた時に、鉛のような腰の重さに思わずよろめいた。
…場末の娼夫より、ひどい扱いを受けたからな…今日は…
心を切り離しているとはいえ、恥ずかしげもなく身体を開いて、善がり狂い、なおも男を誘う自分のみだらな身体。
オレは天性の娼夫なのかもしれない…
だから…
よけいな事を思うな!
いらぬ同情をするな!!
あなたに与えてやるのは、この汚れきった身体だけだ、
他のものは何もやらない、たとえ髪の毛一筋ですら…
だから…
いらぬ期待はするな!!
口腔を犯すのを途中で止めたワールの顔が…
いたわるような、触れるだけの優しいキスが…
ざわざわとマーグの心をかき立てる。
「ごめん、おまえ、オレは動けないみたいだ、もう少し待ってくれ、きっとばあやがやってくるから…」
言い終えないうちに、どっと襲ってくる泥のような眠りにマーグは飲み込まれた。
いや、あえて飲み込まれたのかもしれない、何も考えなくていいように…
何も気付かなくていいように…
どれくらいたっただろうか?マーグの予想に反して、ワールが、静かな部屋に入って来た。
「マーグ?」
しんと静まり返った部屋では、少年の規則正しい寝息の音だけが聞こえる。
青い鳥が枕元にとまっていたが、ワールを見るとふんわりと肩にとまりに来た。
「腹が空いたか、おまえは本当に頭のいい鳥だな。」
銀の皿に餌をあけると、青い鳥は夢中でついばみ出す。
「マーグにも、おまえの様に自由に飛べる翼があればな…いや、そうならば、真っ先にオレの手から逃げていくか…」
少年が、遥か遠くまで飛ぶ事ができる翼を隠し持つ事を、ワールは知らない。
知らないからこそ、そう呟いて…
月光に蒼く照らされた少年の儚い寝顔に、いつまでも見入っていた。
…あげちゃった…鳥に突かれて今日はもう帰ります。
被虐キタ━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
またお待ちしておりまつ。
あぼーん
完全にあばずれマーグたんですな・・。
完全にあばずれマーグたんですな・・・。
二重カキコだ・・。スマソ。
ロゼがかわいいんですけど。
スパロボDのカットインを見て惚れますた。
ロゼは女の子だよ。
200ゲトーしつつ、ロゼの名前はこの板では見たくない。
禿同!! 当時はウカイルミコの声聴くだけでムカついたもんだ。
ロゼ、タケルたんは絶対おまいなんかにはやらーーーーーーーーーーーーーーん!!
>201
同志よ!!!!!
「被虐の青い鳥」続きぎぼんぬ!!
マーグたん、このあとどうなっちゃうんだろうか・・・。
Dは兄弟でラヴラヴですのう
よく周りのみんなは引かないもんだw
206 :
風と木の名無しさん:03/08/26 13:06 ID:t/pDOsI9
かわいいロゼたんを
徹底的に糾弾するスレはここでつか?
>206
そうですが何か?
>206
ここは口ゼを心の底から憎むオバ厨が集うスレ…
森へお帰り。このスレはお前の住む世界じゃないのよ
ロゼって、殆ど自分が止めを刺したも同然のクセに、
タケルたんに「マーグ隊長の仇」とか抜かしてなかったか?
このクソアマ…と禿しく憎んだ記憶が蘇る。
ロゼの存在は即刻脳内あぼーん汁!>ALL
マーズ×マーグはプラトニックな兄弟愛の方が萌えまつ。
「被虐の青い鳥」の姐さん、どんなふうに料理してくれるか楽しみでつ(*´Д`*)
>>211 マーグたん、さんざん体を弄ばれたからね・・・。
せめて弟にだけはプラトニックでいて欲しいでつ・・・。゚・(ノД`)・゚・
>211
禿同!! マーズはあくまでノーマルな性癖で、マーグたんは
複数の (←ポイント) 大人に開発されまくりなのが萌える。
ナオタケ激萌え〜〜〜〜。(w
ナオタケってどう萌えるのかよくわかんないんでつが・・・
単に自分がマーグたんマンセーだからなのか?!
マジレスヨロシコです。
>211
同じく。お互いに名前を呼び合うだけで、ドキドキしてほしい…
うたた寝をするマーグにマーズがそっと寄り添っていっしょにうとうととか…
(これはプラトニックというのだろうか)
前スレ完全に終わったね。
960からはほとんど名前で埋め尽くされたわけだが
>217
そろそろ板の圧縮も近そうだし、良かったんじゃない?
引越しが早めだったから。
因みにレス数が981を超えて最終書込みから24時間経過するとdat落ち。
「被虐の青い鳥」続きぎぼんぬ!!
221 :
風と木の名無しさん:03/08/27 17:35 ID:dK3WRHac
(,,・θ・) コンバンハ、ルルゥでつ
ヾ(ノ )
鳥・・・。鳥・・・・。どこ・・・。
(,,・θ・)
ヾ(ノ )
さらに根元まで自身を埋めていき、ゆっくりと出し入れを繰り返す。
「あ・・・ッ・・。はあ・・・っ・・・。あッ・・・・。」
だが、絶え間なく続く快感は、あくまでも穏やかでなにか物足りない。
そうしてねだるように、マーグはさらにケンジの首に強くしがみついた。
それに応えるかのように、ケンジは勃起して感じやすくなった乳首に時々吸い付きながら、激しく突き上げる。
「はぁん・・・・あっ、あっ、あっ・・・。」
開いたままの口からはひっきりなしに嬌声が漏れる。
「ああ、ケンジ・・・もっと・・もっと突いて・・・。」
青い目を涙で潤ませながら、掠れた、甘い声でマーグは懇願した。
それに応えるように、ケンジはマーグをさらに追い詰めていった。。
「はぁん、ああん、あん、あっ、あっ、ああっあっあっあっ・・・・。」
マーグの肩を噛みながら、ケンジは囁く。
「好きだ・・。もうどうにもならないほどに・・・。」
ケンジは出し入れするスピードを速くして、さらに強く激しく叩きつけ、
さらに腰の動きに合わせて、ぬるぬるとぬめる花茎を扱きあげて
張り詰めた先端に爪を食い込ませた。
「ああッ、あッ、あッあッあッあッ・・・。
はあ・・・・ああッ!!」
そう言ってマーグはケンジの手中で達したあと、
ケンジもマーグの体内で達して激しく脈打ちながら、一気に欲望を放出した。
【被虐の青い鳥】の姐さん、小説書くのやめてしまったんだろうか・・。
それにしてもやたら煽りとか荒らしが多いな。ロセだの゙ルルゥだの・・。(w
>>224の姐さん、乙ですー。
「被虐の〜」の続きかと思ってしまいました、スマソ。
ロゼは嫌われてますな、フローレは最初マーズの彼女の予定だったんだけど、マーグ人気が強すぎてやめたらしい。うん、無難な選択だ。
二度目にマーグが目を覚ました時は、夜中だった、ひどく喉が渇いている。
起き上がろうとして、誰かに抱き込まれているのに気が付いた。
顔を見なくても解る、少し甘いコロンの香り…ワールだ。
別の人が同じコロンをつけても同じ香りにはならない、自分はもうすっかりこの男の体臭を覚えてしまった、目覚めてすぐにそうと解るくらいに。
安心しきって眠るワール、規則正しい寝息。
触れているところから伝わってくる、様々な感情…
安心、哀れみ、喪失の恐怖、独占欲、そして…深い愛情…
なんなのだろうこれは、この男が自分に向けるこの感情は何なのだろう?
いっそ他の男たちのように、自分を人形の様に扱ってくれれば、自分も迷いはしないのに…
苦しい、切ない…声を上げて泣きたいほどに…
昔母を失い、皇帝に汚され、初めてマーズに会ったあの日に、自分の感情は全て殺すと心に誓った。
そして心を殺し、狂ったふりをして周りを欺き続けて来た。
いつかマーズに伝えるその日まで、父の遺産を守るためだけに…
だけど…
いつも心の中で人知れず流れる赤い血…どうしてこの腕の中でそれが癒されるのだろう…
この男とはいつかは敵になる、だからこの感情に流されるわけにはいかないのに…
マーズ、マーズおまえに会いたい!
そうすればきっとこの迷いも断ち切れる…
そこまで思考を巡らせ、はっとする。
今は何時だ?
しんと静まり返った室内、気配を探るが屋敷中寝静まっている、まだ真夜中のようだ。
今日の昼、マーズにむけて最初の刺客が使わされるはずだ、それをマーズに伝えなければ…
精神を集中し、心を思いきり飛ばそうとした時、大きな手のひらが柔らかく頬をなでた。
「目を覚ましたのか?マーグ。」
「被虐の青い鳥」キタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!
> フローレは最初マーズの彼女の予定だったんだけど、マーグ人気が強すぎてやめたらしい。
これは初耳でした・・・
>>229 ( ・∀・)つ〃∩ ヘェー ヘェー ヘェー ヘェー ヘェー
久々にロマンアルバムだの作画記録集などを引っ張り出した。
懐かしかった。
映画の半券と映画化実現の会員証も出てきた。
半券はマーグタン。これ当然マーズタンもあったんだよね?
机に立てかけるカレンダーまで出てきた。
探せばまだまだ出てきそうだ。
ぴよぴよ
/ ̄ ヽ
|^◇^ ヽ
( )
''ゝ'''ゝ´
∧_∧ ツカマエタ!!
⊂(´∀` )
/ ̄⊂ )
|^◇^ ヽ( 丿
( )(_)
''ゝ'''ゝ´
ぴよぴよ
∧_∧
/ ̄(´∀` ) アッタカーイ!
.| ^◇^) ⊂ )
( ) | |
''ヽ'''ノ''(_(_)
保守
237 :
222:03/08/30 14:38 ID:DcBA2MsX
>>231 マーズたんに会える日も近いでつな。(w
初めて読んだドジンシがケンジ隊長→マーグたんゴカーンものだったので
以来ケンジさんはいかがわしい人に思えてならない・・・
ワール司令ならいいんだな。(w
ゴカーンものはタケルたんが似合う!!
といってみるテスト。
LOVE LOVEワールタン×マーグタンはちょっと嫌・・・
ケンジ隊長は髪型でもにょ・・・ゴホンゴホン
ゴドマーツってサラサラ長髪男性キャラっていないのね、残念。
そういやアニメ雑誌にグールって名前のサラサラロングの美形が載っていて、
確かクラッシャー隊のブルーの制服を着ていたような?
( タケルに化けてたんだっけ? )
素敵〜と、楽しみにしていたら女性キャラでがっくりした記憶が…
グールたん男なら激萌えなのに…
グールは顔のアップ見たとき、まぎれもなく男だとオモタ。
女キャラではバレンが好き (;´Д`)
男の長い指が頬に触れる、愛しげに自分に注がれる眼差し…考えてはいけない…
「あれからずっと眠りっぱなしだったから心配したぞ、大丈夫か?」
いつもの様にぼんやりと焦点の合わない目を向けた。
「水…」
「ああ、喉が乾いたか、丸一日以上眠っていたからな。」
その言葉にマーグはぎょっとした。
自分はそんなにも眠っていたのか、マーズはマーズはどうなった?
そんなマーグの思いになど気付く事もなく、ワールはベッドサイドランプの灯りをつけると、クリスタルの水指しの水をコップに注いで、マーグに渡した。
コップに口をつけ一口飲む、乾いた口腔内の粘膜にすっと水が染み渡り、そのままごくごくと一息に飲み干した。
「腹も減っているだろう?スープを温めて来てやろう。」
ワールは空のコップを受け取り、もう一度水を注いでマーグに渡す、その時に初めて少年の表情の変化に気が付いた。
「どうした?ぞんな顔をして…」
しまった、無意識に表情を変えていたのか?
焦りながらもそのままの顔で、男を見上げた、その様子は何かにおびえている様にも見える。
ワールは前髪を軽く持ち上げ、額に触れると優しく笑った。
「大丈夫だしばらく城にはつれていかない、たとえ陛下から要請があっても、体調を崩していると言っておくから…」
そして独り言の様に続ける。
「…もっとも、陛下も今はおまえにかまけている暇はないだろうが…」
それに続く言葉が表層の思考となって、触れている掌から伝わって来た。
『マーズの暗殺に失敗したからな…』
失敗…よかった、マーズはまだ生きている…
明らかにほっとしたようなマーグに、もう一度優しく笑って額にキスを落とすと、ワールはガウンを羽織った。
「少し待っていろ。」
部屋から出ていく男の背をぼんやりと見送りながら、マーグは固く決意していた。
…もう二度とこんな失敗はしない、もう迷わない、もう…迷わない…
丸一日何も入れていなかった胃袋に、熱いスープが染み渡る。
それを目の前の男が、不器用な手つきで温めたと思うと、不思議な気がする。
「うまいか?まだあるぞ、それともパンを食べるか?チーズもあるぞ。」
ベッドサイドテーブルに不釣り合いな、大きな鍋とパンとチーズの固まり。
屋敷の人間が見たら目を丸くするだろう、自分達の主人が夜中に台所でこれらの食物をごそごそとあさっている姿なぞ…だが、今はそんな事を考えている時ではない。
与えられる食べ物を口にしながら、マーグは考えていた。
マーズの暗殺に失敗したとなると、次の刺客はいつ送られる?それとも先に宣戦布告が行われるのか?…ならば…
昨日宰相から得られた情報では、マーズを暗殺するのが最優先だった、そしてうまくいかなければ、情報操作で、地球人にマーズを疎ませる、マーズ自身で地球を爆破させる様に、それがうまく行かない時に初めて宣戦布告となるはずだが…
なんにせよ情報が不足している、そしてそれが得られるのは、目の前のこの男からしかない。
空になったスープ皿のかわりに与えられた水の入っているコップを、マーグはごく自然な手つきで夜着の上に引っくり返した。
「大丈夫か?」
ワールがあわてて夜着を脱がせ、跪いて濡れた肌を拭いてやる、それをぼんやりと見ていたマーグはワールの頭をゆっくりと抱きしめると、自分の裸の胸に押し当てた。
「マーグ?」
怪訝に見上げるワールの視界に入ったのは妖艶に微笑む少年…そのまま甘える様にワールにすりすりと頬擦りをする。
「やめろ、マーグ。」
やんわりと腕を外そうとするが、少年はいやいやと首を振って離さない。
「寂しいのか?」
この少年には時々ある事だ、人恋しくなるのか自分から求める時がある。
それをそうと解ってやっているわけではあるまいが…
「疲れているだろう、もう寝ろ。」
そう言ってもう一度腕を外そうとすると、少年はひどく傷ついた目をした。
「マーグ…」
その表情に思わず気を取られた時に、少年の白い腕が首に回り、ゆっくりと唇が塞がれた。
自分から差し込まれる熱い舌…ワールは理性が弾け飛ぶのを自覚しながらやんわりと少年の身体をベッドに組み敷いた。
したたかな美少年に振り回される、純朴軍人?になって来た気が…
うおっ、被虐の青い鳥の姐さんだ〜
お待ちしておりました。
骨抜きにされつつあるワールたんが、マーグの裏切りを知った時の
反応が愉しみで仕方ありません。
マーグタン、いよいよ行動開始でつね。
なんか、昔の外国映画みたいでつ〜。
誘い受けマーグたん・・・
誘い受けといえばマーグたんしか思い浮かばない漏れは逝ってよしでつか?(;´Д`)
>254
(,,・θ・) 逝かなくてもイイyo・・・
ヾ(ノ )
単独スレが立ってからそろそろ1周年でつね、
おめでd。
ほんとに一周年おめでと。801板GMスレ。(w
言って見れば、スレが立ったときは劇場版DVD発売とオールナイト上映会がありますた。(w
旧スレ見てきたら9月7日だった。
取りあえず感無量(´Д`;
【被虐の青い鳥】の連載がはじまってからまだ二ヶ月か…感無量(´Д`;
姐さんいつもゴチです。続き楽しみにしてます。
被虐の青い鳥読ませてもらってるのにこんなこといってスマソだが、
若い時にセクースして遊び過ぎた人は一気に老けるらしい。
だからバレエやる人とかモデルとかの体型を維持しなければならない職業の人は身体で遊ばないほうがいいと言われてる
「被虐の青い鳥」の姐さん、いつも乙彼です。
続きが楽しみです。
スレ1周年おめ!
被虐の青い鳥、続きぎぼんぬ!!
1年前にこのスレ知ってたら上映会行ったのに・・・鬱
>>261 ギシン星人の体の作りは地球人と同じなんだろうか(w
弟は地球で拾われて1週間くらいで、あらゆる知識を吸収してた(はず)から、
身体的な成長も、きっと異なるんだよ!と、ご都合解釈・・・。
>>265 たぶんおんなじだと思う。(ワラ
血だって赤かったし。(w
>625
平均知能指数は70程度だという説があったような…
アホな作戦ばかり考える無能な奴が指揮官クラスにゴロゴロ
いたから。
関係ないけど、イデアがギシン星きっての名家の主。
というのは公式設定?
宮殿にも一台しかないワープカタパルトを自宅に五台も持ってた
リッチマン、というのを何処かで読んだ記憶が…
ギシン星の刺客って女を除くとブサイクなのばっか。
超能力者ってエリートなんでしょー。
もうちょっとルックスをどうにかしてほしかったyo!
ついでにタケルたんとの超能力戦の比重を多くして、ロボットはどうでもよし!
せめて全員マーグたんなみの美形だったらもうちょっと人気は出てたのに・・。
マーグたんを凌ぐ人気キャラがいてほしいとは思わないけど(w、
もうちょっと妄想のしがいのあるキャラがいてほしかったよ。
カプリングのバリエーション、少ないもんねぇ。
あまりに少なすぎる・・。
>269
> ギシン星の刺客って女を除くとブサイクなのばっか。
監督が「女性は皆、美しくあらねばならない」という信念(wの持ち主だったのですよ。
良い意味で女性に対する理想だったみたい。
自分は双子タンで充足してたので、男美形が少ないことに特に不満はなかったなぁ。
ただ、ショタ属性なので、ギシン星の兄少年期を見た後で、地球のクラッシャー隊最年少隊員は……ねぇ?
双子が王道だったもんねぇ。
後年「カプリング派閥」という言葉を聞いたときは(゚д゚)ハァー?だった。
き れ い な お 兄 さ ん は 好 き で す か ?
ゆっくりと舌を絡ませながら、ワールは白い肌を探っていく。
どこをどうすればいいのか、もう知り尽くしている少年の身体、それでもゆっくり繊細に指を動かす。
びくっ…びくっ…と反応する少年の身体、絡ませた舌からもそれが伝わってくる。
いくら理性が保てなかったとはいえ、催淫剤まで使われて陵辱されてからまだ2日もたっていない少年を、乱暴に扱う気はさらさらなかった。
おもうままに貪りたい強烈な欲望はあったが、今はこの少年にできるだけ優しく快感だけ与えてやりたいと思う。
ゆっくりと白い喉に唇を滑らすと、少年はねだる様に甘い声を漏らした。
「…あん…はぁあん…あ…」
既に固くなってきている胸の果実を、二本の指でこすりあわせてやれば、よりいっそうみだらな声を上げる。
「…ん…うふ…あはぁ…」
その声に煽られる様に、胸の果実に齧じりつくと、少年はいやいやをする様に首を振りながらワールの頭を抱きしめた。
「マーグ…」
思わず顔を上げて少年の名を呟く。
潤んだサファイアの瞳、上気した頬…
なんとなくいつもと違う気がする、彼も又自分を見ていてくれているような、自分を映してくれているような…
呼ばれてぶるっと震えた少年の身体を、もう一度ぎゅっと抱きしめて、ワールはもう一度口唇に口付けた、逃げ回る舌を捕らえて強く吸い上げる。
どうしてだろう?少年が恥じらっている気がする。
最初は薬のせいかと思った、やたら過敏に反応する少年の身体、自分から誘う様に絡み付く華奢な白い腕…薬の効果が残っているのかと…
しかし、かと思えば追いつめられて声を漏らす寸前で耐えるような顔、声を出すのを恥ずかしがっているような…
いつもは従順な少年の舌が、軽い拒絶を示すのも珍しい。
かと言って脅えて拒絶しているわけでもない、快感に溺れる自分をさらすのを恥ずかしがっているような…
今までも時折こういう反応を示す時があった、少年に心が戻っている様に感じる時が。
そんな時、少年がきちんと自分と向かい合ってくれているようで、つい過ぎた行為に及んでしまいがちになるのだが…
「マーグ…マーグ…」
囁きながら唇を滑らせていく、すでに色を変えつつある2日前の陵辱の跡を消すかの様に、赤い花びらが散っていく。
呼ばれる度に唇を噛み締め、声を出すのを耐えているような少年の顔、それでも耐えきれなかった声が、薄赤い唇から漏れてくる。
「…ん…ん…やだ…ああん…やだ…ん…」
はっきりと意志をもったかのような声に煽られて、肌を貪る唇と舌の動きが徐々に激しくなっていく。
いきなり両足を大きく開くと、少年の身体が夜目にも真っ赤に染まったのが解った。
夢中で起ち上がりかけている少年自身に舌を絡める、既に先端に溢れている蜜をすすりながら舌全体で包んでやると、マーグは背を仰け反らせながら、どうしようもない羞恥と、快感の混じった声を漏らした。
「…あああっっ…いやぁあ…いやぁぁ…ん…ああん…やだぁ…」
拒絶の声が余計にワールを煽っていく、喉の奥まで飲み込み、吸い上げ、舌を散々絡ませ…もう制御できなくなった自分の心を苦々しく感じながら、ワールは行為に溺れていった。
「…あん…も…やぁあっ…も…やぁあ…」
快感に溺れそうになりながら、マーグは懸命に耐えていた。
今はこの部屋にあの小鳥はいない、切り離した自分の心を宿らせる物は何もない。
だから、そのままでこの男に抱かれるしかない。
今までも何度か心を宿したままで、この男に抱かれた事はある。
それはやむを得ない時もあれば、ただ疲れて快感を貪りたい時もあった。
この男ならばごまかせると思った、陵辱されたばかりの自分を乱暴に扱わないだろうという計算もあった。
心を覗くには最後まで自失してはならない、上り詰めたその一瞬の空白に滑り込むためには、タイミングを間違えては何もならない。
だから、いつもは心を切り離し、まるで人ごとのように抱かれる自分の身体を見ていられるのだが…やはり直に抱かれるのでは勝手が違う。
「…あ…ああ…ん…んくっっ…」
声を耐えてはいけないと思いながら、あまりの恥ずかしさに声を噛むのをやめられない、遠くで見ている時はなんとも思わなかった自分の喘ぎ声が耐えられない。
それにじわじわと背を駆けのぼる快感に、身を任せてしまいたい欲求にも耐えなければならない。
もうすでに快感に溺れる事になれきった身体には、これは一種の拷問に近い。
「…ああ…やめ…もう…やめ…」
拒絶とも快感ともつかない言葉がもれる度、マーグはばれてはいないかとひやりとするが、行為に夢中になっている男は全く気が付かないようだ。
それどころかますます煽られ、与えられる愛撫が激しくなってくる。
そして次の瞬間にはそういった自分の思考も霧散する。
「…やぁあっっっ…もう…やっ…ぁあ…あん…だめ…あああっっ…」
自身を口に含まれ、二本の指で中をかき回されながら、残る3本の指でやわやわと双珠を揉まれた時に、マーグはシーツをきつく握りしめながら、一気に上りつめた。
ゆっくりと顔を上げたワールは口元の残滓を拭いながら、燃えるような瞳でマーグを見た。
その瞳に少し恐怖を感じながらも、マーグは両手を広げて、微笑んだ。
視線と視線が絡み付き、互いの身体を求める様に腕と足が絡みあった。
噛み付く様に口付けられながら、一気に両足を持ち上げられ、熱い固まりが侵入してくる。
与えられ続けて来たその快感に、心よりも身体が先に反応した。
自ら締め付け、腰を揺らす。
誘うようなその行為に、ワールは夢中で激しく突き上げはじめた。
「…ああ……いい…いい…」
「マーグ…マーグ…オレを見ろ…オレを見ろ…」
いつもの潤んだ瞳ではなく、少年の瞳には確かに熱があった、自分だけを見つめてくれる熱い瞳…それは錯覚なのかもしれないが…
それでも…人形のような少年の心が一時でも熱を持って、自分を見つめてくれるのが嬉しい。
一度少年共に果て、そのまま身体を起こして少年を自分のひざの上に座らせた。
「…ああっ…」
深く穿たれる形となり、少年が白い喉を仰け反らせながら、一際高い声を上げる。
その唇に、白い喉に、つんと起った赤い果実に、散々噛み付く様に口付けながら、ワールはマーグの身体を激しく突き上げた、二人の身体の間でこすれるマーグの分身は、既に何度も叩き付ける様に白い物を吐き出している。
「…あああ…もっと…もっと…して…もっと…いい…ひぃ…ああっっ…」
マーグも又快感に溺れない様に必死になりながら腰を揺らしていた。
自分の中で大きさを増して暴れる男の分身を、締め上げては翻弄する。
そして上りつめた男の一瞬の隙をついて、その心に侵入した…
真っ白になりかける頭を、必死につなぎ止めながら…
>268
んにや、私のオリジナル設定。
そりは、懐かしの(今もあるのかな?)「ファン道」の特集の人名事典?だっけ…でした。
階級制度激しそうだから、きっと若くして科学長官になれるのなら
それ相応の家名もいるのではと思ったわけ。
待ちわびました「被虐の青い鳥」の姐さん。
遠い記憶の出所が判明してちょっとすっきりしました。
ファン道だったのか…
当時田舎では放映してなかったので、アニメ誌と従姉妹に
送ってもらったカセットテープ ( ビデオじゃないところが時代を反映 )
だけで萌えに萌えてました。
当時姐さんの小説を読んでいたら、日常生活に支障をきたしていたかも…
と言うくらい萌えさせていただいています。
姐さん乙彼ー。( ´ー`)ノ
「被虐の青い鳥」、なんだかすごいことに・・・。
マーグたんが無事タケルたんに会えますように(祈)。
マーズたん、兄たんが散々体弄ばれたことを知ったらどんな反応示すんだろうか・・・・。
>285
自分もそれが気になる…。(; ´Д`)
そして知られたことを知った兄タンの反応も気になってたまらない・・・。
兄弟だと知らずに出会うシチュも好みなんだけどな〜
続き待ってます、姐さん!!
兄はわかっていて、弟は知らなくて、二人はただすれ違うだけで。
兄はその遠ざかっていく後ろ姿を振り返ることもできずに佇んでいたりする、
とかいうメロドラマなシチュにもハァハァ。
青い鳥続きが楽しみだ…
マーグたんとマーズたんの愛憎ドロドロモノを読んでみたい。
ダメ?
そういえばDVDの商品説明に、『美少年兄弟の愛憎激』とか書かれてタナ。
懐かしい〜!
このようなスレがあったとは! 感慨無量です〜。
当時マーちゃんより年下だったのに、
今ではすっかりワールさんより年上に(汗)
SSも楽しく読ませていただいてますw
頑張ってください。
久しぶりに昔のワール/マーグ同人誌、読みたくなってしまった。
ワールって設定いくつなの?
今思ってもイデアの30歳はありえない。
ワールが36才、サグールが39才かな。
ズールっていくつなんだ・・・。
>294
2行目、同意。
たぶん何百歳(w
>296
…てことは、何百年も培ってきた超絶テクでマーグたんをメロメロに?
マーグタンがリョジョークされてるエロ画像ぎぼんぬ!(;´Д`)ハァハァ・・。
300
「十七伝」によると、17年前からワールとサグールは既に重臣だったんだよね〜。
他に人材はおらんのか!
>301
じゃあ、ワールは19歳から重臣だったのですね。
超エリートということで・・・(笑)
36歳と17歳の年の差が萌えだったなぁ・・・(遠い目)
親子ほど年が離れてまつなぁ・・。
「被虐の青い鳥」続き読ませてくだちぃ・・・。
おながいしまつ。
「せこいワールにくびったけ」
当時、私のバイブルでした。
(・・・こんなの知っている人、いるのかなぁ?)
昔、超ラブラブなワール/マーグ同人誌を作ったことがあります。
ギシン星で弟のことは放置して愛し合っていました。
ほとんどAUでした、すみません(汗)
AUって、何?
>「せこいワールにくびったけ」
友だちに借りて読んだことあるー!
江見栗だっけ?
AU、私も気になります・・・。
310 :
306:03/09/17 20:25 ID:fI9td/Jw
>307、>309
「AU」とは"Alternative Universe"の略。
日本語でいうところの「パラレル物」です。
ゴッドマーズのおいしい設定だけをベースに話を作っていたのです。
ここで書かれているSSのような、胸にぐっとくる素晴らしい話とは程遠いです・・・(恥)
ギシン星一の超エリート、頭脳優秀、質実剛健、才色兼備(?)のワール司令36歳と、
頭脳は父親から、美貌は母親から受け継ぎ、
ズール皇帝からも大事に愛されて育てられ、
まだ会ったこともない双子の弟のことは頭の端に置きつつも、
自分の生活を最高にエンジョイするマーグ17歳との、ラブラブな話です。
何かとワールさんにまとわりつき、うざがられながらも、
本当は好きでかまってほしくて仕方のないマーグからのアプローチが延々と続き、
そのうち恋人になる・・・そんな話でした。
>308
せこワル、知っている方がいて、本当に嬉しいです!
このスレ発見してよかった(笑)
311 :
307:03/09/17 21:41 ID:JzTENqr+
>>310 どうもありがとん。
そのお話をここで是非うっpしてくだちい。
おながいしまつ。
「被虐の青い鳥」とは別に。
…マーズ…マーズ…
「だれだ!?オレはマーズじゃない!オレは明神タケルだ!!」
誰もいない空間に向かって、激情のままタケルは叫んでいた。
閉じ込められていた地下牢を抜け出し、ようやく敵のメカを倒したのだ、安堵すると同時に、怒りが湧いてくる。
どうしてオレを閉じ込める?オレが地球人でないからか?17年間この星で育ったオレは地球人ではないと言うのか!?
いきなり時分の身に起きた、信じられないような不可解な出来事に、彼自身未だとまどい隠せないとと言うのに!
突然襲って来たギシン星、巨大戦闘メカ、超能力を持つ刺客、その刺客に殺された父…
タケル…おまえは私と母さんの子ではない…
重々しく口を開いた父は息を引き取るその瞬間まで、タケルの身を案じていた。
そんな父と、父が殺されたのを決してタケルのせいにしようとはしない母。
そんな二人に育てられた自分が地球人ではないというのか!?
「オレは地球人の明神タケルだ!」
それなのに、どうして敵のギシン星人達は自分をマーズと呼び、皇帝の命令に従う様に告げるのか?どうして従わない自分を裏切り者と呼ぶのか…
「オレの父さんは死んだ父さんだけだ!あんな無気味な奴、父さんじゃない!!」
そう全てはあの無気味な黒い影が現れて、自分の事を息子と呼んだ事から始まったのだ。
…我が子マーズよ、父の言葉に従え、地球を爆破させるのだ…
「オレは地球人だ!ギシン星なんて知らない!知らないんだ…」
不覚にも涙が溢れそうになったタケルに、優しい声が再度呼びかけた。
…マーズ…マーズ…俺の声が聞こえるのだろう?
何故だろう?今までの者たちとは違う…自分をマーズと呼ぶ刺客たちとは違う…
…マーズ…可哀想に…好きなだけ泣いていいよ、おまえの身に起こった事は、あまりにも辛すぎる…
何故だろう?柔らかい波動で自分の傷付いた心を癒してくれるような…どこか懐かしいような不思議な声…
「おまえは誰だ?」
それでも自分をマーズと呼ぶ声に警戒心を解かずに、タケルは問いかけた。
…今はまだ言えない…けれど…おまえの敵ではない…
「じゃあ何故オレをマーズと呼ぶ!?オレはマーズなんかじゃない。」
…いいや、おまえはマーズだ、ギシン星のマーズ、辛いだろうけど現実を認めろ…
「いやだ、いやだ!オレはマーズなんかじゃない!」
再度叫んだタケルに、その声は優しく諭す様に呼びかけた。
…マーズ、マーズよ、おまえは今まで愛されて育って来たんだね、だったらなおの事現実を見つめるんだ、そうじゃないと今までお前を大切に育ててくれた母親の身にまで危険が迫る事になる…
「母さんに!?」
…そう、実の子でもないおまえを、こんなに大切に育ててくれたあの人にも危険が及ぶことになるんだよ…
「どうして?どうして母さんに?」
…おまえが操るガイヤーには反陽子爆弾が仕掛けてある、おまえの命令一つでこの星は消滅する…
「何!?」
…「おまえが地球を疎み、『こんな星は消滅してしまえ』と願えばガイヤーはこの星を爆破する…おまえの母親と共に…
「そんな…」
…皇帝ズール達はそれをちゃんと解っている、だからおまえが地球の人たちを憎む様にしむけていくだろう、だけど…
その言葉は正しいのだろう、現にさっきまでタケルの心には激しい地球人に対する憎しみがあった、
だが、地球人を憎むと言う事は今まで自分に無償の愛を注いでくれた父と母をも否定する事になるのだ。
…だけど、それにのってはならない…辛いだろうけどのってはならない、奴らの思いどおりになるだけだ、
解るよね?マーズ…
どこのだれとも知れない声、しかしその声は乾いた土にしみ込む水の様に、タケルの心に染み渡った。
…約束してくれマーズ、決して地球人を憎まないと…この星を守りとおすと…
「…あなたは誰?」
…いずれ解る…オレはずっとおまえの側にいるよ…ずっとおまえを見ていたよ…
「誰なんだ?あなたは誰なんだ?」
…もう行かなくては…最後に六神ロボとガイヤーの機能を全て教えよう…
その言葉と同時にタケルの頭に膨大な量の知識が雪崩をうって飛び込んで来た。
「うわーーー…」
あまりの量に情報処理が追い付かず、悲鳴が漏れる、そんなタケルをいたわる様に再度声が呼びかける。
…すまない…一度に渡すには多すぎる量だったと思う…だけど…時間が…ないんだ…
「待ってくれ、あなたは誰なんだ?」
…もう行かなくては…マーズ…オレはいつでもおまえの側にいるよ…
「待ってくれ!待ってくれ!」
その声を最後にどれだけ叫んでも、声が応える事はなかった。
タケルは呆然と虚空を見つめる。
…誰なんだ?オレの事を全て知っているかのような…
それでいてとても懐かしい様なあの声…まるで生まれる前から知っているかの様な…
『タケル!?タケル!?無事なの!?』
その時、通信機から聞き覚えのある声が聞こえた。
「母さん!?どうして基地にいるの?オレは無事だよ。」
『大塚長官があやまりにみえたのよ、あなたに済まない事をしたって、無事でよかった、早く帰ってらっしゃい。』
「うん、母さんありがとう。」
いつもと変わらずタケルの身を案じる優しい母、思わず笑みがこぼれる。
今まで自分の味方は母だけだと思っていた、しかし、他にもちゃんといるのだ。
たったそれだけの事が、鉛の様に沈んでいたタケルの心を、柔らかく解していく。
…オレは地球を守る…それがひいては母さんを守る事にもなるんだ…
そしてそれがあの声に応える事にもなる、未だ自分の身に起きた悪夢の様な出来事を受け入れているわけではないが…
タケルは虚空を見つめ、強く決意していた。
「…マーグ…マーグ…」
声の方向に振り向いた、聞き慣れた男の声。
「よかった、オレの声が解るのか?あんな目にあった後なのに、オレが無理をさせた、すまなかった…」
明るい室内、揺れる自分の身体…サンルームの安楽椅子に座っていた。
今は昼間だ、昼間なのにこの男がいるのはどうしてなのか…
「旦那様、もうお戻りになってください、マーグ様は大丈夫ですよ。」
侍女がマーグの髪をゆっくりと鋤いていた。
「そうだな、そろそろ戻らなくては、帰りに良い物を買って来てやろう。」
まさか仕事の途中で戻って来たのか?自分の様子を見に?
あのあと心を飛ばした自分を、この男は必死で呼んでいたのだろう、そこにあるのがただの抜け殻とも知らずに…
何故だかおかしかった、切ないほどおかしかった…
「マーグ、早く帰ってくるからな。」
少年の口元に浮かんだ微笑にワールは優しく語りかけた。
>310
私も読みたい、なんせほんとはハッピーエンド指向なもんでちょっとこの話書いててつらいのよ。
タケルたんキタ━━━━━━━━━(;゚∀゚)━━━━━━━━━!!!
姐さん、夜更かし?早起きお疲れさまです・・・
マーズタンとワールタンの間で
ココロ揺れるマーグタン(´Д`;)ハァハァ
>>310 > 「AU」とは"Alternative Universe"の略。
> 日本語でいうところの「パラレル物」です。
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
基本的にパラレルは好きじゃないはずなんだけど、
ゴドマーヅに限りなぜだかオッケー。
元がSFだからかな?
マーグたんが死んだときは泣いたな〜。
同人というものを知ったのがGMでした。
「被虐の青い鳥」、乞更新。
323 :
307:03/09/21 17:44 ID:cngTEOa+
310さんのSSもみたいでつ。
昨年の上映会からもう1年が・・・
早いなぁ〜
325 :
310:03/09/24 20:54 ID:6x59QXBP
皆様、暖かいお言葉ありがとうございます(感涙)
あれから当時の同人誌を探しているのですが、見当たりません。
(さすがに20年近く前のものですからねぇ・・(汗)
見つかったとしてもマーグと同年代の時に書いたもので・・・
読むに耐えない、皆様のお目汚しにしかならないと思います。
それでもよければ、本が見つかればアップします。
甘アマのハーレクインでした。未だにこのカップルが好きです。
この年の差が好きなのか、今はこの年の差のRPSに萌え〜です(苦笑)
326 :
307:03/09/24 23:10 ID:duYWFXKl
劇場版のDVDを買ってから1年か。
ついでにOVA「十七伝」をたった一度だけ見てから1年でもある(w
劇場版DVD発売から一年が経ちますた。(w
被虐の青い鳥続ききぼんぬ!!
310さん、SS、本が見つかり次第ぜひおながいしまつ。
「被虐の青い鳥」の姐さん、降臨お待ちしてまつ・・・
素朴な疑問、マーグタンって洗脳が解けたあと、
洗脳中のことは記憶にあったのかな?
ロゼがわかったってことは、覚えてたと解釈してOK?
甘い芳香が当たりに漂っていた。
長い指が、赤いルビーの様な果物をつまむと、つるりと皮を剥く。
皮の下から熟れた瑞々しい果肉が現れ、果汁たっぷりのそれは、甘い香りをより強く放ちながら珊瑚色の唇に運ばれていった。
「美味いか?」
マーグがこくりと頷くと、ワールは満足げに次の一つをとって皮を剥き、又マーグの口に押し込む。
ゆっくりと咀嚼すると、熟れた果実の濃厚な甘酸っぱさが口中に広がった。
地球のブドウに似た大きさのこの果物はマーグの好物だ。
ブドウと違うのはその色と香り、皮も果肉もルビーの様に赤く、香りと味は桃に近いが、数倍も香りが強い。
この季節にはまだあまり出回っていないこの果物、それも程よく熟した上等の物をワールはマーグのために用意したのだ。
この果物が好物だと、マーグは言った事はない、そういうそぶりを示した覚えもない。
事実他の召し使い達は、この男が嬉しげにこの果物を抱えて帰って来た時、怪訝そうな顔をしていたのだ。
「そろそろ、これの走りの物が出る頃だと思っていたが、ちょうどいい物が出ていた、おまえは昔からこれが好きだったな。」
一房ずつ丁寧に紙に包まれた果物を、嬉しげにマーグの前に差し出したワール。
どうして解るのか…口の中の甘酸っぱい果実を飲み込みながら、マーグは苦い思いをも懸命に飲み込もうとしていた。
「まだたくさんあるからな。」
ワールはにこやかに笑うと、自分の口にも一つ入れた、香りの強い甘酸っぱい果汁は少年とのくちづけを連想させる。
口の中で踊る柔らかい果肉、蕩ける様な香しい香り…
もう一つ皮を剥いて、マーグの口に入れてやると、たっぷりとした果汁が溢れて珊瑚色の口元に垂れて来た。
それを人さし指で拭ってやると、マーグが舌を出してぺろりと舐めた。
そのまま甘い果汁を堪能するように、ぺろぺろとワールの人さし指を舐め出す。
先端から指の間に、ゆっくりと舌を這わしていくマーグ。
ワールの背中にぞくりとした物が走った。
珊瑚色の柔らかい唇が自分の指を一本、一本飲み込んでいく。
果実の様に赤い舌が、時々その間から見えかくれする。
恍惚とした表情の少年は、ゆっくりと掌にまで舌を這わせて来た。
「マーグ…」
ワールはマーグを抱き上げると、自分の膝に乗せた。
赤い果実の香りがする柔らかい唇、きっとその果汁よりも甘い…
ゆっくりと唇を重ね、舌を絡ませ…
香しい香りに誘われる様に、しだいにくちづけが激しくなっていく。
世界中のどんな果物より甘い唇…そしてその吐息はどんな果物よりも香しい。
しだいに自分から腰を擦り付けてくる少年の着衣を、ワールはゆっくりと外しはじめた。
先週は、人事異動のとばっちりで残業だらけの1週間でした。
おまたせしたわりに短くてごめんっっっ
姐さん乙ーーーーーーーーーーーー!
深夜映画見てたらこんな時間、
寝る前にネットにつないでヨカッタ(;・∀・)
姐さん乙彼ー。
姐さんの小説では南極の戦いのあとマーグたんは死んじゃうのでつか?
それとも生き延びるんでつか?
それはまだ内緒vv
つーかそこまでみなさんつき合って頂ける?
この亀のような進行具合で(^^ゞ
舌先で裏側をなぞり、絡ませながら強く吸い上げると果汁の混じった唾液が流れ込んでくる。
徐々に荒くなってくる吐息に混じる、甘い果実の芳香。
ボタンを片手で外しながらシャツの間から胸に手を這わすと、つつましやかな胸の飾りはもう固くなりかけていた。
そこをやさしくつまみ上げてねじる様にこすりあわせると、マーグの身体がびくんとはねる。
絡ませた舌からもそれが伝わり、ワールはますます夢中で口腔内を蹂躙した。
こりこりと先端を引っ掻くように刺激してやると、そこはますます固くなり、マーグは苦しげに身をよじらせる。
きっとあの果実より赤く熟れているのだろうと、ゆっくりと肩を外して白い肌を露出させ、
優しく華奢なのど元に唇を滑らせた。
唾液が糸をひいてマーグの口元から垂れる、そして甘いあえぎ声がワールの耳をくすぐる。
「…ぁああん…はぁあ…あん…」
唇がゆっくりとすべり、白い肌の上で一際存在を主張している赤い果実の片方を捕らえた。
唇の端で優しく挟み込んで、燻らせながら舌先で転がす。
「…あああん…や…いや…」
びくびくと身体を振るわせながら漏れる声は甘い、舌先で味わっている果実はもっと甘い。
触れさせたくない、誰にも…皇帝にも誰にも…
背を支えている左手を下にずらし、着衣の上から双丘の間をえぐる様に刺激し出すと、
マーグはいやいやと首を振りながら腰を擦り付けて来た。
その中心は着衣の上からも解るほど、張りつめて来ている。
ワールはゆっくりとソファーの上に横たえると、下着ごと着衣をとりさった。
膝裏を持ち上げて口付ける、蒼ささえ感じる白い大腿は強く吸い上げる度に小刻みに震え、
もうすでに中の色を見せ出した蕾を見えかくれさせる。
立ち上がっている少年自身からとめどもなく透明な雫が垂れ、蕾をつたいソファーを汚した。
雫がそこに触れるだけで刺激になるのだろう、びくびくと跳ねる華奢な身体。
たまらなくなってそこに舌を這わす。
解れかけているそこは、舌先で触れるだけで簡単に侵入を許した。
血の色をした柔らかい内壁に舌を入れると、マーグの身体が大きく跳ねる。
「…や…いや…いや…」
懸命にワールの頭を外そうとする手を押さえ込み、さらに奥に舌を這わした。
くちゅくちゅと響く淫媚な音に、マーグのすすり泣く様な喘ぐ様な、甘い声が重なる。
「…ぁあん…いやぁあ…あん…っと…もっと…ぁあ…もっと…」
ワールの顔は、垂れる雫でてらてらと光る様に濡れていた。
ソファーに垂れる雫が、マーグの物なのか自分の唾液なのかもう解らない。
いきなり2本の指を差し入れると、一際高く上がる声、やすやすと3本目の指まで飲み込み、
絡み付いて離そうとしないそこをぐちゃぐちゃとかき回すと、マーグは腰を振ってねだって来た。
「…もっと…もっと…ワール…して…して…」
恍惚の表情のマーグは、さらに大きく足を開いて腰を揺らす。
自分自身に指を絡めてしごき出そうとする手を払い、ワールはゆっくりと自身を引き出し、
自分を誘う様にうごめく赤い蕾に先端を当て一息に貫いた。
「…ああああっっ…いいぃい…あああぁあっっ…」
白濁した雫が飛び散り、ワールの服を汚す、
それだけの刺激で達してしまったマーグの息が整うのを待って、ゆっくりと動き出す。
雫が垂れている先端を優しく拭う様に刺激してやると、そこは又立ち上がって来た。
白い肌に夢中でいくつも赤い花びらを散らしながら、
次第に激しく突き上げていき強く強く抱きしめる。
渡したくない…だれにも…
今日皇帝に直接言い渡された、次の作戦でマーズを始末できなければ、マーグを城に戻す様にと。
『どうしてですか?マーグの後見は私のはず…』
『マーグは公式にはマーズとともに、わしの王子だ、おまえには成人するまで後見として預けているにすぎぬ。』
『しかし…』
『そろそろ城に戻してもよかろう』
『陛下、マーグは今体調を崩しており…』
言いかけたワールを皇帝は鉛よりも重い声で制した。
『ワールよ、情が湧いたか?マーグはマーズに対する切り札となる、おまえも解っておろう?』
『それは…』
言いよどむワールに皇帝は面白げに呟く。
『いや、解っているからこそか…』
『陛下、次は必ずマーズを倒します、ですからこの件は…』
『ならばワールよ、必ずマーズを倒せ、それがならぬ時はマーグを城に戻す。』
『陛下!』
『返して欲しくば、マーズを倒せ、おまえがマーズを倒せばマーグは生涯お前の元に遣わせてやろう、
しかしおまえがマーズを倒せぬその時には…解っておろうな?』
『…御意…』
「…マーグ…マーグ…」
「…はっぁあん…ひぃいい…あ…いいっっ…ワール…ワ…あはぁあ…」
蒼いサファイアの瞳、柔らかい唇、華奢な肢体…
いつのまにかこんなにも愛してしまった少年。
…殺さなければ、早くマーズを殺さなければ…
皇帝は気付いてしまったのだ、マーグが2重の意味で人質になりえると。
それはマーズと自分…
…殺さなければ…早くマーズを殺さなければ、マーグが殺されてしまう…
腕の中の少年を一際強く抱きしめながら、ワールは強く決意していた。
>>338 無論!!!!!
姐さん二日連続おつかれさまです!!!
続きが楽しみです。
被虐の青い鳥続きぎぼんぬ!!
最近書き込みないね・・・・。
(´・ω・`)ショボーン
346 :
風と木の名無しさん:03/10/10 17:30 ID:vuDtbMFs
初めましてーここにこんな神スレがあるとはしりませんでした
懐かしすぎて涙が出てしまいました
被虐の青い鳥は名作ですね!是非書き続けてください
そのうち私も落としにくるかも・・・・
被虐の青い鳥の姐さん、続き、首をながーくして
待っておりやす。
気になって眠れません・・・。
「一揆に迫れ!」by麻樹良 その他
「思わず興奮」by今あゆみ
知っておられるか?
>348
>「一揆に迫れ!」by麻樹良
懐かしい〜v
ちなみに私、「突然最終回」vol.1持ってる。
うさぎ堂さんがいた頃の・・・知ってる人なんているかなぁ?
yes
…何をしている?…
「え?」
タケルはあわてた辺りを見回した、誰もいない…いるはずがない、
ここは宇宙空間だ。
…何をしているマーズ…
直接頭に響いてくるこの声は…
「あなたはだれだ?どこからオレに話しかけているんだ?」
心なしかタケルの声に安堵の色が混じる、それもそのはずタケルは二度ともどらないつもりで地球を出て来たのだ。
…どうしてそんな所にいるのだ?おまえがいる場所はそこではないはずだ…
その声に思わずタケルは叫んでいた。
「しょうがないじゃないか!オレがいるから地球は攻撃を受ける、ギシン星の狙いはオレと、このガイヤーだ、オレさえいなくなれば地球は攻撃を受けなくなる…」
いいながらタケルの声が徐々に震えてくる。
…止めてくれたのは母さんだけだった…
タケルがギシン星人と知られたあと、クラッシャーの仲間すら、あからさまに悪意の感情をぶつけて来た。
そんな中でもたらされた一つの情報。
『ガイヤーとマーズをギシン星の皇帝はほしがっている』
ならば明神タケルが地球からいなくなればいいのではないか?
そんな声があちらこちらから聞こえてくる、聞こうとしなくても聞こえてくるのだ。
『しかし、どうする?殺すわけにはいかないぞ。』
『殺さずとも、地球を追い出せばいいだけではないか。』
『しかし、どうする?怒らせてやけになられては元も子もないぞ。』
上層部のそんな声が自分の頭に流れ込んでくる、まわりの声も流れ込んでくる。
『なんであいつのおかげでこんな目に遭わなくてはならない?』
『オレの友達はこの間の攻撃で、死んだんだ、あいつさえいなければ…』
『そもそも、悪いのは明神夫妻だ、赤ん坊のうちにどうにかしとけばよかったんだ。』
『あの夫婦があんな子供を育てなければ…』
自分が悪く言われるのはまだ耐えられる、しかし、母を悪く言われるのは…
タケルは自分から地球を出ていく決意をしたのだ…大事な大事な母親のために。
「…だから、だから…しょうがないんだよ!」
オレはどうしてこの声には、生のままの自分をぶつけられるのだろうか?
まるで母さんに話しているみたいに…なぜだか懐かしく感じるこの声…
…マーズ…ではだれが地球を守る?…
「それは…」
…だれがおまえの母親を守る?…
「だって、オレがいたら地球は…」
…やつらが本当におまえだけを狙っていると思うのか?…
「え!?」
…これを見よ、マーズ…
突然頭に流れ込んだ映像、破壊の限りを尽くす、ギシン星の戦闘メカ、歯が立たない防衛軍、崩れるビル、逃げまどう人々、がれきや爆風に吹き飛ばされ、二度と起き上がれない人々…
「なぜ!?オレがいないのになぜ!?」
…おまえは何のために地球に遣わされたのだと思う?ギシン星の邪魔になるだろう、地球を滅ぼすためだ、それなのにおまえがいないからと言って、地球を滅ぼすのをやめると思うか?…
「でも…今さら…」
…これは罠だ、おまえを地球の人々から切り離す罠だ、帰れ、マーズ地球に…
ふいに柔らかいものに包まれた気がした、心の中で誰かに抱きしめられた。
…マーズ、つらいだろうが耐えてくれ、オレがいるから、オレがいつでもおまえの側にいるから…
「あなたは…だれ…?」
優しい声はそれには答えず、もう一度柔らかくマーズを包んだ。
…おまえが地球に戻る途中に待ち伏せしている奴がいる、戦闘能力は…急げマーズ、おまえの母親もあの中にいないという保障はないのだぞ…
「え!?母さんが、解ったすぐに戻るよ…ありがとう…」
…マーズ…ごめん…オレのせいなんだ…全部オレの…
そうつぶやいたその声は今までと違う、どこか悲しみとも苦しみともつかぬ複雑な感情を伝えて来た。
「え?それはどういう意味なんだ?」
…急げ、マーズ、地球が危ない…
「待ってくれ!あなたは誰なんだ???」
声はもう答えてはくれなかった。
…ごめんマーズごめん…
ワールがこんな手段に出たのは、マーズを精神的に追いつめ、疲れた所を確実に抹殺するため。
それは全て自分に対する執着から起こる事なのだ。
ワールが自分に執着すればするほど、マーズの身は危うくなる、マーズをより苦しい立場に追い込む事になる。
…マーズ、オレたちは二人で一人、おまえが生きていけるのなら、オレはもうこの場でいなくなってもいいんだ…
もうとうに父も母もなく、まともな精神なら耐えられないほどたくさんの陵辱を受けて来た、こんな自分が生きているのはマーズのためだけだ。
何故そこまで?と人は問うかもしれない、しかし、マーグにとってそれだけが生きる全てだったのだ。
それがなかったら、母が殺されたあの日。皇帝に汚されたあの日に、とうに狂って自分から死んでいただろう、そうしなかったのはマーズがいるから。
遠く離れた星に、自分の半身がいるから…
これはオレのわがままだ、父の無念をはらして欲しいという…
懐かしくなって家に残ってる同人誌引っ張り出してみたら橘皆無さんの
マンガが載ってた。全然エロじゃないけど。
マーグたんが超色っぽくてかわええ〜〜
無念の思いで死んでいった父、宇宙平和のために生涯の研究とした物が、
悪魔の兵器に成り果てるのを耐えきれなかった父…
その思いを成就させるのはマーズしかいない。
そして母、いつも地球のマーズに思いを馳せながら、自分を優しく抱きしめてくれた母、
この温もりをマーズは知らずに育つのだ、本来なら二人に同じ様に与えられたその温もりを…
あの時寝ている場所が違ったら、連れていかれたのは自分かもしれなかった、
この温もりをしらないのは自分かも知れなかった。
マーズの分まで愛された自分…
だからマーズ、おまえはオレが生きるかも知れなかった生を生きてくれ、
オレはおまえに全てを渡したその時に、この身の全てのかたをつける。
あの男の想い等知らない、自分を守るためにどれだけ苦しもうと関係ない、
オレはおまえの心を読み取って全てマーズに伝えてやる…全てマーズに…
だから…オレを人形の様に扱ってくれ…扱ってくれ…
>346
わーい是非落としていって下さい♪
>347
睡眠不足解消でけた?
348、349>
麻樹さんておぢ○うのへーさんだよね。<超既出だろうけど。
一揆はGM本だったけど、突然はボルテスとかも入ってたと
思う。
突然、初期の三冊持ってたけど随分前にだらけに売ったら
結構いい値になった。
被虐の青い鳥サマ
お疲れ様です〜。
佳境に突入ですね、楽しみです〜!
あぁ、それにしてもマーグ〜。
>360
当時の流れって、ボルテスVやってた人が、
GMに流れた感じですよね。
さすがにボルテス世代ではないのだけど・・・
えみ○り本、最初っから全部集めて、
今もあるんだけど、売ればかなりの値が付きそうだね。
347でつ。
姐さんありがとう!「被虐の青い鳥」、待ってました!!
切ないマーグたんの心情に、これからいったいどうなって
しまうのかと、気になってさらに眠れないでつw
これからも期待してまつ。
363 :
17:03/10/12 17:15 ID:SD89be9k
>360
今はヒカ碁でやってるよね〜〜。へ○がさん。
一揆、1から4まであるんだけれど、
売ればいくらになると思われ?
GMの読者が多ければ高く、少なければ安くなります。
残念ながら、今は「〜だから欲しい」ってお客さんは随分
減ってると思うので、余り期待できないんじゃないでしょうか?
平に平に〜!!
>被虐の青い鳥様
あまりの懐かしさにちらと覗いてみたつもりが・・・!!
正にゴッドマーズ!!(謎
あの時の萌えを思い出しましたYO!
続き、気長にお待ちしておりますのでご無理はなされないように〜。
最近、誰もいないね・・・。
(´・ω・`)ショボーン
元が原作のマーズとは明らかに違ったリメイクなんだから
また現代版でリメイクしてくれんかなぁ(ハァハァ
ageときます。
ageときます。
被虐の青い鳥続きぎぼんぬ!!
す〜き〜な〜んだ〜♪
つ〜よ〜い〜んだ〜♪
被虐の青い鳥の姐さん、続き待ってまーす!!
お待たせしましたっっっ
目を覚ますと、もう日が高かった。
天蓋付きの大きなベッドに一人で寝ていた、そう一人で…
隣にあの男はいない、城に連れてこられてもう1週間になる、
未だ目覚めた時に一人でいるのに慣れない。
…7年も暮らしたからな…
考えてみれば家族とも言える長い時間を、あの屋敷であの男と暮らしていたのだ。
同じ部屋で食事をし、同じベッドで眠り、それがごく自然の事になっていた。
部屋は別に与えられてはいたが、その部屋で過ごす事はあまりなく、
昼間はお気に入りのサンルームで過ごし、夜はあの男の腕の中で眠る。
サンルームで無心に小鳥と遊ぶ自分を見つめる、温かい庇護の視線と、
寝室で自分を腕の中に閉じ込める時の燃える様な瞳と、そのどちらも懐かしく感じる。
…懐かしい?少しセンチになっているのか…
あの屋敷の人はみんな自分に優しかった、
主人の幼い愛人として遇していたといえばそれまでだが、
陰で邪見に扱われた事はない。
ワールが使用人全てに優しかったせいだと思う、
自分が成り上がりと言う自覚があるからかもしれないが、
見下して横暴な事をしたのを見た事がない。
だから、使用人はみんなワールを慕っていた、
大事な御主人様の大切な人だと思うから、みんなマーグに優しかったのだ。
屋敷から出る時、みんな悲しんでくれた、侍女の中には泣いている者もいた。
中でもワールの乳母は、何度もマーグを抱きしめて泣いた。
「マーグ様、いつでもマーグ様の為にお祈りしています。」
と何度も繰り返しながら。
ワールは後宮の入り口まで送ってくると、寂しげな笑顔で呟いた。
「必ず迎えにくるからな、必ず。」
自分はそれには何も答えず、いつものように彷徨う視線でにっこり微笑む。
人目も憚らず、いきなり抱きしめられ、キスをされ、渦巻くワールの心がどっと流れ込んで来た。
…取り返す、必ず取り返す…
…渡さない、誰にも渡さない…
…待っていろ、必ず自由にしてやるから…
…マーズを殺して、皇帝から自由に…
大人しくされるがままになりながら、マーグは心の中で呟く。
…無理だよ…
オレが殺させないから、オレがマーズを殺させないから、
だからあなたには無理だよ。
マーズを死なない限り、オレがあの屋敷に戻る事はない、
だからオレは二度とあの屋敷のあなたの側には戻れない。
さようなら優しかったあなた、これっきりだ、さようなら…
この部屋は寒い。
絹とビロードと、黄金とで全ての丁度が整えられている、豪奢な寝室。
でも…この部屋はとても寒いんだ。
温かかった屋敷を思い出す。
そしてそれが母と過ごした幼少の屋敷ではなく、あの男と過ごした屋敷だという事が、
マーグの心をいつまでもじくじくと苛んでいた。
話の都合上、ワールがかなりいい人になってまーす♪
石投げないでね(^^;)
姐さん乙彼ー。
続きがこれからどうなるのかすごく楽しみですー。
やっぱ十七伝より姐さんの小説のほうが自然でいい。
>>379 ハゲドウ!!
被虐の青い鳥の姐さん、私も続きを楽しみにしてまーす!!
スパロボDのアンソロジーと4コマを買った姐さんはいるでつか?
「司令、ワール司令。」
呼びかけれれてはっとした、執務室だった事に気が付く。
かなり長い間ぼんやりしていたようだ。
「お体の具合でも悪いのですか?この間から考え事をしてらっしゃるようですが。」
「いや、別になんでもない。」
何でもない事はない、いつもマーグの事が頭から離れない。
今何をしているのだろうか…
又、鳥と遊んでいるのだろうか?
それとも日だまりの中でうたた寝を?
寂しがってはいないだろうか?
以前の様に、高官達のおもちゃにされてはいないだろうか?
それとも皇帝に…
…一人で泣いてはいないだろうか…
どうにもならない…今の自分にはどうにもならない。
自分にできる事はただ一つ、できるだけ早くマーズを倒し、もう一度この手にあの少年を取り戻す事。
だから、今はもっと執務に身を入れなければならないというのに…
…情けないな、我ながら…
ワールは自嘲気に唇の端でふっと笑った。
目の前の部下が怪訝な顔で見ているのに気付き、瞬時に顔を元に戻す。
「何かオレに用事か?」
「サグール長官がお待ちです。」
「会おう…待てオレの方から会議室に行くと伝えてくれ。」
サグールの用件は先日の地球侵入作戦の事だろう、侵入するのは成功した、
しかしその陰で優秀な女戦士が一人犠牲になった。
本来なら犠牲者が出る事なく遂行できたはずなのだが、どこからか情報が漏れたらしい、それもマーズに。
今回に限らず、あらかじめマーズがミッションを知っていたのではないかと思われる失敗が続いていた。
パルチザンの組織のいずれかでもマーズに接触をしているのか?
どちらにせよ、軍部しか知りようのないミッションの内容が漏れると言う事は、軍部に裏切り者がいると言う事だ。
サグールはそれを探っていたはずだが、何か解ったのか?
廊下を考えながら歩いていると、上からふわっと青い羽根が舞い降りて来た。
見上げると青い小鳥がゆっくりと天井近くを舞っている。
そしてうらふらと廊下の向こうからやってくるのは…
「鳥、鳥…どこ?…鳥…どこ?」
マーグ!
思わず駆け寄ろうとした時、背後から声をかけられた。
「ワール司令、遅くなりました。」
長官のサグールだ、ズール皇帝に絶対の忠誠を誓っているサグール。
「ほう、あれがマーグですか、マーズの兄の。」
その言葉でワールの背中に冷水が走る、この男にマーグの存在を印象づけてはならない。
マーグは何も知らずに鳥を追ってふらふらと近付いて来た、
そしてワールに気が付くと、にっこりと笑った。
天使の様な無邪気な笑顔、その笑顔のままでワールに両手をのばし抱きつこうとする。
「邪魔だ!」
ワールはマーグを突き飛ばす、勢いあまって床に倒れるマーグ。
助け起こそうと反射的にのばしかけた手をひっこめ、言い放つ。
「ここはおまえの来る所ではない、帰れ!」
そのまま後ろも見ずに立ち去った、断腸の思いで。
「噂どおり本当に子供に返っているようですな。」
「あの子の頭は幼児並みだ。」
「マーズも実の兄があのようになっていると知ったら、どうするでしょうな。」
「マーズは赤ん坊の頃に家族から引き離されている、今さら兄弟の情などないだろうよ。」
なにげない風を装いながら、サグールの注意をマーグから離そうと、ワールはやっきになっていた。
来るなマーグ、ここに来るな。
せっかくおまえの存在を忘れている軍部の連中に、おまえの存在価値を気付かせるな。
マーズに部下や兄弟を殺された者もここには大勢いる。
その連中におまえがマーズの兄だと思い出させるな。
マーグのために、マーグのためにあえて冷たくあしらった、しかし…
突き飛ばした瞬間の、傷ついたマーグの悲しそうな顔…
ワールの胸にきりきりと痛みが走っていた。
>382-384姐さん、乙。
うわぁ、うっまいなあ。
以前、ここで誰かが言ってた
ワールタンのマーグタン突き飛ばし事件、
こうまとめるか。脱帽いたしますた。
さすが被虐の姐さん。
某脚本家よりもまとめ方がうまいですね。
姐さん乙彼ー。
いよいよ本編突入ですね。
マーグタンの本心を知ったワールタンの反応が早く知りたいでつ・・。(;´Д`)