★奇面組のやおい★

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1風と木の名無しさん
御三家は基本だけど色んなカプで萌えまくろう
パート2みたいに消えないように行くぞ!(゚Д゚)ゴルァ!!

2風と木の名無しさん:02/06/25 16:27 ID:QNJIU5vu
2ゲト
3風と木の名無しさん:02/06/25 18:21 ID:8X1hWXyq
前スレ
奇面組のやおいって…
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/995103280/l50

あと、何でナンバーがないんだろう?
41:02/06/25 19:58 ID:BTH6ecKc
3>
何かナンバー書くとパート2みたいに
消えてなくなりそうだから、書かないでみた(ニガ
前スレ案内ありがとう。
55:02/06/26 23:23 ID:GKnoR6p2
5
6パート2移行記念SS 教習所物語:02/06/27 01:02 ID:3Kk+pEEl
パート2移行記念にSSを一つ。需要のなさそうな翔受です。
元ネタは夏休みワキ役カムバックシリーズから。


運転免許をとろう。
おれはそう思いたった。理由はもちろん、女の子とドライブするため。
しかし、自分でいうのもなんだが、おれは顔以外いい所がない。
そこで女装して、教官をだまそうという作戦にでたわけだ。
並の女の子以上のキレイさだと思うぞ、おれの女装は。
服装は、男を惑わすミニスカート。完璧だ!!
さて、いっちょやりますか。


……まずい。この状況は最高にまずい。
嫌な予感はしていたんだ。おれのミニスカートを見るこの教官の目を見たときから。
この教官、外見はかなりいい。おれには劣るが。女の子にもモテるという話だ。
……おれは教習車で路上を走っている途中に、その教官に尻を触られていた。
運転などできるはずもなく、車はかなり道をはずれた路上に止まっている。
気持ち悪い…。何が悲しくて、男にセクハラされなきゃならんのか。
ヤバい。ちょっと待て。下着を下ろすな!!うあー、バレる!
7パート2移行記念SS 教習所物語:02/06/27 01:07 ID:3Kk+pEEl
あれ、もしかして君、男の子?」
そうだ。わかったならやめろ!!気色悪い。
「まぁいいか……」
な、なに〜〜!?ギャー、掴むな、触るなーー!!
「君、キレイだね…」
……なんてこった。
世の中には、男も女もいける人種がいるという。おれには信じられん話だが。
いや、色男組リーダーのこのおれの美貌が男をも狂わせるのか。
って、現実逃避してる場合じゃない。教官の手は、休むことなくおれ自身を…うっ。
な、なんかヤバい。感じてきてしまった。
「や、やめろっ……!ひ、人を呼ぶぞっ!!」
「誰も来ないよ、こんなとこじゃ。それに誰か呼べば、君が女装していたこともばれるよ?
 二度と君は免許を取れなくなるだろうね。教官をだまそうとしていたんだから」
き、汚っ!!でも、そう言われたら…。
免許が取れなくなるよりはマシかもしれない。ただ触られんのガマンしてるだけなら。
おれは、耐えることに決めた。
8パート2移行記念SS 教習所物語:02/06/27 01:08 ID:3Kk+pEEl
いい子だね、翔子ちゃん。そんないい子にはご褒美をあげよう…」
シートベルトを外され、教官の膝の上に座らせられる。
空いているほうの指を口の中に突っ込まれる。……噛んでやりたい。
「う…あっ、はあっ…」
その間もおれ自身への攻めは止まず、それはミニスカートをかすかに捲りあげるほどになっていた。
「うあっ!?な、なにをっ!!」
おれの唾液で濡れた指は、おれの中へと突っ込まれ、中をかき回してくる。
「な、あ、あんた!どこまでやるつもり、なんだよ……!!」
「もちろん、最後まで」
な、なにぃ〜〜!?そんなの聞いてないぞ!?……当たり前か、言ってないし。
「そろそろいいかな……」
よ、よくない!!や、やめろぉ〜〜!!
「う…あぁぁっっ!!」
指とは比べものにならない質量のモノがおれの中へ入ってきた。
……女の子に一回やろうとして断られた訳がわかった。痛い。痛すぎる。
「最高だよ、翔子ちゃん……」
「はぁ、はっ…くっ…」
おれは気がつかないうちに、痛みの中に快楽を見つけ出そうとしていた。
このおれが、男の上で腰を振る日がくるなんて。
「あ…うっ、あぁぁぁっ…!!」
……男の場合もバージンっていうのかな、なんて余計なことを一瞬考えながら…
おれは中に何かが注ぎこまれる感触と共に、意識を失った。
9パート2移行記念SS 教習所物語:02/06/27 01:17 ID:3Kk+pEEl
……男に襲われてイってしまった…。……おれって一体……。
「…ここまでやらしてやったんだ。もちろんタダじゃないよな?」
「もちろん。君のカラダに敬意を表して、スタンプをあげるよ。これで合格だろ?」
ま、マジで!?ヤられた甲斐があったぜ…。
「寂しくなったらまたおいで?いつでも慰めてあげるから」
……誰がいくかっ!!!


おれも晴れて免許持ちだ。……しかし……
「なんじゃこりゃぁ!!」
あ、あの野郎…男だってわかってんのに、名前を翔子のままにしやがった!!
殴りこみに行きたいが……また襲われるのがオチか。
おれは似蛭田のように腕っぷしが強くないし、雲堂のように運動神経がいいわけでもない。
……ましてや一堂のように変態でもないんだし。
そんなことを考えながら登校していたところ。
「あれ、翔。前よりなんか色っぽくなってない?」
鳥雄の言葉におれは愕然とした。それはあの、処女を失った女の子が色気を増すというあれか?
……冗談じゃない……。
こうなったら車で女の子をナンパしまくって、男の色気を取り戻してやる!!
……免許の『翔子』の文字を見る度に、あの日のことを思い出すことは内緒だ。
10風と木の名無しさん:02/06/27 01:20 ID:3Kk+pEEl
以上終わりです。お目汚しスマソ。
自分やほひ小説初書きだもんで……萌えん、萌えんぞ。
前スレのらくださんの爪の垢生で飲んで逝ってきます。
11風と木の名無しさん:02/06/27 01:22 ID:3Kk+pEEl
あ、あと一番上のカギカッコが抜けてるところは気にせんといてください。
では今度こそ逝ってきます。
12風と木の名無しさん:02/06/27 02:36 ID:BD4AYMpu
 
13風と木の名無しさん:02/06/27 22:02 ID:pn+WLoxi
これで、奇面組キャラでカプ作ってくれたら
もっと萌えるけど、良い出来ッスよ。翔受けマンセー!!




14書いた者。:02/06/28 17:30 ID:Z6kLNp7N
>13
いや…自分は本来オリキャラはニガテな奴っす。
今回は女装をネタに書こうと思っただけでありまして。
翔を攻めるキャラが見つからなかったせいもありますが。
しかし各組リーダーは全員受と思っている次第であります。
15書いた者。:02/06/28 19:28 ID:Z6kLNp7N
14のレス、ありますありますうるさいな…。
文盲でスマソ。名無しに戻ります。
16風と木の名無しさん:02/06/28 23:05 ID:LuRoNqlu
書いた者>
ホメラレテルノニキブンワルイヤツデスネ

逝ってよし
17風と木の名無しさん:02/06/29 00:12 ID:dsdbpuy1
>14 各組リーダーは全員受
鳥×翔なんてのは、どうでつか?

組内リンカーンも(・∀・)イイ!!と思う節操ナシは逝ッテヨシデスカ?
18風と木の名無しさん:02/06/29 21:50 ID:RWnPKfo5
>16
気分悪くされたなら申し訳ないです。
読んでくれた方へのお礼も言ってなかったですし。すみません。

>17
鳥翔(・∀・)イイ!!
そして逝くことはなし。むしろイキロ。
19 :02/06/30 20:56 ID:ml86EDDd
捕手上げ
20風と木の名無しさん:02/06/30 23:43 ID:j3tO3dj+
ところでみんな、フラッシュってどうよ。
あんま読んでないんだけど、萌えどころありまつか?
単行本は買うべきだろうか。
21風と木の名無しさん:02/07/01 10:49 ID:Xa9QO2mk
>20
ガソガソが立ち読みできない本屋に通っているので、コミックスが出たら…と
思いつつ様子見、という所です。
801萌えの前にただのファンなので、出たら必ず買うけど…、1巻まだですよね?
Jブックやガソガソのサイトをぐるっと見て回ったけど、それらしい情報はまだでしたし…。
(つーか、ガソガソのサイトでの扱い小さくて心なしか不安…)
22風と木の名無しさん:02/07/01 17:39 ID:3zRdQZSb
>21
ガソガソでは、作者コメントで制作中みたいなコトを言っていた。

>20
はっきりいって「組キャラ」出番が少なすぎて萌え所は無い
これってやおい嫌いなガソガソの意向か・・・?

23風と木の名無しさん:02/07/02 21:54 ID:Od6OmENV
腕意外はなんか放置されてる・・・
24風と木の名無しさん:02/07/03 18:16 ID:B/XBQP32
>22
ガソガソってやおい嫌いだったのか…

>23
それって出てないってこと?
2522:02/07/04 00:11 ID:kj5Kkirm
>24
知り合いがガソガソに投稿したら
同人誌受けするような男キャラは
なるべく出さない方向で・・・
と編集に言われたらしい。

てゆーか柴田は!?(ニガ
26風と木の名無しさん:02/07/05 00:43 ID:Cbe8Usf8
何て同人臭い雑誌なんだろう、と思ってたんだけど…<ガソガソ
そうか、嫌いだったのか…そうか…
27風と木の名無しさん:02/07/05 11:10 ID:7y9kjoWz
>25
忍ペソマン丸を切った時点で
「コドモ向けよかオタ&同人層向けなんだなーケッ」とか思ってたよ…ガソガソ。
ところでこのスレで「フラッシュ」を「スラッシュ」と読み違い、なんですって
もしかしたら外国のファンサイトではありまくるのかしら!?とぬか喜びシターヨ(泣笑

28 :02/07/06 00:27 ID:Cr3F0N7g
外国のファンサイト、ないわけではないが(w
29 :02/07/11 23:51 ID:noJB1qCu
わはは
30風と木の名無しさん:02/07/12 14:46 ID:8Sgytt4X
基面の小説は割と難しいんだよな・・・
麗さん(その当て字やめ)とか、セリフだけ書くとすごい真面目なひとっぽいし。
絵で描くと変態なことをしてるのになー。
31 :02/07/13 13:27 ID:LhS4cgXg
麗さん(w
32風と木の名無しさん:02/07/13 16:12 ID:h9gmiiKy
しまった…妖萌え…そして鈍に胸キュン…
33風と木の名無しさん:02/07/13 17:01 ID:UC6hxjTi
マンガ板のスレはなんか、アンチじゃないのだろうが妙に寂れてる感じが…。
カキコして盛り上げたいが、萌え話じゃ駄目だしな…。
しかしエロガキが元気でも辛いが。
34風と木の名無しさん:02/07/14 01:02 ID:zCioJLUt
>32
妖‥モエるよね
塊くんの片目一重二重にモエーー!
3538:02/07/14 02:09 ID:Z1llH1Bu
>34
モエー…おまえ(人間として女として成人として)ヤバイだろってくらいモエー・・・
3635:02/07/14 03:26 ID:Z1llH1Bu
>35
38てダレだオイ。32の間違い。
37 :02/07/14 11:19 ID:xcqlPdJc
>>33
度を越さない萌え話なら良いと思われ
38風と木の名無しさん:02/07/16 01:53 ID:kSaF+2IF
好きなサイトに聞きたくて聞けない言葉。
「オフラインでの活動はされてないんですか」

うわーん、凄く凄く好きなんだけど、根っからのアレな人としては、本の状態で
残しておきたいんだよー。
でも、同人関係については一言も書いてないし、お忙しい人みたいだから余計な事で
煩わせたくない…。(多分絶対、やってないだろうことを聞いてもな…)
39風と木の名無しさん:02/07/17 20:25 ID:YD4PdAjH
単行本の二巻の最後の方、正月の話。
袴姿の妖たちに激萌え…マジでヤバイ…

で、上げても良いのかな。ダメ?
40風と木の名無しさん:02/07/17 23:07 ID:V7tRDuTI
同意! たまらんよね。
あと、マラソン大会で水に落ちた妖にもモエー!
 
関係ないけど、米利堅作がすきだったー。
なんでボクシング部の話が好きじゃよー。
41風と木の名無しさん:02/07/18 17:17 ID:+EhV4+zn
38≫
同じよーな事思ってたから
どこだか気になるじゃない。ヒントキボン

久々に妖の名前が出てきてますね。
妖モエ!番組モエ!
4238:02/07/19 03:19 ID:0gmzchgo
>41
むむむー。多分同じ所では「無い」と思われ。
妖受けじゃない筈。確かめてないけど。
4341:02/07/19 16:25 ID:MMbDe0c+
42≫
そうか。私は妖受けの所。
18禁だった。
お互い寂しいのぅ。
44風と木の名無しさん:02/07/21 22:57 ID:cATtxfh/
先日、やっと豪零&鈍零サイト見つけたよー!
零萌えとしては心でもいいくらい嬉しカターヨ(*´Д`)ハァハァ
45風と木の名無しさん:02/07/23 20:45 ID:Lk4uFFX7
フラッシュ1巻が売ってない……雪合戦で萌えたいのに……!!田舎はツライ…
46某作者です:02/07/23 23:47 ID:P5lXKhj2
東京でも見つけるのに苦労したよ…>一巻
47風と木の名無しさん:02/07/24 00:34 ID:aM0AZKi/
都内でも売ってない……。ガンガンゴルァ!!!



しかし
18禁サイトってどれくらいあるんじゃろか?
48風と木の名無しさん:02/07/24 00:37 ID:/XnXyhME
家の近所のコンビニに無造作に積んであった。>1巻
しまった買っておけば良かったyo!
49風と木の名無しさん:02/07/24 02:24 ID:m/JTpn9u
長年生きているがサイト作ろうかと思った程の(実際作りかけた)
激しい801萌えはこれが生まれて初めてでつ!

先程萌えサイトを発見・・皆さんの行ってる所とかぶってるのかどうかが謎であります
50風と木の名無しさん:02/07/24 06:04 ID:q81LeNwe
サイト話は個人的に、そっとしておいてホスイ…。
お気に入りのところが良くも悪くも話題にされるのは、色々怖いんだよう、気免の場合。
前例あるし…。ドキドキバクバクが過ぎて不整脈気味だ…。・゚・(ノД`)・゚・。
探せば色々見つかるし、個人の好き好きでいいんじゃないかなー…だめ?

コンビニでフラッシュ1巻ゲトしたけど、近所の本屋で1冊だけ置いてあるのを別の平積み
漫画の上に置いてきたよ。売れてくれ〜
5144:02/07/24 20:18 ID:D69yHJK8
>>50
んむ・・・。確かに。
うっかり書き込んでしまいましたが、配慮無かったですね。
すみませんですた。USBケーブルで逝きますハイ。

52風と木の名無しさん:02/07/24 21:01 ID:BTuTLawW
>>16の厨の言う事なんか気にせず、誰かSS書いて欲すぃ…
前スレもSSイパーイあって、楽しかったし。
53某作者です:02/07/24 22:13 ID:EU2LDBI3
こっちのスレは作者さん候補がたくさんいてうらやますぃ…

一巻、コンビニに置いてるの見たことないです。
54風と木の名無しさん:02/07/25 21:09 ID:dQ7Zmpna
一巻売ってる所少ないね…
ある所は平積みとかになってて嬉しいけど…
55     :02/07/25 21:37 ID:CMLQh5oG
河川唯を一位に!「歴代ジャンプ女性キャラ人気ランキング」スレ
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1026113504/l50

56帰ってきた書いた者:02/07/27 02:35 ID:GS+xbiFU
御三家きぼんの方には申し訳ないですが…
最近萌えた二階胴×真実あぷします。
見たくない方はスルーしてくださいな。それなりに長いですが。
57帰ってきた書いた者:02/07/27 02:37 ID:GS+xbiFU
ぼくには、気にくわない奴がいる。同じクラスの二階胴だ。
いつも無表情で、何を考えてるのかわからない。それに、いつもぼくのことをガキ扱いするのだ。
とにかく、ぼくはあいつのすべてが大嫌いだった。

それは、ある日の放課後のことだった。
「あれ?おかしいな……」
筆箱がない。確かに机の中に入れておいたのに。
探しているうちに、いつのまにか教室には誰もいなくなっていた。
「何をやっている、真実」
「二階胴……!」
突然現れた二階胴に、ぼくは心の中で舌打ちをした。筆箱を失くしたなんて言ったら、またバカにされるだろうから。
「……お前には関係ないだろ。それより部活はどうしたんだよ」
「今日は休みだ」
剣道部に平日休みがあっただろうか。なにか違和感を感じる。
「話を変えるな。何をしているかと聞いている」
「……探し物だよ。早く帰れって」
「探し物はこれか?」
そういって二階胴がカバンから取り出したものは、ぼくの筆箱だった。
「な……なんでお前がぼくの筆箱を持ってるんだよ!!」
「さあな。取りにこないのか?」
「……何なんだよ……」
何か釈然としないものを感じながら、ぼくは二階胴の方へ歩み寄った。
「ほら、返せって」
二階胴の持つ筆箱に手を伸ばすと、いきなりその手を掴まれた。
58帰ってきた書いた者:02/07/27 02:38 ID:GS+xbiFU
「な、何するんだよ。離せ!!」
「……嫌だ」
「はあっ!?ふざけるなお前……うわっ!?」
ぼくは二階胴に押し倒される形になった。上に乗られ、身動きがとれない。
筆箱は床に落ち、その中身をばらまいていた。
「何のつもりだ二階胴!! ぼくが何をしたっていうんだよ!!」
「……うるさい。黙っていろ」
一瞬、何が起こったのかわからなかった。ふと気づくと、ぼくの唇は二階胴の唇に塞がれていた。
「んうっ……!!」
そのうち、口の中に舌が入ってくるのがわかった。噛んでやろう、と思ったのだが。
「うっ!?」
顎を掴まれ、ぼくの舌は二階胴の舌に絡めとられた。口の端から唾液が流れていくのがわかった。
「……ぷはぁっ!!」
ようやく開放され、ぼくは大きく息をついた。
「……お前、キスもしたことないのか。高校生にもなって」
「な、何を根拠に……」
図星だった。中学生から河川くんへ片思いをし続けているぼくには、キスの経験などなかった。
「明らかに慣れてない反応だ。……お前、目が潤んでる」
「……くそっ!!」
またバカにされた。こいつは、どのくらいぼくをコケにしたら気が済むのだろう。
「もういいだろ。早くどけよ!!」
「……これくらいで終わらせるはずないだろうが」
そう言って二階胴は、ぼくのワイシャツをボタンごと引きちぎった。
59帰ってきた書いた者:02/07/27 02:39 ID:GS+xbiFU
……こいつは、何をする気なんだろうか。
そう思っていたら、いきなりはだけた胸に指を走らされ、鳥肌が立った。
「ちょ……待てって、二階胴。何するんだよ……」
「まだわからないのか?今からお前をヤってやるんだよ」
二階胴の雰囲気がいつもと違う。無表情なのはいつものことなのに、今はそれが無性に怖かった。
「ヤるって……はぁっ!? 待て、やめろよっ!!」
思いきり手足をばたつかせているのに、まったく二階胴は動じない。
「あ……!?」
急に体に不思議な感覚が走った。二階胴がぼくの胸に舌を這わせているのだ。
「あ、ちょ…やめっ…」
「すごい感度だな真実。これだけでこんなになるなんてな」
「あぁっ!?」
ぼく自身を軽く掴まれ、思わず声が出た。
そのまま器用にベルトを外され、ぼく自身は一気に外にひきずりだされた。
……恥ずかしくて死にそうだ。こいつにぼくのこんな姿を見られるなんて。
「やめ、ろ……にかい、ど…」
愛撫をしている途中でも、あいかわらず二階胴は無表情だ。
「はぁっ、うぅっ……」
「……気持ちいいか?」
「うあぁっ、あ…っ…」
気持ちいいか、なんてわかるものか。もう頭の中がゴチャゴチャして、わけがわからないんだ。
「……もっと気持ちよくしてやるよ」
そう言って二階胴は、ぼく自身を口に含んだ。
60帰ってきた書いた者:02/07/27 02:40 ID:GS+xbiFU
「……あぁぁぁっ!!」
とてつもない快感がぼくを襲い、だんだん何も考えられなくなっていった。
二階胴が上からどいたというのに、全身に力が入らない。
「やめっ…あぁっ、うあぁっ…」
「声が大きいぞ。誰かが来てもいいのか?」
いったんぼく自身から口を離されて言われた言葉も、ぼくは聞いていられなかった。
ただ二階胴の髪を掴んで、快感に耐えることしかできない。
「うぅっ、ああぁっ……!!」
足ががくがくと震える。もう、限界だ。
「あぁぁぁっっ!!」
自分の精が、二階胴の口内に放たれるのがわかった。いや、もうそれしかわからなくなっていた。
「……早かったな、真実」
口の端に付いたぼくの精液を舐め取りながら、二階胴が言う。
「う、うるさいっ!!」
「これで終わりだなんて思ってないよな?」
「え……っ?」
これ以上、この男は自分に何をするつもりなんだ。
「やっぱりな。疎い奴だ」
二階胴がぼくの中に指を突き入れた。
61帰ってきた書いた者:02/07/27 02:41 ID:GS+xbiFU
「あ……!!痛いっ、やめろ二階胴っ!!」
「痛いのなら力を抜け。力むから辛いんだ」
そういうことじゃなくて抜いて欲しいのに、無茶なことを言う奴だ。
「もう一本いくぞ」
「やめっ…うあぁっ!!」
それどころか指を増やされ、さっきまであった快感の余韻は痛みの中に消えてしまった。
二階胴の手についていたぼくの精液が、多少滑りをよくしているとはいっても、やはり辛かった。
「ううぅっ…」
次に三本に増えた指が、ぼくの中をかき回す。なんともいえない気持ち悪い感覚に襲われる。
「そろそろいくぞ……」
二階胴がぼくを抱えあげ、膝の上に向かい合わせになるように座らせた。
「…う、ああぁぁぁっ!!」
次の瞬間、ものすごい衝撃がぼくを襲った。目の前がチカチカする。
ぼくの中に、熱いものがある。それが二階胴自身だということに気づくのにさほど時間はかからなかった。
62帰ってきた書いた者:02/07/27 02:42 ID:GS+xbiFU
「ううっ、はぁっ……あっ…」
二階胴自身が、ぼくの中から抜き差しされる。
その感覚が、今更ながら自分が二階胴に犯されているという現実を思い出させ、体の熱が上がった。
「あうっ、あぁぁっ…!!」
それを繰り返されるうち、体の奥から快感が湧き上がってくるのを感じた。
涙が流れる。それが痛みからなのか、快感からなのか…ぼくにはもうわからない。
「あぁっ…にかい、どう…っ…」
「……真実……」
一瞬、二階胴がいつもの奴に戻った気がした。
「あぁっ…!うあぁぁぁぁっ!!」
「くっ…!」
ひときわ大きく突き上げられ、ぼくは絶頂に達した。
薄れ行く意識の中で、ぼくは二階胴の放ったものの熱さを感じていた。
63帰ってきた書いた者:02/07/27 02:42 ID:GS+xbiFU
気が付くと、服が着せられていた。ワイシャツは前がはだけたままだが。
二階胴が、向こうを向いてベランダに座っていた。
「……なんでこんなことしたんだよ……」
「…………」
「黙ってちゃわかんないだろ!? 答えろよ二階胴っ!!」
二階胴は向こうを向いたまま、答えた。
「……好きだからだ」
「……!!」
今、二階胴は何て言った? 好き、だって……?
「……バカ野郎っっ!!」
ぼくは、床に落ちた筆箱を思い切り二階胴に叩きつけ、その場から去った。
なんで、胸が痛いんだろうか。一瞬見えた二階胴の顔が、寂しそうに見えたからか?
ぼくはその晩、思い切り声を上げて泣いた。
64帰ってきた書いた者:02/07/27 02:43 ID:GS+xbiFU
それからぼくたちは、話をしなくなった。
ぼくたちの変化を疑問に思う奴もいたようだ。そう、あのおせっかいもそうだった。
「真実くん。二階胴くんと何かあったのか?」
「一堂……。何もない。ほっといてくれよ」
「だっておかしいのだ。真実くんはなんだかんだ言って、いつも喋っているのは二階胴くんだったのだ」
「………!!」
そう…だった。ぼくはいつもあいつと喋って、喧嘩していた。それが『日常』だったのだ。
「仲直りするのが一番なのだ。わたしが手伝おうか?」
「いや……いい。自分でやらせてくれ」
「それもいいのだ。がんばれよ、真実くん!!」
そう言って一堂は、メンバーのほうへ帰っていった。あいつは、何でこういう所ばかり鋭いんだろうか。
65帰ってきた書いた者:02/07/27 02:44 ID:GS+xbiFU
その日の放課後、ぼくは二階胴を呼び出した。
「すまない…真実!!」
すると二階胴はいきなり土下座をしてきた。
「おい、やめろ二階胴!! そんなことしなくていい!!」
しかし、奴は顔を上げようとしない。
「ああ、もう!! イライラするんだよお前っ!!」
ぼくは思い切り二階胴の顔を上に向かせ、キスをしてやった。
「……真実?」
「言っとくけど!! 許したわけじゃないからな。別にお前と話せなくて寂しいなんて思ってないし!!」
「…………」
「ぼくはお前が嫌いだ!! そんなの、いつもと変わらないしな!!」
「ありがとう…真実」
なに感謝なんかしてんだよ、二階胴。嫌いだって言ってるだろ。
絶対好きだなんて言わないぞ。ぼくはお前の言うとおりガキだからな。
ああそうだ、二階胴。……ぼくはお前が、だいきらいだ。
66帰ってきた書いた者:02/07/27 02:47 ID:GS+xbiFU
以上終わりです。
ラストのほうがまるで少女マンガのようだ…。
そして無駄に長くてすみません。
ちなみに二人の彼女については、まだくっついてないことになってます。
それでは逝ってきます。
67風と木の名無しさん:02/07/27 13:40 ID:FIQ4rIRG
>56−65
嬉し過ぎて涙出そうです…。ありがとうございます。
そろそろ自分で書こうかと思ってました。
御三家より実は好きです。二階胴×真実!
フラッシュ!はそれなりに萌えれます。二階堂に主導権あるっぽいとことか。
68風と木の名無しさん:02/07/29 07:08 ID:gmm7yV53
コミックス今日買いました。
妖塊者として180頁4・5コマにのたうち萌え。
69帰ってきた書いた者:02/07/29 17:53 ID:zJ8od2rv
>67
感想ありがとうございます。
67さんもよければ書いてくださいな。自分の駄文ばかりあるのも正直つらいので。
ウマーな作家さんのSSが読みたいのでつ。前スレには神がイパーイいましたなぁ。
70卒業式:02/07/29 20:44 ID:zefKJlmR
一応中学卒業式当日、元気のいい女生徒たちに追われ逃げ込んだ狭い倉庫に 塊は妖の
肩に額をくっつけるような体勢で妖と向かい合い窮屈に収まっていた。
体育祭で競い合ったものの、それ以外ではあまり会話を交わしたことのない相手を妙に
意識して、塊は会話の糸口を探す。
「……たばこ臭い……」
「そーか?オレは吸わないんだけどよ」
「………」
妖は外の様子を窺いながら塊の言葉に答えるが、あまり関心がない風で。
そんな様子が、何故か塊を苛立たせた。
「…吸わない、なんて言ったって、どうせ影で吸ってるんだろ」
妖の髪からする微かな煙草の匂いは いつもは塊の知らない世界に居ることを感じさせる。
「……なんだよ つっかかるんだな」
「べつに」
急に自分が子供っぽい気がして、塊は口をつぐむ。
実際、妖は塊よりも年上で、身長だって勝っている。そんな些細なことまでもこうして
二人きりでいると否が応でも意識させられて 塊は悔しいような気持ちになるのに、
妖は初めから塊に興味など持っていないのだ。
沈黙に耐えられなくて、塊はまた口を開いた。
「……たばこ、学校でも吸うのか?」
「だから吸わないって」
「じゃ、なんでたばこ臭いんだよ」
「仲間のが移ったんだろ……校外じゃ吸うヤツもいるからな」
「……不良だ」
「そうだよ」
塊の非難するような口調にも、妖は動じず、さらりと応える。
71卒業式2/3:02/07/29 20:48 ID:zefKJlmR
「……どうせ似蛭田だって、吸うんだろ」
「吸わないぜ、オレは」
繰り返される子供じみた言葉にも、妖は相変わらず外を気にしている。
そんな妖の態度に、塊の苛立ちは募る。
「似蛭田……」
「何だよ」
自分でも、なんと言っていいのか判らなくて塊はまた黙った。
「言いかけてやめるなよ、気になるだろ」
薄暗い中、はじめて妖が塊を見た。少し身体をずらして顔をのぞき込もうとする気配。
「……似蛭田……」
「ん?」
ごくん、と唾を飲み込んでから、塊は顔を上げて妖と視線を合わせた。
「たばこ、吸わない証拠は?」
「はぁ?」
「吸わないんなら、証拠出せよ」
いつまでも煙草から離れない会話に、妖はあきれたような顔をする。
「証拠って、なぁ……」
煙草を吸わない証拠など、生憎 他に思いつかなくて、妖は塊をまじまじと見た。
スポーツしか頭にないような少年のまっすぐな眼差しにためらい、一応聞いてみる。
「……泣いたってしらねぇぞ?」
「なんで泣くんだよ?」
少し顔が、近づく。塊は 妖の長い前髪の間から覗く鋭い目にきゅうっと胸が締め
付けられるような感覚を覚えた。
  さすが番組リーダー やっぱ迫力……でも、別に恐いわけじゃないぞ……
恐いわけじゃないのに、どうしてこんなにドキドキするんだろう……
塊は頭の隅で考えながら、睨み付けるように見つめ返した。その瞳にもひるまず妖は
顔を近づけて そのまま塊に口付けた。
72卒業式3/3:02/07/29 20:53 ID:zefKJlmR
「……!!」
重なる唇。歯列を割って入る舌先。
はじめての口付けに、理解が追いつかない塊は しばし固まった。
「………煙草の味なんか、しないだろ?」
目を見開いたままだった塊は 妖にそう囁かれ 我に返って身を引いた。
が、もともと狭い倉庫の中、がたん、と背中が痛いほど扉に当たる。
「な、な、な……!!」
暗い中でもわかるほど赤面した塊に、妖は苦笑した。
  なんだ、誘ってたわけじゃないのか
「悪かったな、驚かして」
そろそろ外の女たちの気配も消えたな、と妖は確認し、塊の後ろの扉に手を伸ばす。
「!!」
びくっ、と身をすくめる塊に、笑って見せながら扉を開ける。
「そうビクつくなよ」
「びくついてなんか……!」
急に明るくなる倉庫。赤面して固まったままの塊の肩を、ぽんぽん、と叩く。
「卒業式、始まるぜ」
促す妖の言葉にも、とっさに反応できない。
どんな激しい運動の後よりも早い鼓動に 塊の胸は痛いほどだった……   終
7370-72:02/07/29 21:11 ID:zefKJlmR
67さんじゃないのですが 書いてみました
塊ってこんなんじゃないかも……
煙草の匂いのモトは 番組副リーダーっつうことで……
妖塊ファンの方スマソ
74風と木の名無しさん:02/07/30 02:27 ID:BGfWRW3/
スマソ、妖塊話なのに、妖の臣の移り香に萌えてしまいますた。
でも、妖塊も萌えだー。
塊君可愛いなー。
7567:02/07/31 13:11 ID:q6db3esU
書いてみました。<br>
二階胴×真実は書かれてますし
書き始めたら途方もなく長くなりそうなのでまたいつか。
という事で需要はあまり無いかと思われますが
私が二番目に好きな鳥雄×翔です。
76鳥翔1:02/07/31 13:13 ID:q6db3esU
放課後、僕たちはいつもの様にナンパしようと帰路を急いでいた。
ちょっと違ってたのは今日は僕と翔だけだった事。
他の三人はクラスの子達と遊びに行くらしい。
「鳥雄ってさあ…」
ふと翔から声を掛けられた。
「何?」
どうせ今日はどんな子にするとかそんな事でしょ?
「やっぱ…童貞?」
は?今、翔何て言った?
予想していた言葉とかけ離れた事を言われ困惑したがすぐに持ち直した。
いや、と言うよりも、それをはるかに凌駕する聞き捨てならない発言に対しての体の本能的な働きだ。
「・・・ねえ、やっぱってどういう意味?」
聞き返されて翔はやっと自分の失言に気付く。
77鳥翔2:02/07/31 13:15 ID:q6db3esU
鳥雄は外見が子供っぽく見える分それを売りにして女の子を相手している。
いわば作り。
その事は色男組のメンバーには暗黙の了解であり、だからこそ鳥雄はメンバーに子供扱いされる事を嫌っている。

「悪い、鳥雄悪気はなかったんだって…」
翔は慌てて謝った。
こういう所は翔の良い所なんだけど、それじゃあ子供扱いしてるって肯定してる様なモノだって事気付いてないでしょう?
「本当に?」
翔に信じられないという素振りを見せる。
「本当だって」
「そっか…なら許してあげる」
満面の笑みで言う。
翔ってそれだけで安心するんだもんね。
僕らが一緒にいるうちはともかく、いつか女の子に騙されちゃうんじゃないかって結構不安なんだけど。
「で、何で僕が童貞だなんて思ったの?」
話を翔の振ってきた本題に戻す。
どんなに子供扱いされた事がムカついても、そもそも何故そんな事を聞いてきたのかの方が実際は気になっているんだから。
「いや、ナンパした女の子とどっか行くトコあんま見た事ないから・・・ないのかなあって…」
ああ、そういう事。翔って割と周り見てるんだ。ちょっと意外。
「ちゃんとあるよ。誘っても何もなしじゃ女の子に失礼でしょ?」
「・・・まあね」
何でそんな複雑そうな顔してる訳?やっぱ信じてない?また子供扱い?
ったく翔ってばあれで本気で悪気が無いのが性質悪いんだよなあ。
悔しいからちょっとからかってみようかな?
78鳥翔3:02/07/31 13:16 ID:q6db3esU
「ま〜た子供扱いしてるでしょ?僕がやった事あるってのそんなに信じられないわけ?」
「いや、そうゆう訳じゃなっ・・・」
すぐそうやって返す。いつもは誤魔化されたふりしてたけど今日はちょっと止めないからね。
「嘘!絶対そうだって。目がそう言ってるもん」
「え!?」
「やっぱり図星なんでしょ?」
「いや・・・その・・・」
もうバレバレなんだから素直に諦めて降伏すればいいのに。往生際悪いなあ。
僕の目が翔に気持ちを伝えていたらしい。翔はあっさり降伏した。
「ごめん・・・鳥雄・・・」
頭を下げつつ様子を伺う為に軽い上目遣いで僕を見上げてくる。
ファンの女の子が見たら卒倒ものかも知れない。

さてと、ここからが本番だよ、翔。
「本当に悪いと思ってるなら証拠見せてよ」
演じる部分を抜きにしても色男組の中で結局一番だだっこだという自覚はある。
翔たちももう慣れているから好き勝手は出来ないけれど、こういう時は強い。
「・・・出来る事なら・・・」
その言葉嘘じゃないね?
大丈夫誰にでも出来る簡単な事だから。
「じゃあちょっとそこの公園に行こう」
79鳥翔4:02/07/31 13:17 ID:q6db3esU
人がわりと少なく、日が傾いていて木が多く生えてきている所はもう暗い。
その木の根元に翔を立たせる。
「今から僕が何を言っても『嫌』って言っちゃ駄目だからね?守れなかったら更に罰ゲームだよ?」
「分かった」
(・・・何だ、禁句ゲームか・・・何か奢らされたりするかと思った・・・今月ピンチだから助かった〜)
思っていたよりも簡単な事で済みそうで内心ホッとする。
その安堵した表情を一瞬で壊される。
「じゃあ服脱いで」
笑顔で注文をする。
「早く」
更に催促をする。
「ちょ・・・鳥雄何考えて・・・」
さすがに困惑してるね。そりゃされなかったかつまらないんだけど。
「俺はそんな事は・・・」
シッ。
翔の口元で指を立てて言葉を止める。
「『嫌』って言ったら。言わなくてもその同義語を言ったらもっとスゴイ罰ゲームだからね?」
翔が青ざめて言葉を失う。
そしてそのままその場に座りこんだ。
「一人で出来ないなら僕が脱がしてあげる」
80鳥翔5:02/07/31 13:17 ID:q6db3esU
『嫌』もその同義語も封鎖された翔に拒否する事など出来る筈がない。
辛うじて体で抵抗したがそれすら封鎖されそうで思い切りの抵抗が出来ない。
服を殆ど脱がされた状態の翔を眺める。
あまり動く事がない為体は細く、色白でそこいらにいる女の子よりよっぽど綺麗な肌をしている。
翔の前にしゃがみ、薄い胸に手を這わせる。
「翔の肌綺麗だね」
素直な感想を口にする。
「男に言われたって嬉しくない・・・」
拒否を口にしなければ減らず口を叩いても問題はない。ルール上は。
それでもやはりちょっと面白くない。
「可愛くない事ばっか言ってると・・・」
「あっ・・・」
胸の突起を摘む。
「可愛い声出るじゃん」
翔は真っ赤になって俯いた。
「顔上げてよ」
上を向かせてすかさずキスをし、強引に唇を割って舌を入れる。
翔も鳥雄の舌に無意識で舌を絡めた。
ぴちゃ、ぴちゃと互いの唾液の混ざり合う音がする。
翔、さすがに慣れてるだけあって上手いな…。
でも僕も負けてないと思うよ?愛撫とかさ。
81鳥翔6:02/07/31 13:19 ID:q6db3esU
ビクン!
鳥雄が翔自身に触れ、そのまま上下にやわやわと扱く。
翔が軽く身を引き互いの唇が離れる。
混じり合った唾液が糸となって途切れ、唇の端からも流れ落ちた。
「ちょっ・・・何…すっ・・・」
更に強く翔自身を握る。
「・・・くっ・・・」
「翔って人にして貰うの慣れてないんだ。もうこんなになってるし」
・・・ならもしかして・・・。
ふと、思いついた事を実行してみようと翔自身に顔を近付ける。
「・・・お・・・おい、鳥ぉっ…」
迷わず翔自身を口に含んだ。
人にされる事に慣れていない翔は迫り来る快感に流されて簡単に昇りつめていく。
鳥雄を引き剥がそうとして髪を掴む手にも力が入らない。
「やあっ・・・やめ・・・とりっ・・・」

ドクンッ
82鳥翔7:02/07/31 13:19 ID:q6db3esU
吐き出された熱を残らずに嚥下する。
翔は、自分の欲を鳥雄の口腔に吐き出してしまった恥ずかしさと情けなさと後悔で涙が溢れた。
「泣かなくてもいいよ…翔」
流れた涙を唇で拭う。
それでも涙が止まるわけはない。
慣れていなかったとはいえ、色男組のリーダーが男…しかも同じ色男組のメンバーである鳥雄にイカされたなんて、翔にとっては末代までの恥な出来事だ。
「…っれが泣かないでっ・・・いられるかよ・・・」
涙で潤んだ目で鳥雄を睨む。その表情がどれだけ男の嗜虐心を煽るとも知らずに。
「そう?じゃあ止めないよ。所でさあ…さっきイク時翔自分が何て言ったか覚えてる?」
「えっ・・・?」
快楽に飲み込まれて頭の中が真っ白だった状態の事を聞かれても思い出せる筈がない。
否、思い出したくない。
「『や』って言ったよね?」
裏に何かが見える笑顔で言われる。
最初の契約が頭の中を駆け巡る。
「罰ゲーム…だね」
鳥雄は何て言っていた?『嫌』って言ったら…もっとスゴイ・・・。
さっきの行為より上なんて一つしかない。
しかしそれは普通男女がするべき行為であって・・・。
「ちょ・・・まて鳥雄・・・それだけはっ・・・」
「駄目だよ翔。これは約束だったでしょ?それに翔『分かった』って言ったじゃない。口約束は契約の内だってこの前家庭科で習ったでしょ?」
有無を言わせない鳥雄の口調に翔は黙って俯いた。
83鳥翔8:02/07/31 13:20 ID:q6db3esU
「キツイな・・・翔の中・・・」
「・・・くっ・・・うう・・・」
鳥雄のモノが体の中を抜き差しする。
痛い!
それしか考えられなくなる。まるで体の全ての神経が其処に集中しているかの様。
っ!!!
何?今…何か・・・。
「翔ここがいいんだ?」
っえ?
指では届かなかった奥の方。其処に鳥雄が当たるとイッた時の様な快感が沸き起こる。
鳥雄は何度も其処を執拗に攻め立てた。
快感に体を支配された様に、自分でも気付かないうちに腰を振った。
「・・・っ!もう・・・とりおぉっ・・・」
「・・・翔っ・・・」
「っく!・・・うっ・・・あぁぁぁ!!!」
背を仰け反れせて翔は果てた。
それに続く形で注ぎ込まれる鳥雄の熱を感じがら翔は意識を手放した。
84鳥翔9:02/07/31 13:22 ID:q6db3esU
気付いたときには服をきちんと着ていたがそこに鳥雄の姿はなかった。
動こうとしたら腰に激痛が走った。
しかし動かない訳にはいかない。痛みを騙し騙し、翔はゆっくりと立ち上がった。

出口に向かって歩いて行くとブランコに乗っている鳥雄の姿が見えた。
行って怒鳴ってやろうかと思ったがすぐに気持ちを改めた。
・・・鳥雄・・・泣いてる?
近付いてみる。泣いている訳ではなかったがそうとは分らない程鳥雄の表情は暗かった。
「・・・とり・・お・・・?」
声を掛ける。
ビクッと鳥雄は翔を見た。
「・・・・・・あの・・・。翔・・・ゴメ・・・」
シッ。
と口元で指を立てて鳥雄の言葉を遮る。鳥雄にされた様に。
「謝るなよ。女の子だってこういう時謝られたら怒るだろ?俺も怒るぞ?」
「じゃあ怒ってないの?」
必死に聞いてくる。
「怒ってない訳はないだろ!」
ピシャリと言い返す。
その言葉に鳥雄はまた俯く。
「・・・でも…責めはしない」
「えっ・・・?」
俯いていた顔を上げる。
「無かった事にしてやるから。お前も気の迷いだろ?」
仕方なさそうに言う翔に苛立ちを覚える。
「さっき謝ろうとしたの撤回する」
唇を噛み締めて言う。
「っんだよそれ!?じゃあ俺だって怒るぞ?!!」
「怒ればいいじゃん!怒ってよ!無かった事にされる位ならその方がいい!」
85鳥翔10:02/07/31 13:23 ID:q6db3esU
滅多な事では大人しい鳥雄が叫んだ事は翔自身驚いた。
でもそれよりも気になるのはその内容。
「僕はずっと翔が好きだった・・・そりゃあ最初は女の子がいいと思ってたよ・・・でも皆とナンパ繰り返してるうちにいろんな女の子を見てきたけどさ、どう考えても翔が一番綺麗なんだ。どんな女の子より翔が一番・・・」
そのまま言葉を詰まらせる。
涙が一筋流れた。
「鳥雄・・・」
「・・・翔が好きだよ」
泣きながらもはっきりと口にする。
この想いだけは伝える事は無いと思っていたのに。
想いを否定される位なら肯定される位言ってやる。
「・・・・・・・・・・・。俺は・・・鳥雄は…嫌いじゃないから・・・」
そう言うと、翔は軽く笑った。
照れているのか戸惑っているのか分からない曖昧な表情。
それでも、いつも一緒にいるメンバーだから分かる。その『嫌いじゃない』の意味の重さ。
女の子に軽々しく言う『好き』よりも重いその意味。
「・・・ありがとう・・・」
顔を綻ばせて鳥雄は言い、軽く翔に口付ける。


翔が好きだよ。
僕たちは色男組なんだから、落とすと決めた相手は絶対に落とす。
僕の宣戦布告受けたんだから逃がさないよ?
だってそれを言わせたのは翔自身なんだから。
OK?翔。
8676-85=67:02/07/31 13:28 ID:q6db3esU
すみません長すぎました。
あまりに長くて書いた私自身焦りました。
しかも801書いたの初めてです。
お目汚しスマソ
87宇留千絵ちゃんの夏休み日記:02/08/02 14:51 ID:dbz4+Cw1
同人コミケスレ立てますた
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1028267456/l50
88風と木の名無しさん:02/08/02 16:48 ID:S0bPVaWa
…あー…
89かいたもの:02/08/02 18:06 ID:dDvbC57P
73さんの妖塊、67さんの鳥翔両方モエーです。
本当にここには良質なSS職人さんがたくさんいて良いですな。
自分も精進しなくては……。
9067:02/08/03 00:54 ID:w6hz4/tn
>89
感想ありがとうございます。
当方本来は絵描きなものですからあまりSSは書いたことないのですが、
その文章の方で反応あると嬉しいです。

いつか二真が筋の一日×真実や怒裸権×塊なんて妙なもの書いてみたいです。
91風と木の名無しさん:02/08/06 19:32 ID:OD4mSFqp
さがってますな。いったんあげ。

>67
珍しい組み合わせだ……見たい。
92 :02/08/08 23:14 ID:Y6oacM0T
遠方の方々はもう家を出たころかな?
93風と木の名無しさん:02/08/09 10:40 ID:ONyGs34A
行きたかったんだけどね〜…(泣)
皆楽しんで来てねーー。
94風と木の名無しさん:02/08/10 21:35 ID:HWAHibxZ
あ、暑かった…
あと一日…
95風と木の名無しさん:02/08/12 13:26 ID:MBEThUMq
ハイ時代とフラッシュでは妖達の年令設定が違うのかな?
ハイの時は唯・千恵ちゃんを基準とすると2歳上って感じだったけど、
(零・豪・仁か潔のどっちかは3歳上)
今月3年前の中学時代のクラスメートが登場してきたから
零達と同じ年令ってことになる。
すると塊とは2歳の年令差になるのか…。
妖塊はこんなささいな事でも萌えてしまう。
96風と木の名無しさん:02/08/12 21:56 ID:cmgsafOQ
>95
今月号、妖が一年で元クラスメートは三年でしょ?昔の修学旅行編によると
零は中学三年、元クラスメートが高校三年だったから、
零達と同じということはないんじゃ…?

今月は番組スキーにはいいわよね。
97風と木の名無しさん:02/08/12 23:45 ID:3UgkO456
なんか妖は言いなれてるけど「零」って見ると何故か今更ドキドキするなあ(笑
あと、読み返して思ったけどどういう訳だか「妖さん」とか「塊さん」て
言ってる時期があるんだよね、麗さん。謎だが萌える…
9895:02/08/13 12:56 ID:WLKWUwLT
>96
そっか。御指摘さんくす。
99>97:02/08/14 00:42 ID:ds/0KDLr
豪も、連載初期のころは零さんのこと「零」って呼んでたなあ。
ほんとに初期の頃だけだったから、今見ると不思議な感じだ。
ていうか、「他のメンバーに零さんとの仲を冷やかされて以来
エチーの時しか名前で呼んでくれないに違いないワ!」
・・・とか馬鹿な妄想しててすみません。逝きます・・・
100風と木の名無しさん:02/08/14 07:08 ID:NvZTRB6+
>99
そういや初期の頃言ってた〜。…え、え、エチーのときだなんてあなたそんな!
「リーダー」もいいけど、それ萌えるなあ!酔うと出るのもグー。
私も逝くとするか。
101風と木の名無しさん:02/08/14 11:53 ID:B58wcRVI
腕組は中学。
今回は番組。
さあ、色男組はいつになるかな…?

所で各組メンバーの名前いつまで出さないんだろう?
102風と木の名無しさん:02/08/14 12:48 ID:FIcw+q96
頼金鳥男のせいだと思われ。
まさか須磨府嵐とか、金木武威六とか
改名するわけにもいかないだろうし。
103風と木の名無しさん:02/08/14 18:42 ID:O9u1xM8U
臣妖は駄目?
104風と木の名無しさん:02/08/15 01:58 ID:4fKxsGO0
>103
許す!
105風と木の名無しさん:02/08/15 22:11 ID:NX68AWm6
>102
そーか…私左真紀とかが原因かなって思ってた
(禁止用語か何かなのかな〜とか)
まあ改名してまで名前は出して欲しくないな。

>103
むしろどんと来い!
106風と木の名無しさん:02/08/17 20:10 ID:kmRvsc5V
☆ チン      
      ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・)<  >103 臣妖ネタまだー?
            \_/⊂ ⊂_)_ \_______
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
      |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
      |  フラッシュ番組  .|/

>105
ドウイ。こじつけた名前にして欲しくないデス
アニメ化の時に来津輝がカワツテルに改名してたとか聞いた
107 :02/08/18 19:37 ID:D3ZDuZps
鳥翔ステキだ・・・
108風と木の名無しさん:02/08/20 00:09 ID:UP3MROL6
保守あげ〜。
109風と木の名無しさん:02/08/20 00:40 ID:WdwGcwRj
ハゲドゥー

age
110風と木の名無しさん:02/08/20 11:56 ID:31d6fHRW
>106
そんな話そういえば聞いたなぁ…。

>107
鳥雄はブラックだと思ってます。
111風と木の名無しさん:02/08/20 19:21 ID:Y1i+X+Le
思いっきりダークな鳥面白いかもなぁ
112風と木の名無しさん:02/08/24 23:21 ID:HCG6RYMV
113風と木の名無しさん:02/08/25 13:40 ID:ahPbn5kV
お気に入りのサイトさんがピタリと動かなくなって数日…。
一体どうしちゃったんだよう…。。・゚・(ノД`)・゚・。
表のBBSでドヘタなくせに他人の絵にはケチつける偉そうな男が居たけど、
それが不快だったんだろうか…
114風と木の名無しさん:02/08/25 22:45 ID:1cMADvvi
>>113
数日くらい誰でも休むって(w 大丈夫でしょう・・・
てか、マターリいきましょう・・マターリ
115風と木の名無しさん:02/08/26 00:20 ID:uaDNmPKf
過去スレから漁ったのに妖塊少ないYO・゚・(ノД`)・゚・
801も知らない頃から二人はデキてると信じて疑わなかったんだが、
もしかしてマイナーだったんだろうか…(鬱


こうなったらサイト自分で作ろうかな…はぁ。
116風と木の名無しさん:02/08/26 11:32 ID:rs7kE366
>>115
妖塊サイトは古参のアンチ801ヲタ童貞に潰されたとこが2件、、
コワイヨー
117 :02/08/26 21:40 ID:8e6wauUX
まぁまぁマターリ、な
118風と木の名無しさん:02/08/26 22:26 ID:nbeJWlhX
妖塊も番組×妖(ほのぼの)も零さん受けも好きだー。
でも妖塊と零さん受けはなかなか見ないのでさみすぃー。
>116
サイト2件もあったんだ。見たかったな。
119素朴な疑問:02/08/27 00:12 ID:4QANwEEx
どんちゃん×零さんが好きな自分ですが同志はいますか?
120名無しさん:02/08/27 15:47 ID:f4V+XErH
>>119
鈍零いいよね!好きさ!
121風と木の名無しさん:02/08/27 21:20 ID:CWb2O+If
例さん受け好きだー。
丼ちゃんは位置的に微妙なキャラで、そこがまた味になってる。(;´Д`)ハァハァ
122風と木の名無しさん:02/08/27 21:46 ID:hGCzVIOD
ドンレイ好きじゃー!
どんちゃん自体は受けくさいキャラだと思うんだが、
礼さん相手だとどうしても・・・セメニナッテシマフ・・・
そういえばどんちゃん受けだと、礼さんとかずちゃんくらいしか
攻めが思い浮かばないっすね。
123119:02/08/28 09:28 ID:DHqYp1ti
>120 121 122 ありがちょ〜(/Д`)・゚・やおい文化を知った時から妄想してたので同志が居てうれすぃ!
124風と木の名無しさん:02/08/28 21:57 ID:N31J00ua
数ちゃん×丼ちゃんが好きでつ。
ラブというよりは何も知らない丼ちゃんを適当に言いくるめて
いろいろしてしまうのキボンヌ

意外と数ちゃんソフト鬼畜な予感…(w
125風と木の名無しさん:02/08/29 01:31 ID:mjBUHy02
かずちゃん×礼さんもええかもとか思ってしまう罠。
どんちゃんもちゃっかり頂いてたりして、
かずちゃん両手に花状態。。
126風と木の名無しさん:02/08/29 13:03 ID:QS9ilNg4
新聞とミルクの交換シーンだけで一ちゃんと真実に萌えてますが?

「おはよう真実くん」
「あ、一日さんおはようございます」
「真実君あのさ〜・・・」
「(ふう)分かってますよ…はい新聞」
「ありがとう。ねえ今日はとっておきのミルクあげようか?」
「・・・え?」

ごめんなさい逝ってきます…。;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
127風と木の名無しさん:02/09/01 00:18 ID:0sLLw+Ni
奇面801・・何故こんなにも萌えるのだ・・。。
128風と木の名無しさん
あうっ!上げてしまいますた・・すんません!
萌えで手先が狂ったのか自分。