男って痴漢にあったら、正直嬉しいんじゃねえのか?3

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1風と木の名無しさん
このスレのあらすじだが、聞いてくれよ。スレの流れとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、2chの801板に行ったんです。801板。
そしたらなんか、変なスレが立ってるんです。「女って痴漢にあったら、正直嬉し
いんじゃねえのか?」、とか。
で、よく見たらなんか1が痴漢にあったとか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、痴漢にあったこと如きで普段来てない801板に書き込んでんじゃねーよ、
ボケが。腐女子のネタにするぞ、萌えネタに。
なんかリアルホモの人の書き込みもあるし。穴兄弟皆で801板書き込みか。おめで
てーな。今日、久しぶりに高校生に痴漢働いちゃったなーやっぱり若い子のお尻は
いいねぇ、とか書き込んでるの。もう見てるだけじゃ足んない。
お前らな、いっちょSS書くからレススペース空けろと。
801板っていうのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
煽ってきやがる厨房といつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そ
んな雰囲気がいいんじゃねーか。半端な煽りはすっこんでろ。
で、やっと萌えSSが一杯書かれてきたかと思ったら、自分の思い通りにならなかっ
たからってむかついた奴と反応した厨房が一緒になって荒れてるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、煽りなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、きもいからやめろだ、801嫌い男女共。。
お前は本当は腐女子に構われたいって思ってるんじゃないかと問いたい。問い詰め
たい。小1時間問い詰めたい。
お前、もっとスレ住人に反応してもらいたいだけちゃうんかと。

>>2-4
2風と木の名無しさん:02/10/26 07:26 ID:RSf20CcT
痴漢スレ通の俺から言わせてもらえば今、痴漢スレ通の間での最新流行はやっぱり、
痴漢×1・関西弁の男×423・423×1・不良リーダー×465、これだね。
総受1とクールビューティー系423、風紀委員長465、これが通の萌えポイント。
このネタでステキなエロSSを作って書き込むと皆のテンションが上がる。で、それ
にリーダーと465を争って負けて、かつ男たちに犯されてしまった697(465・リー
ダーの通う学校の理系教師だったがショックを受けて教師を辞め、去っていった)
を脳内妄想で付け加える。これ最強。
しかし迂闊にSSを書き込むと話の流れが大幅に変わり、スレ住人が混乱をきたすと
いう危険も伴う、諸刃の剣。素人にはお薦め出来ない。
まあお前、初心者は、ROMって勉強しろってこった。

■前スレ■
男って痴漢にあったら正直嬉しいんじゃねえのか?2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1017039763/

■過去ログ■
女って痴漢にあったら、正直嬉しいんじゃねえのか?
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1002780999/html
男って痴漢にあったら、正直嬉しいんじゃねえのか?
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1012799019/html

■関連■
『男って痴漢にあったら、正直嬉しいんじゃねえのか?』ダイジェスト版
http://kigaru2.kakiko.com/801/
有料エロURLを貼りにくる業者様を歓迎するためのPAGE
http://yaoi.s5.xrea.com/8o1.htm
3風と木の名無しさん:02/10/26 07:26 ID:RSf20CcT
この俺、13の身に最近起こったことなのだが、聞いてくれよ。
前々スレで新しく始まってしまったネタなんだけどさ。
このあいだの朝、いつも通りに会社に行く時に使う電車の中で女性徒とOLに痴漢
してたんです痴漢。そしたらなんか、変な男たちが集団で周りを取り囲んでるんで
す。鬼畜っぽい奴とかサラリーマンっぽい奴とかホストっぽい奴とか鼻ピアスの奴
とか。で、よく見たらなんか逃げ道が全部塞がれてて、集団の頭っぽい鬼畜が股間
のモノを咥えろとか言って皆で俺を犯すんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、鬼畜の命令如きで普段なら関わりもしない俺を犯してんじゃねーよ、ボ
ケが。なんか体中精液と涙と冷や汗でぐちょぐちょになってるし。
この車両の男乗客全員で俺の心と体を蹂躙か。おめでてーな。
「もう今日は会社行けねえだろ?」とか言ってんの。もう黙って見てらんない。
お前らな、俺は家に帰りたいから逃げるスペース空けろと。
「男をあれにする作業ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。他の同業者
や客との兼合いでいつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そんな
雰囲気がいいんじゃねーか。半端な気持ちでこの仕事に関わろうとする奴はすっこ
んでろ(BY鬼畜)」
で、やっと開放されそうになってきたかと思ったら、支線編では人間便器に、コブ
付き編では駅員のコスプレで乗客に姦されることになってしまったんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、なんで俺ばかりがこんな仕打ちを受けないといけないんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、「お前がいなくなっても別に誰も困らねーだろ?」だ、鬼畜。
お前は本当は俺みたいな男を滅茶苦茶に虐めて、立ち直れない程の傷を付けて笑い
者にして蔑みたいと思ってるんじゃないかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問
い詰めたい。
お前、泣き喚いて赦しを乞うても無駄だぞ、って言いたいだけちゃうんかと。
4風と木の名無しさん:02/10/26 07:27 ID:RSf20CcT
「業界通の俺から言わせてもらえば今、この業界の間での最新流行はやっぱりうち
の頭が育て上げた良質な商品、これだね。精神にダメージを負うことなく、男たち
の欲望を望まれるままに満たすことができる。これが通の客が満足する頭の仕事ぶ
り。生意気な青少年も頭の手に掛かると従順に仕事をこなせるものに仕上がる。で、
それにアフターケアも万全に施す。これ最強。しかしいいかげんなケアをすると心
身を病み、最悪死んでしまうかもしれないという危険も伴う、諸刃の剣。素人には
お薦め出来ない。まあお前、鼻ピアスは修行しろってことだ(BYサラリーマン)」
5風と木の名無しさん:02/10/26 13:55 ID:feK23SP2
ありがとうアゲ
6風と木の名無しさん:02/10/26 13:55 ID:f7NW+VZB
こんなのもありますた。
http://asian.elitecities.com/books/yaguchi.html
7風と木の名無しさん:02/10/27 20:49 ID:RKQfQWpi
1さん乙かれー
ageていいかどうかわからんのでsage保守
8風と木の名無しさん:02/10/28 08:47 ID:xOMzSzEl
>7
ageるのは、もう少し下がってからでいいのかな?

  ∧_∧
 ( ・∀・) 。゚ 。
 (    つ∩
  |  ((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
9風と木の名無しさん:02/10/28 12:58 ID:Q9u8yZBE
いきなり落ちてたからビクーリしたよー。
まだ書いてないのに…
10風と木の名無しさん:02/10/28 15:52 ID:eQOJUnJ4
保全AGE
11 :02/10/28 21:00 ID:AeJIHo1X












12風と木の名無しさん:02/10/29 15:21 ID:ePAMoPD2
|
|,,,,.,.,,,,
|・д・ミ <ホッシュホッシュ
|""""
13風と木の名無しさん:02/10/31 08:43 ID:RhWb3bUd

     ♪
        ,,,,.,.,,,,
       ミ・д・ミ <ホッシュホッシュ
        """"
14風と木の名無しさん:02/11/01 07:55 ID:jB4/iNHP


   ♪    ♪    ♪
      ,.,,,,.,,,,   ,.,,,,.,,,,
     ミ・д・ミ ミ・д・ミ <ホッシュホッシュ!
      "''''''"  "'''''''"
15風と木の名無しさん:02/11/01 14:13 ID:58mRyQnL
♪    ♪    ♪ ♪    ♪    ♪

,.,,,,.,,,,   ,.,,,,.,,,,
     ミ・д・ミ ミ・д・ミ <ホッシュホッシュ!
      "''''''"  "'''''''"



16風と木の名無しさん:02/11/01 22:22 ID:8p1TsCPu
…ヌルイ。ぬるいけど心して(というか怒らない大らかな精神を持って)下さい。


というわけで、465編後半(まだ続く)です。
17風と木の名無しさん:02/11/01 22:22 ID:8p1TsCPu
「好き勝手って何?」と聞こうかとも思ったが、さすがに怖くて聞けなかった。



リーダーは465を膝に抱き上げると、双丘の奥へ指を這わせた。
「え…待っ、やだ…」
思わずしがみつく465を宥めるように背を叩きながらも、指は蕾をほぐすように
縁をなぞる。
「や…やだって、…っ」
「いいから黙ってろ」
こんなに早くその場所に触れられたのが初めてのせいか、耐えられないほどの羞恥心に襲われる。
どうして良いか判らなくて固まっていると、リーダーが「よしよし」と嬉しそうに囁いた。
「最初っからそうしてりゃいいんだ」
返す言葉も見つからないまま、465は顔を見られたくなくて、肩に埋めた。


身体の、本当にごく一部を弄られているだけで、どうしてこんなにも意識が朦朧としてしまうのか。
それはさすがに、人体の仕組みを学んでも判りそうにない。
「…っ、う…」
必死に声を殺そうとする465を見て、リーダーは不満そうに口を曲げる。
「別に、声くらい出しゃいいだろうが」
「だ、って…っ」
「ったく…いつまで経っても強情だな」
無造作に指を奥深くまで押し込まれ、465は身体を反らせた。
「ひっ…うあ…ぁ」
リーダーが満足げに笑みを浮かべたのが少し悔しくて、歯を食いしばったものの、耳に息を吹きかけられて
すぐに緩んでしまった。
18風と木の名無しさん:02/11/01 22:22 ID:8p1TsCPu
いつも結局流されるなぁ、と、465は今更ながらに思った。
二人でいて、自分が主権を握ったことなんて殆どない。
というか、握ろうと思ったこともない。かといって流されるのが好きというわけではなく、普段の彼のペースに
嵌るのは心地良かったからだ。
ここまで流されてしまうのは自分でもどうかと思うけれど。
彼に抗う気なんて、全く起こらなかった。


不意に、指がずるりと音を立てて抜け落ちた。
「ん…っ」
一瞬置いて、物足りなさに身体が疼いていることに気づくと、465は我慢できずに下腹部をリーダーに擦り付けた。
「お前…誰かに躾けられてるんじゃないだろうな」
その言葉に思わず顔を上げると、冗談だ、とリーダーが笑う。
その表情に安堵する暇もなく、465はベッドから降ろされた。
「? 何…」
その場にしゃがみこんだ465の前でベッドに腰掛けると、リーダーは緩慢な動作でベルトを緩める。
「こっからはお前がしろ。…できるよな?」
リーダーが子供か動物にするかのように465の頭を撫でてやると、彼は小さく頷く。
それから、不安そうにリーダーを見上げた。
「よし。いい子だな」
顎を持ち上げて促すと、465は躊躇いもなくそれを口に含む。
(…やっぱり、躾けられてるかもしれない…)
そんなわけないとは思いつつも、小さな疑念に駆られるリーダーであった。
19風と木の名無しさん:02/11/02 11:34 ID:3N+84xF+
|
|
|;´Д`)ハァハァ
|
20風と木の名無しさん:02/11/03 14:03 ID:B9HI+UYl
      ,,,,.,.,,,.   ,,,,.,.,,,.  
     ミ-д-ミ ミ-д-ミ <ホシュ〜
      """"   """"
21風と木の名無しさん:02/11/03 18:58 ID:OMkWKZ4/
躾られてる465タンハァハァ・・・
22風と木の名無しさん:02/11/04 10:36 ID:IULa8wK7

 我らギコサック団!
              激しく!
                     踊りながら!

     ,;;''''""'''''';;    ,;;''''""'''''';;   ,;;''''""'''''';;
     ミ ・д・ ミ   ミ ・д・ ミ  ミ ・д・ ミ ほっしゅ!!
      ミ;,,;;,,,.;;.;;,ミ   ミ;,,;;,,,.;;.;;,ミ   ミ;,,;;,,,.;;.;;,ミ
      (,,゚Д゚)      (,,゚Д゚)      (,,゚Д゚) 
      (_□)      (_□)     (_□)
     〜( ) つ ))  〜( ) つ )) 〜( ) つ ))
       U⌒     . U⌒      U⌒
23風と木の名無しさん:02/11/05 08:58 ID:VWNlztZL
ずれた
24風と木の名無しさん:02/11/05 11:35 ID:7c3iOFEl
ギコサックかわええ…
25風と木の名無しさん:02/11/06 08:59 ID:wVvag/7I


  パチパチ  パチパチ パチパチ
  ゛ ∧_∧  ゛∧_∧   ∧_∧〃
  ヽ (   )ノ ヾ(   )/.\(  ;)/″
.   /  /   .|  |   \ \
  ノ ̄ゝ.   ノ ̄.\.   < ̄.\ 


ただ今、にぎやかしッパが盛り上げております。
26風と木の名無しさん:02/11/06 17:36 ID:Shmjw6BG
щ(゚Д゚щ)
27風と木の名無しさん:02/11/07 09:00 ID:T+gzSANQ
まだ復活してないのな
28風と木の名無しさん:02/11/07 18:19 ID:5nHR3HWF
( ゚Д゚)y─┛プハァ
29風と木の名無しさん:02/11/08 09:34 ID:Ic6e+SuE


   (⌒-─-⌒)
   (  ・  ・ )
    / 丶__▼ノ
    l  (,,゚Д゚) <勝手に保守
    | (ノ    |)     
   C      l
    ゙:、.. ノ ノ
     U" U

30風と木の名無しさん:02/11/09 02:22 ID:Vim7Oypl
埼京線でケツ揉まれたことあるが正直嬉しかねーって
31風と木の名無しさん:02/11/09 05:48 ID:78dNAmZE
>30
男性ですか?
32風と木の名無しさん:02/11/09 10:30 ID:Vim7Oypl
相手が?自分が?まあ両方とも男だが
髪長いから間違えられたんだろうけど
33風と木の名無しさん:02/11/09 10:56 ID:8goce1Bd
|;´Д`)ハァハァ
34風と木の名無しさん:02/11/09 13:28 ID:Vim7Oypl
夏場はさすがにないけど冬場で着込んでるとケツさわられることあるよ
さわられるっつーか手の甲を反らせてケツに押し当ててくるヤシがわりといる
股ぐらまで手突っ込んできたときはそのまま股下から腕引っ張り上げてやろうかと思った
あー思い出すだけでもうぜー
35風と木の名無しさん:02/11/09 14:17 ID:8goce1Bd
ポンポン(´・ω・`)ノ゙(|||´・ω・`)
36風と木の名無しさん:02/11/09 18:38 ID:tjAJ4JOe
(TДT)
37風と木の名無しさん:02/11/10 10:42 ID:dXyVOlL0
o      o
 ・。     ゚。
    、〜ヽ。
 `}\, '⌒ヾ、 
 /彡,、 (,,゚Д゚)
 !〜''し~'∪∪ プラーン
38風と木の名無しさん:02/11/11 08:59 ID:xyi3PCRQ

〈 ドモッ、スミマセンサゲカキコシマス....。
  ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       ∧∧
 (´Д`;)ヾ              (ω・ ) ?
   ∨)             ノ/  /ゝ
   ((              ノ ̄ゝ

   ∧_∧
   (・ω・) ヾ ?
.    ∨ )
     ≪
39風と木の名無しさん:02/11/11 21:58 ID:BNXCUAzu
保守していい…?
40風と木の名無しさん:02/11/12 07:51 ID:Guk8WczX
うpしていい…?
41風と木の名無しさん:02/11/12 07:58 ID:D6y6RBMW
(・∀・)イイ!
42風と木の名無しさん:02/11/12 08:33 ID:Guk8WczX
ありがとう。
43おねだり 1/10:02/11/12 08:34 ID:Guk8WczX
コンビニを出た瞬間、背筋が少し寒くなった。
体調は崩していない。ただ、嫌な予感がしただけだ。
―――また厄介事でも持ち掛けられるのかもしれない。
関西弁の男の勘は良く当たる。だが当たるといっても所詮は勘。予知の類ではない。
きわめて漠然としたもので詳細は不明だし、自分の意志で働かせるものでもないから、
完全に災厄を避けることは不可能。
勝負事の際には結構役に立つが、それ以外は特に使い道はない。
そんな能力に対する周囲の評価は極めて低い。
423に『マゾ』と突き放され、痴漢に『苦労性』と笑われている。
お前らだけには―――とは決して言わないから、そんな物言いをされてしまうのだが。
『単に気を揉む時間が長くなるだけだと思うけど、元々そういうのが好きなんだから
しょうがないよね』と、憐憫だか嘲弄だか判別しがたいコメントをお寄せ下さったのは
肛門科の医師。
44おねだり 2/10:02/11/12 08:36 ID:Guk8WczX
断じて好きではない。けれどもそう言われても仕方がないとは思う。
いつだって周囲の我侭に振りまわされ、更なる面倒を押し付けられると嫌々ながらもつい
引き受けて……阿呆だ。
医師のように知らぬ振りをするのが一番だと思うこともあるが、それが出来ない。
大したこともできないくせに、と若い頃は自己嫌悪に陥ることも度々あった。
けれども、さすがにこの年になればあきらめもつく。
―――しょうがない。自分はこういう人間なのだ。
手に下げた袋を軽く前後にゆすりながら、鼻歌交じりに映画館へ向かって歩きだした。
のんびりしているように見えても、来るべき災厄に備えて周囲への警戒は怠っていない。
そして、それは意外と早く訪れた。
遠くから叫び声が聞こえ、次第に近づいてくる。
来たな、と思うと同時に立ち止まり、衝撃に備えた。
「お待ち下さい!」
45おねだり 3/10:02/11/12 08:37 ID:Guk8WczX
―――無駄なことを。
待てといわれて待つ相手なら、そもそも追いかけずにすむだろうに。
どこの新入りだ、と呆れる関西弁の男の背中に、何かが勢いよくぶつかった。
振り向きもせずそのまま背負ったのは、見なくても判っているから。物も言わずに人の
肩にしがみつき、あまつさえよじ登ろうとする人間がそうそういるものか。
「423様!」
―――当たり。
ため息をつき、423を背負い直して振り向くと、薄汚れたスーツの男が二人いた。
がっちりした体格に太い首、短く刈り込んだ髪。いかにも“格闘技をたしなみました”
といった態の青年達が、顔の汗を拭いながら関西弁の男をにらみつけている。
「…っか、かえして…もらおう…」
まだ息が整わないようだ。423の逃げ足の速さを良く知るだけに、白筋まみれの重い体で
よくぞここまで、と労いたくなる。自分の耳元にかかる423の息も荒い。
46おねだり 4/10:02/11/12 08:37 ID:Guk8WczX
相当の距離を走ってきたらしい。ごくろうなことだ。
しかし関西弁の男が目を細めたのを同情ではなく挑発と解釈した二人は、軽く構えて
調息を始めた。見ていて情けなくなる。ど素人でもあるまいに今更遅い。
関西弁の男が423を攫う気なら、とうの昔に逃げていた。
大体血の気が多すぎる。ここが往来だと判っているのか。
どこで何を習ってきたのやら―――これで食べていくつもりなら、もっと体を絞っておけ
と言いそうになるが、実行すれば余計なお世話を通り越して宣戦布告。
相手は大変やる気に満ち溢れておいでだから、火に油だ。
今も関西弁の男から片時も目を離さない。
どうやら、二人同時でかかってくることに決まったらしい。
関西弁の男が背負っている荷物を気遣って思い切った動きが取れないものの、ゆっくり
間合いを詰めてくる。
一歩踏み込めば脚が届く距離になっても、一向に来る気配がない。………なぜだ。
47おねだり 5/10:02/11/12 08:39 ID:Guk8WczX
別に来てもらわなくても結構だが、いくらなんでも近寄り過ぎでは。
こちらからは何もしないなんて一度も言った覚えは無い。
―――もしかして、食べてしまっても良いのだろうか。
そう思った瞬間、後ろから低い声で囁かれた。
「…そういうことしたら、どうなると思う?」
心の中で小さく呟いただけなのに、423様はお見通しだった。しらばっくれようにも、
前科があるためどうしようもない。
以前こういう手合いに絡まれた時に、423を先に帰しておいてホテルに引きずり込んだ
ことがある。向こうは逃げる関西弁の男を追いつめたつもりだったらしいが、こちらに
してみれば『こんなところまでついて来て、その気がないとは言わせない』。
体格も良く腕っ節も強い男達は、自分がそういう目に遭うとは思ってもみなかったようで
かなり慌てていた。勿論、そんな初心な相手に強引に突っ込むような無粋な真似はしない。
手間も暇もたっぷりかけて可愛がらせていただいた。
48おねだり 6/10:02/11/12 08:40 ID:Guk8WczX
―――大変美味しゅうございました。
基本的に好き嫌いはなく大抵は残さず食べるため、痴漢に悪食と罵られることもあるが、
“せっかくだから”と手が伸びてしまうのは、むしろ食意地が張っているというべきか。
特に初物に拘りはしないものの、ノンケのバージンを、それも二人まとめて賞味できると
あればやはり大変珍しい御馳走に違いない。心ゆくまで楽しんだ。
楽しみすぎて、一番知られてはまずい人間にばれてしまった。
映画館の入り口の前で男の一人が泣きそうな顔で待っているのを発見した時、一刻も早く
移動するべく駈け寄ったが、どこからともなく現れた423に飛び蹴りで阻まれた。
423曰く『ストレートをわざわざ引きずり込むな!!この腐れホモ!!』……あんまりだ。
自分だって何頭も豚を飼ってるくせに、と必死で言い返したら『あいつらは元々ああなの!
これは違うだろうが!!』と傍らで涙ぐむ男を指差し、関西弁の男の腹に拳を叩きこんだ。
あれで結構423はモラリストである―――わけがない。
眦を釣り上げて怒ったのは、自分より他の男を優先したからだったりする。
49風と木の名無しさん:02/11/12 08:43 ID:Guk8WczX
常日頃は関西弁の男が他の男と何をしようとも無関心な423だが、一緒にいる時に限って
最優先を要求してくる。
つまり、423を放って他にかまけていたのが気に入らないのであって、ストレート云々も
本当はどうだっていいのだ。相手がゲイでも別の理由をつけて怒ったに違いない。
この別の理由をつけて、というのがややこしい。
自分を優先しろ、とはっきり言えばいいものを、決して口に出さずにいきなり怒る。
423様の御側に身を置くからにはそれくらい察しなければいけないのだろうが、臨界点に
達するまで顔色一つ変えずに突如爆発されて、初めての時は対応に困った。
その時の言い分も『お前が言うか』とツッコミを入れたくなるようなものだったが、一応
筋は通っていたから、お怒りになられた真の原因とは程遠くても素直に信じてしまった。
二度目にしてようやく『自分をかまえ』と主張しているのだと気が付き、初噴火の後しば
らく身を慎んでしまったのは大損だった、と臍を噛んだ。
あの頃、まだ423の気性を良く判っていなかったのだ。
50おねだり 8/10:02/11/12 08:45 ID:Guk8WczX
少し話せば、すぐに干渉を嫌う性質だと知れる。
―――束縛するのは面倒くさいし、されるのはうっとうしい。
それはそれで正解。
一つ抑えただけですっかり判ったつもりになっていた自分が甘かっただけ。
…ここまで我侭な性格をしていようとは。
もちろん生まれついての気性もあるだろう。しかし容姿に目が眩んだ連中が寄って集って
甘やかさなければ、今ほど凄くならなかったのではないか。
423が初めて映画館を訪れた翌朝、痴漢が叫んでいた科白を思い出す。
『豚共が奴を付け上がらせたんだろうが!どうしてこっちに回すんだ!外に出さずに座敷
牢にでも入れておけ!』
本人を目の前にして怒鳴るな、と窘めた。まだほんの子供なのだから、とも。
そうやって関西弁の男が庇うのも気に入らなかったようで、痴漢は更に声を張り上げた。
『あんなすれっからしのどこが!―――お前は甘すぎる!』
51おねだり 9/10:02/11/12 08:58 ID:Guk8WczX
御説ごもっとも。確かに自分は甘かった。
激昂する痴漢を宥める関西弁の男のすぐ横で、呑気に牛丼特盛りのテイクアウトを食べて
いた423の図太さに、まだまだ気がついていなかった。
結局、その日の内に痴漢は匙を投げた。
『お前に任せた』という、これまた我侭勝手な一言を添えて。
痴漢が関西弁の男より早く気づいたのは、本人も相当我侭だからだと後に医師が語った。
『あんたこそ一番早く気づいていたのに、巻き込まれたくなくて黙ってたんとちゃうか』
と言ったのだが『知らないもんねー』と素早く逃げられてしまった。
『中年男が可愛い子ぶったかて気色悪いだけなんや!』と関西弁の男に罵倒されつつも、
不干渉を表明した医師に倣い、他の者達も全員逃げてしまった。
任されても大して苦にならなかったのは、痴漢曰く『呑気すぎる』自分の性格もあるが、
一緒にいない時の行動に制約がなかったからでもある。
そこまで喧しく言われたら流石にお手上げだったろう。
52おねだり 10/10:02/11/12 09:04 ID:Guk8WczX
基本を抑えてしまえば然程難しくもない。犬猫並みと割り切ってからは楽になった。
要するに、気が向いて立ち寄った時に快適な状態で丸くなれればそれで良いのだ。
留守中に他が出入りしようと匂いが残っていなければ構わない。
いない時のことまでいちいち気にしていられるか、という性分は関西弁の男にとって大変
都合が良かった。
実際のところ、映画館の客に手をつけて文句を言われたのだって1の時が初めてだ。
たとえ手を出す相手が中学生だろうと『自分から来た以上は自業自得』と冷ややかな態度
を取るのが常だったが、何故か1に関しては怒髪天を突く勢いだった。
痴漢の大盤振る舞いに疑念を抱かなかった迂闊さも然ることながら、食った相手のとろさ
も気に入らなかったようだ。
良くは判らないが423なりの基準があったらしい。
『子供に猥褻行為すんのと変わりねえだろ!』と大層御立腹であらせられた。
しかし、仮にも大学生をつかまえて「子供」はないだろう。
53風と木の名無しさん:02/11/12 09:05 ID:Guk8WczX
長くてスマソ。続きます。
54風と木の名無しさん:02/11/12 09:59 ID:Guk8WczX
続きは明日になりますた…スミマセン(TдT)
55風と木の名無しさん:02/11/12 16:58 ID:sQJT+QPs
>54マッテル(・∀・)ゾ!!
56おねだり 1/10:02/11/13 10:42 ID:rK0AdqDq
確かに1はとろいが、だからといって子供扱いするのはどうか。
構う口実にはなるかもしれないが―――痴漢がまさにそれだ。
年の離れた恋人が可愛くてしょうがないらしいが、『幼稚園児と変わらない所がある』と
言って憚らず、べたべたに甘やかす様は見ている方が恥ずかしくなる。
『危ない奴やな。ホンマモンの幼稚園児に手出すなや』と揶揄したら露骨に嫌な顔をした。
だったら最初からノロケるな。聞かされる方の身にもなれ、だ。
危なっかしくて片時も目が離せないのが楽しいらしいが、理解しがたい。
他の人間が飼っているのを、頭を撫でさせて貰うくらいが気楽でいいと思うのだが。
関西弁の男とて、1が可愛くないわけではない。だが「自分のいない時に何かあったら」と
気が休まる暇がないようなタイプは正直手に余る。面倒なのは嫌だ、とは自分も手のかか
るのを抱えこんでいるから大きな声では言えないけれど。
その手のかかるのは時々1をつついて遊んでいる。「猫がボールを転がしてるみたいだ」と
言ったのは誰だったか。自分だけではなかった、と思ったのは覚えている。
57おねだり 2/10:02/11/13 10:44 ID:rK0AdqDq
お気に入りのおもちゃだとの認識はあったものの、あんな怒り方をするとは意外だった。
痛い目を見たが、いわば知らずに踏んでしまった地雷だ。
現場に居合わせて釘まで刺されておきながら、無視して手を出すほど飢えてはいない。
一抹の未練を振り切り、目の前の男達を食用ではなく障害物とみなすことにした。
こちらの心境の変化などおかまいなしに近づいてくる二人は、楽勝で脚が届く所にいた。
…まさか、猫を担いだ位のことで、脚が上がらないと思われたのだろうか。
失礼な。まだそんな年でもないし、423自体さほど重くもない。
「いつまでも下手に出ると思うな。早くしろ」
失礼な上に頭も悪い―――自分達が闘犬ではなく護衛犬だという弁えすらない。
摂取した栄養が全て筋肉に使われている筈もなかろうが、もっと脳に回した方がいい。
他人事ながら心配になる。
向こうの通りにあるスーパーに連れていって、鮮魚売り場に流れる“魚を食べると頭が良
くなる”という素敵な歌を、是非とも聴かせてあげたい。
58おねだり 2/10:02/11/13 10:45 ID:rK0AdqDq
こんな馬鹿を雇う奴がいるのかと内心呆れていたら、リムジンがすぐ横に止まった。
―――下僕参上だ。とっとと馬鹿を二匹回収してもらわねば。
ガードレールの近くに寄せられた車の、スモークガラスが下がった。
防弾仕様のはずだが、こんな街中で不用意に開けるのならあまり意味がないのでは。
もっとも下僕が一人死んだとて、関西弁の男の知ったことではない。
自分が知るだけでもかなりの人数だし、志願者は後を絶たない。代わりはいくらでも。
些か非情だが、連中の公の立場でもそれは同じ。いかな政財界の重鎮たれど、替えはきく。
しかし倍率の高さとそれに伴う凄惨さを思うと、一緒にしては失礼かもしれない。自分を
追い落としてなり代わろうとする者達を、常に蹴落とさねば明日を失う世界に奴らはいる。
だからこその防弾ガラスに護衛犬なのだが、肝心の雇用主がこれでは、周囲も大変だろう。
「お久しぶりです」
堂々と窓から顔を出す初老の男を、秘書が慌てて引き戻す。
「おっさんとこの?」
59おねだり 4/10:02/11/13 10:46 ID:rK0AdqDq
関西弁の男が指差すと、馬鹿が二人そろって顔色を変えた。
おっさん呼ばわりが気に入らないらしいが、当の下僕は気にしていない。さすが大物。
「ええ。いかがでしたか?」
にこやかに尋ねる下僕に、少々苦い気持ちになる。
食事をすませて帰る猫を、しつこく追いかける下僕はいない。
御機嫌を損ねたくないからだ。
ただし、物事には例外が存在する。
誰が始めたかは忘れたが、423もそれなりに面白がって、いつのまにか定着した。
「ダボよこすなや」
「とんだお目汚しで」
馬鹿共に423を追いかけさせたのは、新人の力量を関西弁の男に見極めさせるのが目的。
行き先がわかっているのに、教えずに追跡させる。
年に数回不定期に開催される、関西弁の男がゴールの鬼ごっこ。
60おねだり 5/10:02/11/13 10:47 ID:rK0AdqDq
下僕にしてみれば、いざという時の楯代わりが肝心の423様に追いつけないようでは困る。
日頃は自分の警護にあたるのだから、下僕的には一粒で二度美味しい企画だ。
視線を戻すと、元雇用主の登場に張り切って、馬鹿共は無駄な闘志をますます燃やした。
憐れなものだ。たった今、職を失ったことを二人は知らない。
「もうええやろ。大分走らされたみたいやし」
「ありがとうございます。一応、先回りさせたのですがね」
それでこの体たらく。しかもここ迄ぼろくそに言われて、まだ自分達の事だと気付かない。
この期に及んで敵意丸出しだが、関西弁の男と下僕が顔見知りだと判らないのだろうか。
もっとも、史上最低というほどではない。以前別の下僕の所にこれよりひどいのがいた。
どこで仕入れたと尋ねたら、下僕の後援会会長の紹介だとか。
それでは容易に断れまい。奴等にもそれぞれ事情がある。
今日の馬鹿も、やむにやまれぬ理由があったのだろう。
「ほな、ちゃんと連れて帰ってや」
61おねだり 6/10:02/11/13 10:49 ID:rK0AdqDq
絡まれては堪らない。自分の腕に覚えがあるつもりの奴は、本当にしつこいのだ。
「待て!」
ほらね。
「おっちゃん忙しいんや。君らの相手は、ようせんから」
ため息をつきながら背中の猫を左肩に担ぎ上げたが、行く手を二人に遮られた。
「置いていってもらおうか」
いつもと違う展開だ。
視界の隅に入った下僕の表情に、馬鹿共が奴の許可を得ていると悟った。
「おっさん、マジか」
「マジです」
楽しそうに言わないで欲しい。…同情して損した。
「後のことは知らんからな」
言い捨てて、左側の男の腹に蹴りを入れ、右側の男の顔面に持っていた袋を叩き付ける。
62おねだり 7/10:02/11/13 10:54 ID:rK0AdqDq
缶ビール500ml×6+αで3kg超。さぞ痛かろう。
だが、二人揃って一撃で倒れるのはいかがなものか。殺陣やコントでもあるまいに。
「お見事」
拍手をされても嬉しくない。下僕のうけを狙ってやったことでなし。
「ええから、はよ持ってけや。何やねん、こいつら」
「あなた一人では、その方をお守りできないのでは、と常々心配しておりましてね」
「……あほくさ」
守る必要がどこにある。世迷言をぬかしたいなら、せめてもう少し鍛えてからにしろ。
ナイト気取りの身の程知らず共では、却って足を引っ張るだけだと判らないのか。
まったく狂信者の考えることは理解できない。
目の前の下僕についても同じく―――若造の分際で423様の信奉者を気取るのが目障りだ
からといって、関西弁の男を利用して叩きにかかるとは。
なんともいやらしいやり口だ。
63おねだり 8/10:02/11/13 10:55 ID:rK0AdqDq
「お手数をお掛けしました。騒ぎになる前に引き上げます」
もう充分なっていると思うが、奴の判断基準では大丈夫らしい。
リムジンから青年達より一回り小柄な男が出てきて、一人を担いで車に放りこんだ。
見た目より力持ちなこの男も、一昨年やはり423を追いかけてきて、同じように関西弁の
男に出くわした。
けれども無駄吠え一つせず、関西弁の男と面識があるかどうかを423に確かめ、雇用主が
来るまで待ってもらえないかと丁重な言葉遣いで願い出た。
今日の馬鹿共とは何から何まで違う。今も黙々と馬鹿を拾っている。
片付け終わると、車に戻る前に律義にも関西弁の男と423に向かって一礼した。
いつも礼儀正しい彼は、まさしく躾の行き届いた護衛犬だ。
こういう本物は相手にしたくない、と見るたびに思う。
人垣ができているのにうんざりしながら、肩に乗せた423を背中に移動させた。
それにしても、先程から妙に掌がざらつく。
64おねだり 9/10:02/11/13 10:56 ID:rK0AdqDq
肩に目をやると、埃で変色した手がおかれていた。慌てて後ろを振り向いたら、蜘蛛の巣
まみれの423と目が合った。
これの後を追ってきたのか―――さぞかし疲れたことだろう。
先程の怪しい挙動も、構えを取るので精一杯だったから。
当然攻撃は不可能。やられるのは承知の上で粘り続けた。
関西弁の男に預けられぬと言い出した以上は、決して自分達から退くまいと思い決めてい
たのだろうか。
…何の見返りもないと判っているだろうに、そんなに423が大切か。
まだ若く金も権力も無さげだが大した下僕根性だ。
「それでは、よろしくお願いいたします」
純正の下僕の笑みがスモークガラスに隠れるのを待たずに、関西弁の男は手荷物を拾って
駆け出した。
ここまで汚れて帰って来たのは、去年溝に落ちて以来のことだ。
65おねだり 10/10:02/11/13 10:58 ID:rK0AdqDq
護衛犬の追跡をまく為に無茶をした挙げ句、異臭を放ちながら映画館にやってきた。
正確には関西弁の男の許に。
その腕の中が423の目指すゴールだ。

控え室に駆け込むと、荷物を放り投げて背中から423を降ろした。
上から下まで見事に汚れ、日頃の美しさは見る影も無い。
髪も顔もすっかり灰色に変り、額には擦り傷までこしらえている。
野良猫でもここまでひどくない。
情けなさのあまり、軽くではあるが頭をはたいてしまった。
「痛い」
滅多に423に手を挙げたりしない関西弁の男だが、今日ばかりは。
「痛いように殴っとるんや!―――ったくもう」
何しろ洗うのは関西弁の男なのだから。
66風と木の名無しさん:02/11/13 11:07 ID:rK0AdqDq
本日此処迄
67風と木の名無しさん:02/11/14 08:43 ID:29nXekMY
( ノ゚Д゚)
68風と木の名無しさん:02/11/14 14:00 ID:vq09ARGA
苦労性の関西さん
じつはカナーリキチクだったんでつね

続き楽しみに待ってまつ
69風と木の名無しさん:02/11/15 09:30 ID:Jv3TjfCn

      ノノノノ  -___
     (゚∈゚ )  ─_____ ______ ̄
     ノ(゚Д゚ )⌒\  ____ ___
    彡/\ /ヽミ __ ___
       ./∨\ノ\  =_
      .//.\/ヽミ ≡=-
      ミ丿 -__ ̄___________
70風と木の名無しさん:02/11/15 16:06 ID:ZvBaA5cy
過去ログ置いてあったトコ、潰れちゃった?
見れないよぅ
71風と木の名無しさん:02/11/16 08:02 ID:k2j5sQax

          (⌒)
     r=====ュ (_ __)
     {!    l}  |/
     ヾ__o__〃 __
     /~~~~~ヽ //
     ,'.:.:(;゚Д゚).:.:/  
    {.:.:ひ.:.:.:U:ノ
     ヽ、__ノ
      U U
72風と木の名無しさん:02/11/16 11:54 ID:p6LkYRrs
乙です!
423様と関西さんマンセー!!
73風と木の名無しさん:02/11/16 18:00 ID:18agcYmU
「女性に猥褻行為をしたらタイーホ」だったチカン対策法が
「男女問わず猥褻行為をしたらタイーホ」に改正されたらしい。

・・・リアルでも結構いるんだな・・・。
74風と木の名無しさん:02/11/17 09:18 ID:9varex5C
        ,ハ ,ハ
       /ノ/ノ 
      γ ・ ̄▼
      / (,,゚Д゚)  < とりあえず保守。
      /(ノ  i)
     /    i
     (     ̄ノ
       νU"U

75風と木の名無しさん:02/11/18 09:29 ID:4aEHXeJT

    ______
    | ___  | |
    | ___  | |
    | ___ (,,゚Д゚)
    ノ ノ ノ..__| (ノ |)
   /// .\__|__|
     ̄    し`J
76風と木の名無しさん:02/11/19 07:57 ID:l81ZBdVK
   _,,,,,,,,_
((( ミ;・Д・ミ<ほしゅっ
   "''''''"  
77漢たるPIENATs:02/11/19 11:00 ID:ko1J7J0e
♪    ♪    ♪ ♪    ♪    ♪

,.,,,,.,,,,   ,.,,,,.,,,,
     ミ・д・ミ ミ・д・ミ <ホッシュホッシュ!
      "''''''"  "'''''''"



78風と木の名無しさん:02/11/20 18:51 ID:SAbUOVK5

+ 激しくほっしゅ +
しませんか?
         ,,,,.,.,,,.
  ∠ ̄\   ミ・д・ミ
   |/・ω・)丿 """" ッパ 
.  ノ/  /
  ノ ̄ゝ
79風と木の名無しさん:02/11/21 11:06 ID:XEeXe4dT
お茶はいかがですか?

   ∧_∧ 旦
    (・ω・)丿 ッパ
.  ノ/  /
  ノ ̄ゝ
80おねだり 1/10:02/11/21 14:52 ID:hTOD/bU2
一人で風呂に入れないこともないが、疲れた体で長風呂は危険だ。
過去に一度、浴槽で寝てしまい風邪を引いたことがある。
それ以降、犬に追いかけられて汚れた時は関西弁の男が洗うことにした。
運良く風邪で済んだが、溺死する可能性もあったのだ。
最初に思いつかなかった自分を責める関西弁の男に、痴漢がそれはもう酷いことを言った。
『浴槽で溺死する話は、前にどこかで聞いた覚えがある。きっとよくあることなんだろう。
何かあっても気にすることはない』
さすがに怒った。いくら何でも言って良いことと悪いことがある。
単なる冗談だとほざいたが、本気で心配している関西弁の男に通用すると思っていたのか。
―――どこで何を言おうが好きにすればいい。だが、自分の前では言って欲しくなかった。
滅多に怒らない関西弁の男をついに切れさせてしまい、痴漢もばつが悪そうにしていた。
『していた』だけで、謝罪は無し。元々謝るのが大嫌いな男だ。
しかも423がらみ。意地でも頭を下げようとしなかった。
81おねだり 2/10:02/11/21 14:53 ID:hTOD/bU2
いつもはとりなす側に回る関西弁の男が当事者とあって、周りも手をこまねいた。
何が原因かさえも二人揃って言おうとしない。
有志が肛門科の医師に直訴したところ、先生は優しくおっしゃったそうだ。
『殺し合いを始めたわけじゃあるまいし。ほっときなさい』
だが一週間たっても事態が変わらなかったため、さしもの彼も見かねて重い腰を上げた。
職員室に呼ばれたのは関西弁の男一人。ものわかりがいい方が割りを食う典型的な例だ。
『君まで大人げない真似して、どうすんの』
つまり、痴漢がいくら子供じみた真似をしようと黙って耐えろと。
『そこまでは言わないけど、ああいう男だってことは、君が一番良く知ってるでしょうが。
何を今更って思うよ。悪いのは423ちゃんで自分じゃないって言い張るに決まってるし』
あの性格を承知した上で“ちゃん”づけで呼べる彼は、ひょっとしなくても映画館で一・
二を争う強い心臓の持ち主だ。争う相手は言わずもがな。
その上、こちらが話す前に原因を正しく言い当てた。さすが先生。
82おねだり 3/10:02/11/21 14:55 ID:hTOD/bU2
『判るよ、それくらい。みんなも知ってて言わないだけでしょ』
それが本当なら、あの男の面倒を誰かに押し付けたい自分の気持ちも察してくれても良さ
そうなものだが……いや。
全員が察している。誰一人として代わろうとはしないだけだ。
世間の冷たさを噛み締める関西弁の男に、医師が追い打ちをかけた。
『423ちゃんのことなら自分にだって本気で怒るんだ、あっちのが大事なんだって拗ねて
るんだよ。愛されてるねえ』
ただでさえ気持ちが弱くなっているところに、寒いことを言わないで欲しい。
『まぁ、たしかに気色悪いけどさ。小学生か幼稚園児みたいなもんだよ。後から来たのに
盗ってったとか、自分の方が前からの友達だとか、そういうのってよくあるじゃない?』
仰せの通り、小学生や幼稚園児にはよくあることだ。
しかしどう見たって、あの男にはスモックもランドセルも似合いそうにないのだが。
『そりゃそうだけどね。何とか機嫌直してよ。で、具体的には何を言われたの?』
83おねだり 4/10:02/11/21 14:56 ID:hTOD/bU2
本当は余り好きではないのだが、この際しっかり言いつけて先生に叱って貰うことにした。
下僕共に通報して、命が危うくなることを思えば遥かにましなはずだ。
後で呼ばれた痴漢が何を言われたかは知らない。
423に嫌味を言う回数が減ったから、それでよしとする。
1が現れてから再び雲行きが怪しくなりつつあるが、ろくに口を聞かなかった頃に比べ、
少しは和らいだ気がしないでもない。
あれも一つのコミュニケーションだと割り切ることにした。
でないと間に立つ身としてはやってられない。
もっとも間に立つだけで、正しく中立の身ではない。
どっちの方が可愛いかは、わざわざ言わなくても皆が知っている。

「頼むわ…ほんまにもう」
浴室に行く前に目立ったゴミを取ろうとしたのだが、いっそ着衣のまま洗いたくなる。
84おねだり 5/10:02/11/21 14:57 ID:hTOD/bU2
髪についたクモの巣に、蛾の羽のおまけを見つけて悲しくなった。
一昨日の朝この部屋を出て行った時は、あんなに綺麗だったのに。
「外で遊ぶのもええけど……こんなんなる前に切り上げえや」
言っても聞かないと判っているから、注意ではなくただの独り言。
今も423は知らん顔であさっての方を向いている。
関西弁の男は深くため息をつくと、423を再び抱え上げて浴室の扉を開けた。
手早く脱がせて浴槽にほうり込めるだけ、本物の猫よりましだろう。
ごく一部を除き、猫は水につかるのを酷く嫌う。昔、実家で飼っていた猫もそうだった。
なんたらアンゴラとかいう純血種で当時は珍しかったはずのその猫は、部屋に閉じ込めら
れることなく毎日元気に外をほっつき歩いていた。
よく盗まれなかったと思うが、薄汚い長毛系の雑種にしか見えなかったのかもしれない。
一度洗うと警戒して、なかなか傍に近寄らせないから年に数回洗うのがやっと。
本来水遊びが大好きな種類と聞いたが眉唾物だ。だったら洗う度に流血沙汰にはなるまい。
85おねだり 6/10:02/11/21 14:59 ID:hTOD/bU2
洗った直後から外に行くまでの、僅かな間のみ毛が白い期間限定の美猫は、品種名同様に
長ったらしいカタカナ名前が付けられていたが、関西弁の男は「ガンジー」と呼んでいた。
『非暴力はともかく、不服従という点でプライドの高いこの子にぴったり』
猫洗いを自分一人に押しつけた家族も納得していた二つ名に、偉人は全く関係ない。
頑固爺、略してガンジー。それだけだ。
言えば非難されると判っていたし、わざわざ言う必要もなかったから黙っていた。
プライドが高いかどうかはともかく、依怙地なところのある猫だった。
餌が欲しい時は黙って食器の前に座り込み、家人が近くを通りかかっても鳴きもしない。
部屋を出入りする際は、たとえ他に出口があろうとも、通ると決めた扉や窓の前で無言の
座り込みを敢行した。一声鳴けば済むものを、決して鳴こうとしなかった。
希望が通るまで姿勢を変えない頑固な猫に、気がつかなくてすまなかったと関西弁の男を
除いた家族全員が謝っていた。可愛げのない性格にも関わらず溺愛されていたのだ。
謝ったって猫には判らないだろうと言って叱られたこともある。
86おねだり 7/10:02/11/21 15:02 ID:hTOD/bU2
薄汚れたなりで空の食器の前に蹲っていても哀れっぽさは微塵もなく、むしろ尊大な空気
を漂わせていた。どこまでも偉そうな猫だった。
謝罪をするしないの違いはあれど、自分も家の者達もガンジーのちんまりとした後姿から
「気がつかないほうが悪い」という主張を勝手に読み取っていた。
実際のところ、洗う時以外は喜怒哀楽は判りづらい猫だったのだが。
望みが叶っても歓喜の声をあげないのは勿論、それまで気付かなかった人間を恨みがまし
い目で見ることもなく、何事もなかったかのように淡々とした風情で餌を食べて、部屋を
出入りした。素っ気無いと言うか、つれないと言うか。
愛玩動物としてはどうかと思ったし、愛想無しの猫を甘やかす家族を冷めた目つきで見て
いたが、動物に情緒的な見返りを期待しないのはある意味正しいと年を経てから理解した。

家族の愛情を一身に集めていた猫なのに、いなくなった日は誰も正確に憶えていない。
気がついたらいなくなっていた。
87おねだり 8/10:02/11/21 15:03 ID:hTOD/bU2
二・三日帰ってこないのはしょっ中だったし、餌の時間も当番も決まっていなかった。
誰かがやっているだろうと全員が思い込んでいたのだ。
一番最初に猫の不在に言及したのは関西弁の男。
敢えて言わずにいたとは知らなかったから「そういえば」と初めて気付いた風を装う家族
を、あんなに可愛がっていたくせにと詰った。
皆の冷たさをひとしきり嘆いてから尋ね猫の貼り紙を作り、保健所にも行った。
そこで家の者が何度も問い合わせた後だったと聞かされた。
帰り道に町内の掲示板を見て、自分が気が付くよりずっと前からいなかったことも知った。
項垂れて帰った自分に、どこかで元気にしているだろうと母は言った。
あんなに汚れて愛想も無い猫に餌をやる人がいるだろうか、と泣きだしてしまったのは、
少々の恥ずかしさと痛みを伴う思い出だ。
「猫は死期が近づくと姿を消す」という話はまだ知らなかったが、突然の失踪と死を結び
つけられないほど幼くもなかった。
88おねだり 9/10:02/11/21 15:06 ID:hTOD/bU2
何日たっても猫の失踪を認めたがらず、専用の食器を片付けるのを拒み続ける息子に母は
新しいペットを飼うという凄まじい対抗手段を取った。
それも、帰ってこない猫とは似ても似つかぬ甘ったれた座敷犬。
一目見るなり薄情者と叫んで張り倒された。
母なりに猫を大切に思っていたからこその選択だとは、まだまだ理解できなかった。
帰ってきてこんなのがいたら怒ってまた出て行ってしまう、と言う息子に、そんな狭量な
子じゃないと言い放った母は、あれ以来猫は一度も飼っていない。
ガンジーが使っていた食器は今でも実家の吊り戸棚の奥にしまわれている。

一緒に暮らしていた頃は、いなくなるなんて考えもしなかった。
いなくなってから存在の大きさに気づかされ、喪失の悲しみに泣いた。
猫の寿命は人間より短いし、いずれ見送ることになっていただろうに。
会うは別れの始めなり―――そんな寂しい言葉を母が呟いたのは座敷犬が病で死んだ時。
89おねだり 10/10:02/11/21 15:09 ID:hTOD/bU2
胸の奥にぽとりと落ちて、自分の人生観に多大な影響を及ぼした。

初めて423と出会った時、すぐにあの猫を思い出した。
もしや生まれ変わりかと………いや、いくら何でもそこまでは。
では完全に区別しているのかというと、微妙なところだ。
どうせ似たようなものだろうと決め付けて、他の者達がどう扱ったものかと思案している
ところにしゃしゃり出てしまい、気がつけば一切合財を押し付けられて現在に至る。
阿呆か馬鹿かと己を罵っても、既に手遅れ。
今もこうして汚れた猫を洗っている。
なんだかんだと言っても、好きでやっていることなのだ。

当たり前だが、似ていると思ったのは初対面のときだけ。相違点はいくらでもある。
あの猫は風呂嫌いだったが423は風呂好きで洗うのもずっと楽だとか。
90風と木の名無しさん:02/11/22 08:09 ID:Pch2C4hX

    ノノノノ
   (  ゚∋
   /⌒ヽl ヽ
  ( ||   彡ノ
 彡ノ||\_/⌒ノ
    .|| (__ノ ノ\
   === 彡 \ \
    ||     ||  \ ミ
91風と木の名無しさん:02/11/23 09:25 ID:eSZsmhm5


         ;;''""''';;
        ∈・,,,,,,,,,,ミ   ほしゅ〜
        (´∀` ) 
       ミ,,"""""彡
        ,,ノ"'''|'""
           "´
92風と木の名無しさん:02/11/23 21:54 ID:1dktU9wi
関西弁さんいいなあ
このシリーズ好きっす
93風と木の名無しさん:02/11/24 08:53 ID:jPVwBUNf

         *  hoshu  * 
       *           *
           ∧_∧
          ((∀`*/゙) ))
           ヽ   〈
           |    i)
           し'"ヽ,_,)
94風と木の名無しさん:02/11/25 08:57 ID:oxLh+GKw

     ∧_∧ ,,,,
     (゙(´∀` /゙)・ミ
     )    ,ノ'''''"
    /    ,ノ
    し'"'、ノ
95風と木の名無しさん:02/11/26 19:47 ID:Qe+9djn2


  ∧_∧  オチャー...
 ( ´∀`*) 
 (つ旦と)  
 と_)_)
96風と木の名無しさん:02/11/27 08:26 ID:XbHSeZCG

((  ∧_∧
  ((´∀`/゙) <ウマー
   ヽ,   〈 
    ヽ (⌒ノ)  ∬
     l,_,ノ  ))旦
97風と木の名無しさん:02/11/27 18:23 ID:i6nh+LUO



                     ,---、   ∧∧
                 ,-ー'⌒   > (゚Д゚:)
                ( ̄"〇 ,,  ,> 〔@=〕〜
                  ̄`ー''"ー"
98風と木の名無しさん:02/11/28 09:41 ID:z8EwRaX5

                               ∧∧
                   〇 ∧_∧     (゚Д゚:)
                  と'"⌒`つ´Д)    〔@=〕〜
99風と木の名無しさん:02/11/29 07:25 ID:VccgxKvn

                          ∧_∧  ペシッ
                         ( ´Д`)')    ∧∧
                         ノ つ ノ ミ て (゚Д゚:)
                       O((⌒)⌒)   て 〔@=〕〜

100風と木の名無しさん:02/11/30 09:45 ID:GEuy7w2T

      ∧_∧  ペシッ
     ( ´Д`)')    ∧∧ <100getだゴルァ!
     ノ つ ノ ミ て (゚Д゚:) 
   O((⌒)⌒)   て 〔@=〕〜
101風と木の名無しさん:02/12/01 14:43 ID:kd34lCsQ

     ∧_∧  ペシッ
     ( ´Д`)')    ∧∧ <ずれたぞゴルァ!
     ノ つ ノ ミ て (゚Д゚:) 
   O((⌒)⌒)   て 〔@=〕〜
102おねだり 1/3:02/12/02 08:29 ID:e5YtASX5
一糸纏わぬ姿で浴槽に座り込んだ423は、頭からシャワーを浴びせられて気持ちよさそう
な顔をしている。目を閉じて少し面を上げた様は今にも喉を鳴らしそうだ。
何かにつけて猫を連想し、同じような扱いをしているが、最初からこうではなかった。
雰囲気が多少似ていようとも猫と人間は大きく違う、と至極真っ当に考えていたのだ。
―――ちょっとプライドが高くて我侭でも、まだ子供であることに変わりはない。美貌が
仇になったか、誰も年相応の扱いをしてやらなかったのだろう。可哀想に―――。
近い将来、自分こそが可哀想な奴になるとは思いもせず、たわけた妄想に浸りこんでいた。
現在の心境に至るまでに大して時間はかからなかったが、その道のりは平坦にはほど遠い。
道中が険しかったため早々と諦めの境地に達したとも言える。
プライドの高さは不明瞭。しかし我侭の方は「ちょっと」なんてものじゃなかった。
医師を含む他の連中はそれなりに面白がって、ややこしくなりそうだと判断するやいなや
関西弁の男に託して逃げるという姑息な楽しみ方をしている。
我慢できるかと血圧を上げているのが約一名―――そういえばあの男は犬派だった。
103おねだり 2/3:02/12/02 08:29 ID:e5YtASX5
知り合った頃は無闇に広い庭付きの一戸建てで大型犬を複数飼っていた。勿論血統書付き。
ウルフハウンドだか何だったか聞いたこともない犬種で、国内の登録数が多そうな犬では
ないあたりが如何にもあの男らしいと思ったものだ。
狼狩り用の犬と聞き、『動物園に猟銃持って行く気か。そこらの山で純国産仕留めた日に
は一躍有名人になれるで』と茶化したら、眉間に皺を寄せて言い返してきた。
曰く『関西人のわりには突っ込みがつまらない』。
さすが物の産地や銘柄に煩い男。嫌味を言うのに人様の出身地を持ち出して来やがった。
そこで言い返さなかった分、奴より大人と思いたい…が、最初に挑発したのは自分だから
五十歩百歩。年月を経てなお似たようなやりとりを繰り返しているのが些か情けない。
しかも年々くだらなさを増している。お互い、童返りにはまだ早いと思うのだが。
そこそこ長い付き合いではある。寿命の短い大型犬が全部いなくなってしまう程度には。
最後の一匹を看取った後、痴漢はすぐにマンションに移り、当分犬はいいと言った。
自分の母とは対照的だが悼む気持ちは人それぞれ。飼っていたものも違いすぎる。
104おねだり 3/3:02/12/02 08:30 ID:e5YtASX5
どいつも賢い犬だった。常に主人の傍に控え、大人しく命令を待っていた。
客の顔も一度で覚えて二度目からはこちらが誘えば一緒に遊んだりもしたが、いわば接待
のようなものだ。決して気を許してはいなかった。
ふと目をやると、必ずどれかと視線が合った。ことあらば即座に牙を剥いたに違いない。
訓練の賜物であるにせよ、素地がなければ土台無理。その点あの犬達は申し分無かった。
遊びのルールもすぐに覚えて、教えるこちらも楽しませてくれた。
訓練のし甲斐もあっただろう。間を置かずに次を飼う気になれないのもよく判る。
判るからこそ、猫を飼う羽目に陥った時は笑ってしまった。しかも雑種の野良。
これで気持ちがふっきれれば―――などと誰が思うものか。動機が不純過ぎる。
飼えないくせに拾ってきた1にせがまれて引き取ったのだが、少々顔に出したくらいでは
気付きもしない相手にはっきり「嫌だ」と言えなかったのなら同情の余地もある。
けれども1を自分の部屋に通わせる口実になると思いついたとたんに、態度を変えて猫を
引き受けた。言うなれば己の助平心に負けたのだ。手を焼こうが持て余そうが自業自得。
105風と木の名無しさん:02/12/03 01:32 ID:AyHigfps
,,,,.,.,,,,
 ミ-д-ミ <ほーしゅー
  """"
106風と木の名無しさん:02/12/03 09:47 ID:AyHigfps
  ,,,,.,.,,,.
 ミ-д-ミ zzzzz
  """"
107おねだり 1/3:02/12/04 08:19 ID:aenZGLQv
1の肩を抱いて馬鹿面を晒し、いそいそと帰る男を嘲笑いつつ見送った。
案の定その日の晩に電話で文句を垂れだしたが、即座に切ってコードを引き抜いた。
鼻の下を伸ばすだけ伸ばして、後先もろくに考えない無責任男の尻拭いなど真っ平御免。
猫を抱えての襲撃に備え、しばらくあちこちを泊まり歩いたりもした。
けれども行く先々にまで電話をかけてくるのには参った。
知り合いの部屋ならまだしも、教えてもいないホテルの一室で痴漢の声を聞いた時は胸が
悪くなった。
居場所と時間からして何をいたしているか判りそうなものなのに、電話のベルで邪魔して
くれた無粋な男は、こちらが出るなり『シャンプーははどこのがいいだろうか』と尋ねた。
………一気に萎えた。叩き切って再開する気も失せるほどに。
諦めて適当なメーカー名を挙げ、まさか423の下僕並に自分の居所を把握しているのか、
と半ばやけくそに言ったら「奴らに聞いた」と抜かしやがった。
日頃は豚だの何だのと謗っているくせに、よくもまあ聞けたものだ。
108おねだり 2/3:02/12/04 08:20 ID:aenZGLQv
向こうだって大切な423様を軽んじる痴漢を良く思っていないはずなのに―――何の約束
もしていないが、下僕共に裏切られたと思った。
奴らが関西弁の男の行動を綿密に調べているのは、あくまで423様がお望みになられた時
に御送りできるようにするため。行動自体は423に累が及ばない限りは何も言わない。
窮地に陥っても助けられたこともない。とにかく423様第一主義の連中だから、関西弁の
男などいつ死んでも構わないと全員が思っている。お互い様で気も楽だ。
あれこれ指図するのでなければ、付けまわされても別に構わない。
ただ、423様のついでに保護されるのは勘弁して欲しかったから、それはないと判る迄は
落ち着かなかったし確信を得られた時は安堵した。
たびたび犬が視界に入ってくるのにも、そのうち慣れた。
慣れはしたが、うっとうしさを感じなくなったわけではない。
奴らなりに423を案じてやっていることだし他に洩らす理由も無し、とある意味信用して
いたからこれまで黙認してきたというのに―――。
109おねだり 3/3:02/12/04 08:21 ID:aenZGLQv
次から見つけしだい犬を食ってやろうかと思ったが、すぐに諦めた。
なにしろ相手は金持ち揃いだ。食ってもすぐに次を調達できるし、きりが無い。
少々ぐれながら、痴漢に『どうやって聞き出したんや!』と怒鳴った。
答える痴漢の声が笑みを含んでいるように聞こえたのは、決して気のせいではないだろう。
『423のお気に入りの1が拾ってきた猫の件で、といったらすぐに教えてくれたが?』
そんな理由で自分のささやかなお楽しみが捻り潰されてしまったのか。
嫌がらせのためなら容易く手を組む両者にうんざりして、一時は海外逃亡も考えた。
逃亡の理由が一匹の子猫だと思うと、あほらしくなってやめてしまったが。
そもそもの原因は痴漢の堪え性の無さに在る。犬と猫では勝手が違って当然だろうに。
あの犬達と訓練などほぼ不可能なやんちゃ盛りの子猫を比較する方がどうかしている。
飼った当初は毎日嫌がらせの電話をかけて来たが、このところようやく落ち着いてきた。
落ち着いてきたといっても、愚痴る回数が減ったわけではない。
元々些細なことでぐちぐちねちねちと煩い男だ。
110風と木の名無しさん:02/12/04 18:39 ID:aenZGLQv


     ノノノノ  
     (   )          __________
   /⌒ ̄⌒ヽ           |               |
  / ヘ    ト )        |     保 守      |
  \ヽ)   ノノ         |__________|
   彡/\/ヽミ                 ‖
    | /| .ノ                  ‖
    | ノ/ソ                     ‖
    |ノヽミ                  ‖
    彡ヽ                     ‖
111風と木の名無しさん:02/12/04 20:19 ID:EYx/p4w8
なんかほんとに、423ってすばらしい方だ。
ある意味、人生の勝ち組だな、423。

作家様、ひさびさにきて、いっぱい読めてうれしゅうございました。
112風と木の名無しさん:02/12/05 00:48 ID:ZLu4KCU8


     ノノノノ 
     (   ゚)∋         __________ 
   /⌒ ̄⌒ヽ           |               |
  / ヘ    ト )        |  引き続き保守     |
  \ヽ)   ノノ         |__________|
   彡/\/ヽミ                 ‖
    | /| .ノ                  ‖
    | ノ/ソ                     ‖
    |ノヽミ                  ‖
    彡ヽ                     ‖
113風と木の名無しさん:02/12/05 10:21 ID:ma7MhgyX

     /)/)
    ////
   (*゚∋゚)   y-~
  /⌒ ´ヽ ノ彡
 | /(⌒⌒ヽ∨/
 ヽミ)   ノヽ/
   |\/ )
   | /| ノ
   | ) /
   | ノヽミ
   彡ヽ
114風と木の名無しさん:02/12/05 18:43 ID:PfJh3CnI
a
115風と木の名無しさん:02/12/06 02:09 ID:Pw5oJuUB
保守。
116風と木の名無しさん:02/12/06 09:33 ID:Pw5oJuUB
。・゚・(ノД`)・゚・。
117風と木の名無しさん:02/12/06 14:45 ID:x76nLFiN


   __ノノノノ__      
  /| (゚∈゚ )  /\
./| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\/
 ...|_____|/
  \ヽ)   ノノ
   彡/\/ヽミ
    | / \ ヽ,
    | ノ   \ ヽ
    ( ゚∋  ( ゚∋
      ̄    ̄
118風と木の名無しさん:02/12/07 00:09 ID:X7marYzN

   ノノノノ
  (゚∈゚ )
  /⌒V )
 ミイ  //
  | ( (
  |\) )
  | //
  | ノノ
  .|ノノ
 彡ヽ`
119風と木の名無しさん:02/12/07 13:57 ID:X7marYzN

      ノノノノ
     ( ・∈・ )
    /⌒∨⌒ヽ
    / ヘ   ト )
    \ヽ)   ノノ
    彡/\/ヽミ
      | /| .ノ
      .| .ノ/ソ
     | ノヽミ
    彡ヽ
120風と木の名無しさん:02/12/07 19:44 ID:M0daEz/A

 
      ∧ ∧
     (´∀`*)
    ∧∧  つ
  ,,;゛(:゚Д゚),,つつ"゛ ';;:,,、
  ;,;〜〔=@〕       ;:
  ;;:,   ̄     ,,、,;;''
   "゛"゛''"''"゛゛"゛
121風と木の名無しさん:02/12/08 07:52 ID:aGUf8h4F
保守
122風と木の名無しさん:02/12/09 09:35 ID:ReeS99dk
    ______
   __|::::::::|__
    (・ω・)
.  ノ/  / ゝ
  ノ ̄ゝ

 

  ボンジュール マダーム

       ヽヽ    
   ∧_∧ ___
    (・ω・)ノ .|::::::::|
.  ノ/  /    ̄ ̄
  ノ ̄ゝ
123風と木の名無しさん:02/12/09 13:53 ID:V+vK6nQ2
なんか、この頃は
【モナー】保守中はAAでマターリするスレ【クックル】
って感じで(・∀・)イイ!!
124風と木の名無しさん:02/12/10 00:54 ID:gZ8eLiNE

   ========= ∧_∧   ,。
  ノ # # #ヽ( *´∀`)⊃(:::::)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
125風と木の名無しさん:02/12/10 21:32 ID:zC5zmw3x



        (Y⌒ヽ-ノ)
       | ・ ...._ノ
       | (,,゚Д゚) <ごめんなサイ
        | (ノ  |)
        |     |
     *、_,|,, ,,_,ノ
       U"U
126風と木の名無しさん:02/12/11 05:55 ID:Z3UfvP3v
1 遺族基礎年金(←妻だけ)
2 遺族厚生年金(←事実上夫はナシ)
  (公務員は遺族共済年金)
3 労災遺族年金(←妻だけ)
4 寡婦年金は主婦はもらえるが主夫はもえない 上記の年金は妻に849万円の年収ありでも支給。
5 母子手当てはあるが、父子手当てはない
6 女の方が長い生きにもかかわらず5年も早く年金が受給できる。
7 生活保護の対象は女は55歳から、男は65歳から
8 離婚の際、親権は女が持っていく
9 男が浮気をしたら責任は100%男、女が浮気をしたら男にも責任があるとされる
10 顔に傷が残るような障害が残っても、男性は女性と同等な慰謝料が貰えない。3号下の補償になる
11 男性が裸を見られた時より女が裸を見られた場合の慰謝料は何と10倍 !
12 災害等が起こった時の救助は女性・子供が優先され、間に合わない場合、男性は見殺しにされる。
14 男性に対してのハゲ発言はセクハラとされないのに女性に対してハゲ発言は認められる。
15 女性の主観的なものまでセクハラとされる。逆は認められない。
16 13歳以下の男女による御互い合意の性交では、男子だけが罪に訪われる。
17 男女合意の性交でも妊娠中絶は男性側が負担しなければならない。
18 集団浴場で男湯に入浴中に女性作業員が入ってくる所があるが、逆は有り得ない。
19 裁判、取り調べにおいて性犯罪の場合、女性の発言を信用し、男性の発言は無視される。
20 公共便所などで男子便所に放尿中、女性作業員が作業に来る。女子便所は個室でもに逆は有り得ない。
127風と木の名無しさん:02/12/11 05:56 ID:Z3UfvP3v
ご協力をお願いします。
男性差別をなくすためにも。

●▲■男性差別をもっと表面に出そう■▲●
http://love.2ch.net/test/read.cgi/gender/1038982352/
128風と木の名無しさん:02/12/11 12:02 ID:9hLybRMV
465話書きたい…
129風と木の名無しさん:02/12/11 18:34 ID:rgxEuE7+
>128
お願いします。
130風と木の名無しさん:02/12/12 09:15 ID:NlVzRlz3

  ノノノノ
 ミ゚∈゚ ミ クックルッシュ・・・・。
  ((((
131風と木の名無しさん:02/12/13 09:52 ID:khzIHLnV

    ((( )))
    ( ´∀` )
    と    つ
    (   (_)
     し'"´
132風と木の名無しさん:02/12/14 08:52 ID:dQDzzqGJ

                    ∧_∧
                  ((´∀`*/)   のび〜
                 ll /    ノ ll
                  (    ノO
                     し'"し'
133おねだり 1/4:02/12/15 10:32 ID:0k+bxJhZ
痴漢が関西弁の男に垂れ流してくる愚痴は他にもいろいろある。
しかし、今年度のランキングはディフェンディング・チャンピオンの423様をぶっちぎる
勢いで子猫が首位を独走しており、何かの折に持ち出しては関西弁の男をうんざりさせる。
何回だって言わせてもらう。自分にはその資格がある。
―――いい年をした男が、馬鹿じゃなかろうか―――。
判っていると言いながらも、我侭な男は猫絡みの愚痴をこぼすのを一向に止めない。
酒がまずくなるから飲んでいる時くらい止めろ、と何度言っても無視しやがる。
ついつい『そんなに嫌ならほってまえ』と言ったら、『捨ててくれ』と来た。
『お前が捨てたと1にも言っておくから』
テーブルを引っくり返したくなったが、すんでのところで思いとどまった。目の前の男が
片付けるわけもなし、どうせ後始末をするのは自分だと気付いて空しくなったのだ。
そうやって甘やかす人間がいるから、いつまで経ってもああいう性格のままなのだろうか。
我侭のベクトルは違えど絶対値では痴漢も423も良い勝負。
134おねだり 2/4:02/12/15 10:32 ID:0k+bxJhZ
関西弁の男に迷惑をかける頻度も。

膝を突つかれ、目をやると423が文句をたれた。
「熱い」
「はいはい。こんなもんか?」
湯温を調整してお伺いを立てたが返事はなく、黙ってそっぽを向いた。
こういう態度をとる時は決まっている。
自分と居ながら痴漢のことを考えていた関西弁の男に腹を立てているのだ。
よくもまあ毎回お察しのいいこと。しっぽが二つに割れているのでは。
423もこれで意外と人の気配や感情に敏い。
人の気持ちを知りながら、平気で無視するところは痴漢そっくり。
こやつらの一番むかつくところでもある。
全く気付かない1のようなタイプよりも、数段性質が悪い。
135おねだり 3/4:02/12/15 10:34 ID:0k+bxJhZ
とりわけ関西弁の男に対する傍若無人振りに関しては、『お前ら前世は兄弟ちゃうか』と
喉まで出掛かることがしばしば。
言えば面倒なことになるから黙っているが。
類似点も多々ある二人を見ていて、同族嫌悪という言葉を思い浮かべたこともあった。
もちろん本質的には異なると理解している。相違点を挙げればきりがない。
尾行に対する反応ひとつとっても、かなり両極端だったりする。
かなり前に犬が痴漢を襲ったことがあるらしい。
らしい、と言うのは詳細を聞いていないからだ。
関西弁の男が見たのは、映画館の入り口に転がっていた黒いスーツの男五人。
手足を念入りに折られた男達は、額に「可燃ゴミ」と見覚えのある筆跡で書かれていた。
とりあえず全員息をしているのを確認し、救急車を呼ぼうとしたところに下僕車がやって
きて回収した。去り際の一言は『今後、このような真似は二度とさせませんので』。
ずるい言い方だ。まるで自分の命令ではないかのように笑顔で言われては抗議もし辛い。
136おねだり 4/4:02/12/15 10:36 ID:0k+bxJhZ
先走った他の下僕の差金という線もありえるから、徒に回収者を責めるわけにもいかない。
……機嫌を損ねて、せっかく取りに来てくれたゴミを置いていかれても困る。
下僕筋なら423の、すなわち関西弁の男の領分と決め付けた痴漢に罵倒されるのを覚悟し
映画館の中に入ったが、予想に反して何も言わなかった。
へし折っている最中に来て、そのまま見物していたという薄情な面子に事情を尋ねたが、
全員が肩をすくめて首を振った。
『いい加減にしろ、って言ってたから初めてじゃないみたいだけどね』
不機嫌極まりない顔で黙り込んでいる男にこちらから水を向けるのも憚られ、そのあとも
話題にしたことはない。人数からして、単なる尾行ではなかったと思われる。
あの文句垂れが自分に何も言わなかった位だから、相当シャレにならなかったのだろう。
423の下僕の中には相当危ない爺もいる。文字通りの狂信者だ。
『刀の錆にしてくれる』と言う輩もいたと小耳に挟んだ。いつの時代の人間だか。
そいつらが423様を汚した痴漢の抹殺を企てた可能性もあるが、全ては推測の域を出ない。
137風と木の名無しさん:02/12/15 14:55 ID:VaG3Ca3l
痴漢タソ
無茶するなあ・・
138風と木の名無しさん:02/12/15 18:42 ID:vTCQvK8c
関西弁さんは苦労するなw
139風と木の名無しさん:02/12/16 09:03 ID:qTFZOeiI

|,,,,.,.,,,,
|・д・ミ <ほっしゅほっしゅ
|""""
140風と木の名無しさん:02/12/17 09:08 ID:6TerrkEY

            ,,,,.,.,,,,
((( 三三三三三三 ミ ・д) <ほっしゅほっしゅ!ほっしゅほっしゅ!
            "''''''"
141風と木の名無しさん:02/12/18 09:04 ID:QElMWSEq

       ほっしゅほっしゅ!ほっしゅほっしゅ!
            ,,,,.,.,,,,
            (д・ ミ 三三三三三三三)))
142風と木の名無しさん:02/12/18 09:15 ID:8vIiS0gq
関西さん×423きぼんぬ(゚∀゚)!
143風と木の名無しさん:02/12/18 19:49 ID:m95kSOJG
>142
そういえばその二人のエチーってないよね
関西さんが一方的に世話焼きしてるのは多いけど

ところで痴漢タソって
金はある
(腕っ節は)強い
見た目も(多分)いい
エチーも(・∀・)イイ!
考えてみれば最強の男だよね
なのに微妙にヘタレて見えるのは何故なんだ?
144風と木の名無しさん:02/12/19 10:33 ID:vPAOmKSa
ハシリマワッタラ、  ハ  ゲ  タ


    ,,,,.,.,,.,, 
   ミ。;д;ミ    
   。    ゚。


   


|
|,,,,.,.,,,,        <ハエソロッタラ、マタクル...
|;д;ミノ )))))))
|
145風と木の名無しさん:02/12/20 08:41 ID:LJTD1FU9
 
         ノノノノ  ∬
        ( ゚∋゚━~
     _/⌒(\i/)⌒ヽ_____,,,
  /⌒⌒⌒\;;;;::∀彡ノ;⌒⌒_⌒ヽ
  |::ヽ--|--. \/_|⌒/ --|--;;ヽ ヽ
  |.::::ヽ,,__,,,,,!\彡ノ;,_,,,_,,,,, ヽ ヽ
  ヽ:::::::i'''''i;;-----;\ヽ--------;;;;i'''''i
    ヽ::::i_i;;;;______;;;ヽミ ___;;;;;i_i

146風と木の名無しさん:02/12/21 12:38 ID:t7srY1Wc


       ノ)
      ( ノ)
    _(,,゚Д゚)__
    |  U U  | ヾ
    |〜〜〜〜|_ノ
    ヽ    .ノ
     `ーー''
147風と木の名無しさん:02/12/22 08:16 ID:yhsuNEuj

  ______
  (:::::(     )
  |:::::::|.(,,゚Д゚)|
  | :(ノ|     |つ
  |:::::::|     |
   ̄ ̄|  ̄.|~
      し`J
148風と木の名無しさん:02/12/23 21:23 ID:GLuEwLWY


   ∧_∧ミ 彡
    (・ω・д シャカシャカ
.   / ∨ ∇ 彡
  ━━━━┓

.       
   ∧_∧
    (・ω・)∀  コトッ
.  ノ/  /ヽ⊥
  ━━━━┓
149風と木の名無しさん:02/12/24 23:27 ID:KBH+o4Bg


メリクリモナー ∧Å∧ ∧Å∧
      (´∀` )( ・∀・) カンパイスルカラナ!
      ⊂ Åヘ ∧Å  ⊃了
   ゴルァ  (゚Д゚,,)(*゚ー゚) ハニャ〜ン
      ミ'''''U''U''''''U U'''''''''''ミ
      ミ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ミ
        |    _。o。_.  |
        |  彡Ω ミ.  |
     ___.ノ    ゞ==ソ   .|
   γ'          (,,゚Д゚)  < メリークリスマス!
   |          (ノ  |つ
   ゝ、________ノ
    ◎/    . . . .(ノ\) トコトコ
  コロコロ
150風と木の名無しさん:02/12/25 12:03 ID:2kfR2GX/
>143

・過剰すぎるやきもちっぷり
・423タンに負けまくり
・仔猫にまで負けまくり
・いつも他人(関西さん)に尻拭いさせる


こんな感じだからか?探すとまだまだありそうだ。
151風と木の名無しさん:02/12/25 18:40 ID:gq+u6ws/


                 ☆
     ○   ∧_∧    .|~~~~|.   ∧_∧ ○
    と⌒⌒つ´∀`)つ|≒≒≒|と(・∀・ と⌒ヽつ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
152風と木の名無しさん:02/12/26 12:32 ID:Fbq/Bi7h

     ___
    / ヽ
    /  ヽ
    |====| 
    |   | 
    |   |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |(;゚Д゚) < 許してクレヨン
    |∪  |つ \________
    |====|
    |__|
    (/ ∪
153風と木の名無しさん:02/12/27 11:00 ID:vI9qYyEq



       ∧_∧     ┌────┐
      (´∀`*,)   < ほしゅ〜. |
    (( ,.(,/,,と ヽO  └────┘
     ミ・д・ミ(,_,、)
        "'''''"
154風と木の名無しさん:02/12/28 00:03 ID:nx4MFm1w
勝手に書くね〜。
155風と木の名無しさん:02/12/28 00:03 ID:nx4MFm1w
今、仔猫が痴漢にとって一番の障害であり敵である、という事実は、周囲の者なら
誰もが知っていることだ。
―――しかし、『1以外』という注釈を忘れてはならない。


1は時々、年齢の近い者達と出掛けることがある。
映画館で約束をすることもあれば、電話で連絡を取ることもあるようだ。
その辺りは痴漢は関知しないことにしている。
1のプライベートな事柄について痴漢が制限を設けることは、全くといっていいほどない。
行動範囲はたかが知れている上に全て判っているし、その大半が顔見知り―――つまり、
映画館に訪れる者達との付き合いだからだ。
たまに学校の友人とも遊んでいるようだが、さすがに1と付き合うだけあって人畜無害な
者達ばかりなので、心配する必要すら皆無。
そういった意味でも、1は扱いやすい。


「迎えに来てくださいよ」
電話で開口一番にそう言ったのは、レジデントだった。
痴漢が何処だ、と聞くと、少し離れた居酒屋だと言う。
「別に連れて帰ってもいいんですけど…歩けなさそうなんですよね」
相変わらず主語はない。
もちろん、レジデントが痴漢に「迎えに来い」などと電話を掛けるはずはない。
最初に付く言葉を端折っても、十分通じているから問題はないのだが。
「寝ているのか?」
「えぇ、まぁ。半分は起きてるみたいですけど」
「…今向かう」
返答を聞かずに、痴漢は受話器を置いた。
156風と木の名無しさん:02/12/28 00:03 ID:nx4MFm1w
猫とは、本来夜型の生き物だ。
最も、生まれた直後から人間と共に暮らしている座敷猫は環境に適応して半昼型、と
呼べるくらいにはなっている。
しかし本能であるその習性が消えるはずもなく、現在痴漢の家に居候状態になっている
13はしばしば夜に起きて暴れているようだ。
昨日も、1が気に入っていた柔らかくて大きなクッションが一つ、朝になると布きれと
羽毛のようなものに変わっていた。
クッションを破り中身をぶちまけた挙句、舞う羽を追いかけて部屋中にそれを撒き散らした
らしい。
1がいなければ蹴るくらいはしたかもしれない。
掃除など殆ど自分でしていないからいいが、乱雑な部屋というのはどうも気に入らないのだ。
全てが自分の決めたように整理整頓されていないと嫌。
そういう人は多いだろうが、痴漢の場合は神経質を通り越していた。
157風と木の名無しさん:02/12/28 13:40 ID:MIjaEzKH
うれしくねーYO
158風と木の名無しさん:02/12/28 17:26 ID:G9WfHXHE

  パチパチ  パチパチ パチパチ
  ゛ ∧_∧  ゛∧_∧   ∧_∧〃
  ヽ (   )ノ ヾ(   )/.\(  ;)/″
.   /  /   .|  |   \ \
  ノ ̄ゝ.   ノ ̄.\.   < ̄.\ 
159風と木の名無しさん:02/12/28 20:28 ID:hU9FrTHc
>>156
わ〜い。ひさびさに覗いてみたら、続きが〜。
うれしいよう。
ぜひとも続きをお願いします。
160風と木の名無しさん:02/12/29 00:08 ID:vzKKW8vO
ご…ごめん別物なんだ…
ヌカヨロコビサセテスマソ
161風と木の名無しさん:02/12/29 21:42 ID:4VseSkEV
>160
ヌカヨロコビはしてません。本当に嬉しいです。
162風と木の名無しさん:02/12/30 20:43 ID:rMAjTKhQ


    .ノノノノ,、,..,、、.,、,、、..,_       
   ;'゚∈゚ 、、:、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.ミ    
   '、;: ...: ,:彡ノ、.:',.: .:: _;.;;.; :..‐'゙ ヽミ
    `"゙' ''`゙ `´゙`´´    
163風と木の名無しさん:03/01/01 06:55 ID:uuTNTPbF


                ヾ>;;::;;;'ァ、
      ∠Y"´゙フ     ゙;‘/ ’))::';
      ;' ゝ‘,,ェ)     (エ_,ノ:::;;;;;::';
     ; '( ゚Д゚)       ::(゚Д゚ ):;:;::;'
     ゙;(ノ   ';)     とヾ:;::;:;υ;::;'
     ヾ,;'   ';        ゙、::i:::''';'
      ''∪''∪         U" U
164風と木の名無しさん:03/01/02 07:01 ID:d//Ejrce


      .r
      .○
     ( ̄ ̄)
   γ~(,,゚Д゚)
   ( (/__ )つ
  | ̄ ̄\/ ̄ ̄|
  ~| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|~
    ̄~U~U ̄ ̄
165風と木の名無しさん:03/01/03 03:52 ID:H8d7MrzA
あげ
166風と木の名無しさん:03/01/03 17:08 ID:mBwRbn1y
   ,,,,.,.,,,    ,,,,.,.,,,
 ヽミ・д・ミ人ミ・д・ミノ
   "''''''"   "''''''"
167風と木の名無しさん:03/01/04 20:53 ID:ouy3pezP

+     。 o  +    o   。 。
 。     _ _。_    。        。
      〆⌒  ⌒  ⌒ '' 、.    。
。    /   , -ー── -,,   ヽ.  o  +   。
o  /   /        \  丶
  /   /∧∧ ∬    。  o  。
 。i   / ( ・ω・)旦  V/  i  。   +
。 |   | / / ̄ ̄ ̄ ̄\  |   |   。  o
 。|   |( / ※~※~※( ゚ー゚) |  │
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
168おねだり 1/7:03/01/05 16:55 ID:k3PUMuva
不審だったのは、頭数は多かったものの銃器類はおろか刃物さえ持っていなかった点だ。
抹殺ではなく拉致や脅しを目論んでいたのかもしれないが、目的が何であれ本気だったら
丸っきりの手ぶらでは来ないだろう。
いくら痴漢の沸点が低くても尋問もせずにいきなり骨を折ったとは思えないが、当人が黙
秘を貫いている以上、どの程度聞き出せたかは不明。
下僕共も懲りたらしく、あれ以来痴漢を含めた他の面々を尾行するのは諦めて、関西弁の
男一人に的を絞っている。『何卒御了承下さいますよう』と直接言われた時、痴漢に犬を
けしかけた下僕の名を尋ねてみたが、連絡係は薄笑いを浮かべるのみで返事をしなかった。
色んな意味で手の早いあの男を「図体がでかいだけの鈍重な成金」と見くびった間抜けが
何処の誰だったかは謎のままである。
間抜けは少し言い過ぎか。痴漢を不快にさせるのが目的だったら、立派に成し遂げている。
痴漢が犬を映画館に御招待するはずもなし。
到着する迄に振り切れなかったか、それとも待ち伏せされたのか。
169おねだり 2/7:03/01/05 16:57 ID:k3PUMuva
どちらにしても気位の高いあの男には相当な屈辱だったに違いない。
気持ちは判る。関西弁の男が一応『犬に付けまわされても構わない』と表明しているのは、
尾行されても察知できるし、その気になればいつでも撒けると思っているからだ。
もし気付かなければ、延々と犬をお供にお散歩する羽目になる。……最低だ。
これまでの所、置いてきぼりにした翌日には必ず苦情の電話を寄越してくるから大丈夫と
信じているけれども、偽装という場合もありえる。あまり深く考えたくはないが。
痴漢の一件で、関西弁の男が犬に気付いていないわけではなく、あくまで後を付けさせて
やっているのだと下僕共も理解したようで、本人に向かって断りを入れるのと同時に犬の
ランクを上げてきやがった。
二人だから何とかあしらえているし、連中もそれなりに関西弁の男を信用して、撒いても
人数を増やしたりしないが、今のレベルで五人掛りで来られたら完全に撒けるかどうか。
揉めた日には無傷で済むまい―――これについては痴漢を少々恨んでいる。
もっとも不平を洩らしたところで『あんなのに関わる方が悪い』と嘲笑われるのがオチだ。
170おねだり 3/7:03/01/05 16:58 ID:k3PUMuva
犬を五匹痛めつけた件だって、言わないだけでしっかり根に持っているに違いない。
しかしながら当人の中では関西弁の男に対する貸しとして記帳されていると思うと、どう
にも納得し難いものがある。未だに借方は減らしていないだろうし、散々厄介を押し付け
てくるのは別勘定か、もしくは全く付けていないか。
ごくたまに『借りは返した』とほざくことがあるが、『どう考えたってお前の方が多いに
決まっとるやろ! ちょっとやそっとで返しきれると思うんか、ボケ!』と罵りたくなる。
奴と自分のバランスシートは、絶対大きく食い違っている。
ごくたまにでも借りを借りとして認識して返す分、423よりマシだと自分を慰める毎日だ。
御奉仕されて当たり前な御方は、常時犬を付けられても全く気にしていない。
気が向くと鬼ごっこもするが、普段はわざわざ撒くのも面倒臭いと放置している。
『暇なんでしょ。やらせておけば?』
けろりと言う423に比べて、自分達が過剰に持っているのは自信かそれとも自意識か。
万が一尾行に気付かずに後で教えられたとしても、『あ、そ』で済ませかねない。
171おねだり 4/7:03/01/05 16:59 ID:k3PUMuva
気にしないから心労もない。ある意味、幸せな生き方だ………周りは甚だ迷惑だが。
下僕共がどれ程心を砕いているか、否応なしに見せつけられてきた身としては額の擦り傷
に溜息の一つも零れてしまう。
時折寒気すら覚える心酔ぶりからして、風にも当てぬよう堅く御守り申し上げているもの
と思い込んでいたから、実質野放しと知って驚いたの何の。
生傷や汚れを厭わずに外へ出ていく423を、目を細めて見送る奴らの胸の内は関西弁の男
には推し量りようもない。
『言っても聞かないし、そういう所がまた可愛い』などとほざき、ガンジーを笑顔で送り
出していた実家の面々なら理解できるのだろうか。
―――しかし、あれは猫でこれは人。
ふと頭を過ぎった想いを、至極真っ当な理由の下に一旦は打ち消そうとした。
けれどもじきに『大して変わらへんやんけ』と、423を“ガンジー並に面倒くさい猫”と
認定した。
172おねだり 5/7:03/01/05 17:12 ID:k3PUMuva
なまじ言葉が通じると思うから、聞き分けのなさに腹が立ったりもするわけで。
『何べん言うたら判るんや!』と怒鳴りつけるのを止め、『猫に言うたかて判らへん』と
心の中で唱えだしてからは、あらかた許せるようになった。
諦めてしまった方が楽なことは、世の中には沢山ある。

顔や手足の汚れをざっと流した所で、一旦シャワーを止めた。髪に指を滑り込ませ、地肌
に多少のざらつきが残っているのを確かめる。
二度洗いしてからトリートメントか、と算段をつけながら浴槽の縁に腰を下ろした。
423の好みを考慮して深めに設えられているため、脚を持て余さずにすむのが有難い。
脚を開いて手招きすると素直に膝の間に納まり、腿に顎を乗せて目を閉じた。
接した所から服が濡れても気にならない。猫洗いを済ませたら次は自分だ。
423を担いで帰ってきた時点で、関西弁の男も埃まみれになっている。
トリートメントの間に手早く一人でシャワーを浴びるつもりだったが、邪魔が入った。
173おねだり 6/7:03/01/05 17:15 ID:k3PUMuva
一度目のシャンプーの間は大人しくしていた423も二度目に入ると退屈したのか、目を閉
じたままごそごそと動き出した。
洗い終える前に寝てしまうと思っていたけれども、今日は汚れの割に疲れていないらしい。
余った元気を発散するべく423が手を伸ばしたのは、予想通り関西弁の男の股間だった。
ファスナーを下ろすなり下着に唇を押し当て、軽く噛んでせがむ。
ため息をついて腰を浮かせると、すぐにも下着ごと力技で脱がせにかかった。
―――毎度毎度、色気もへったくれもありゃしない。
怪力で布地を引き裂かれ、『お前は追い剥ぎか!』と小突いたことも一度や二度ではない。
「最初っから言えや」
ぼやきつつも薄手のシャツを自分で脱ぎ、ジーンズから足首を抜いて浴槽の外に投げる。
多少濡れるのは覚悟していても、ここまで水浸しにする予定は無かった。
もし映写室の奥に着替えが無ければ乾くのを待つことになる。
一応この部屋にも一揃いあるが、袖を通す気には到底なれない。
174おねだり 7/7:03/01/05 17:16 ID:k3PUMuva
どこで調べたかサイズは丁度、下着も愛用のメーカー………気色悪すぎる。
冷蔵庫の食べ物に手をつけるのは平気だ。
423の口に入る可能性がある以上、滅多なことは出来ないだろうから。
しかし“関西弁の男のために用意された衣類”ともなれば話は違う。
嫌な喩えだが、毒針が仕込まれていたっておかしくはない。
下僕達にとって、痴漢が“423様を汚した罰当たり”なら、関西弁の男は“ろくでもない
ことばかり教える不届き者”だ。
痴漢と異なり今も継続している分、より性質が悪いと見なされているだろう。
関西弁の男も若干の後ろめたさは感じている。
教えたのが博打・安酒・下賎な食べ物だけなら、何ら疚しい点は無かったのだが―――。
本来ならば、最初の二つに関しても問題意識を持つべきなのだろう。
だが下僕共には423の年齢を理由に関西弁の男を糾弾する資格はない。
奴らの手引きで既におハイソなのを経験済みだったからだ。
175風と木の名無しさん:03/01/06 12:44 ID:L8Z0fB5a
|
|─⌒)
|(,,ェ)・)
|Д゚) 
⊂/     
| /
|
176風と木の名無しさん:03/01/07 18:20 ID:pd3Oenao


   (⌒─-⌒)
  ((( ・(,,ェ)・)
   ||l∩(,,゚Д゚) 
    ||  .  |⊃ 
   C:、.⊃ ノ
     ""U
177風と木の名無しさん:03/01/08 12:19 ID:GMhdNRMa


   (⌒-─⌒)
   (・(ェ,,)・ )))
    (゚Д゚,,)∩|||
   ⊂|   . ||
   . !, ⊂,,,ノo
     U""
178風と木の名無しさん:03/01/09 18:38 ID:sR8TZKZl


      (⌒─-⌒)
      ( ・(,,ェ)・)
      / (,,゚Д゚) 
      / こつつ))
   ((C:、.   ノ
     ∪"U
179風と木の名無しさん:03/01/09 22:24 ID:RkoF+CAw
よのなかには愛らしいAAがたくさんあるものなんだなあ・・・(カンシン
180風と木の名無しさん:03/01/10 10:59 ID:EaO45jcp


   (⌒-─⌒)
   (・(ェ,,)・ )
    (゚Д゚,,) 丶
   ((⊂⊂ソ  .ヽo))
     . ヽ,  ,,ノ
       U"∪
181風と木の名無しさん:03/01/11 20:38 ID:iwnDw9rk


   (⌒─-⌒)
   (   ;;;;;;)
    |    ;;;i  
  .  ∪   ;;;i
     i   ;;oi  
     (ノ''''''ヽノ , , , , ,
182山崎渉:03/01/13 03:56 ID:8/Lv33Ln
(^^)
183風と木の名無しさん:03/01/14 04:26 ID:qBH59upE
|
|─⌒)
|(,,ェ)・)
|Д゚)  <155-156の続き、待ってます。
⊂/     
| /
|
184風と木の名無しさん:03/01/15 11:07 ID:qVLQHEiw

       .____ ホシュホシュー!!
      /._o_.ヽ .┃
      ミ・Д・ミノ┃    
       "''''''" 
185風と木の名無しさん:03/01/16 16:30 ID:XB33qbnv
>>155-156


元々猫が嫌いだったわけではない。
嫌いとか何とかいう以前に、何の感情も抱いていなかった。
別にどうでも良い存在だったといえる。
しかし、今ははっきり言う。
―――大嫌いだ。


一度も入ったことのない店だったが、案外早く着いた。
いつもの通り道にあったので、店のたたずまいと名前を覚えていたからだろう。
中に入ると、周りを見もせずに奥へと踏み込む。
どうせ座敷にいるのだろうと見当をつけてのことだ。
予想通りそこにいたレジデントは、痴漢を見とめると左手をひらひらと振った。
「早かったですねぇ」
そういう彼は、微妙にろれつが回っていない。
酒に弱かった覚えはないのだが、そんなに飲んだのだろうか。
―――飲ませたのだろうか。
1が二日酔いを訴えたことは今のところないが、これからもないとは言えない。
そういえば何処にいるのかと、痴漢は目を泳がせた。
「ここですよ」
それにすぐ気づいたレジデントは、少しばかり後ろにずれた。
陰になっていたところに、1が壁に寄りかかるようにして眠っている。
頬をぺったりくっつけているから、ざらざらしている壁紙の跡がついているかも
しれない。
「全く…どれだけ飲ませたんだ」
「ここ、二軒目なんですよ」
その一言に、痴漢は溜め息をついた。
「…帰せばよかったろうに」
186風と木の名無しさん:03/01/16 16:31 ID:XB33qbnv
「ついて来るって言ったもんで」
へらへら笑うレジデントにもう一度溜め息を洩らし、痴漢は座敷に上がりこむと
1の肩を軽く揺すった。
確かに半分起きているようだ。すぐに薄目を開けてこちらを見る。
眠いのだろう、焦点が合っていないうえにかなり虚ろだ。
俯いた1は、目を擦りながら壁に背をつけるようにして痴漢を見上げた。
「…ん…あれぇ…?どしたの?」
首を傾げる1の頭を軽く撫で、痴漢は「帰るよ」とだけ言った。
「う…うん」
状況が掴めていないのか、何処となく歯切れが悪い。
何となく説明するのも面倒で、痴漢は1の腕を引いて立たせると、後ろに
手を振る彼を引き摺るようにして居酒屋から連れ出した。

夜風が冷たい。
1の酔いも少し冷めてきたようだった。
「ねぇ、もう帰るの?」
「眠いんだろう?あんな所で寝たら風邪引くから、帰ったほうがいい」
「うん、そうだけど、でも…」
何故か渋る1は、促しても車に乗ろうとしない。
その上、少し寂しそうに見えるのは気のせいだろうか。
「…どうか、したのかい?」
「え、うん…でも」
ふと、1の視線が自分から外れているのに気がついた。
それを辿って、肩越しに後ろを向く。
「さっき、誰かが電話してて、来るって言ってたから…待ってようって
思ってて」
通りの奥から見えた影に、痴漢はもう少し早く来るべきだったと後悔した。
187ありがとうございます。:03/01/16 18:14 ID:mSQE3bcd

((  ∧_∧
  ((´∀`*/゙) 
   ヽ,   〈 
    ヽ (⌒ノ) 
     l,_,ノ  ))
188山崎渉:03/01/17 11:13 ID:qPOXNnn/
(^^;
189風と木の名無しさん:03/01/17 16:21 ID:ZMLeIGrn


   ∧_∧【◎】
    (・ω・)丿 ッパ
.  ノ/  /
  ノ ̄ゝ
190風と木の名無しさん:03/01/18 12:28 ID:Pt6CBZja

        ミ∧_∧ パシャッ 
       ミ (/【◎】
     .  ミ /  /┘
        ノ ̄ゝ
191風と木の名無しさん:03/01/19 23:35 ID:/GCfv3Cc

         ∧_∧
         (/【◎】  ジー
     .    / ■┘
        ノ ̄ゝ
192風と木の名無しさん:03/01/20 02:58 ID:zHdmrGhJ

               パタパタ
         ∧_∧ ■ 
     n   ( ・ω・)ノシ ・・・
    .【◎】ノ/  /
        ノ ̄ゝ
193風と木の名無しさん:03/01/20 09:31 ID:zHdmrGhJ

           \   / ッパ
         ∧_∧ □ 
     n   (・ω・)ノ いっしょにポラロイドを使いませんか?
    .【◎】ノ/  /
        ノ ̄ゝ
194風と木の名無しさん:03/01/20 22:33 ID:oYQQfNFA

            (⌒\ ノノノノ
             \ヽ( #゚∋゚)    + 激しく見慣れた展開 +
              (m \/⌒\
               ノ    / /
               (\  / ̄ >
            ミヘ丿 ∩|   l|
             (ヽ_ノゝ _ノ
195風と木の名無しさん:03/01/21 15:17 ID:RqfGKVXF

            (⌒\ ノノノノ
             \ヽ(゚∈゚ )   + 激しく校内暴力スクープ +
              (m \/⌒\
               ノ    / /
               (\  / ̄ >
            ミヘ丿 ∩|   l|
             (ヽ_ノゝ _ノ
    
   
パシャッ    パシャッ
   パシャッ
      ∧_∧ パシャッ
パシャッ (   )】Σ
.     /  /┘   パシャッ
    ノ ̄ゝ
196風と木の名無しさん:03/01/22 18:48 ID:S5ZKbkSo

             V
            ノノ  
            \\  ノノノノ
             \ヽ(゚∈゚*)
               ) \/⌒\    + 激しくポーズ +
               ノ    / /
               (\  / ̄ >
            ミヘ丿 ∩||||||||
             (ヽ_ノゝ _ノ


      ∧_∧  
     (ii  )】 
.     /  /┘  
    ノ ̄ゝ
197風と木の名無しさん:03/01/23 18:21 ID:6js9BaGB
198風と木の名無しさん:03/01/25 19:31 ID:FNZ/Utp5
ワラタ。
作家さんもAA職人さんもがんがれ!
199風と木の名無しさん:03/01/25 23:48 ID:Ongk7eEl
200風と木の名無しさん:03/01/26 16:10 ID:gVAvpGBU
ええん。こんなに下がってるなんて、まずいよう。
怒られそうだけど、ここがなくなるなんていやなので、
上げさせてもらいまつ。

200げっと♪
201風と木の名無しさん:03/01/29 18:47 ID:0sgyiYai

ココアはいかがですか?
          ξ
   ∧_∧  c( ̄)
    (・ω・)丿  ̄
.  ノ/  /   ッパ
  ノ ̄ゝ
202風と木の名無しさん:03/02/01 16:18 ID:3i3eDppP
hoshu
203風と木の名無しさん:03/02/01 21:19 ID:744wqKxV
最強線で恐ろしい目に遭いました。
新宿から池袋に向かう5分間に起こったことです。

僕は満員の電車に些か苦しみながら、ドアの方に居ました。
酒も入っていたせいで最初、寝ぼけているかと思ったんですが、自分の尻に、生の男の大きな手が。
んん?俺、ズボンはいてるしな・・・、と、身じろぎすると、その手は、俺の股間の方へ。やっぱり、生の感触。
手を、押さえても、なぜか自分は布の上からしか押さえられない。
漏れそうになる声を押し殺しながら、何とか駅について、降りたら解ったんです。
スーツの、ズボンと下着が、腰から太股までカッターのようなもので斬られていたんです・・・・。

う・・
嬉しいもんかー!!!うわああああああああ・゚・(ノД`)・゚・
204風と木の名無しさん:03/02/02 06:41 ID:UPP81U5O
俺は嬉しい。
童顔なので、今までカワイイ路線で売ってきた。





キモイってゆーな!
205風と木の名無しさん:03/02/02 09:51 ID:FV8ZMxLZ
>203
ポンポン(´・ω・`)ノ゙(|||´・ω・`)

>204
|;´Д`)ハァハァ
206風と木の名無しさん:03/02/06 18:15 ID:zszCk2Kw

     ∧_∧
    ( ・ω)ξ  フー、フー
    /ヽ.( ̄)
    ⊃⊃ ̄
207風と木の名無しさん:03/02/06 23:34 ID:h4pXO60X
204が出社してきた時には、すでに彼は自分の席についていた。
まだ入社して1年経たない203だ。
いつも誰よりも先に来て仕事の準備をしている、新米らしい新米だった。
はきはきとした態度に、204も好感を持っていたのだが―――
(…あれ?)
204は、そんな新米の態度がおかしいことに気がついた。
いつもなら、誰かが出社してくるたびに元気よく挨拶するのに、今日は
それがない。
少しぼけっとした感じで、何かを考えているようだった。
「203?」
「…!? うわっ!!」
ぽん、と肩に手を置いただけで、203は飛び跳ねるように振り向き、
反射的に手を振り払った。
「え、あ、な…なんだ先輩ですか。脅かさないでくださいよ」
己を守るように自身を抱きしめ、心底驚いたというように言葉がつまづいている。
「何か考え事でもしてたのか? ははぁ、さてはエロい妄想でも…」
「ちっ…違いますよ! 昨日のっ」
「昨日の?」
「……っ…」
口をつぐんだ203を落ち着かせるように背を叩き、204は先を促す。
「昨日…何かあったんだな? 話してみ」
「…でも」
「いーから。何聞いても黙っててやるから。な?」
その言葉に勇気付けられたように、203はぽつりぽつりと話し始めた。
208風と木の名無しさん:03/02/06 23:34 ID:h4pXO60X
「……へぇ〜」
「で、今日の朝のラッシュで思い出したら気持ち悪くなって…」
「可哀想にな。そんな…」
その続きに、慰めにならない慰めが来るのだろうと、203はぼんやりと思った。
「痴漢くらいでヘコむなんて、お前よっぽど経験ないのな」
「…は?」
だから、この言葉に彼が驚くのも無理はない。
「いいんじゃね?痴漢くらい。満員電車の中なんてヒマだしよー。
あの結構な人数の中から選ばれてるんだし」
「な、何言って…」
「マジ可哀想。…そうだ、ちょっと経験積むべ」
203は反射的に、伸ばされた手を避けようと、立ち上がって仰け反る。
が、しかしそれは誤った選択だった。
軽く膝を蹴られて棒立ちになった瞬間、肩が押され、それと同時に足を払われた。
「ぅわ…っ」
打ちそうになった頭は204の手に守られたものの、上半身が机に乗る形になり、上には
転ばせた犯人―――204が覆い被さっている。
「な…何するんですかっ!」
「だから、経験」
「経験って…ちょっ」
「だーいじょうぶ。他の来るまであと10分は固いしー、10分で終わらせてやるって」
203の抗議を遮るようにぺらぺら喋り、204は彼の襟に手を掛けた―――





つ づ か な い
209風と木の名無しさん:03/02/07 04:18 ID:8qm+oKOk
>つ づ か な い

(;´Д`)!!!
210風と木の名無しさん:03/02/07 21:05 ID:WH4Atg0m
ツヅケテモ(°∀°)イ?




イヤ、「コンナンイラネーヨ」トカ イワレタトキノタメニ ジエイシタダケナンダ…
211風と木の名無しさん:03/02/07 22:11 ID:WyluRoIO
>210

ぜひ!
212風と木の名無しさん:03/02/07 23:21 ID:Cnm5p/Uz
じゃ、選んでくだたい。

1→いっそ見つかっちまう。バッドエンド。
2→とりあえず10分終了。後日他の場所で…(どう考えても10分じゃヤれないんで)
3→もう一人社員乱入。他の場所に移動して…
4→その他


3の場合、乱入君のタチネコもテキトーに考えてくださいな。
どれかに2票入った時点で逝きまつ。


…ここの住人って何人居るんだろ…
213風と木の名無しさん:03/02/07 23:59 ID:iLxF9WaD
2きぼんぬ。

ついでに点呼1。
214風と木の名無しさん:03/02/08 00:23 ID:69xjkLAl
やっぱ、2だな。(;´Д`) ハァハァ
 
点呼2。
215風と木の名無しさん:03/02/08 01:34 ID:hy4Qzqen
2キボンヌ。でも3もハァハァ

ティンコ3
216風と木の名無しさん:03/02/08 03:04 ID:ylPYIaTO
わしも2が。ァァン。

ティンコ4
217風と木の名無しさん:03/02/08 05:04 ID:cW7pMMqt
じゃ、漏れも2。ってか既に4票入ってるんだから、もう決定だよな?(w

ティンコ5
218風と木の名無しさん:03/02/08 07:55 ID:op7QExjH
211だす。2きぼんぬ。

点呼6!
219風と木の名無しさん:03/02/08 16:37 ID:1cUAo2UO
>点呼参加の方々

おけーでーす。2で逝きます。
220風と木の名無しさん:03/02/08 22:53 ID:PbvdB/Uy
ネクタイを緩められ、203は慌てて204の手首を掴んだ。
「悪ふざけはやめて下さいよ!早く降りて…」
「ふざけてないけど?」
204は揶揄うように笑って身を屈め、額を合わせる。
「あのなー。大丈夫だって言っただろ?誰も来ないうちにサクっと終わらせるって。
それともアレか、お前露出趣味が…」
ニヤリと微笑む204を思い切り睨みつけ、203が噛み付くように叫ぶ。
「ないっ!」
「…だよなぁ。悪い」
普通に謝られて拍子抜けしたのか、203の身体から一瞬力の抜けたのを見逃さずに
204は素早くネクタイを襟から抜き取る。203が反応する前に一番上のボタンも外して、
覗いた首の付け根から耳の裏までを舐めあげた。
「……っ…」
「ぞく、って…きた?」
「しっ…しないっ!きてないっ」
目を細め、陶酔したような表情を見せた後では、そんな言葉は説得力のかけらもなかった。
それは203自身も判っていたらしく、さっと目を逸らす。
ただでさえ恥ずかしいのだ。自分より背がほんの少し低くて、比べるまでもなく細い体躯の相手に
捻じ伏せられているこの現実と、そんな相手に陵辱されそうになって、深くにも感じてしまっている事実。
直視などできそうもないが、しかし。
「嘘つくなよ、いいならいいってちゃんと言え」
見ようによっては高校生辺りに見えなくもない、有体に言ってしまえば「可愛い」容姿の彼に
こう耳元で囁かれては、そのつど現実逃避をしてしまおうと踏ん張っている頭が引き戻されてしまって
どうにもならない。
221風と木の名無しさん:03/02/08 22:53 ID:PbvdB/Uy
耳を舐りながら、手をワイシャツの上で躍らせる。
「身体の力抜いて?辛いよ?」
204の口調は相変わらず軽かった。
楽しそうなのも変わっていない。
しかし、その身体の下にいる203は、少しずつ態度を変えていた。
「やめろっ…」
204を突き飛ばそうとする彼の腕には、明らかに力がこもっていない。ポーズだけで、もう
抵抗する気はないらしかった。
「やだ。やめない」
そんな子供っぽい204のセリフにすら口ごもってしまうのは、やはり長引かせないためか。
耳に息を吹きかけても、びくりと身体を振るわせただけで嫌がる素振りを見せなかった。
10分。たったそれだけ過ぎてしまえば楽になれると踏んだのだろう。
―――そんな甘い話があるものか。
もちろん、204はこれだけで203を手放そうなどと思ってはいない。
痴漢に遭っただけであんなに落ち込むなんて、と面白半分に手を出してみたものの、今度は
反応が可愛くて気に入った。
経験が少ないのではなく、ないのではないかと邪推するくらいに。
「な、お前さぁ…」
「…?」
「もしかして、ヤったことない?」
首を傾げる204の目の前で、203の顔はみるみる紅潮していく。
「え、まさか」
「ち、違う!それぐらいっ…」
「ある、って?」
言った途端に懸命に首を縦に振る203をますます可愛いと思ったことを、204は口に出しそうになって
すんでのところで押しとどめた。
222風と木の名無しさん:03/02/08 22:54 ID:PbvdB/Uy

「そっか、良かった。初めてが男っつーのはさすがに可哀想だからなー」
わざとらしく言ったのは、203がまた抵抗を始めるかと思ったからだ。
黙って従われるよりそちらのほうが面白いと思ったのだが、さすがにそんなあからさまな誘いには
乗ってくれなかった。
それならと、204は身体を下に移動させ、203のベルトを緩めにかかる。
「な、先輩っ」
「何?」
何事もないように返事をする204に驚き、203は腰に掛かる腕を止めようと、その手の甲に
爪を立てた。
血が出るのではないかと思うくらいに引っかかれて、さすがに204も顔をしかめる。
「つぅ…」
「何をしてるんですか本当に!さすがに怒りますよ」
「なんで。いいじゃん減るわけでもなし」
「そういう問題じゃなくてですね…」
起き上がった上半身を支えるために、203の手が204のそれを放し、机の空いたスペースを探して舞う。
その隙に204はベルトを外し、ついでにファスナーも勢いよく下げた。
「!?」
予想通り慌てて押さえようとした203の手を掴み、自分のほうへと引き寄せる。
突然の行動に反応しきれない彼の遅い思考を放って、204は唇を重ねた。
223風と木の名無しさん:03/02/08 22:54 ID:PbvdB/Uy
あ、そいえばティンコ7ダターヨヽ(´ー`)ノ
224風と木の名無しさん:03/02/09 20:29 ID:E8+RGUlm
はい、ぶっちゃけ痴漢に会ったことありますよ
人身して激混みの中央線で後ろから親父様に触られますたよ?
嬉しくはないけどびっくりした
225風と木の名無しさん:03/02/11 00:39 ID:SghTPaVp
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!

ありがとうございます。
こんなに早く続きが読めるとは思ってませんでした。
嬉しいよう。
226風と木の名無しさん:03/02/13 21:03 ID:TmQacaq/
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!

余裕の先輩カコヨイです。
ぜひ続きをー!
227風と木の名無しさん:03/02/14 00:08 ID:JGwK4up3
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!! 

(;´Д`) ハァハァ (;´Д`) ハァハァ (;´Д`) ハァハァ (;´Д`) ハァハァ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                          ウッ!!(´Д`;)
228風と木の名無しさん:03/02/14 14:39 ID:YaWmw/g1

涼気路線さんとコスプレ車掌さんの話の続きが読みたいな…。

と、呟いてみる。
ホントに気になってるんですが。
229コブキティク:03/02/14 23:42 ID:e7A/Fpuh
>>228

細々書いてます。
んでも到底うpできる量じゃないんでつ…1レスニミタナイクライ
(;´Д⊂)ウェーンゴメンヨ-
230涼気:03/02/15 00:01 ID:CjED7/lt
>228
自業自得なのですが、間を空けすぎてタイミングが分からなくなってました。
到底一息うpできる量じゃないので、近いうちにぽちぽちとうpさせて頂きます。






231風と木の名無しさん:03/02/15 10:58 ID:QZcP1aDq
 
232風と木の名無しさん:03/02/17 23:52 ID:w07ysHw6
>229-230
気長に待っております故ご自分のペースで執筆して下さいませ。

一名無し。
233風と木の名無しさん:03/02/18 22:50 ID:1jxoSfEQ
234風と木の名無しさん:03/02/18 23:39 ID:2Bl/agLW
俺は男ですが痴漢されて嬉しいわけないだろ。
本屋で立ち読みしてると後ろから触られた、、、
自慢じゃないが怖くて動けなくなるんだYo。
しかも、別の日に逝くとまたいた・・・
別の本屋でされたこともある
今でも怖くて立ち読みできない・・・
俺はやおい好きだが1つ言っておく、
ホモ逝ってよし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
235風と木の名無しさん:03/02/19 01:58 ID:kNgxkQo1
「いらっしゃいませ」
ドアが開いたので反射的に店員は声を上げた。
見ると客はときどき立ち読みにくる青年――234だ。
234はいつものように雑誌コーナーで立ち読みをはじめた。
すると、やはりときどき立ち読みにくる男がすぅっと234の背後に立つ。
男は挙動不審なところがある。
万引きはしてないようだが、店長に言われて店員も行動をチェックしていた。
男は手をそっと234の尻のあたりに当て
触るか触らないかのところで尻の大きさやカタチを
確認してるようだった。
やがて手は後ろから割れ目に添うように押しつけられる。
本に夢中だった234がおののいて逃げようとした。
男の手は股間から離れないどころか
まるでジーンズ越しに陰嚢を掴もうとするかのように
より深く股間に食い込んでくる。
234も驚いていたが店員も驚いた。
234のことは店員もいいなと思っていたのだ。
店員が誰何の声をかける前に、234が真っ赤な顔をして店から早足で出ていった。
助けることができたら234と話すきっかけになったのに・・・
店員は残念に思った。
そして自分より先に234の尻に触れた男を憎く思った。
男もいつもまにか店を出ている。
まさか追いかけていったわけではないだろうが。
おそらく触られた陰嚢を縮こませていたであろう234を
想像すると微笑ましく店員の股間も熱くなる。
今晩は、いや2週間はおかずに困らないと234の可愛い顔を思い浮かべた。
236228:03/02/19 02:13 ID:HYxUx8gm
>229>230
スミマセン、急かしてしまったみたいで…。
まだ見ていらっしゃるのかな?と不安になったものですから。
お二人がまだここに来てくださっていることが分かって嬉しいです。(*´∀`*)
マターリ保守しながらお待ちしていますので、お二人のペースで執筆してください。

そして>235、
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
237風と木の名無しさん:03/02/19 11:33 ID:ZMH4POh+
>>235
なんか恥ずかしい・・・(*´д`*)
触られたというか後ろから体をくっつけられますた(´・ω・`)
怖くて後ろを振り返るのも無理ですた。
ちなみにされたのは中学のときと高校のときです。あと別に可愛くないです(´・ω・`)
今は大学生ですがされません。
あ、でもサークルにそれっぽい人がいて酒が入るとヤヴァくなります。
サークルで旅行に行ったときは身の危険を感じますた(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
238vv:03/02/19 15:18 ID:JS+Zc93Q
◆マムコ満開◆無料です◆
http://bbs.1oku.com/bbs/bbs.phtml?id=yasuko
239234:03/02/19 16:47 ID:ZMH4POh+
書き忘れ
>>237は俺です。

1度だけ店から出たあとそいつにつけられたことがある。
あの時はマジで怖かった。
俺でもこんな目に遭うくらいだからショタっぽい人は悲惨だろうな。
240風と木の名無しさん:03/02/19 17:10 ID:kH1BYr89
>>234=237=239

君はここに常駐する気があったりするのかい?
241234:03/02/19 17:46 ID:ZMH4POh+
>>240
さあ?楽しければ常駐しますよ。
801板自体、昨日始めて来たわけですが。
お勧めのスレありますか?
242風と木の名無しさん:03/02/19 19:01 ID:p00FdcZg
小5ぐらいの時、塾の帰りにやたら酒臭いオサーンに 人気のない場所に連れ込まれ、後ろから体を触られたあげく、その人のティンコを擦らされた。目を逸らそうとすると 頭を押さえ付けられ、結局小5にして他人のフィニッシュを目撃してしまった・・・・・・オソロシクテコエモダセナカッタヨ・・・
243風と木の名無しさん:03/02/20 01:09 ID:bGihWKuO
↑マジですか(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ちょっと>>242に萌えてしまった自分が情けない。
逝ってきます・・・
244242:03/02/20 02:43 ID:L44zvZXk
>>243 マジです。 「おじさん今から小便したいんだけど、上手くできないから手伝って。」みたいな事(うろ覚え)言われておもむろに・・・それで手伝う俺も俺(w
245242:03/02/20 03:01 ID:L44zvZXk
ごめん、sage忘れた。逝ってまいります。
246風と木の名無しさん:03/02/20 05:55 ID:FPXbwxqe
それならココにあるよ
http://homepage3.nifty.com/digikei/ten.html
247風と木の名無しさん:03/02/20 06:43 ID:WcaPuTcU
 ドクヲサン コレ     !!
  (*'ー)        ('∀`)
   ( )/□       (: )
  .||          ||

 モテヲサンニワタシテ
  (*'ー)       Σ('A`)
   ( )       □/(: )
   ||          ||

    |  ・・・・
    |('A`)       
   / << ) ̄ ̄ ̄ ̄ 

          ◇ コロン
248風と木の名無しさん:03/02/20 07:19 ID:61sXkaJD
249風と木の名無しさん:03/02/20 09:54 ID:KmmK2cAV
…スレ活性化?
250風と木の名無しさん:03/02/20 16:12 ID:ukkzEJvC
>>247
ワロタ
251風と木の名無しさん:03/02/20 17:37 ID:dXW7yaIf
12/24
    |                   \
    |  ('A`)           ギシギシ
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄        アンアン/
12/25
    |                   \
    |  ('A`)           ギシギシ
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄        アンアン/

1/1     ‖             \
      ('A`)         ギシギシ
      ( )          アンアン/
   |    | |
   |
  / ̄ ̄ ̄ ̄
252bloom:03/02/20 17:40 ID:aVPvfm8F
253風と木の名無しさん:03/02/21 00:29 ID:IZEM+apl
12/24
    |                   \
    |  ('A`)           ギシギシ
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄        アンアン/ (←どっちも男声)
12/25
    |                   \
    |  ('A`)           ギシギシ
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄        アンアン/ (←どっちも男声)

1/1     ‖             \
      ('A`)         ギシギシ
      ( )          アンアン/ (←どっちも男声)
   |    | |
   |
  / ̄ ̄ ̄ ̄

254風と木の名無しさん:03/02/21 13:44 ID:1hIfa153
2/14

       ‖             \
      ('A`)      チョコ食いきれ
      ( )         ねーよw/
   |    | |
   |
  / ̄ ̄ ̄ ̄
255風と木の名無しさん:03/02/21 13:58 ID:OID5/1Qf
友人(男・当時24歳)が通勤電車の中で痴漢にあいました(実話)
痴漢は傘を下に持って友人の股間を手の甲でモゾモゾとさすっていたそうです。
ノンケの友人は気が小さいので面と向って拒否は出来ず、幸い車内に余裕が
あったのでジリジリカニ歩きで移動して難を逃れたそうです。

電車が2、3駅通過した時、突然怒声が上がったとか。
友人はじめ乗車客が一斉にそちらを振りかえると、若い男が血相を変えて
先刻の痴漢の手を掴んで上に上げていたそうです。
「こいつ、痴漢なんですよ!!」
誰とはなくそう訴える若い男と決まり悪そうに俯く痴漢。騒然とする乗客からは
苦笑すらもれていたとか。
電車は次の駅に到着し、若い男は痴漢を車内から引きずり下ろしたそうです。
一見普通のサラリーマンに見えた痴漢はその後どうなったのでしょうか……。


256ff:03/02/21 14:05 ID:F0pPgE0E
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!  殺人予告  IN ニュー速 祭り?
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
関西大学にいるRENKの李ってチョンへ
http://live2.2ch.net/test/read.cgi/news/1045795571/1
1 名前: ははははははははは 投稿日: 03/02/21 11:46 ID:CBQUSiFX
1週間以内に殺すからヨロシク
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
>名前:ひろゆき ◆3SHRUNYAXA @どうやら管理人 ★[] 投稿日:03/02/21 13:53 ID:???

>大学名と個人名を指定しての殺人予告は警察に直接連絡する方針なのでよろしくです。。
257風と木の名無しさん:03/02/21 14:31 ID:1hIfa153
>>255
手で触ってくるヤシはまし。
棒をこすりつけてくる奴がいるが殺してやりたくなる。
残念ながら気が弱いので直接は言えない。というか怖くて動けなくなる。
だれかオラに元気を分けてくれ。こんど痴漢に遭ったときは元気玉をぶつけてやる。
258257:03/02/21 14:48 ID:1hIfa153
でも、俺も可愛い男の子を見つけると触りたくなる。
昨日も12,3と思われるショタ系の少年をハケーンして(;´Д`)ハァハァしてしまった・・・
259風と木の名無しさん:03/02/21 18:25 ID:+9G0+wlv
★私はピンクエンジェル★
http://bbs.1oku.com/bbs/bbs.phtml?id=yasuko
260風と木の名無しさん:03/02/22 01:12 ID:B7ePa+kL
続々とネタが……w
261257:03/02/22 12:00 ID:/aF9/PZ7
>>260
ネタではありません。
262風と木の名無しさん:03/02/22 12:06 ID:26mXOB+2
>261
sageてくれ。
263風と木の名無しさん:03/02/22 22:24 ID:d0Ij4Jl4
>>263
ごめんなさい。
264風と木の名無しさん:03/02/22 22:27 ID:x06xxJ/o
うざ
265風と木の名無しさん:03/02/25 23:58 ID:gc26e98z
.  ...,,,,.,.,,
 ヽミ+д+ミノ   ホ
  .ヽ+д+ミ   ッ
  ミヽ+дミ.  シュ
  ミ  ヽ`ミ   ス
  ミ   ヽ   パ
 ヽミ   ミノ.  イ
  .ヽ   ミ .  ラ
  ミヽ  ミ   ル
  ミд・ヽミ .  !!
  ミ・д・ヽ
 ヽミ・д・ミノ  
..  "''''''"
266おねだり 1/3:03/02/26 19:03 ID:BIXSvOhx
正装を誂えられて海の上や外へと何度も誘われていた423だったが、丁半や花札の類には
縁がなかったようで全くと言っていいほど何も知らなかった。
とある休館日に関西弁の男の膝に座ったまま見物していたのが発端。短時間でルールを覚
えて場に加わり、生来の勘の良さに自惚れることなく手堅く賭けて地道に勝ち続けた。
それまで馴染みのなかった下々の遊びが気に入ったらしく、423はお迎えの車が到着して
も一顧だにせず、カップ酒を片手に戦利品のスルメを咥えたまま賽を丼に投げ続けた。
下僕は『大変お上手でいらっしゃる』と手を叩き、延々待たされても好々爺然とした笑顔
で見守っていた。423の手前、嫌な顔はできなかったのだろう。
帰り際に関西弁の男の耳元で囁いた時にも、笑顔は崩れなかった。
『下賎な遊びを教えないで下さい。飲酒も賭博も、あの方のお年を御承知の上でお勧めに
なったので?―――お召し上がりになる物についても、以前お願いしてあったはずですが』
そんなん知るか、と関西弁の男が叫ぶより早く退場した下僕が、どんな食べ物ならいいと
思っているかは冷蔵庫を見ていれば見当がつく。
267おねだり 2/3:03/02/26 19:04 ID:BIXSvOhx
下賎でない遊びとやらがどういうものかも、やったことのある賭け事を423に聞いたから
判っている。
判っているからむかつくのだ。
食べ物については、まだ反省のしようもある。
添加物だの保存料だの、成長期の子供に配慮すべきというのはごく真っ当な言い分だ。
しかし未成年もいいところの子供に酒を飲ませた非常識ぶりは下僕共も同じではないか。
控え室にある専用の小型冷蔵庫には常に酒が冷やされているが、年や産地が有名なら話は
別といわんばかりの品揃えが誰かを連想させて気に障る。
ましてや博打に下賎もへったくれもあるものか。
VIP室だろうがしけた映画館だろうが賭場は賭場。教育上よろしくないに決まっている。
―――目糞鼻糞のくせしやがって、えらそうに。

後になってみれば、何をそうむきになっていたのか自分でもよく判らない。
268おねだり 3/3:03/02/26 19:05 ID:BIXSvOhx
判らないが、当時はとにかく腹が立っていたのだ。
これ以降、下僕共に対する当てつけも兼ねて423を連れ回しては色々と食べさせた。
即刻噛み付いてくるのを予想していたが、意外にも無言の圧力をかけてくるに留まった。
しかも初期の数回のみ。
競馬場等からの帰り道、ガード下の屋台に腰を据える二人の背後に控えていた犬や車は、
423様直々に『うっとうしい』との御言葉を賜るなり視界から消え去り、熱くなっていた
関西弁の男を拍子抜けさせた。
一人で熱くなっていた自分が馬鹿みたいだとぼやき、『あまり挑発しない方が』と当時
まだ学生だったレジデントに忠告されたりもした。
―――ただでさえ映画館通いで減ってしまった423様との貴重な御時間を、さらに食いつ
ぶす関西弁の男は下僕共にしてみれば殺しても飽き足らない存在ではないのか―――。
映画館に集う男達の中でも、比較的常識人な彼らしい気遣いだった。
無責任な医師は一笑に付したが。
269風と木の名無しさん:03/02/26 19:22 ID:BIXSvOhx
&
270おねだり1/2:03/02/26 19:23 ID:BIXSvOhx
『ほっといた方が面白いのに。それに判っててやってるんだから言うだけ野暮でしょ』
おっしゃる通り。
大人げないが、連れ回る先も奴らが眉を顰めそうな下賎な場所ばかりを選んでいた。
しかしながら奴らの気持ち悪さ……もとい423への隷従ぶりは外野の想像を超越していた。
―――極めて不本意だが423様の御望みでは仕方がない。誰かに独占されず、表を歩いて
いらっしゃる御姿を垣間見る機会が増えたと思えば―――。
あっさり引き下がった理由を後に顔なじみになった下僕の一人から聞きだし、眩暈と頭痛
に襲われた。
確かに鑑賞に値する容姿ではある。しかし、指一本触れずにひたすら這いつくばって拝み
倒すのが嬉しくてたまらないとは………世の中は広い。
関西弁の男には理解しがたい世界だ。一生涯理解したくもないけれど。
よりによってそんな連中に変態扱いされてしまったのは極めて不本意だが、当時の423の
年齢を思えば非難されても仕方はあるまい。
271おねだり2/2:03/02/26 19:24 ID:BIXSvOhx
幼い423に手をつけたのは痴漢だった。
ただし最初の一度だけ。消してしまいたい過去として何も無かった振りをする痴漢に対し、
忘れた頃に嫌がらせのネタとして持ち出してくる423―――殺伐とした間柄の二人に、現
在に至るまで二度目は無い。
痴漢に面罵されても無視されても平然と映画館にやって来る423を面白がった他の者達が
遊び相手を務めるようになるのに大した時間はかからなかったが、舞台に上げようとする
者はいなかった。
いくらなんでも幼すぎるというのが皆の本音で、ちゃっかり食ってしまった関西弁の男は
しばらくの間『そういう趣味があったんですか』とからかわれ通しだった。
同罪どころか、お初を頂いたのだからより重罪の筈の痴漢は『子供に手を出すつもりはな
かったのに売り言葉に買い言葉で食わされた』と被害者ぶり、『あいつと一緒にするな』
と抜かしやがった。関西弁の男とてとりわけ子供好きなわけではない。
言い逃れと謗られても弁解のしようがないが、皆が言うほど子供だとは思えなかったのだ。
272風と木の名無しさん:03/02/26 21:18 ID:IlfLQfYd
わーい♪ 関西×423様 だあ。
273風と木の名無しさん:03/02/27 20:47 ID:TQ5xT5Z5
関西さんキタ━━━━(*゚∀゚*)━━━━!!
嬉すぃよー
274風と木の名無しさん:03/03/02 15:08 ID:cSW9sF+p

コロコロ  ミ ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!     
  ==〔~"""" 〕
    =◎――◎
275風と木の名無しさん:03/03/03 00:00 ID:9OeTW1nM

                                      。|
      |\/\/\/\/\/\/\/\/ |    |  |。 |゚  y
      |  |   |       |   |   |   |   |  |   ゚|  |  |io i|
      |  |   |   ∩  |   |        |   |  |  。|  ゚i| 。i|,,ノ  |i
      |  |   |   | |  .|   |  ||||    |   |  |    i|゚ ||゚ /ii 。 ゚|i_/゚
      |  |   |  ,,,,ユ,,,│  │.,,,▽,,,   |   |  |    `ヽoー|i;|y-ノ
      |  | _ | ミ・д・ミ    ∬・д・∬ |_ |  |      ,;:i´i;ノ
      |  ((||)).(|@|'-'|@|)  (゚。ヽy/。゚)((||)).|  |      ('';ii''
      |  |`||´ <,,ノ□ヽ,,>  <,,ノ∞ヽ,,>.`||´. |  |      ノii;;ヽ
      |  | ∩| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|∩  |  |    | ̄ ̄ ̄ ̄|
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
276風と木の名無しさん:03/03/06 18:17 ID:bJfJELyt

   ,,,,Å,,,
  ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
  ミ""""ミ
   ~"""~
277風と木の名無しさん:03/03/07 13:29 ID:Ja1ryXiC
多分俺日本で一番痴漢に遭ってる野郎だと思う・・・。
今はさすがにないけど、全盛期は工房の時だった。
実に3年間で30人超。
信じてくれなくてもいいけどこれ本当。
真性の香具師が男だとわかってて触ってたのか、
それとも女と間違われてたのか知らんがとにかくウザかった。
最初はマジでビビって固まってたけど、そのうち慣れてきたら狩る様にしてた。
どうやら女だと思って触ってた香具師が大半だったらしくて、
肘鉄入れて首絞めたら目ェ剥いてた(w
背が低くて(167p)耳が隠れるぐらいの髪の長さだったから後ろから見たらわかんねーのかも。
そういや風俗で働きませんかってチラシ貰ったことあった・・・。

つか、漏れネタにされまつか?
278風と木の名無しさん:03/03/08 23:21 ID:zPMXDcJW
>277
されたいのか?
279風と木の名無しさん:03/03/09 12:50 ID:Y2dyveKO
してほしいんだろう。
280風と木の名無しさん:03/03/09 19:12 ID:T5BTlG+x
>278-279
あんたら、映画館の人たちっぽいです。
特に279は痴漢っぽい。
281風と木の名無しさん:03/03/09 21:09 ID:5mBOS0vk
>277
はっきり言って萎え
構って欲しければもっと上手くやれ
282風と木の名無しさん:03/03/12 00:18 ID:nX6V9sdd

              ..∧_∧ *
     ホッシュホッシュ!! (・ω・` ) *
         ,,,,.,.,,,,  (つ⊂、.)
         ミ・д・ミ し'し_ノO  
         "''''''"
283風と木の名無しさん:03/03/12 01:21 ID:aXeJT+g1
漏れも置換にあってみたい・・・でも↑にあるような映画館は病気が
怖いしな・・・。そんな香具師、ほかにもいない?
284風と木の名無しさん:03/03/12 01:47 ID:Xc8pag1t
板違い>>283
285風と木の名無しさん:03/03/13 00:52 ID:nFfyNP5l
こいつアホやなー(・∀・)ニヤニヤ
ってのは嬉しいとは違うよな?
286風と木の名無しさん:03/03/13 23:09 ID:/gMHuRqL
漏れは男だが、可愛い男の子に痴漢したい。あるいはされたい。
いや、くんずほぐれつしたい。
287風と木の名無しさん:03/03/15 00:02 ID:dK7XbZbz

       ノノノノ
      ミ゚∈゚ ミ ・・・・・・ 
       ((((
288風と木の名無しさん:03/03/16 00:54 ID:/cvJ1pSO

         ,.._
         ( ゚ ∋
         ノ ノ
   ミ'''""~"(,,゚Д゚)
  ミ ,,,,,,,..;;(ノ:::::ノつ
   ""''''''-;;;;;;;;イ
        UU
289風と木の名無しさん:03/03/18 00:21 ID:c3xZUf87

         ,.._
         ( ゚ ∋
         ノ ノ
  ,,ミ'''""~"(,,゚Д゚)
  ⊂;, ,,,,,,,..;;;つ:::ノつ
   "'''''---'''"~
290風と木の名無しさん:03/03/19 15:22 ID:J//et5QS

      ∧_∧ トントコ♪
     (´・ω・`)
    (((oo   )    ,,,,.,.,,,,
..     日 日 日  ミ・д・ミ
     """"""""""  .""""
291風と木の名無しさん:03/03/19 23:30 ID:+k4xVs2i

      ∧_∧ トントコ♪
     (´・ω・`)
     .(   oo)))  ,,,,.,.,,,,
..     日 日 日  ミ・д・ミ
     """"""""""  .""""
292風と木の名無しさん:03/03/20 11:14 ID:RdSNIecb
逝くかヽ(´ー`)ノ

>>220−222


振り解こうとする203の手を軽くいなし、204は彼を抱きしめた。
逃げようとする頭を押さえつけ、更に深く唇を合わせる。
しっかり食いしばった歯列を舌でなぞると、203が小さくうめき声をあげ、
今度は204の背に爪を立てた。
何とかしようと躍起になっているようだが、スーツの上からでは大した効き目はない。
首に一撃入れたほうが早いって。などと冷静に考える204は、右手を203の肩から
胸、腹へと滑らせ、そのまま下着の中に侵入させてしまった。
「ん! うぅ…」
203は慌てて204の手を押さえつけたが、遅かった。
中で握られて、一気に身体の力が抜けるのが203自身にも判る。
そんなことに混乱している203になどお構いなしに、204は口を離し、ほんのついでに
203の唇を嘗め回すと、その耳元で囁いた。
「気持ちいい?」
見えないけれど、204が微笑んでいるのが203には何故か手に取るように判る。
この状況を、心底楽しんでいるのだ。
「ね、聞いてんの?」
下肢に伸びている手が、足の付け根を撫でる。その手首を掴んで引っぱっても、204は
喉を鳴らして笑うだけで少しも取り合ってくれない。
293風と木の名無しさん:03/03/20 11:14 ID:RdSNIecb
体格では203のほうが明らかに勝っている。背も高いし、スーツの上からでも
204が通常の成人男性に比べて華奢なのは一目瞭然だ。それなのに、ここまで振り解けないのは
何故か。
思ったより204の力が強かったから。
違う。確かに想像していたよりは腕力も握力も強いとは思うが、203が抵抗できないほどではない。
じゃあ、不意打ちを食らったから。
最初は不意打ちだったかもしれないが、今はそうではない。だから、これも違う。
それなら、相手が自分の先輩だから。小さくて弱そうで、突き飛ばしたら怪我してしまいそうだから。
それとも…


いくら考えを巡らせても、203の中に正解は見つけられなかった。
認めたくないだけだというのは本当は判っている。しかし理解はしたくない。
それは、203にとっては禁忌だった。
男に組み敷かれてキスされて体中触られまくって、次に何をされるのかも薄々判った上で、
―――感じてしまって、もっとしてほしくて抵抗する気が起きない、なんて。
(俺、どうしちゃったんだ…!?)
返事が聞きたい204がむくれるすぐ横で、203は前後不覚に陥っていた。
294風と木の名無しさん:03/03/21 00:54 ID:KrJXBzLD
続きが読めて嬉しいですヽ(´ー`)ノ
295風と木の名無しさん:03/03/23 00:43 ID:zgb4zBo/

  ..,,,,.,.,,
 ミ・−・ミ 。o ○(ホシュ)
  "''''''"
296風と木の名無しさん:03/03/23 21:14 ID:KIdP2ajx
297風と木の名無しさん:03/03/25 01:34 ID:EiivXcsK

      ∧_∧ トントン♪
     (´・ω・`)
     ((o   o))   ,,,,.,.,,,,
..     日 日 日  ミ・д・ミ
     """"""""""  .""""
298風と木の名無しさん:03/03/26 15:52 ID:RhGFvQED

      ∧_∧  トン!
     (´・ω・`)
     (  oo )   ,,,,.,.,,,, ホッシュ!
..     日 日 日  ミ・д・ミ
     """""""""   """"
299風と木の名無しさん:03/03/27 22:29 ID:qxiA3oLw
>>293
キタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!! 

ありがとう。うれしいよう。
300風と木の名無しさん:03/03/28 16:17 ID:xFsn4kqf
ああ、うれしいよ
301風と木の名無しさん:03/03/29 23:33 ID:KmuIOYQi

      ノノノノ
     (゚∈゚ )
     〔=@=〕
302風と木の名無しさん:03/03/31 00:57 ID:wDZUbUtd

  ..,,,,.,.,, zzzz     ノノノノ
 ミ-д-ミ      .(゚∈゚ ) <クックルー クックルー クックルー
  "''''''"       〔=@=〕
303風と木の名無しさん:03/03/31 17:26 ID:5L6ZzmwE
痴漢じゃないけど、セクられた。
今日たまたま休講になって時間があいたのでCD屋に行こうとした。
道路脇を歩いてたら、後ろから来たチャリに乗った頭の軽そうな高校生が
追い抜きざまに俺に向かって「よぉ、バージン!」と投げかけてきた。
最初誰に言ったのかわからなかったけど、まわりに女の子はいなかったし
何よりそのジャリガキが道を渡った後もこっちを見てニヤついてたから、多分間違いないと思う。
おまえの目には俺が女に見えて、その上生娘に見えたのかと問いつめたい。
誰かあの糞工房に隕石を落としてください。

304風と木の名無しさん:03/04/01 09:19 ID:Zg4fwS1B


      (((,.,,,,.,,,,       頒・д・;ミ ミ・д・;ミ
     (((("''''''"  "'''''''"
305風と木の名無しさん:03/04/01 09:23 ID:j376CS19
>>303
よぉ、バージン!
306vv:03/04/01 14:23 ID:Txko1AQV
★みんなの情報局★みんなのリンク集★ココ最高★
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.pink-angel.jp/betu/linkvp2/linkvp.html
307風と木の名無しさん:03/04/01 14:40 ID:aBfEIN/T
生漢に見えたのかもよ?
308風と木の名無しさん:03/04/01 16:55 ID:k3bG4bQV
309風と木の名無しさん:03/04/01 18:16 ID:5i6kqGf+
>>307
童貞もバージンていうんかね?
310風と木の名無しさん:03/04/01 18:25 ID:RqKJ5kFq
童貞はチェリーじゃないの?
311風と木の名無しさん:03/04/01 19:01 ID:JAb9kIbE
バックがバージンっていうじゃん
312風と木の名無しさん:03/04/01 21:10 ID:4QQUyufg
喪前等、判ってて言ってるのかもしれんが…

生娘に見えたとか生漢に見えたからじゃなくて
彼が ものすごい デ ヴ ス に見えたから故の発言かもしれないぞ。



そう思ってレスを読み返してみると…


ゲェェェェェッ
313303:03/04/02 17:52 ID:VGYvRleX
生漢・・・それは考えなかった。一応ドテーイではないけれど。
あー畜生、思い出したらイライラしてきた。

>>312
とりあえず169p57.5s。タッパは欲しいけど多分もう望み薄・・・ハァ。
314風と木の名無しさん:03/04/02 19:32 ID:nGIvy2c5
>>186の続きが読みたいなぁ。痴漢x1が一番好きだ。
315風と木の名無しさん:03/04/03 23:40 ID:pFxBq1rI

    ∧∧
    (,,゚Д゚)  
   / ヽ ̄つ━~~   ∩∩
   ( ⌒ア´)     (^∇^)
     ̄  ̄        ̄
316風と木の名無しさん:03/04/04 23:18 ID:EPTvtUAk

  ..,,,,.,.,,
 ミ. ・д)y━~~~  
  "''''''"
317風と木の名無しさん:03/04/05 23:36 ID:IelhEbOt

     ノノノノ
    ミ゚∈゚ *ミ 
     ((((
318風と木の名無しさん:03/04/07 00:00 ID:9Vby0jk/

         ,.、 ,.、
       i,!'; ,!i';
       ; lj: ;,リ;'
      ;' "´゙ヽ
      ;' ;. ‘,,λ)
     ;'  ( ゚Д゚)  
    ,.;゙; (ノ   ';)
    `'ヾ;, ,.  , .;'
       '∪''∪
319風と木の名無しさん:03/04/07 09:34 ID:iRxHh8lX


┃.,.,,,, ?
┃д・ミ  マタ ダレモイナイ?ホシュスルナラ・・・・
┃''''''"
320風と木の名無しさん:03/04/08 13:47 ID:VAsoDS7e

                     ∧ ∧
┃                   (,,゚Д゚) ナンダ?ダレモイナイノカ?シカタネーナ・・・・  
┃.,.,,,, !                (   )
┃Д・ミ                〜| ,,, ⊃
┃''''''"              (((  U 
321風と木の名無しさん:03/04/09 01:14 ID:DJtce1cW

                 モソモソ 
┃                    ∧∧ ))
┃.,.,,,,                 n(゚Д゚∩'';; ドッコイショ ト
┃д・ミ               ミ∩∩  ミ ''
┃''''''"                 "''''''''"
322風と木の名無しさん:03/04/09 23:30 ID:i95P5RWK

┃                  
┃.,.,,,, !                .,,,,.,.,,,, ジュンビ ヨーシ
┃Д・ミ                ミ・д・ミ
┃''''''"                ."''''''"
323風と木の名無しさん:03/04/10 21:44 ID:IDuSgD2r
いつもながら、かわいいAAに和む〜。
423様にお会いしたいなあ。
324風と木の名無しさん:03/04/11 23:54 ID:ponVz8tC

┃                  
┃.,.,,,, ボー                        ,,,,.,.,,,,
┃Д・ミ              ((( 三三三三三三 ミ ・д) <ホシュホシュ!ホシュホシュ!
┃''''''"                           "''''''"
325おねだり 1/6:03/04/12 22:31 ID:OHjbkur3
子供とはいえ幼児の域はとうに脱していたし、口の悪さも我の強さも既に完成されていた。
比較しても余り意味がない気もするが現在の1より遥かにしっかりとしていたし、何も判
っていない相手をいいようにした覚えはないと断言できる。
今も423は関西弁の男の股間に顔を埋めて慣れたしぐさで愛撫を施しているが、これまで
一度たりとも強制したことはない。
自分の快楽に繋がるとあれば熱心にもなるが、気に入らなければこちらの事情などお構い
なしに即座に止めてしまうという大変結構な性格をしているのだ。無理やり咥えさせた日
には食い千切りかねない。
だからこそ興味本位の423にねだられるままあれこれ教えもしたし、子供に非道な真似を
していると良心が痛むこともなかった。
お姫様呼ばわりも当人は全然気にしていないと判っているからできる。
誰に何と呼ばれようが放っておける辺り一見鷹揚に見えるが単なる無神経という方が正確
だろう。下僕共に這いつくばられても負担に思わず平気で踏める倣岸さについても同じく。
326おねだり 2/6:03/04/12 22:34 ID:OHjbkur3
繊細な造りとは裏腹に面の皮は大層分厚く、他からどう見られても自分本位に振舞える。
羨ましいような、羨ましくないような―――自分にはとても真似できないのは確かだ。

二度目のシャンプーを終えて地肌がざらつかなくなったのを確認し、トリートメントを掌
に取った。髪に馴染ませている間も423は熱心に舐め続けている。
薄く赤い舌が色濃い肉柱をなぞる様はなかなかにそそる眺めではあるが、飽きた423に途
中で放り出された経験が一度ならずある身としては“いつまでもつことやら”と嘆息せず
にはいられない。
「―――何?」
ふいに423が舐めるのを止め、上目遣いでこちらを睨んだ。
「何もあらへん―――あだ! 噛むな、ボケ!」
軽くとはいえ歯を立てられて頭を小突くと、423がむくれて下腹に顔を埋めた。
「そっちが悪いんじゃない―――何考えてんの」
327おねだり 3/6:03/04/12 22:35 ID:OHjbkur3
―――また始まった。
ここで『お前がいかに我侭かをしみじみ振り返っとったんや』と本当のことを言えば今度
は鉄拳が飛んでくる。黙って殴られるつもりはないが、避ければさらに拗ねるだろう。
「はいはい、悪うございました」
「誠意がこもってない」
くぐもった声で尚も文句を垂れる。肌に押し当てられた唇の動きが微妙な感覚をもたらす
と知りながらやっているのだろうか。
「なんぼ謝ったかて気に入らんくせして」
髪を梳く手を耳の後ろにすべらせてくすぐると、肩をすくめて顔を上げた。
「“なんぼ”ってね、そういう安っぽい謝り方が嫌なの―――もういい!」
関西弁の男の腹を軽く拳で叩くと、半ば萎えかけていたものを握って先端に唇を寄せた。
てっきり怒って退場するものと思っていたが、何の気まぐれか続けることにしたらしい。
「今度は噛むんやないで」
328おねだり 4/6:03/04/12 22:36 ID:OHjbkur3
「さっきだって噛んでないよ、ちょっと歯を当てただけでしょ。それをいちいち」
「ああもう判った、黙ってしゃぶっとれや」
関西弁の男が溜息混じりに答えると、不満そうな顔をしつつも再度舐め始めた。
ことの最中に他に意識を向けているのをその都度指摘し、時として何に気をとられている
かまで当ててしまう423には閉口するが、こういう時は真意がすぐに伝って楽でもある。
―――まだ口論を続ける気なら、こちらから止めたって一向に構わない。
関西弁の男とて闇雲に423を甘やかしているわけではない。余りに手を焼く場合は、即刻
膝から下ろして部屋を出て行く。
怒った423に物を投げつけられたりもするが、絶対に折れない。
泣いたらさすがに―――焦ると言いたいところだが、そんな純粋さはとうに無くした。
即座に嘘泣きと決め付けて終わりだ。
実際に二回やられたことがある。三回目を迎える頃には、そんな殊勝な餓鬼ではないと骨
の髄まで叩き込まれていたため、反射的に『さぶっ』と呟いてしまい脛を蹴られた。
329おねだり 5/6:03/04/12 22:37 ID:OHjbkur3
そこまでして気を惹きたいのかと思うと悪い気はしなかったけれども、駄目なものは駄目
としっかり教えるのが躾だ。憤然と立ち去る423を黙って見送った。
―――どうせ次に来た時には平気な顔をして膝に上がるのだし、引き止めてごね続けられ
るよりも一旦帰してしまった方がいい。
二度も騙されれば慣れもする。
案の定、数日後にやって来た423は前回の件は無かったような涼しい顔をして関西弁の男
の傍らに座り込んだ。
何も言わずに膝に抱き上げて以来、お決まりのパターンになってしまっている。
殆どの場合は423の我侭に端を発した諍いなのに、時として謝罪を要求されたりもするが、
『へいへい、悪うございました』と適当に返事をすればそこで終わる。
ごくまれに終わらない場合もある。諍いの原因が痴漢がらみだと423は容易に引かない。
なおも食い下がってくるが、それでも一通り弁解して抱きかかえてしまえば口をつぐむ。
いつまでも尾を引いたりはしない。
330おねだり 6/6:03/04/12 22:54 ID:OHjbkur3
理不尽だと思わなくもない。しかしながら、そういう駄々をこねるのは自分にだけだと承
知しているから、つい甘やかしてしまう。
痴漢に『舐められてるだけだろうが。お前もいい加減にしろ』と何度も言われているが、
その都度“一番舐められてるのはお前だ”と腹の中で言い返している。
そしてこういうところが423に言わせれば『あんた、おっさんとベタベタし過ぎ』となる
わけで―――いい加減にして欲しいのはこっちだ。
痴漢も大概大人げないが423の減らず口も相当なもので、公平に見ればどちらが悪いとも
言い切れない。それでも423寄りになってしまうのは、痴漢に『子供は邪魔だ』と言われ
れば口ごたえもせずに帰っていったあの頃を知っているからだろうか。
耳から頤へと指先でなぞり咽喉を撫でると、423は手を止めて小さく身震いして関西弁の
男の脚に抱きついた。
「寒い」
暖房付の浴室で体が冷えるか、と突っ込むのは野暮というものだ。
331風と木の名無しさん:03/04/13 01:03 ID:tCA6rntC
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━!!
332おねだり 1/2:03/04/13 15:41 ID:eUJuHxAq
昂ぶりを押しつけられなかったとしても、甘さを帯びた声を聞けば欲しがっていると判る。
脚にしがみつかせたまま浴槽内に腰を下ろし、抱きかかえて蛇口を捻った。
423は腕の中で身をよじると関西弁の男の下肢を跨いで正面から抱きついてきた。
自分のものを関西弁の男のそれに擦りつけながら満足げな息を吐いて目を伏せる。
ほのかに色づいた耳朶に唇を寄せて首筋へと這わせると、せがむように喉を晒した。
白く滑らかな肌に唇を押し当てて背を撫でおろし、時折肉付きを確かめるように軽く揉む。
愛撫というより何やら触診めいた動きになってしまうのは、触れずにいた間の無事を確か
めたいからだ。“医者でもないのに何が判る”と自嘲しつつも、肌に指を落とせば興奮より
も心配が先に立つ。
関西弁の男の目の前でも何度も無茶な真似をやらかしている。見ていないところでは何を
やっているか知れたものではない。
もっともそれが原因で怪我をしていたら当分顔を出せないだろう。映画館にくるのは元気
な証拠でもある。
333おねだり 2/2:03/04/13 15:41 ID:eUJuHxAq
しかし仮に入院しても連絡を寄越すとは思えないし、下僕共も口を割るまい。万が一死ん
でしまったとしても知らされずに終わってしまいそうだ。
確かめたいのは傷病の有無ではなく、腕の中の存在そのものかもしれない。
423も関西弁の男の傍に来る時は寛ぐのを第一目的としており、やってもやらなくても良
さげな風情だ―――そもそも相手に不自由する場所でなし。
今も自分からせがんだわりには大して焦れもせずに身を委ねている。
肌を密着させて撫でまわされればそれだけで十分満たされる、と言わんばかりの顔を見て
いると『やはり前世は猫かも』などと馬鹿なことを考えてしまう。
少しずつ水位を上げていく湯の中で密着したものの硬さを忘れてしまったような穏やかな
表情を眺めているうちに、ふいに崩してみたくなった。
「……んっ……!」
両手を双丘に伸ばして引き寄せ、軽く揺すって股間を刺激する。
「やだ」
334風と木の名無しさん:03/04/13 23:19 ID:epLZ6wVf

┃                  ホシュホシュホシュホシュ!
┃.,.,,,, ・・・             ,,,,.,.,,,,
┃д・ミ              (д・ ミ 三三三三三三三)))
┃''''''"               "''''''"
335風と木の名無しさん:03/04/14 23:26 ID:GMFDtOiv

┃                      ∧∧ フー
┃.,.,,,, ホ・・ホシュ          ~~━n(゚Д゚;),,,,,,ケッコウツカレルナ コリャ
┃дTミ                  ミ ⊂ ミ ,.,.ミ
┃''''''"                  ∩∩,,"
336風と木の名無しさん:03/04/15 23:16 ID:U7aLa7HK

   ノノノノ  
    (_゚∋             .∬     (⌒⌒)    ⊂⊃)
   (  ⌒\   ∬        ⊂⊃   |__|   ____ 彡
   ヽヽ个彡  ⊆⊇c旦    ⊆⊇   (^ω^)ノ━ヽ__ノ
    )). |    ̄‖ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄‖ ̄ ノ/ :/
   ((   ̄`ヽ. ..‖          ‖   ノ ̄ゝ
   ミ彡―― ′
337風と木の名無しさん:03/04/16 01:01 ID:t11fKQts
>332-333
(*´Д`) ハァハァ (*´Д`) ハァハァ (*´Д`) ハァハァ
338風と木の名無しさん:03/04/17 01:03 ID:Y5ep50yp
                             
                 ノ⌒ヽ         
             (( (  ○ ), ))      
      (⌒⌒)       ヽ__メ´          
       |__|   _____ 彡"        
       (・ω・)ノ━ヽ___ノ''' ッパ      
      ノ/ :/                    
       ノ ̄ゝ               
339山崎渉:03/04/17 16:19 ID:b4CiOqWu
(^^)
24.237.68.63 , 63-68-237-24.gci.net , ?
340風と木の名無しさん:03/04/17 17:30 ID:ZJe+HeX6
              
     / ̄>     
      |゚U゚ヽ|〜     
   ┌⊂  ) ≡=- 
  [[[[|凵ノ⊃ ≡=-  
   ◎U□◎ ≡=- 
341風と木の名無しさん:03/04/17 23:05 ID:3A+yhs/E

    -=∠ ̄\
  -=≡  |/゚U゚|
  -= 〜(つ┯つ
   -=≡ ( ヽ//    
  -=≡  ノ /ノ
   -= (◎) ̄))
342風と木の名無しさん:03/04/18 10:07 ID:I+Ct5dQj

     ,ノノノノ, - 、
   , - (゚∈゚ ) ,,・ァ, - 、
  4 ・   ゝ - 、i'e・ ヽ、・ァ
  ゝ   i e・  ヽ、 ,,.-''´|
 |`"''-,,_i   ,,.-''´    |
 |    "'''i"    ,,.-'"
 `"''-,,_.  |  ,,.-''"
     "'''--'''"
343風と木の名無しさん:03/04/18 17:46 ID:qq8EOKgN
>>341
セグウェイ???
344風と木の名無しさん:03/04/19 03:03 ID:0QRyVMnZ

  ノノノノ
ヾ( ゚∋゚ )ノ
 √  ゝ
345風と木の名無しさん:03/04/20 00:10 ID:/hmsZLRN

  ノノノノ      ∧_∧
ヾ( ゚∋゚)ノ   ヾ(・∀・;)ノ
 √  ゝ      √  ゝ
346山崎 渉:03/04/20 04:32 ID:XuLGkn9+
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
347風と木の名無しさん:03/04/20 12:52 ID:vc/gN8vg

  ミ(m ミm lli
    ノノノノ m)
 ミ(m ゚∋゚∧_∧
    ノ ヽ(;   )
348風と木の名無しさん:03/04/20 23:20 ID:D2YsGLeT

           | ̄ ̄ ̄|
  ノノノノ .__∧   l hoshu.|
ヾ(゚∈゚ )  )  |___|
 ノ  ゝ ヽヽ    ┃
349風と木の名無しさん:03/04/21 23:49 ID:jaZfz5tq

  .. :. : .:: .. : .:. : :. :   .. :. : .:: .. : .:. : :. : 
.. :. : .:: .. : .:. : :/\ :. : .: :. :
  .. :. : .:: .. : /   .\ :. : .: :. :
        ⌒⌒|⌒⌒: .: :. : .::. : .:
        ..,,,,.,.,, │    .. :. : .:: .. : .:. : :. : 
      ミ・д・ミノ|   :. : .: :. :
       "''''''" 
350風と木の名無しさん:03/04/23 00:00 ID:Zh+Tl+eG

         |
         |
         |
        /⌒ヽ、
       ( (,,゚Д゚)) 
       /    \
     /      \
     ~〜〜〜〜〜"
351風と木の名無しさん:03/04/24 00:05 ID:8TAXsSvJ

.     ▲
.   /  \
   |::|::::|::::|::|
   |::|(,,゚Д゚) 
   |:(/:|::::|::|)
   |;;|;;;;|;;;;|;;|
    ∪∪
352風と木の名無しさん:03/04/24 21:20 ID:WiV/2QJX
やったーー! 423様が!
ひさしぶりに覗いてみたら…。うれしいよう。

ありがとう、作家さま。
「やだ」の続きが気になるよう。
353風と木の名無しさん:03/04/24 23:00 ID:NGj1WeLV

\+激しくホッシュ!+/
     ,,,,.,.,,,,
    ミ /゚U゚ミ
     "''''''"
354風と木の名無しさん:03/04/26 00:15 ID:erusnUI2

       ノノノノ
   ∧_∧( ゚∋゚)
    (・ω・)丿 ッパ
.  ノ/  /
  ノ ̄ゝ
355風と木の名無しさん:03/04/27 00:00 ID:0Mxdfo/H
  /     /         \           
/     /            丶          
|      ||              ||          
|      ||   _____    .||          
|      ||   | ノノノ|新聞| |   ||          
|      ||   |,(゚∋゚)丿 ̄ |   ||          
|      ||   |_ /     |   ||          
|      ||   \  ̄ ̄ ̄ \._||          
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\      \          
              ̄ ̄ ̄ ̄
356風と木の名無しさん:03/04/27 23:42 ID:KWU6i/SU
・・・
357風と木の名無しさん:03/04/28 13:03 ID:bET5D3fR
>353-355
萌え
358風と木の名無しさん:03/04/28 18:17 ID:ZC2nEZO0
        ∧∧  ミ _ ドスッ
        (   ,,)┌─┴┴─┐
       /   つ.;ダブダブ-│
     〜′ /´ └─┬┬─┘
      ∪ ∪      ││ _ε3
               ゛゛'゛'゛
長瀬愛 堤さやか 白石ひとみ サンプル充実
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359風と木の名無しさん:03/04/29 16:23 ID:siqTnVd2
360風と木の名無しさん:03/04/29 23:55 ID:uvSk/fxP
「可愛くて」男子高校生に痴漢容疑、会社員逮捕 神戸

通勤電車内で男子高校生に痴漢行為をしたとして、兵庫県警は21日、神戸市西区樫野台
4丁目、保険会社員○○○○容疑者(58)を同県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕した。
同容疑者は容疑を認めているという。
調べでは、西川容疑者は21日午前8時5分ごろから十数分間にわたり、JR神戸線の
播州赤穂発近江今津行き新快速の明石〜三ノ宮駅間の車内で、高校3年の男子生徒(17)の
下半身を触ったり、自分の下半身を触らせようとしたりした疑い。
男子生徒が西川容疑者を取り押さえ、三ノ宮駅で駅員に突き出した。
西川容疑者は調べに対し、「可愛い子だからやった」と供述。高校生は「これまでにも何回か
触られた。今日はしつこくて我慢できなかった」と話しているという。
県警によると、昨年5月に同条例が改正され、男性に対する痴漢行為も処罰の対象になった。

可愛い男子高校生、見たいかも・・。
361風と木の名無しさん:03/04/30 23:30 ID:A6FDi6K7

  ..,,,,.,.,,
 ミ>Д<ミ <ほ…ほっくしょん!   
  "''''''" 
362風と木の名無しさん:03/05/01 08:41 ID:WTnMrVdd
363風と木の名無しさん:03/05/03 22:13 ID:A6+7M7pq
初保守(職人さん楽しく読ませて頂いてます)
ホッシュたちも可愛い
      /Vヽ  
     /◎_ ヽ  
  _  ム::(,,゚Д゚)::ゝ  
  ヽツ.(ノ;;;;;;;;;::::::.|) 
   ヾソ;;;;;;;;;:::::::ノ  
    `ーU'"U'   
364風と木の名無しさん:03/05/04 23:03 ID:Y8GUPp6o
         〜♪
      ∧_∧ ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
     ( ・∀・)(_____)
     (   つつ
     (_⌒ヽ
 ⌒Y⌒  ,)ノ `J
                ファサァ
         ∧_∧   
         ( ・∀・)      ))
         /つ( ̄`ヽO_ノ⌒ヽ
        ノ   )        \ ))
       (__丿\ヽ ::    ノ:::: )
           丿        ,:'  ))
        (( (___,,.;:-−''"´``'‐'


            ∧_∧
            ( ・∀・ ) 〜♪
      パンパン /  _ノ⌒⌒⌒`〜、_
       ε( ̄⊂人 //⌒   ノ  ヽ)
       ⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃
365風と木の名無しさん:03/05/05 11:51 ID:1zuIhjq+

   | \
   |Д`) ダレモイナイ・・センデンスルナラ イマノウチ
   |⊂
   |


     ♪  Å
   ♪   / \   ランタ タン
      ヽ(´Д`;)ノ   ランタ タン
         (  へ)    ランタ ランタ
          く       タン



   ♪    Å
     ♪ / \   ランタ ランタ
      ヽ(;´Д`)ノ  ランタ タン
         (へ  )    ランタ タンタ
             >    タン
366おねだり 1/2:03/05/07 13:54 ID:evt88Vmr
423は息を弾ませながら関西弁の男の背に爪を立てた。
「やりたかったんとちゃうんか」
「すぐに突っ込みたがるような年でもないでしょ………もしかして溜まってんの?」
奥へ指先を忍ばせて軽く擦ると身を捩ったが、腕の中から逃れようとはしない。
「よう言うわ、溜まっとんのはそっちやろ」
「だって若いし」
「せやったらさっさと出せ」
そう言って前に伸ばしかけた手は423に阻まれて再度背に回された。
「あのさ、いくらなんでも手抜きじゃない?」
「手抜きはそっちやろ」
頤をすくい唇をついばんだが、固く引き結んで開こうとしない。拒絶とは違う。満足しき
らないうちに撫でるのをやめた関西弁の男に対する無言の抗議だ。
構わずに唇を触れ合わせながら肌をまさぐれば、じきにほどける。
367おねだり 2/2:03/05/07 13:55 ID:evt88Vmr
すぐに深く重ねはせず、じゃれあうような軽いキスを繰り返す。次第に濃さを増し、やが
て舌を絡める頃には423は自分から腰を揺すっていた。
唇を離し、額をつけて瞳を覗き込む。
「まだ足りんか? ええ加減のぼせるで」
軽口を叩く間も愛撫の手は止めない。
「いっぺん出してまえや」
一度で終わらせないと言外に匂わせ、再度423の股間に手をやった。
423も今度は撥ね付けず、力を抜いてされるがままになっている。
自分のものと一緒に緩く握り、扱きながらもう一方の手を後ろに回す。再度指が奥に届く
と、423は関西弁の男の首筋に顔を埋め、しがみつく手に力を込めた。
「……ん…」
吐息が耳をくすぐる。まるでわざと聞かせるためにしがみついたかのようなごく近い距離
で、時折甘い声を交えながら。
368風と木の名無しさん:03/05/07 21:57 ID:Ms/Ut+1V
職人さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
最近、まめに覗いていたかいがありますた
369風と木の名無しさん:03/05/07 23:53 ID:EPP2jQdO
うおおおおおおおッ! うれしいよう。
ありがとう、作家様!!!
370風と木の名無しさん:03/05/11 22:25 ID:h3oMYL9Y
つ、続きを…!
こんなところで寸止めなんて、いやん。
371風と木の名無しさん:03/05/13 22:24 ID:oAxrNa75
ええん。誰もいないよう。
かわいいAAもないし、さびしいよう。
372風と木の名無しさん:03/05/13 23:54 ID:Y5rVPN2l
373風と木の名無しさん:03/05/14 00:04 ID:2Gq6QU+s

     i"ヽ/"i
     ヽ ハ /    
    (,,・Д・) 
  ((Ο( O┬O
≡◎-ヽJ┴◎
374おねだり書いてる奴:03/05/14 23:22 ID:dmJZtxaB
ごめんなさい、ちょっとだけはみださせて下さい(;′∀`)ノ

>368-369
僭越ながら申し上げますと、書いてる奴は職人さんでもなければ
作家さまでもない一介のSS厨です。
読んで下さってありがとうございます&うpのろくてごめんなさい。
375風と木の名無しさん:03/05/15 23:31 ID:eCLveZv9
>>374
たのしみに待ってまつ。
関西弁の男×423様、この中でいちばん好きなカプでつわ。
376風と木の名無しさん:03/05/16 05:27 ID:n1JGAyYN
>>373
かわいい
377風と木の名無しさん:03/05/19 17:41 ID:+2YoYdhn

   ノ ノ ノ
  ( ゚∋゚)、
  (    )、
   ''ゝ'''ゝ"
378風と木の名無しさん:03/05/20 22:06 ID:GxTFpZT7
ああああああああ喫煙したいーっ(゚Д゚)ゴルァ!!
でも我慢(゚Д゚)ゴルァ!!
さっき今生の名残に1本吸いました(゚Д゚)ゴルァ!!
もう、やめます、やめ...ま...アヒャヒャヒャヒャヒャ(゚Д゚)ゴルァ!!
379風と木の名無しさん:03/05/20 22:59 ID:xqSZ3hs0
>378
…激しく誤爆?
380風と木の名無しさん:03/05/21 14:01 ID:bZLpk2t3
>379
はい、やってしまいました。
今頃気がついた。
381山崎 渉:03/05/22 04:46 ID:ksg7ikL5
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
382風と木の名無しさん:03/05/24 22:32 ID:WkCmXSLV
保守あげ
383風と木の名無しさん:03/05/25 23:52 ID:xo617FRH
ダレモイナイ
384風と木の名無しさん:03/05/25 23:56 ID:C+m3Xyvb
ゴゴゴ…
385風と木の名無しさん:03/05/26 01:07 ID:VF0hO2fZ

| ノノノノ
| ゚∋゚)
|o旦▲o
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
386山崎 渉:03/05/28 13:26 ID:xOOZz5Rr
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
387風と木の名無しさん:03/05/28 16:47 ID:RnJOZrPG

       ミ(m ミm lli
         ノノノノ m)
      ミ(m ゚∋゚∧_∧
       ノ  ∩(;   )
       u―ゝ  _ノ 
388風と木の名無しさん:03/05/30 00:25 ID:ZPiSyAHU

|
| ノノノノ
|( ゚∋゚)
|o   ヾ ソ~・・・
|―u' 且((▲))プルプル
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
389風と木の名無しさん:03/05/31 00:44 ID:WwqNgOcf

|
|
|
| ミ   ∬ /■\
|    且(  ゚∋゚)ニュッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
390風と木の名無しさん:03/06/01 22:34 ID:/D0uJ2qf
AAタンはいる。ウレシイ。
391風と木の名無しさん:03/06/03 01:47 ID:bpIb6RWC
いつ見ても素晴らしいAAだ…創作三昧のページですな。
392AA貼り付け厨:03/06/03 03:07 ID:iWcXOxFQ

            ∧_∧
           (・ω・`)、
             ノノZ乙
393風と木の名無しさん:03/06/03 22:25 ID:3jmSlBHh
394風と木の名無しさん:03/06/08 01:40 ID:if9S/F3l
hoshu
395風と木の名無しさん:03/06/09 00:21 ID:vVmawNRh

        ⊂⊃               ,、     ,、
     , -、,-ノノノノ              /|ヽノノノノ /|\
   ,/ルミ\( ゚∋゚)                / | .(゚∈゚ )/.| \
  ,/レルレミ/⌒Y⌒ヽ            /⌒/⌒|/⌒ヽ| /⌒\
 ノレルレルレヽ ミ/彡ノ              \ミ/彡,ノY  
  ノレルレルル.)  ノ                ヽ  (   
   ノレルレレ/ ∨ヽ、               / ∨ヽ   ↑
    ノルル' | |ヽ )                 ( /| .|\/
     ソ'  | |´/                 ヽ`| |
         ヽ|ミ                  彡| /
        彡ヽ                    ノミ
396風と木の名無しさん:03/06/09 10:29 ID:K34y/Hoz
ほしゅ
397風と木の名無しさん:03/06/10 16:53 ID:c9Guu3bh
398風と木の名無しさん:03/06/11 00:29 ID:CdtJh0IS
>397
あああ、ありがとうございますー。
399風と木の名無しさん:03/06/11 22:51 ID:/N37/Uus
>>397
遂にダイジェストが…!
お疲れ様です、ありがとう!
400風と木の名無しさん:03/06/14 08:59 ID:z75JFz43

      ((((       ノノノノ
     ( ゚∋゚)     ミ゚∈゚ ミ 
    /⌒  ⌒\   ..((((
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/
  __(__ニミ./  FMV.  /____
      \/       /
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
401風と木の名無しさん:03/06/15 15:16 ID:XXe3Buxu

     タルー
    ,.、,、,.(\_/),_ タルー     /i
   ;'~;...::⊂(´Д`⊂⌒`つ:::`゙:.:゙:`''': -‐i
   :';: ...:,.: .、.:...: ,:. :.、.:',.: .:::,.: . ::,;;;;:'゙~' ̄
   '、;,.: .:: : ...: ,:. :.、.:'_;.;;..; :..‐'゙
    `"゙' ''`゙ `´゙`´´       
402風と木の名無しさん:03/06/16 01:15 ID:6B3fMxHk
保守age。(AA略
403おねだり 1/5:03/06/16 15:56 ID:EsYL6U6b
途切れ途切れの細い声。聞けばもっと上げさせてみたくなる。本人もその辺りを判ってや
っている―――要は催促。
今の声も可愛いし、まだこのまま聞いていたい気もするが、御要望を察知できなかった振
りをすると後が面倒くさい。それはもう、もの凄く。
気心が知れているのも良し悪しで、互いの手の内が読めるのがつまらない時もある。
馴れ合いが過ぎるとセックスも退屈になりがちだ。感じているところを、すなわちこちら
の愛撫に対する反応を見たくてせっせと頑張ったりもするわけで。
どこをどうすればどうなるか簡単に予測できてしまう相手では、何かの拍子に惰性に流れ
やすい。だれた挙句、途中でやめることも珍しくない。
今みたいに423に手抜きと評されたりもするが、どちらから投げ出すのが多いというわけ
でもなし、御互い様だ。正直、飽きたとまでは言わないがマンネリ気味なのは否めない。
423とはあっという間にそういう間柄になってしまった。
相性が良かったとか肌が馴染むのが早かったとか、無理に言い換えるのも空々しい。
404おねだり 2/5:03/06/16 15:57 ID:EsYL6U6b
しないと間が持たないわけでなし。むしろ、セックスが介在しなくても長時間二人きりで
過ごせてしまうから、はやばやと落ち着いてしまったのかもしれない。
さすがに実際に触れ合っても何も感じないということはなく―――そこまでいったら、あ
る意味終わっているが―――それなりに盛り上がりもするため、まだ一応続いてはいる。
「どうして欲しいんや?」
囁きながら423の先端に親指をあてがい、滲み出るものを湯に溶かし込むように強く擦る。
「………んっ」
切なげな声をもらして息をつめる。指の動きを速めると共に少しずつ声が高くなり、途切
れがちだった声が繋がる。
「先っぽ擦るだけでええんか?」
それでは足りないだろうと言う代わりに纏めて握っていた手を離し、423のものを握り直
すと強弱をつけて揉むように扱きながら時折先端を弄った。
「…あ…っ…」
405おねだり 3/5:03/06/16 16:01 ID:EsYL6U6b
423の体がはねて甘い声が洩れた。迸る湯が水面を叩く音に紛れそうなそれを、より明確
にするために、手で、指で、423を追い詰めていく。
奥に届いた指をわずかにめりこませたが、中には入れずにすぐに退いた。周辺をなぞるば
かりの動きにひくつくのが楽しい。423も焦れながらも時間をかけられるのを喜んでいる。
―――簡単にいかせるのは手抜きと言われてしまった。ならば思い切り焦らせばいいのだ
ろう。場所を変えてからならともかく、今はねだるまで絶対入れてやらない。
久々に盛り上がった関西弁の男につられたかのように、423もどんどんとろけていく。
すすり泣きめいた声を立て続けに上げながら、関西弁の男の股間を握り締めてきつく扱き
出した。絶頂が近いから共にいけとの御託宣だ。
423が達したのを見届けた後、関西弁の男も己を解放した。
蛇口から迸り、浴槽から溢れて流れる湯の音のみが浴室に響く―――。

一度は満足げに脱力した423だったが、じきに復活して立ち上がった。
406おねだり 4/5:03/06/16 16:15 ID:EsYL6U6b
蛇口を止めて浴槽の栓を抜いてしまい、溜まっていた湯を捨てにかかる。
「また入れなおすんかい」
「やだよ、精液風呂なんて」
………相変わらず身も蓋もない………まあ、確かに普通は嫌だろう。
423の精液の混じった湯なら喜んで飲みそうな人間に心当たりはあるし、商売になりそう
な気もするが関西弁の男のが混じっているとばれたら殺されそうだ。
くだらないことを考えている関西弁の男の横に立ち、423は壁の棚を漁りだした。
入浴剤だかなんだかを探しているのだろうが、昔と違って匂いがないから黙って見ている。
どれにするか決めかねているのか、423は中々腰を下ろそうとはしなかった。いつもある
物を端から使っていくくせに珍しいこともあるものだ―――こっちは暇でしょうがない。
あまりに暇だったので、立っている423の腰を抱き寄せてみた。
「ちょっと、危ない」
「ちゃんと支えとるわ」
407おねだり 5/5:03/06/16 16:17 ID:EsYL6U6b
抱え込んだ腰に顔を寄せ、先ほど散々いじり倒した部分を軽く含む。
「やだ」
くすくす笑いながら腰を逃がそうとする。
「お前の"やだ"は"もっと"やろ」
取り合わずに深く呑もうとしたその瞬間、頭から冷水を浴びせられた。423の腰を抱えて
いた手を離したら湯に切り替えられたが、それで差し引きゼロになるものではない。
「………何すんねん」
しばらくしてからシャワーを止めた423を軽く睨んで呟いた。
「ここでまた始めたら、お風呂上がった時に『もう十分やろ』とか言いそうじゃない」
423も唇を尖らせて応じる。
「ひっさしぶりなのに、それはないんじゃないかなー、と」
「そうもほったらかしといた覚えはないけどな」
ぼやきながらも、再び向かい合って膝の上に座りなおした423を抱きこんだ。
408風と木の名無しさん:03/06/16 21:19 ID:MwTwAcN4
ハァハァハァハァハァハァ423様×関西さん最高
409風と木の名無しさん:03/06/16 21:20 ID:MwTwAcN4
イヤーー関西さん×423様だたー
410風と木の名無しさん:03/06/16 23:07 ID:+gXDRjsK
キタキタキタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
411風と木の名無しさん:03/06/17 02:21 ID:26CLr228
過去スレ読みふけってきますた
「支線で鬼畜痴漢電車」に萌えて萌えて…どうすりゃいいんだ!
13タソ(*´Д`)ハァハァ
つ、続き…続きは…?(;´Д`)ハァハァ
412風と木の名無しさん:03/06/17 23:59 ID:e9bMVR/8

.  (⌒`⌒)
   |__|
  ( ・∀・)つ 保守
413風と木の名無しさん:03/06/18 21:30 ID:Pt2mB5Up
>>411
同士ハケーン!
漏れも、「支線で鬼畜痴漢電車」に萌え萌えなんよ。
自分で続き書こうとも思ったが、3行でザセツした。
漏れに、(;´Д`)ハァハァするようなエチは無理だ。
13タンのママンはどこだ。

>>おねだり様
いつもありがとうでつ。愛されている423様がすてき♪
なんのかんの言って、関西、423様に愛されている(w
414涼気路線 1/6:03/06/18 21:52 ID:xDf6gldH
兄弟子はまだ親方と話があるとのことで、友人宅の車で一足早く送り出された。
帰途の車中、考えていたのは親方の妻について。
工房の見習いにはすぐ実力行使に及ぶし、少年自身も手荒く扱われているため乱暴な印象
が拭い切れないが、それだけで女性に縁がないと決め付けたのは早計だった。
外見からは想像し難いが細やかな気配りも出来る男だ。
息子に手をあげる姿を見たことがないのも、愛妻に似ているからとも考えられる。
会ってみたい―――師匠の娘にして親方よりも腕が良かった元職人。
友人は母親に似たのかと思うと心惹かれるものがある。違ったとしても、師匠の妻譲りの
美貌という可能性が残されている。最悪師匠似だとしても不細工ではあるまい。
ここに至ってようやく気付いた。どうやら自覚がないだけで面食いだったらしい。
否定材料を求めて周囲の女性を思い浮かべようにも、母と彼女くらいしかいない。
男所帯の下宿先と男子校を往復する暮らしで、異性との接点を敢えて探そうともしなかっ
たら自然にそうなった。
415涼気路線 2/6:03/06/18 21:53 ID:xDf6gldH
同性愛者と噂されてもいるが、原因は通学路や校門で待ち構えている女子高生達を無視し
続けていることより、昨年度まで在籍していた友人にある。
卒業後も威光の衰えぬ彼のお陰で校内では平穏無事に過ごしていた。
彼女以外眼中にないから、性的嗜好は無関係なのだが。
自分のそういった偏狭さが彼女に疎まれているのは承知しているけれども、恋慕う気持ち
は募る一方で少しも衰えない。
生涯、他に移すこともないだろう。
何者にも替え難い大切な人―――迷惑だと判っていても、会いに行かずにはいられない。
さして面白くも無い自分の話に耳を傾けて貰えるのが嬉しくて、まるで幼い子供のように
日々の些細な出来事を話していたが、転職と引越しが重なったとあれば報告を兼ねて訪問
してもいいのではないかと思った。
だから雇い主の言い付けを頑なに守ろうとする運転手を説き伏せ、回り道をさせて館に寄
ったのだが。
416涼気路線 3/6:03/06/18 21:54 ID:xDf6gldH
話終えた後に与えられたのは、『それで?』という如何にもつまらなそうな一言。
弟子入りの際に散々反対されたのを忘れたわけではないが、未だに認めてもらえないとな
ると、もはや仕事そのものでなく自分自身を拒まれているようで寂しくなる。
仕事の話は嫌がられると判っていても、環境が大きく変わることは報告しておきたかった。
蟲屋の工房はきつい。それは、たまに覗く気楽な客の身にもひしひしと伝わってくる。
―――師匠の所とは比べ物にならない勢いで、次々と蟲が作られては出荷されていく大手
工房に勤めれば、これまでのように週末毎に来られるかどうか判らない。けれども、少し
でも早く一人前の職人になるために頑張ってみたい―――。
顔色を窺いながら訥々と語る少年に、彼女は溜息混じりに呟いた。
『一人前、ね。私の目が無くなるのはもう少し先になりそうね』
驚いて顔を上げた少年の瞳に彼女の笑顔が映る。
かつて主が自分を突き放した時も、同じように冷ややかな笑みを浮かべていたことを思い
出し、やはりよく似た兄妹だと間の抜けた感慨を抱いた。
417涼気路線 4/6:03/06/18 21:59 ID:xDf6gldH
何を言われたのか咄嗟には理解できなかった少年に、彼女は尚も尋ねた。
『目だけじゃなくて、耳と鼻も…ああ、声も出せなくするんだったわね』
蟲なら何度か見た事がある、と呟く彼女の誤解をときたくて懸命に言い募った。
―――蟲屋に行くのは己の腕を磨きたいからであって、彼女を加工するつもりは毛頭無い。
この世界に入ったのも、彼女を思えばこそ。自分の気持ちを疑わないで欲しい―――。
文字どおり取り縋るようにして訴えたが、にべもなく跳ねつけられた。
『いい加減にしてちょうだい』
仰ぎ見た彼女の顔から既に笑みは消え去り、目には蔑みの色すら浮かんでいた。
『私は一度だってそんなこと頼んでないわ。あなたがやりたくてやってるだけでしょう』
それを言われてはお終いだ。全ては自分の一人よがりな献身に端を発している。
再びうなだれても、彼女の舌鋒は鋭いままだった。
『私を言い訳にして逃げるのも限界よ』
叱られているのはさすがに判ったが、彼女が何を言わんとしているのか理解できなかった。
418涼気路線 5/6:03/06/18 22:00 ID:xDf6gldH
―――あの日、館で彼女に出会った。
すべてはそこから始まったというのに。

『なぜ、そこにしたの?』
師匠の工房が閉鎖されるし、他に行く当てもないから。
『私を変えるつもりがないなら必要ないんじゃない?』
でも、まだ自分は一人前には程遠い。
『一人前って、何の?』

返事をしかけて言葉に詰まった。
………ようやく気付いた。
彼女を変えたのは師匠。だから弟子入りもし、何年も勤め上げた。
師匠の工房でなければ意味が無かったはず。
419涼気路線 6/6:03/06/18 22:02 ID:xDf6gldH
『加工業者になるつもりはない、って言ってたわね』
志を変えた少年を責める気は無い、と彼女は呟いた。
『見ていられなくなったの。“早く一人前になるから”って何回も聞かされたわ。でも、
一人前になった後、どうするかは一度も………少しも考えてなかったでしょう?』
彼女の言う通りだ。
友人に唆されて決めた進学先は加工業者への早道。
卒業後の予定は未定だったが、医師になる気は端から無かった。
生計は他で立てると長兄に宣言したくせに、一体どうするつもりだったのか。
親方に背中を蹴られるまで、何も考えずぼんやりしている自分の姿が容易に想像できる。
―――いや。
何も考えていない振りをして、彼が強引に決めてくれるのを待っているのだ。
おそらく自分は『親方に勧められた』という大義名分の下、業界に残るだろう。
自分は他の加工業者とは違う、と頑なに信じ込んだまま。
420風と木の名無しさん:03/06/18 22:07 ID:xDf6gldH
&
421涼気路線 1/6:03/06/18 22:08 ID:xDf6gldH
『仕事が好きなのね』
好きも嫌いもない。
弟子入りしたのは末永く彼女の傍にいるため。何もできない子供のままでいたくなかった。
技術を習得すれば有用な存在と見なしてもらえるかもしれないと思ったからだ。
生理的嫌悪も罪悪感もかなぐり捨て、ひたすら腕を磨いた。ただ彼女のためだけに。
しかし一通りの弁明を終えた後に与えられたのは、前以上に冷たい視線だった。
『恩着せがましく言われても困るわ。私が頼んだわけでもないのに。それにいまさら手足
を切り落とす技術を身につけられてもね。そんなものとっくにないんだけど』
慌てて言い過ぎたと謝っても彼女は許してくれず、なおも追及し続けた。
『言っても聞きやしないし、じきに辞めると思ったから口出しするのを止めたの。それが
五年たってもまだ続けてるじゃない。どういうつもりなのかと呆れてたら、今度は蟲屋。
私を作り変えたくないなら、どうして行く必要があるの』
言われてみれば確かにそうだ。
422涼気路線 2/6:03/06/18 22:09 ID:xDf6gldH
単に彼女の健康管理を目的とするなら、なぜ真っ当な医学の道を志さなかったのか。
医師という職業を知らぬ年でもなかったのに。
『そろそろ認めたら? あなたは人の身体をいじるのが好きなのよ』
疲れの滲んだ彼女の声が耳に突き刺さった。
『切り落として縫い合わせるのが楽しくて仕方ないのよね』
五年以上も彼女にそんな目で見られ続けていたとは―――悔しくて、悲しくて、もう言葉
が出てこない。
『この期に及んでまだそんな顔ができるの? 昔から、知りたくもないことは全部見なか
ったふり、聞かなかったふりが大得意だったけど………凄いわね』
違う、と言いたいのに声が出ない。必死にかぶりを振っても認めて貰えず、逆に苛立ちを
募らせた彼女に怒鳴られてしまった。
『だったらどうしてあの子達を無視するの?!』
憤然と顎で示した先には、頭の足りない青年が二人、身を寄せ合って立ち竦んでいた。
423涼気路線 3/6:03/06/18 22:10 ID:xDf6gldH
無理もない。彼らが言いつけられた内容をすぐに理解できずとも、根気よく説明してやる
普段の優しい彼女とはまるで別人のようだった。
しかし、なぜ無視するなどと。確かに幼い頃のように遊んでやることもなくなったが、い
つまでも子供じみた玩具を―――それも彼女の目の前で―――手に取るのがためらわれた
だけで他意はない。
まさか自然に距離が出来たのではなく、彼らを蔑んで遠ざけたと思われているのだろうか。
誤解だと伝えるために振り向きかけたが、彼女の叱責に動きを封じられた。
『逃げないで、よく御覧なさい―――あなたのお父様の作品よ』
言われなくても承知している。加工を施す現場に立ち会ったことはなくても、館で消毒そ
の他の処置を手伝ったのは二度や三度ではない。
一度出荷した作に後から手を加えるのが滅多にないことだとは知らなかったから、たまに
青年達が工房へ帰されては戻ってくるのも季節ごとに部屋の模様替えをするようなものと
受け止めていた。
424涼気路線 4/6:03/06/18 22:11 ID:xDf6gldH
いつも穏やかな笑顔を浮かべ、部屋の隅にひっそり佇む従順な生き物。個性もなければ自
己主張もろくにせず、ペットというより家具や調度品に近い印象を受ける。
主の気を引きたさに加工をねだる他は構って欲しいと目で訴えるのが精々で、叱れば即座
にうなだれる。逆らうことはまずありえない。
父の、あるいは兄の手で、体のみならず心まで作り変えられた愚鈍な異形達。
―――すっかり見慣れてしまったのに、なぜ今になって注視を促されるのか。
館に来れば嫌でも視界に入ってくる。
他所では、盗難を恐れ人目を憚る所有者達が離れや専用の部屋から一歩も外に出さないと
兄から聞いた。幼い頃、父の診察について回った折にも患者の姿は見かけなかった。
例外はこの館だけ。
出歩く足がない師匠の患者も似たようなものだ。皆、厳重な警備の施された豪奢な部屋で
暮らしていたが、庇護者達は決して彼らを外へ連れ出そうとはしなかった。
扱いは雲泥の差だろうが、蟲も専用の部屋に隠すのが常だと友人は教えてくれた。
425涼気路線 5/6:03/06/18 22:12 ID:xDf6gldH
しかしながらこの館では何の制約も受けずに辺りをうろついている。ざっと十人以上はい
る彼らを一箇所に押し込めるのではなく、目撃者全員の口を封じる方を主は選んだらしい。
信頼できる人間しか門を潜らせないというのもあるだろう。
実際のところ、自分と父、長兄、そして師匠以外にここを訪れる者がいるかどうかは知ら
ない。けれども、ついぞ見かけないとはいえ、この館には執事以外にもまともな使用人が
大勢いるはずだ。
完璧に沈黙を守らせるために、どれだけの金や労力を注ぎ込んでいるのか―――金持ちの
道楽は恐ろしい。
もっとも主本人からはそういった用心深さや緊張感は全く感じられず、逆に無頓着な印象
すら受ける。いくら敷地が広大で生い茂った木々に囲まれているとはいえ、誰に見られて
も構わないと言わんばかりに庭へも出してしまうのだから。
口封じにしたって、父や長兄はともかく自分は一度もされた覚えはない。
まだほんの子供だったのに―――そうだ。初めて見たのは最初に館を訪れた日だった。
426涼気路線 6/6:03/06/18 22:13 ID:xDf6gldH
用事を言いつけられた一人と廊下で出くわし、彼女の元へと導かれた。
今、目の前で震えている二人のうち、向かって右側にいるのがその時の青年だということ
まで鮮明に記憶している。
幼い自分を怯えさせた緩んだ顔や舌足らずな口調は、あの時から少しも変わっていない。
これからも進歩は望めないし、望まれてもいない。永遠に幼稚なままだろう。
そこで、ふと違和感を覚えた。
年の割に幼稚だと決め付けていたけれども、一体彼らをいくつだと思っていたのか。
確か大学に入学したばかりの長兄と比較して、明らかに長兄より年上なのに小学生の自分
よりも口の利き方を知らないと呆れたのだ。そして"頭が弱そうだから仕方ない"と決め
つけた―――あれから十年以上の時を経ている。もう三十も半ばを越えているのでは。
それなのに、どうして自分の目に映るのは「青年」なのか。
まさか工房に戻る度に美容整形を………違う。どれも施術後まもなく傷口が塞がる前に館
に戻されているし、加工した部分は直後の診察で必ず確認する。
427風と木の名無しさん:03/06/18 22:14 ID:xDf6gldH
キョウハココマデー。
428411:03/06/18 23:03 ID:9HW3V304
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ま、まさか続きが読めることになるとは!
ありがとうございます。本気でうれしい
というか本当、このスレ覗いて良かった…
429風と木の名無しさん:03/06/18 23:05 ID:VWB+VFIs
正直、涼気路線にはあまり萌えを見出せません。13はどこ行ったの?
430風と木の名無しさん:03/06/19 00:35 ID:lilK8LHt
>>429
禿同。
回想に夢中になっちゃって土台の話を忘れるのって惨めだよね。
萎え。
最初からこの路線の話を書いてるのなら良いけどさ、
だとしても痴漢ネタ関係無いし。
自分のサイトでやった方がいいよ。
431風と木の名無しさん:03/06/19 01:15 ID:G7ICmW9d
リョウキタン久々キタ━━━━(*゚∀゚*)━━━━!!!!!!
続きが読めて嬉しい
待ち続けた甲斐があったよ( ´Д⊂ヽ
432風と木の名無しさん:03/06/19 20:07 ID:4KMYiZ2l
>>430
>だとしても痴漢ネタ関係無いし

…それを言っちゃあ…(;´Д`)
私なぞ『電車で羞恥プレイ★車掌コスプレ13タンオンステージ♥』
なのですが。
…あ、元々眼中にないですか。そうですか。
アヒャ(°∀°)
433鬼畜列車@コブ付き1/2:03/06/19 20:08 ID:4KMYiZ2l
http://www2.bbspink.com/801/kako/1017/10170/1017039763.html
の395の続き。

…でいいんだっけ?違ったらゴメソー。自分で書いてたのに判んない…(´Д⊂)ウェーン



サラリーマンの足元に降ろされ、顎を持ち上げられた。
「ほら、舐めろ」
13は、その言葉に操られるようにして彼の膝に手を掛け、重い身体を持ち上げる。
緩々と相手のファスナーを引き下げ、そこに口を寄せた。
「…っ」
冷たい感触に悪寒を覚え後ろを振り向くと、もう一人の男が尻を撫で回していた。
いや、一人ではない。色々なところから伸ばされる手が、13の身体を
蹂躙している。
「ふぁ…っ、う」
嫌だ。
そう思っていても、口にしたところでどうせ嘲笑われるだけだ。
だから言わない。
これ以上貶められたくない。
今がどん底なのに、それより沈み込むなんて耐えられない。
だが。
「…舐めろって言ってるだろ?」
髪を掴まれ前を向かされて、強引に口の中へ押し込まれた。
「んうっ」
噎せそうになるのを堪え、ゆっくりと舌を這わせる。
髪を梳く手が優しいと感じるのは、現実逃避の一つだろうか。
それならいっそ全てから逃避させてくれればいいのに。
狂うとか。突然死するとかでもいい。
たとえ非現実だとわかっていても、願わずにはいられない。
434鬼畜列車@コブ付き2/2:03/06/19 20:11 ID:H796Mznw
下卑た笑いと視線と、不躾に触れてくる手だけが記憶に鮮やかに残って。
あまりにもそれが断片的過ぎて、少しは自分が壊れてきたかと思えたのに、
気が付いてすぐにそこが何処なのか判ったところを見ると、どうやら
そうでもないようだった。

「たかだかこのくらいの人数で、落ちてんじゃねぇよ」
軽く頭を小突かれた。気絶でもしていたらしい。
その間も身体は弄ばれていたらしく、すっかり痺れた顎は咥えさせられたまま
しっかりと押さえられ、下半身は男と繋がっている。
すでに痛みも快感も感じない。人が意識を飛ばしている間にどんな扱いをしたんだか。
どこからも血が出ていないことが救いだなんて、情けなくて涙が出そうだ。
もう本当に馬鹿らしくて情けなくて。
これからはこれが延々と続くらしいのに、毎回落ち込んでいてはやっていられない。
と言っても、立ち直るのも嫌ではあるが。
せめて、毎日を何気なく過ごせるような根性が…
そこまで考えた後、『何で慣れなきゃいけないんだ』と自分にツッコミをいれ、
察したわけでもないであろう13の頭を撫でていた男に、軽く頭を叩かれた。
「気絶の次は何呆けてんだよ。いいご身分だな」
435風と木の名無しさん:03/06/19 20:54 ID:G7ICmW9d
コブタンまでキタ━―━―━―━(゚∀゚)━―━―━―━― !!!!
まつりだまつりだうpまつりワショーイ!!!


ああ、嬉しくて何かいてるんだか意味不明だ
もちつけ自分
436風と木の名無しさん:03/06/20 09:32 ID:YuDjYppw
キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━!!
キタ━━━━へ ) ━ (  ノ ━(  )ノ━━(  )━━へ  )━━へ )━━ へ  ) ━━━!!
キタ━━━━━ > ━━ >━━━< ━━━ <━━━━ < ━━━ >━━━━ >━━━━!!

ああん、うれしいよう。
437風と木の名無しさん:03/06/21 08:37 ID:hds/AuIe

ひとつ、人の世の生き血をすすり
    ∧∧
   (・ω・)
   ∠ y  7+--------
     |__|
     "  "
438風と木の名無しさん:03/06/21 22:48 ID:hds/AuIe

ふたつ、不埒な悪行三昧
    ∧∧
   (・ω・)
   ∠ y  7+--------
     |__|
     "  "
439風と木の名無しさん:03/06/22 09:39 ID:yg7QMyUR

みっつ、みんなにおかしをあげる
    ∧∧                ∧_∧ ■
   ( ・ω)煤@             (・ω・)丿 ッパ
   ∠ y  7+--------       ノ/  /
     |__|               ノ ̄ゝ
     "  "
440風と木の名無しさん:03/06/22 22:06 ID:cIK6rVPg
hoshu
441風と木の名無しさん:03/06/23 00:01 ID:6aFWXZXq

よっつ、よしきた!おかしをあげる
    ∧∧                 ∧_∧
   (;・ω)煤@             (   ) ドゾー
   ∠ y  7+--------        /  /\■  オナカスイタ・・・・。
     |__|                ノ ̄ゝ     (・A・)
     "  "
442風と木の名無しさん:03/06/23 11:59 ID:6aFWXZXq

いつつ、いつでもおかしをあげる
    ∧∧                ∧_∧ ■       _____
   (;・ω)煤@            (・ω・)丿 ドゾー   |___∧∧__|
   ∠ y  7+--------      ノ/  /         .|\ 〔(д゜#)〕 \<何時だとおもってる?ゴルァ!
     |__|              ノ ̄ゝ          |  \ U U . ̄\
     "  "                           \  \       \
                                   .\  |⌒⌒⌒⌒⌒|
                                     .\|_____|
443風と木の名無しさん:03/06/23 23:06 ID:rP5VLoma
うわっ! かわいすぎるよ>ここのAA

むっつはなんでつか?
444風と木の名無しさん:03/06/24 01:05 ID:60deDtau

むっつ、無理やりおかしをあげる
    ∧∧                ∧_∧ ■         .∧ ∧___ゴメンナサイ、ダイエットチュウ・・・・
   (;・ω)煤@             (・ω・)丿ドゾー    /(゚ー゚*) /\
   ∠ y  7+--------      ノ/  /        /| ̄∪∪ ̄|\/
     |__|              ノ ̄ゝ           .|        |/
     "  "                             ̄ ̄ ̄ ̄
445風と木の名無しさん:03/06/24 10:44 ID:60deDtau

ななつ、泣きながらおかしをあげる
    ∧∧                ∧_∧ ■         .∧ ∧___・・・・イタダキマス
   (;Tω)煤@             (TωT)丿イラナイノ?  /(゚ー゚*) /\
   ∠ y  7+--------      ノ/  /        /| ̄∪∪ ̄|\/
     |__|              ノ ̄ゝ           .|        |/
     "  "                             ̄ ̄ ̄ ̄
446風と木の名無しさん:03/06/24 22:15 ID:r3y3LREv

やっつ、やっぱりおかしをあげる

    ∧∧                 ∧_∧
   (;・ω)煤@             (   ) ドゾー
   ∠ y  7+--------       /  /\■ キタ---------!!!
     |__|               ノ ̄ゝ    (・∀・)
     "  "
447風と木の名無しさん:03/06/25 21:42 ID:p+jVQkzt
ここのつ、ここでもおかしをあげる?

ここのAAがいちばん好きでつ。
448風と木の名無しさん:03/06/25 22:58 ID:9nmszq0L
漏れのはずれた予想。
ななつ、名乗っておかしをあげる
やっつ、801はおかしてあげる
ダターヨ(+д+)マズー

    
449AAコピペ厨:03/06/26 00:07 ID:Iv2ZlqTB

ここのつ、ここでもおかしをあげる
                                  ,;⌒⌒i.
                          ノノノノ⌒ヽ (   ;;;;;)    ______
                   ・・・・・。 (゚∈゚ )  ミ)      ,,,:;;;)   |         |
                        /⌒\/( _ ) ヽ| |/, |;,ノ  |  エリア51   |
                        ( ミ   ∨ ∨  | |  i  |______.|
    ∧∧          ∧_∧ド、ドゾー ノ  /   .    | | ,,i;, ,  ,;⌒ ‖
   (;・ω)煤@       (  ;;;;;;)煤@  ( \/ヽ ,,,丶, ..| |,,;.     ,;i,,,  ‖ヽ
   ∠ y  7+-------- /  /■      \ ) ) ..   ;,,   ´ヽ (,,    ‖丿.,,,
     |__|        ノ ̄ゝ       ///   ,,   ,,,  .. ´ヽ .   ‖,,, ..,
     "  "                 `ヾ ヽミ ,,  .、 ヽ ,,.. ヽ丶,.ヽ .  ‖、,,
450風と木の名無しさん:03/06/26 12:50 ID:IyyD9+hj
抱きしめたいと言う言葉の意味とは裏腹に
不安や寂しさを君に 押しつけようとしてたんだ
ここに来る途中に君の 好きな桃を選びながら
救われることしか頭に なかった最低な僕
君のようになりたいはずなのに
駆け引きのない気持ちを
いつもくれる君のように
高い場所に実を付けた 桃に手が届くように
君を抱き上げることさえ 思いつきもしなかった
高い場所に実を付けた 桃に手が届かない君に
気付かないような僕の手は
柔らかいものを潰してしまう
駄目なところをたくさん 僕の中に見つけても
どうして嫌わないで 一緒にいるのと聞いた時
そんなことで変わるような 気持ちしかない人に
好きと言われるのは自分も いやだからと答えた
一人では感じられなかった気持ちが 
僕の中で実る 君の言葉で実る
高い場所に実を付けた 桃に手が届くように
君を抱き上げることが 幸せだと僕は気づく
今までどんなに知りたくても
知ることのできなかったことを
一つ一つあきらめずに 僕は君と知っていく
高い場所に実を付けた 桃に手が届くように
君を抱き上げることが 幸せだと僕は気づく
独り占めすればいいのに 地面に足をつけた君は
一緒に食べようと笑うから 桃はもっともっと甘く香る
451風と木の名無しさん:03/06/28 00:54 ID:kdFBrQ9+
涼風路線たんには個人的には禿しく萌えなので
いなくならないでもらえると嬉しいとコソーリ呟いてみる。

ところで上のは何だい?
452風と木の名無しさん:03/06/28 08:59 ID:qnFGjgvh
26日の朝からナマモノスレ中心に絨毯爆撃age荒らしした暇人チキン。
当日の雑談スレ、ゴルァスレを見るといい。
453きれーなおねーさん:03/06/28 14:47 ID:v3RdpPLR
私みたいな綺麗なお姉さんに痴漢されたら誰だってうれしいよね?
454風と木の名無しさん:03/06/28 14:48 ID:QjAmDhfI
はい

>453は真偽を確認するために写真をうpすること
455風と木の名無しさん:03/07/03 00:54 ID:NqsWcALI
ほしゅ
456風と木の名無しさん:03/07/03 20:37 ID:8CnGhRPg
誰もいないよう、ママン
457風と木の名無しさん:03/07/04 00:21 ID:NktNBEfE
    ._    ._  
    ( .`-─-' )
    /  ・  ・ l
  γ    ( ▼))__
  /  , (,,゚Д゚)  u ,-' < いるぞクマァ!
  (__ノ (/   つ""
   |       |
  C、      .ノ
   ヽ、    /
    └─`─`
458:03/07/05 21:37 ID:eByaWwG+
459風と木の名無しさん:03/07/05 22:30 ID:bykyo0Wh
460風と木の名無しさん:03/07/07 23:58 ID:CPrsPdAz
七夕ほしゅ
461風と木の名無しさん:03/07/08 00:53 ID:pJKC3aQU

いっしょに短冊を書きませんか?


          ☆彡
.        ロヽ/
.          /ヽ
.        ロ\/  ロ
    ∧_∧  / 
  σ (・ω・)丿 ッパ
.  ||ノ/  /
   ノ ̄ゝ

☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
462風と木の名無しさん:03/07/08 00:57 ID:pJKC3aQU
…とっくに日付変わってた…

            ∧_∧
           (TωT)、
             ノノZ乙
463風と木の名無しさん:03/07/09 00:22 ID:j6iWvbk4
↑泣くな
464風と木の名無しさん:03/07/09 16:00 ID:/w3PMmeB
すけてる白水着おねーさんのワレメが丸見え…
ここのサイトはタマラン(´Д`;)ハァハァ
http://plaza16.mbn.or.jp/~satchel/wareme_tatesuji/omanko/
465風と木の名無しさん:03/07/13 19:56 ID:XIcLHWDo
漏れはSSで(´Д`;)ハァハァしたいんだよ!
466風と木の名無しさん:03/07/13 21:15 ID:eTN4HbXJ
>465
ドウイ
467風と木の名無しさん:03/07/13 22:10 ID:61R8hmg4
正直嬉しいけどして喜ばれたことは無い
468風と木の名無しさん:03/07/13 22:42 ID:IkAVYtWP

女子小学生のつるつるタテスジ
http://sexyurls.com/shoojo
禁断ガゾー(^^;)

469山崎 渉:03/07/15 09:15 ID:Au56l4NJ

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
470風と木の名無しさん:03/07/16 22:03 ID:HhTAE/kb
保守!
471風と木の名無しさん:03/07/20 02:13 ID:zbU/tFYI
hoshu
472風と木の名無しさん:03/07/22 23:02 ID:oYedjSSZ
 
473おねだり1/3:03/07/26 05:18 ID:1JCarHf8
「そっちはなくても、こっちはあるの」
そう言うと423は入浴剤を浴槽に放り込み、再び湯を溜め始めた。勢いよく泡が立つ中に
膝をついてシャンプーを掌に取る。
「ほっとかれたんはこっちやと思っとったけどな」
「寝たきり中年につきっきりでいろって?」
「誰が中年や」
手を伸ばして423の鼻をつまんだが、すぐに払いのけられた。
「寝たきりだったのはほんとでしょ。目、閉じててよ。入っても知らないからね」
仰せに従うと、423は関西弁の男の髪を悠長な手つきで洗い出した。
「ま、元気そうで良かった」
「そら三日も寝とりゃええ加減元気にもなるわ」
「三日もかかるところが年寄りなんだよ」
「………けっ」
474おねだり2/3:03/07/26 05:18 ID:1JCarHf8
痛いところを突かれて関西弁の男は言い返すのを止めた。
ちょっとしたトラブルがあって、三日前の晩からずっと映画館に引きこもっていたのだ。
当初は『これくらい大丈夫』と思っていたが、夜半体調を崩して未明に控え室のベッドに
倒れこんで、そのままになってしまった。とにかく体がだるくて、今日の昼過ぎまでぐだ
ぐだしていた。
寝込んだ当初は傍についていた423だったが、わずか数時間で付き添いごっこに飽きてし
まい、日が高くなる前に関西弁の男を一人残して元気よく部屋を出て行った。携帯を枕元
に置き、『何かあったら電話して』と言い添えて。
その後、何度も電話をよこしては容態を尋ねてきたけれども、気を遣わせるのが嫌で毎回
すぐに電話を切ってしまった。
今日も午前中に電話で昼食をねだられたのだが、まだ疲れが取れていないと言って断った。
ならば下僕に奢らせると言ってから、423は関西弁の男に尋ねた。
『大丈夫? 昨日は動けた? 年取ると筋肉痛って少し時間おいてから来るんだよね』
475おねだり3/3:03/07/26 05:19 ID:1JCarHf8
大変失礼な言い草ではあるが423なりに心配してくれたのは判っている。
「もしかしてお風呂も三日ぶり?」
「そこまで寝たきりちゃうわ。お前がおる間も便所は一人で行っとったやないか」
「そうだねえ。一昨日も動き回ってたよねえ」
確かに。動き回るだけならとっくにできた。
しかし、ここを出た途端に何人もぞろぞろついてくるのが判っている身としては、体調が
万全でないうちは出歩く気になれなかったのだ。
それくらい察しているだろうに、あえてこうして絡んでくる423の意図は見え透いている。
「なのに今日のお昼は付き合ってくれなかったんだよねえ」
「ああもう、判ったわ。晩メシ奢ればええんやろ」
わざとらしく声のトーンを上げた423の体を引き寄せて胸に顔を埋めた。
「そういうこと………何やってんの」
423は乳首を舐め始めた関西弁の男の後頭部を軽く叩いた。
476風と木の名無しさん:03/07/26 06:02 ID:1JCarHf8
&
477おねだり1/10:03/07/26 06:06 ID:1JCarHf8
「おい、人がサービスしたっとんのに叩く奴がおるか」
「そんなのいらない―――ちょっと」
身をのけぞらせて逃れようとした423を抱きしめ、音を立てて肌を吸う。
「あ、洗えないでしょ」
愛撫とは明らかに異なるおふざけに、423は笑いながら関西弁の男の頭を抱えた。
腕の中で小刻みに震えるのが可愛くて、ついしつこくしそうになったが、度を過ぎれば本
気で殴られてしまうだろう。ほどよいところで唇を離し、腕の力を抜いた。
「あー、くすぐったかった」
423は大きく息をついて身を起こし、再び関西弁の男の髪を洗い出した。浴槽の縁に頭を
預けてされるがままになる。指先で地肌を強く擦られ、心地よさに力が抜けていく。
ふいに頬に落とされた唇を追い、手探りで423の頭を抱えて口付ける。軽く触れただけで
離れると、また間をおいて唇が寄せられた。
時折笑い声を交えながら、何度も何度も繰り返す。
478おねだり2/10:03/07/26 06:07 ID:1JCarHf8
―――いつ頃からだろうか。わざわざ汗水たらしてやるよりも、こうしてじゃれ合ったり
抱きかかえて座り込んでいる方が楽しくなってしまったのは―――。
関西弁の男自身、すぐには認められなかった不思議な感情。
気づいた時は『まだそんな年ではないはずだ』とうろたえた。即座に膝の上の423を放り
出したくなったけれども、いくらなんでもそれは酷すぎると思いとどまった。
もっとも、常に自分が一番でないと気が済まない御方はすぐにこちらの戸惑いを悟り、盛
大な平手打ちを下賜して映画館を去った。二日ばかり手形が顔に残っていたが、大して痛
くもなく、軽く尻尾ではたかれた程度にしか感じなかった。それくらい動揺していた。
続いて外に出たのは423の後を追うためではない。誰でもいいから目に付いた男で試そう
と思ったのだ。
間もなく入口近くで張り込んでいた犬を見つけ、路地裏に引きずりこんだ。
当時は二人一組で行動しており、すかさずもう一人が止めにかかったが、容赦なく殴り倒
して路上に放置した。
479おねだり3/10:03/07/26 06:08 ID:1JCarHf8
赤い玉が出たわけでもなし、何をそんなに慌てていたのかと笑えるのは今だからこそ。
まだまだ現役なのを確認するまでは焦燥感で胸が一杯だった。余裕がないばかりについ激
しくしてしまったのは、ちょっと悪かったかなと思わないでもない。
少々時間はかかったけれど、今は『こういう関係があってもいい』と思えるようになった。
「流すよ」
423の手に促されて頭を外に出すと、湯が浴槽からあふれた。
「おい、もうええんちゃうか」
すでに肩の近くまで届いている泡を手のひらですくってみせると、湯の音が止まった。
「今止めた―――まだ開けちゃ駄目だからね」
シャワーで髪をすすがれている間に関西弁の男は手探りでスポンジを取り、423の体を洗
い出した。髪を洗い終えた423も、お返しのようにスポンジで擦りだす。
自分で洗った方が早いのに何をやっているのかと内心苦笑してしまう。でも、こんなまま
ごとめいたやりとりが楽しいのだから仕方がない。誰に見られているわけでもなし。
480おねだり4/10:03/07/26 06:11 ID:1JCarHf8
仮に見られていたとしても、当事者が良ければそれでいいではないか。
『この年だったらこれ位の頻度では』と世間相場を気にしながらやってもつまらない。
妙な義務感に駆られてやるよりは気が向いた時に肌を探り合う方がずっと楽しい。
そして、その“気が向いた時”が年に何回だろうと他人にどうこう言われる筋合いはない。
まったくもって余計なお世話だ。
今日は423が珍しくその気になっているから御相手をつとめさせて頂くだけのこと。
「もういい?」
一通りすませてしまったと次を促してくる423は、まだ止める気はなさそうだった。
再び浴槽の湯を捨て、頭のてっぺんから爪先まで念入りに洗い流す。濡れそぼった423の
体を抱き上げて浴室から出ると、大判のタオルを被せて乱暴に拭いた。
「痛いってば。髪の毛引っ張ってる」
「文句があるなら自分でやれや」
そう言いながらも関西弁の男は手を止めないし、423も逃げない。
481おねだり5/10:03/07/26 06:12 ID:1JCarHf8
何年にも渡り、幾度となく繰り返してきた会話。
初めて会った日にも同じようなことを言った気がするのは年のせいではないだろう。
そんな昔から、ずっとこうして423を構い続けてきた。

曜日も時間も特に定めずに、幼い423は気が向けば映画館に顔を出した。来れば誰かが遊
んでやり、痴漢は横目で睨みながらも時間になるまでは我慢していた。
だが夜も更けて“女優”がやって来ると、痴漢はすぐさま423に『帰れ』と言って出口を
指し示した。
最初に痴漢が宣告した時、もう少し言い方があるのではとたしなめた者がいたが、『子供に
用はない』と言われては口をつぐむよりなく、目線で423を膝に乗せていた関西弁の男に
取り成しを求めてきた。しかし痴漢の性格を誰よりも良く知る身としては、こうなったら
何を言っても無駄だと答えるしかなった。
それでもまだ不満げな顔をしている連中には423を突きつけて黙らせた。
482おねだり6/10:03/07/26 06:13 ID:1JCarHf8
『言い方なんぞどうでもええわ。ここに置いといたかてしゃあないのはホンマやろ―――
それともお前ら、やるか?』
両脇に手を入れて抱き上げてみせると、かつて寄ってたかって人を変態扱いしやがった男
達は気まずそうに目をそらした。
それを見て参加する気も失せてしまった関西弁の男は、423を抱き直して立ち上がった。
『送るで。もう遅いし』
そのまま帰ってしまうつもりだったが、肝心の423が眠いだの帰るのは面倒くさいだのと
ぐずりだしたため、いつも昼寝に使っていた物置部屋に連れていって、朝まで一緒に寝た。
外には犬もいたし呼べばすぐに下僕車も馳せ参じただろうに、何を血迷っていたのか。
大あくびをして目を擦る423をそいつらに引き渡してしまえば良かった。そうすれば痴漢
にぐだぐだ言われる回数も減った………と思う。
確実に減るという保証はない。理由がなければないで、捜してきてでも言いそうだ。
毎度毎度、些細なことをほじくり返しては関西弁の男を相手に延々語ってくれる。
483おねだり6/10:03/07/26 06:27 ID:1JCarHf8
とてもじゃないが、まともに聞いていられない。いつも話半分どころか殆ど聞かずにあさ
っての方を見てやり過ごしているけれど、それでも疲れる。できることなら逃げたい。
………長年そう思っていたくせに、自ら燃料投下に加担してしまうとは。
悲しかったが、これも自業自得だと諦めた。関西弁の男自身、気を緩めすぎていた。
普通だったらあんな汚い部屋に誰かを泊めようとは思わない。423本人が嫌がってくれれ
ばホテルにでも行っただろうが、平気な顔で汚い毛布にくるまって寝てしまった。
思えば、423はそれ以前から関西弁の男にくっついて物置部屋に出入りしていたけれども、
汚さについて言及したことは一度もなかった。だからこそ泊まらせるなどという浅はかな
ことを思いつき、さらには実行してしまったのだが………よく考えなくても当たり前だ。
そもそも映画館全体が小汚い。そういうのが嫌なら最初から来ないだろう。
神経質さとは無縁の御方は、ぐっすり眠って翌朝元気に帰っていった。
呑気に見送った後で改めて寝なおすことにした関西弁の男は、そんなところに綺麗な子供
が寝泊りするのが我慢できない人間が大勢いるのを忘れていた。
484おねだり8/10:03/07/26 06:39 ID:1JCarHf8
423が帰った数時間後に水道屋のおっさんが現れて物置部屋の改装を始めたのだが、おっ
さんを呼んだのは痴漢だと信じて疑わなかった。工事完了後、痴漢に罵倒されて変わり果
てた部屋に連行された時も、『こいつにしてはまともやんけ』としか思わなかった。
成金趣味は不治の病。この程度で済めば御の字だと己を慰めた。
しかし違った。すべては423が汚い部屋に泊まるのを嫌がった下僕の采配だった。
意外にも痴漢はもう少しシックなものが好みだったようで、出来上がりについて派手すぎ
るだのなんだのとごちゃごちゃ言いだしたが、趣味以前の問題なのは誰の目にも明らかだ
った。仮に痴漢の趣味に適っていたとしても、何かしらケチをつけたに違いない。
要するに、自分のテリトリーで―――しかもよりにもよって423のために―――勝手な真
似をされたのが気に入らないのであって、他はすべて『文句のための文句』なのだ。
その後、痴漢に捕まって愚痴を聞かされる度に『勝手に部屋をいじられたのが気に入らん
のはお前だけとちゃうわ!』と言い返したくなったが、じっと我慢し続けた。
今まで一度も言ったことはないが、本当は関西弁の男だってあの貧乏臭い部屋が恋しい。
485おねだり9/10:03/07/26 06:40 ID:1JCarHf8
―――ひびやしみの目立つ壁に傷だらけの床、照明は裸電球一つという薄暗さ。
できることなら今すぐにでも返してほしい。
しかし言ってもどうしようもないから黙っていた。泣いても喚いてもあの部屋は戻ってこ
ない。金をかければ外見だけ元通りにするのも可能だろうが、それはどこか違うと思う。
―――生きていればいずれ死ぬ。形あるものはいずれ壊れる。
そう思って、静かに諦めた。
さっさと気持ちを切り替えられたのは、身近に反面教師がいたからでもある。
誰よりも頻繁にあの部屋を使っていた関西弁の男を差し置いて激しく燃えさかる痴漢を間
近で見ていて、自分はここまで見苦しくはなれないと悟らされた。………そういうところ
が関西弁の男の弱さであり、他の者達に付け込まれる原因にもなっているのだが。
一応、それくらいは関西弁の男本人も自覚している。
どあつかましい連中に本気で対抗したければ、なり振り構わずにいくべきだ。体裁を気に
した時点で負けが決定する。
486おねだり10/10:03/07/26 06:41 ID:1JCarHf8
みっともないだの面倒くさいだのといった理由ですぐに退いてしまう関西弁の男は、永遠
に痴漢にも423にも勝てまい。
423が来るようになってすぐに二人の間に立つ格好になってしまったのは、他の者達より
要領が悪くて逃げ遅れたせいばかりでもない。
もともとああいう我侭な人間に弱いのだ。相手にしたって損をするだけなのに、最後まで
拒絶しきれない。
常に相手に退くことを要求し続ける痴漢や423のような手合いにとっては格好の獲物だ。
………二人の仲が険悪なのはもう必然というか、なんというか。
互いに決して譲ろうとしないのだから、ぶつかるに決まっている。遅かれ早かれ、関西弁
の男は板ばさみになっていただろう。
かつて医師も言ったように、自分の我侭が通る相手を巡って張り合っている面もある。
せめてもの救いは、常時口うるさい痴漢と違って423は基本的に静かなことか。
あくまで“痴漢に比べれば”だが、それでも大分ましだ。
487風と木の名無しさん:03/07/27 20:43 ID:a6tXOx0t
関西さんと姫のじゃれあいに萌え。
いっぱい読めてすごい嬉しいです。
488風と木の名無しさん:03/08/01 00:45 ID:t1h7ehU2
ムハーーーッ(aa略
お風呂でイチャイチャだー!
489山崎 渉:03/08/02 02:44 ID:RlHJq+QR
(^^)
490山崎 渉:03/08/02 02:52 ID:RlHJq+QR
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
491風と木の名無しさん:03/08/03 21:46 ID:b9exnKKC
キタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!! 
423、いいよなあ
492風と木の名無しさん:03/08/04 21:48 ID:u15MLNvb
ホッシュage
493風と木の名無しさん:03/08/04 21:54 ID:cuwlqKD8
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初々しい女の子や、(゚Д゚;三;゚Д゚) 痴女のお姉さんがいっぱい!!
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49486341:03/08/04 21:55 ID:OM3xmLEi
495?:03/08/05 18:27 ID:2BlVKEe8
小5で遭った俺の立場が?
496風と木の名無しさん:03/08/07 19:08 ID:doyCRlo5
>495
嬉しかった?
497風と木の名無しさん:03/08/13 02:12 ID:Upulbqo/
保守
498風と木の名無しさん:03/08/13 15:09 ID:jhteWX+8
高校の時、埼京線で股間ナデナデされた。
面白いので逆に擦り付けてやったら「ガシッ」と握られたので
さすがに怖くなったな。
499風と木の名無しさん:03/08/14 09:35 ID:0Dp4f0JK
スレの流れとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、久々に801板に行ったんです。痴漢スレ。
そしたらなんか、変なレスついてるんです。「高校の時、埼京線で股間ナデナデされた。」、とか。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、痴漢にあったこと如きで普段来てない801板に書き込んでんじゃねーよ、
ボケが。腐女子のネタにするぞ、萌えネタに。
500風と木の名無しさん:03/08/18 08:22 ID:KSkakT1A
保守
501おねだり 1/10:03/08/19 08:15 ID:22bXA0Oh
痴漢は423本人が目の前にいる時は頑なに無視し、いないところで関西弁の男にあれこれ
と言ってくるが、423は一緒にいる時に関西弁の男が痴漢のことを思い出すのが気にいら
ないだけで、それ以外の時は“どうでもいい”といった態度を貫いている。
こっちが何も言わなくても勝手に察して機嫌を損ね、謝罪を要求してくる点が少々厄介だ
し、割りに合わない気もするが、関西弁の男とて四六時中あの男のことを考えているわけ
でもない。423から話を振ろうとはしないのを、素直に有難いと思うことにしている。
思えば痴漢に居丈高に退場を命じられることについても、一度も不平を漏らさなかった。
そこに関西弁の男がいれば、手を引いて423様御宿泊施設と化した物置部屋に連れていく
なり送るなりしたのだが、いなければ423は黙って一人で帰った。
他の者からそうと聞かされた時、423が来そうな日はできるだけ映画館にいようと思った。
不憫と思うのは却って侮辱だと判っていても、つい肩入れしたくなってしまったのだ。
それは関西弁の男一人に限ったことではなく、痴漢を除き423に冷たくあたる者は誰もい
なかった。
502おねだり 2/10:03/08/19 08:16 ID:22bXA0Oh
ただ遊ぶために来て決して舞台には上がらず、たまに泊まっていく子供を皆が可愛がった。
退場する際には痴漢の渋面を無視して、口々に『またおいで』と声をかけた。
そうやって次第に423が映画館に溶け込むにつれ、関西弁の男が変態呼ばわりされること
もなくなった。最初から二人でいる時にからかわれたことはなかったが、一人の時でもま
ったく言われなくなった。
痴漢に何を言われようとも涼しい顔をしている423を、庇われるばかりの無力な子供では
ないと皆が認め、関西弁の男の付録扱いするのを止めたのだ。
これとはまた別に、たとえ冗談交じりにでも『二人きりで部屋で何をしているか』を詮索
された覚えがないのは―――まあ普通は聞かないと思うが―――意外とそのあたりの線引
きには厳しい者が多いからだろう。
つまり、子供を抱いた話など誰も聞きたくなかったというわけで。
後から知ったが、若干名を除いて“倫理的には勿論のこと物理的にも洒落にならない”と
思っていたそうだ。
503おねだり 3/10:03/08/19 08:17 ID:22bXA0Oh
確かに今でこそ人並みに育っているが、当時は同じ年の子供に比べると相当小柄だった。
口の利きようがませているのも程度問題で、年齢不詳に拍車をかけたのみならず、ごく稀
にだが見る者を逆方向へ突っ走らせてしまい、外見以上に幼く思われたこともあった。
そんな小さい子供相手に何をしていたのかと問われたら『やることはやっていた』としか
答えようがない。
毎回やっていたわけでもなし、添い寝に終わった夜の方が多い―――などとは言い訳にも
なるまい。判っているから、変質者と揶揄された頃も反論はしなかった。
清らかな間柄に程遠いのは周知の事実。仮に『やる気が起きなくて大人しく添い寝した』
と正直に申告したとしても、そんな柄ではあるまいと鼻で笑われたに違いない。
いっそ強引に帰しても良さそうなものを、あえて御泊りさせていたのは、関西弁の男なり
に思うところがあったからなのだが。
―――昼夜問わずにふらりと現れ、年相応の生活をしているようにはとても見えない子供。
真っ当な保護者がいるのかどうかも疑わしい―――。
504おねだり 4/10:03/08/19 08:18 ID:22bXA0Oh
寝床に困らないのは知っている。望めばいつでも、あれより遥かに豪奢な部屋が用意され
ただろう。
しかし423は望まない。特に拘りも執着もなさそうだ。毎晩枕が替わろうとも気にすまい。
そういう、どこか根無し草みたいなところのある423を見ているうちに、居場所をこさえ
てやりたくなった。
折り良く部屋もあった。423のために改装され、映画館を仕切る男が『勝手にしろ』と言
った元・物置部屋が。
―――どうせ元通りにはならない。ならばいっそ明渡してしまおう。
痴漢が勝手にしろと言ったのは、口先だけだと判っている。関西弁の男の意図を知ったら
さぞ不機嫌になるだろう。だが、痴漢が文句を垂れる回数が少々増えたところで今更だ。
とはいえ、423が用意された部屋に大人しく納まるとも思えなかった。それができたら下
僕達も犬を付けたりしない。初めから映画館へも一歩たりとも近寄らせなかっただろう。
特定の場所に居着かせたければ、それなりに努力する必要がある。
505おねだり 5/10:03/08/19 08:19 ID:22bXA0Oh
手始めに、できるだけ長く部屋で過ごさせようと試みた。
閉じ込められていると思わせたらおしまいだ。タイミングを見計らわねばならない。遊び
疲れたところで部屋に連れて行き、一緒にいてやる。うまくいけばそのまま寝てしまう。
回数を重ねて匂いがつけば自分の場所だと認める。そうなったらもう、わざわざ連れて行
かなくても自分から入って寝るようになる。
人間扱いしない方が早そうだと思った関西弁の男の判断は正しく、やがて423は眠くなる
と自主的に部屋に行くようになった。初めのうちは立ちあがりざまに関西弁の男の手を引
っ張り、一人で行こうとはしなかったため、毎回ちゃんと付き添った。
部屋に馴染むまではセックスの有無に関わらず一緒にいようと思って添い寝も務めた。
清らかな共寝の理由は他にも色々ある。関西弁の男本人も帰るのが面倒くさかったし、朝
帰るのを見届けたかった。
何よりも、あそこで423が寝るのに関西弁の男とやる必要は無いと教えてやりたかった。
―――ここはお前の寝床の一つ。いつでも好きな時に来てくつろげばいい。
506おねだり 6/10:03/08/19 08:28 ID:22bXA0Oh
いつ瓦解するか知れない老朽化した映画館だが、当座の雨露をしのぐことはできる。路地
裏のダンボール箱よりはましなはずだ。
気まぐれに野良猫を構うようないい加減さではあるが、残酷な仕打ちとは思わなかった。
確たる保証を与えてやれないのは本当のことだ。向こうもそんなものはいらないだろう。
それに、ちゃんと飼っているつもりでも守りきれない時はある。
見返りは求めていない。だからお前も、その時々に構ってくる手を次々渡り歩いて生きて
いけばいい。それだけの逞しさはあるだろう―――そんな風に思っていたのだ。
思い出すだけで、自分の少女趣味に反吐が出そうになる。
実際は逞しいなんてものじゃなかった。423の図々しさには幾度泣かされ、苦しめられた
ことか。
単に関西弁の男が夢を見すぎていただけとも言えるが。
最初から423は、いい子ぶったりよそ行きの顔を取り繕ったりの小細工はしなかった。
昔から裏表が無くて口が悪かったのだ。今はさらに磨きがかかっているが。
507おねだり 7/10:03/08/19 08:31 ID:22bXA0Oh
磨きがかかったのは美貌にも。綺麗な子供は壮絶な美貌の持ち主になった。
もっとも、中身の方は外見に似合わずかなり所帯じみている。
ある時は女王様、またある時は美少年の皮を被ったオッサンもしくはオバハンという訳の
判らない生き物に育ってしまった。だが、そんなものは黙っていれば判りはしない。
正直に言うと、中身の方は子供の頃から殆ど変わっていなかったりする。
昔から妙にせこくて金に汚かった。傍で見ていて呆れるほどに。
1に言っても信用して貰えそうにないが―――どうやら、423がそうなったのは関西弁の男
のせいだと思っているふしがあるのだ。
しかし、あれは元からああだった。ずっと傍で見てきたから間違いない。
成長すれば少しはましになるかと期待していたのだが、これまた不治の病だったらしい。
じきに諦めて、身長が思いのほか順調に伸びていくのを素直に喜ぶことにした。
やがて変声期が訪れた。これも標準より遅めではあったが、完全に声変わりを済ませてし
ばらく経つ頃には、実年齢より幼く見られることもなくなった。
508おねだり 8/10:03/08/19 08:32 ID:22bXA0Oh
ずっと成長する姿を見てきた。
ずっと423に触れるのは関西弁の男だけだった。

数年が経過し、気がつけば423は映画館最年少の座を下りていた。
423よりも年下の少年が“女優”として映画館に通いだしたためだ。それがいつからなの
か、はっきりとは覚えていない。その少年が初めて来た日に関西弁の男が居合わせなかっ
たせいもあるが、顔を見てからも少年の年齢を特に意識していなかったのだ。
『今度の子は若い』くらいにしか考えていなかった。
しかしながら、それは関西弁の男だけだったようで、他の者達はそうと知りつつ黙ってい
たらしい。皆が妙な気を遣って沈黙を守る中、一石を投じたのは肛門科の医師だった。

その日、いつもの如く痴漢が423に退場を促した時、それまで皆と一緒に黙って見送って
いた医師が突然異議を唱えた。
509おねだり 9/10:03/08/19 08:33 ID:22bXA0Oh
痴漢は最初の時と同じく“子供に用はない”という理由で終わらせようとしたが、医師は
引き下がらず、御得意の揚げ足取りにかかった。
『いつまで子供扱いする気なのさ。それに423ちゃんが子供ならあの子もそうでしょ』
前の日に舞台に上がった少年の名を挙げ、彼が423よりも年下であることを指摘した。
『あの子が良くて423ちゃんが駄目な理由を聞かせて貰いたいよ。君が個人的に気に入ら
ないっていう以外にね』
勿論、そんなものはありはしない。痴漢は不機嫌な顔で黙りこみ、事態の推移を興味深く
眺めていた関西弁の男に目をやった。
“お前が帰らせろ”との無言の催促に、関西弁の男も無言で目を逸らして返事に代えた。
加勢しなかったのは相手を見てのことではない。純粋に痴漢の肩を持つ気が無かった。
大体、この件に関しては最初から423寄りの立場を表明している関西弁の男に助力を求め
る方がどうかしている。
またとない味方の登場に無視を決め込んでいると、横顔に視線が突き刺さった。
510おねだり 10/10:03/08/19 08:40 ID:22bXA0Oh
いくら睨まれたところで、実際に穴が開くわけでなし―――と判ってはいるが、余り気分
のいいものでもない。はっきり言って気色が悪い。
根比べになったら負けてしまいそうだと思ったが、そうなる前に薄笑いを浮かべた医師が
他の誰もできそうにない指摘をさらりとやってのけ、しつこい男の視線を逸らしてくれた。
『そうやってすぐに甘えるの止めたら? 言いたいことがあるなら自分で言いなさい』
あくまで穏やかな口ぶりに神経を逆撫でされ、ただでさえ乏しい痴漢の忍耐力はあっとい
う間に底を尽いた。
『もういい!』
聞いている方が恥ずかしくなるような幼稚な捨て台詞を吐いて足音も高く出口に向かいか
けたが、関西弁の男の前で一旦歩みを止めた。さては特別誂えの捨て台詞が飛んでくるの
かと思って身構えると、強引に肩を組まれて少し離れた場所まで強制連行されてしまった。
この期に及んでまだごねる気かと呆れていたのだが、いきなり真顔で囁かれて困惑した。
『―――本当に、いいのか』
511風と木の名無しさん:03/08/19 17:37 ID:Mmxh+C46
(;´Д`)ハァハァ 相変わらずイイ。
512風と木の名無しさん:03/08/21 15:57 ID:2gIgkzal
(;´Д`)ハァハァ
513風と木の名無しさん:03/08/22 23:34 ID:XMxwIIdf
続きや……(;´Д`)ハァハァハァハァ



   _∧ ∧
  (  心 )
   8 レノヽヾ8
  ξξξ゚ ヮ゚ノξ   あははははは!
   ⊂)†iつ  
  ⊂<___|    
     し





515風と木の名無しさん:03/08/27 09:45 ID:wr7as87X
|..,.,,
|A`ミ ダレモイナイ・・
|''''"  オドルナラ イマノウチ
|
516風と木の名無しさん:03/08/30 22:07 ID:958Ugxnn
いるよう。

>真っ当な保護者がいるのかどうかも疑わしい―――。
確かに…。423様の保護者って、興味ある。
517風と木の名無しさん:03/08/31 01:45 ID:xn6QBU2/
マワレマワレ〜
518風と木の名無しさん:03/08/31 19:50 ID:IiK0yWKc
オドレオドレー
519風と木の名無しさん:03/09/01 09:19 ID:eBHIxVLY

  ♪ б                 ・・・・
♪  / \ ホッシュシュ        ..,,,,.,.,,
  ヽミ 'A` ,ミノ ホッシュシュ      ミ・д・ ミ )))
    "''''''"    ホッシュホッシュ    "''''''"
          シュ
520風と木の名無しさん:03/09/02 23:15 ID:X4WWse7T
歌えー
521風と木の名無しさん:03/09/04 10:54 ID:rY4mnpRD

♪   б                ♪
 ♪ / \ ホッシュホッシュ       ..,,,,.,.,,   ♪ツキーガー
  ヽミ, 'A` ミノ ホッシュシュ      ミノд・ミノ ))  ワビシーイ
    "''''''"  ホッシュホッシュ       "''''''"
         シュ
522風と木の名無しさん:03/09/05 10:00 ID:Cs3Z97Dv

    .б                ♪
   ./ \  タノシソウダネ      ..,,,,.,.,,   ♪ロジーウーラーノー
   ミ;'A` ミ            ヽミ・дヽミ ))   アドッコイショ
    "''''''"               "''''''"
523風と木の名無しさん:03/09/07 00:03 ID:EKMbmfqO

       ノノノノ
       (゚∈゚*)
      /⌒\/\
パンパン /  _ノ⌒⌒⌒`〜〜、_彡
ε( ̄ミ人 //⌒   ノ    ヽ)彡
 ⊂ニニニニニニニニニニニニニニニ⊃
524風と木の名無しさん:03/09/08 00:02 ID:u5jSsjsv
|..,.,,
|A`ミ ダレモイナイ・・
|''''"  オドルナラ イマノウチ
|
525風と木の名無しさん:03/09/09 00:49 ID:sQ8IGMnA

     б  マタキタヨ          ・・・・
    / \              ..,,,,.,.,,
   ミ;'A`ミ             ミ・д・ ミ )))
    "''''''"              "''''''"
526風と木の名無しさん:03/09/09 23:33 ID:sQ8IGMnA

    .б                  
   ./ \  キョウハ アカルイキョクデ  ..,,,,.,.,,  
   ミ, 'A` ミノ  オドロウネ      ミ・д・ ミ ))コクコク
    "''''''"                "''''''"
527風と木の名無しさん:03/09/10 08:43 ID:UvYlJF3l
全然関係ないけど女性専用列車が逆差別だ!て言ってる男って
自分以外が全員ホモの電車でも良いのかね?
528風と木の名無しさん:03/09/13 20:03 ID:PhgM8bDY
男性専用列車を作ってみる。
で、その車両にチカンさんが現れて・・
ホシイ
という願望かな?その子(男)
529風と木の名無しさん:03/09/13 20:08 ID:aM/ADJJ5
wa-o
530風と木の名無しさん:03/09/13 21:25 ID:31fz00b4
531風と木の名無しさん:03/09/13 21:42 ID:b0wYi1C0
中学校の時に塾の先生に体を触られたけど、
全然嬉しくありませんでしたよ。
532風と木の名無しさん:03/09/13 23:30 ID:y2JYMmGv
全電車、もうトイレみたいに完全に男女分けちまえばいい。

…とか思ったけど、
やっぱり無理か(w
533風と木の名無しさん:03/09/14 01:57 ID:335ZKHIV
女性専用車両を作ってから普通車両での痴漢率が上がったらしい。
もうアホかとバカかと…。

自分は女だけど一回専用車両に乗ってピンクな気分を味わいたいな('∀`*)
534風と木の名無しさん:03/09/14 08:58 ID:5ywbUex0
男性専用車両で痴漢されてもいいよ。
触られるだけなら、全然へいき。
握らされたり、液をかけられるのは嫌だけど。
好みの男なら、お友達になりたい!
535風と木の名無しさん:03/09/14 09:12 ID:xj6jaujF
ふつー友達には痴漢しないぞ
536風と木の名無しさん:03/09/14 14:02 ID:iCY44dkG
>534は、お友達と痴漢プレイをしたいわけじゃなくて
たまたま出会った痴漢が好みの男だったら
そのままお友達になりたいんだよね?

「まずはお友達から始めませんか?」ではなく、
「まずは痴漢から始めませんか?」ってことなのでわ。
537風と木の名無しさん:03/09/14 17:58 ID:335ZKHIV
OKになったら普通は友達じゃなくてラブホ直行な罠。

でも801なら…、
男性専用車両で痴漢されまくりな受け…
カクイイ攻めに痴漢されて何故か友情が始まる……(・∀・)イイ!!

作家様、この設定でお願い!(*´Д`)ハァハァ
538風と木の名無しさん:03/09/15 15:30 ID:cRAx83Aw
スレが伸びてると思ったら…
喪舞ら何でもりあがってるんですか。萌えるじゃないか。

>>537
イイ!!
539風と木の名無しさん:03/09/15 20:55 ID:J+sIZQnj
中学生の時に、同級生に強要される形で、手と口でしてあげてた。
別に好きでも何でもなったけど、行為そのものには興奮してた。
相手が写生するのを口で受けるのが好きだった。
強要は形だけで、何度もしてた。
あの頃に戻りたい・・・
板違い?
540風と木の名無しさん:03/09/15 23:05 ID:1SguYyjQ
板違いだけど暇だから作家様が降臨するまで繋いでおくか( ゚Д゚)

>539
どういう経緯でそうなったの?
その同級生との関係はいつまで続いた?
自分がされた事は?
541風と木の名無しさん:03/09/15 23:35 ID:J+sIZQnj
>540
学校で席が隣同士で学習塾も一緒。
席が後ろの方だったので、授業中に触られたり触らされたりしてた。
放課後に暗くなった公園で求められて、手と口でしてあげた。
その後は学校の人目につかない所や彼の家でしてた。
関係は半年ぐらい続いて、学年が変わり組換えで別の組になり自然消滅。
私は成績が下がって、元に戻すため必死に勉強した。
私がされたのは、手でされた。
高校の時、別の人と同じような関係になった。
学校は中高一貫の私立男子校。
たまにある話だと思う。
542風と木の名無しさん:03/09/16 03:42 ID:bLH1mOH5
>541
レスは嬉しいけどそもそもスレ違いだからsageでおながい。
まあ、男子校だし思春期にはそういう事もあるらしいね。

>放課後に暗くなった公園で求められて、手と口でしてあげた。
ここも少し細かく教えてw 強制的って言ってるし。
あ、何年生の時?
なんで成績落ちたの?
高校でもかいっ。て事は539は可愛いいの?
こっちも詳細もキボンヌw
543風と木の名無しさん:03/09/16 23:17 ID:hGfAeSmk
>542
答えるけど、ますますスレ違い、板違いですよ。

中学2年生の時。
友達に無理やり公園の公衆トイレの個室に連れて行かれた。
相手が立って、私がしゃがんで手でしてあげていると、
口でするように言われた。
私が躊躇していると、頭を抑えられて口に入れられた。
口に出されてびっくりした。

何回もしているうちに、自分からしたくなって誘うようになった。
同性と進んで性行為を繰り返している自分が
異常ではないかと思うようになった。
先生や親に見つかったらどうしようという恐怖心も出てきた。
したいと思う気持ちと、罪悪感や恐怖心で
いつもボーとしているようになった。
成績が落ちるのは非常に早くて、赤点を何科目か取ってしまった。

中性的な感じ。
最近はエストロゲン、プロゲステロン、抗男性ホルモン剤を服用している。
胸が少し出ているので、大きめの男っぽい服しか着ない。髪は短くしてる。
アルバイト先のお客さんには、時々「女の人かと思った」って言われる。
大学の昼食会で、教授の前に座ることになった時のこと。
私はお米アレルギーなので、いつものようにご飯を全部残したら、
先生に「妊娠したんですか?」といわれた。
性的嗜好と薬がバレたらどうしようといつも心配している。
もう子供を作れないし、女性とはできない。
同性が好き。
544風と木の名無しさん:03/09/17 10:46 ID:iCWaVlI4
おっと、ノンケかと思ったらTSだったんだ(゚Д゚;)
再度言うけどsageでお願いします。(メール覧に「sage」)
まあ、他の人から「よそ行け!」て言われたら止めよう…。
そもそも何でここに539を書いたんでつか?

>友達に無理やり公園の公衆トイレの個室に連れて行かれた。
「友達」て書いてあるけどいじめられっ子だったの?
相手は悩んでなかったのかな?

高校時代の経緯もおせーて。
あと実際女の子とつき合った事ある?
545風と木の名無しさん:03/09/17 21:24 ID:tG4VFB5M
申し訳ないがよそへ行ってほしい……
546風と木の名無しさん:03/09/18 06:59 ID:YS3pE+Bi
言われてしまった…スンマソン(;´Д⊂)
ただ何でここに書いたのかだけ知りたいな…。
547風と木の名無しさん:03/09/18 10:08 ID:B2G9EC17
>546
sageなかった私が悪かったのかもしれません。
すみませんでした。

ここに書いた理由は、以下のようなものです。

大事な友達の影響でフェミ叩きをしてました。
正論を述べて論理的に攻撃するだけです。
家事が好きで、性的嗜好が普通と違い、薬を飲んでる私が
フェミや三角を攻撃するのは変なのですが・・・
スレタイが「痴漢」だったので、敵地と思ったらそうではなく、
読んでたら素になってしまって書き込みしました。
ごめんなさい。
今は将来の職業やポストが心配で、ばれないことを規範として生活してます。
でも薬はやめられないし、むしろだんだんエスカレートしてきて、
その他の物理的手段もしたくなるし、麻薬中毒患者のようなものです。
私の理性はもうすぐ崩壊してしまいそうです。
何も考えず、今より自由にしていた中学生の頃を懐かしく思っています。
お邪魔しました。
548風と木の名無しさん:03/09/18 13:40 ID:YS3pE+Bi
もうこれきりにしますんで、多めに見てくだせい(;´Д`)人>住人

>547
うーん、中々複雑なんやね。Tsのフェミ叩きか…中々キツそうだ(^^;
女性ホルモンを入れるとすごい情緒不安定になるから
将来への不安も重なってヒステリックになってるのかな。
まあ、801板にいてもなんの解決にもならないんだろうから、
同性愛板かで相談した方が良いと思うよ。
もしくは心療内科や大学のカウンセリング(無料)に行くとか。

人には人それぞれの生き方があるから、がんがってねとしか言えないけど
ストレス解消のフェミ叩きもほどほどにおながいしますw
549風と木の名無しさん:03/09/24 00:02 ID:PKz2Nnbw
スレちがいだけど、漏れ的には興味深い話だったよ>547,548

550風と木の名無しさん:03/09/24 03:57 ID:CzF/2kST
どう間違って敵地と迷いこんだのか不明だけど
読んでて素になったって事は801てすごい力があるんだと実感w
551風と木の名無しさん:03/09/25 03:34 ID:Bx36VGtk
>547
(,,゚Д゚) ガンガレ!
552風と木の名無しさん:03/09/29 14:43 ID:TWYdoDyj
面白いのであげ。
553風と木の名無しさん:03/10/01 04:35 ID:BPedxiCf
   (⌒-─-⌒)
   (  ・  ・ )
    / 丶__▼ノ
    l  (,,゚Д゚) <勝手に保守
    | (ノ    |)     
   C      l
    ゙:、.. ノ ノ
     U" U
554風と木の名無しさん:03/10/04 02:27 ID:PoWPYxML
>>549 にドウイ。ガンガレ兄さん。

女性専用車両に乗ってて後ろから手が伸びてきたらびびるだろうなあ……
でも女性車両って嫌いなので、そゆーことが起こってホスイ。ただし私以外のヤシに。
自己中しかもスレ違いにて逝ってきまつ。
555風と木の名無しさん:03/10/04 18:40 ID:27fT61KH
>554
イミフメイ
556風と木の名無しさん:03/10/04 23:26 ID:isjrW5Pl
>554
あなたがやればいいんでわ……
557風と木の名無しさん:03/10/14 16:52 ID:aZiidvUB
|..,.,,
|A`ミ ダレモイナイ・・
|''''"  オドルナラ イマノウチ
|
558来栖良:03/10/17 17:04 ID:e2Hk3kB0
中学3年の時に痴漢に遭いましたが、嬉しくはありませんでした。痴漢は女性に悪戯する男と広辞苑に載っていたので、男性に悪戯する場合は罪になるのかその時解らず困りました。眼鏡ッ子は危険なのでしょうか?
559風と木の名無しさん:03/10/17 18:27 ID:zjcakAQH
うちの父が大学生の頃チカンにあったと言っていた。
…萌えてゴメソ、パパン・・・_| ̄|○
560風と木の名無しさん:03/10/17 22:07 ID:eILZ7e7U
宣伝ですが。(;´Д`)ゴメソー

http://kame.kakiko.com/801/
更新しますた。それでは良い痴漢ライフを(°∀°)ノシ
561風と木の名無しさん:03/10/18 00:27 ID:E9LHN+xA
>560
乙です。
562風と木の名無しさん:03/10/18 01:04 ID:tQMT64gM
>560
乙です。
良い痴漢ライフ…ポ(*´д`)
563風と木の名無しさん:03/10/22 23:11 ID:/SPW7YJa
七時三十六分、四両目の後ろのドア。
階段を降りたすぐ目の前に位置するそこから電車に乗りこむのは、平日の日課だった。
しかしここ数日、わざわざ歩いて一番前の車両に乗ることにしているのは、不躾に
自分の体に触れてくる輩が現れたからだ。
最初は気のせいだと思っていた。垂らしている手が偶然に自分に当たっているだけだと。
しかし二日三日と経って、その手の動きは段々明確になっていった。
電車の揺れに従って押し付けられていたそれはそのうち意思を持って脇腹を撫で、脚の
付け根をなぞりだし、とうとうその日。
初めて振り向いて顔を睨みつけた日、その不躾な男に、ファスナーの中に手を突っ込まれると
いう暴挙を許してしまったのだ。
元々手の感触で判っていたとはいえ、痴漢が男だと確認した時は少々眩暈を覚えた。
電車の揺れで男に寄りかかってしまい、それがとんでもない屈辱に思えてすぐに
顔を背けてしまったから目までは見なかったが、口元に笑みを浮かべていたのが悪い意味で
印象的だった。

今思えば、あの時の自分は女の代わりだったのだと思う。
何故かというと、すぐ後ろに女性専用車両が位置していて、四両目は殆ど女性は乗って
いなかったからだ。
それなら男が女性のたくさんいる車両に移れば良いと思うのだが、何故かいるのだから
仕方が無い。
諦めて自分から車両を移ったのは賢明な判断だったといえるだろう。
おかげでまたいつも通りの、人に揉まれて電車に揺られるという平和な日々が
戻ってきたのだから。
ホームを歩くのは少々面倒だが、背に腹は変えられない。
そして今日もいつもと同じ七時三十六分の、しかし乗りなれていない一両目に乗り込んだ。
564風と木の名無しさん:03/10/22 23:13 ID:/SPW7YJa
電車に揺られるのは嫌じゃない。
欲を言えば、もう少し周りに隙間があるか、いっそ座れたら良いのだが、いわゆる
ラッシュの時間帯にそんなことを願っても無理に決まっている。
だから、せめて壁に寄りかかりたかったけれど、次の駅で人が雪崩のように乗り込んで
きたからその小さな願いも叶えられないまま、受動的に人の中へ移動していく。
ここは人ゴミの中。
閉じ込められた小さな閉鎖空間。
だから、身体に触れた手を、最初は自分と同じ空間に居ざるを得ない誰かのものだと
思ったのも無理はないだろう。
その不躾な手が、腰を軽く掴み、それから前に回って来るまでは。
「!?」
下腹部を撫ぜ回す手がとても卑猥で、思わず腰を引くと手の主に背をぶつけた。
密着したのをいい事にもう片方の腕が、逃げるのを許さないように二の腕の辺りを
抱きしめる。
その腕のほうに気を取られ、そこから出ようと身を捩ると、逆の手がファスナーを
簡単に開け、その中に侵入してしまう。
「…っ……」
下着をやすやすと突破した指が自身に絡む。
そうなると、声をかみ殺すだけで精一杯になってしまった。
自慰のときにだって声をあげそうになったことはない。その手は自分で自分を慰めるのより
遥かに上手いのだ。
その間にも抱きしめていた方の手が服の上から身体をなぞっていく。
首にかかる吐息までいやらしくて、背筋に怖気のようなものが走る。
耳を食む感覚に、周りに見ているものがいないか慌てて確認し、誰もが自分を見ていないことに
ほっとした瞬間、握られて背を硬直させた。
「気持ちいい?」
掠れた吐息がくすぐったい。
「いきなりいなくなるから、病気にでもなったのかと思ってビックリした」
565風と木の名無しさん:03/10/22 23:13 ID:/SPW7YJa
まるで友人にでも話し掛けているかのように気軽に喋る男の手は、前を軽く扱いている。
今すぐにでも抗議したいのに、声を出せば嬌声にとって代わられるのが判っているから、
何も出来ずに俯いている自分が歯痒い。
あまり低くない声はその分よく響く。直接的な語句は出ていないものの、聞かれていないかと
再度辺りを見回したら、耳元に苦笑が聞こえた。
「誰も他人の事なんか見てないよ」
後ろから抱きすくめられる格好になっていることが、今更ながらに恥ずかしい。
必死に声をかみ殺しているぶん、涙になって目の前をぼやけさせていることが辛いし
むかついてくる。
「降りるのって次の次の…その次だっけ」
普通に話し掛ける男に怒りを覚えて。
「……は…っ」
喋る事すら出来ない自分に殺意を覚える。
「大丈夫、ちゃんといかせてあげるから」
誰がそんなこと言った、という代わりに男に顔を向け、涙で一杯になった目で思い切り
睨みつけると。
「なに、キスも?」
途端に掠れた声で囁き、届かないからと頬に唇を押し付けた男に、思わず目を見開いた。
合わさった目線に微笑んだ男の、その表情は、537を見惚れさせるのに十分すぎるほど
綺麗なものだった。



言い出した人が人身御供です。>537
566風と木の名無しさん:03/10/23 00:00 ID:+tG4uFwi
キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
567風と木の名無しさん:03/10/23 06:17 ID:kS0ZiwJw
>563-565
モモモ、モエーーー!
乙彼サマです。続き楽しみにしてます(;´Д`) ハァハァ
568537:03/10/23 14:32 ID:EB8iFpRC
乙!ていうか漏れか!
元の元は>534なんでは…w
569風と木の名無しさん:03/10/23 21:26 ID:tcMeYuyG
>568
ならば、537×534と呟いてみるテスト。
570風と木の名無しさん:03/10/24 12:15 ID:JPP1AxjR
でも、534は「好みなら友達になりたい!カモーンщ(゚∀゚*)ポルァ」って感じだからな。
>563-565とは違うわなぁ…
……じゃ







>559のパパンとか…
571風と木の名無しさん:03/10/24 17:05 ID:8iGH1324
なんかタイトル付けなきゃなぁ…



咄嗟に噛み締めた下唇から、うっすらと血が滲んでいるのが判る。
額からは脂汗が垂れてきて、不快なことこの上ない。
「大丈夫?辛そうだよ」
それもこれも、背にべったりと張り付いている不躾で最悪な、
迂闊にも537が見惚れてしまった痴漢のせいだ。
「出しちゃいなよ、そんな顔してないで」
服の裾で537の額を拭いてくれる男は、本気で心配そうな表情を
している。嫌だ、と言うかわりに首を横に振ると、小さな唸り声が聞こえた。
「でも、降りるのって次の次だよね?このままじゃ降りれないよ」
そんなことは判っている。大体ここで達してしまったところで、
だから降りる気がするかというとそうではない。今でも足が
ガクガクして頼りないのだから、尚更動けなくなるのがオチだ。
しかし、問題はそこではない。
もっと直接的で、537にとっては屈辱に近いことだ。
どうすることもできないまま歯を食いしばって必死に耐えていると。
「んー…あぁ、もしかして」
男は抱きこむ腕を更に強くして、唇を耳にくっつきそうなくらいに
近づけてきた。
「人にかけるのが嫌なんだ?」
その少しばかり楽しそうな声に、537は縦に首を振るので精一杯だ。
「そんなの気にしちゃだめだって。それに、ほら―――」
男が上を向くと同時に、車内アナウンスが聞こえてくる。
537の降りる、その前の駅に着くことを知らせるものである。
572風と木の名無しさん:03/10/24 17:06 ID:8iGH1324
「次。すごい人降りちゃうよ」
色々な路線が集まっているその駅は、乗る人間も多いが逆に降りていく
人間もとても多い。一瞬でも周りに人がいなくなれば、537の
あられもない姿は、車内のかなりの数の人間に晒されてしまうであろう。
それは今後の生活を脅かす、なんていうレベルではない。切腹でも
してしまいたいくらいの恐ろしさだ。
「いいの?」
何も言えず恥辱と快感に赤らんだ顔を俯けると、男は笑って537の口元に手を
差し出した。そのまま唇の隙間に中指を這わせてくる。
「ちょっとだけ、口開けて」
手から逃げるようにして顔を背けると、指は強引に口の端から侵入してきた。
驚いて少し口を開けると、奥歯の噛み合わせに沿うように指が乗せられる。
「苦しそうだから、噛んでいいよ」
残った手のひらは537の口を塞ぐ状態で置かれる。息をしやすいように
少し浮かせてはあるが、声をあげなくて済みそうな安心感はあった。
何気なく外を見ると、既に駅は線路の曲がった先に姿を見せている。
どうしようと仕草が慌てる537の顔を優しく車内に向き直らせて、
男はまた耳を軽く食んだ。
それが合図かのように、537を包み込んでいた手が激しい動きを始める。
思わず食いちぎりそうになった指に、小さく舌打ちの音を聞いた刹那、
537の欲望はあっけなく弾け飛んでいた。
573風と木の名無しさん:03/10/24 17:07 ID:8iGH1324
それから537は男に会わないために毎回乗る車両を変える日々を送っていた。
車両ではなくいっそ乗車する時間を早めるか遅めるかするべきなのだろうが、
一本前の電車では早すぎるし、かといって一本後では遅すぎるのだ。
これが快速の止まらない駅周辺に住んでいる者の悲しい現実なのである。
もちろん、537の中に『一本前の電車に乗って、どこかで時間を潰す』という
選択肢は存在しない。男のために起床時間まで変えるつもりは毛先ほども
ないからだ。
しかし、そうやって平穏を取り戻したのは一日目だけで。
次の日からは、どうしても男に見つかってしまうようになっていた。
こちらは人に阻まれて身動きが取れないのに、「おはよう」などと手を振りながら
人ゴミを掻き分けて簡単に近づいてこれるのは、自分が男の友人だとでも
思われているからだろうか。
だとしたら、相当怒りを買っているかもしれない。
満員電車の中で人を押しのけて移動する輩など大迷惑に決まっているし、
目当てが自分とあっては、恨まれても仕方が無いだろう。
それは濡れ衣に近いのだけれど、弁解するわけにもいかない。
そして、すぐ隣に来た男は、ごく自然に537の腰周りに手を伸ばして
くるのである。
片腕で腰を抱き、もう片方は身体の上を彷徨いながら、結局はベルト辺りに
落ち着こうとして、それを537が思い切り叩き落とすのが新しい日課に
なってしまっている。
向かい合って密着してしまえば逆に何も出来ないのではないかと
試してみたこともあったが、抱きしめられて「これなら誰にも見られないね」と
囁かれた上、最後までされてしまった。
574風と木の名無しさん:03/10/24 17:08 ID:8iGH1324
何故いつも自分のいる所が判るのかと威嚇するような声で聞くと、男は
「一両目に乗っているから」と答えた。
意味が判らず聞き返すと、簡単に説明してくれた。
どうやら、一両目の窓に張り付き、537の乗る駅のホームを全て
確認しているということらしい。そして537の姿を認めると、素早く降り、
近づけるだけ近づいてまた乗り込む、という涙ぐましい努力をしているという。
そんな必要性の感じられない視覚神経の使い方に、537は違った意味で
感心した。
ついでに馬鹿かお前は、と視線だけで投げかけると、男は何を
どう勘違いしたのか右手に持ったサンドイッチを差し出した。
「食べる?」
「…誰がいるか」

男の手が触れてきた瞬間その手首を引っ掴み、いつも乗り込むすぐ隣の駅で
そのまま引きずり出して改札を抜け、人のまばらな駅前の駐輪場で
言いたいことが上手く出てこなくて「何なんだお前は!」と叫んだ結果が
これである。
辺りを一通り見回した男に焦れ、更に声をあげようとしたところ、
「電車で立ってて疲れたから何処か適当に入ろう」と言われ、そのまま
近くにあった喫茶店に誘拐されてしまったのだ。
537が朝食を摂っていないのを見越していたのか。「奢ってあげるから
ご飯食べよう」という言葉に誘惑されてモーニングセットまで注文して
しまった手前、犯行手口を聞き出してもそれを平らげるまでは
帰ることができないような気になってしまう。
ちなみに、537の頼んだパスタは時間がかかるのか、男のサンドイッチの
セットが運ばれてから少し経つのにまだ来ていない。
575風と木の名無しさん:03/10/24 17:08 ID:8iGH1324
537が身分証を出せと言うと、男は渋ることもなく「こんなものしか
ないけど」と運転免許証を差し出した。
拒否しなかったことに少々驚きつつも内容を確認し、住所を軽く暗記すると
男に返す。それを人質に痴漢行為を止めさせるという手段もあったが、
それは危険だと判断した。
「お前、次やったら終わりだからな」
凄んだ声は、男の気の抜けたそれにあっけなくかき消されてしまう。
「なんで?」
サラダを頬張りながら首を傾げる仕種が子供っぽい。
それに調子を崩しながらも、537は更に脅迫する。
「…今、お前の住所は判った。次あんなことしてみろ、お前のところに
警察が行くぞ」
「呼べるんだ?」
不思議そうに尋ねる声に、ぐっと言葉に詰まる。
男が、男に痴漢されたと通報する。無いことではないと思うのだが、
自分が当事者となると話は別だ。
大体住所氏名を添えて通報するなんて、「友人なら自分で解決しなさい」などと
民事不介入を振りかざされるのは目に見えている。
つまり、警察に相談するという事は恥を晒すだけだということで。
それが判りきっているのにやるとしたらそれはただのマゾヒストである。
「出来ないでしょう」
「………」
口元に笑みを浮かべる男に思わず赤面してしまいながらも、537は睨む
ことをやめない。
「じゃあ、こうしよう」
嬉しそうに人差し指を立てる男に眉を顰める。
576風と木の名無しさん:03/10/24 17:11 ID:dW+X+HLi
「痴漢はやめてあげるよ、そのかわり週一でホテル」
「却下」
冷静に判決を下した537は不機嫌を隠し切れない。
「えー…」
それに合わせるように不満がる男に、殊更に冷たい視線を投げかける。
目を泳がせて何やら考えていた男は、不満そうな顔のまま537を見返した。
「じゃあ、友達でいい」
口についたソースを指で掬い、舌で舐め取るのが何だかとても卑猥に
映るのは、男にされたことを思い出すからだろうか。
「は?」
しかし、心の中の小さな動揺を押し隠して、思いきり不機嫌さの
滲み出た声で聞き返す。
「だから、友達。そしたら電車では何もしない」
「誰が信じるか」
「いい案だと思うんだけどな。暇な時にちょっと遊んでくれればいいんだ」
男としては、どうあっても537との関わりは持っていたいらしい。
そして537が悩みに悩みぬいて、抜け出せないループに陥りつつも出した
結論は、『じゃあ誓約書を書け』という、解決してるんだかしてないんだか
判らないものだった。
鞄から取り出した紙にペンで書かせ、念のため拇印も押させる。
それに何の効力もないだろうことを、男は判っていながら言いはしない。
比較的綺麗な字で書かれたそれをきっちりと確認して鞄の奥底に
しまいこんだ537と目が合うと、男はにっこりと微笑んだ。
「友達にも色々あるよね」
577風と木の名無しさん:03/10/24 17:12 ID:dW+X+HLi
「…あ?」
意味の判らない537が、とりあえず相槌代わりに発した声に。
「ほら、例えば…―――セフレとか」
楽しそうに男が返した言葉にはまだ続きがあったものの、姿を見せた
ウェイターに慌てて537が放ったアイアンクロウと「死ね!」という言葉に
かき消されてしまった。







ごめん、537で通しちゃった。
それにしても連投規制ツラすぎ・・・
578風と木の名無しさん:03/10/24 19:26 ID:hQan3BjV
この2人の関係性好きだ。
強気なんだかヘタレ入ってるんだか余裕なんだかの攻めがツボです。
579風と木の名無しさん:03/10/24 21:29 ID:ffhfLvPK
いいもん読まさせていただきますた。ハァハァ(;´Д`)
続きあるんですよねー?更にハァハァ(;´Д`)
580風と木の名無しさん:03/10/24 21:55 ID:U73VmAMJ
うおー
萌えますた(*´д`*)
続きキボン。
581風と木の名無しさん:03/10/25 01:10 ID:vUMKfs8E
>578
>強気なんだかヘタレ入ってるんだか余裕なんだかの攻めがツボ
私も、正しくそこがツボだ…!


>571-577
オチに禿ワラ。
攻めがなかなかイイ性格してて萌えますた。
続き楽しみにしてます。
582537:03/10/25 09:19 ID:pw73naCh
はー、なんか爽やかエロくて(・∀・)イイ!!

>577
あ、全然かまわないYO!('∀`*)
お約束でツッコんだだけだからw
583風と木の名無しさん:03/10/27 14:42 ID:MWQkqjgD
わーい537に使用許可もらえたよ(*´∀`*)ポルァ-ン




次の日、537は電車に乗って死ぬほど後悔した。
携帯の番号とメールアドレスなんか貰う前に、住所や名前と一緒に
聞き出しておくべきだったのだ。

男の言う『何もしない』の、その範疇を。



アイアンクロウでギリギリと前頭部を締め付けると、男は子供のように
「痛い痛い」と喚いた。そのまま掴み潰してやりたい気分だったが、
友人同士のじゃれあいと勘違いしてうんざりした顔をしているウェイターの
視線を感じて、慌てて手を離した。
運ばれてきたパスタをがつがつとたいらげ、さっさと逃げようとして立ち上がると、
その様子を笑みを浮かべて眺めていた男は、極めて楽しそうに問い掛ける。
「明日は何処に乗るの?」
微笑む男を思いきり睨みつけ。
「何でお前に教えなきゃいけないんだよ」
彼と対照的な、極めて不機嫌そうな声で答えた。
「教えてくんないの?」
「誰が」
途端にしょんぼりとした男を置いて、537が喫茶店のドアをくぐろうとしたその時、
先程の表情からは考えられないような浮かれた声が背に触れた。

584風と木の名無しさん:03/10/27 14:43 ID:MWQkqjgD
「じゃ、明日も捜しに行くね」
咄嗟に引き返した537に髪を引っ張り上げられ、男はまたも「痛い」と喚く。
「探すな馬鹿!」
「どうして?」
解放された髪を撫で付けながら男が問う。
「迷惑なんだよ大迷惑っ!お前、周りの奴らの嫌そうな顔見てないのか!?」
「見てない」
簡潔な答えに、537は顔を背けて溜め息をついた。
「あのなぁ、お前は良いかもしれないけど俺は嫌なんだよ。お前のせいで俺が
睨まれんの」
「いつも同じとこにいてくんないからじゃん」
口を尖らせて言うさまは、まるで駄々っ子である。
喋り方も両手で頭を抑えて髪を落ち着かせる仕草もいちいち子供っぽくて、
似たような年齢に見えるのに近所の悪ガキを相手しているような気分に
なってしまう。
「だから、明日何両目に乗るか教えて?」
「………」
はっきり言って教えたくない。理由は簡単、会いたくないからだ。しかし、
教えなければここ何日かのように周囲の迷惑を省みず男は自分を目指して
人を押し退けるだろうし、そうなればまた冷ややかな視線を浴びる事になるだろう。
今だってその視線に参りそうなのに、こう何日も続けばそのうち顔を覚えられて
しまうかもしれない。というか、必死に顔を俯ける自分はともかく、へらへらと
笑って話し掛けてくる男は、確実に人の印象には残っているのではないだろうか。
「何両目?」
「……いつもの四両目」
「判った。また明日ね」
すぐに機嫌を直して手をひらひらと振る男を一瞥し、537はそこを後にした。
585風と木の名無しさん:03/10/27 14:44 ID:MWQkqjgD
勢いで書かせた誓約書は、家で改めて見るとただの子供だましにしか見えなかった。
簡単な誓いの文章と、男の名前と拇印。あまりにも馬鹿馬鹿しくて、でも
捨てることも出来なくて仕方なく棚の奥に押し込む。
「何やってんだ俺は…」
痴漢を捕まえて話し合いなんかして、あんなものまで書かせて。
こんな後悔の念が押し寄せてくるなら、恥を忍んで駅で男を突き出しておけば
良かった、などと絶対に出来ないことまで考えてしまう。



ふと、何か釈然としないものを感じた。
休むための連絡をするのを忘れた、とかそういうことかとも思ったが、考えても何処か
もやもやしたものが残る。
もし537がすぐに誓約書を見返していればすぐに気づいただろう。
男の言葉にも誓いの文章の中にも確かに存在する、『電車の中では』という一文に。


次の日。電車に乗り込もうとした537に、中から手を振るものがいた。
確認するまでも無く、昨日まで痴漢だった男である。
「おはよう」
総合を崩して微笑む男に努めて平静な視線を返し、ドア際に張り付く。
手招きをする男を無視するのは、そちらに行くつもりも無ければ元々行くことが
出来ないからである。
537にはぎゅうぎゅうになっている人達を押し退けて進む、なんて自分がされたら迷惑な
ことを人にできないからだ。
しかし、そんな537の胸中を知ってか知らずか、男は簡単に537の後ろまでやってきてしまう。
「お前っ…」
「おはよう」
来てくれないから来ちゃった、と楽しそうに言う男に溜め息をつく。
「お前な、俺が何で乗る車両教えたか忘れたのか?次迷惑行為働いたら時間ごと変えてやる」
586風と木の名無しさん:03/10/27 14:45 ID:MWQkqjgD
早口で一息に捲くし立てる537に口を尖らせながら、男は思いついたようにこくりと首を
縦に振った。
「判った、じゃあ明日からはドアのところにいる」
それはそれで邪魔な気もするが、歩き回るよりは遥かにマシではあるだろう。
「でも、俺は出来たら中のほうにいたいんだけど―――」
「え?」
何故、と聞こうとしたその時、駅から人が乗り込んできて二人は強制的に人ゴミの中へ
押し流されてしまう。
「別にいいか、この駅って結構人乗ってくるしね」
言葉を発する前に、身体に男の腕が巻きついたのを知る。
「なっ、何っ…」
「転んだら困るでしょう」
この状態で転べる人間がいたらすごいと思うのだが、そんなことは意に返さないらしい。
「放せっ」
「やだ」
男は簡潔に拒絶し、537を解放するどころか逆にぎゅっと強く抱きしめてしまう。
「そうやって恥ずかしがるから中にいようと思ったんだけど、あんまり心配しなくても
良かったみたい」
そう言ってはにかむ男は、そうやら根本的に何かを履き違えている。
「あ、心配しなくても良いよ、人に見られそうなときはちゃんと放すから」
いらついた537が放った拳は、背中ごしの攻撃のせいか男の額を掠めただけだった。
「…約束が違う」
「え?」
慌てて拳を避けた男は、テンポを崩してマヌケな声で問う。
「何が?」
「お前、もう何もしないって言っただろ!?ちゃんと紙にも書いてっ…!」
「俺、何もしてないよ?」
目を見開いて首を傾げる男に殺意を覚えつつ、537は興奮する自分を抑え、声を落とした。
「どこが何もしてない、だ。だったらさっさと離れろ」
「やだ」
587風と木の名無しさん:03/10/27 14:46 ID:MWQkqjgD
機嫌を損ねたらしい男は、537の肩に首を載せる。
「俺、『もう電車内で痴漢行為しません』って書いた、はず」
「だから、離れ…」
「これ、『痴漢行為』?」
はた、と537の思考が停止する。
「親愛の情から来るんだけどな」
抵抗しなくなった537に笑みを刻みながら、男は537の腹の辺りで手を組んだ。
「……お前、騙したな…?」
「誓約書見て「良し」って言ったのそっちだよ」
今度からはきちんと確認しようね、と言う男はまるで悪質な訪問販売に引っかかった人間に
同情しているかのようである。
537も「痴漢行為だ」と言い切ってしまえば良いようなものを、確かに悪いのは自分かもしれない、
この男が書いた文章をちゃんと読み返しておけば良かったのだ、と半分同意してしまう辺り、
悪質な商売に引っかかりやすい人ベスト5には入ってしまいそうな性格をしていた。
「だから我慢してね、周りのメーワクになるからね」
そんなものなど省みてもいない男は、体裁を気にする537を大人しくさせるために囁く。
537は軽く首を縦に振っただけで、それ以上何もしようとはしない。
不穏な空気を感じ取った男は、後ろから537の顔を覗き込んだ。
「抱きつくのやだ?」
心配そうに聞いてくる男に、537は当然のように頷く。
「嫌に決まってる」
「そう…」
うーん、とわざとらしく唸った男は、思いついたように「じゃあ」と続けた。
「明日からは、手繋ごうね」
抱きつかれるよりはマシだと何も考えずまた頷いた537は、すっかり男のペースに流されていた。
588風と木の名無しさん:03/10/27 14:48 ID:axS8QXrp
徐々に慣れさせる作戦?(w
流される>537タソ(; ´Д`)ハァハァ
589風と木の名無しさん:03/10/27 16:39 ID:2jmVmXQq
586の

13行目
意に返さない→意に介さない

19行目
そうやら→どうやら


脳内変換お願いします。
まだ他にもありそうだ…
590風と木の名無しさん:03/10/28 02:33 ID:JP0A4FQp
か…可愛い。むっちゃカワエー(w
禿しく萌えますた。
男にも537タンにもハァハァ。
続き楽しみにしてまつ。
591537:03/10/28 04:10 ID:waTJNwUA
「男」は結婚詐欺師みたいだw
592風と木の名無しさん:03/10/28 10:18 ID:g7A/3Jmo
>591
ソレダ!

・痴漢
・関西弁の男
・不良リーダー
・鬼畜

今までの攻についてる名前はこれくらいだよね。
で、537タンのお相手は「詐欺師」にケテーイ?(w
593風と木の名無しさん:03/10/28 19:21 ID:knWfLGGC
詐欺師(w
確かに*結婚*詐欺師な感じ…
でも、言葉巧みに主婦に布団も売れそうな気も。


文中(地の文)で『詐欺師』を使うのはキツイかもしれんがナー。
594風と木の名無しさん:03/10/29 19:42 ID:ET1facg+
_| ̄|○lll
>585 21?行目
総合→相好
コレすげぇ恥ずかしいよ…

お詫びの品↓
  ○
 ((
ノ_| ̄|○



『また明日ね?遅れないできてね』
判らないから捜しに行っちゃうからね、と悪戯っぽく笑った男に冷たい
視線を返し、537はそそくさと電車を降りた。
まったく居心地が悪い。
嫌いじゃなかったはずなのに、このままでは乗り降りどころか電車
そのものが嫌いになりそうだ。ほぼ毎日利用するというのに、
やっていられない。
『明日からは、手繋ごうね』
子供に言い聞かせるように男が言った台詞が耳に残っている。
柔らかいのに、有無を言わせないような強制力を併せ持った言葉は、
簡単に537を頷かせてしまった。
ただ、今日一番の問題だったのは、頷いたことなどではなく。
「…………」
男の腕の中にいることが、口で言うより居心地が悪くないと感じてしまった
ことだった。
595風と木の名無しさん:03/10/29 19:44 ID:ET1facg+
毎回定時に乗り込んでくる537を、男はいつも笑顔で迎えた。
特に休みの次の日など、驚くほど嬉しそうで、気後れしてしまうくらいだ。
「休みの間、何してた?」
いつも興味津々で聞いてくる男に視線だけ返して、それから顔を背け「別に」と
答えると、決まって「そう」とだけ反応が返ってくる。
約束だから手は繋ぐが意識して顔は合わせない。男はそれを嫌がったが、
だからといって自分のほうを向かせようとすることはなかったから、あまり
表情を見ることはなかったが、男の場合は声がそれを物語っていた。
537がそっけない言葉を返すたびに、落胆したような声音になっていくのだ。
そして、落ち込んだ気分を引き上げようとするかのように楽しそうに
話し掛けてきて、また先程以上に落ち込む、というループに陥るのが
常だった。
1週間も経つと537は完全に男の扱い方を熟知した。
何しろ少し言葉に答えてやるだけで機嫌が急上昇するのだ。こんなに扱い
易い人間もそういない。
「おはよう」
「…ん」
ドアが閉まったことを確認してから手を差し出すと、男はうろたえたように
537を見た。
「なんだよ」
文句があるのか、と不貞腐れたように言うと、途端に弾かれたように首を振る。
「あ、いや、ビックリして」
「何が」
「だって、自分から手出してくれるなんて思わなかったから」
そこで言葉を切って、男はあの537が見惚れてしまった、綺麗な笑みを
浮かべた。
596風と木の名無しさん:03/10/29 19:45 ID:ET1facg+
「ちょっと嬉しい」
やっぱり釘付けになってしまうのを隠したつもりだったが、隠しきれて
いなかったかもしれない。
男が、目の高さまで手を持ち上げてから、指を絡めたからだ。
「ひ、人に見られるだろ」
「ごめん」
そう言って照れたように微笑む男も綺麗だな、と537は思って、それから
何を考えているんだと自嘲する。
相手は元痴漢で、今は537に『友達』という名目でベタベタくっついてくる
危険人物なのだ。ほんの一瞬でも気を許してはならない。
そう自分に言い聞かせた矢先、男が「ねえ」と話し掛けてきた。
「何」
「今度の休みは、遊んで」
「…何処で」
嫌だと言わないのは、休みの日は基本的に暇だからである。
『暇な時に遊んで欲しい』と言われて了承した手前、遊ぼうといわれて
NOとは言えない。
それは、537の素直な性格を反映しているといえるだろう。
「何処でもいいし、何するんでもいいよ。付き合う」
男の、その笑顔を崩さないさまはまるで、子供を甘やかす親か
何かのようだ。
それか、もしくはその表情と言葉で子供を懐柔しようとする誘拐犯である。
「ん、じゃあ後でテキトーに決める」
「判った。また明日」
いつの間にか駅に滑り込んでいた電車から降りた537がふと中を見ると、
すでに進行方向を向いていた男は真顔に戻っていて、普段の笑顔からは
想像のつかないそれに、537は男の日常が少し気になってしまったが、
そんな自分には気づいていなかった。
597風と木の名無しさん:03/10/30 11:56 ID:JSahsfYn
|;´Д`)ハァハァ
598風と木の名無しさん:03/10/30 19:53 ID:faXuQUt7
流されてる流されてる、、、(; ´Д`)ハァハァ
599風と木の名無しさん:03/11/01 00:34 ID:SM3xnfjx

    .б                 __
   ./ \               |_±_|   ♪ホシュホシュナース!!
   ミ;'A` ミ             ヽミ・д・ミノ    ホシュホシュナース!!
    "''''''"                 "''''''"
600風と木の名無しさん:03/11/01 02:56 ID:K0Sgs4sz
おお、久々に可愛い保守AAが。

>594-596
537タソ、意識し始めちゃってるー!
続き待ってます(* ´Д`)ハァハァ
601風と木の名無しさん:03/11/03 00:39 ID:+tnQ+qAr

    .б                 __
   ./ \               |_±_|   ♪ホシュホシュホシュホシュ
   ミ;'A` ミ            (( ヾミ・Д・ミノ゙ ))    ホシュホ・・がちっ!
    "''''''"                "''''''"
602風と木の名無しさん:03/11/04 01:14 ID:SEpFqF7F

    .б                 __
   ./ \  シタカンダナ・・・      |_±_|   ・・・・
   ミ;'A` ミ              ミ;×;ミ  
    "''''''"                 "''''''"
603風と木の名無しさん:03/11/05 19:29 ID:5MqLvCRX
     、〜ヽ
 `}\," ̄((( ゙̄ヽ、
 /彡,、(( (ミノ(,,゚Д゚) <あんこ重っ
 `}〆ヽ ((( (( _ノミ)
     ~' ∪∪
604537:03/11/05 19:49 ID:YIo2k/K2
いったい仮自分はどーなるんだ(;´Д`)ハァハァ
605風と木の名無しさん:03/11/05 21:29 ID:jRJAY8g6
↑そりゃもう、H友達になって、やられちゃうんでせう。

596様、おもしろいよう。
なぞの537の日常が知りたいでつ。
606風と木の名無しさん:03/11/06 02:51 ID:g4K8je2m

     、〜ヽ
 `}\," ̄((( ゙̄ヽ、
 /彡,、(( (ミノ(;゚Д゚) <・・・
 `}〆ヽ ((( (( _ノミ)
   ∴ ~' ∪∪
607風と木の名無しさん:03/11/09 00:35 ID:WTnzsP7H
素敵スレ…
608風と木の名無しさん:03/11/09 01:47 ID:qjFNaeV9
穂酒(!?)……ホシュ
609風と木の名無しさん:03/11/10 17:40 ID:x6kU5xni
死守!
610風と木の名無しさん:03/11/10 18:19 ID:+ZwWeUqv
_| ̄|)))))))))))))))))))  ○



何も手に付かないほど悩む自分は、はっきり言って馬鹿だと思う。
しかし、お互いにしたいことや行きたい場所が一致しているから遊ぶ、
のではなくて「遊ぶ」という前提のもとにその内容を決めるだなんて
537には経験がない。いきなり友人が家に押しかけてきたとして、
大抵は家でそのまま過ごしたりするくらいだ。
今回は相手が相手だから家に行く、もしくは来させるということは
避けたい。というか、最初から念頭にない。
大体、男の趣味嗜好どころか学生なのか社会人なのかすらも判らないのに
遊ぶも何もない、と頭の中で半逆ギレしながらも、どうしようと悩む537は
いっそ健気だ。
とはいえ、考えが纏まるはずも無く。
結局時間だけを無駄にして、537は駅のホームに立っていた。


「……あのさぁ」
挨拶の後、先に口を開いたのは537だった。
「何?」
声をかけられたことさえ嬉しそうに微笑む男に意味もなく照れて
目を逸らしながら、537はどもりながら呟く。
「…お前、何して遊びたいんだ?」
「何って?」
首を傾げる男を睨みつけ、537はぼそぼそと続ける。
「だからっ…どこか行きたいとか、なんかしたいとか、あるだろ」
611風と木の名無しさん:03/11/10 18:20 ID:+ZwWeUqv
うーん、と視線を泳がせ、男はふと思いついたように537に向き直った。
「寝たい」
「死ね」
一発で意味が判ってしまった自分にうんざりしながらも、537は即答する。
眉根を寄せる男に当然だ、という風に冷たい視線を向けると、もうたくさんだというように537は溜め息をついた。
「…お前に聞いたのが馬鹿だった。やっぱり自分で考える」
その言葉に、男は首を傾げた。
「考えてたの?だから眠そうなんだ?」
「…ん」
「そんなの、別に悩まなくてもいいのに」
真面目だねぇ、という声が憐れみを含んでいる気がするのは気のせい
だろうか。
「だって、何にもすること無かったら意味ないだろ」
「そうだけど。街ブラブラするとか、家でのんびりするとかでいいよ、俺。
って、言ったよね?」
言われれば、そう聞いたような気もする。
しかし、『何でもいい』と言われると余計に悩んでしまう性格の537は、
それ故に考え込んでしまっていた。
「それじゃさ、待ち合わせの時間と場所、決めよう」
「え」
「駅にしようか、判りやすいし。休みなんだしゆっくりがいいよね、
11時頃がいいかな。で、一緒に昼食べよう」
男からすらすらと澱み無く出てくる言葉に、537は相槌しか打てない。
「何するかは天気とか見て決めればいいよ。ね」
「あ、ああ」
曖昧に頷いた537を見て、男は少し不満そうに口を尖らせた。
612風と木の名無しさん:03/11/10 18:20 ID:+ZwWeUqv
「……いいよね?」
途端に固くなった声にうろたえながら、537はコクコクと首を振る。
そのすぐ後、別に自分が怯える事なんてないんじゃないかと思い直し、
なんでもないような顔を作った。
「行き先は、俺が決めるからな」
その怒ったような声に男が軽く吹き出すのが判って、537は少し
不機嫌になった。
それを察したのか男が「ごめん」と謝ってきたが、明らかに笑っていると
判るそれに、更に顔を顰めた。
「………」
元々進行方向を向いていて自分の方を見もしない537の顔が更に逸らされるのを
見て、男は繋いだ手に力を込めた。
指が押しつぶされる痛みに抗議しようと顔を睨みつけてきた537を、
可愛いなぁと思いながらも口を噤む。
口に出せば、手を弾き飛ばされた上殴られかねないからだ。
「痛い」
「…ごめんね」
そして、今気づいたというように手の力を緩め、申し訳なさそうに
項垂れると、537は別にそこまで、というように少し困った顔をして
また進行方向に向き直ってしまう。
こんな曖昧でもどかしい状況になるならホテル通いを了承させておけば
良かった、と出来もしないことを考えながら。
「じゃあ、また明日」
男は、とりあえず数日後のデートを楽しみにしよう、と
至極前向きに行くことにした。



……………次デート?
613風と木の名無しさん:03/11/10 22:43 ID:L8MVSg/x
つ、ついにデートに!がんばれ男、もう一押しだ(;´Д`)ハァハァ
614風と木の名無しさん:03/11/10 23:48 ID:LB1t5uDg
>613
「がんばれ男」って響きがいいね。
そして熱く同意。
615風と木の名無しさん:03/11/11 02:13 ID:ki8EXXep
いよいよデートだ!じわりじわりと攻める男に
'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ(*´Д`*)'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
616風と木の名無しさん:03/11/13 11:36 ID:3+rayhG4
男、がんばれ!
617風と木の名無しさん:03/11/13 15:07 ID:Kfi9q/A1
健気に悩んでしまう537タンが可愛い。
愛でたいと思うのは漏れだけでつか(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
618風と木の名無しさん:03/11/13 16:26 ID:vHomfSxF
>617
禿同。
男も可愛い性格してるよね。
619風と木の名無しさん:03/11/14 16:54 ID:GsSq41RU
デートに期待。
620風と木の名無しさん:03/11/15 10:50 ID:A1A5wJ+O
age
621風と木の名無しさん:03/11/15 11:34 ID:DywgEknc
次はデートだ! デートだ!
どこ行くのかなあ。
622風と木の名無しさん:03/11/17 13:51 ID:wa+bywnH
その日は、晴れすぎて逆に気分が悪くなるくらいの晴天だった。

雲がまばらに散っている空から降り注ぐ太陽光線は、11月だというのに
まぶしい光を地面に投げかけている。
「晴れたね」
微笑む男の全身を舐めるように見回して、537は今最大級に膨らんでいる
疑問を投げかけた。
「……お前、何でそんな格好してんの」
怪訝そうに睨む537は、全くもって普通のラフな服装をしている。
それに対し、その視線を受け止める男といえば。
「え?似合わない?」
黒地に細い灰のストライプが入ったスーツの上には白いマフラーを掛け、
カラーシャツにネクタイをしていた。
537が思うに、どこかのマフィアか仁侠映画の隅にでもいそうな服装
なのである。
「連れて歩きたくない」
簡潔な感想を述べる537に、男は「似合うと思うんだけどなぁ」とまるで
見当違いの返答をした。
「そういう問題じゃない、悪目立ちする」
「でも、俺普通のカッコ似合わないって、よく言われるんだよね。
だから、いつも通りスーツにしてみたんだけど」
「お前いつもそんなの着てたっけ?」
623風と木の名無しさん:03/11/17 13:52 ID:wa+bywnH
品のいいスーツを着ていた覚えはあるのだが、こんなあからさまに
一般人ではない格好を見たことはない。
中身はどうであれ、電車の中での男は少し遊んでいそうな社会人、
くらいにしか見えなかったのだ。

正直な所537は男をホストか何かではないかと推測していた。
容姿のせいかその生活臭の無さからか、どうも真っ当な仕事に
就いていない気がするのである。
ホストが真っ当じゃないかどうかはともかくとして、537の中で男の存在は
今現在最大級に胡散臭いものだった。
今日の服装を見て、その思いは更に度を増している。
「とにかく、その格好のままは嫌だ」
不満そうに唇の端を歪める男に言い捨てると、537は腰に手を当てた。
「で、どうするんだ?」
着替えないなら帰る、と呟くと、男は慌てて待ったをかけてくる。
「判ったっ、着替えるから」
ここで待っていろとでも言うのかと、半ば諦めて溜め息をついて頭を
掻いた537は。
「服、見立ててくれる?」
申し訳なさそうに響く男の声に、ふと顔を上げた。
624風と木の名無しさん:03/11/17 13:54 ID:wa+bywnH
というわけで、何かよくわかんないです。(´Д`;)
625風と木の名無しさん:03/11/17 14:58 ID:0jxNaPxN
オオオ-!ショッピング☆
626風と木の名無しさん:03/11/17 23:10 ID:PX87MvhN
デートキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

ほんとに男ってば何者なんだろう。凄い気になる。
627風と木の名無しさん:03/11/19 02:27 ID:QdUfNq/Y
|∀・) ナゾノオトコニドンドンヒカレテイク537

|∀・) イイネーイイネー

|彡 サッ
628風と木の名無しさん:03/11/20 23:57 ID:3dk4+CMO
あげ
629537:03/11/21 12:29 ID:7ypKhlPJ
>624
オチ目指してがんがれ!(´ー`)σ)´Д`;)
630風と木の名無しさん:03/11/22 10:46 ID:LmSzmomD
オレ16歳。高2。
こう書き出すときっとこの板だと「出ていけ」って言われるんだろうね。
でも、どうしても聞いてほしい事があってこうやって書きこんでんだよ。
きっと、一番まじめに聞いてくれるのはこの板だと思うから。

ついこの間なんだけどね、オレ家に帰れなくなっちゃったんだよ。
原因は些細な事で、オレが姉貴のジーンズ勝手に履いてただけなんだけどね。
姉貴はそりゃもう鬼のように怒ってね。
なんか弟と同じサイズだった事がシャクに障ったらしいけど。
で、「もう2度と帰ってくんな!」って追い出されちゃったんだけどね。

追い出されたものの、その時点で午後11時。友達の家にもまさか行けない。
どうしようか・・・
公園かどっかで一晩過ごさなきゃいけないのかなあ。寂しいなあ。

あ、いい機会だしオールナイトの映画館に行ってみようかなって。
お金もギリギリ足りそうだし。
ただ問題はその映画館がエロ映画を上映してる映画館で、なおかつ俺がどう見たって中学生くらいにしか見えないって事なんだよなあ。
入ってみたいとは前々から思ってたけど、入る勇気もないし。
万が一、先生に見つかったら停学処分とかになっちゃうし。
停学になると学校の掲示板に張り出されてるんだけど、その停学理由が「喫煙により」とか「暴力行為により」とかなら普通だけど
「成人映画鑑賞により」とか張り出されたらもう生きていけない。
631風と木の名無しさん:03/11/22 10:46 ID:LmSzmomD
まあ、ぐだぐだ悩んでてもしょうがないから、とりあえずその映画館の前に来たんだけどやっぱり入れない、無理。
単純に恥ずかしいし、誰かに見られたら、もしそれが先生だったら、補導員みたいな人だったらと思うと気が気じゃない。
「おたくの息子さんをエロ映画館前で補導したんですけどねえ、ええ、エロ映画館です」みたいな補導員と親とのトークが頭に浮かぶ。

それでも、やっぱり見てみたい。
小さい頃からエロ映画館の前を通るたびに「入ってみたいなあ、あんな綺麗な人が裸になってるなんて信じられないなあ」って思ってたし。

それでもやっぱり入れない。
何度も何度も今度こそ入るぞって思って受付の人とのやり取りを頭の中でシュミレーションしながら中に入ろうとするんだけどあと一歩の勇気が出ない。
なんてオレはダメなんだ。

そんな葛藤を続けた8往復目、繁華街の人並みが途絶えた。またとないチャンス。
ここしかない、ここしか入るチャンスはない。一生分の勇気を振り絞れ、オレ。
と思って心臓バクバク言わせながら映画館の受付に歩を進めた。
落ち着いて、落ち着いて。さも「エロ映画館なんて毎週のように来てるよ」みたいに振舞うんだ。
632風と木の名無しさん:03/11/22 10:48 ID:LmSzmomD
そして俺の口から出た言葉は「おおおおおおおとおと・・・おとなを1枚頂けませんか?」
(しまったー内心の動揺がそのまま出てしまったー絶対怪しまれる、どうしよう、どうしよう)
そしたら80ぐらいに見えるお婆さんは面倒臭そうに「1800円」とだけ。
良かったー突破した、認められた、オレも今日から立派な大人だと思いつつ、なけなしのお金を払って映画館の中に進んだんだけど、

ここに来て気がついた事がこの映画館がひどくボロボロだってこと。
戦前の建物だって言われても信じてしまいそうなくらいの廃れっぷり。
「こんなトコにお客さんくるのかなあ?」「まあどうでもいいや、とにかく早く中に入ろう」と思って館内に入るドアを開けたんよ。

開けた瞬間に俺が考えてたのは知り合いがいないか、あるいは最悪先生がいないかってこと。
だから館内をそれとなく見渡したんだけど、労働者っぽい人って言うのかな。宿泊所代わりにしてそうな人が多いってイメージ。
一人一人の顔は見えないけど多分大丈夫そう。
ただ気になったのはオレが見渡したときに何人かと目が合った事。
「映画館に来てなんで入ってくる客をいちいち見るんだろう?」とは少し疑問に思ったけど、まああまり深く考えずに目立たない角っこの方の席に座ったんよ。

映画の方はエロシーンじゃないみたいで変なオタクっぽい人が「今の盗撮技術はどこまで進んだか」をとくとくと説明してる。
一生分の勇気を振り絞って何でこんなものを見なきゃいけないんだろう、と先々に不安を覚えてた時に俺の3つ先くらいに誰かが座った。
別におかしくない。おかしくないけどあんまり近くに人が座ってると勃起してるのもなんだか恥ずかしいなあ、と。
それくらいに考えてた。
633風と木の名無しさん:03/11/22 10:48 ID:LmSzmomD
でも困った事にその人が二つ隣の席に移動してきた。
(なんで?なんでオレとの距離を詰めるの?端っこに座ってるんだから角度的には前より悪くなるはずなのに・・・)
なんて思ってる時にオレの太ももに何か誰かが触ったような感覚が。
瞬間的に目を落としても誰も触ってない。気のせい?でも、あれ?
そんな風に俺が混乱してる間に二つ隣に陣取ってた人がオレの隣に移動してきた。
(なんで?今度こそなんで?わかんないよ。でも隣に人がいるからってすぐに席を立つのは何となく失礼だし・・・)
そしたらオレの掌を今度ははっきり、その人は握りしめたんよ。
片手で掌を軽く掴んで、もう片方の手で指の又の間とかをさすりだしたんよ。
(どうして?どうしてこの人はオレの掌を触ってるの?何か理由があるはずだ。たとえば・・・たとえばコンタクトレンズを落として探してるとか)
オレは目の前で起きてることがよく分からなかった。
ホモの人なんて会ったこともないし、映画やドラマの世界だと思ってた。
現実に自分が遭遇する事なんて一生ないと思ってた。
でも、そのお隣さんはオレが固まってるのをいい事にオレの太もも、内股のあたりに手を伸ばしてきた。
固まってたオレも反射的にその手を払いのけて「ななな何するんですかあ!」ってその人に言ったら
その人はにやっと笑って「いいでしょ?」とだけ、一言。
全身をゾゾゾゾゾーっと寒気が走る。

その人の顔を改めてみると「落ちぶれた科学者」って感じ。
すごく細い。オレでも喧嘩に勝てそう。メガネをかけていて顔もやせ細ってる。ちゃんと食べてないんじゃかって気がする。
その科学者がオレの体目当てで隣に来てそして今ベタベタ触ってる。
この事実を飲み込むのにすごく時間がかかった。信じられない。こうやって書いてる今でも信じられない。
634風と木の名無しさん:03/11/22 10:49 ID:LmSzmomD
太ももを拒絶された科学者はオレの手を本当に熱心に撫で始める。
オレはもうとにかくおたおたしてしまって「あの、あの、オレ、本当にそういうんじゃないですから、あの、離してもらえないですか?」
でも科学者は何も言わずに俺の掌を撫で続ける。本当に熱心に。とりつかれた様に。
やんわり言って離してもらえないなら強引に振り切るしかない。
今度はかなり強い調子で「やめて下さいよ!」と言って科学者の手を振り切る。
多分声は上ずってたと思う。
科学者は全く悪びれる様子もなく「かわいいね」とか言い出す。
勘弁してくれ。俺が一体何をしたんだ。ちょっとエロ映画館に入ってみただけなのに。

もう逃げたくなった。エロ映画館から出たくなった。
でも、もうお金はない。終電も終わってて家にも帰れない。
とにかく朝まではこの映画館で過ごしたい。
だから俺は席を立って別のうんと離れた席に移動した。
そこまであからさまに移動すれば「迷惑だ」というのが相手に伝わるだろうってそう思ったんだけど・・・

甘くない。
痴漢はしつこい。本当にしつこい。
よく新聞記事で「何ヶ月にわたってA子さんに触り続けて」なんて記事を見るけど痴漢は本当に執念深い。
何回移動を繰り返したか。6回か7回か。
どこに移動しても5分くらいすると科学者は何食わぬ顔で俺の近くにやってくる。
信じがたい神経。
(はっきり面と向かって言わなきゃいけないんだ、逃げ回ってるから舐められるんだ)
そう思ってもやっぱり面と向かってはなかなか言えない。
また科学者が近くに来た。やれやれ、逃げなきゃと思った時に異変に気がついた。
科学者と逆方向の席にやたらゴツイ人が座ってる。
足を組んでふんぞり返ってるからその前を通るにはその人に一声かけなきゃいけない。
頭の中で「はさまれた?」という気持ちがよぎる。
でも、ホモの人なんてそんなにたくさんいるわけがない、きっとたまたまあの席に座っただけ・・・
というオレの願望を裏切ってそのゴツイ人がオレの方に席を一つ移動してきた。
635風と木の名無しさん:03/11/22 10:50 ID:LmSzmomD
震えた。怖い怖い怖い。
どうなってしまうんだ、オレ。
科学者はいざとなったら喧嘩でも勝てそうだったけどあのゴツイ人に力でかなうわけがない。
その科学者もゴツイ人も一歩一歩俺に向かってくる。
(どどどどどうしたら?どうしたら?どうしたら?)
もう逃げよう。ここはまともじゃない。今すぐ科学者を蹴り倒してでも逃げよう。
そう思った瞬間に俺の首筋に手が伸びてくる。
科学者もゴツイ人もまだ二つ隣にいるのにどうして・・・
(後ろ?後ろにもいるの?何人いるの?一体オレ・・・・本当にどうなっちゃうの?)

恐る恐る首をあげて後ろにいる人を見ると髭を生やしたナイスミドルって感じの人が微笑んでる。
「大丈夫だから。僕たちに任せて」っていう信じられないくらいの信用できない発言が第一声。
その発言に固まってる間に科学者もゴツイ人も隣に詰めてきた。
本当に囲まれてしまった。ゴツイ人は凄い力で俺の腕を掴んでで痛みが走る。
科学者は今度は堂々と俺の太ももをさすり出した。
ナイスミドルは俺の髪とか耳たぶとか首筋とかをやたらやさしく触ってくる。
俺の頭は完全にオーバーヒート。
何がどうなってるのかわからない。
逃げなくちゃ、とにかく。大声出してでも助けを呼んででも。
でも情けない事にびくびく震えて声が出ない。
本当に怖い。恐ろしい。
涙ぐんでた、俺はこの時。
女の人が痴漢にあった時に大声を出せってよく言われるけどそんな簡単じゃない、当事者じゃないからそんなことが言えるんだ。
636風と木の名無しさん:03/11/22 23:55 ID:kSnN0dCo
>630-635
つ、続きは?
気になって仕方ないんだが。
637風と木の名無しさん:03/11/23 10:00 ID:zFzSGkba
同じく続きキボンヌ
638風と木の名無しさん:03/11/26 02:33 ID:hBtVdWKy
萌え
639風と木の名無しさん:03/11/26 09:32 ID:h5hI+fCp
こんな可愛い高校生がいる訳ない。
いるんだったら漏れも映画館に行って貫きたい。
640風と木の名無しさん:03/11/26 12:07 ID:LNU68CW0
実話じゃなくても良いから続き知りたい( ゚д゚)
641風と木の名無しさん:03/11/27 12:02 ID:g8KKHYhA
>630-635
中途半端で置いてくなよ〜
642風と木の名無しさん:03/11/28 18:16 ID:Rq3/BUzj
書き方からして衝動的に書いたみたいだから
時間たって我に帰ったか萎えてしまったんだな。きっと。
643風と木の名無しさん:03/12/03 14:48 ID:D3aaRB80
ホシュ
644風と木の名無しさん:03/12/08 02:16 ID:z3UBSDDx
中学校の頃、学校で音楽の先生(40過ぎの髭おっさん)が
「この前電車でふと寝てしまった後、起きたら左肩に生暖かいものがのってた」と告白してくれた
さすがにこれは萌えシチュには変換できねーなー、と思ったよ。
645風と木の名無しさん:03/12/12 20:59 ID:Jpd1N8oZ
ホッチュホッチュ

最下層なので上げてもいいでしょうか・・・
646風と木の名無しさん:03/12/13 08:53 ID:OM57kOXI
>644
> 「この前電車でふと寝てしまった後、起きたら左肩に生暖かいものがのってた」

生暖かいもの…?生暖かいもの…?それってつまりアレ?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

なんでも女性ってのは座ってて居眠りする時は右隣に男、左隣に女だと
絶対無意識に男性のほうには寄っ掛からないそうな。
でも男は無防備で隣が女性でもヤーさんでもかまわず寄っ掛かっちゃうらしいw

これを801変換して…隣に座った美少年が眠って寄っ掛かってくる
ってシチュはどうでしょ?
それでドキドキして思わず痴漢しちゃったりして…('∀`*)
647風と木の名無しさん:03/12/13 16:40 ID:YuOsPGAj
ちょっと間の抜けたオサーンが寄っかかってくれても(・∀・)イイ!
眼鏡ちょっとズレてたりとか!口ぽかーと空けてたりとか!
寄りかかられた方は、起こすフリして内股とかに手を這わせて
違和感を感じた眼鏡が目を覚ますんだけど、時既に遅く
寄りかからせたまま、声をっけるフリして耳にもイタズラしてイカしたい!!
648風と木の名無しさん:03/12/13 16:41 ID:YuOsPGAj
声を「か」ける、だ…
シチュに萌えすぎてあわてすぎた。スマソ。
649風と木の名無しさん:03/12/14 03:04 ID:A8Chl8kY
オヤジ受け?Σ(゚Д゚;)
650風と木の名無しさん:03/12/14 04:11 ID:/Nghzvp+
30〜40くらいの間キボンヌ。
651風と木の名無しさん:03/12/17 22:07 ID:92weSBVX
age
652風と木の名無しさん:03/12/18 00:18 ID:6/K9W56h
過去ログまったく読まずに体験談を書いてみる。
場違いだったらスマソ。ちなみに俺は24歳の男。

某××線でラッシュ時、ちんちんに何か当たった。
前のほうにいた女性の手。あれ、やばいなと思ったけど、
体動かしようがないし仕方ない。痴漢と思われないかビクビクしてた。
手の甲が当たってたんだけど、いきなりクルッと回転。手の平を当ててきた。
んで上下にさすったり撫でたり。なにしやがる!と思って顔をにらみつけたが
向こうは目をそらしてた。特にブスでも美人でもない、普通の女性。
年齢は同じくらいだと思う。痴女ってやつか!?と思った。
立ったらやばいなあ、と思ったけど興奮より先に気持ち悪さがきて、
全然反応しなかった。しばらくして停車。女は逃げるように降りた。

別の日、同じようなシチュエーション。相手は俺の彼女。もちろんいたずらで
触ってきた。混雑していて周りはうかがえないから、俺も別に嫌ではなかった。
そんときはとても興奮して、立った。やっぱ愛情がなきゃ立たないよ。

いや、物理的に立ったとしても、心のちんちんはきっと立たない。
653風と木の名無しさん:03/12/18 04:51 ID:PqrrBGCG
スレ違いどころか板違いです……
654風と木の名無しさん:03/12/18 06:17 ID:yr3xb8Q1
過去ログどころか板名も見てないのか。
ひとまず>652
同性に同じ事されたらここへいらっしゃい。
655風と木の名無しさん:03/12/18 09:20 ID:HBBNU79j
>>652の相手が男だったら、それはそれで萌えるかもなw
ま、板違いだ。ひょっとして誤爆?あるいは釣り?
656652:03/12/18 13:23 ID:IDqOtXhj
誤爆でも釣りでもないです。スレタイだけ見て、
「女性に痴漢されたときの男性心理」を語るスレだと思い込んでました。
よく考えたらここは801板。男→男に決まってる・・・
やっぱり男が801板見ちゃいけないな・・・
スレ汚して申し訳ないです。ごめんなさい。
657風と木の名無しさん:03/12/19 00:59 ID:j4nIQyaO
まぁ801板48の特技の一つ、【男体化】で食えない事もない。
可愛くて女に見えたけど実は激しく睫毛の長い少年だとか。
658風と木の名無しさん:03/12/19 12:47 ID:7KL1dgGO
>622>623
どーも行き詰まってるみたいだから、作者さんさえ良ければ
他の人がリレーで続けるのはダメかな?
スレ1読み返したら始めはリレー形式だったみたいだし…。

>630-635
も作れる人いたら…未消化だと非常にもにょ。

個人的には>646も作家様にお願いしたい(*´Д`)
659風と木の名無しさん:03/12/21 08:59 ID:fsU1pT1L
>622-623書いたヤシです。
巻き込まれ規制喰らってました__| ̄|○
こういうこともあるので、>658に賛成です。
初期からの住人なので、そのほうがウレスィ…


……というわけで。
言い出しっぺの>658が、まず>646を書き始めることを勧めるw
660658:03/12/22 06:08 ID:6HZr1AL4
>659
創作力も文章力もないからむりぽ(;´Д`)
初期からの作家様たちはもう離れてしまったのかなあ?
661風と木の名無しさん:03/12/22 16:33 ID:+/2LQDsO
>659
とりあえず659には続き書いて欲スィ…
文体が好きなので、それが変わるとちょっと寂しいよ〜
ショッピング行ってどうしたの〜 。・゚・(ノД`)・゚・。
662風と木の名無しさん:03/12/23 23:43 ID:Ftmq7QNN
エロ映画館に居るホモゲイさんは結構いるぞ・・と言ってみる。
663風と木の名無しさん:03/12/24 00:53 ID:+7vHdVjU
>659
是非!文章いいよ!妄想も膨らむよ!
664風と木の名無しさん:03/12/24 14:57 ID:G3SroPLz
メリークリスマスですよ喪舞ら(*´∀`)


 どこへ行くか、なんて結局決まっていなかったから、男の申し出は
正直ありがたかった。
服を選ぶなら相応の時間がかかるだろうから、次のことはその間にでも
考えれば良いだろう。
「ほら、行くぞ」
「うん」
 その嬉しそうな顔を見て、537は改めて男をガキだと認識する。
感情を素直に表に出しているだけなのだろうとは思うが、それにしても
仕草や表情がいちいち幼い。
 それを策略だとは思わず、心の片隅にあったらしい母性本能のような
部分をくすぐられてしまう辺り、537は男にハマりかけている。
それに気付いていないのは多分本人だけだろう。

 妙に真剣に服を選んでくれる537を、男は何も言わず見ていた。
油断するとだらしなくやに下がってしまう頬を、きゅっと引き締めながら、である。
何故かというと。
「なぁ、お前さ。誰に普通の服が似合わない、なんて言われたんだよ」
 腕に服を引っ掛けて悩んでいる痴漢相手が,自分に話し掛けてくれるうえ
自分に関する事で悩んでくれているからだ。
 喫茶店で詰問されるのも悪くはなかったが、やはりこうして普通に話しているほうが
嬉しいのは当然だろう。
「……全然似合うし」
 男の身体に服を当てている537は不満そうに口を尖らせている。
見立てる服が全て似合って見えるのが気に入らないらしい。
「なんかムカつく」
665風と木の名無しさん:03/12/24 14:59 ID:G3SroPLz
 逆に似合わない服を探し出したくなるのは性格の問題だろうか。そうしている間も
男は何も言わず537に従ってくれるから、調子に乗ってしまうのかもしれない。
 これでいい、と男に言われれば,さすがにここまでオモチャにはしないだろう。
「決まった?」
「まだ」
「自分の服買うときも,結構悩むタイプ?」
「…他人のだから考えてんだよ」
 537の,そのぶっきらぼうな物言いが可愛くて男は頬を緩めてしまう。
最初こそ顔に惹かれたが,今では性格も気に入っていた。
時々見せる大人ぶった感じが、逆に可愛さを目立たせている。
自分に対して優位に立とうとする言葉の響きも、子供に言い聞かせるような
態度も許せてしまうのは,その裏にある子供っぽさのせいだろう。
 つまりは男も537も、お互いにお互いが子供だと思っていた。
537の少し上から見たような言葉も男の妙な余裕も、そこからきているのである。
「これがいいかな。もうよく判んねぇよ」
「うん」
 とうとう投げやりになってしまった537から笑顔で服を受け取り、手早く会計を
済ませると男はそれに着替え、今まで来ていたものをデパートのロッカーへと投げ入れた。
ゴミ箱を見つめながら「捨てようかな」と呟いた男に537が猛反対したからだ。
自分が取りに行くとも思えないが、ロッカーに置いておくだけで537が安心するのならと
預けたものの、537の本当にほっとした表情を見たときはほんの少し驚いた。
男としてはただ単にいらないものを処分する行為でも、537にとっては非常識なこと
なのだと気付いたからだ。
 普通、公共の場にあるゴミ箱にスーツを捨てるというのはありえないだろう。
男は、そういう感覚が欠如しているらしい。
それに気付いてしまった537は、せめて最低限の常識は叩き込んでやろうと心に決めた。
連れて歩く自分が恥ずかしいからだ。まずは服の趣味からだろう。
666風と木の名無しさん:03/12/24 15:00 ID:G3SroPLz
 真新しい服の袖を引いて物珍しそうに見ている男を見ると、毎日何を着ているのか
本当に不安になってくる。
一度タンスでも覗いてみたい気になったが、家に行くのはなぁ、と思い直した。
「じゃあ、遊びに行こうね」
「え、あ、あぁ」
 言われてから、やはり何も考えていなかった自分に気がついた。
そんなに服選びに夢中だったのか、と今更ながらに自嘲する。
「どこ行こうか―――俺さ、ゲーセン行きたいかな」
「ゲーセン?」
「うん、行ったことないから。あとパチンコとか」
 行きたい、と無邪気に言う男に肩を落とす。
「……ゲーセンはともかく、パチンコはあんまり二人で行くところじゃないだろ」
「そうなの?」
 首を傾げる男の腕を引き、537は早足で歩き出した。足を縺れさせながらも男は
後ろをついて来る。
「何処行くの?」
「ゲーセン。行きたいんだろ?何したいんだか知らないけど」
「UFOキャッチャーやりたいな」
 その言葉に、537は「似合わない」と心の中で即答する。
「俺、…お前の考えてること全然判らない」
「俺だって537の考えてること、判んないよ?」
 今、自分とこうして会って、話してくれているのが計算かそうじゃないのか
判らない、なんて口に出したら殴られそうなことを考えながら。
 男はやはり、自分の頬が緩んでしまうのを感じた。
667風と木の名無しさん:03/12/24 16:18 ID:NXkuZ6U0
キタキタ━━━(゚∀゚)━━━━!!
も、もう回を追うごとに可愛くなっていく二人に(*´Д`)ハァハァ
めちゃくちゃ弄り倒したい…(*´Д`)
668風と木の名無しさん:03/12/24 17:38 ID:Wp048W8/
メッメッメロリークロリマス!!
萌えますた!
669風と木の名無しさん:03/12/24 22:22 ID:rUlvoJ3O
続きキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!

いい感じの二人に(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ
嬉しいクリスマスプレゼントをありがトン!!
670風と木の名無しさん:03/12/27 19:49 ID:3FpJvFOQ
久々に痴漢タンに会いたくなってきた…
671風と木の名無しさん:03/12/28 01:11 ID:F9XvXQ92
>666
クリスマス万歳!!(゚▽゚)!!
次はお年玉をよろしく!
672風と木の名無しさん:03/12/28 15:34 ID:Tr9uFQI5
お年玉はお届けできるのだろうか(゚∀゚)アヒャ


 「行ったことない」と言っていたのはどの口だったろうか。
目の前にいる男は、お前実は常連だろと突っ込みたいくらいに容易く
ぬいぐるみを吊り上げていく。
「こういうの、ちょっと好きなんだよね」
 たった今取った仔犬のキーホルダーを目の前に掲げてはにかんでみせる男は、
どこか得意げだ。
「こんなの、何処に置いとくんだよ」
「そうだなぁ、リビングとか?寝室に置いて一緒に寝るのもいいかもね」
 なんて。という彼の表情が本気に見えるのは気のせいだろうか。
「……どんな部屋だよ」
 自分の部屋にぬいぐるみが転がっているなんて考えられない537としては、
それを思い描くだけで嫌そうな表情になる。
そんな物を置いておいたら何処かに紛れて判らなくなりそうなくらい
537の部屋が乱雑なせいもあるのだろう。
「見たい?」
「遠慮する」
「そう」
 少し残念そうな男は、それでも上機嫌である。
その顔を見てガキくさい、と思っている537は、つられて微笑んでしまっている
自分に全く気付いていない。
「っ、お前、そんなの取るのか?」
 辺りを見回していた男が一直線に向かった筐体の中に、腕に抱えるような
大きさのクマのぬいぐるみが見えて、537は思わず間の抜けた声を上げてしまった。
「うん」
673風と木の名無しさん:03/12/28 15:36 ID:Tr9uFQI5
 当然、といった風に返ってくる返事に、溜め息を一つつく。
不思議そうに首を傾げる男は、その537の反応を楽しんでいるようにも見える。
「……絶対趣味おかしいぞ」
「そうかな。可愛いよ」
 ガラスの向こうにあるぬいぐるみはふわふわして触りごこちが良さそうで、
確かに可愛いとは思う。
ただ、目の前にいる男にはどうしてもそういう趣味は似合ってなくて、全否定
したくなってしまうのだ。
「やめとけよ。そんなもん担いでる奴と歩きたくないぞ」
「…それなら、又今度にするよ」
 しぶしぶ筐体から離れた男は、諦めきれないようにぬいぐるみを見つめている。
往生際の悪い男をその場から引き剥がし、537は外に出るよう促した。
「メシでも行くぞ。もう暗くなってきたし」
 何処へ行こうかと自動ドアの外を見ながら頭の中を巡らせる537を見つめたまま、
男は「え」とテンポのずれた声を上げた。
「何。食わないのか?」
 夕飯は食べない主義なのかと、特に考えもせずに問うと。
「いや、ご飯まで付き合ってくれると思わなかったから」
 驚いたような表情の男は、何だか妙な答えを返してきた。
「…そんなに驚く事か?」
「だって、もうちょっと警戒されるかと思ったのに、本当に友達みたいに
接してくれるからさ」
「なんかそれ、『警戒心なさ過ぎだ』って馬鹿にされてる気がするんだけど」
 537の言葉に、違うというかわりに勢いよく横に首を振って。
「そうじゃなくて、すごく嬉しいんだ。……ありがとう」
 そう言って微笑む男は、ほんの少しだけ泣きそうに見える。
自然を装ってドアに向き直った537は、自分の頬が一瞬で熱くなったのを抑えようと
必死になっていた。
674風と木の名無しさん:03/12/28 17:45 ID:+YkG/fmP
男はぬいぐるみ趣味でつか!なんかカワエェ。
そしてフツーに食事に誘ってる537タンとのやり取りが、タマランです。
'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ(*´Д`*)'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ

変態発言スマソ。
675風と木の名無しさん:03/12/29 00:51 ID:4X1GBov4
萌え氏にました







⊂⌒~⊃。Д。)⊃
676風と木の名無しさん:03/12/30 10:08 ID:1pPLUpKm
いや〜ん♪
キタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
いいカンジのカプになってきたよう。
次はディナーでつか。いったいどんな店に!

672様、いつもありがとうございます。
来年もよろしくお願いしまつ。
677風と木の名無しさん:04/01/01 02:04 ID:CXsTn64F

     (~ヽ            γ~)
     |ヽJ       .あ     し' |
     |  (~ヽ     .け  γ~)  |
   (~ヽー|ヽJ     ま   し' |ーγ~)
   |ヽJ  |  |   お .し   .|  |  し' |
   |  |  |―|   め .て   |―|  |  |
  ミリ(,,゚Д゚)彡  で    ミ(゚Д゚,,)ノ彡
  ミUミソ彡ミつ   と    (/ミソ彡ミU彡
   》======《   う      》======《
   |_|_|_|_|_|_|_|         |_|_|_|_|_|_|_|
     U~U            U~U
678風と木の名無しさん:04/01/01 05:38 ID:Wd+TBUcv
お年玉になりますかね( ´Д`)?ダメなら栗きんとん辺りにでも。


「今日は奢るよ」
「いい。借り作りたくない」
 貸しも嫌だけど、とソファに身体を預けて呟く537を、向かい合って座る男は
不満そうな目で見つめた。
「ただ奢りたいだけだから、そんな気にしないで。ね?」
「やだ」
 ぷい、と子供っぽくそっぽを向いた537に心の中で苦笑する。
自分だから嫌なのではなくて、ただ他人に借りを作るのが好きではないのだろう。
537の表情が嫌悪ではないから、そう思ってしまう。
「それより…お前は、何でそんなに偉そうなんだよ」
 目線は微妙に逸らしたまま537が不貞腐れたように言うのを聞いて、男は
首を傾げた。
「何処が?」
 ファミレスの床に固定されている安っぽいソファなのに、男が背を凭れて
腕を沿わせるように載せているだけで高級そうに見えるから不思議である。
それに加え男の足を組み替える仕草がとても優雅で、まともに見てもいないのに
537は見惚れてしまいそうになる。
「その、…浅く座って思いっきり凭れてるとことか、足の組み方とか」
「普通にしてるだけなんだけどなぁ」
 偉そう、というのが余程心外だったのか、男はしきりに首を傾げている。
その考える仕草までもが絵になるのはどういうことだろう。
「じゃあさ、どんな座り方がいい?」
「そんなの……自分で考えろよ」
 素っ気ない答えを返しながら、537は自分の中の小さな変化に何故か
気まずい思いを感じていた。
679風と木の名無しさん:04/01/01 05:40 ID:Wd+TBUcv
 自分たちが知り合った経緯からして普通ではない。こうやって二人で
会っているのだって半ば強制されたようなものだ。そうしないと電車内での
痴漢行為を続ける、と脅されたのだから。
 そう心に言い聞かせてみても、男の何気ない表情に見蕩れてしまうし、
手の動きを目が勝手に追ってしまう。
そして、それがほんの少し自分に向けられただけで、537はそれを
意識しないようにと露骨に目を逸らしてしまうのだ。
 それを全て見られていることなど、全く気付きもせずに。
「遅いねぇ…」
「ちょうど食事時だからだろ。もう少し早く来れば良かった」
 知らず知らずのうちに、突き放すような言い方になってしまう。
気付いた時には、言葉が口から出て行った後だ。
「……そうだね。俺がゲームに夢中になってたから…ごめんね」
 男がそれに反論もせずに、悪くもないのに謝ってくるものだから、
537は抱いた小さな罪悪感はあっという間に肥大してしまう。
しかし、負けず嫌いなのか弱い態度を見せたくないのか、その欠片すらも
言葉にせずに飲み込んでしまうから、更に男に余計な気を使わせてしまうのである。
「やっぱり、俺と食事に来なきゃ良かった、って思ってる?」
 おそるおそると言った感じで聞いてきたその声は、怒られるのが判っている
子供のそれのように聞こえる。
「…思ってない」
「じゃあ、怒ってない?」
 憮然とした態度で首を縦に振るだけで、男はほっと安堵した表情を見せた。
「良かった」
 その声が本当に嬉しそうで。537は男がどうして今ここにいるのか、
改めて考えてしまうのだ。
 『友達になりたい』とそう言って、自分を辱めた男は唐突に心の中へと
入り込んできた。
680風と木の名無しさん:04/01/01 05:41 ID:Wd+TBUcv
初めはあんなに嫌だったのに、気がつけばいつの間にか普通に話すように
なっていた。手を繋ぐのが『普通』になって、すぐに自分からそれを
求めるようにもなってしまった。
手を繋いでいると安心するなんて、間違っても口には出さなかった。年端の
行かない子供のようだし、周りが他人だらけの電車の中だからに
決まっていると思い込んでいたからだ。
 まさか今日、待ち合わせ場所で男を見た瞬間に安堵にも似た感情を
覚えるなんて、夢にも思わなかった。
その上、そのまま確信してしまったのだ。
自分が心の何処かでこの男を、必要としている事を。
「好きだよね?」
 唐突に鼓膜を震わせた声に、537ははっとして顔を上げた。
「な…何が?」
「だから、パスタ。こないだもパスタだった」
 喫茶店でのことを言っているのだろう。確かに、あの時も同じ物を頼んでいた
覚えがある。
「俺ね、ペペロンチーノならちょっとだけ自信あるんだ。できたらさ、
今度味見してくれない?」
 537は、少しだけ考えて首を縦に振った。
途端に嬉しそうに顔を綻ばせる男につられるように、頬を緩めて。
こうなったら行き着くところまで行ってやろうと、密かに決心した。
681風と木の名無しさん:04/01/01 06:10 ID:PmvaApnG
オオオオオ!傾いてる!537タンがぐらぐらと男に傾いてってルーー!
すんばらすぃお年玉ありがとうございます。
新年早々萌え氏にそうですよ(*´Д`*)'`ァ'`ァ

遅れましたが明けましておめでとうございます。
今年もヨロシクお願いしまつ。
682風と木の名無しさん:04/01/01 12:10 ID:CWjP52XA
oooo!537タソかばええー!
お年玉ありがd。
今年もよろしくおながいします。
683風と木の名無しさん:04/01/02 00:42 ID:N4FgkU/0
あけおめことよろ〜

お年玉、堪能しました!'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ(*´Д`*)'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
元日から萌えをありがトン!
684風と木の名無しさん:04/01/02 23:59 ID:unge5eKg

     、〜ヽ
 `}\," ̄((( ゙̄ヽ、
 /彡,、(( (ミノ(*゚Д゚) <ぁ、あん こ
 `}〆ヽ ((( (( _ノミ)
    人~' ∪∪
   (  ) ポトン
     ̄
685風と木の名無しさん:04/01/04 01:06 ID:pgFwqGsz


       ノノノノ
      ( ゚∈゚ )
     /⌒` ´⌒ヽ
    //ヽ 人 ノ\\
  (( \\   ノ //
    / ̄ ̄ ̄\彡´
   / /\ノ\ ,,)
  / /    //
  \\    \)
   (/
686風と木の名無しさん:04/01/04 18:19 ID:NkJ5wq5r
ホシュ━━━━━━━━━ミ・д・ミ ━━━━━━━━━!!!!!
687風と木の名無しさん:04/01/06 00:40 ID:g/MErZcz
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!

お年玉、うれしいよう。
537、行き着くところまで行ってくれ!
688風と木の名無しさん:04/01/13 13:50 ID:TC7ACDl/
689風と木の名無しさん:04/01/13 15:30 ID:PDTiisp8
>>688
空ageかと思ったらsage?
690風と木の名無しさん:04/01/14 23:11 ID:PUDvQlNm
ええい。下がり過ぎだから、age!
691池原あゆみ(36歳男性):04/01/15 01:34 ID:BhO1tFp+
嬉しくないですね。
やはり、触られるということ自体に不快感を感じます。
相手の男性がどんな性癖だろうと構いませんが、
他人に迷惑をかけることが嬉しいなどと感じる人はいないと思います。
692風と木の名無しさん:04/01/15 01:52 ID:HgJzGJSD
(゚Д゚;≡;゚Д゚)ナンダナンダヘンナノガキタゾ
693風と木の名無しさん:04/01/15 18:55 ID:efs2Daal
変なのキタ━━━('A`;)━━━ !!!!!
何かこの人某スレで暴れてなかったっけ。
そんなに苛められたいのかね
ぐちょぐちょに罵倒され屈辱で顔ベシャキモな691キボン
…誰も書きたくないか…( ´,_ゝ`)
694風と木の名無しさん:04/01/15 20:35 ID:mGhj3A+G
こんなとこでアドレスさらして、、、実はいじめられたいんか。
695風と木の名無しさん:04/01/15 21:58 ID:N7SxvAM7
…なんだ?
第二のスカ候補か…?
696風と木の名無しさん:04/01/15 23:53 ID:GJFNHokN
痴漢じゃないかもしれないけど、中2の時、
下校中に20歳位の男に脅されて公園で全部脱がされました。
いっちゃった感じの男で、「逃げたら殺す」って言われ、
ずっと拳を握り締めてブルブル震えてました。
裸にされて色々なポーズを命令され、それを
オナニーしながらじっと見てました。
15分位だったと思いますが、とても怖かったです。
(性別:男性)(地域:愛知県)(年齢:0-19)
697風と木の名無しさん:04/01/18 02:10 ID:ZbYn1S5W
>680
いつ行き着くとこまでいくんだ!?
早く早く!!よろしく頑張れィ〜。
698風と木の名無しさん:04/01/19 00:34 ID:0HVRQsM7
やぁこんばんは( ´∀`)


別れ際、男は申し訳なさそうに言った。
「今日は連れ回してごめんね。また…次の休みの日、遊んでくれる?」
「……別にいいけど」
自分に向けられた瞳を見返しながら、537はとても不満そうだ。
連れ回されたから不満なわけではない。きちんと同意しているのだから、
それはまったく構わないのである。
537が気に入らないのは、その自分の機嫌を窺う目だ。
どこか卑屈さを感じる、覗き込むような、少し心配そうな目が、嫌になるくらい
537の心をかき乱す。
「…お前さ」
「何?」
顰めた顔に怯えるように、男の声は小さい。
「なんでそう、何か―――控えめっつ―か、そっかの社長に媚びる部長みたいな
態度取るわけ?俺、そういうの嫌だ」
「それは……537、例えがよくわかんないよ」
首を傾げる男に溜め息をついて、537は「もういい」と踵を返した。
慌てて男が呼び止めようとするのを察したように、上半身だけ軽く後ろに向ける。
「また明日」
それだけ言って、537は自分でも気付かないまま早足でその場を後にした。


多分、遠慮しているのだとは思う。
判ってはいるが、不愉快だ。
自分から歩み寄ろうと決めたからか、男の嫌な所が目に付いてたまらない。
しかも、その原因は537にあるといっても間違いとは言い切れない。
それが一番腹の立つことだった。
699風と木の名無しさん:04/01/19 00:36 ID:0HVRQsM7
多分、537が男に何かを言ったところで、しばらくの間警戒はとけないだろう。
そう考えた途端、イライラが急に増した。
別に自分がああだこうだ考えなければいけないわけでは、決してない。
それでも頭に浮かんで、そして消えてくれないのだから、それもしょうがない。
今。こうしてソファに身体を沈めるように腰掛けて、ぐだぐだ考えている537本人が
悪いのだ。
背凭れを殴ってみたところで、痛いのは自分だけである。
「………」
どうやら、拳は中の芯にクリーンヒットしたらしい。思い切り打ち付けた小指の
付け根が、嫌というほど痺れている。
じんじんと鈍い痛みを訴える手を水を払うように振り、痛む部分に息を吹きかける。
やまない痺れに舌を伸ばすと、ザラザラとした感触に触れた。
見ると、皮膚が細かく捲れ、その部分が白くなっている。
「擦り傷……」
自らつけた傷が妙に悔しくて、537は全てを放棄して眠ってしまう事にした。


昨日の別れ方がまずかったせいか、男はやはり心配そうな目で、それでいて
微妙に外した視線を送ってくる。
妙に視線が合わないのは、「態度が気に入らない」という言葉を少し勘違いでも
しているのだろうか。
挨拶も交わさずに電車に乗り込むと、男はこれまた無言で腕を組んできた。
537の二の腕を掴むような形で、「組む」というより「掴まる」といったほうが
正しいかもしれない。
「どうした?」
普段とは明らかに違う態度に、537はほんの少しだけ不安を覚えた。
「何か…手、掴んだら怒るかなって」
「なんで」
700風と木の名無しさん:04/01/19 00:38 ID:0HVRQsM7
「昨日、態度嫌だって言ったから…もう、俺の事嫌かなって思った」
その言葉に537が小さく溜め息をつくだけで、男は肩をびくつかせる。
やっぱり正しく伝わっていなかったのかと、昨日の自分に呆れた溜め息だったのに、
男はまた勘違いをしていた。
「んなこと言ってねぇだろ…」
「え?」
「お前のそういう態度がやなんだよ、オドオドしてたりビクビクしたり。
普通に喋ってると思ったらすぐこれじゃ、俺だって疲れる」
「え、あ、ごめん」
不遜の息子を叱る母親のような気持ちになりながら、537は男の腕を解き、手を
繋ぎなおした。
「普通にしてろよ」
「そしたら絶対嫌われるよ」
間髪入れずに言い返してきた男に、いつもの調子が戻ってきた、と
537は密かに笑った。






ごめん半端。
701風と木の名無しさん:04/01/19 00:50 ID:ztWFnVfm
>699-700
主導権を握ってるようで握られてる態の537に(; ´Д`)ハァハァ
702風と木の名無しさん:04/01/19 02:36 ID:w60Z4kM0
>698-700
続きがキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
絶対嫌われると断言する男の普通ってどんなんだろ?(*´Д`)ハァハァ
703風と木の名無しさん:04/01/20 02:06 ID:Z578a8MH
絶対嫌われる普通の状態を早く見たい……
704風と木の名無しさん:04/01/20 02:54 ID:fOIAZ+/1
1 ママンにべたべた甘え、でちゅまちゅ喋りの男
2 「全く、何だね君は…早く仕事をしたまえ」な口調の男
3 パンツ一丁で寝転んで煎餅バリバリ食いながらTVを見、一人ツッコミも完璧な男
4 近所のおばさん連中に紛れて平気で小一時間井戸端会議に参加している男
5 モー娘とあややの曲は振り付きで歌いこなせる男








さあ選べ。>ALL
705風と木の名無しさん:04/01/20 03:14 ID:VkuH0LsX
萎え度は低いんだが、4きぼん
706風と木の名無しさん:04/01/20 03:42 ID:Z578a8MH
5くらいならこなせそうだなあ。
707風と木の名無しさん:04/01/20 04:06 ID:6TyOaEUX
本気で答えるなよ('A`)





1は嫌だなぁと思っているわけだが。
708風と木の名無しさん:04/01/20 09:25 ID:1pUZCPIi
2は萌えだ。
3も5も場合によっては萌えられる。
4くらいなら朝飯前。

問 題 は 1 だ 。
709風と木の名無しさん:04/01/22 01:33 ID:mPcuThvc
家に着くなり、男はわき目もふらず一直線に
居間へと向かった。
扉を開けると、その微かな音が聞こえたのか
体が沈むような柔らかなソファに身を委ねた
女性が、優雅な仕草で振り返る。
「お帰りなさい、今日はいつもより遅かったのね」
重ねてきた年月を感じさせない彼女の笑みが
移ったかのように、男は満面の笑みを浮かべ、
女性に寄り添うようにソファに腰掛けた。
「うん、今日はね、友達と遊んできたんだ、ママ」
肩に頬を擦り寄せるようにしてべったりと
くっつき、甘えた声を漏らす男の頭を、
女性は自然な仕草で撫でてやる。









………冗談ですよ?(・∀・)ニヤニヤ
うわ何をするやめr
710風と木の名無しさん:04/01/22 14:19 ID:XIZOar/9
問 題 の 1 降 臨 。


思わず頬の筋肉緩んだ…ボソ。え?うわ何だやめt
711風と木の名無しさん:04/01/24 14:43 ID:2/+L/nxI
ほすあげ
712風と木の名無しさん:04/01/24 22:55 ID:B5ODldQp
ニセモノが……。
こんな男、いやだい!

早く行き着くとこまでいってほしい。ホンモノ様、待ってまつ。
713風と木の名無しさん:04/01/26 16:15 ID:evyGcwZR
リビングで眉をしかめながら電話を受けていた男は、痺れを切らしたように声をあげた。
「あーもう、うるさい。お前と話したくない。切る」
磨きたてのように光る銀色のワゴンの上で水差しから水を注ぎながら、男は不満げに
口の端を歪めた。
電話の相手は、自分の世話係のような初老の男。ほんの子供の頃から側にいたのに、
全く年を取った気がしない不思議な男だ。一人暮らしを強行してからというもの、
家に来ることはないが一週間に一度は連絡が来る。
送り迎えの車を拒否して電車に乗るようになってからは、一週間や三日どころか
毎日のように電話がかかってくるようになっていた。
「やることはやっているだろう。これ以上指図されることはないはずだぞ?大体、
車はいつも渋滞に巻き込まれるじゃないか。裏道でも見つけるか、小回りの
きくやつにでもしてからどうこう言え。そしたら少しは聞いてやる」
その、どことなく子供染みた物言いに電話の相手は少々困惑した様子だったが、
男はそれに構わず受話器から耳を離し、一方的に通話を切った。
「毎回毎回、同じこと言いやがって」
受話器を忌々しげに見つめ、クッションの上へと放りだす。こんな時浮かぶのは、
いつも537の顔だ。目に涙を溜めながら自分を見返してきた表情が、男の脳裏には
鮮明に残っていた。

初めて会ったのは、537が自分の存在を知るよりかなり前のこと。朝帰りだった男が、
気紛れに交通機関を利用した最初の日だった。
子供の時から、公共物の中でも乗り物を使うことは殆どなかった。大抵自家用車か、
せいぜい黒塗りのタクシー。家族旅行か何かで飛行機に乗ったくらいだろうか。
それでも当たり前のようにファーストクラスだった。
714風と木の名無しさん:04/01/26 16:17 ID:evyGcwZR
知識として切符の買い方くらいは知っていたが、俗に言うラッシュの時間帯に
かち合ってしまい、あまりの人の多さにうんざりした記憶がある。タクシーを
拾おうかとも思ったし、駅前のタクシー乗り場には何台も客待ちの車が
止まっていたというのに、それでも何故か乗りたくなったのは好奇心か偶然か。
男は勝手に運命だと思っているが、もしかしたらそうなのかもしれない。

人の波に押し流されるようにして入った車内は、文字通り人間でごった返していて
不快極まりなかった。すぐに後悔した男の目線の隅に入ったのは、俯き加減の青年だった。
特に見ていたわけではない。ただ何となく、年齢が近そうだな、と思ったくらいだ。
何やら浮ついた感じで、目線の端で動く彼が気になってそちらを向くと、すぐに
異変に気付いた。
動けない車内で、彼はしきりに移動したがって、人を掻き分けようとしていた。
初めは降りる駅が近づいてきたのかと考えたが、そうではなかった。
後ろをチラチラと見る彼の視線に、背後の男性から逃げたいのだと気付く。駅に
着くたび極端に入れ替わる乗客たちに紛れて近づくと、薄々感づいてはいたのだが、
青年は背後に立つ一見普通のサラリーマンにしか見えない男性に、執拗に体を
撫でられていた。
ちょうど降りない客に挟まれていたのだろう、青年は羞恥のためか頬を真っ赤に染め、
目線を落としたまま身体を硬直させているだけだった。

どうしてそんな行動を起こしたのかは判らない。
次の駅についた途端、男は痴漢の腕を掴み、捻るようにして強引にホームへと連れ出した。
「あんた、男に痴漢してたな」
相手が口を開く前に、男は馬鹿にした口調で言い放った。慌てて言い返そうとするのに
構わず、そのままの調子を保ちながら続ける。
715風と木の名無しさん:04/01/26 16:18 ID:evyGcwZR
「あれ、俺の友達なんだよね。この頃変態に遇うって相談されたから
張ってたんだけどさ、本当にかかるとは思わなかったよ。どうする?駅員呼ぶ?
それとも鉄道警察行こうか、ワイドショーか何かで取り上げてくれるよ、ホモの痴漢に
注意ー、なんて」
口角だけ微かに上げて微笑みながらも、相手の腕を自分の手が痛いくらいに
力を込めて握り締める。
「もし不起訴になってもさ、警察沙汰になった時点で会社クビだね?アンタの歳で
次見つかるかなぁ、いやその前に奥さんと子供には逃げられるな、再就職先も決まらず
孤独に死を迎えるっていう終わり方も選べるけど―――どうする?」
人のいなくなったホームで、男はどこまでも意地の悪い笑みを浮かべていた。


やはり、日本人というものは金で物事が解決できると思っているらしい。
すっかり気おされていた痴漢は、男の言葉が途切れると腕を振り解き、大仰に
スーツを着直すと「幾ら欲しい」とだけ言い返してきて、男は思わず呆れてしまう。
「……誰が、金欲しいなんて言った?馬鹿にしてるね、されるのはあんたのほうなのに」
台詞もそこそこに再度腕を捻り上げ、不審そうに見ていた駅員をわざと大きな声で
呼ぶと、哀れなほど驚いた痴漢は軋む腕を無理やりに解き、遠くの階段を目掛けて
逃げていった。
「どうしました?」
感化されたように慌てた声になる駅員に、男はその場限りの嘘をつく。
「俺、今あの人に財布すられそうになってー…引き摺り下ろしたら胸ポケットに
一杯札入れ入ってたんですよ」
追いかけていった駅員の背中を見て、男は興味なさそうに溜め息をついた。
716風と木の名無しさん:04/01/26 16:20 ID:evyGcwZR
何故、青年を助けようなどと思ったのか。
それは今でもよく判らないので、男は「運命」と片付けている。
間違ってはいないはずだ。一目惚れも運命の内なのである。
その後すぐに青年の事が気になりだした。
男は苦手な早起きをしてまで、あの日と同じ時間の、あの日と同じ四両目の
後ろのドアから電車に乗り込むようになった。
定時になっても迎えの車に現れないことを心配してか、いくつも着信が入ってきた
携帯は電源を切った。
あれから痴漢には遭遇していないようで、普通に電車でラッシュに揉まれている青年を
見ると、なぜかほっとした。
後をつけてきたらしく、電車に乗っていることを知られてからというもの、駅に行く
途中の道路で待つようになった迎えの車を拒否した。
「何故」と聞いてくる世話係からの電話に曖昧な返事を返していたのは、自分でも
理由が判らなかったからだ。
青年に会いたいからだと気付いたのはついこの間。
男が537に痴漢を働く、わずか三日前の事だった。

気付いてすぐに、見ているだけでは物足りなくなった。
何とかして自分を知ってほしいと願うこと三日。
男が出した結論が「痴漢行為」だったことは、間違っていたとしか言いようがない。



正解→金持ちの放蕩息子
712よ案ずるな、709もワシなのじゃ('A`)
717風と木の名無しさん:04/01/27 00:21 ID:SRu/SBWl
キテタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━ !
718風と木の名無しさん:04/01/27 00:49 ID:Pgd9/e8X
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

……でも、別ネタになっちゃったけど、
1でもイロイロあれこれ萌えちゃった。
ままん、ごめんなさい。
719537編書いてるヤシ:04/01/27 09:28 ID:25Uq5KDW
もし、「この設定激萎え」って方いたら申し訳ないです('A`)
「痴漢」と打つたびに1編の痴漢タンが頭に浮かんでどうしようもなかった…
720風と木の名無しさん:04/01/27 16:42 ID:dhd/HnLL
いや全然!てゆうか覗き見させてもらってる立場なので
萎えもなにも!いや正直萌えですが!
設定がどうのより、文章萌えなので続きも楽しみにしてます!
721風と木の名無しさん:04/01/27 19:30 ID:X73SGNTM
>719
正直言って、激萌えですのでご心配なく。
そーか男…そんな動機で537タンに痴漢してたのか。
そんなぬけてるところが可愛くてイイ!
tu-ka,男らしいと言えばらしすぎてウワァナニヲスル

これからも楽しみにしてまつ。
722537:04/01/28 10:22 ID:mXqaHHdq
金持ちの放蕩息子とは思わなんだ。

>719
……あんたすげーよ!!(*T^T)o
723風と木の名無しさん:04/01/28 22:06 ID:wPXUydyw
>>722

やぁ放蕩息子(w ( ´∀`)ノシ)Д`) ペチペチ
724風と木の名無しさん:04/01/28 22:46 ID:wPXUydyw
あ、間違えた。
放蕩息子に振り回される人だった。
725風と木の名無しさん:04/01/30 23:47 ID:Y9ngZbS3
横腹を軽く撫でてやると、肩がビクリと跳ねた。
反応が面白くて男はゆっくりと手を下に滑らせていく。
恥ずかしそうに俯いてしまった537を宥めるように二の腕をぽんぽんと叩き、
ほんの少しだけ力を抜いたのに満足げな笑みを浮かべた。

男が間違った道に足を踏み入れて、何日か経った。
相変わらず男の尻を触る行為に何の意味があるのか、何処が面白いのかは
判らなかったが、537の反応を見るのは楽しい。
指を滑らせるだけでビクビクと身体を震わせ、後ろから判るくらいに耳が
赤くなっていくのだ。よく出来たおもちゃのようである。
最初は逃げようとしていた537も、日が経つにつれて無駄な抵抗を
しなくなった。反応を見せなければ飽きるとでも思っているのか、
身体を強張らせて黙っているだけになってしまった。
しかし、本人が思っているよりも数倍身体は正直らしい。
頬の赤みも指への反応も、必死に抑えようとしているのが判るから、
男は思わずやめてしまおうか、と考えてしまう。
嫌がっているのは一目瞭然だし、目にうっすら涙が浮かんでいるのに
気付いてからは、埃のような罪悪感が段々胸に降り積もり、
537に対して申し訳ないような気持ちまで感じるようになって
しまっていた。いつもの自分からは考えられない、相手を気遣った
感情だ。
やっていることは全く相手を気遣わない、自分勝手で独りよがりな
行為なのだが。
726風と木の名無しさん:04/01/30 23:48 ID:Y9ngZbS3
ふいに、537が手首を掴んできた。
彼の久々の抵抗だ。どうにかして自分から男の手を遠ざけようと、
腕を後ろにひねった無理な体勢で頑張っている。
その可愛らしい抵抗に、男は不意に微笑むと掴まれていた手を軽く振って
放させ、肩をぐいと掴んで引き寄せる。
後ろに倒れそうになった537を抱きとめるように胸で支え、思わず
振り返ろうとした彼を自然な仕草で前に向かせた。
何となく、自分の姿を見られるのが恥ずかしかった。
確かに存在は知って欲しかったし、いつかは会話も、できれば
抱きしめたりもしたいしセックスだってしたかった。
しかし、嫌われるのが怖かった。最初から嫌がられているのも
判っているし、「嫌われる」というレベルの話ではないことも頭の中では
十分承知している。
だから、姿を見られたらおしまいだと本能的に思った。
それには気付くのに、痴漢行為を止めることはしなかった。
唯一、537と繋がる方法だと勝手に信じていた。


すでに、537に関する情報はあらかた調べ上げてあった。
調べた、というのは正確ではない。自分はただ金を出しただけだ。
名前や住所などの基本的な情報から、銀行口座や女性遍歴、今の
交友関係。簡単に手に入るそれらに、男は「こんなに簡単なものか」と
呆れて溜め息をついた。
727風と木の名無しさん:04/01/30 23:49 ID:Y9ngZbS3
らぺらと紙を捲って、クリップで留めてある隠し撮り写真に
目を細める。誰かと二人で歩いているものや、一人で昼食を摂っている
ものなどさまざまだ。男が日常の写真をリクエストしたものだから、
所々に挟まっている資料的なものの他にも大量にファイルされていた。
「………」
写真の中の、537が笑いかけている相手に小さな嫉妬を覚える。
相手は友達なのだろうか、割合大きく写っている537はとても
柔和で、可愛いとしか言いようのない笑顔を浮かべている。
今の状態では、決して自分には向けられることのない表情だ。
いいなぁ、と小さく呟いて、男は写真を選別することにした。









奥さんっ早く逃げて逃げて、ストーカーよ―――!!!

728風と木の名無しさん:04/01/30 23:50 ID:X7lXzDmx
リアルタイムでキタ━━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━━━━ !!
>>725さん乙です
729風と木の名無しさん:04/01/31 21:59 ID:YSVst7Ri
   _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
   ⊂彡☆))Д´)←>>718
730風と木の名無しさん:04/02/01 23:08 ID:fDEyU1LG
嫉妬する男が可愛い…(*´Д`)ハァハァ
731風と木の名無しさん:04/02/07 00:44 ID:cohxJUVZ
保守カキコ
ネ申続き楽しみにしてます(*´Д`)ハァハァ
732風と木の名無しさん:04/02/08 02:18 ID:Ar+TIP/J
お疲れさんです!!
続きを心待ちにしたり…。
733風と木の名無しさん:04/02/08 02:21 ID:Ar+TIP/J
つうか下がりすぎじゃいっ
734風と木の名無しさん:04/02/08 19:43 ID:gBPv2g/1
や〜ん。予想以上の展開に!
本物さま、ニセモノとまちがえてごめんなさい(712でつ)。

どこまでもついていきまつので、お供させてください。
735風と木の名無しさん:04/02/09 01:17 ID:EsZUjlkj
あげ
736風と木の名無しさん:04/02/10 02:38 ID:azM8U8h/
さすがに犯罪事は気持ち悪い…
737風と木の名無しさん:04/02/12 06:06 ID:10F9sJcb
過去ログ一気読みしてたら朝になっちゃった…。
涼気さんは、もう現れないのかね。過去編面白いんだけど、まだ続いていたとは…。
738風と木の名無しさん:04/02/16 17:16 ID:G4YpjQgD
保守カキコ
739風と木の名無しさん:04/02/20 14:30 ID:uTplIo23
ホス
740風と木の名無しさん:04/02/22 23:23 ID:uTZT5+jY

  │
  │  .┌┐
  │ ./ /
   |/ / i
   |  i ●i
   |●i  |
   |  i  i──────────
  /\_ヽ_,ゝ ∧∧
/         ( ゚Д゚) ∬
          /  ⊃旦
          (__)
741風と木の名無しさん:04/02/23 22:56 ID:ABTimc33
>740

壁 |∀・)ミタヨー
742風と木の名無しさん:04/02/26 17:24 ID:pG0gPosv
ホシュ
743風と木の名無しさん:04/02/28 22:00 ID:lSm2/Bkw
俺、ハタチくらいの頃、ゲーセンで痴漢?に遭ったことある。
そのゲーセンの一番すみっこの台で1人で遊んでたら、背後に人の気配がして
振り向いた時には、背中にかけられてた。
直ぐ近くにトイレあったから慌てて洗ったけど、着換え持ってないからちゃんとは洗えなくて、
帰り道、匂いとか気になってひやひやした。
744風と木の名無しさん:04/02/29 13:42 ID:C8L5qa0i

  。0o。ooO。O。
  。/~o゚0∧oo。     
  (ミ゚д゚,,;彡 ) 
   ミ    ミ"''                  
   ミ⌒ミ⌒ ,)
  | し'し厂 ̄| 
    ̄ ̄ ̄ ̄
745風と木の名無しさん:04/03/01 09:27 ID:4aZbMRG2
最近寂れがち。。。

そゆえば紛れ込んで面白い話を提供してくれたMtFTSさんは、もうこのスレ見てないのかな・・・・。
今だから言うけど実は私も同類項だったりして・・・ノ(´д`*) 恥ずいから普段は黙ってるけどね、801好きだしw
でも思うに小さい頃にリアルで801受けして、さらに外見美少年だったら、そっちに目覚めてTSしちゃう子が多そうw
746風と木の名無しさん:04/03/03 15:27 ID:uiTYWvPq
>>736 スマソ(・∀・)



 男は単なる悪ふざけのつもりで、前に手を回しただけだった。
それなのに、青年が嫌がって腰を引くものだから、手がそれを追いかけて下腹部に
触れてしまったのだ。不可抗力だった。
青年が敏感に反応して小さな声さえ上げなければ、そのまま手を
引いていただろう。あれは相手が――537が悪い。
微かに聞こえた吐息のような声は、冷静だったはずの男を激しく
煽ってしまったらしい。
片腕で腰を抱いて、下腹部にあった手を下に滑らせる仕草で
素早く537のファスナーを降ろした。
537がその事態に硬直して動けないのをいい事に、自然な動作で
その間に指を滑らせる。びくり、と周囲に気づかれそうな勢いで
跳ねた537の肩を落ち着かせるようにぽんぽんと叩くと、
不意に、537が振り返ろうとした。
そのあまりにも突然の行動に、男は動けないままそれを見つめてしまう。
車輪が石でも踏んだのか、がたん、と大きく車体が揺れ、ぶつかるように
倒れてきた彼が慌てて前に向き直らなければ、確実に顔を見られてしまって
いただろう。
『助かった』と気づいたのは、537が自分を怖がるように顔を逸らしてから
たっぷり3秒経過してからの事だった。
知らぬ間に余程緊張していたのだろう、自然に溜め息が零れる。
まだ視認されるには早い。
しかし、いつになったら正体を晒しても良いかなんてことは、全く
考えていなかった。
747風と木の名無しさん:04/03/03 15:28 ID:uiTYWvPq
 何故か、いつも電車外まで追いかけようという気にはならなかった。
『ボロが出るかも』とか『どうせ行くところは判っている』というのは
後付けの理由だ。ただ何となく、あの場所で会うのが一番だと思っていた。
「何なんだお前は!」
その、初めて感情の篭った生の声を聞いた時、それは間違っていなかった、と
妙に感心した。
537のむきだしの嫌悪と怒りを感じて、内心自分でもおかしくなるくらい
狼狽したからだった。

 537に最大級の悪戯をしてからその後、537への行為は更にエスカレート
してしまうようになった。
一応の節度は弁えようと思うのだが、どうにも欲望が抑えきれない。
一度顔を見られてしまった反動だろうか、自分の中の何かがぷっつり
切れてしまったらしい。537がとうとう車両を変えて逃げるようになったのが、
毎日の応酬に飽きて次の遊びに走ったように見えるくらいには。
鬼ごっこを仕掛けられたような気になって追い掛け回し、目があうと
まるで昔からの友人のように合図した。
もちろん相手の反応になど頓着しなかった。
男としては、無視されたり嫌がられるよりも自分を「なかったこと」に
されるのが一番怖かったからだ。
繋がっている、と思えることが重要だった。
748風と木の名無しさん:04/03/03 15:30 ID:uiTYWvPq
……進まねぇ…










 エロ +゚(・∀・)~+゚ カキテェ!!
749風と木の名無しさん:04/03/03 15:45 ID:M4rmtlz3
……続きキター…







エロ +゚(・∀・)~+゚ ヨミテェ!!
750風と木の名無しさん:04/03/03 16:11 ID:FVTxy12I
キタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━ !

…………

エロ +゚(・∀・)~+゚ ハゲシクヨミテェ!!
751風と木の名無しさん:04/03/03 18:59 ID:Q74cUEpi
キタアァ━━!! (*´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ



エロ +゚(・∀・)~+゚ モ タノシミニシテマッス!!
752風と木の名無しさん:04/03/05 01:20 ID:9socm+gs
              ヾヽ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧        _( ・l> <  Hoshu!
 ( ・∀・) パカッ!  ミ_ノ    \______
 ( [l■l_]XXXXXXX⊂⊃
 | | |
 (__)_)
753風と木の名無しさん:04/03/06 19:37 ID:/vKLd6oF
      ,,,,,.,.,,,,   ほーしゅ〜♪
  ((( ミ・д・ミ
      "'''''''"
754風と木の名無しさん:04/03/11 03:04 ID:yyR0DeIQ
  ,,,,,.,.,,,,   ほーしゅ〜♪
 ミ・д・ ミ    )))
  "'''''''"
755風と木の名無しさん:04/03/13 10:08 ID:AiZM7vU+
ホシュ
756風と木の名無しさん:04/03/14 03:35 ID:n+nVUEab
       ,,,,,.,.,,,,    ほーしゅ〜♪   ,,,,,.,.,,,,
  (((  ミ ・д・ミ            ミ・д・ ミ  )))
       "'''''''"              "'''''''"
757風と木の名無しさん:04/03/15 00:05 ID:03h9IXd+
          ,,,,,.,.,,,,   しゅっ  .,,,,,.,.,,,, 
        ミ ・д・ミ      ミ・д・ ミ
          "'''''''"       "'''''''"
758風と木の名無しさん:04/03/15 12:39 ID:f8xbaIMN
             ,,,,,.,.,,,,ほっ,,,,,.,.,,,, 
           ミ ・д・ミ人ミ・д・ ミ
             "'''''''"   "'''''''"
759 :04/03/15 20:00 ID:f8xbaIMN
*
760風と木の名無しさん:04/03/15 23:59 ID:f8xbaIMN
          ,,,,,.,.,,,,   ♪
      ((( ミ・д・ミ
          "'''''''"
761風と木の名無しさん:04/03/16 00:55 ID:I2NlFK8U
あ、穴
762風と木の名無しさん:04/03/16 00:56 ID:Bl6q26Qv
合体したのか…?
763風と木の名無しさん:04/03/20 13:00 ID:+JWB9bsq
今更ですがコブつきな支線列車書きですノシ
ちょこっと番外っぽいモノを投下します。
知らない方はヌルーの方向でヨロ…(゚∀゚)アヒャ
7641/5:04/03/20 13:01 ID:+JWB9bsq
鬼畜の持ち込む『仕事』は、大抵二日おきである。
「二日もありゃ回復するだろ」というのが彼の弁だが、正直な所
無理だ。少しずつは体力を取り戻しながらも、確実にたまった疲労は
13を蝕んでいき、先日遂に倒れてしまったのだ。
それが個人的な依頼の時で本当に良かったと思う。
倒れたのがどこぞの社長のプライベートルームではなく、13が
一番よく連れて行かれる電車内だったなら、気絶した自分はいいように
使われ、身体がガタガタになるどころの話ではなくなっていたはずだ。
見るからに好色そうな変態親父だったが、いきなり意識を飛ばした相手を
蹂躙するほどには鬼畜ではなかったらしい。こっそりと心の中で
感謝したくらいだ。
ただし、意識を取り戻した時に「次は今日のお仕置きをしなくてわね」と
言われた瞬間、すぐに前言撤回されたが。


不機嫌そうな鬼畜に自宅待機を命ぜられ、「一週間休んどけ」と
命令が下ったのが昨日。
少しはゆっくり休める、と思ったのもつかの間、無情にも13に
『ゆっくりと休める時間』は、どうやら存在しないらしい。
7652/5:04/03/20 13:02 ID:+JWB9bsq
「うーん…」
片手に面相筆のような細い筆を握り締めた少年は、13の唇に
指を這わせた。
「あれー?何かこれはピンクのほうが合うかも…」
そう呟くと、化粧水を染ませたコットンを手に持ち、ゆっくりと
口紅を落としていく。
「13にはいつもオレンジ系のほうが似合うのになあ、あ、でも、
もうちょっと薄いほうが…」
自分の独り言に自分で相槌を打って、満足そうに新しいパッケージを
手に取る少年を見て、13はあからさまに大きな溜め息を付いた。

少年は、いつもいきなり家の中に飛び込んでくる。
13はドアにチェーンをかけることを禁じられていて、少年は
合鍵を持っているからしょうがないにしても、先に一言くらいは
ほしいものだといつも思う。
今日など、怠惰な13がバスタオルだけ持って風呂に入り、
上がってきたところ―――つまりバスタオルを肩にかけただけの
一糸纏わぬ姿で部屋に戻ろうとしたところをしっかり目撃されてしまった
のだ。
13が悪いのかもしれないが、少年以外の人間は仕事のある日以外
この家には訪れない。
何度も衣服を剥がされ、陵辱されたからといってそういうことに対する
恥ずかしさは消えてはいない。
だから素早く部屋に入ったのに、いつも連れてくる自分の『犬』に
待機を命じて部屋に入り込んできた少年は、
「わ、跡消えてきたねー…やっぱりそのほうがいいな13、肌綺麗だし」
と、嬉しそうにべたべたと素肌に触れてきたのである。
7663/5:04/03/20 13:04 ID:+JWB9bsq
余程怒ろうと思ったが、何の意味も無いことを経験で知ってしまったから、
肩を落とす程度で止めておいた。
その場を取り繕うために、「何か用か」とだけ告げる。
だがしかし。
「うん、新色のサンプル貰ってきたから、試そうと思って!」
少年が摘まんだ、お菓子のようなアルミのパッケージに封入された
色とりどりの口紅を見て、すぐに「暴れておけばよかったかな」と後悔した。


床やテーブルに無造作に散らばったサンプルは、とにかく数が多い。
少年が持っていたのを見てこれしかないならいいなぁ、と思った
13の願いは叶わないらしい。
『犬』の鞄をまっさかさまにして出てきたそれらは、数える気を
なくすほどに多かった。
パッケージ一つにつき六色くらい。口紅のみならず、アイシャドウも、
ファンデーションもあれば小さなマスカラまで。
全て試そうとするなら一日では足りないのではないだろうか。
せっかくの休みだというのに。
ひんやりとした化粧水の刺激に顔を顰めながら、13は本日何度目かの
溜め息をついた。

「どしたの13」
自分の手の甲で色味を確かめながら、少年は手を休めずに首を傾げた。
「うざい疲れた休ませろ」
一息に言う13に、少年は苦笑して犬は軽く眉を顰めた。
7674/5:04/03/20 13:05 ID:+JWB9bsq
「元気そうだよ。薬貰ったんでしょ?それに、13には何もさせてないよ」
クスクスと笑う少年に、13は不機嫌そうに唸った。
「疲れた。眠りたい…」
「寝たいの?」
一旦は目を閉じた13だったが、言葉の含みに気づいて片目を薄く開ける。
「女と」
「無理だろ」
「そうだねぇ…」
アイシャドウを丁寧に落としながら、少年は犬を盗み見た。
「うーん…明日学校行かなくてもいいかなぁ」
「学校、行ってんのか?お前」
「行くよー。今だって制服着てるじゃない。それに、俺バカじゃないし
あの鬼畜変態野郎みたくイっちゃった職業につきたくないもん」
相変わらず酷い言われようだ。
しかし、人を攫って強制労働させる職業ならば、確かに就かないほうが賢い。
思わず頷いた13の前で、少年は言葉を続けた。
「やっぱりさー、そういうのって、職業にするんじゃなくて
副業で抑えとくべきだよねぇ」
何か違う。
「逃げ道は確保しておかないと。見つかって即プー、なんてやだし」
そういう問題ではないのではないだろうか。
「プーじゃなくて犯罪者じゃないか…?」
「捕まる、なんてベタなことしないなぁ。証拠も何も無いし」
「証拠、が、ない?」
「身元とか、電車を貸し切るバカの名前とか、それから
―――このマンションの名義とか?全部あいつじゃないよ。捕まるとしたら
身代わりで、でもおおっぴらにできなくなるから、必然的に
プーになっちゃうでしょ?ま、あの変態野郎ならすぐに他のこと
するんだろうけど。ね」
7685/5:04/03/20 13:08 ID:+JWB9bsq
微妙に判りづらい少年の台詞を反芻しながら、13は喉の奥で唸る。
判ったのは、少年はきっちりと考えているようで―――その実、全く
何も考えていないのと同じであるということだけだった。
「…あぁ、何でこんな話になったんだ」
ふと自分の置かれている状況を思い出し、13は額に手を当てて
呟いた。
「何だっけ、仕事がどうって…」
「そうだ、学校の話か」
瞬間、少年はぴくり、と肩を震わせた。
「あ、そっか、学校休もうって思ったんだ」
「何で」
「あのさぁ…」
質問に答えないまま、少年はコットンを放ると、13の首に腕を絡ませた。
自然と、二人の顔が触れそうな位置まで近づく。
少年は、気まぐれにそういうことをすることがあって―――それは大抵
肌の具合やら化粧のりを確かめるためだったのだが、
今日に限ってそうではなかったらしい。
「女じゃないのがアレだけど……今からさ、俺と寝ない?」
へらへらと相好を崩して笑う少年を見て、13は目を見開いた。
769風と木の名無しさん:04/03/20 13:09 ID:+JWB9bsq
ではまた夜にでもノシ
770風と木の名無しさん:04/03/21 01:31 ID:mJA/wgEE
ムハァ! ひさしぶりに読めて嬉しいです。
つ、続きは…? 寸止めはイヤソ(*´Д`)ハァハァ
771風と木の名無しさん:04/03/21 21:30 ID:5ia5aKlY
              。    。
               \  /
キテタ━━━━━━ヽ( ∀ )ノ━━━━━━!!!!


続き待ってます(*´ ∀`)
7721/4:04/03/22 16:23 ID:hqeyfund
「いいでしょ?」
にこにこと笑う少年から、感情が読み取れない。
「…何がしたい?」
「何って」
セックス、と事も無げに言う彼に、13は額を抑えた。
「あ、心配しなくてもいいよ、ちゃんと俺がネコやるって。
いや別に13がネコでもいいけど」
「…やだ」
「じゃあ、決まり。ベッド行こう、お前はそこで3時間待機な、
覗いたら滅殺だからな」
13に笑いかけたまま『犬』に命令を下す少年は、口調こそ
友人を相手にするようなものだったが明らかに本気で、
思わず13の背筋が緊張する。
見た目は育ちの良くて温和そうなおぼっちゃんでも、
中身は鬼畜とそう変わらないということを、13は身をもって
知っている。二人には否定されたが、少年は『アメ』で
鬼畜は『ムチ』。とても良いコンビだ、言葉はおかしい気もするが。
半ば強引に腕を引かれながら、13がちらりと犬を見る。
いつもは無表情な彼の目に、少年が見ていないせいかあからさまに
嫉妬の炎が宿っていて、13は反射的に目を逸らした。
7732/4:04/03/22 16:25 ID:hqeyfund
男を抱く、のは初めてだ。
抱かれたことは何度もあって、それもほぼ毎回多人数過ぎる輪姦だったが、
そのせいか自分が抱く側に回るなんて思いもしなかった。
「早く。きてくんないと強制3Pにするよ」
さっさと服を脱いでベッドに腰掛けた少年を横目でちらりと見て、
今日何度目かのため息をついた13は緩々とした動作でボタンを外していく。
「おそいー」
少年は背を向けていた13に後ろから抱きつくと、下から素早くボタンを
外し、上着を剥ぎ取った。
「下は後でもいいよね、いつもは服なんて着たままだし…」
「じゃ、上も後で良かったじゃないか」
「俺が嫌」
布が擦れると案外痛いんだよね、と笑って、少年は13に軽く口付けた。
13が逃げないと見るや、唇を深く重ねて舌を忍び込ませる。
「…っ」
さすがに驚き、押し返そうとしてきた13の舌を強く吸い、粘膜を
重ね合わせたままベッドに倒れこむ。
衝撃で歯の当たる鈍い痛みと嫌な音が口内に響いたが、少年は
それに構わず舌を絡ませ、歯列をなぞる。
少年の口腔内に温かいものが差し込まれ、唐突な息苦しさに
咄嗟に顔を引くと、ニヤリと不適に微笑んだ13が唇を舐めた。
「下手」
「え、結構自信あるのに」
7743/4:04/03/22 16:26 ID:hqeyfund
「おっさんたちって、何か無駄に上手いから慣れた」
身を起こした13は、横に倒れている少年に覆い被さる。
「あー、もうキレた。ヤる、泣くまで徹底的に犯してやる」
「13、本当に性格変わったよねー。最初は痴漢することだけが趣味の
根暗で怠惰な近寄りがたい変態な素人童貞だったのに。
あ、今でも素人童貞には変わりないのかな」
「うるさい」
クスクスと笑う少年を尻目に、ぎこちなく手を腹から胸に滑らせながら、
13は小さく毒づく。
「男に挿れても童貞じゃなくなるのかなぁ」
だったら今日こそ捨てられるね、とにこやかに言う少年はあくまでも
余裕で、13は意地でも泣かせてみたくなる。
女を金で買っていた頃を思い出しながら、13は少年の首筋に
舌を這わせ始めた。
「んー…」
13の頭を抱きかかえながら、くすぐったそうに首をすくめる少年に
思わずむっとする。
「もうちょっとこっちがいいな、ん、そう、…そのへん」
少年の身体がびくりと跳ね、お返しのように13の脇腹を撫で上げる。
その刺激に身を捩りながらも、13は少年の感じるところを探すように
丹念に肌をなぞっていく。
ふと、悪戯心で中心を軽く握ってみた。
「ちょ…や、待って、早い…っ」
急な快感に驚いたのか、腰を引こうとする少年を捕らえて親指で先端を
擦りあげてやる。
途端に笑みが失せた少年は、13にしがみついてきた。
7754/4:04/03/22 16:32 ID:hqeyfund
「ま、待って、よ…っ」
言葉とは裏腹に押し付けてくる腰を抱いてやりながら、13は唐突に
手を握り締める。
「ひ…あっ、や、痛…い」
背を反らせながら、痛みから逃れようと足をじたばたさせる少年を
ベッドに押し付けて封じ、早急な仕草で奥へと指を伸ばす。
途端に、押さえつけていたはずの少年が、腕をすり抜けて上へと逃げてしまう。
「待てっつーの、逃げんな」
むっとした13があからさまに不機嫌な声音をあげると、負けじと少年も喚く。
「俺、こういうのやだーっ!同意の上だけど明らかに襲われてるじゃん!俺
襲われる趣味ない―――」
「襲うのは?」
「趣味かも」
あは、と弛緩した表情を見せる少年に、13は額への手刀を食らわせた。
「痛いー…」
「痛くなきゃもう一回やってやる。全く、お前もあいつとそう変わんねぇな。
襲われるこっちの身にもなれ」
「だからって、いきなり指突っ込もうとすることないでしょ…
俺は前戯が好きなの」
先に言え、と言わんばかりの13の視線に肩を竦めながら、少年は躊躇いがちに
13の首へ手を伸ばす。
「気、悪くした?」
「した」
むっつりとしている13の頬に自分の頬を摺り寄せるようにして、少年は
13に抱きついた。
「んー…じゃあ、舐めてあげるから機嫌直して?」
7765/4(番号間違えた):04/03/22 16:34 ID:hqeyfund
視界が反転した。
背中にひんやりとしたシーツの感触を覚えた瞬間、自分の楔が生暖かい粘膜に
包まれたことを知る。
微かに聞こえる液体の音に、13は思わず背筋を震わせた。
「ん…っ、くぅ…」
声をあげるように躾けられた身体は、例え唇を噛み締めてもいうことを
聞いてくれない。
逆に吐息が漏れ、それが自身を昂ぶらせてしまう。
「…やめ、離…し…っ、あ」
自らの甘い声に、今度は指の背を噛み締める。
「ふっ、ん…あ、あぁっ」
13が口を塞いだことに腹を立てた少年が、楔を咥えたままの無理な体勢で
手を弾き落とすと、堪え切れなかった声が外に漏れてしまった。
慣れたはずだったのに、少年に声を聞かれることが恥ずかしくてたまらない。
一番最初に散々聞かれたはずなのに、何故か彼は13の中で別枠に
位置するらしい。
ただ単に、子供にAVを見せているような気分になるから、というだけかも
しれなかったが。
わざと派手に音を立てながら、少年は丁寧に零れ落ちる透明な液を
吸い上げていく。
「っ……ふぁ」
限界を感じて、少年の頭を引き剥がそうと、13は彼の髪を引っ掴む。
それを遮るかのようにして、少年は一層深く咥え込んだ。
瞬間、口内に溢れるものを苦もなく飲み込み、荒い息をつく13と目が合うと、
少年は口の端だけを上げて笑った。
777風と木の名無しさん:04/03/22 20:28 ID:iB69NywR
>772-776
(*´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ
(*´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ





………続きお待ちしております。
778風と木の名無しさん:04/03/23 04:28 ID:ccCMoblP
嬉しいなあヽ(´ー`)ノ
779風と木の名無しさん:04/03/24 22:04 ID:drf42CCJ
やっぱ人大杉だから人いないのかな〜…
ホシュ
780風と木の名無しさん:04/03/28 23:23 ID:nWaAuOQH
ほしゅる
781風と木の名無しさん:04/03/31 04:02 ID:qxTmOqJk
スレ違いかな?

この前あんまりにも好みのオンナノコが乗ってたから
ついふらふら手を出しちゃったんですよ。
そしたら、振り返ったら男だったみたいで、相手。
こっちも素人だし、チョト尻に触ろうかなーとしてた程度だったから
引っ込みついたけど・・あの時に捕まってたらと思うと(´Д`;)
あ、でもドキドキ感に勃起しそうだったよ。つーか、してたかも。

という話を友人(ノンケ男)に聞いたのだが。
782風と木の名無しさん:04/03/31 21:44 ID:0ToVxlP/
>ついふらふら手を出しちゃったんですよ。

出しちゃったの?それって犯罪だよ……
つーか、ゲンジツの話はイラネ。
783風と木の名無しさん:04/04/04 03:05 ID:JoqvFGB4
ホシュ
784風と木の名無しさん:04/04/06 14:17 ID:wWIUES8c
ホシュてどういう意味なんだろうと呟きながらホシュ
785風と木の名無しさん:04/04/06 18:22 ID:+b4fE+tp
保守あげ
786風と木の名無しさん:04/04/07 22:05 ID:cxwo+ABv
ホッシュ
787風と木の名無しさん:04/04/08 23:38 ID:ImVnmiV1
ほす
788風と木の名無しさん:04/04/10 21:02 ID:tC6AFitO
誰いない………保守……
789風と木の名無しさん:04/04/11 00:41 ID:Rn40g4BL
投下〜。
7901/3:04/04/11 00:42 ID:Rn40g4BL
>775

口の端から零れた唾液と精液の混じったものを指で掬い、
少年はそれを舌先で舐めとる。
「気持ち良かった?」
いまだ荒い息をつく13は、答えずに少年の頭を叩いた。
「…乱暴反対」
「うるさい」
思わず頭を抱える少年に覆い被さり、咄嗟に反応できないのをいいことに
双丘の奥に指を滑らせる。
びくりと身体を硬くするのも気にせずに、13は到達した指をそのまま中へ
侵入させた。
「いっ…」
痛みに顔を顰めた少年が、13の腕に爪を立てる。
それが通った後の赤い筋に、13は眉を顰めた。
「痛い」
「俺も痛いってー!指抜いて、ちょっときつい…」
みるみる涙目になっていく少年にさすがに悪いと思ったのか、
13はゆっくりと指を引き抜く。
途端にしがみついてきた少年を宥めるように背を叩きながら、
改めて彼を子供だと認識する。
「…なんかさ、もっと……べたべたしたい、べたべた。
ペッティング?俺入れたりするよりそのほうが好き」
「俺は入れて出せりゃそれでいい」
13は率直な意見を述べただけだったが、少年は拗ねたように口を尖らせた。
「13はそんなだから女に嫌われるんだっ。…あ、女いなかったんだっけ」
「…殺すぞ」
俺は好きだよ、と耳元で囁いた少年が13の頬に口付けると、その行動が
頭に来たらしい13は突然少年の足を持ち上げ、そのまま大きく開かせる。
7912/3:04/04/11 00:42 ID:Rn40g4BL
「ちょっ、まっ……待って、入れるのはナシね…?」
怯えて足を引っ込めようとする少年を力いっぱい押さえつけると、13は
わざと人を馬鹿にしたような笑みを浮かべた。
「嫌だ」
思いがけないような冷たい声音に、少年の額から血の気が引く。
「や…やだ、待ってストップー!!」
足をばたばたさせて抵抗する少年をのしかかることで抑え込み、
諦めたように目を硬く閉じてその時を待つ少年の顔を覗き込むと、
13は喉を鳴らすようにして笑った。
「イったばっかで入るわけないだろ」
「……騙したの?」
「俺はなんにも言ってないな」
ニヤニヤ笑いながら突き刺さる視線をかわすように起き上がると、
ついでのように少年の腕を掴んで強引に起こす。
むくれる少年の頬に唇を寄せると、13は軽く口付けた。
「何したいって?」
「え?」
なにが、と聞き返してくる少年の額を叩き、耳を軽く噛んでやる。
肩に額を乗せるようにして懐いてきた少年をずり落ちないように支えると、
13はため息をついた。
「べたべたしたいって…こういうのなのか?」
眠っているのではないかというくらい微動だにしない背を撫でながら、
耳を愛撫するように吐息を当ててやると、少年は肩を竦ませた。
「…うん。こんな感じ……かなぁ」
その声音があまりにも嬉しそうなものだから、13はどうしようかと
迷ってしまう。
「あ、じゃあ、俺もしてあげるー」
ふと思いついたように手を叩いて、少年は13にしがみついてきた。
7923/3:04/04/11 00:43 ID:Rn40g4BL
それを受け止める13の肩から耳の付け根へと舌を這わせ、髪の生え際を
強く吸い、跡を残していく。
「ん、っ…」
「…13、こういうの好きそうだから」
眉根を寄せる13に微笑みかけ、少年は隙間を埋めるように
何度も吸い付いてくる。
「あ、あんまり付けたら怒られるかな」
片手を胸から下腹部へ滑らせながら、少年は独り言のように呟く。
焦らすように臍の辺りを撫で上げると、13から吐息のような声が漏れた。
「気持ちいい?」
「…よく、ない……っ」
13が子供のように首を横に振りながらこぼすと、少年はその言葉を
待っていたかのように、13から見えない位置で意地の悪い笑みを浮かべた。
「―――そっか、良くないかぁ…じゃあさ、これ使おうね、…いつもみたいに」
少年が、いつの間にか右手に持っていたものを掲げて微笑む。
そもそもどこから取り出したのかすらわからないそれは、13も見慣れた
カプセルのような形をしたものとと小さな箱が一本のコードで繋がっている、
パステルカラーが逆にいやらしい印象を与える玩具だった。
「…いいよね?」
その有無を言わせぬ口調に、13は頬を引きつらせた。
793風と木の名無しさん:04/04/11 00:57 ID:VQR4dtZA
|*´д`)…ウレスィ
794風と木の名無しさん:04/04/11 02:09 ID:1V5obn++
。・゚・(ノД`)・゚・。ホントニウレスィ
待った甲斐があった………
795風と木の名無しさん:04/04/12 16:58 ID:ZSR43a/8
キモい
796風と木の名無しさん:04/04/13 09:20 ID:CC6jX4m8
          ,,,,,.,.,,,,   ♪
      ((( ミ・д・ミ
          "'''''''"
797風と木の名無しさん:04/04/13 10:28 ID:QJi6SmRU
落ちたかと…思った…_| ̄|○
気づいたらすごいところにいるのでage
798風と木の名無しさん:04/04/18 23:59 ID:RJrgwaRP
hosyu
799風と木の名無しさん:04/04/25 10:40 ID:yculYHiv
ホス
800風と木の名無しさん:04/04/29 02:37 ID:Cy3HPSsv
ホッシュホッシュあげ
801風と木の名無しさん:04/04/29 12:41 ID:Jk4yylIO
801ゲトー
802風と木の名無しさん:04/04/29 22:44 ID:EPQALg9v
ほしゅ
803風と木の名無しさん:04/04/29 23:24 ID:9aNoi0Ea
今日電車で痴漢にあってる男の人発見。
8041/2:04/04/30 00:07 ID:94Tv0nXf
>792



駄々をこねる子供のように首を横に振る13に曖昧な笑みを
浮かべながら、少年はじりじりとにじり寄った。
「だって、好きでしょ」
「違うっ、好きじゃないそんなもの…!」
えぇ、と不満そうな声を洩らした少年は、目の前に
ローターを翳しながら横目で13を盗み見た。
「ビデオだと、一番良さそうに見えるんだけどなー…」
そのわざとらしく呟かれた台詞に、13は思わず少年を呆けたように見る。
「……ビデオ?」
「ビデオ」
こくり、と頷いた少年は、当然とでも言いたげな表情だ。
「金になるもん、撮って売るよー。あ、でもさ、あいつスナッフとかも
売ってそうだよね、さすがにそうなら縁切るけど」
鬼畜が殺人にまで手を染めているかどうかなんて正直判らないし
知りたくもないが、13にとってはそういったことをさらりと
言ってのける少年が不思議に見えてしょうがなかった。
しかも、こんな状況だというのに。
コードをつまんで軽く振る少年に眩暈を覚えた13は、先程までの
勢いを何処かに置いてきてしまったらしく、あぁ。このまま
眠ってしまってもいいかな、とぼんやり思った。
少年が両足首を掴むまで、全く気づかなかったくらいには
気が抜けていたらしい。

足を開かせて強引にその間へ身体をねじ込んだ少年は、逃げられないように
13をベッドに押し付ける。
「降りろっ…」
「やーだ。俺13とやりたい、大丈夫痛くしないからー」
8052/2:04/04/30 00:08 ID:94Tv0nXf
13は逆の意味じゃないだろうな、と返そうとして、双丘の奥に忍んできた
指に一瞬息を詰める。
「もうちょっと、指濡らしたほうがいい…?」
わざとゆっくりと、内壁を刺激するように押し込まれる指は、
力仕事などしないであろう細くて綺麗なものなのに、耐えられないような
質量に感じて13を困らせる。
「やだっ、抜け…っ」
焦ったような口調が面白いのか、少年は「やーだ」とおどけたように笑う。
その間にも指はまるで生き物のようにポイントを探して蠢いている。
「このへんだったよね?」
「違う、知らない…」
上へと逃げる13を強引に引き寄せ、少年はその明らかに感じている13の
顔を覗き込む。
「……じゃあ、このへん?」
不意に予想もしていなかった部位に触れられ、13は甲高い声をあげた。
途端に少年が嬉しそうに微笑む。
「ここなんだ」
「っ、違うっ…もうやだ、抜けって」
「うん、やめるよ」
簡単に引き抜かれるそれに、妙な感覚を覚えながら13は小さくうめいた。
首筋を軽く食む少年の髪を鷲掴み、耐えるように握り締める。
痛い、と顔を顰める少年から目を逸らし、13は身を起こそうとした。
「だめ。……次はこっちなんだから」
意地悪く口の端を上げた少年の表情を確認する間もなく、先程まで
指に押し入られていた部分に硬い人工物が当てられる。
身を竦める13にわざと気づかないふりをして、少年は閉ざされたそこを
押し広げるように指を進めた。
806風と木の名無しさん:04/04/30 05:54 ID:1OopLWRm
>>803
見てたのか・・・
807風と木の名無しさん:04/04/30 23:21 ID:8LqPvM79
キテタ…ハァハァ(;´Д`)
808風と木の名無しさん:04/05/01 09:34 ID:LLtxRkMW
あああ焦らさないでくれ。続きが気になるw
13タンの運命やいかに。(*´Д`)ハァハァ
809通りすがり:04/05/01 15:24 ID:6KXxwBla
リア厨の頃、よく痴漢痴女にあってた
痴漢のほうはむくつけき中年ブ男ばかりでイヤなだけだったから、一度も前は触らせてあげなかった
でも大人になって801って世界があるのを知ってみると
いつのまにか痴漢に合わなくなっちゃってて寂しく思うようになってきた
女の人だけじゃ、体が満たされないのかも知れない
あの頃に戻ってやさしい男の人に抱かれたい・・


810風と木の名無しさん:04/05/03 11:41 ID:KBTaMn2G
そんなことより>>1よ聞いてくれよ。この前、801BL関係のコミケのオフ会に男ながら参加したんです。
そしたら、電車で移動の最中に、顔だけ知ってる程度のデブス腐女子が、
俺の股間さわりにくるんです。
もうねアフォかとヴァカかと、
おまえな俺が触られようが何も言わないからって電車でほとんどしらねえ男の股間さわんじゃねえよヴォケが、
で、やっとおちついたかと思い居酒屋のオフで、
そいつが俺にアピールしてくるんですよ。
そこで、またブチ切れですよ。
おまえな、801オフにくる野郎が女目的で来てると誤解してねえか、
それ以前に、おまえみたいなデブスは眼中にねえよ。
おまえは、本当にオフに801トークを楽しみに来てるのかと問いたい問い詰めたい小1時間問い詰めたい。
おまえ!!男が欲しいなら出会い系サイト行けと・・・
まあ801通の野郎の俺から言わせて貰えばなんだね。
美人の痴女ならいいが、デブスなおまえには逆に嫌悪感!!。
デブスがいい気になるなんて諸刃の剣、デブスにはお勧めできない。
まあ>>1みたいなデブス腐女子は、一生、女友達と801本だけに、はまっていなさいってこった。
811風と木の名無しさん:04/05/03 16:52 ID:2LQyIszA
ってこった。
812風と木の名無しさん:04/05/04 16:54 ID:BacyCHtw
ブスの痴女はお呼びじゃねえけど、
美少女の痴女は大歓迎だということ、

オバサンの痴女はブス美人の以前に、論外だよなあ、
オバサンとかババアは美少年に手を出す資格なし、
オバサンとかババアはレディコミでオナっとけってこった。
813風と木の名無しさん:04/05/04 20:46 ID:z5dWzcXg
すみませんここ801板なんで…
814風と木の名無しさん:04/05/04 23:25 ID:bH6CcIFD
まったりとSS待ちホシュ
815風と木の名無しさん:04/05/05 15:24 ID:WX+BJht8
男×男の801板に踏み込んできた挙句、勘違いの暴言吐きまくる
>>810>>812を足腰立たなくなるまで弄んでくれる痴漢さん希望…
816風と木の名無しさん:04/05/05 17:56 ID:+CLnqVKm
痴漢にも選ぶ権利はあります
817風と木の名無しさん:04/05/05 23:20 ID:vulQBvHq
>815
最悪、「足を切り落とす」という選択肢が出ることもあります。
818風と木の名無しさん:04/05/06 00:09 ID:2SSnf3Qq
IDがなぁ…。

>810
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1083558656/1-2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1083558656/6
>812
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1083558656/9

いまどきIDが同じだからって即同一人物と決めつけるのもアレだし
もし同じ人物だとしてもネカマなのかもしれんが、やっぱり萎える。
819風と木の名無しさん:04/05/09 23:33 ID:gsA+7gNI
810ネタ
ちょっと書いてみる
前に考えていたやつを810に変えただけだけど
冗談ネタと言うことでカンベンしてください

******

電車の車窓から流れる景色をぼんやりと眺めていると後ろに人の気配を感じる。
美少女なら触らせてやってもイイがブスならお断りだとばかりに810は首を巡らせた。
男だ。妙に身体を密着させてくる。
冗談じゃない。男など論外だ。この場を離れようとするが男は動く気配がない。
810は後ろの男を押しのけようとした。
「動かないで」
シィーっと後ろの男が耳元で囁いた。
「な…」
振り返ろうとしたところにひんやりとした金属のような感触が頬に伝わる。
「動くと怪我するよ」
その正体を見ようと視線を下げた810の視界の端に光った物は手術用のメスだった。
810はビクッと竦み上がりそのまま固まった。
820風と木の名無しさん:04/05/09 23:35 ID:gsA+7gNI
「ほ、本物……?」
からからに渇いた喉から震える声を絞り出す。
「さあ? どうだろうね。試してみるかい?」
男は喉の奥で短く笑うとメスの背で頬をなぞり首筋に切っ先を当てた。
「ここが頸動脈。知ってる? 切っちゃうと他の動脈よりも早く絶命するって話だけど、
実際の所やってみたことはないんだ。やってみてもいい?」
810は少しでも首を動かしたらそのまま切られてしまいそうな恐怖に
首を横に振ることもできずただガタガタ震えていた。
「や……」
歯がカチカチ鳴って言葉も出ない。ゴクリと生唾を嚥下する。
「そんなに怯えなくても大丈夫だよ、僕は医者だからね。無駄に傷つけるようなことはしない」
男は810に身体を密着させたままメスを下ろした。
殺されるかも知れない恐怖と緊張からとりあえずは解放されホッと息を吐いた。
何故か下半身に風を感じる。
810が少し身じろいで下を向くとズボンと下着の右側が切り裂かれていた。
支えを失って落ちそうになっている下着が辛うじて左足に絡まって止まっている。
驚く間もなくそこから男の手が侵入してきた。
「アッ!」
直に男の手を感じ810は思わず声を上げた。
その声は思った以上に響いたらしい。
周囲の不審な視線を誘ってしまう恐れに咄嗟に口を押さえて身を固くした。
男の笑う気配が耳をくすぐる。
821風と木の名無しさん:04/05/09 23:37 ID:gsA+7gNI
いつ傷つけられるかわからないので抵抗することも、手を払いのけることもできない。
ドアと男の身体に囲い込まれるように押さえつけられているので逃げ出すことも叶わない。
初め足を撫でさすっていた手は次第に足の付け根に来て、
やわやわと草むらの感触を楽しむかのようになでつけ、時折軽く引っ張ったりした。
「いっ……」
「邪魔だよね、これ」
男はメスを下着の中に潜り込ませ、毛を剃り始めた。
「動かないでね。見えないから傷つけてしまうかも知れない。手探りでメスを使う事ってないんだ」
この状態では動けと言われても動けない。ドアに身体を預けじっとしてただ震えているだけだ。
「き、傷つけないんじゃなかったのか?」
「無駄には傷つけないよ。それにどんな深い傷でもすぐに縫合してあげるから。
今は麻酔持ってないから痛いかも知れないけどね」
かも知れないじゃあないだろう。
「ど、うしてこんな……」
自分が何故こんな目に遭わなければならないのか。810は泣きそうな声を上げる。
「君はこの車両がどういうとこか知ってる?」
「そ、んなこと…」
810は首を横に振った。
「君は乗る電車を間違えたんだよ」」
822風と木の名無しさん:04/05/09 23:39 ID:zn+8iM7f
うわっ!モエキタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━ !
823一気に貼ってしまいます:04/05/09 23:53 ID:gsA+7gNI
メスで陰毛が剃り落とされていくのが解る。股間がスースーするような気がした。
指先で剃り具合を確かめながら男は810の毛を剃っていく。
やがて納得したかのようにメスが出ていった。
代わりに手が差し入れられ長い指がペニスに絡みついた。
「ヒッ……あ」
巧みな刺激に810は為す術もなく喘いだ。
血液がそこにどんどん集中し、アッという間に追いつめられる。
「あ……ああ、ああっ」
イクッと思った瞬間根本をきつく握られた。
「まだだよ」
喉で笑うような声が聞こえた。
「もう少し足を開いてごらん」
男の声に逆らうことができずに810はわずかに足を開いた。
濡れた指が後ろの穴の周りを探りながら侵入してきた。
「あ……い、やだ。そこは……いや…」
「大丈夫だよ。痛いことはしないから。気持ちよくしてあげるだけ」
男の声が耳元で囁く。
「い…や……」
中で蠢く指に810はただひたすらいやいやと首を振るだけだ。
あちこちを刺激していた指は中の一点を探り当てる。
「あっ!」
810はビクッと身体を仰け反らせた。
824風と木の名無しさん:04/05/09 23:55 ID:gsA+7gNI
「ここが君のいい所だね」
「ひっ…あ、ああっ……あっ、やめっ…!」
「君も触ってごらん」
男は810の手を掴むと人差し指を重ねて後孔に入れた。
810の指が男の指と一緒になって自分の意志とは関係なく動く。
「やっ、あっ…嫌だっ!」
「ほら、もう一本」
男は中指も突っ込んだ。男の指と合わせて三本の指に穴を広げられ引き攣れた痛みが走る。
「ほら、判るだろう? 君の中が三本の指を咥えこんで嬉しそうにヒクヒクしてる」
「やあっ…」
「もっと君のいいところを自分で擦ってごらん」
中で蠢いている指は自分で動かしているのか男が動かしているのかさえもう判らなくなった。
「もう……」
「いきそう?」
黙って頷く。
「いかせて欲しい?」
男は810の根本をきつく握ったままだ。
「いかせて……」
うわごとのように810は解放をねだる。
中の指が動きを激しくして810を射精へと導きかけたその瞬間。
825風と木の名無しさん:04/05/09 23:56 ID:gsA+7gNI
ちょうど電車が駅に着いて反対側のドアが開いた。
「残念、時間切れだ」
名残惜しそうな言葉とは裏腹に全く残念がってもいない口調で男はあっさりと810から手を引いた。810の指だけが中に残される。
「あ、待っ……」
さっきまでの熱さが嘘のようなあまりのあっけなさに810は驚き縋るように腰を揺らした。
ここまでしておいて……。いっそいかせてくれてからでもよかったのに。
810は恨みがましい視線を男に送る。
「また、今度ね」
男は欲情を煽るだけ煽っておきながら限界まで張りつめた810を放り出し、
何事もなかったかのように耳元で囁くと軽く手を振って電車を降りていった。
「あ、ああっ!」
残された810は動き出した電車の中で一人虚しく自らの尻をかき回して下着の中に射精した。
他の乗客の注目を浴びた810はいたたまれず車両を移動し逃げるように次の駅で降りた。
826風と木の名無しさん:04/05/09 23:58 ID:gsA+7gNI
「あれ? 先生、えらい珍しいやないか。今日は電車か」
「まあ、たまにはね」
駅から出た肛門科の医師は曖昧に笑うと関西弁の男と並び歩き出した。
「なんや? それ」
関西弁の男は医師が持っている手帳に目を留めた。
この近くの大学の学生手帳だ。
「まあ落とし物…みたいな物かな」
医師は810の写真が貼り付けてある学生証をちらっと見ると懐にしまった。

おしまい

******
と言うオチでした
スレ汚し失礼しました
藁ってゆるしてください
827風と木の名無しさん:04/05/10 03:11 ID:NE8LiCqs
アリガトン……剥げ萌えた……
最近投下なくて寂しかったけど、毎日覗きに来ててよかった……
*・゚゚・*:.。.*・゚(゚∀゚)゚・*.。.:*・゚゚・*
828風と木の名無しさん:04/05/10 11:51 ID:gLzQMqeM
(*´Д`*)
829風と木の名無しさん:04/05/10 17:31 ID:HXIireDF
(*´Д`*) (*´Д`*)
830風と木の名無しさん:04/05/10 17:52 ID:EGLoriEc
810タンは大学生なのか〜(´Д`*)
831風と木の名無しさん:04/05/10 23:39 ID:csChVirq
萌     えデスタ(´Д`*)
832風と木の名無しさん:04/05/15 15:53 ID:r/yoMj+g
ほす
833風と木の名無しさん:04/05/20 10:46 ID:wC/wlk7Q
               ∧∧
         〜(⌒ (,,゚Д゚)
              ( ̄ U U)
             |   |    ほしゅ
             |   |
  ◎ ◎ ◎ ◎ ( ・∀・)
 ヽ|/.ヽ|/ヽ|/ ヽ|/.( (⌒)⌒)
 "”'''""""'''""“""" """''' '''"""""
834風と木の名無しさん:04/05/22 03:05 ID:IuyTy39p

          ,,,,,.,.,,,,   ♪
      ((( ミ・д・ミ
          "'''''''"
835風と木の名無しさん:04/05/24 17:34 ID:OWsr3WQ+
保守〜
836風と木の名無しさん:04/05/26 16:10 ID:Hcaz6Ko8

           ♪  ポム
          ,,,,,.,.,,,, ソ   
         ミ・д<ミ  ?
          "'''''''"
837風と木の名無しさん:04/05/26 23:44 ID:Hcaz6Ko8
        
     ポム      ノ ポム
        ♪  ♪ ノ
          ,ソ,,,,. ♪ ポム
         ミ>д<ミ  ??
          "'''''''"
838風と木の名無しさん:04/05/27 07:27 ID:ffplDOQp
       /
    / ♪   / ドドドドドド
   ♪   / ♪  /
      ♪    ♪
      ,,,,,.,.,,,,   
   ヽミTДTミゝ≡=3
      "'''''''"
839風と木の名無しさん:04/05/27 14:04 ID:ffplDOQp
           /      /
       / ♪   / ♪
      ♪   / ♪   /
         ♪. /\ ♪
       .   /   \
      .    ⌒⌒|⌒⌒
         ,,,.,.,,,,  |
     σ≡(д- ミ.丿し       ♪
        "''''''"
840風と木の名無しさん:04/05/27 20:07 ID:ffplDOQp
         /     /
     /  ♪  /  ♪
    ♪ /   ♪   /
   /   ♪  /\  ♪
  ♪ .   /   \
   .    ⌒⌒|⌒⌒
      ,,,.,.,,,,  |
     (д・ ミ.丿し   ♪====
     "''''''"〜〜
841風と木の名無しさん:04/05/27 23:06 ID:+5/UmDjS
かわいいじゃねえか・・・
842風と木の名無しさん:04/05/27 23:29 ID:ffplDOQp
         /     /

     /  ♪  /  ♪
    ♪ /   ♪  /
   /   ♪  ./    ♪ )\
  ♪     ♪      )  \
     .\从/  ⊂ ̄ ̄)  /
      ,,, ,,       )/
    ヽミ ♪ ミ丿
     "'' .'"
    ./ヽW/\
843風と木の名無しさん:04/05/28 00:09 ID:TJh8vIUa
       /      /  ♪
    / ♪   / ♪    ∩
   ♪   / ♪    / |   /
      ♪      ♪  |  ♪
      ,,,,,.,.,,,,      \~~ ~~/
   ヽミTДTミゝ≡=♪  \/
      "'''''''"
844風と木の名無しさん:04/05/28 03:32 ID:TJh8vIUa
 
845風と木の名無しさん:04/05/28 06:23 ID:TJh8vIUa
 (  ∧,∧
c⌒っ*゚д゚)っ
゛"゛"゛"゛"゛"゛
846風と木の名無しさん:04/05/28 09:57 ID:TJh8vIUa
847風と木の名無しさん:04/05/28 12:03 ID:8Q7XlORs
ホッシュかわえー
848風と木の名無しさん:04/05/28 14:44 ID:TJh8vIUa
         ,,,,,.,.,,,,   ♪〜
     ((( ミ;・д・ミ )))
         "'''''''"
849風と木の名無しさん:04/05/28 17:19 ID:TJh8vIUa

              ピト
          ,,,,,.,.,,,,♪
       Σミ・д・ミ       ホッ!?
          "'''''''"
850おねだり 1/10:04/05/28 21:48 ID:BOoUr2Nb
いいのかと言われても。いくら止めようが本人がその気なら舞台に上がるだろうし、無理
強いしたって嫌なら帰ってしまうだろう。いずれにせよ、決めるのは423だ。関西弁の男
の知ったことでは………などと、とぼけてみせるのも空しい。
痴漢が何を言いたいのかはよく判っている。
飼育係のお前が今すぐ止めろ、と。さもなくば痴漢様は御機嫌を損ねてしまわれるぞ、と。
要するに、関西弁の男を脅しながら催促しているわけで。あからさまにごねるのを止めて
拗ねて見せることにしただけで、その主張は先ほどから毛一筋も変わってはいないのだ。
『………アホらし』
心中に留めておけず、つい漏らしてしまった呟きを聞き咎めた痴漢は、すっと目を細めた。
そのまま無言で出て行く痴漢を見て「珍しいこともあるものだ」と思ったのはほんの一瞬。
ちょっと気に入らないことがあったからといって、あんなに乱暴に扉を閉めるなんて、大
人げ無いにもほどがある。いい加減慣れてしまったが、やはり気分のいいものではない。
それは他の者達も同じだったようで、白けた表情で肩をすくめたり天井を仰いだりした。
851おねだり 2/10:04/05/28 21:51 ID:BOoUr2Nb
もう今夜はこれでお開きかと思ったら、医師が嬉しそうに手を叩きだした。
「やーっと出ていってくれた。ほんと小姑じみたことばっかり言うんだから。しかも自分
のことは棚に上げまくり。やんなっちゃうよね―――ま、邪魔者が消えてなによりだ」
一人上機嫌な医師は素早く舞台に上がり、気障な仕草で423を手招きした。
「おいで」
423は軽く頷いて上着を脱ぎ、関西弁の男に向けて放り投げた。

結局、関西弁の男を除く全員が参加し、423が舞台を降りたのは深夜になってからだった。
さすがに精魂尽き果てたか、423はぐったりとして減らず口も叩けなくなっていた。
関西弁の男は全裸で舞台に倒れ伏す423を抱き上げて控え室まで連れて行き、体を清めた
後にベッドに寝かしつけた。
すやすやと寝息を立てる423の頭を撫でてからホールに戻ると、既に後片付けも終わって
おり、医師とレジデントの二人しか残っていなかった。
852おねだり 3/10:04/05/28 21:54 ID:BOoUr2Nb
『もうこんだけか? 今日は早いな』
首を傾げた関西弁の男に、医師が手を振って答えた。
『現像室にまだ大勢いるよ。みんな撮りまくってたからねえ。朝までいるんじゃないの?』
他の“女優”達の初舞台に比べて時間も長かったが、カメラの数もまた多かった。通常の
何倍ものフィルムが費やされた結果、処理に手間取っているらしい。
『舞台映えするだろうと思ってはいたけど、予想以上だったよ』
『元から見てくれだけはええからな』
『まあね。でも、ぱっと見良さそうでもレンズ越しは………ってこともあるからさ。あそ
こまでじゃなくてもそこそこ顔立ちの整った子はいるけど、その中でアップに耐える肌の
持ち主がどれ位いるかっていうと―――ましてや、あの時の声も顔も極上なんてのは』
『極上、ねえ』
首を傾げると医師が笑いながら頷いた。目尻が下がりそうになるのをこらえて努めて平静
を装ったのだが、すっかりばれている。
853おねだり 4/10:04/05/28 22:01 ID:BOoUr2Nb
悪い気はしなかった。元々医師は女優に甘く、これまで酷評するのを聞いたことがない。
しかし、こんな風に手放しで褒めたことも、いまだかつてなかった。
今なら「うちの子が一番可愛い」と犬猫を見せびらかしたがる輩の心理が理解できる。
『やっぱり実際に撮って見ないと何とも―――』
医師がふいに言葉を切って入り口の方を見た。つられて見れば、痴漢が半分開いた扉を肩
で支えている。
『入るんならとっとと入れば?』
医師が露骨に嫌そうな顔をすると、痴漢もむっとしながら中に入ってきた。
『こっちが声かけるまでずーっと立ってたって、いじらしくもなんともないよ。気持ち悪
いだけだってば』
痴漢が眉間の皺を深くするのを見て、医師は冷たく笑った。
『何? まさか本気で隠れてるつもりだったの? そんなでかい図体で』
心無い台詞にますます拗ねるかと思われたが、そうでもなかった。
854おねだり 5/10:04/05/28 22:05 ID:BOoUr2Nb
少々機嫌が悪いところを見せても動じない相手に駄々をこねても無駄と諦めたのだろう。
だんまりを決め込むのをやめ、投げやりながらも返事をよこした。
『随分と楽しそうだったし、邪魔をしてはいけないと思ってね』
『楽しかったよ。なにしろ鬱陶しいのがいなかったからね。帰ってこなけりゃ気分が良い
ままだったんだけど』
彼の口が悪いのはいつものことだが、ここまで延々と絡み続けるのも珍しい。怪訝に思い
ながら黙って眺めていると、医師は笑みを消して痴漢に向き直った。
『言いたいことがあるならはっきり言いなさい。判ってくれない、気づいてくれないって
ぐじぐじいじけられても関西ちゃんだって困るでしょ。甘えるのもたいがいにしときなさい』
それは違うと関西弁の男は話に割って入った。
『なんも困っとらへん。せやから先生もこっちに話持ってこんといて』
『滔々と語られるよりも拗ねて黙り込まれる方が静かでいいって? この正直者』
当たり前だと関西弁の男が言うより早く、人差し指が突きつけてなおも迫ってくる。
855おねだり 5/10:04/05/28 22:09 ID:BOoUr2Nb
×人差し指が
○人差し指を

アホだ。スマソ。
856おねだり 6/10:04/05/28 22:15 ID:BOoUr2Nb
『だったらこっちも正直に言わせてもらうよ。あのね、君は平気でも僕が嫌なの。みんな
も嫌なの。君がなんとかしなさい』
関西弁の男は聞こえよがしなため息をついた後、右手を力なく挙げた。
『せんせー、嫌やと思う人が率先して動けばええんやないかと思いまーす』
『当人が構ってほしがってる相手でなければ、何を言っても効果はないと先生は思うなあ』
意地の悪い笑みを浮かべる医師に、どう言い返したものかと考えあぐねていると、レジデ
ントがおずおずと口を挟んだ。
『今回のは、判らなくもないですよ』
痴漢と関西弁の男を交互に見ながらそう言うと、咎めるような目つきを医師に向けた。
『ふうん。じゃ、今度から君が構ってあげてね』
親指で痴漢を示され、レジデントは素早く両手を振った。
『絶対に嫌です!―――あ、いや、その』
左右を伺い、しばし逡巡した後、彼は少し声を落として話しはじめた。
857おねだり 7/10:04/05/28 22:22 ID:BOoUr2Nb
『躊躇したの僕だけじゃないですよ。後ろの方でもマズいんじゃないかって言ってたし』
―――ずっと、423は関西弁の男のものだと思っていた。
痴漢が手折り、関西弁の男が慈しんだ花を、皆で汚してしまったようで気が咎める―――。
そこまで言ってレジデントが痴漢の方を向くと、痴漢は何も言わずに関西弁の男へ視線を
移し、小さくため息をついてから目を伏せた。
関西弁の男は思わず口を半開きにして固まってしまった。言ってやりたいことは山ほどあ
るのに、顎に力が入らない。
一瞬あたりが静寂に包まれたが、ほどなく医師の哄笑によって破られた。
左手で腹部を押さえ、右手で客席の座面をばしばし叩く彼を見て、関西弁の男もこれが自
分の話でなかったら大笑いしていただろうなと思った。
『ほ、本気で言ってるの?』
笑いに声を震わせながら尋ねる彼を、レジデントは真顔でなじった。
『本気ですよ。先生も酷いことしますよね』
858おねだり 8/10:04/05/28 22:28 ID:BOoUr2Nb
レジデントの曲解に二の句が告げなかった関西弁の男も、これにはさすがに反応した。
『しっかりやっといてよう言うわ』
痛いところを突かれてレジデントが黙り込んだ。
『まずい言うた奴が誰か知らんが、次からはそいつと一緒に先帰ってくれ』
何が関西弁の男の気に障ったのか判らず、レジデントは狼狽して医師に救いを求めた。
『まあまあ。悪気はないんだから、そう怒りなさんな』
ようやく笑いが収まった医師が取り成しに入る。
『自慢のお姫様だもんね。そういうつもりじゃないって判ってても、躊躇したなんて言わ
れたら、“嫌々やって頂かなくても結構!”って突っぱねたくもなるよねえ』
明らかに気遣う方向を間違えている輩とは異なり、医師は正しく関西弁の男の心情を理解
していた。日頃から人を見透かしたような嫌味ばかり言い垂れるだけのことはある。
『変にいい人ぶって履き違えた同情するからややこしくなるんだよ。別に本人が嫌がって
るのを力づくで舞台に引きずり上げたわけじゃないんだからさ』
859おねだり 9/10:04/05/28 22:32 ID:BOoUr2Nb
笑いすぎて涙が出たと言いながら、医師は眼鏡を外して目元を拭った。
『断れなかった関西ちゃんが泣く泣く差し出したんでもないし。そもそも本気で自分以外
の人間に触らせたくないと思ってたら、ここに出入りさせてないでしょ』
そこまで言われてようやくレジデントは「それもそうか」と間抜けに呟いた。
直後、医師はいつも通りの“意地悪な先生”に早変わりし、彼の足元を掬った。
『しっかし君も大概ロマンチストだね。いやあ、おじさん照れちゃったよ。手折っただの
慈しんだだの、そんないいもんじゃないでしょ。せいぜいが踏み台に肥しだって』
笑いながら痴漢と関西弁の男を順に指差す彼に反論できる者は誰もいなかった。
『他にも423ちゃんのことで文句があるなら今のうちに言っておきなさい。後からごちゃ
ごちゃ言っても知らないよ』
そして、まだ文句がある者は一人しかいない。
憮然とする痴漢を一瞥した後、関西弁の男はレジデントに向き直り、本音を告げた。
『あれは一人の男に納まるタマやないやろ。万一指名されても俺は逃げるで。身が持たん』
860おねだり 10/10:04/05/28 22:34 ID:BOoUr2Nb
『判りました。もう言いません』
前夜の初舞台に居合わせて423のタフさを目の当たりにしているレジデントは、素直に頷
いて引き下がった。
『で、君は? 何か言うことないの?』
黙ってやり過ごすつもりでいたのに先生に当てられてしまい、痴漢は渋々返事をした。
『来る日を前もって決めておいてくれ』
判っていれば、その日は自分は来ないから―――と、言外に匂わせるのみで明言を避けた
痴漢に、医師もそれ以上突っ込んだりはしなかった。
“何ゆえ自分が遠慮せねばならないのか”と怒り出してもおかしくないのに、言われる前
から譲歩した。それも423相手に。素直に受け入れてやるべきだろう。
もっとも、譲歩したからといって、痴漢が急に大人になったわけではない。
女優第一、という映画館の不文律に従ったに過ぎない。
医師も痴漢が423をおろそかにできなくなるのを見越して舞台に上げた。
861風と木の名無しさん:04/05/29 00:55 ID:JML/3Jld
久々にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!
'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ(*´Д`*)'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
862風と木の名無しさん:04/05/29 23:24 ID:QLHyo/9P
うぁー久々だよー
正直もう戻ってこないかと思ってたよ(ノД`)・゚・ウレスイ
863風と木の名無しさん:04/06/02 06:23 ID:Xlzlc8FT

          ,,,,,.,.,,,,♪
        ミ;・д・ミ …
          "'''''''"
864風と木の名無しさん:04/06/02 14:50 ID:Xlzlc8FT

                 フルフル
          .,,,,.,.,,♪,,,♪,, 彡
        ミ>д<;≡>д)
          "''''''''"''''''''" 
865保管サイト”管理”人:04/06/05 11:45 ID:MrLfCuP6
space.kakikoのサービス終了に伴い保管サイトが消えてしまいました…
鯖探ししてるんですが、ポフアプ広告回避しようと思ったら「アダルト不可」の
壁に当たってしまい_| ̄|○
どこか適当な所はないでしょうか。スレ違いスマソ。
866風と木の名無しさん:04/06/05 13:13 ID:hgxhbXVZ
>>865
ttp://fc2.com/は
無料でアダルトOKのところもあったよ。
広告もポップアップじゃなかったと思う。
867風と木の名無しさん:04/06/05 17:29 ID:kqkDzJlL
>865
ありゃま!乙彼様です。
管理人スレから探してみました。ここはいかがでしょう?

http://www.x-beat.com/
21歳以上で登録可能のアダルト可鯖。
広告はバナー&テキスト形式だそうで。

868風と木の名無しさん:04/06/11 00:58 ID:nBamknQl
どうなってるんだ
869保管サイト”管理”人:04/06/13 00:25 ID:xqoYD8B2
http://801.h.fc2.com/

とりあえず急ごしらえですが。
せっかく教えてもらったのにスマン>867
space.kakikoって、実はかなり恵まれていたんだなぁと
思った…


エロバナーイヤン(*´Д`)
870保管サイト”管理”人:04/06/13 00:26 ID:xqoYD8B2
あ、今見たらポプアプ出た…?
871風と木の名無しさん:04/06/13 02:35 ID:Mb2YqZdL
乙です。

オチャドゾー

   r=====ュ (_ __)
   {!    l}  |/
   ヾ__o__〃  __
   /~~~~~ヽ //
   ,'.:(´・ω・). :/
  {.:.:ひ.:.:.:U:ノ
   ヽ、__ノ
    U U   旦~
872風と木の名無しさん:04/06/20 02:58 ID:hOjeE6nw
hosyu
873風と木の名無しさん:04/06/24 12:42 ID:9YYlrtw8
そりゃ〜嬉しいよ!
874風と木の名無しさん:04/06/24 15:13 ID:cbrGQI1F
……ゴバーク?
875風と木の名無しさん:04/06/24 17:27 ID:ANonVZ0N
ホッス
876風と木の名無しさん:04/06/25 21:59 ID:a+X4UPrm
>>873

…嬉しいのか。そうか。
877風と木の名無しさん:04/06/26 05:00 ID:AUm0Xl/p
>>1
うれしくねぇよ、死ね。
878風と木の名無しさん:04/06/26 22:48 ID:uHNdS56v
うんこ漏らした…
879風と木の名無しさん:04/06/28 21:57 ID:crS5+UI3
男は嬉しくないと思われ・・・(;´Д`)ゲイの人とかはともかく。
女も嬉しい人少数でしょ。『脅して金とれる!』とか思う子は居るけどさ。
880風と木の名無しさん:04/06/28 22:10 ID:N85NjqMz
881風と木の名無しさん:04/06/28 23:29 ID:mz1G2ieH
私なら、801板で何言ってるんだか…と突っ込みそうだ。
クールに黙って突っ込む>880に萌え。
882風と木の名無しさん:04/06/29 16:54 ID:nhOQd55B




>>879

勝手に決めつけんなや!!!!
オメコがゲイの何が分かる?????
死ねオメコ!!!






883風と木の名無しさん:04/06/29 19:08 ID:DrnSBx4E
<痴漢ぐせが直らない人へのアドバイス>
痴漢は主に、男が女に対して性的欲望を持つことが原因になっています。
だから、痴漢を防ぐには男の性欲を止めればいいのです。
その方法は簡単です。毎週1回、女性ホルモンを注射してもらうのです。
最初はかえって、セックスがしたくなりますが、
数か月もすれば、性欲がほとんど無くなります。
そして、女性のように、あるいはそれ以上に美しくなります。
そうなれば、やらしい男性がいなくなり、
男性も美しい人が増えて男女とも楽しくなるのではないでしょうか。
今は一部の人しかしていないので1回1000円と高いですが、
たくさんの人がするようになればもっと安くなると思います。
わたしが言ってるお医者さんは結構込んでますけど。
この提案、いかがですか? 性欲が無くなるって気分がいいですよ。
秘密ですが、わたしは実行して、周りの人に好評です
884風と木の名無しさん:04/07/01 17:51 ID:ycZI8cE0
なにこれ?男が男に痴漢にあったら嬉しいってこと?
わけわかんねぇ
885風と木の名無しさん:04/07/03 01:13 ID:CL25E66y
男が男に痴漢に遭ったら気持ちが悪いし、男が女性に痴漢されたら恥です。
そこで、提案です↓
女性ホルモンを注射してもらえば、性欲が無くなって楽になる。
そして、幸せな気分になる。ニューハーフがおばかに見えるのは心が解放されているから。
ぜひ、試して欲しい。週1回1アンプル、たったの1000円―これで幸せが買える。
オレって良いこと言うなぁ。宗教家になろうかな。
ていうオレもホル歴3年。付き合ってる3人ぐらい(増えたり減ったり)の彼女たちとは、
2年6か月前を最後にセックスはない。かなり健全な付き合いだ。
女性ホルモンをしだしてから、女性にもてるようになった。特に美形好きの10代の女性。
「誠実だね」とか「わたしを大事にしてくれてるんだね」とか言ってもらえる。
内心うれしい。しかし、なぜか、セクシ女にはもてない。
886風と木の名無しさん:04/07/04 16:06 ID:vU/bIpUw
激しくスレ違い

>>884
 禿げ同だけどここは最早そういうスレじゃない
>>885
 男女板でどうぞ
887風と木の名無しさん:04/07/05 17:53 ID:ZMHKhAve
俺も嬉しいと思ってたが実際あったらうれしいとか気持ち悪いとかじゃなく恐かった。
素で泣きそうになりながら電車おりたら知り合いのいたづらだったから良かったけどな。。。
とりあえず恐いから。嬉しいとか思わないよ。
888風と木の名無しさん:04/07/05 18:18 ID:lNHdLkDV
いやだからネタにマジレスしてくんなっつの。
ウゼー男は帰れって言われたいのか?
889風と木の名無しさん:04/07/05 19:13 ID:E/HnkZXW
>>887
そのセリフを痴漢男どもに聞かせてやれ。


喜ぶから。
890記念すべき指し指 ◆6wmx.B3qBE :04/07/06 04:47 ID:s9T6n8QV
相手によるだろ
891風と木の名無しさん:04/07/06 20:09 ID:PAjyd0AF
>>887
ワラタ
892風と木の名無しさん:04/07/15 00:03 ID:M6djCZNE
ほす
893風と木の名無しさん:04/07/15 01:12 ID:ZotkAves
痴漢は、女が痴漢をされて気持ちがいいという男の妄想から生じる。
それは間違いだ。
女は本来、男が嫌いなのだ。
女は電車でも、男の隣の席と女の隣の席が空いていたら、必ず女の隣に座る。
女が男に近づいてくるのはカネ目当て。
おれは女が近づきやすいように小ぎれいにはしているが、
本質的にはおれがカネを持っているからおれに女が近づいてくる。
だからおれは、今まで抱いた約60人の女に、食事をご馳走したことも、カネを与えたことも、結婚の約束をしたこともない。
1か月以内に別れるようにしている。
894風と木の名無しさん:04/07/15 01:33 ID:Iguq/opC
男×女の話は他の板でドゾー
それより>>893兄さんの萌える801話を聞かせておくれ
895風と木の名無しさん:04/07/15 02:15 ID:8pyyuHjB
>>893
確かにそういう妄想を抱いている男はいるようだな。
男が嫌いな女も確かにいるな。





でも本当はお前が女を嫌いなだけじゃないのか……?
896風と木の名無しさん:04/07/15 12:25 ID:P3AX9S8I
自分に正直になれよ…
897風と木の名無しさん:04/07/15 22:38 ID:uYRJzLLI
>>893
>今まで抱いた約60人の女
それはお兄ちゃんの脳内でしょ?
だってお兄ちゃん童て(ry
898風と木の名無しさん:04/07/16 02:50 ID:ckeoddKe
誘い受けな男性がイパーイなスレですね。
そんなに掘って欲しいのか。
899風と木の名無しさん:04/07/16 08:27 ID:4CuJyXqB
もうめんどくさいからまとめて・・・
900風と木の名無しさん:04/07/16 19:09 ID:xXHY5CF/
>897
いやいや、女に持てまくるほど美形だが、女を愛することはない。
何故なら、本当に愛するのは、尊敬する○○(♂)だからだ、というのが
801板的にはウマーでしょう。
決して人には言えないが、尊敬する○○に痴漢される妄想を抱いて
自らを慰める>893なんて設定が萌え。
901風と木の名無しさん:04/07/18 17:58 ID:k9P6d2BU
893な。どうしてもヤ○ザと読んでしまうんだ…






きっと組長に惚れてるんだろうなーっていう妄想が止まらないじゃないかー!!
902風と木の名無しさん:04/07/18 21:38 ID:4Nv2rxhz
美貌の組長を愛しお仕えする若頭か、
はたまた組長にどこまでもついていく参謀か……



漏れの好みは前者(w
903風と木の名無しさん:04/07/20 20:27 ID:WphRvbI8

         ♪♪♪
         ミlll・Д・ミ Σ  
          "'''''''"
904風と木の名無しさん:04/07/21 14:17 ID:3rvTSGFe
あれ?や〇ざの話?
勝手に突っ走っていく姐さん方に笑ってしまいました。
905風と木の名無しさん:04/07/22 00:43 ID:I/cuyxyh

         ♪♪♪
        ミ;・д・ミ  ・・・
          "'''''''"
906風と木の名無しさん:04/07/22 00:54 ID:kdyljIND
893はちょっと気弱なりーまんさっ!
ひょんなことから893のえらい&えろい人に目を付けられて、
所有物の証として太股に893と入れ墨を入れられて、
痴漢プレイはおろか、口にはできないようなことをたくさん
されてしまってるに決まっている。
そんなこんなで、とうとう、スレというスレで
893をゲトせずにはいられない体に…!


……だったら、萌え〜!!
907風と木の名無しさん:04/07/22 06:24 ID:9ez9Qqqu
↑頼むからそのノリはやめてくれ…
908風と木の名無しさん:04/07/23 16:56 ID:KD66P4D/
今ごろ発見してスレ1を読み終わっただけなのですが、
423タソにメロメロです。
女王受け萌え・・・。
ダイジェストサイトで423タソだけ拾い読みしてきますた。
ただこう、よく判ってないのですが、423タソは豚も飼うし関西さんと仲良しだけど、
もしかして鋼鉄の処女なのですか?
(舞台に上がってるならそれはないのか)
痴漢さんとは確執があるだけで体の関係はもうないんですよね?
423タソのエチーが読みたいてか、ヘタレでよければお目汚ししたい気もあるのですが、
誰を相手にエチしたらいいのか決めかねています。
関西さんと痴漢さんがプラトニックなら、医者はどうなのか、とか。
無論、関西さんと423タソが普段からやることやってるならそれでもいいのですが。

多少設定を間違えても書き逃げすればいいのか・・・?
909風と木の名無しさん:04/07/23 17:04 ID:wnddfo7b
>>903
それは個人個人で違っても良いと思うけど…
(ただ関西さんとはセクースしてるし舞台に上がってるのは確定)
個人的には医師は二人きりではしなさそうだとは思う。
910風と木の名無しさん:04/07/23 17:05 ID:wnddfo7b
うわ間違えた!!
>>903>>908です。
911風と木の名無しさん:04/07/24 02:56 ID:LMWqYKd+
<女性に迷惑にならない痴漢の提案=女性だって、きっと賛成する>
痴漢したい人、自分が女性になって痴漢されたい人は、大阪・新世界の映画館『国際』の地下劇場へ急ごう。
そこでは、女装者が男たちにやられ放題、やられたい放題で、館内は痴漢だらけで、多いときは10か所くらいでもぞもぞしています。
一人の女装者を数人の男が取り囲み、何本もの手が胸とか尻とか股ぐらを触りまくっています。
女装子のあ〜んという押し殺した声が、あちこちで聞こえてきます。
ここなら合法的に痴漢ができます。しかもオールナイト800円と格安で、痴漢する卑劣な男だけでなく、スカートやブラウスを準備しメイク道具をそろえれば、痴漢の被害者にだってなれます。
電車の痴漢より、ずっと充実していて、経験すれば、きっと一生忘れられない思い出になるでしょう。
とりあえずは、
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1089384078/l50
を参考にしてください。
漏れも経験したことがあるけど、気持ちよかったぁ〜
912行殺きのP ◆KINOKO/Qw2 :04/07/24 03:00 ID:7qLC+Kp1
痴女に襲われたら、正直嬉しいです。
913風と木の名無しさん:04/07/24 14:08 ID:7ApMn2TR
女の身で>>1みたいな事言ったらもう終わりだよね…
板が板とはいえ
914風と木の名無しさん:04/07/24 16:25 ID:owsGv1pU
>913
釣り?
915風と木の名無しさん:04/07/24 18:37 ID:QVTsZu5j
>>914
寂しいんだろ。
実際に廻りに言える相手がいたら、そっちにベクトル向くし普通。
2chで説教というのは、どう考えても底辺の人間だよ。
916風と木の名無しさん:04/07/24 21:41 ID:LMWqYKd+
この事件、警察がもっと慎重な捜査をしていれば、防げたと思います。
でも実際は、担当の刑事は男性の証言を全く無視し、拷問まがいの取調べを行いました。
その刑事の名前は、警視庁戸塚警察署の古田安弘と高橋直樹。

元被告の男性は、この事件で再就職したばかりの会社を辞めざるを得なくなりました。
人生が大きく変わってしまったのです。
しかし古田安弘と高橋直樹は、何の咎めも受けず、今も警察にいるでしょう。
定年まで勤め上げれば、勲章だって貰えるでしょう。
こんな事を許して良いのでしょうか?

(抗議先)〒169−0051 新宿区西早稲田3−30−13
                警視庁戸塚警察署 古田安弘・高橋直樹

917風と木の名無しさん:04/07/24 22:45 ID:uD84HDdS
次スレが立つのなら、スレタイ変えたほうがいいかもね
厨どもが勘違いして襲来しちゃってるみたいだし
918風と木の名無しさん:04/07/24 23:08 ID:mdHl2yQp
痴漢で801
919風と木の名無しさん:04/07/24 23:42 ID:sRos/Sxa
>>917

元々は「女は痴漢の話を嬉しそうに語るくせに」って女叩きしてる人が立てた
スレを801パロにしたのがこのスレだから、このままでいいと思う。

ちなみにそのスレは>>1じゃなくてこっちね(削除済)
■女って痴漢にあったら正直嬉しいんだろ?■
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1088273529/
920風と木の名無しさん:04/07/25 03:41 ID:MPj1WP+o
>>1
まあ相手にもよるだろーけど
嬉しいっちゃ嬉しいな。
921風と木の名無しさん:04/07/25 12:49 ID:kDnl7qHq
>元々は「女は痴漢の話を嬉しそうに語るくせに」って女叩きしてる人が立てた
>スレを801パロにしたのがこのスレだから、

違うと思う
「男って〜」スレは3だけど実は4スレ目
>2にある
女って痴漢にあったら、正直嬉しいんじゃねえのか?
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1002780999/html
これが最初
2001年の10月だからもう3年以上か…
長いな(遠い目

922風と木の名無しさん:04/07/25 13:38 ID:N/MERjWO
元々の「女って痴漢にあったら〜」スレは
男女板とかニュー速に何度も立ってたやつじゃないの?
923風と木の名無しさん:04/07/25 13:52 ID:hF8C8dM4
>>915ただのレスが説教って…よっぽど人の話とか聞かない人なんだろうねあんた
924風と木の名無しさん:04/07/25 22:06 ID:ic1QFt7F
>>923
自覚なしか……。
925風と木の名無しさん:04/07/26 22:27 ID:2koXbBdm
痴漢にあったことないから、されたら嬉しいかも。
相手が美人なお姉さんなら男の99%以上は嬉しい。
おっさんだったらキモイ
926風と木の名無しさん:04/07/27 03:26 ID:zDKSOPOL
>>925
美人なお兄さんだったらどうですか?
927風と木の名無しさん:04/07/27 21:20 ID:LQE3TdXI
>>926
微妙・・・
ニューハーフとかならいいかもしんないけど
お兄さんじゃなぁ。
本気で触られたりしたら嫌だろうけど
多分学校とかに行ってから
「おいおい、朝痴漢にあっちゃったよ!」
と自慢(?)はすると思う。
珍しい体験だし。
928風と木の名無しさん:04/07/28 01:31 ID:YVqxGkt5
おれ、ニューハーフに痴漢したことがあるけど、されないと自慢にはならないかなぁ。
929926:04/07/28 02:15 ID:lImw/pQt
( ゚ Д゚)。o0(まさかマジレスされるとは思わなかったよママン……)

( ´Д`)。o0(ここはそういうスレじゃないんだけど)
930風と木の名無しさん:04/07/28 02:33 ID:ONYhLM3Q
ついにこんなスレになってしまいましたか…
931風と木の名無しさん:04/07/28 05:34 ID:mrKSz2de
俺はたまにされる
たまにしか電車に乗らないのにぃ
932風と木の名無しさん:04/07/29 01:09 ID:ojvenGVK
はぁ?嬉しい訳ないじゃん
されたら殴って半殺しにする
だが美人な女にされたら嬉しい
933風と木の名無しさん:04/07/29 17:39 ID:ek6dp98u
まああれだ、せめて半分くらい読んで内容を把握してから書き込めと
934風と木の名無しさん:04/07/29 18:36 ID:oj7/wbnW
この板、最近男多いよなぁ。
935風と木の名無しさん:04/07/30 00:56 ID:EXjaLRU7
腐ソウルを持たずに乗り込んで引っ掻き回して帰っていくのは何が楽しいんだろう…
936風と木の名無しさん:04/07/30 21:38 ID:zLB5Td/1
僕は本当に痴漢にあったけど。嬉しくないよ!
とても怖くて泣きそうだった・・・
937風と木の名無しさん:04/07/30 22:15 ID:v0bgj6r3
職人さん来ないかなぁ・・・
938風と木の名無しさん:04/07/31 22:24 ID:qWjZy79b
>>936
ここの1を見る限りでは、怖いのと怖くないのがいるようですよ(藁

ところで殿方の身でここに書き込まれたということは、生贄希望と受け取ってよろしいか?
939風と木の名無しさん:04/08/03 15:10 ID:8qorlbzS
生贄イパーイ(゚∀゚)
940とりあえず:04/08/03 15:47 ID:EqDCIIg4
おかしな雰囲気になっているな。
久しぶりに映画館に足を踏み入れた肛門科の医師は小さく呟いた。
以前は一般の客と自分たちとははっきりとした線引きがあったが、住み分けの出来ない客が目に付くようになってきた。
痴漢はと仲間の一人に聞けば、1を追いかけるのに忙しいのか、1の猫に振り回されているのかここの所あまり映画館に顔を出していないということだ。
場の空気を読まない勘違いが増えたのはその所為もあるのだろう。あのわがまま男もそれなりにここの秩序を保つのに役に立っていたらしい。
自分もあまり来ていなかったのだから痴漢のことも言えないが、この映画館にそれなりの愛着を持っている者としてはやはり何とかすべきだろう。
医師は生け贄の一人に歩を進めた。

******
放っとくと削除されかねない雰囲気になりそうなので
こんな感じで
続くかどうかはわかりませんががんばってみます
941風と木の名無しさん:04/08/03 19:03 ID:ke48xs4z
>940
おおっ。
待ってました! 楽しみにしております。
生贄の中の誰が犠牲になるのやら。
942風と木の名無しさん:04/08/04 00:29 ID:YyDL01jX
>940
職人さまがいらしている……! ゚+.(・∀・).゚+゚
がんばって下さいませ。
943940続き1:04/08/04 20:47 ID:tQtbOvxJ
スクリーンには女の裸がアップで写り、下品な程の派手な喘ぎ声がスピーカーから流れる。
もうそろそろ終わりに近い。
一通り客席を見渡した医師はとりあえず手近なところにいる912に向かう。
映画館に来る客は単純にエロ映画が目的の客ばかりではない。
クーラーの利いた涼しい所で仮眠を取りに来るだけの客もいれば、自分たちのような者もいる。
互いに邪魔をしないのは暗黙の了解だ。
912や最近来ている連中はその暗黙の了解を明らかに破っている。
「なあなあ、ここにホモの痴漢が出るってホントなのか?」
「キモいよなあ」
912は隣の男にしきりに話かけている。
(おいおい……)
医師は眉を顰めた。
相手のあからさまな迷惑顔がわからないのか。
ここまでここの雰囲気を壊すつもりならばこちらも遠慮する必要はない。
思う存分やらせてもらう。
「お客さん、他のお客さんの邪魔になるんで少し控えてもらえないかな?」
医師は後ろから穏やかな笑みを湛えたまま話しかけた。
「ああ?」
912は医師を威嚇するように睨み上げる。
912が話しかけていた相手は医師の姿を認めると黙って席を移動して行った。
これが暗黙の了解というやつだ。
「あんた、ここの持ち主かよ?」
「いや?」
「だったら、俺がどうしようが、俺の勝手だろうが。ほっとけ!」
空気を読まない912の声が館内に響く。
一瞬咎めるようなざわめきがあり注目が集まった。
944940続き2:04/08/04 20:49 ID:tQtbOvxJ
「しーっ。静かにしないと迷惑でしょ」
医師は患者に接するような表情を変えずに912を制する。
妙に親しげな態度がカンに障ったのか912は
医師に向かってケンカ上等の態度で更に言い募ろうとした。
が、横から伸びてきた手に口を塞がれ、そのまま後ろに引き寄せられた。
迷惑顔の一般客の入れ替わるように隣に来ていた医師の仲間だ。
男は912の口を押さえたまま912の体を引き寄せてがっちりと拘束する。
「んんーーーっ!」
いきなり抑え込まれた912は驚き、その手を外そうと必死にもがき暴れた。
抑えている腕を爪で引っ掻き、前の座席を足で蹴り飛ばす。
しかし、大きな音を立てるだけでその反動は自分に返ってくる。
医師と男は912が蹴り上げた足を取って巧みに割り広げた状態で押さえる。
医師と抑え込んでいる男を交互に睨みつけ、何事か叫ぼうとするが敵わない。
追いつめられた912は最後の手段にと口を押さえていた手に噛みついた。
「…てっ」
手を噛まれたらしい男が思わず手を放す。
912は僅かに出来た隙にここから反撃に転じようとした。
「てめえら……!」
医師に殴りかかろうとしたその一瞬前に更にもう一人の男が現れ、912を捕まえなおした。
反撃しようなどと考えずにさっさと逃げていれば助かったかもしれないのに、
912は唯一のチャンスをこの時自ら潰した。
945940続き3:04/08/04 20:50 ID:tQtbOvxJ
「なにしてんだよ」
「しっかり抑えててよ」
「すいません」
二人の男から咎められ、手を噛まれた男は小さく謝った。
医師は新たに来た男からタオルを受け取ると912に猿ぐつわをした。
「声も聞きたいし、口も使って欲しい所だけどまだ普通のお客さんがいるからね。もう少し我慢しよう」
「舞台に上げますか」
スクリーンにはエンドロールが流れていて、一般客もほとんど帰り始めている。
「いや、ここでいいよ」
その価値もない。
座席から引きずり出された912はそのまま通路に仰向けに転がされた。
噛まされたタオルの下で悪口雑言を喚いているのだろうが意味不明の呻り声にしかならない。
「『止めろ、放せ』ってとこかな?」
医師は二人の男に人の字に押さえ込まれた無様な912を見下ろして嗤う。
諦めの悪い912はまだ医師を睨みつけ呻き声を上げ続ける。
「『お前らなんなんだよ?』かな」
医師は912の声を勝手に言葉に変換する。
「君が言うところの『キモイ』『ホモの痴漢』だ。けど、随分無礼な言い方だと思わないかい?」
医師は912の股間に足をかけ、そのまま力を込めた。
912の悲鳴にならない悲鳴がその場に響いた。
「せ、先生……」
これにはさすがに二人の男も驚いた。
女優ならば髪の毛一筋ほども傷つけるのは医師としてのプライドが許さないが、
これは女優どころかその候補ですらない。
ただの生け贄だ。少し痛い目あってもらう。
医師の表情を読みとった二人の仲間は医師がかなりキレていることを悟り、背筋に冷たいものが走った。
946風と木の名無しさん:04/08/05 01:00 ID:Cq4OkYoe
キタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━ !
947風と木の名無しさん:04/08/05 02:53 ID:USLAYJfl
どわっ、912が生け贄か……。
もうちょっと生意気っぽいのが良かったな( ´∀`)
948風と木の名無しさん:04/08/05 15:39 ID:LvzKuAKZ
ヤター! キターーーー!
キれてる先生がイイ! '`ァ'`ァ(*´Д`*)'`ァ'`ァ
続き首を長くしてお待ちしております。
949風と木の名無しさん:04/08/05 19:30 ID:3fLgeBDY
先生のキレっぷりにハァハァ
職人さん有難うございます
950風と木の名無しさん:04/08/05 22:53 ID:LpQnAnPV

    ヴァー  
    ∧ ∧γ⌒'ヽ
    (,, ゚Дi ミ(二i
    /  っ、,,_| |ノ
  〜( ̄__)_) r-.! !-、
          `'----'

皆様、暑い日が続いておりますのでお体には気をつけて。
(そして職人様、続きをお待ちしております)
951風と木の名無しさん:04/08/06 00:18 ID:vk453VzV
うちのホストクラブのホストは金玉を取って美形なので、女性の方は、男の欲望が気にならず、安心して遊んでいただけます。
952風と木の名無しさん:04/08/06 00:56 ID:zUkuxNvP
引越しは970くらい?
953風と木の名無しさん:04/08/06 01:52 ID:T/Px+U0T
>952
940さんのSSの区切りが良さそうなところでは?

ところでスレタイは、このままでいいのでしょうか。
954風と木の名無しさん:04/08/06 02:07 ID:zUkuxNvP
スレタイはこのままキボンです。
955風と木の名無しさん:04/08/06 12:51 ID:LKbV1zsI
【芸能】嵐・櫻井翔を痴漢したおっさんがいた!!!
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1091653529/
956風と木の名無しさん:04/08/08 03:53 ID:8mKOBBba
わたしの母の母は、電車でよく痴漢に遭うと言って嘆いています。
957945続き1:04/08/08 10:59 ID:wA/V5BNL
この映画館の理性担当の医師は普段専ら痴漢や関西弁の男などの抑える役回り等を担っていたりする。
人の心の機微に敏感な医師は当然頼られることも多いが、ただ穏やかなばかりで一目置かれているわけではない。
怒らせれば誰よりもまずい相手だということぐらいはここの連中ならば誰でも知っている。
医師は懐から取り出したケースから一本の針を取り、下から見上げる912に見せた。
912は青ざめた顔をひきつらせて首を横に振り、必死に逃れようとする。
「大丈夫、消毒済みだから。服、捲って」
手を押さえている男は言われたように912のシャツを捲り上げた。
頭がすっぽりと包まれちょうど巾着の様な形になる。
「脱がさなくていいよ。顔は要らないから」
医師はしゃがみ込むと露わになった912の肌を針でなぞる。
912は視界を奪われた恐怖からか更に暴れようとする。
「この辺りかな?」
912は噛まされたタオルの下で声を必死に上げ続けている。
「ちょっとチクッとしますよー」
医師は912の脇腹の柔らかい肉を摘み上げると針を突き立てた。
「ンンーーーーッ!」
912はいきなり与えられた激痛に体を仰け反らせた。
「痛みの割りには後は残らないからね」
958945続き2:04/08/08 11:00 ID:wA/V5BNL
涼しい顔で医師は2カ所、3カ所と針を突き通していく。
右脇腹の次は左。
突き刺されるたびに912の体が飛び跳ね、腹筋が波打った。
医師が針を納めた時、912は数カ所を針に貫通されぐったりと逆らう意志をなくしていた。
医師は針の代わりにメスを出した。
「先生そんなもんいつも持ち歩いてるんですか?」
意外そうに一人が訊く。
医師としては当然の用意のようにも思えるが、らしくないと言えばらしくない。
「僕は外で『医者』やるために治療道具を持ち歩く趣味なんかないよ」
医師は笑って否定した。
「じゃあ……?」
「これは僕の趣味で特別に作らせたもの。ちゃんとした医療器具はちゃんと病院に置いてあるよ」
912を含む三人は絶句した。
治療器具を趣味に使う医師もそれはそれで問題だが、趣味のために特別に誂えさせるこの医師はもっと悪趣味だ。
そんな視線を知ってか知らずか医師はメスを912の喉元に突きつけた。
突きつけられたのは刃物であると知って912は竦み上がる。
「動くと顔に取り返しのつかない傷作るよ」
医師はそのまま刃を滑らせてTシャツの襟から912の顔を覆う布を切り裂いていく。
959945続き3:04/08/08 11:02 ID:wA/V5BNL
912は顔を切られるかも知れない恐ろしさに動くことも出来ずただ震えている。
はらりと布きれが床に落ち、涙でぐしゃぐしゃに汚れた912の顔が現れた。
「泣いていたのかい?」
嘯くと医師は912の涙の跡をなぞった。
「今度は下かな」
医師の言葉で足下の男が912のズボンを下着ごと脱がす。
これまで痛みに力を失っていた912だが、見知らぬ他人に下半身を晒すことを嫌がって抵抗する。しかし男の力に敵うわけもなくあっさりと裸の股間が露わになった。
912の顔が一気に紅潮した。
他人に見せることのない箇所を見られている恥ずかしさよりも
医師の持ったメスで何をされるのかわからない恐ろしさに912は怯えている。
「可哀相に。萎えてる」
医師は912の竦んでしまった陰茎をメスで持ち上げた。
怯える912の顔を楽しそうに眺めた後、医師はメスを股間に滑らせ毛を剃り落とし始めた。
屈辱と羞恥に912は身を捩って医師のメスを避けようとするが、
少しでも動けば切られてしまうかも知れないのであまり身動きもできない。
912は首から上だけを左右に振って抵抗の意志だけを示している。
医師は目に付く毛を綺麗に剃り落とした後、尿道カテーテルとバッグを出した。
960945続き4@微妙にスカ注意:04/08/08 11:03 ID:wA/V5BNL
「先生、それは?」
さすがに趣味で持ち歩くような物ではないだろう。
「専門家に借りたの」
泌尿器科レジデントのことだ。
「で、その貸した奴は?」
「あそこ」
既にいくつかできている人だかりの一つに参加している。
「ここで漏らされちゃ困るからね」
医師は滅菌処理されたカテーテルのパッケージを破った。
ピンセットでカテーテルを摘み912のペニスの先から尿道に挿入する。
反対側の先はバッグに繋がっている。
異物が侵入してくる違和感に912は顔を顰め、自分を押さえている手を外そうと体を跳ね上げた。
二人の男は912の肩と腿を押さえなおした。
912は僅かに自由になる頭や、手、足をじたばたさせて更に無意味な抵抗をする。
「だから動くと危ないって。痛い目に遭いたい?」
912の抵抗が弱まった。
カテーテルは912の中にどんどん入っていき膀胱まで達する。
912の意志とは関係なく尿が流れ出てバッグに溜まっていく。
あまりの屈辱と羞恥に912は真っ赤になった顔を逸らし、噛んだタオルの下で抗議の声を上げる。
「ほら見てご覧。君の出した物だ」
医師はバッグを912に見せつける。
961945続き5@微妙にスカ注意:04/08/08 11:05 ID:wA/V5BNL
「先生がああ言ってるんだ。ちゃんと見ろよ」
顔を逸らそうとするが、男に無理矢理顔を向けられる。
912はきつく目を閉じて見ようとしない。
「見たくない? だったら戻してあげようか」
医師は笑ってバッグを持ち上げる。
「そんなもん戻して大丈夫なんですか?」
「まあ、外に出しちゃった物じゃないからね。雑菌の繁殖も『そんなに』ないし。
コップなんかに出したの注射器とかで戻すよりはまだ大丈夫」
安心なんだかどうなんだかわからない医師の言葉だ。
顔を引きつらせている912を尻目に医師はバッグの中身を逆流させた。
「んっ……んんんっ」
体外に出されたそれは体温よりも下がっている。冷えた液体が入ってくる気色悪さに912は身震いした。足を閉じようとしたり、下腹に力を入れたりして必死に拒もうとするがそんなことがもとよりできるはずがない。
少し戻しただけで医師は再びバッグを下ろして排尿を促した。
「もう一回して欲しい」
912は首を横に振る。
「許してほしい?」
「嫌?」
混乱した912は訳も解らず医師の質問に首を振り続ける。
「どっちなのかわからないね」
医師は笑うが、元々912の意志など問題にしていない。
カテーテルを抜き差しして尿道を刺激する。
912は自分を拘束している男に身を預けてただ為す術もなく泣きながら身悶た。
962945続き6:04/08/08 11:06 ID:wA/V5BNL
「もう一般客もいなくなったからね。口も自由にしてあげようね」
医師は912のタオルを解いた。
「なんで? 何で俺なんだよ! 俺じゃなくても他にも騒いでたやつは……」
ようやく自由になった912の口からは出た言葉に意志は苦笑する。
「まだ元気だね」
よっぽど痛い目に遭いたいのか自分の立場がまだ理解できないのか。
「足上げさせて」
「嫌だ、止めろ!」
Mの字に曲げられた両足の間からペニスと後孔が一直線に並んで見える。
912は叫ぶことが許されこの時とばかりに喚きたてる。
「わかってる? まだ入ってるって」
医師はカテーテルを小刻みに動かす。
「ヒッ……ああっ! も、抜いて……」
「だから、漏らされちゃ困るって言っただろ?」
医師は再び針を出した。
912の顔が青ざめ引きつった。
「何をする……」
「さあ?」
医師は会陰の辺りを指でなぞる。
963945続き7:04/08/08 11:14 ID:wA/V5BNL
「ここ、『アリノトワタリ』って言うんだけど」
その皮を引っ張った。
「嫌だ……嫌だ。止めろ……やめ……てください」
さすがにタメ口は躊躇われたのか912は泣きながら震える声で必死に医師に懇願する。
「へえ、自分に関してのカンはいいらしいね」
周りの空気は読まないくせに。
医師は摘んだ皮に針を通した。
912の悲鳴が映画館中に響いた。

******
スマソ
エロにならないまま今回はこの辺りで
ものすごく中途半端ですが
続きはもう少し時間がかかりそうなので
とりあえずここで一区切りにします
964945続き:04/08/08 11:16 ID:wA/V5BNL
>962
間違いハケーン
×912の口からは出た言葉に意志は
○912の口から出た言葉に医師は
965風と木の名無しさん:04/08/08 20:13 ID:YzHXKRM/
'`ァ'`ァ(*´Д`*)'`ァ'`ァ
966風と木の名無しさん:04/08/09 21:26 ID:puhX1eIE
うわお やばい禿げ萌えた!
続きお待ちしとります
967風と木の名無しさん:04/08/09 23:32 ID:QjyAUgvV
甘々(痴漢×1)もマターリ(関西弁×423)も好きだが、
鬼畜(しかも医者w)もやはりいいっすね姐さん! (*´Д`)ハァハァ
968963続き1:04/08/13 19:39 ID:peb4ImOH
ちょっと長いけど最後まで一気に貼ってしまいます
***

「なかなかいい声だね」
医師は酷薄そうな唇を僅かに上げ、目を細めた。
泣いた顔も悪くない。
女優にする程ではないが泣き顔をもっと見たいと思わせるタイプではある。
医師はバッグに尿が流れ込まないことを確認するとカテーテルを抜いた。
「このままピアスにしてあげようか」
912に刺した針を僅かに引っ張る。
「ひっ!」
912の体が反り返った拍子に、気の毒なことに針の刺さった皮が更に引き攣れて
912は痛みに声を上げるハメになった。
「痛い……抜いて、痛い、許して……。謝るからっ……もう来ないからっ!」
「もう遅いんだよねー、悪いけど」
医師は抜く気配がないどころか針を捻ったりする。
「あああっ!」
「痛い?」
当たり前の事を訊く。
「ヒイィッ! やっ、止めっ……ホントに、ホントに痛い」
「だったら少し気を紛らわせてあげようか」
何をするつもりなのかと訝しむ間もなく医師は912の後孔にゼリーで濡れた指を入れた。
969963続き2:04/08/13 19:40 ID:peb4ImOH
「やっ! 何をする、止めろ、変態……っ」
思ってもみなかった医師の行為に驚いて思わず叫んだ言葉があまりにも無謀な失言だったと
912が気付いたのは二人の男の呆れ顔と医師の嬉しそうな表情を見たときだった。
「本当に元気だね。まあ、馬鹿とも言うけど。ああ、嫌いじゃないよ。馬鹿な子も」
医師は刺さった針を引っ張り、912に悲鳴を上げさせた。。
「ほら力抜いてごらん」
苦痛に歪む912の顔を楽しげに覗き込みながら医師は後孔に指を滑り込ませる。
医師に後孔を嬲られて912は生まれて初めての刺激に訳も解らず悶えた。
「あっ……ああっ」
「わかるかい? これが前立腺」
医師の的確な刺激に912の口からは勝手に喘ぎがもれる。
「はっ……あ、ああっ…」
指が増やされた頃、912の喘ぎが変化を見せた。
912の体がほんのりと上気し、指の刺激に合わせてビクビクと跳ねる。
「少し良くなってきた?」
医師は勃ち上がり始めた912のペニスを軽く握った。
「ああっ……あ、あ、嫌……やめっ」
快感を見透かされた912は恥ずかしそうに顔を赤らめる。
「どんな格好してるか判ってる?」
自分の姿を自覚させられて912は耳まで赤くなった。
しかしそれはほんの束の間のことですぐにそんなことを気にしている余裕はなくなってしまう。
医師が後孔を刺激する間、一人の男はペニスを扱き、もう一人は乳首を捻り上げたりして弄ぶ。
970963続き3:04/08/13 19:41 ID:peb4ImOH
「痛い……アアッ……あ、あっ……いやだ」
『気を紛らわす』と医師は言うが快感で針の痛みがなくなるわけではない。
だがその痛みのために後ろの快感が消えるわけでもない。
912はきつすぎる刺激にただ泣き叫び、悶え、喘ぎ続ける。
912がうっとりと快感に身を委ねるような表情を見せると、医師は愛撫を止め、
すかさず針の苦痛を与える。
「ひいっ……あ、痛っ、あああ」
三人の男の下で912の足が虚しい動きをする。
「おかしくなる…も、ゆるし……あああっ…ひっ!」
変則的に襲う痛みと快感に射精することも許されず狂いそうだった。
「いいよ、このまま狂っちゃっても」
医師の淡々とした口調に912の顔が恐怖で歪んだ。
「許して欲しい?」
「何でもする。何でもするから……だからっ」
912は医師の『許す』と言う言葉に縋りつくように哀願を繰り返す。
「何でも……ねえ」
912は医師に解ってもらいたくて必死に首を縦に振る。
医師は912から手を引いた。同時に912を押さえていた男達も手を放す。
912は仰向けに転がったまま腹筋を波立たせて荒い息を吐いているが、
逆らおうとも逃げ出そうともしない。時折ヒックヒックしゃくり上げている。
「針……抜いて……」」
刺さった針が怖いのか広げた足を上げたままで、息も絶え絶えに912は涙に濡れた目で医師にを見上げた。
体の自由はきくのだから自分で抜けば良いだけのことだが、
912にはそれを思いつく余裕すらなくしている。
「いい子にしてたらね」
まだ終わりが来ていない事を知った912に失意の色が見えた。
971963続き4:04/08/13 19:42 ID:peb4ImOH
針の痛みはわかりやすい。
同じような強さで与えられ続ける単純な痛みは麻痺してしまいやすく、慣れやすい。
この辺りが頃合いか。
「まあ、針は危ないから抜いてあげるよ」
会陰に刺さった針の痛みからようやく解放されて912はホッと息を吐いた。
医師は既に張りつめた自身を912に見せつけるように出す。
912の目が愕然と大きく見開かれた。
「嫌……」
自分の身にこれから起こる事態を理解した912は怯えきった目を向けて必死に後ずさろうとするが、
それは形ばかりの抵抗にしかならない。
「嫌だ…いや……あああっ」
医師は痛みに逃げる912の腰を押さえつけて蕾を広げながら自身を沈めていった。
医師は始めはゆっくりと次第に激しく抜き差しを繰り返した。
指で解され、慣らされた912のそこが快感を見いだすのにそれほど時間はかからない。
萎えていた912の自身が勃ち上がり先から透明の液が漏れる。
「よくなってきた?」
医師の問いかけにも「あっ、あっ」と喘ぎ声を上げて、涕泣を漏らすだけだ。
「ああ、ああ、も……う」
912が切羽詰まった声を上げる。
972963続き5:04/08/13 19:42 ID:peb4ImOH
その声が頂点に達したとき医師は912から自身を引き抜いた。
「あああ、いやだ。待っ……」
うっとりと快感に酔っていた912はいきなり放り出されて思わず不満の声を上げた。
そしてそのことを恥じるかのように顔を伏せた。
「何? もっと欲しい?」
912は耳まで赤くして恥ずかしそうにもじもじと体を揺らすだけで答えられない。
認めたくないのか、言えないだけか。
「答えられないなら一つペナルティーだね」
医師は912にペニスリングを嵌めた。
「やっ」
912は反射的に医師の手を避けるように身を捩るが大した抵抗にはならない。
「四つん這いになってごらん」
医師が優しく囁く。
912は男達に助けられながら言われるままのポーズになった。
「ここ、物欲しそうだね」
からかうように医師は912の蕾を指でなぞる。
敏感になっている912はそれだけでビクンと体を跳ね上げた。
目の前の男が912の顔を上げさせて912の目の前に自身を近づける。
912はすぐにその意味を悟った。
973963続き6:04/08/13 19:43 ID:peb4ImOH
嫌々と首を振る。
嬲られるのも、犯されるのも912の意志ではない。
いわば不可抗力だ。だがこれは違う。
自分から男を咥えにいくのはさすがに抵抗がある。
これだけは許して欲しいと912は医師に目で訴える。
「何でもするって言わなかった? 謝るつもりがあるなら、ほら。態度で示さないと」
医師も男もあくまで912に自分からさせようとする。
急かすこともしない。だが、決して許そうともしない。
912は諦めたような目でおずおずと男の自身に口を付けた。
もう一人が手を自分の股間に導くと912は促されることなく男の陰茎を握った。
男は912の上から手を包み込むように被せ扱くように動かす。
医師は912に再び挿入した。
「んんっ……」
912は喜ぶように体を震わせながら医師を受け入れた。
医師に数回貫かれただけで912の体はアッという間に燃え上がるが、
医師が施したペニスリングのせいで射精は許されない。
先走りばかりが漏れ続ける先端を医師は指を滑らせるように刺激した。
912は焦れったそうに悶える。
「もっとしっかりしゃぶれよ」
912に咥えさせている男は912の髪を掴んで軽く揺さぶった。
「んっん、ふ……」
男の股間に顔を埋めフェラチオをする912の口から声にならない喘ぎが漏れる。
974963続き7:04/08/13 19:44 ID:peb4ImOH
男は拙い口技をしばらく楽しんでいたが、
やがて自分から腰を動かして自身を勝手に出し入れを始めた。
「んんんっ」
苦しげな顔をして顔を捩り男を吐き出そうとする912には構わず
頭を押さえつけて男は912の喉を突き続ける。
「そろそろ出すよ」
医師は動きを早めると奥を突いて912に射精すると自身を引き抜いた。
抜かれた後の912の後孔から白濁が流れ足を伝って落ちた。
その後、前の男も912の口に精を放つ。
912は呑み込むことができずにそのほとんどを吐き出してしまった。
「おやおや、きちんと飲まなきゃダメじゃないか」
医師は優しい口調で咎める。
「これじゃあご褒美はまだだね」
「ほら、お前が汚した床綺麗にしろよ」
男は吐き出した白濁を示し、912の頭を押さえつける。
「あんまり乱暴にしちゃだめだよ」
医師は笑って男を窘めたが止めようとはしない。
始め嫌がっていた912も結局は逆らえずに、
惨めな格好で泣きじゃくりながら埃混じりの精液を舐め取った。
「次、君代わる?」
912に手で扱かせていた男は頷くと床に腰を下ろした。
そして912の腰を引き寄せると下から貫いた。
975963続き8:04/08/13 19:45 ID:peb4ImOH
男は背面座位で犯しながら912の膝の裏に手を入れて両足を大きく割り広げた。
恥ずかしい箇所を晒されて912は目をきつく閉じて顔を逸らす。
「やっ……あ」
「俺もいいっすか?」
別な若い茶髪の男が現れた。
「いいよ、どうぞ」
医師は笑顔で場所を譲った。
「んじゃ」
茶髪は912に自身を咥えさせた。912は口に入ってきたそれにすぐ舌を絡ませて動かし始める。
「今度はきちんと飲み込むんだよ」
医師は少し離れたところから男達に犯される912を眺めていた。
医師が912から離れたのを見て他の男達が次々に集まってきた。
「も……う、いかせて……」
912の切ない懇願が男を咥える合間に切れ切れに聞こえる。
「行かせて欲しい?」
医師が口を挟んだのは912が後孔に三人目を受け入れ、二人の男の精液を飲んだ後だった。
912は虚ろな目をしてただ首を縦に振る。
「じゃあ、いかせてあげるよ」
医師はペニスリングを外した。後ろを犯す男が912の自身を激しく扱き上げる。
「んんっ! あ、あああっ」
ようやくもらった解放に912は体を反らせ、恍惚の表情さえ浮かべて白濁を吹き上げた。
976963続き9:04/08/13 19:45 ID:peb4ImOH
だが、男達は終わらない。
入れ替わり立ち替わり五人十人の男が912の体を貪っては蹂躙していくのだった。
912の後孔は男の吐き出した精液で溢れ、ペニスが出入りするたびに淫猥な音を立てて流れ出す。
飲み込み損ねたそれは912の喉から胸へと落ちて行った。
912は男の動きに合わせるように吐精し、男達はそれを912の体中に塗りつけた。
912の体は男達と自分の精液にまみれ、汗にまみれていく。
「さあ、何回くらいいけるかなー」
「五回」
誰かの声に答えて別の所から声が上がる。
「十回」
「おれ、七回」
「なに賭ける?」
「晩飯」
「いいねー」
男達は楽しそうに賭けを始め、912をいかせることに集中し始めた。
気持ちよさそうによがり声を上げ男達に身を任せていた912だったが、
五度目の射精を迎えた頃からそれは悲痛な泣き声に代わった。
「も……う。無理。もう出ない……もう、いかせないで……」
「まーだ、いけるよねー? 912ちゃん」
「『いかせて』ってお願いしたじゃん。俺達はそのお願いを聞いてあげてるだけなんだから」
男達は笑って取り合わない。
「許して。もう嫌だ。誰か、誰か……助け……て、あああっ!」
悲鳴を上げて912は射精する。もう申し訳程度にたらっと滴が流れただけだった。
「八回目ー」
「まだまだ」
912が意識を飛ばしてしまうまで、男達が群がって912を弄ぶのを医師は静かに微笑みながら眺めていた。
977963続き:04/08/13 19:49 ID:peb4ImOH
おしまいです
次スレぎりぎりで投下したのに
おつきあいくださってどうもアリガトン
では名無しに戻ります
978風と木の名無しさん:04/08/13 23:13 ID:YFkwGB/C
979風と木の名無しさん:04/08/14 01:04 ID:QSodI1Qp
(*´Д`) ハァハァ (*´Д`) ハァハァ (*´Д`) ハァハァ
乙カレー様です。堪能させて頂きました。


次スレは980?
980風と木の名無しさん:04/08/14 01:12 ID:20kkAc31
977姐さん、お疲れ様です!
先生の素晴らしいテクを堪能させていただきましたw

そろそろ新スレ立てた方がいいのでしょうか?
スレ立て経験がないので、皆様方にお伺いを。
981風と木の名無しさん:04/08/14 01:14 ID:McG2ZzEf
>977
乙です。
>980
981超えると24時間書き込みなしで落ちるからねー。
スレ立てスキーなので、よかったら立てるけど。
982980:04/08/14 01:18 ID:20kkAc31
>981姐さん
すいません、それではお願いします。
983風と木の名無しさん:04/08/14 01:22 ID:McG2ZzEf
それでは僭越ながら。

テンプレは独断で一部変更します。
>2 保管庫さんのURLを変更
>3 「前々スレ」を「2スレ目」に

ではいってまいります。
984風と木の名無しさん:04/08/14 01:25 ID:McG2ZzEf
立てました。

男って痴漢にあったら、正直嬉しいんじゃねえのか?4
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1092414259/l50
985風と木の名無しさん:04/08/15 00:05 ID:W9WHmLr5

|,.,.,,,,
|д・ミ
|"""
986風と木の名無しさん:04/08/16 00:37 ID:xzloHhBG
|.,,
|・ミ
|"
987風と木の名無しさん:04/08/17 00:32 ID:kOJ8D9Fx
|
|ミ
|
988風と木の名無しさん:04/08/18 00:25 ID:WC9lxigH
|
|ノ~~~
|
989風と木の名無しさん:04/08/19 00:26 ID:DV65dN1o
|
|
|
990風と木の名無しさん:04/08/20 00:20 ID:oBmB4qqH
|
|ミ
|
991風と木の名無しさん:04/08/20 00:43 ID:rVAdJ2cn
|.,,
|・ミ
|"

992風と木の名無しさん:04/08/21 00:40 ID:XL3q6d5+
|,.,.,,,,
|д・ミ
|"""
993風と木の名無しさん:04/08/21 21:38 ID:HMj8bMEy
|,.,.,,,,
|∀・ミ
|"""
994風と木の名無しさん:04/08/21 23:19 ID:i0C2xod6
ミタヨー(・∀・)
995風と木の名無しさん:04/08/22 23:36 ID:WRkXJz2O
|,.,.,,,,
|д-;ミ
|"""
996風と木の名無しさん:04/08/23 08:26 ID:aM47WC6C
|,.,.,,,,
|д;ミ   …ウルッ
|"""
997風と木の名無しさん:04/08/24 00:33 ID:dkqrz/3Y
ソンナニ カワイク シテルト ホカク シチャウゾ
ホカーク!!!! v(・∀・)v キュピーン!!!!
998風と木の名無しさん:04/08/25 00:12 ID:d11NWumX
|,,,,
|・;ミ )))
|''"
999風と木の名無しさん:04/08/25 00:28 ID:4JJOqOz7
,.,.,.,,,,
(*´∀`)σ)Д-;ミ
""""
ウシロトッター!
1000風と木の名無しさん:04/08/25 00:28 ID:4JJOqOz7
ズレタ…orz 1000 ...
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。