1 :
1:
ありがちな設定だけ集めてボーイズ物を作るスレです。そのまんま。
最初は基本の「学園物」。逝ってみよう。
2 :
2:02/03/25 00:12 ID:o3gEu0kP
うんこ
3 :
風と木の名無しさん:02/03/25 00:14 ID:ftG8fDRR
ボーイズ物って何?
4 :
風と木の名無しさん:02/03/25 00:23 ID:ESP/kUBA
主人公(受け)の設定
●主人公は引きこもり(内弁慶)の高校生
◎性格 どん暗ネガティヴ
◎趣味 鉄道(キハ系)
◎アビリティ パシリ
◎座右の銘 かけこみ乗車禁止
◎くちぐせ 勝手に入ってくんなよババァ!
オレはビッグになってやる!
バカって言うやつがバカなんだよ!
ファースト以外はガンダムと認めねぇ!
5 :
風と木の名無しさん:02/03/25 00:44 ID:ov/T4Gfu
主人公の友達の設定
●友達はフランス人とロシア人のハーフ、なぜか日本の高校生
◎性格 激明ポジティブ
◎趣味 薔薇の吐息を感じる
◎アビリティ 番長
◎座右の銘 ファッキンジャップ!
◎くちぐせ ママンが入れた紅茶が一番さ
パパン、朝食の時に新聞はマナー違反だよ
世界で最も美しい物?それは僕と薔薇かな?
インド人、無茶ぁしよるでぇ〜
6 :
風と木の名無しさん:02/03/25 00:58 ID:3alUdSRj
●第1話ストーリー「恋とヒキーは春風に乗って」●
主人公(受け)は高2のどこにでもいる少年(性格は
>>4参照)
新学期の始まった日、クラスでも性格が悪いと有名ドブスな
【毒虫 噛子(16歳、アイアンバージン)】に
「〇〇(主人公)君って、なんかカブトムシみたいな臭いが
するよね?お風呂入ってる?」と言われ大ショック!
翌日からヒッキーになる主人公!!そこへ現れるサブ主人公(攻め)!!
密かに思いを寄せていた主人公の為、毎朝「一緒にガッコ行こうぜ」
と誘いにくるがまるで進展無し!!!
まず、主人公を説得して部屋から出すことが第1条件。
7 :
風と木の名無しさん:02/03/25 01:16 ID:05Oa4UWF
サブ主人公(攻め)の設定
●攻めは、いたって普通の男子校生(ホモ)
◎性格 一直線
◎趣味 白線流し
◎アビリティ 一般
◎容姿 それなりにモテる
◎くちぐせ 「一緒に学校行こうぜ」
8 :
風と木の名無しさん:02/03/25 01:27 ID:o+UZUGlw
●第2話ストーリー「大激突!オーパーツVS人造人間」●
主人公(受け)はサブ主人公の献身的な愛のお陰で
学校に来れるようになり、充実した毎日を過していた。
ある日、クラスでもアニオタと有名な
【油屋 太(16歳、ゴリンゴリンの童貞 体重109kg)】に
「ラー〇フォンってさ〜エ〇ァのパクリだよね。
アレはアンノ監督に対する冒涜だよ。それからディ◆ニーは
ガイ★ックスに謝罪するべきだよね」とアニメのことで大論争!
「オレの愛して止まない久遠たんを侮辱するな!!!!」
主人公の金属バットが油屋君の頭骨に直撃!(そのままポリス沙汰)
保護観察処分で済んだが
再びヒッキーになる主人公!!そこへ又しても現れるサブ主人公(攻め)!!
愛してやまない主人公の為、毎朝「一緒にガッコ行こうぜ」
と誘いにくるがまるで進展無し!!!
まず、主人公を説得して部屋から出すことが第1条件。
(選択肢によっては油屋クンやタイーホしにくるポリとも恋愛関係になれるぞ)
9 :
風と木の名無しさん:02/03/25 01:53 ID:SVZ/3CrU
油屋 太(16歳、ゴリンゴリンの童貞 体重109kg)の設定
●アニオタ(ガイナ(庵野)教信者)の高校生
◎性格 アヤナミたんハァハァ ナディアたんハァハァ シンジ×カヲルハァハァ ジャンたん萌え
◎趣味 アニメ(ガイナ〜ジブリまで幅広)
◎アビリティ アニメ批評 同人誌製作(幼女エロ〜801まで幅広)
◎座右の銘 残酷な天使のように少年よ神話になれ
◎くちぐせ だからメイド服には猫耳なんだって!
押井監督は天才だよね、天才!
庵野監督は神だよ!神!
だからGガンはガンダムじゃねぇんだってば!
10 :
風と木の名無しさん:02/03/25 04:08 ID:3v+9lOdI
●第3話ストーリー「主要人物に愛の手を…●
いつもの様に攻めは受けを、学校に誘いに通学途中の道を歩いていた
『きょうもアイツは学校に行かないのだろうか…』
そこで攻めはハッと気付いた
『そういえばアイツ(受け)の名前って何だっけ?』
攻めは足早に受けの家の前まで行くと、いつものように
「一緒に学校行こう」と叫ぶ。
すると、これまたいつものように2階のガラス窓が開き
「行かない」と言って閉じようとする
そこで攻めは…「ちょっと待って!!」
12 :
風と木の名無しさん:02/03/25 05:15 ID:aIViCxlw
●第3話後編「あなたのお名前何て〜の?」●
閉じかけたガラス窓が再び開く
そこから顔を覗かせた受けに攻めは
「今更だけど、君の名前は?」と、思い切って尋ねた。すると
「…ってゆーか、君こそ誰だ!毎朝毎朝!」
受けは、攻めの存在すら知らなかった
「あぁベイビー、僕の名は鈴木攻吉。
ただの君に惚れてる馬鹿な男さ。きみは?」
「はぁ… 僕は佐藤受丸ですが…」
13 :
風と木の名無しさん:02/03/25 06:34 ID:hZxxh70D
ごめん、面白い。
ナイスストーリー!(ぐっと親指立てる)
14 :
風と木の名無しさん:02/03/25 08:07 ID:/3J+Wkph
ありがちじゃないネタスレになってますが(笑)
15 :
ビデオアイドル:02/03/25 08:17 ID:DYE/HFe5
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鈴木くんと、佐藤くん(笑)
17 :
風と木の名無しさん:02/03/25 23:02 ID:y6O/JmS9
なんとなくage
18 :
風と木の名無しさん:02/03/25 23:18 ID:ImOSPB5w
●第4話「恋と冒険は春風のように」●
「佐藤くん…佐藤くんかぁ…」
ようやく知ることが出来た受けの名前を幸せそうに呟く攻め。
そんな攻めのつむじを2階から見下ろしながら
「じゃぁ、ボクはこれで」と受けは再び窓を閉めようとすると
「ちょっと待って!!」再び攻めから『待った』が。
「…なに?」いい加減不機嫌顔になってきた受けを
(膨れっ面もカワイイな)なんて思いながら攻めは言った。
「春風が…」
19 :
風と木の名無しさん:02/03/25 23:49 ID:3v+9lOdI
●第4話後編「サマ〜ズ三村…?そんな君が愛しい」●
吹き抜ける秋風に攻吉か呟くと
「今は春かよ!!秋だよ!秋!」
と、サマ〜ズ三村ばりのツッコミが受丸から返ってきた
「三村…好き…?」と攻吉が問うと、
恥ずかしそうに頷く受丸
2階の窓と向かいの道路から、まるでロミオとジュリエットの如く
見つめあう2人の少年…
その瞳が『三村ってイイよね…』と語り合う
そこから少し離れた電柱の影から、その様子を覗く人物…
その怪しげな瞳は
>>5のハーフ番長だった!!
20 :
風と木の名無しさん:02/03/26 03:14 ID:yMO9QEr2
面白いのでage
21 :
風と木の名無しさん:02/03/26 18:18 ID:hpYl40IH
●第5話「薔薇の吐息は悪魔の陰謀」●
「ファッキン!なんてこったいアルマゲドン!!」
自分だけの掌中の輝石…と思っていた受丸にいつのまにかお邪魔虫が!
目と目で交わされる愛のプレリュードに激しく嫉妬心を揺さぶられる番長。
「受丸に近づくヤツは…生かしちゃおけネェ!」
番長は懐から鳩鉄砲を取り出すと攻吉に狙いを定める…
「死ねぇ!!」
クルッポ―っという轟音と共に倒れる人影…しかしそれはっ!!
22 :
風と木の名無しさん:02/03/26 21:18 ID:CPnBHXiK
ありがちじゃ無いけど面白い。
23 :
風と木の名無しさん:02/03/26 21:52 ID:bj1mCAhW
めっちゃ笑えるage age
●第6話「引き裂かれた絆 罠は甘く、そして切なく」●
「おおぅ!ミアモーレ受丸!? 誰がこんな非道い仕打ちを」
ハーフ番長は口笛を吹いて四頭だての馬車を呼び寄せた。
「御者! 我が受丸を居城に移したまえ!」
そして携帯から執事に番長命令を下した。
「ガンダムグッズとエロフィギアで客室を埋め尽くしておくんだボンソワール。等身大のアヤナミ? 細かいことは優秀な君に任せるよ。攻丸、これで君は一生受丸と学校に通うことはできないのさ。フ、フフフ……フハッハッハッハッハッッッ」
高笑いと舞い散る薔薇の花びらを残し、ハーフ番長は、自宅へと受丸を連れ去った。その頃何も知らない攻吉は、大腿筋愛好会所属部員で構成される、サッカー部でボールと戯れていた。彼のしなやかな太股は、スポーツ青年の皮をかぶった野獣たちに狙われていた……。
25 :
風と木の名無しさん:02/03/26 22:49 ID:bj1mCAhW
ハーフ番長に名前付けたれYo…と思うが
このままでも味があって良いね
ハーフ番長には3文字、4文字の姓(綾ノ小路とか伊集院)で、
名は難解でカユイ程きらびやかなのも良いが
個人的には不釣り合いに超絶ダサくて恥ずかしいヤツがいいな。
受丸以外には絶対呼ばせず、ウカーリ口が滑った者は闇に消されるとかキボン(w
27 :
1:02/03/27 20:56 ID:Ka0ZoAOD
いや、面白いんだけどさw
28 :
風と木の名無しさん:02/03/27 21:22 ID:2thO0+uf
>>26 ハーフ番長の設定を作った者です。彼はフランスとロシア
のハーフなんですが、それでも日本名キボンヌですか?
>>1 だ…駄目ですか!?(笑
29 :
風と木の名無しさん:02/03/28 02:06 ID:eKm9S0NU
だからこそ日本の渋い名前とかいいかもね(w
30 :
風と木の名無しさん:02/03/28 02:13 ID:hzd2QwTc
ヤマだたろうとか?
>26
禿堂
私も激しく雅な名前、キボンヌ
受丸以外の人には激烈雅な名前を呼ばせてたり…
田中耕作。これ。
35 :
26:02/03/28 22:59 ID:VfbkDYtz
>28
そうでした。スマソ
きらびやかな本名とは別に、日本贔屓の親が付けた日本名が
権田原田吾作とかあるってのは無茶で…!?…ゲフッ!
(真っ先に葬られて退場)
36 :
風と木の名無しさん:02/03/28 23:45 ID:EwilUB1L
>>28〜
>>35 それじゃあ、みんなの意見まとめて,
≪本名≫『エドワード.ルイ.モンテカルロ.U世.ド.Jr』
≪日本名≫『(姓)権田原(名)亀作之丞田吾吉』
≪受丸以外≫『(姓)綾小路(名)紫苑[シオン]』
って事で、いかがっすか?もっと良い名が浮かぶ人はレス!
ここまでしておいて、以後、第6話以上がないまま終わったりして…
このスレ、書いても読んでも、結構楽しいので
みんなドンドン、レスレスレス!
●第7話「迫り来る開花前線!!黒い陰謀は桜のかほり」●
気がつくと受丸は、彼の日常とはあまりにもかけ離れた豪奢な部屋の天蓋付きのベット
の上にいた。バロック調のインテリアと絶妙なバランスで配置されたガンダム
グッズとエログッズで部屋は埋め尽くされ、隣には等身大のアヤナミがいた。
エドワード・ルイ・モンテカルロU世は優しい。他の人には教えないという日本名も教えてくれた。
日々進歩しているエログッズのカタログも手の届く所にあり、望めば庵野監督と、
そして時にはその妻とさえガチンコで話すことができるのだ。
満たされている。受丸は思っていた。だが、何かが足りない・・・。
「鈴木君が・・・いないんだ」
ため息と共につぶやいた。そうだ、ここには毎日毎日絞め殺したくなるほど
「学校へ行こう!」と同じことばかり叫び続けていた攻吉がいないのだ。
寂しさを紛らわせようとベッドの脇の電話を取り上げ、今日も庵野監督と
エヴァ論を戦わせようとしている受丸には、攻吉の危機など知る由もなかった・・・。
●第7話「恋の直通電話 以心伝心テレフォンマジック!」●
「ボンソワ〜、ド・Jrが抜けてるよ、モナムール」
が、電話に出たのは庵野監督ではなく、エドワード.ルイ.モンテカルロ.
U世.ド.Jrだった。予想だにしていなかった事態に受丸は驚いてしばらく
声もでなかった。やっとハーフ番長の名前を思いだして尋ねた。
「あ、エド・・・じゃなくて権田原亀作之丞田吾吉くん・・・どうしたの?」
「愛しい人よ、君の考えていることくらいわからない僕ではないよ・・・。
ところでもう庵野監督に電話するのはやめたまえ。今彼はデ●ズニーを
許すな、俺たちのナディアたんを守れ!といきり立ってるヲタたちに突き上げ
られて大変なんだ」
受丸は耳を澄ませた。受話器の向こうから雑音が聞こえてくる。
尋常ならぬ物音に混じった悲鳴を受丸は聞き分けた。
それは攻吉の叫び声だった。
●第8話「最後の鉄ヲタ」●
「受丸!綾小路紫苑は危険だ!逃げろ!!!」
攻吉の悲痛な叫び声が受話器から聞こえる。
「チィィィ!もう1歩の所で邪魔をしゃがって、ファッキン
●第8話つづき●
イキナリ態度を豹変させ受丸に襲い掛かる権田原亀作之丞田吾吉!!
「ハァハァ・・・受丸たん・・・スグに気持ちよくさせてあげるよハァハァ」
受丸 貞操の危機!とっさにJR時刻表(全300ページ)の角で
権田原亀作之丞田吾吉の頭骨を直撃!
「裏切ったな!権田原亀作之丞田吾吉くん!僕の気持ちを裏切ったな!!」
なおも続く頭骨への時刻表攻撃!!
気が付けば辺りは血の海と化していた!!
(このままではネンショー行きは確実になってしまう・・・・・
いやだ!せめてもう1度攻吉に会いたい・・・会って・・・・
自分の気持ちを・・・・・涙?・・・・俺泣いてるのか?
何故泣いてるんだ?・・・・・)
途方に暮れるその時、受丸の耳に聞こえてきたものは!
●第8話つづき●
「運転手は君だ〜車掌はボクだ〜後の2人は電車のお客
シュポシュポシュポ♪」
綾小路紫苑邸の天使像の上に一人の少年が座って歌を歌っていた。
恐る恐る少年に歩み寄る受丸。もし犯行現場を見られたなら
コイツもあぼーんせねば!受丸のJR時刻表(全300ページ)を
握る手に思わず力がこもる。
「キハ系はいいね。キハは心を潤してくれる。
国鉄民営化はリリンの最大の功績だよ。そう思わないかい?受丸くん」
「ボ・・・ボクの名を・・・?キミは誰?」
「ボクはカホル、シ者(しもの)カホル。キミと同じ鉄オタ。
すなわち【鉄ちゃん】さ」
●第9話「謀殺の九十九里浜」●
「勝手に入ってくんじゃねえよ、このイカレポンチ!」
なまずを300匹肥溜めに突っ込んで発酵させたようなカホルの体臭に逆上
して受丸は手にしたJR時刻表を振り上げた。その瞬間ドアが蹴破られた。
そこには受丸に復讐するために、ハーフ番長にそそのかされ、サッカー部の
有志と共に攻吉を落としいれようとしていた油屋太に、先っぽだけ突っ込まれた
攻吉がいた。
「やめるんだ、受丸!これ以上罪を重ねるな!」
陵辱を受けていた攻吉は受丸の危機を感じ取り、急いでハーフ番長の
自宅に駆けつけたのだった。
●第9話つづき●
それもこれも、拉致監禁はしたものの、家の中では修羅と化す受丸の日に日に
酷くなる暴力に耐えかねたハーフ番長が、家庭での憂さを晴らすために
はりめぐらせた巧妙な罠だったのだ。
興奮状態の攻吉と受丸が合流し、番長の屋敷は油屋とカホル、番長の血で赤く
染まる!!
ファンファンファンファン・・・・。パトカーの音だ!
攻吉は原型をとどめていない赤く染まった時刻表をもって呆然と
立ちつくしている受丸の手を取った。
「ここにいちゃやばい。逝こうぜ、ピリオドの向こうへ!」
●第10話「トモロヲネバーダイ!・・・想いは不死鳥のように・・・」●
執事のサミーの迅速な処置で一命を取り留めた紫苑は、体力回復のための
にんにく注射を打ちながら吠えた。
「サーノバビッチ!!ファッキンジャップくらいわかれよ、バカヤロウ!!」
緊急事態警報の発令で、紫苑の邸宅は総司令本部へと様変わりした。
「こんなファッキンな国、丸ごと潰してやる!サミー、アレを準備しろ」
サミーは紫苑の命令に思わず耳を疑った。紫苑は各国の最先端の研究者が
開発し、その威力は使いようによっては核兵器にも勝るといわれ、封印された
あの巨大ロボを使うつもりなのか・・・!?
「ボニー&クライド気取りの小鳥ちゃんたちを地獄へたたき落とせ、デストローイ!」
アガリスク茸とプロポリスをわっしわっしと口にほおりこみ、噛みつぶしながら
紫苑の声はマイクを通じて全館に響いた。
受丸から受けた傷も、すっかり回復した油屋もカホルもパイロットとして
前々から訓練されてきたのだ。
・・・新たな戦いが始まろうとしていた。
45 :
風と木の名無しさん:02/03/29 23:29 ID:48BmrTg2
このスレ面白すぎage
46 :
:02/03/29 23:30 ID:8LNcN9Sc
47 :
風と木の名無しさん:02/03/29 23:43 ID:fo/K1H78
第10話のタイトル爆笑!アハハハハ、トモロヲー!
シ者(しもの)カホルの設定
●主人公と同じ鉄オタのフィフスチルドレン(年齢不詳)
◎性格 ポジティヴ(うすっぺら)
◎趣味 洋楽(R&Bラップ系)(うすっぺら)
◎アビリティ 紳士的ふるまい(うすっぺら)
◎座右の銘 一期一会
◎くちぐせ キハはいいね
YOH!YOH!チェキェラッチョ
君に会えて嬉しかったよ
好きってことさ ハァハァ
カホル豆知識 カホルの出生には秘密がある.....らしい
49 :
風と木の名無しさん:02/03/30 02:54 ID:7dgSNhdJ
っていうか、あれだな。
ち○んだな。
50 :
風と木の名無しさん:02/03/31 01:53 ID:GZeUWzEi
おもしろいのであげとく。
51 :
風と木の名無しさん:02/03/31 14:43 ID:Hj3NoyMf
●第12話「魔性の香り、破滅への道」●
ピリオドの向こう側にたどり着いた攻吉と受丸。
「おい、大丈夫か?受丸」
うつろな目をした受丸に攻丸が問いかける。
「キハ・・キハ・・キハ・・」
「おい!しっかりしろ!!」
受丸は、至近距離でカホルの体臭にさらされていた為、ショック状態になってしまったのだ!!
「キハ・・キハハ・・」
「オレになにができるんだ?」
受丸を抱きしめ、途方にくれる攻丸。そんなところに男はあらわれた。
●第12話つづき
「しゅっぱつ、しんこ〜」
ミニSLにのったしゃっしょーさんだった。
「来るなっ、近寄るんじゃないっ」
受丸を守るために、攻吉がミニSLの前に飛び出す!
それはもう、101回目のきんぱっつあんのようにっ!
そして、ミニSLは去っていった。
攻吉に車輪の跡と、薬箱を残して……。
54 :
1:02/03/31 22:38 ID:vkgbw4RE
いや、
生徒会がなぜか権力を握っている
とか
日本なのに全寮制
みたいなのを想像してたんだけどなw
別にいいけど。
●第13話「あいのくすり」
攻丸は薬箱をあけた。中に入っているのは寮の申し込み用紙と、
そして粉薬とコップと水、そしてぬるぬるの塗り薬だった。
とりあえず粉薬を溶かし、自分の口に含み、そして
続く
面白い、面白いよこのスレ!
57 :
53:02/04/01 00:25 ID:l4nlup36
1さん、すいません(汗)
ん、では。13話を崩さぬように、展開してみるッス。
●第14話「猫の着ぐるみ3段重ね」●
そこは大きな窓が庭に向かって開かれた広間だった。
なかでは、紫苑がけたけたと笑っていた。
「よーく、やったねえ、しゃっしょーさん。これで、彼らはくついてくるっしょー」
紫苑の後ろでパイロット訓練の一環なのか、油屋太がぶら下がり健康機に
ぶら下がっていた。
「しゅっぱつ、しんこ〜」
「何を言ってるんだい。彼らは、このボークを踏み越えていったんだよ?
そんな簡単に許すものかいっ」
「しゅっ……」
「うるさいっ。だまれっ」
力一杯紫苑に蹴られて、しゃっしょーさんはミニSLから振り落とされて、
はかない人生を終えた。
「サミーっ。『地獄の寮生活、血を見たくなきゃ、ケツだしな』作戦の寮を
早く建てるんだっ。申し込み手続き用の掘っ建て小屋も忘れるなっ」
カホルがNゲージの塗装用のスプレーでラリッている。
「そうだっ、あの二人はどうしてるんだ。もう手続き行ってるとしたら厄介だ。
全館、出刃亀カメラ、電源オン! 受丸と攻吉を探せ!」
そして、出刃亀カメラに写っていたのは受丸を抱きしめる攻吉の姿!
「サ、サノバビッチ―――っ(絶叫)」
紫苑はそう叫んだまま、気を失ってしまった。
1さん、こんな感じでつなげてみましたが……。だめですか??(汗)
>>1 学園コメディー(ラヴありエロありメカありパクリネタあり)
でいいじゃん 別に
●第15話「新世紀のモノローグ〜少年よシンパになれ〜」●
攻吉が口に含んだのは消毒脱臭剤だった。攻吉は口に含んだ消毒脱臭液を
野武士よろしくワイルドに受丸に吹きかけた!
「淋しいじゃねえか・・・さっさと目を覚ませよ、バカ」
受丸の目がうっすらと開く。車掌さんが置いていった効き目は素晴らしく、
辺りにまだ漂っていたカホルの体臭が一瞬にして消えてしまった。
「受丸!?」攻吉が呼びかけると受丸は、
「バカっていうやつがバカなんだよ!」
受丸の掌底が攻吉の顎にクリーンヒットだ!
地面にずさりと倒れた攻吉の手に握られた申込用紙に受丸が気がついた。
「ウガンダ共和国立シャカリキ学園日本校入寮申込書・・・?」
2枚ある。受丸は思った。
(治外法権だから日本の警察は入ってこねえよな・・・。
ほとぼりが冷めるまでここに潜り込むのも悪くないな)
受丸は気絶した攻吉を引きずり、はんこをとるために家に帰っていった。
続く
●第15話続き●
その頃油屋は自分が乗り込むはずの初号機が置かれてある地下室にいた。
メンテナンスを終え、あとは出撃命令を待つばかりのその巨体を見上げ、
頭を抱えていた。
「こんなの・・・こんなのガンダムじゃねぇっっっ!!庵野監督、押井監督、
ごめんなさい・・・。俺、こんなのに乗りたくねえよお」
号泣しながら油屋が見上げていたのは、初号機という札をぶら下げた巨神兵だった。
「宮崎ハヤオなんて大っ嫌いだーーーー!!でも巨神兵は好き(はあと」
一方カホルは隣の空いたベッドを見つめながら一人物思いに耽っていた。
まだ早朝だが、そこにいるはずの油屋がいないのは筆おろしを焦った油屋に
バックを奪われそうになり、体臭レベルを対童貞用マックスにして撃退した
からだ。まだその戦いの後が辺りに漂っていて、自然カホルの目は潤んだ。
(それにしてもmcATってかっこいいよなあ・・・俺も早く明夫みたいな
ヒップホッパーになりたい・・・)
窓の外を見ながらカホルはつぶやいた。
「ボンバヘッ!!ヘイ、メ〜ン、ボンバヘッ!!」
なかなかセクースしないなあ(w
>>61 ごめんよ、なんかもうセクースどころの騒ぎじゃなくなってきたよ・・・
正直、スレタイに魅力を感じなくて今まで見ていなかった。
こんなに面白いスレだったとは…!
●第16話「おいでませ!下っぱハウス!!」●
攻吉をひきずり家に帰った受丸は、玄関に攻吉を放置し、はんこを探した。
「くそばばあ!!しゃちはたのはんこ、どこにやりやがった!」
家中をあら捜しするもみつからず、受丸はいつもどおり物にあたった。
タンスをけり、(勝者タンス。敗者受丸。負傷右足踝)
イスをけり、 (勝者イス。敗者受丸。負傷左足小指)
テーブルをけり、(勝者テーブル。敗者受丸。負傷右足アキレス腱)
ミニSLに乗ったしゃっしょーさんをけり、(勝者受丸。敗者行き先不明)
ようやく落ち着いたころ、後ろにたってる攻吉に気がついた。
「ここ受丸んち?うちの人は?」
受丸は驚いて声がでなかった。ひきずってきたせいだろうか、
攻吉の後頭部の毛が薄くなったような気がする・・。
「受丸?」
「バ、ババアたちなら、富士樹海探索ツアーにいってていない」
なんて斬新な髪型なんだ・・受丸は攻吉の後頭部に目が釘付けになった。
そのため、受丸は攻吉の目が怪しく光るのに気がつかずにいた・・。
●第17話「Air? らら? まごころを らら?君に?らら? 」●
怪しく光る攻吉の瞳に思わず恐怖する受丸。
ふと、攻吉の下半身に目をやるとオギンオギンにテントを
張っているではないか!
『や・・・やばい・・・・このままでは犯られる!!!!
明日の朝ポラギノールのお世話になるのはまっぴらゴメンだ!!』
「う・・・受丸・・・俺・・・オマエのこと、ずっとずっとハァハァ!」
信じられない力で床に押し倒される受丸。
オギオギンの下半身を擦り付けて来る攻吉は、まるで獣のようだ!
「いやだぁぁぁぁぁ!誰か!誰か助けて!!!」
受丸の悲痛な叫び声が室内に響く。しかし、この家には
受丸と攻吉の2人しか居ない。誰も助けには来ないのだ。
その時、『とらうまジュピター』 から
神秘の巨大ロボットが受丸邸(下っぱハウス)に
向かって猛スピードで飛行していた。
受丸の祖父が趣味で作った受丸専用ロボ
「らーぜっぽん」だ!!!!!
●第18話「さらば故郷!愛は忘却の彼方」●
らーぜっぽんらーぜっぽん、
攻吉に抱きすくめられ逃げ手をふさがれた受丸は迷っていた。手元の花瓶を
使えば確実にこいつを殺レル!しかしブツの大きさといい、今までの働きといい
鈍器で撲殺するには惜しい人材な気もする。らーぜっぽん、らーぜっぽん。
そんな受丸の耳に聞き慣れた機械音が聞こえ、次の瞬間天井からおじいちゃんの
ロボット、らーぜっぽんが粉塵をあげながら落ちてきた。
ここで説明しておくが、らーぜっぽんは、どんな静物と戦っても負けてしまう
受丸を不憫に思った受丸の祖父が、彼に勝利の味を教えてやろうと作った
ヘタレロボットだった!
「じじいっ!!俺が今必要なのはこんなロボじゃねえんだよっ!!」
家族への怒りのあまり、受丸は攻吉を一本背負いで投げ飛ばした。
続く
●第18話続き●
が、らーぜっぽんは別に受丸が勘違いしたように、彼の貞操を守りにきた
わけではなかった。
やりすぎたかな、と反省しつつ攻吉の瞳孔の開き具合と脈の強さを確認していた
受丸に、らーぜっぽんはシャチハタのはんこを渡した。
「おじいちゃん・・・」受丸の脳裏におじいちゃんと過ごした楽しい日々が蘇る。
「っつーか、それならもっと早く此奴をよこさんかーっ!!」
受丸の頭突きに、わざとらしいくらい簡単にぽてっとらーぜっぽんは倒れ、
「コーサン、コーサン」とうめいている。
受丸はなんとか生きていた攻吉とはんこを手に、入寮申込書に書いてある
地図を頼りに旅立った。
●第19話「始まりはいつもホモ」●
地図を頼りに「ウガンダ共和国立シャカリキ学園日本校」を目指す受丸と攻吉。
「もうすぐだな」
目の前には、「申し込み手続き用掘っ立て小屋」とペンキで描かれた
ヘッポコな犬小屋があった。
「あれか・・・」
犬小屋から体半分だして一人笑っている親父。
そこに生徒らしき人物が現れ、一人猛烈に笑っている親父に入寮申し込みを
渡し、江戸城のような建て物に入っていった。
「俺たちも行くか!」
犬小屋に向かい二人は歩きだした・
●第20話「嘘つきハニービー 蜜蜂は二度死ぬ」●
受丸は久しぶりの学校に気後れしているのが、攻吉の袖をつまみ、不思議
そうにきょろきょろと校内を見回している。
ちょうどクラブ勧誘の人間で校内は溢れ帰り、活気に満ちている。
受丸は恥ずかしそうに小声で攻吉に打ち明けた。
「俺・・・、チャパティ部に入りたい・・・」
攻吉は受丸の声がよく聞こえるように立ち止まった。
「チャパティ部に入って、チャパティを焼きたいんだ・・・。もちろんインド製の
釜で。それでゆくゆくはインド料理屋をだして、チャパティを実演販売
したいんだ」
攻吉は受丸のお願いを快諾した。
「わかったよ。俺達はこれからチャパティ部だ!」
頼もしい攻吉の言葉だ。受丸は勇気づけられた。
「攻吉、いつか二人でビッグマネーつかもう!」
蜜蜂飛び交う学校初日、二人はこれまでになく幸福だった。
●第20話続き●
「あ、そういえば、攻吉、この書類」
受丸のはんこを押した紙をポケットから取り出した。
久しぶりの人混みに導かれてふらふらと校内に入ってしまったが、
まだ入寮届けを出していなかったのだ!
「これはチャパティ部がどうのこうの言っている場合じゃないな、引き返すぞ」
名残惜しそうにチャパティ部を探す受丸を引きずって、攻吉は不気味な
笑い声の聞こえる犬小屋へ引き返していった。
71 :
風と木の名無しさん:02/04/01 19:59 ID:5EuRAiZs
健気な>1タンのためにありがちな人物設定をば・・・
雅 (26歳 シャカリキ学園日本校の美術・音楽・日本語教師)
◎性格 超マイペースなナルシストなため、関西ローカルで北●誠や井筒監督に陰口を
たたかれるが、実は後輩や先輩芸人には好かれているナイスガイ。
◎アビリティ 元新宿ナンバーワンホスト。
◎趣味 日本に数台しかないフェラーリでのドライブ(行き先は決めてない)
◎座右の銘 ナンバーワンよりオンリーワンだよ♪
◎くちぐせ 君のためにピアノを弾こう
解散ではなく終幕です
君は薔薇より美しい
日本は今の僕には小さすぎるフィールドだね
イモッ!
●第21話「秋爛漫!となりはナニをする人ぞ?!」●
二人は入寮手続きの為、しぶしぶ犬小屋親父のもとに戻った。
あいかわらず親父は犬小屋から体を半分だし、笑っている。
「あのう、すみません。入寮申し込みしたいですが」
おそるおそる親父に声をかける攻吉。
「あはははがは!!プリティワンにハンサムワンだね!あははは!君たちホモかい!」
笑いながら親父は温かく出迎えてくれた。
「俺達ホモです!」
さわやかに笑う攻吉に親父は笑いながら言う。
「あははは!!若さ!!あは!いいね!!あははは!」
受丸はこの親父気味わりーな、と思いつつも親父と気が合ったらしい攻吉に言えず、黙っていた。
「あははははは!入寮申込書あは!はんこ押してきた?あはは」
ふたりは親父にはんこを押した申込書を差し出した。
受丸はしゃちはたのはんこ。攻吉は自作であるらしい芋ばんのはんこだった。
「あははは!ナイスワン!あはは!寮の方には連絡しとくから、あはは!」
(このおやじ・・気味わりーけど仕事はまともだ・・)
受丸がそう思ったのもつかの間、親父は申込書を差し出した受丸の手をぺろりとなめ、
笑いながら二人にぼこられる羽目になった。
●第21話続き●
ぼこられた親父はそれでもまだ笑い続けていた。
「あはははっは!寮の天守閣にはあははは!伝説の受様と攻様があははは!
いるんだ!あははは!気持ちいいから!もっとけってえ!あっはは」
親父がマゾだと知った二人は親父を放置プレイにし、歩き出した。
●第22話「恋の呪文はファイナルアンサー?」●
「折角だから中庭とか散歩していこうぜ」
屈託のない攻吉の微笑みに受丸の心が和らぐ。
(ああ....こんな穏やかな日々は何ヶ月ぶりだろう....
思えば俺の高校生活は真っ暗だった....
入学してまもなく、クラス一のブス山さんにいちゃモンをつけられ、
ようやくヒッキー生活から脱出したかと思ったら、
クラス一の恥豚ヤローにイチャモンをつけられ保護観処分
......トドメにナルシストバカにゴカーンされそうになるし....
まぁイイさ!これからは
嬉し恥ずかし高校生活をエンジョイするんだ!!!!
そう、攻吉と2人で....ポッ)
何時の間にか自分の傍に居てくれる攻吉に淡い恋心を
抱くようになった受丸。
●第22話 つづき●
中庭には校長の銅像らしきものがある。
しかし、良く見てみると全身緑色に塗りたくられた”荒井注”だ!
お約束のようにドリフのメンバーにデッキブラシで
ゴシゴシ擦られていた。
ぷ〜ん
『な!なんだ?この鼻をつんざくような酢酸アンモニア臭は?』
確かにかぎ覚えのある「その」異臭に一瞬イヤな予感が....
「あ〜なた〜のゆ〜めを〜、あ〜きら〜めな〜いで〜
あ〜つくいき〜るひとみ〜がすきだわ〜♪」
お・・・・おかむらたかこだ!
声の聞こえる方に視線を向ける受丸と攻吉。
全身緑色に塗りたくられた荒井注の上に座っている少年に
視線が釘付けになる!そう!声の主は シ者カホルであった!
●第23話「空から堕ちてきた僕の天使」●
『なっ、なんでお前がここにいるんだ―!』
同時に叫ぶ攻吉&受丸。
「なんで、だなんて心外だな…今日からボクもクラスメートさ」
まったく答えになっていない答えを返すカホル。
「キミ達もはやく天守閣に登ったほうがいい…あそこには『永遠』がある…」
しかしその言葉は当たり前のように当たり前のセリフをハモッたくせに
照れくさそうに見詰め合っている攻吉と受丸の耳には届いていなかった…
その頃、天守閣では…
「ひゃんっ…せ、攻様…あぅ…も、もうボク…」
●第24話「シャカリキ学園でつかまえて 恋の剃髪S.O.S!」
二人の間を一陣の春風が吹き抜けた。受丸は風になびく攻吉の髪を目にし、
頬を染めて目をそらす。
「攻吉・・・ヘアスタイルが・・・アバンギャルト・・・」
攻吉は手を頭にやり、気持ちよく笑った。
「いやあ、受丸があんなに力持ちさんだなんて思わなかったよ!
アスファルトにすりつけられて、いい具合に刈り上げられてるね!
でも俺はむしろ受丸に感謝してるんだ。生まれて始めて髪型で冒険できた
気がするよ!」
受丸は頬を赤らめたままポケットからおじいちゃんにもらったバリカンを取り出した。
「・・・入学式にも出席しなきゃいけないし、僕がそってあげるよ」
攻吉がベンチに座ったら、もうそこは青空理髪店!ちょっとソフトな剃毛
プレイだ!
●第24話続き●
時は少しさかのぼり、紫苑邸のパイロット控え室。
ターゲットの二人が無事にシャカリキ学園日本校に到着したため、出撃中止になった
油屋は落ち込んでいた。カホルはそんな油屋を横目に見ながら、紫苑の
新たな出向命令に従うための準備をしていた。
「まあ、そんなに落ち込むなよ、キハ系だけが鉄道じゃないように、
ロボだけが人生じゃないさ」
「君は行くんだな、カホル」
油屋がカホルを見上げ、二人の視線が交差する。すがりつくようなその目に
耐えきれずカホルは目をそらせた。
「どちらにしろ君は解放された。もっと喜べよ」
「君は・・・今の自分に満足しているのか?あんな素性もわからない異邦人の
命ずるがままで」
カホルは微笑んだ。
「心配してくれてるんだね。・・・君に会えて嬉しかったよ」
カホルは振り返らずに部屋から出ていった。
「
●第24話後編「ボーイズラブ的シャカリキ学園への道」●
去っていくカホルを何もできずに見送った油屋。すぐにでも追いかけて
いきたかったが、鏡に映った自分を見てはたと動きを止めた。生白い肥満体。
こんな容姿ではカホルとは釣り合いがとれない!
油屋は昨日かきもちを食らいながら見た電○少年を思いだした。この毒された
情報社会から抜け出し、食うや食わずで青空のもとで働けば、自然と不屈の
精神と精悍な体つき、褐色の肌を手に入れることができる!
幸い、シャカリキ学園は飛弾山中の人里離れた山奥にある。
「そうだ・・・地面の穴ぼこを埋めながら歩いていこう!・・・」
辿り着けばカホルがいるとは限らないし、自分を受け入れてくれるかどうかも
わからない。これまでだって何度も夜這いをかけてきたが、その度に拒絶
されてきたのだ。
「でもいいんだ・・・庵野監督、これまでありがとう。俺は、旅立ちます」
予定調和のエロ同人誌なんてもうたくさんだ!油屋はシャカリキ学園へ向け、
スコップ一本をかついで旅だった。
●第25話「恋せよ少年(ホモ)ラブアタック95」●
スコップをもった油屋がの白い肌が、日によってじりじり焦がされて
いるころ・・。
「すてき・・・」
受丸は、あまりにもさっぱりした攻吉のヘアスタイルに改めて惚れ直していた。
しばし、見つめあう二人。
「・・寮に行こう。もう我慢できない」
今までも大して我慢してなかった攻吉の言葉に、受丸は素直にうなずいた。
ピンク色の秋風が手をつないだ二人を包む。鳥がさえずり、犬がほえ、二人を祝福してくれて
いるようだ。攻吉は犬に鳥に剃られた頭部をつつかれ、犬に足をかまれても微笑んでいた。
●第25話続き●
目の前には江戸城に似た、シャカっ子専用寮がそびえたっていた。
天守閣の屋根には、金でできた少年の裸像左右に二体。紫の瓦。金色の壁面。
そこにアートがあった。
二人は心浮かれて躍りださんばかり寮の中に消えたいった。
そこになにが待ち受けているか何も知らずに・・・。
「サーノバビッチ!!見たまえ!!!馬鹿がまんまと罠にはまったよ!!」
高笑いをする紫苑の横で、サミーはうなずいた。
「ファッキンジャップめ!この僕を馬鹿にしたむくいをうけてみろ!!」
この日『地獄の寮生活、血をみたくなきゃケツだしな』作戦がようやく、本格的に
動き出したのだった。
●第26話「炸裂の教育的指導!愛の教えはマンツーマン」●
ピッピー!鼓膜を鋭く切り裂くのは、ウガンダ共和国特産のホイッスルの音だ!
「君!そんなところで大声出して何をしているんだ!」
サミーは人の気配を察知し、すぐさま身を隠したが紫苑だけは取り残された。
そこにやってきたのは寮の監査人も兼ねている、日本語教師の雅だった。
突然のことに動けないでいる紫苑の金髪碧眼のビジュアルに目を留め、
雅は懐かしそうだ。
「君もバンドメンか?」
紫苑は首を横に振って否定するが、そんなことはきいちゃいない!
「俺も昔はちょっとしたシンガーだったんだが、腐った音楽業界に嫌気が
さして辞表たたきつけて飛び出したのさ!!名前は?SHION?
ああ、何か俺の仲間にも昔そういう奴がいたな・・・アイドルに手を出して、
孕ましちまった白豚がな!!あいつのせいでっ、あいつのせいでっ!!」
感情が高ぶってくるにつれ、彼の踏むステップとホイッスルの音は激しくなる。
紫苑は生まれて始めて自分と同じくらいテンションの高い人間に出逢い、
恐怖におののいていた。
続く
●第26話続き●
「俺がヨシキから受け継ぎ、血の滲む想いで育ててきた耽美と破壊と暗黒の
美学を、あの白豚一匹が台無しにしちまったんだよ!YO!YO!お前に
俺の悲しみがわかるか!?俺達、何もかもこれからだったんだぜ?何も始まって
なかったんだ!」
雅のつぶらな瞳から大粒の涙がぼろぼろとこぼれてくる。
雅のホイッスルからもの悲しいブルースが流れてきた。だいぶ気持ちが落ち着いて
きたようだ。紫苑がほっとして立ち去ろうとすると、すぐさまピッという
鋭い音と雅の放ったストレートジャブが彼の歩を止めた。
「よし決めた!今日はお前の前でピアノを弾こう!」
意外にも力強い雅に引きずられながら、紫苑はため息と共につぶやいた。
「インド人、無茶ぁしよるでぇ〜・・・」
雅って、マサって読むの?それともミヤビ?
みんなどんどん続きプリーズ!
89 :
風と木の名無しさん:02/04/02 21:22 ID:uC4wbGk6
>>88 雅<みやび>です。
注釈必要だったね、スマソ
801書きバージンをこのスレに捧げました(ドキドキ・・・
●第27話「♪私は恋するシャンソン人形♪」●
サミーは物陰に隠れ、頬に流れる涙をそっと抑えながら、手枷足枷をされた
紫苑を見守っていた。
「ガデム!!人権侵害だ、俺を解放しろ、イエローモンキー!」
気炎を吐いて鎖をがちゃがちゃさせる紫苑だが、雅はマイペースに自作の曲を
ハミングしながら地下室の鍵をしめ、グランドピアノの蓋を開けた。
「君の奏でるメロディはまるで小鳥の囀りのように甘美だ・・・。」
じゃらん♪雅の指が鍵盤をなでる。
「君にインスパイアされて曲ができたぞ、きいてくれ」
サミーは地下室を後にした。完璧な防音設備が施されてあるはずなのに、
かすかに、だが壮絶な戦いの音が聞こえる・・・。
「♪ジューリア〜 ジューリア〜♪ ボァ〜〜〜〜!!」
「ファーック!!シーット!!ファザー、ファッカー!!」
サミ-は涙を飲んで、カホルの助けをかりにいった。
寮の名前はどうします?このまま無しでいきますか?
寮の名前→ムネオハウス(藁
>94
一票!
ちょっと洋物っぽく(?)
ハウスムネヲはどうでしょう?
●第28話「油屋太的シャカリキ学園への道」●
「っておい!!舗装されてるじゃねえかよ!!」
シャカリキ学園に向かう道の穴ぼこでも埋めてダイエットを試みようと考えていた
油屋は、しょっぱなから、舗装された道路を見て、途方にくれた。
日本の道という道はたいてい舗装されている・・。盲点だった。
あきらめる・・・その言葉が油屋に脳裏に浮かんだ。
油屋の見上げる空には「YOH!YOH!チェキェラッチョ!」鼻歌を歌うカホルが見える・・。
「駄目だ!!逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!」
カホルのことを思うとやめるわけにはいかなかった。
(俺の目的は情報社会から抜け出し、青空のもと働き、自然と不屈の精神
と精悍な体つき、褐色の肌を手にいれること・・・。そして・・)
油屋は思い立った。
ならば、舗装することにこだわる必要はない!青空のもと働けばいいだけだ!
「舗装された道を掘り起こしながら進もう!!」
油屋はスコップ一本で、舗装された道を掘り起こし始めた。
「助けてほしいのかい?」
荒井注の上にいたカホルは、サミーに助けを乞われていた。
「どうしようかな・・ふふ・・」
98 :
風と木の名無しさん:02/04/03 21:54 ID:DgPpmBUU
良スレage
99 :
挿入歌:02/04/04 01:03 ID:qiUpgMwZ
■神秘ロボ!らーぜっぽん■ 主題歌
作詞:電波グルーヴとダークダックス
作曲:マジンガーZの主題歌のパクリ
歌 :ビーバップ少年少女合唱団
1.回転寿司の流れを止めて シャリだけ食べてる らーぜっぽん
店の親父につまみ出され リベンジ放火だ パイルダーオン!
おティンティン また間にはさんで女 全裸で鏡でドリーム心地
強いぞ 強いぞ らーぜっぽん!
2・レンジまわりの汚れがひどいわ そんなあなたに らーぜっぽん
アメリカ生まれの新成分で しつこい汚れにパイルダーオン!
こげたお鍋はさすがに無理でしょ いえいえ奥さんご覧の通り ワォ!
一家に一本 らーぜっぽん!
第1話「恋とヒキーは春風に乗って」
第2話「大激突!オーパーツVS人造人間」
第3話「主要人物に愛の手を…」
第3話後編「あなたのお名前何て〜の?」
第4話「恋と冒険は春風のように」
第4話後編「サマ〜ズ三村…?そんな君が愛しい」
第5話「薔薇の吐息は悪魔の陰謀」
第6話「引き裂かれた絆 罠は甘く、そして切なく」
第7話「迫り来る開花前線!!黒い陰謀は桜のかほり」
第7話後編「恋の直通電話 以心伝心テレフォンマジック!」
第8話「最後の鉄ヲタ」
第9話「謀殺の九十九里浜」
第10話「トモロヲネバーダイ!・・・想いは不死鳥のように・・・」
101 :
つづき:02/04/04 01:18 ID:9ow+0soP
*第11話は事情によりお蔵入りとなりました(w
第12話「魔性の香り、破滅への道」
第13話「あいのくすり」
第14話「猫の着ぐるみ3段重ね」
第15話「新世紀のモノローグ〜少年よシンパになれ〜」
第16話「おいでませ!下っぱハウス!!」
第17話「Air? らら? まごころを らら?君に?らら? 」
第18話「さらば故郷!愛は忘却の彼方」
第19話「始まりはいつもホモ」
第20話「嘘つきハニービー 蜜蜂は二度死ぬ」
102 :
つづき:02/04/04 01:22 ID:9ow+0soP
第21話「秋爛漫!となりはナニをする人ぞ?!」
第22話「恋の呪文はファイナルアンサー?」
第23話「空から堕ちてきた僕の天使」
第24話「シャカリキ学園でつかまえて 恋の剃髪S.O.S!」
第25話「恋せよ少年(ホモ)ラブアタック95」
第26話「炸裂の教育的指導!愛の教えはマンツーマン」
第27話「♪私は恋するシャンソン人形♪」
第28話「油屋太的シャカリキ学園への道」
●第29話「絢爛豪華ハウスムネヲ!」●
寮に入った二人は、いきなり上級生らしき、男たちに囲まれた。
「ようこそ!ハウスムネヲへ!君たちを待ってたよ」
にやりと笑う上級生たち。不安になった受丸は攻吉の手をぎゅっと握った。
「かわいいねえ…」
ヒューヒューとはやしたてるほかの先輩たち。
なんてこった!こんなに受丸が可愛かったら、いつ襲われてもおかしくない!
攻吉はあせった。
「ここはね、自分の体と才覚しだいで、年齢に関係なくトップになれるんだ。
最初はみんな、一階の雑魚部屋にいれられるんだけど、才能のあるやつは、
上の階に上がっていく。2階は6人部屋、3階は4人部屋、4階は2人部屋、
5階は個人部屋。ってかんじでね・・。トップは一番上、天守閣にいる。
君たちはどこまで、上がれるかな・・・」
先輩たちは、二人を雑魚部屋に投げ入れ、高笑いを残し、消えていった・・。
●第30話「ラッセーラ!! ハウスムネヲでつかまえて ラッセーラ!!」●
受丸は薄暗い部屋で身体を起こして周りを見回した。しばらくすると目が
慣れて、いろいろな物が判別できるようになった。
「攻吉、ねえ、見てよ。すっげえ豪華だよ、この部屋」
投げ込まれていた衝撃で軽く気を失っていた攻吉の鼻をつまんで強制的に
呼吸を止め、無理矢理に覚醒させ受丸は囁いた。
「ロシヤだよ、ロシヤの利権はすごいよ・・・。ギョロ目の小男でも頑張ればこういう
立派な家が建てられるんだ」
そう、ハウスムネヲとは、かつて隆盛を極めた政治家、「北海のコロボックル」の異名を
持つベル木ムネヲが、生まれて始めて本土に構えた別荘だったのだ!!
攻吉もその成り上がりの悪趣味っぷりに簡単していた。
「受丸・・・おそらく、建設費の半分は国の税金だぜ・・・。今更ながら、すごい
男だったな、ムネヲ・・・」
立身出世を地でいきながらも、志半ばで敵の謀略に陥れられ、無念のうちに
政界を去った男の見果てぬ夢に、同じ男として二人は想いを馳せた。
二人はこれから自分たちの身に降りかかる出来事も知らずに、
しばしかつていた一人の政治家の想いと共に国を憂いていた・・・。
●第31話「遠ざかる影!サミー憂いの涙!」●
雅に捕まった紫苑の救助を必死に求めるサミーだったが、カホルはあいまいな笑みを
返すだけで、取り合わなかった。
「彼がぼくに直接命令したならともかく、そうじゃないなら、関係ないよ」
サミーはなおくいさがったが、駄目だった。
「天守閣へいってくるよ・・。これは彼の命令だからね。でも、彼の考えとは
まったく違う方向に物事は進んでるのかもしれない・・。」
すがりつくサミーを酢酸アンモニアで撃退し、
「二酸化炭素を吐き出してえーついたー!あのこがこきゅうをしているよぉついたー!」
カホルはたまの物真似をしながら、天守閣へ向かった。
ハウスムネヲの雑魚部屋では、受丸と攻吉が絶対絶命の危機に陥っていた。
部屋の壁に置かれたオブジェ、ダンシングムネヲの後ろからわらわらと野郎
どもがでてきたのだ。皆某世紀末兄弟喧嘩漫画にでてくる悪役さながらの、
パンクなマッチョ達である。
ヤラレル・・・二人は恐怖におののいた。
あげ。
107 :
風と木の名無しさん:02/04/06 11:55 ID:LucC+ptw
本編も面白いんですが、
>>99の歌がツボに入って笑い死にしそうです…。
108 :
風と木の名無しさん:02/04/06 11:58 ID:hkk91aHY
109 :
風と木の名無しさん:02/04/07 19:46 ID:uimtHifc
寮の友達とか(できるのか?)先生とかの設定はないんですか?
続きまだかにゃー・・・。
つーか、最終回の落ちつけってどーすんの?
最終回があるかどうかも謎だが・・・。
この物語は一段落したら戦国時代モノになります。
>111 なんか、ミラージュを彷彿させるんだけど・・・。
>112 私は戦国自衛隊をおもいだしたよ・・・。
111さんが三戦板の人かと思ったんだけど、ちがうか?
114 :
111:02/04/08 12:29 ID:VcpKpZo6
深い意図はなかったんですが・・・。
ちなみにコス板住人です(w
いっそ原始時代モノになったらどうだろうか。
雄たけび上げて、石槍でマンモスおっかけてるよーな攻めと受けって・・・。
しかも青姦になるじゃん!!!!!!!!!
これって、”ありがち”なのか!?
石のお金を持ち上げられず、困っている受けのところへ、
攻めが、「てつだってやるよ」と軽々石のお金を持ち上げてくれる
・・・・こんな感じ?一応ありがちの路線だけど。
ペット(オニャ?)の名前は土手チンっすか?
ありがち。
●第32話「緑の光!遠ざかる学園!」
雑魚部屋で、パンクなマッチョに囲まれた受丸と攻吉。
受丸の中で、今までの散々な体験がプレイバックした。
ヒッキー、保護観察処分、ヒッキー、穂も帆も帆も……。
悲惨な過去。
トラウマの数々…。
[WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!」
突然奇声を発した受丸に攻丸は驚いた。
まわりにいた、マッチョたちは次ぎ次ぎと倒れ、ダンシングムネヲの目が
怪しく光った。
「受丸!」
空中ににわかに出来たまばゆい緑色の渦。
二人とその他主要キャラたちは、緑色の渦にのみこまれてしまった。
受丸が目を覚ました時、そこに広大な大地が広がっていた。
「どこだ?ここ?」
「はじめ人間後ゴーゴーんごんごんごーまんもすだぁー」
歌っている攻丸の遙か前方にマンモスが見えた…
>「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!」
な、懐かしい!!最高です、119たん。
121 :
風と木の名無しさん:02/04/09 23:44 ID:umemnx1c
122 :
風と木の名無しさん:02/04/10 18:05 ID:arTly4Y1
●第33話「ちょっとまって フリントストーン」●
「攻丸・・・!」
受丸が見たマンモスは、攻丸の股間についていた。
絶句する受丸。
誘われているのか・・・?
思わず逃げようとする受丸。しかし、それ以前にここはドコダ?!
攻丸の股間にキョドっていると、はるかかなたの木の上で佇んでいるカホルをハッケソした。
「チェケリャッチョー!こ、ここここここは・・・ガタガタブルブル・・か、母さん?!」
123 :
風と木の名無しさん:02/04/15 01:09 ID:UHAQRaJd
age
124 :
風と木の名無しさん:02/04/20 17:50 ID:3htMcGh0
あげ
125 :
風と木の名無しさん:02/04/22 15:53 ID:yE1S04cW
しばらく見ない間に、凄い事に…。
しかし
>>1の意図には反しているが、多分801板で
一番笑えるスレだな…。と、いうわけで、あげ。
126 :
風と木の名無しさん:02/04/22 17:07 ID:5vQPB1wW
イイ……イイヨこれ。
ビバサイコー!
127 :
風と木の名無しさん:02/04/25 00:04 ID:X4L42Ocl
●第34話「にぎりめしもあるぞ天国」●
キョドりはほっとくとして、
攻丸の勇ましい自身はすでに熱をもちはじめ、解放を望んでいた。
(ど!どうしよう…コレガ…ボクノナカニ……?)
はじめてが屋外なんて、階段のぼりすぎだよう!うにゅう…
と、とまどう受丸を強引にその腕におさめる攻丸。
「受丸……ハァハァ(;´Д`)ハァハァ」
「だ、だめだよ!かみさまが……みてるッ……」
128 :
風と木の名無しさん:02/04/26 00:16 ID:AXEsCDl4
ついにスェクース?!あげ
129 :
風と木の名無しさん:02/04/26 01:03 ID:Ul+zTxGt
●題35話「紫苑は2度死ぬ」●
攻吉の手が受丸の股間に触れようとした、その瞬間
「ファッキンメ〜〜ン!そうはイカのふんどし」
どこからともなく聞こえてくるクセの有る言い回し
「この声はっ!」そう言って攻吉が振り返ると
体中に引きちぎられた鎖を纏った紫苑が立っていた
「受丸の、お初は渡さないよセボ〜ン」
紫苑は剥ぐように攻吉から受丸を奪った
「受丸…さっきまで僕は変態教師に拘束されていた
やっとの思いで鎖を千切り逃げてきた所に偶然…君がいた。
これは運命だ」
そんな紫苑の言葉を呆然と聴いている受丸
額と股間に血管が浮き出た攻吉
なおも、淡々と語り続ける紫苑
そんな3人の様子を木の上から見ている人物
「せっかくサミーに呼ばれて来たのに、紫苑たら自分で
鎖から逃げ出してるんだもの…。僕の出番は無いのかな?
でも、力持ちの紫苑って…素敵…」
…紫苑に甘い恋心を抱いてしまったカホルであった
あああ、以外な展開に!ワクワク!
131 :
風と木の名無しさん:02/04/27 00:14 ID:ijq9eJ15
●第36話「サンドベージュ〜アナーイズアーロホナイル〜」●
受丸は、叫んだ!
「あっちを見てもホモ!こっちを見てもホモ!ホモホモホモホモ!!
もう俺は限界だよっ!勃ってる奴らで勝手にやってろ!」
受丸は秘めていた激しい力で紫苑を勃起した攻吉の方へ突き飛ばし、
泣き叫びながら、その場から走り去ってしまった・・・。
「待つんだ、受丸ーー!そっちには・・・」もちろんそんな攻吉の忠告は、力一杯「北ウイング」を歌っている受丸の
耳には届かなかった。
「光る海を越えるわ〜少し不安よ!」
応援age
このスレ大好きだ・・・
●第37話「俺のパンダに触るなパンク!!」●
「待つんだー受丸ー!!」
攻吉の声がむなしく響く。紫苑は己の野望をまたもや攻吉に阻まれ怒りに
震えていた。
「またお前か、ファッキン!どホモはさっさとクソして寝ろよ、サーノバビッチ!」
「ホモって言うな!ホモっていうお前がホモなんだよ!」
攻吉は叫んでいるうちに、涙が流れてきた。
「やっと受丸と仲良くなれたと思ったらお前が誘拐して、それでもいい感じに
なってやっと一つになれると思ったら毎回毎回邪魔しやがって、この南蛮人!
カステラ持ってさっさと故郷に帰れよ!」
「シット!!黙れ、薄汚いジャップ!!お前こそナ井キ履いて祖ニー聞いて豊田に乗って
事故って志ね!」
おおっと、そんなこんなで不毛な罵り合いをしているうちに、紫苑の股間も
エキサイトしてきた!
その時二人の間を一陣の風が吹き抜けた。
135 :
風と木の名無しさん:02/05/01 01:52 ID:gz6qTkcS
●第37話続き●
二人の間を沈黙が覆う。
紫苑が何かにはっと気づき、顔を赤らめて目をそらした。
「お前、いい加減そのチンケなコックをしまえよ・・・」
「なっ、何がチンケだっ・・・」
言いかけて攻吉も紫苑の変化に気づいた。
「・・・お前も勃ってるぞ」
二人の間の空気が微妙に変わってきた。
その様子の一部始終を、草むらに隠れてのぞいている者がいた。
北ウイングを力の限り歌いながら禁断の森へと走り去ったはずの受丸だ!
受丸は突然姿を現したカホルに「面白いものが見られるから」とそそのかされて
戻ってきたのだ。
(二人とも俺を強姦しようとした犯罪者予備軍とはいえ、こうなってくると
面白くないな・・・)
小腹が空いたのでスイカンボを囓りながら二人の様子を観察し、受丸は策を練っていた・・・・。
●第37話続き●
カホルは心の中でそっと呟いていた。
(受吉くん・・・年少帰りの自分のことは棚にあげて・・・素敵だ)
こいつらみんなロクでもないやつばっか!(w
紫苑×攻丸か?
意外な展開になりそうだ
ああ、136間違いです。
受吉→受丸
ファッキンジャップで逝ってきます・・・
137違えました!
攻丸→攻吉
サミーにけられて逝って来ます・・・
ここまで来て突っ込むのもナンですが、
基本的に押井オタと庵野オタって言うのは相容れない存在なんで、
出来れば油屋ちんにはどっちかに絞って欲しいのココロ。
らーぜほんネタが入ってるのがポイント大
押井信者VS庵野信者VS出淵信者でドロドロにやおいキボーン
142 :
風と木の名無しさん:02/05/02 00:06 ID:uFRlqmi2
●第38話「ブロンズの肌に油が光るよピカリンコ」●
その頃油屋太はカホルを求めて、舗装された道路をホックリホックリホックリコと
掘り返していた。太陽光とガテンな作業の連続で、太の身体は
美味しそうな焼豚のごとく、ブロンズに輝いている。
そんな太の前に立ちはだかる影。ピチピチ超ミニスーツを身にまとった
毒虫噛子だった。
「道路をほじくり返して近隣住民の方々に迷惑をかけるなんて
このビショージョカメソポワトリーンが許しません。とわ〜」
突然の攻撃をスコップで受け止める太。
「僕とカホル君の仲を裂こうとしても無駄無駄無駄。僕とカホル君は
前世からの恋人なんだ。」
噛子は藁った。
「ホホホ、押井ヲタで庵野ヲタなんてアンビバレーンツな貴方をフィフスチルドレーンで
鉄っちゃんなカホルが受け入れると思って」
クリティカルヒーット!!!太はふっとんだ。
「あああああ〜僕はどっちのファンなんだ〜わからないよ、わからないよ
わからないよぉ〜誰か僕を助けてヘルプミー!!ホテルはリバーサイドォ
川沿いリバーサイドォー!!!」
ロールパソナのごとく、二律反転の心を抱えて逆切れした太は道路を
竜巻のような勢いでほっくり返し始め、どさくさにまぎれて噛子を
スコップで連打。そのまま遥か彼方のシャカリキ学園への道を掘り起し
ながら、駆け抜けていった。
油屋は原始時代に逝かなかったのか?
>143
一応
>>119で、主要キャラ(適当なくくり)は原始に飛ばされたことになってるけど。
油屋だったら、別にいいんじゃない(w
145 :
142:02/05/02 02:11 ID:uFRlqmi2
>144
忘れてました、スマソ。押井と庵野が相容れないというレスで
でアンビバレンツでロールパソナな油屋が頭に降臨してたもんで…
146 :
142:02/05/02 02:15 ID:uFRlqmi2
「レスでで」って何だよ〜?(;´Д`)
油屋の油で逝ってきます…
142さん逝かないでーー!!
全然いいじゃん。油屋って、こういうやつだよ!
いざとなれば、原始にとばせばいいしー。駄目かな(w
>>147 「いざとなれば」に藁多。
そして同じく142さん逝かないでー!
●第39話「努力は一日にしてならずなのぢゃ」●
場面は戻って紫苑と攻吉へと戻る。
二人の間の微妙な空気はじりじりと緊張感を含んでいった。
紫苑が間合いを詰めてくる。
「ファッキンジャップ。僕のピュアハートは受丸の物だが、まっ逆さまに落ちて
デザイアだ。とりあえず君のマーガレット(菊科)に僕のデザイアをファッキューさせろ。」
突然、攻吉を襲う紫苑。紫苑の攻撃にびっくりした攻吉は紫苑を
PPPK。いつの間にか出現していた大岩に紫苑をめり込ませた。
「ざまーみろ、鬼畜米○。日本男児を敵に廻して勝てると思うか!」
しかし、紫苑はゆらりと立ち上がった。一物は隆々と立ち誇ったままだ。
よく見ると大岩に穿たれた人型の股間部分が深く丸く窪んでいる。
岩はその穴から生じた亀裂で木っ端微塵に壊れた。
真っ青になる攻吉。高らかに笑う紫苑。
「僕のナニをそこらのコックと一緒にされても困るなアハーン。僕は毎日100tの
重石をナニにつけて持ち上げると言う訓練と鋼鉄の壁にナニでジャブをする
訓練をしているのさ。さぁ、僕の無敵のナニを受け入れたまえファッキンジャップ」
「そんなもん突っ込まれたら死んじまうがなボケー」
攻吉は叫んだ。
150 :
風と木の名無しさん:02/05/05 00:08 ID:ZDbzlDP/
絵描きさんに是非イラストをつけてほしいワ。
あげ。
151 :
149:02/05/05 00:10 ID:JaykAM8m
おっと、失礼マドモワゼル。一行目に消し忘れがあったよモナムール。
「場面は紫苑と攻吉へと戻る」と脳内変換してくれないか子猫ちゃん達
攻吉よ、このままやられてしまえ、ホトトギス
>149
ワカリマシタワ!!子猫ちゃんだなんて!アハーン!
153 :
風と木の名無しさん:02/05/05 02:09 ID:4mrrwFle
●第40話前編「薔薇の香りは君の香り、愛しい愛しいファッキンジャップ」●
あまりの恐怖に攻吉は逃げ出そうとする。が、紫苑の長い腕は攻吉の襟首を捕らえ、
そのまま地面に叩き落とされる。そして「痛い」と訴える間もなく
紫苑が攻吉に覆い被さった。
「痛くはしないさモナムール。僕はさっきから君に魅かれはじめている。」
そう言うと紫苑の手は攻吉の股間をダイレクトに弄りはじめた
「嘘付け!ヤりたいだけだろうが!!うあっ!やめれ〜」
悲痛な叫びと裏腹に、先走りでベトベトなイケナイ攻吉のティ○コだった。
紫苑は攻吉が感じているのを知ると、一気にズボンとパンツを足から引き抜いた。
「フフ〜ン、攻吉。君のコックは可愛いね。こんなので受丸が喜ぶと思ってたのかい?」
嘲るような笑みを浮かべ、攻吉のコックを弄ぶ紫苑。
「五月蝿い!お前のが規格外なの!外人と比べるんじゃない!」
…そうこうしている間に紫苑の、先走りで濡れた指は攻吉の尻穴へと伸びてゆく。
その一部始終を2個目のスイカンボにハマりながら見ている受丸。
また別のアングルから覗き見ながら、一人でハァハァしているカホル。
4人はどうなってしまうのか…。(40話後編に続く。)
>107
この歌詞 伊集院のラジオのコーナーの
まんまパクリだよ…(つよいロボ…)
もうちょっとひねれよ。>99
●第40話後編●
「んがくっく」
攻吉の先走りで濡れた紫苑のの指が攻吉の薔薇のつぼみに突っ込まれ
攻吉はサザエさんのように叫んだ。
「感じているのかいモーナミいけない子だ」
勝ち誇ったように耳元で囁く紫苑。攻吉はあせった。
「ま、待ってくれ。俺はじいさんの遺言である質問に答えられない相手に
バージンを捧げてはいけないことになってるんだ」
紫苑は一旦身体を引いた。
「オウ、グランパの遺言は大事にしないといけないね。言ってみたまえ。
天才の僕に答えられない事などないからねジャップ」
攻吉はゆっくりと紫苑と距離を離しながら福留口調で問題を出した。
「よし、問題!菊の英語での綴りは何?チッチッチッチッチッチ」
「ピンンポーン。菊の綴りはケーアイケーユー、キクだぁ〜」
「ブッブー残念。罰ゲーム行きだぁ」
二人の間に米国横断ウルトラクイーズの罰ゲームBGMが流れた。
「わからない…わからないよ攻吉…僕に君のバージンを
頂く権利は無いんだね」
3個目のスイカンボを食べながら、受けのくせに攻吉を
攻められないと知って落ち込む受丸。
「chrysanthemumだよ、紫苑…」
ハァハァしながら突っ込むカホル。
続く
スイカンボって野草だったんだ・・・知らなかった(恥)。
157 :
風と木の名無しさん:02/05/06 20:49 ID:mPJKlO7M
面白すぎて腹がよじれたよセニョールage
>156
スイカンボ、検索しました(w
私も知らなかった・・恥!
●第41話「悲しみのギャランドゥ〜新御三家よ永遠に〜」●
油屋は走った。大根畑を踏みつけ水を入れたばかりの新田を荒らし、
麦の秋を迎えた麦畑にミステリーサークルを突如作りながら、風になって
油屋は走り続けた。
そして油屋は時空を超えた!!
油屋の生臭い汗と余分な脂肪も時空の彼方へと消え去った!
今の油屋は坂●憲二も真っ青のナイスガイだが、そのことはまだ肩を上下させ
息を切らせている油屋は知らない。
気づけばそこには、スイカンボを食べ過ぎて下痢を起こして苦しんでいる
受丸、そそり立つ逸物を隠そうともせずに向かい合ってエキサイトしている
紫苑と攻吉、そしてそんな二人を見ながらハアハアしている愛しのカホル!!
がいたのだった!
160 :
風と木の名無しさん:02/05/06 22:20 ID:qCWCt+2H
ホモにゲリは・・・!へふっ、ブェフッ。げふ。あげ。
このスレウケルワー
と思ったらIDトイレだし・・・
ゴメソ、油屋×カホル無っ茶萌え…
163 :
風と木の名無しさん:02/05/07 04:03 ID:QTtHc3Db
age
●第42話「運命の再会〜セクシャルバイオレットNO1〜」●
喜びに打ち震えながら油屋はカホルへ駆け寄った。
「会いたかったよカホル君!やっぱり僕達は前世からの縁で結ばれて
いたんだね!」
しかし、カロリーオフな姿になった油屋にカホルは相手が誰なのか判らない。
「一体君は誰なんだい?ハァハァ」
油屋1234567890のダメージ。噛子の言葉が瀬戸内海の渦潮のように
駆け巡る。
『ホホホ、押井ヲタで庵野ヲタなんてアンビバレーンツな貴方をフィフスチルドレーンで
鉄っちゃんなカホルが受け入れると思ってオモッテオモッテオモッ…(エコー)』
「カ、カホル君…前世の記憶が戻っていないんだね。僕の愛で記憶を
取り戻してあげるよ!身体が一つになればきっと…」
ショックのあまり、前世系へと逃げて、カホルを襲う油屋であった。
「グランパの遺言?糞食らえだジャップ」と前言を忘れて襲い掛かる紫苑。
その鋼鉄のオティンポを自分のオティンポで受け流しオティンポチャンバラを始める
攻吉。
相変わらず下痢で色っぽく苦しんでいる受丸。
嗚呼4人の運命は如何に蛸に。
●第43話「カモナマイハウス!!レッドスネークの恐怖!」●
下痢の苦しみに耐えながら、受丸はさっきまで噛んでいたスカンボを手にした。
無造作に噛んでいたと思われたスイカンボには、細工が施され、笛に加工
されていた!
これが少年院生活で身につけた、受丸の特殊技術だった。
♪ピーヒョロヒョロヒョロヒョローピーヒャララー♪
不気味な音色が草原に響き渡る!
「レッドスネーク、カッモーン!!」
受丸が叫ぶと、突然空は曇り雷鳴がとどろき、紫苑と攻吉の間の地面が割れ、
巨大なプレーリードックが出現した!
紫苑は地面に倒れ、恐怖に顔を引きつらせてプレーリードックを見上げた。
「ガッ・・・・、ガーッテーム」
紫苑は泡を吹いて失神してしまった。
「カホル・・・。どうして僕の名前を・・・」
襲われながら、カホルは記憶を探った。そういえば、この声、そしてこのかすかな
体臭、以前この男とはどこかで会っている・・・?
「油屋?油屋か、お前」
シャツをはぎ取った男の動きが止まる。
「カホル・・・・」
巨大なプレーリードックの出現に気づきもせず、見つめ合っている二人だった。
●第44話「ヘビィメタル・パニック☆」●
「どうしたんDAIそのヲタにふさわしくない身体は・・・?」
困惑しながらもカホルは胸の鼓動を抑えきれなかった。ドックン、ドックン。
しかしそのトキメキは本当に油屋へのものだったのだろうか?
カホルの第七感だったのかもしれない。プレーリードックからの危機は確実にせまっていた。
だがそんなこと、油屋はまったく知らない。
「カホル・・・僕、のことを君を・・・・思い出したんだね。そうさ僕は君と前世で氏に別れてから君だけど追って幾千年の時を超え(略」
油屋の脳内変換は収まらず前世系のスペクタルラヴロマンスへ突っ走る油屋であった。
「シギャピー!!納豆嫌い納豆嫌い」
プレーリードックのあまりの巨大さにパニクる攻丸であったが、
紫苑ほどデリケートでは無かった。ホッと一息「とりあえず・・・助かった」。
そこへ愛しい受丸の声が響いた。
「攻丸くん・・・正露丸もって無い?」
良スレ!あげ
168 :
風と木の名無しさん:02/05/08 16:10 ID:xxsP0o5T
このスレめためたオモシロイ〜
日参させて頂きます(藁
●第45話「君の体臭はドクダミの香り僕の心を迷わせる」●
受丸のそばに駆けよった攻吉はその周辺の状況を見て呆然とした。
食べ散らかったスイカンボと液体状になった(自主規制)にまみれ、
苦しむ受丸。
「止まらないんだ…止まらないんだよ…攻吉」
涙目で訴える色っぽく訴える受丸の下半身は(以下自主規制)
「わかったよ。正露丸は持ってないけど僕の物で栓をしてあげ…ウゲ」
攻吉はスイカンボ笛を顔面に投げつけられ皆まで言えなかった。
と、攻吉の目に万能の薬草ドクダミの姿が!!
「これを食べれば治るよ、受丸」
「やだよ、そんな変な匂いのするものなんか食べるもんか」
嫌がる受丸の上の口と下の口に攻吉は無理矢理ドクダミを
大量に突っ込む。独特の匂いとお大事の激痛に失神する受丸。
「応急処置は済んだよ、受丸。さぁどこか水のあるところに行って
身体を綺麗にしよう」
攻吉は失神した受丸の腕を掴み引きずりながら、水場を求めて
歩き始めた。
油屋の前世系スペクタルラヴロマンスは第18章『真の魔王出現
〜円卓の騎士は何処に〜』にまで進んでいる。
それにうっとりと聞き惚れるカホル。
プレーリードックは映画の王様猿よろしく紫苑を掴み雄叫びを上げている。
紫苑はパニックになりながら叫んだ。
「ヘルプ!ヘルプミー!助けて〜サミー!!!!!!」
170 :
風と木の名無しさん:02/05/09 20:26 ID:7inS7Gx+
あげ
●第46話「二人の愛の賛歌〜シャボン玉ホリデー〜」●
水場を求めて受丸を引きずりながら彷徨っていた攻吉は
滝を発見した。
「受丸!ほら、滝だよ。川もあるよ。やっと身体を綺麗にできるね」
しかし、気絶したままの受丸は気付かない。とりあえず攻吉は受丸を
放置して回りの探検に出かけた。
受丸が気がつくと腹の調子は戻っているようだが、口の中はどくだみだらけ。
全身は泥と雑草と下痢にまみれていた。
「なんなんだよ!もう」
「良かった。気がついたんだね受丸。川のそばに温泉が沸いてるところを
見つけたから露天風呂を作ったよ。この石鹸を使って身体を清めておいで」
見るとそこに短時間で出来たとは思えない露天風呂が出来ていた。
「すごいよ攻吉。ご都合主義でもここまでできないよ。それに石鹸は
どこにあったの?」
「ふふ、愛の力ってやつかな?石鹸はそこの茂みの中にスコップと一緒に
放り投げてあったのさ。さぁ、お風呂に入って…」
受丸は言われたとおり、身体を清めた。綺麗になった受丸を攻吉は
背後から抱きしめた。
「だめだよ、攻吉…滝が見てる」
ああ、誰が知っていたであろうか。茂みに落ちていた石鹸とは
油屋が時空を渡った時に吹き飛ばされた油が時空間の中で変質した物で
あったとは…。
何も知らない二人は石鹸の織り成すシャボン玉の中で戯れていた。
一人で大笑いしてしまったYO!
マンセー!
なんかすごい!!あげ
今日初めて見て腹捩れるほど笑いました。
神秘ロボ!らーぜっぽんマンセー(w
175 :
風と木の名無しさん:02/05/12 16:17 ID:bbx5jEqQ
続き読みたいのであげ!
ageますよ〜
●第47話「助けてサミー!!お腹がすいて力が出ないYO☆」●
受丸と攻吉がシャボン玉ホリデーでセシボンな頃、
紫苑はプレーリードッグの手の中で錯乱しながら助けを呼んでいた。
「ヘルプミー!サミー!助けやがれ!この大馬鹿シープ野郎!!!」
すると、草原の彼方から走り来る一つの影が!執事サミーだ!
サミーは巨大プレーリードッグの前で超人的なジャンプをし、
紫苑に手にした箱を渡すと、プレーリードッグの頭に着地した。
「サミー!遅いじゃないか!主人がデンジャラスな目にあっていたというのに!」
サミーは主人に微笑えんだ。
「紫苑様、力が出ないときはゲロッグコーソフレークで元気百倍です。
それでは私めは午後のお茶会の準備があるので失礼」
白い歯を光らせながら、それだけ言うと再び疾風のように去っていった。
ゲロッグコーソフレークと共に残された紫苑が叫ぶ。
「サミー!このノーエアヘッドォォォ!ファッキンサノバビィィィィィッチ!」
とはいえ、お腹が空いていた紫苑。勿体無いのでフレークを食べる事に。
すると、力がモリモリ、オティンコも元気百倍だ!コチンコチンの鋼鉄オティンコが
プレーリードッグの肉球を突き刺す!その激痛に反射的に紫苑を放す
プレーリードッグ。自由になった紫苑は地面に着地した。
「ヂュッヂュヂュヂュヂュッヂュ(訳:おぬし、なかなかやるな)」
「貴様こそ…」
二人の間に少年漫画にありがちな暗雲&強風のバックが立ち込めていた。
期待アゲ
「ならば、うぬの心意気にワシも全力で答えよう…
それがこれから死する者への、せめてもの餞(はなむけ)…」
いつの間にか羅王(北○の拳)の様な喋りになっていたプレーリードックに、
「ひょ〜ぅ。南に輝く我が星白鳥の如く、貴様を鮮やかに葬ってくれるわ」
と、塩○兼人ばり(北斗○拳:レイ)の美声で答える紫苑。
プレーリードックは巨大黒馬(黒王号)から颯爽と降りるとマントを脱ぎ捨て、
「さぁ、来い…せめて苦しまぬ様殺してくれようぞ…」…。
プレーリー羅王VS紫苑…。後に「今世紀最大のガチンコ」と
言われるとか言われないとかの戦いが今始まろうとしている…
その頃、滝の辺りにいる紫苑と同じ位、頭の悪いアホのカップルは
【カホルをプールの消毒槽に漬け込めば、稲中田辺みたいに匂いが取れるか】
を真剣に語り合っていた。
180 :
179:02/05/13 04:45 ID:hrtnOx75
あ、題名付け忘れた!じゃあ
>>177タンの作った47話の後編ということで…。
●第48話「トキヲコミックショォォォォー〜テクノポリスは泡沫の夢〜」●
受丸と攻吉は滝のほとりに作られた露天風呂『愛の泉(命名:攻吉)』で
カホルの匂いの事を真剣に相談したり、背中を流しっこしたり、
何だかんだでセクース寸前!?ラヴラヴファイヤースティービーワンダーな感じで
マターリ過ごしていた。
と、攻吉は先ほどの巨大プレーリードッグの事を思い出した。
「さっき突然出てきた多分プレーリードッグな生き物は何だろうね?」
受丸の顔が一瞬険しくなった。
「…さ、さぁなんだろな…あれ…」
適当な相槌で誤魔化しながら受丸は思った。
『だ〜れも知らない…知られちゃいけない〜
レッドスネークがプレーリードッグだということ〜を〜♪
だれも〜知らな〜い…知られちゃい〜けない〜
トキヲコミックショーのこと〜を〜♪』
その頃、プレーリー羅王と紫苑はじりじりと間合いを詰めていた。
油屋は相変わらず前世系スペクタルラヴロマンスを熱弁中。
カホルはその手に汗握る展開にワクワクドキドキ。
草原の隅っこではプレーリー羅王の巨大黒馬がモサモサと草を
はんでいた。
登場人物整理
>>4 主人公(受)佐藤受丸
>>5 主人公の友人 名前は
>>36 >>7 サブ主人公(攻)鈴木攻吉
>>9 主人公のクラスメート 油屋太 (現在はカロリーオフでナイズガイに)
>>48 謎のフィフスチルドレン シ者カホル
>>75 シャカリキ学園教師 雅
で、執事サミー、プレーリー羅王(レッドスネーク)、プレーリーのペット(?)の
馬の設定レスよろしこ
183 :
風と木の名無しさん:02/05/13 08:58 ID:0cl0VX9p
レス期待age
このスレめちゃくちゃ可笑しい〜おなか痛いよぅ
185 :
風と木の名無しさん:02/05/14 19:50 ID:a0iEwCUd
_ ―― _ /|
_∧/ ―/ | _
<  ̄/
/ /∨\/\∧/\ /
| ∧/ _ _ ∨
|_ | #/ \/ \/
/ ∨ | <●> |<●> |
| 6 | \ _ /\ _ /|
\_/ ヽ _ _ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∠_−\ |+++++| / < 俺が受丸だ
\  ̄  ̄ / \________
 ̄  ̄  ̄
>185
そのとおり!!
>185
私の心の中で、攻吉は改○…ハァハァ
でも実は○蔵受けの方が好きです。
関係ない話してすいません。
188 :
風と木の名無しさん:02/05/15 09:18 ID:ucjbqOTh
>185
そんなことすっかり忘れてたよ・・・・・・(笑)
ありがとう!思い出させてくれて。
189 :
風と木の名無しさん:02/05/15 12:47 ID:abMUA9KI
/ へ
/ \
/ ヽ
/ |
/ |
 ̄ ̄ フ 从 |
/ / ∧ / \ |
/ | | | x'イ ̄ ̄ ̄T |
| ┼― 弋 |/ V ___| .|
| ⊥__ヽ | / イ ○ | フ | |\ |
| ヽ ̄ ̄|○\ |/ |ミ| | |\ヽ |
| 八 |ミ|ヽ ノ _上 ノ | | | |
| ( ト ⊥ ノ V | | | |
| メ| ミ | | / |
| イ| | イ/ |
ヽ / || 〈 | ノ | |
\/ | ヽ ___ レ / ∧ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⌒ _ レ个 、 '、" ̄ ̄】 イ | .ヽ | < 僕が攻吉ですか?
| | / ) | \  ̄ ̄ ̄ / |\| V \_______
| レ / | ヘ、 / |
| | / |/ |入__ / |
イ | /  ̄T  ̄ |
--今週の新作無○正ヴィデーヲ----
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1016982719/ ***マーメイド*** エチー大好きな謎のフィフスチルドレン シ者カホル!綺麗なあそこといやらしい舌を武器に男を責め大興奮
***すけべな天然少年*** キャリスマ美容師にカットされた超天然男子校生攻吉が可愛い詰襟ガクラソでハメまくり!
***妖精伝説*** 清純、清楚、オボッチャマソそんな言葉が良く似合う綾小路“権田原”紫苑の悶える表情が勃起的
***隠れた性欲*** ヴァイヴ責めに3Pプレイ!少しずつ悶えはじめ本気で感じる姿がGood
***もっとちょうだい*** 魅惑のエィネルにこんな物まで・・・・雅の相当なスケヴェっぷりが楽しめますよ
***エスケープ*** スタイル抜群!恥じらいながらも超快感の反応を示す喘ぎ声がとってもSEXY
わっワロタ!
本物の広告だと思って飛ばしてしまうところだったyo
>190
最高!ワラタ!
>>190 魅惑のエィネル……ワライスギデポンポンイタイヨ〜
195 :
190:02/05/17 02:03 ID:cknHYXxE
>>191,
>>193,
>>194 さん
アリガトゴザイマス。
書き込んでからドッキドキだったんですが安心しました。
だが眠かったらしく記入漏れが2つも…(鬱
【改訂版】
***隠れた性欲*** ヴァイヴ責めに3Pプレイ!少しずつ悶えはじめ本気で感じる受丸の姿がGood
***エスケープ*** スタイル抜群!カロリーオフ油屋が恥じらいながらも超快感の反応を示す喘ぎ声がとってもSEXY
恥ずかしさのあまり回線切って逝ってきます。
あとこのスレの最初の方で広告貼り付けてた業者さん、勝手にホモにしちゃってスマソ(ってどうせ見てないだろうけど)
196 :
194:02/05/17 21:28 ID:EVYXeIjL
ちょっぴりドジでおちゃめな190たんに萌え・・・
>>195 「カロリーオフ油屋」を「カロリーハーフ油屋」と読んでしまいました。
私も逝って来ます。
197 :
sage:02/05/17 23:11 ID:+zc49tpi
いつか受丸×攻吉になりますように…
一通り読んで、受丸には先天的な「攻」の資質があると思ってみる罠。
>197-8
何気に同意。
自分的には攻吉に後天的な受けスメルを感じる(w
このスレ出来た時から好きで、読んだり、何本かSS(?)も
書かせてもらったけど、ようやっと200か…
1さん不本意スレ、200レスで記念カキコ☆
>200
200おめ!
ROMも楽しいけど、参加するのも楽しいよー。
皆なんでもいいから書いてほすぃ。
それにしても、原始にいっても動揺しないな、こいつら(w
202 :
風と木の名無しさん:02/05/19 00:50 ID:zpB/Tc7x
濃厚セクースシーンは無いのか?
>>202 この流れだと、セクースしたら最終話ってカンジになってるからなぁ…
とくに攻吉×受丸。
紫苑×攻吉とか、油屋×カホルなら読めるかも…
誰かが書けばの話ですが…
油屋×カホルキボーン
205 :
風と木の名無しさん:02/05/20 20:54 ID:cUtKt51m
あげ
攻吉タンは油屋にサキッポだけツッコまれてた過去があったなと思い出してみるテスト
(
>>42参照)
207 :
風と木の名無しさん:02/05/23 21:28 ID:a+0RkCdC
登場人物の血液型・生年月日・身長・おおまかな体重などの
プロファイルきぼーん
>207
プロヒイルじゃなく、プロファイルなのね(w
推理するのね。
じゃあ、プロファイルしてみました。
【油屋太プロファイル】
★血液型A型(一点集中な性格からして)★生年月日ハロウィン(化け物繋がり)
★身長156cm→175cm(労働により急成長)
★体重130`→80`(労働により痩せてマッスル体型に)
【紫苑プロファイル】
★血液型AB型(何を考えているのか分からない所からして)
★誕生日12月25日(公開プロフィール)本当は8月13日(お盆真っ最中)
★身長185cm(外人だから)★体重70`
紫苑って細身なのか
がっちりしたマッチョタイプと想像してたのに
>>210 …ごめん、紫苑の体重は勝手な想像だった…
確かに読み返してみたらマッチョタイプっぽいなぁ…
プロフィールの仏と露のハーフとか
>86の金髪碧眼のビジュアルとかを読んで勝手にモデル系だとオモテしまったよ…
無かった事に…
着痩せするタイプのマッチョってのは?
私、脱ぐとすごいんですタイプ
>212は紫苑の事ね。付け忘れたわ。
ここまで来たらプロフィールを設定するのも、プロファイルするのも難しいなぁ。
>211
露+仏の混血と言う設定で国籍は不明だよね?
いっそ父方ロシア系米国人、母方フランス系カナダ人(いわゆるケベック人)の
混血でカナダと米国の有国籍で日本の永住権有りでどうよ?
とりあえずレスが801になったその時、濃厚セクースを誰か書いておくれ。
誰と誰でもこの際え〜わ
216 :
風と木の名無しさん:02/05/25 04:00 ID:+oWJ7HRt
あげ
紫苑のビザ切れ問題とかを話に入れても面白そう・・・
ちと硬い内容か?
>>217 ファキーン!サノバビッチ!!で問題無いと思われ。
219 :
風と木の名無しさん:02/05/28 00:12 ID:z1+RH5SZ
煮詰まって来たな・・・
●第48話「誰☆か☆ロマンチックと☆め☆て!」●
「油屋・・・」熱に浮かされたように遠くを見つめ、ハニーとダーリンの
スペクタクルロマンを語る油屋を、カホルは潤んだ目で見つめていた。
「君の声はセクシャルバイオレットナンバーワン、僕の心を甘く溶かすよ・・・」
うっとりとささやきながら、カホルは油屋のたくましい胸に指を這わせた。
その感触にびくっとして素人童貞の油屋は、話を突然やめた。
驚いてカホルを見つめる油屋の、呆然と開いた唇を軽く触れなぞりながら、
カホルは婉然とした笑みを彼に向け、ゆるやかに体重をかけ倒して行く。
「油屋、話をやめないで・・・ずっと君の声が聴いていたい・・・」
「カホル」カホルを見つめる油屋の息は静かに、だが徐々に荒くなっている。
「さあ、君は僕たちの未来を語って・・・。僕はこの身体と遊んでいるから・・・」
カホルの指が、油屋の六つに割れた腹筋をくだり、下に伸びていく!
うあ、すまんー!!上49話でした!!
濃厚ヤヲイにしようと思ったのに、ぬるくてメンゴ、ソーソーリー!!
●第50話「空に見えるは死兆スター 恋は流れ星のように」●
これから始まる官能のめくるめく世界を予感し震える油屋の視界が不意に暗くなった。
全身の血が一ケ所に集まり過ぎて貧血を起こしたのかと油屋は思ったが、
カホルの顔から目を離して頭上を見上げて驚いた。
そこにはきりり眉毛の無表情なプレーリー羅王のアップが。
間合いを詰めつつ移動していたプレーリーと紫苑はいつのまにか、
もつれあう油屋とカホルの二人を挟むようにして対面していたのだった。
驚愕に大きく口を開ける油屋。
「な、なんだこの巨大なオコジョは…!」
「オコジョなんて僕たちの神話には関係ないよ…」
事態に気付かず油屋の体をまさぐるカホル。その声でカホルに気付いた紫苑。
「フィフスチルドレン!ファッキンジャップ!今すぐ僕に加勢するんだ!ハッピーカモン!」
「その声は…紫苑!?」
カホルの脳裏を紫苑の館での想い出が蘇る。
太という名前の通り、豚マンのようだった油屋と騎乗訓練をした日々。
「あの頃から僕たちの再会は運命付けられていたんだね…」
再びうっとりと油屋を見つめるカホル。
プレーリードッグと紫苑を一瞬で忘れ、カホルを見つめ返す油屋。「カホル…」
二人の唇が重なろうとしたその時。
ゴゴゴゴゴゴゴ…という音と共に天地が震えた。
「ワシはオコジョではない…誇り高きプレーリー平原の支配者、プレーリードッグだ…!!」
種族を間違えられたプレーリー羅王の怒りの矛先が、油屋とカホルに変わったのだった。
性の戯れをやめ、息を飲んでプレーリーを見上げる二人。
プレーリーの脅威からは逃れられたものの、
仲間はずれにされたような寂しさを感じた紫苑は声を限りにして叫んだ。
「サノバビッチ!僕を無視するなんて許さないぞ貴様ら!
全員まとめて南斗水鳥拳のえじきにしてくれるわ!」
紫苑の殺気の凄まじさに凍り付く二人と一匹。馬も草を食べるのをやめた。
その時プレーリーがあげた心の悲鳴が、滝でシャボンと戯れていた受丸に届いた。
「レッドスネーク!?」
>>222 何が可笑しいって南斗水鳥拳がいちばんウケたわ!
>>222 油屋とカホルのお陰で受丸と攻吉の存在をすっかり忘れていました。
思い出させてくれてありがd!
●第51話「受丸と羅王は仲良しこよしでポックリポックリポックリコ」●
プレーリー羅王の心の叫びを電波で受け取った受丸。
「今助けるよ!レッドスネーク!」
と、自分の実力を省みず風呂から飛び出した。
「受丸!裸でどこへ行くつもりなんだ!」
叫ぶ攻吉。受丸もさすがに止まった。と、目に入ったのは
アダムとイブご愛用のイチジクの葉。受丸はさっそくその葉を
装着。
「ごめん、攻吉。僕は彼を助けなくちゃいけないんだ。」
追いすがる攻吉を置き去りにして受丸は草原へと向かい走っていった。
その頃、紫苑の殺気に押されていた二人と2匹。
しかし、プレーリー羅王はすぐに持ち直した。
「くっくっく、さすがはワシがライバルと認めた漢(と書いて
「おとこ」と読む)やりおるわ。」
油屋はヲタゆえの気弱さか未だに震えていた。そんな油屋に
そっと身を寄せるカヲル。
「そんなに震えなくても大丈夫だよ…」
緊迫する空気。紫苑が身構えた時、一陣の風が吹き、その金髪が
たなびいた。
その瞬間。
黒馬が紫苑の髪の毛を草と勘違いして食べたのだった。
226 :
風と木の名無しさん:02/05/31 14:25 ID:ONdJ/VHN
私内MVPは北海のコロボックルです。
もっと続けて〜!
密かに雅の行方が気になるのは漏れだけ?
それにしてもどこに行くんだこの物語は。
おもしろいからこのままの路線で行って欲しいけど。
どんどんやれ〜。
229 :
風と木の名無しさん:02/06/01 00:06 ID:wMxheMrZ
もはや「ありがちな設定」を逸脱しとるが、
いいぞもっとやれ〜
●第52話「君の髪が肩までのびて…♪」●
「ファッキンサノバビィィィッチ!!この馬鹿ホォォース!!」
後頭部の一部だけ刈り上げ状態になった紫苑は叫んだ。
しかし、どんなに罵っても馬の耳には念仏。それどころか
紫苑の髪がお気に召したようで馬は更に食べようとする。
「シギャピー!?僕の髪は飼葉じゃないぞ!?」
必死で頭髪をガードする紫苑。しかし、平原の支配者プレーリーの
愛馬はでかく強い。紫苑ピーンチ!?
その時だった。またもや平原の彼方から疾風のように執事サミーが
現れ、さっそうと馬にまたがりその動きを止めた。
「紫苑様、お待たせしました。お茶会の準備が出来ました。」
サミーが指さす方向には野点セットと雅withピアーノが見えた。
その頃受丸は森の中で道に迷って困っていた。
231 :
風と木の名無しさん:02/06/02 10:45 ID:oTVFWF6R
ありがちな設定か・・・
もはやというが、最初からでは?
233 :
風と木の名無しさん:02/06/06 23:09 ID:RIchdsV0
期待アゲ。
●第53話「大きなクリの木の下でカモナイエロースネーク」●
レッドスネークことプレーリー羅王を助けようとイチジクの葉一枚で
飛び出した受丸であったが、お約束通り道に迷い、禁断の森に
入ってしまった。受丸が禁断の森に入ったとたん、襲いくる妖しげな植物達。
蔦やら枝やらにイケナイ悪戯をされて受丸は怒った。
「勝手にへんなことすんなよ、バカ!」
しかし、植物に身体の自由を奪われ身動きできない。適当にそばにある枝に
噛み付く受丸。気がつくと例の特殊技術で枝を笛に加工していた。
♪トゥトゥトゥマシェリーマーシェリートゥトゥトゥマシェリーマーシェリー♪
またも不気味な音色が禁断の森に響き渡った。
「イエロースネーク、カッモーン!!」
受丸が叫ぶ。にわかに空は曇り雷鳴がとどろき、受丸の目の前の地面が
割れ黒い影が飛び出した!
「ふしゅるるるるるるる」
大きく息をつきながら現れたそれは巨大なビーバーであった。
受丸を探していた攻吉は禁断の森から流れた妖しげな音色を耳にした。
「もしや、受丸!?」
攻吉は意を決し禁断の森へと足を踏み入れた。
●第53話「冷たい風を誘うよビーバーエアコン」●
突然現れた巨大ビーバーはバッタバッタと自慢の前歯で
謎の植物達をなぎ倒していく。その様子を眺めていた
受丸の耳に聞き覚えのある叫び声が!
「攻吉!?」
ビーバーを先導させて叫び声の聞こえた方向へ受丸が
駆けつけるとごたぶんに漏れず謎の植物に襲われている
攻吉が!
「やっちまえ!イエロースネーク!」
命令する受丸。ビーバーは植物を瞬殺。攻吉は危うく
難を逃れた。
「大丈夫かい?攻吉…」
「受丸こそ…」
互いの身体を気遣う、ちょっといい感じの攻吉と受丸。
そんな二人の前に突然謎の白髭の男が現れた。
「幾ら襲われたとはいえ少々やりすぎじゃの…」
「うるせぇよ、バカ。いきなり出てきて誰だよ、お前」
男はほっほっほっと笑いながら答えた。
「ほっほっほ、ワシは老師と呼ばれておる者じゃ。
どうやらおぬしら少し怪我をしておるようじゃの。ワシの
小屋で手当てを受けてはどうかな。」
攻吉と受丸は顔を見合わせた。お互い大きな怪我は無いが
細かい擦り傷が痛い。
「おながいします。」
二人は声を合わせて返答した。
●第54話「教えて偉い人!!」●
さてその頃、紫苑、カホル、油屋、プレーリー羅王は執事サミーが用意した
野点で「結構なお手前で」とか「お粗末様ながら」とか言い合っていた。
BGMは雅の奏でる「エリーゼのために」だ。羅王はいつの間にか人間大に
なっている。
『そうか、さっきは闘気の為に大きく見えたのか…』
一人で納得する紫苑。サミーは頃合を見て口を切った。
「さて皆様、現在我々がどのような状況に置かれているのか
わかっていらっしゃいますか?」
全員が首を振った。
「実は我々は原始時代にいるのです。そしてこれはシャカリキ学園での
トップへ上がるための試験なのです。」
サミーと雅以外の全員が(゚д゚)ハァという顔をした。
「そうか!寮の奴らが言ってた自分の体と才覚しだいで年齢に関係なく
トップになれるって、この事だったのか」
掘っ立て小屋で怪我の手当てをしながら、同じ話を老師から聞かされた
受丸と攻吉は思わず同時に叫んでいた。
「ほっほっほ、仲が良いのぉ。君たちホモかい?」
「はい、俺達ホモです!」
元気に答える攻吉。会話にデジャヴを感じる受丸。
『どこかで同じような会話を…そうだ、あの犬小屋のマゾ親父との
会話と同じような…そういや、この糞ジジィ、髭で気がつかなかった
けど、あのマゾ親父に似てね〜か?!』
背中に冷たいものが走る受丸であった。
受丸×攻吉キボンヌ
…などと最初の前提を覆す提案をしてみるテスト。
>52-53話でもウカーリ触手×攻吉で(;´Д`)ハァハァ…
あげ。
( ゚プ) ハイハイハイハイハイ!!
(つつ
-=≡( ゚ ゚) > >≡( ゚ ゚)
↑ WW ↑
マーガレット フランソワ
(゚プ) コノスレ・・・・
⊂U⊃
( ゚ ゚) ∧ (゚ ゚ )
WW
( ゚プ) オモシロイ!
(つつ
( ゚ ゚) / | ( ゚ ゚)
WW
⊂(゚プ)つ サイコー!!
U_
( ゚ ゚ ) / W ( ゚ ゚ )
W
(゚プ ) デハマタゴジツ。
⊂⊂) )))
(゚ ゚ ))) < < (゚ ゚ ) )))
WW
どうせなら、マーガレットとフランソワをこのスレに合わせてくれよ…
どれにしろとはあえて言わん。このスレ全部読んで自分で決めてくれ。
241 :
風と木の名無しさん:02/06/15 03:16 ID:LdgLcr2G
あげ
242 :
風と木の名無しさん:02/06/17 11:39 ID:y0OyFH3z
ほっしゅ
●第55話「心伝える合言葉パーマンパーマンパーマネント」●
あとは若いお二人でなどと言いながら老師は席をはずした。
やっと人心地ついた攻吉と受丸。落ち着いてきたところで攻吉は
先ほどから疑問に思っていた事を受丸に聞いた。
「さっきの巨大ビーバーは何?プレーリードックとも関係あるのか?」
攻吉に問われ、困惑した受丸だったが意を決したか口を開いた。
「実は年少にいた時に同じ房にいた自称『鳥マン』とか言う男に
教えられた技なんだ。三つの僕に命令が出来るという技なんだけど…
他人に教えると僕は動物に変化してしまうんだ…」
「そ、そんな…」
絶句する攻吉を受丸はいきなり押し倒した。
「だから、僕の物になってくれ、攻吉!僕の精液を受けた相手に
言えば僕は動物にならずに済むんだ!」
立場逆転!受丸に攻められる攻吉。
その時!
「話は聞かせてもらった。何とかしよう」
太陽にホエーロの山さんばりに床下から登場した老師。
果たして老師はどうしようと言うのだろうか…
嗚呼二人の運命はいかに蛸に両生類に…。
受丸×攻吉×老師の3Pキボン!
ホッシュ(*´ω`)ホッシュ
これって最終回あるの?
●第56話「呪い…それは伝説の白いイタチ」●
「どっから出てきてんだよ!バカ!」
攻吉に先っぽを入れた状態の受丸は突然現れた老師に
罵声を浴びせた。
そんな罵声を無視して続ける老師。
「攻吉に突っ込んだところで急場しのぎに過ぎん。
お主の受けた呪いを完全に解くためにも、
シャカリキ学園へ戻るためにもお主等はあるところに行かねば
ならん。とは言え、わしもその話を聞いてしまった。
わしにも突っ込んでもらわんとな。」
と、老師は着物の裾をはだけお尻を向ける。
「僕は攻吉に入れかけてるんだ。無理言うな。バカ!」
「なに、攻吉がわしに突っ込めばオーケーじゃ。ささ一発さくっと」
老師は攻吉にお尻を向けて迫る。
「いや、棺おけに足を突っ込みかけたジジィに突っ込むのはさすがに…」
うっかり、後さずりする攻吉。突っ込みかけられていた受丸の
元気ボーイがしっかり根元まで入ってしまった。
「あうぅ!」
「ちょ、ちょっと待て攻吉!ああっ」
受丸もまた思わぬ刺激に欲望を吐き出した。
一瞬の沈黙の後、攻吉は言った。
「早すぎるよ、受丸」
老師もぼそりと言った。
「修行が足りんな…受丸」
つ い に 2 人 は … 。
249 :
風と木の名無しさん:02/07/04 02:26 ID:dtRSzC4k
保守
●第57話「忍者タトールズの師匠もネズ公」●
「は、早いなんて言うなよ!バカッ!」
受丸は逆上し何故か手近にあった103系のNゲージで老師と
攻吉をぶっ叩いた。
「103系は総武線とかだと現役だけど奥多摩線では
もう走ってないんだぞ!ゴラァ!」
ブチ切れ状態でこの場とは全然関係の無い言葉を口走り、
思う存分叩きのめす。受丸が落ち着いたときには攻吉も老師も
意識不明状態。
「もう寝る!」
二人の状態に気付かず受丸は毛布をかぶり寝てしまった。
朝、受丸が久々にすっきりと目覚めると傍らに攻吉がいた。
「おはよう、受丸」
たんこぶだらけの頭で爽やかに朝の挨拶をする攻吉。
受丸もさすがに悪いかなと少し思った。
「き、昨日はごめん…」
「気にするなよ。いつもの事じゃないか!ハッハッハッ。
それよりも老師の姿が見えないんだけど…」
「え?あの変態ジジィが?」
辺りを見回す二人。と、その耳に突然老師の声が飛び込んできた。
「ホッホッホッ、ワシはここじゃよ。」
しかし、声はすれども姿は見えず。
「ここじゃってば!」
よく聞いて見るとテーブルの下から声がする。
二人がテーブルの下を覗き込むとそこには薄汚れた柔道着を着たモルモットが
杖を持って立っていた。
251 :
風と木の名無しさん:02/07/06 17:12 ID:aGOm6TM4
age
252 :
風と木の名無しさん:02/07/14 02:31 ID:9hWYTwxn
誰か続きをおながいします!
253 :
風と木の名無しさん:02/07/17 01:03 ID:jUcfma+5
kitaiage
254 :
P:02/07/17 03:13 ID:PXM02ZRY
●第58話「もるもっとモルモットえろもっと」●
「えっ?ええっ!?まさかジジィか!?」
攻吉がモルモットの柔道着の襟に指を引っ掛けて持ち上げる。
「苦しいからやめんかいボケェッ!!」
とてもモルモットとも、ましてや元がエエトシこいた色ボケジジィとも
思えない、クリティカルヒットな蹴りが攻吉の延髄に決まる。
攻吉悶絶・・・。
「どうして?動物になってしまうのは僕なんじゃ・・・」
「鳥マンとやらが勘違いしておっただけじゃ。本当は聞いた方が変身してしまう、
呪われた業じゃからのう」
フォッフォッフォ・・・。
「のんきに笑ってんじゃねぇっ!!」
ぷちっ
憐れ、老師は攻吉の右足の下で潰れた。
「何やってんだ、ばかーっ!!」
ドカッ
今度は攻吉が受丸に見事なかかとおとしを喰らって再び悶絶。
「ははは、よいよい。ところで今からでもわしの中に突っ込んでくれんか?
呪を解くのはそれからにして・・・」
老師は柔道着の裾を捲くって、尻尾の付いた毛だらけのケツを受丸に突き出す。
・・・妙に嬉しそう・・・。
「ほれほれ、早くぅ〜」
「は、早くと言われても・・・」
誘うようにケツを振られるが、いくら小さい受丸のモノでも、モルモットに
入れられるような大きさではない。
・・・。
内蔵を無視して入れたらどうなるか想像してみた受丸。
「・・・コンドーム」
255 :
P:02/07/17 03:15 ID:PXM02ZRY
●第58話●続き
伸び切ったモルモットが、受丸のモノを覆っている状態・・・。
「・・・いいかもしんない」
妙な悦に入ってしまった受丸はにへらぁと不気味な笑いを浮かべ、
老師と復活した攻吉を恐怖に陥れる。
「べ、別に精液を受ければ済むことだろ?直接入れなくても・・・ほら、
これに入れて流し込むってのはどうだ?」
ガサゴソと懐を探って針の付いてない注射器を取り出す攻吉。
「・・・なんでそんなもの持っているの?」
不審に思う受丸。
「い、いや、そのっ・・・お医者さんごっこしたいなぁって思って・・・」
しどろもどろに答える攻吉。
「何かまだ隠してない?」
ジトーッとした受丸の目に、「あうあうっ」とたじろぐ攻吉。
「エッチなことに使うと見た」
老師の要らない一言にびくぅっと反応してしまうのがいけなかった。
「へぇ?どういう風に使おうと思ったわけ?怒らないから言ってみ?」
既に目が据わっていて、逃げ出したいことこの上ない。
蛇に睨まれた蛙だ。
「え、えっとぉ・・・受丸に水浣・・・」
ドカッバキッドゴォォッ
最後まで言うことの出来なかった攻吉だった。
256 :
P:02/07/17 03:29 ID:PXM02ZRY
●第59話「血、血が・・・っ!!」●
「・・・で、どうやって使おうって言うのさ?」
一応話を進めようと受丸は浣腸するために持ってこられた針なし注射器を
弄びながら攻吉に聞く。
「だから、受丸の精液をその中に入れて、このジジィの中に注射器でイレチマオウって思って」
鼻血止めのティッシュを突っ込みながら攻吉は答える。
「・・・それって・・・」
にわかに赤くなる受丸。
「勿論、ひとりえっちで」
妙に嬉しそうな攻吉。
「おおっ、それは楽しみじゃ」
「広辞苑アタック!!」
どこから出してきたのか、時刻表なんかよりもさらに攻撃力の高い広辞苑の
背表紙の角で老師を血の海に叩き込む。
さすがは小動物・・・。
一瞬にしてすぷらった。
「それがイヤなら手伝ってやろうかぁ?」
攻吉のエロくさい発言(&明らかな下心)に拒否反応を示した受丸は、
「いらねーよ、エロ親父」
またしてもどこからか出したイミダス(1998年度版←中途半端に古い)を
攻吉の顔面に投げつける。
止まりかけた鼻血が再び滝のように流れ出す。
257 :
P:02/07/17 04:17 ID:PXM02ZRY
●第60話「狂喜乱舞の全身・・・」●
「あ・・・っぁあっ」
よがり声を上げて、必死に一人エッチに励む受丸。
「ええのう、若者の悶える姿は」
「ああっ鼻血がトマンネェッ」
出血多量でいつ死んでもおかしくないぐらい、攻吉はナイアガラのように鼻血を流していた。
「あっあふぅ・・・ッ」
かぶりつきで見ている二人をよそに、受丸は自分の世界に没頭している。
「やべぇ・・・俺の方が出しちまいそうだ」
「わしもじゃ」
こんな発言も、受丸の耳には届いていない。
股間をぐちゅぐちゅさせながらよがる姿はなんとも卑猥だ。
「おっ・・・おおっ!?」
自分の世界に入り過ぎて、後ろの穴まで広げて弄りだす始末。
「せ、攻吉ぃ」
オカズは攻吉か・・・老師はちょっぴりがっくり。
なかなかイけないもどかしさに焦れて上げた声に、攻吉は速攻受丸に襲い掛かっていた。
「はぁはぁはぁ・・・受丸、今天国に行かせてやるぜぇ」
四つん這いにさせた受丸のケツに、思い切り突き立てる。
「ヤ・・・やあぁんっ、もっともっとぉっ」
いきなり突っ込まれても痛がらない受丸。
これはそれほど自分で弄っていたのか、それとも・・・。
そんな疑問は遠くの彼方、完全に理性を失って激しく腰を振る攻吉。
「ええんか、ここがええんかっ?」
完全にエロ親父である。
「やぁん、でちゃうぅっ」
「まだ出させてやんねぇよ。もっと楽しもうぜぇ」
身体を起こして背面座位に持ち込み、発射できないようにぎゅっと握る。
「ひゃぁんっ、許してぇっ」
とか言いながら、結構嬉しそうだ。
258 :
P:02/07/17 04:18 ID:PXM02ZRY
●第60話●続き
「おお、いい眺めじゃのう。わしも後10年若ければ・・・」
受丸のモノの真正面に席を取った老師が、舌なめずりをしながら感嘆の息をつく。
10年じゃきかんだろ!!という突込みをするものは幸いにしていない。
「若い頃にもっとムチャをしとけば良かったのう。チーマー何ぞにならずに」
誰も老師の戯言なんて聞いてはいなかった。
「イヤや、もう限界やっ。許してぇなぁッ!!」
妙な関西弁で受丸が限界を訴え始めるのはそう長くはかからなかった。
さすがは早漏。
「おい、ジジィ。何か受けるもの用意しろっ」
やっとこさ理性が少し戻ってきた攻吉が老師に指示をだす。
「ホレ」
懲りもせずケツを突き出してくる老師に、攻吉はお医者さんごっこをしようと
持っていた聴診器を無言で投げつけた。
259 :
P:02/07/17 04:19 ID:PXM02ZRY
●第60話●続き
「コップでも何でもいいから持って来いッ!」
「おお、ではワシ愛用の湯飲みを・・・」
老師は側面にエロチシズムを極めたような妖しげな湯飲みを、自分の身体の
倍以上あるにもかかわらずてってけてってけと受丸の目の前に用意しようと
持ってくる。
「やっ!!もうだめぇっ!!」
「あっ!」
焦れに焦れまくった受丸が腕を振り回し、それを避けようとした攻吉の指が
外れ、びゅくびゅくと勢い良く噴き出した。
「うおぅっ」
老師の嬉しそうな声が上がる。
と、同時に、
「うわっ!」
いきなり閉まった穴につられて攻吉も中出しをしてしまう。
攻吉と受丸は息が上がって暫く動けずにいた。
「や、やり直し?」
受丸が恨めしそうにまだ繋がったままの攻吉を振り返りながら聞く。
「すげぇな・・・顔面シャワーどころか、全身・・・」
「ポケット時刻表アタック!!(98年度版)」
こいつらも懲りないやつらである。
目の前には受丸の放った白い白濁で覆われてしまった老師が、狂喜乱舞していた。
260 :
P:02/07/17 04:36 ID:PXM02ZRY
●第61話「邪魔な意識なんて飛ばしてしまえ←現実逃避と普通は言う」●
「でもでもぉ・・・良かったよぉ、攻吉ぃ。誰かに見られてヤるなんて、
なんだか燃えるよね?こんなの初めてだよ、僕」
怒っていたくせに、急に甘えだす受丸。
「ああ、受丸。やっと一つになれたんだね」
前回の入れられたことはすっかり失念しているらしい。
「もっとしよ。もっと見せ付けちゃおうよう、ねぇ?」
ここまできて受丸の様子がおかしいことに気付いた攻吉。
「・・・お前、誰だ?」
ついこんなことを聞いてしまい、再び殴られるかと思ったが、受丸は繋がったまま、
くすくすと攻吉の太腿の上で笑っていた。
「あれ、ばれちゃった?僕は受丸のもう一つの人格・受太郎。シャイな受丸と違って、
僕は大胆だよ?今すぐキミを押し倒しちゃおうっかなぁ?とか思っているぐらいに」
「そうはさせんぞ、受太郎!」
呆然としている攻吉の耳に、若い男の声が聞こえてくる。
その方を見ると、さっきまでモルモットが小躍りしていた場所に、20代前半の美形男がいた。
但し柔道着で、全身白濁とした何かが付いている・・・。
「・・・考えたくねぇ・・・」
攻吉は抜くのを忘れたまま、意識を放棄した。
話は主人公そっちのけで進んでいくようだ。
・・・そういえば、何が「そうはさせない」んだろう・・・?
薄れゆく意識の中で攻吉はふと思った。
261 :
P:02/07/17 04:41 ID:PXM02ZRY
・・・すみません、長々と。
誰も更新してくれなくて、かなりムチャ書きました。
意外と難しいですね(汗)。
しかし、初めて2ちゃんねるに書きこんだのがこの内容っていうのもどうかと思う・・・。
無責任ですが、どなたか続きをお願いします。
(・∀・)イイ!!
に、二重人格・・・ちゃんとありがちな設定だne!
ビクーリしたよ!乙ー!
264 :
風と木の名無しさん:02/07/17 23:33 ID:upd1fut2
つーか、ちゃんとした(?)エロも初めてなんではないかと言ってみるテスト…
Pさんスバラシイ!
265 :
コギャル&中高生:02/07/17 23:37 ID:AzCV6PWO
266 :
風と木の名無しさん:02/07/18 23:14 ID:YH+hLywc
面白いよこのスレ!
誰か続きを!
●第62話「」●
「やはり君だったんだね。そうはさせないってどう言う意味?くすくす」
にやりと笑いながら受太郎は言った。若返った老師は厳しい目で
受太郎を見据える。
「そのままの意味じゃ。受太郎…お前には現代に戻るための必須アイテム
『シャイニングムネヲ像』は見つけられんぞ。」
受太郎は一瞬むっとした表情になった。しかしすぐに不適な笑みを取り戻し
「だったらどうするんだい…」
「力ずくで封印する!どうやら呪いが妙な効果をもたらしみたいじゃな?
若返った以上簡単にやられんぞ」
じりじりと睨み合う二人。1分…2分…と刻々と時は過ぎていく。
そして、3分立った時!
いきなり老師の身体から煙が立ち昇った。
「ぬをををを!?」
ぼんっという爆発音と共に老師はモルモットに戻ってしまった。
「何と言うことじゃ〜〜〜〜〜」
「くすっ、どうやら呪いは変な方向に作用しているみたいだね」
受太郎は老師を見下ろしながら言った。
「さ〜て、どうしちゃおっかなぁ〜」
268 :
風と木の名無しさん:02/07/19 01:18 ID:h6A1oWch
第62話タイトル入れ忘れ
「お湯をかける少女は三分でくる」
269 :
風と木の名無しさん:02/07/19 12:38 ID:FK3giu99
ワラタ
273 :
風と木の名無しさん:02/07/25 01:11 ID:E0Gj/Gi7
す、すごいです、このスレ!!
腹よじれて息できんー
274 :
風と木の名無しさん:02/07/25 01:49 ID:DyTFZKv/
275 :
P:02/07/27 01:14 ID:/9d5eyXx
●第63話「でっかくても元・・・だし」●
「話は聞かせてもらった!」
紫苑、カホル、油屋だった。
「・・・だから?」
受太郎は老師の尻尾をつかんで振り回しながら、さも興味なさげに振り返った。
「つれないねぇ」
カホルがよよよとハンカチを目に当てながら嘆く(勿論うそなき)。
「受太郎君とかいったね?僕の受丸くんを返しておくれ。君にそのカラダは似合わな・・・」
「・・・うるさい。黙れ、手術野郎」
見た目が受丸ということもあり、紳士的にと紫苑が真紅のバラをアイテムに受太郎に話しかけるが、
受太郎の機嫌の悪い一言に凍りつく。
「な、な、なんのことだいっ?」
明らかな動揺・・・。
「もしかして・・・」
一同が紫苑を疑惑の目で見る。
「もう少し腕のいい医者探したら?ホ・ウ・ケ・イ・くん?」
老師の尻尾でちょうちょ結びをしながら、小悪魔のようにくすくすと笑う受太郎。
「うわぁあぁぁあぁぁんっ」
「ぼっちゃまぁ〜っ!」
紫苑はショックでそのまま小屋を飛び出していき、サミーはそれを追いかけた。
「二度と顔見せんな、皮かぶり野郎め」
この一連の会話から、受太郎はかなりの毒舌だとわかった・・・そして敵にしたくない人物だとも。
276 :
P:02/07/27 01:48 ID:/9d5eyXx
●第64話「シャイニ〜以下略の在り処」●
「♪ボクはさすらいの吟遊詩人〜♪」
「うっさい、死ね。くさいんじゃ、ボケ。耳が腐るから黙れ。犯すぞ、ああ?」
カホルが重い空気に耐えられずに歌い出したが、速攻受太郎の毒舌攻撃を受けた。
「か、カホル君を責(攻)めないでっ。僕たちは話し合いに来たんだっ」
「話し合い?」
いつの間にか復活していた攻吉が、油屋に尋ねる。
「そ、そうだ。現代に戻るには『シャイニングムネオ像』が必要だ。でもそれを手に入れるには・・・」
「手に入れるには?」
脂屋の次の一言を待つ。
「うっ、受太郎さんの精液が必要らしいんですっ!」
・・・またかよ・・・。
攻吉はこのパターンにげんなりした。
「♪シャイニ・・・長いから以下略はぁ〜、ここから北にある赤の村にあるのさ、へへへぇ〜い♪」
「普通にしゃべらんかい、このキ○○イ」
容赦ない一撃がカホルを襲う。
「あぁれぇ〜」
「カホルクンッ」
3mは後方に蹴り飛ばされたカホルに駆け寄る油屋。
・・・話がすすまねぇ。
277 :
P:02/07/27 01:50 ID:/9d5eyXx
●第64話●続き
「ふぉふぉふぉ、そんな事実無根な情報、どこから手に入れてきた、若いの?」
モルモット老師が攻め吉に尻尾の結び目を解いてもらいながらえばる。
「えっ、ウソなのかっ!?」
油屋は気絶しているカホルに欲情しながらも、老師の言葉に驚く。
「アカの村にはアカの兵士がおる。その兵士にちょこっとソデの下を渡せばムネオ像までの手引きをしてくれるぞ?
奴らは飢えておるからのぅ」
老師は解けた尻尾をぺしぺしとボロイ畳に打ち付ける。
「俺たち、こんな時代の金なんて持ってないぞ?」
そりゃそうだ。
一応設定は戦国時代だ。
持っている方がおかしい。
「はふぅ〜ん、ボクはあるよ?」
意識を取り戻したカホルがポケットを探ってと油屋に甘える。
そしてポケットに手を突っ込んだのはいいが、別のところを探り出す油屋。
身悶えるカホル。
そして話がすすまんっ!!と、どこから出したかデコイチ1/5サイズの模型を二人の上に落とす受け太郎。
「・・・帰りてぇ・・・」
攻吉のつぶやきはかなり切実だった・・・。
278 :
P:02/07/27 01:53 ID:/9d5eyXx
再び変な方向に進めてしまった・・・はぅ。
はっ!!
漢字変換の時に「受け太郎」の「け」を抜くの忘れてた!!
279 :
風と木の名無しさん:02/07/27 02:50 ID:gW38sW4O
>278
いや、オケーでつ。
この間までほとんど漏れしか書いてないような状況だったので
職人さんが増えて嬉しいでつ。
280 :
P:02/07/28 01:30 ID:ZogDNcuh
>279さんへ
本当に何人、参加しているんでしょうね?
みんながみんな、「風と木の名無しさん」だから一体何人いるんだか。
何か一言だけでも参加してほしいですぅ。
すでにこのスレをたてた1さんもいなかったら寂しい・・・。
281 :
風と木の名無しさん:02/07/30 02:55 ID:Lk5CP13i
age
>>280 >200位まではいたんだが、age厨やらが出てきて、
その上インターネットキャッシュを全部破棄して、最近いなかった。
読んでみたら凄い展開に…。
ちなみに、こんなに続くと思ってなかったので(>1よスマン)
受丸、攻吉などというキーボードで非常に打ちにくい名前を出したのは
…私です。
283 :
風と木の名無しさん:02/07/30 11:46 ID:WOcDWNme
>>277 戦国時代じゃなくて、原始時代じゃなかったっけ?
284 :
P:02/07/30 23:00 ID:NbIg27v4
>>283 うわっ!?
ホントに間違えてるっ!!
何で間違えたんだろう?
みなさん、適当に書き換えてといてください、お願いします(汗)。
御指摘ありがとうございます、ごめんなさい・・・。
285 :
風と木の名無しさん:02/08/01 00:00 ID:uMtuWcUO
age
286 :
風と木の名無しさん:02/08/01 01:00 ID:srMHJk6k
職人さんがんがれ!
●第65話前編「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃサンバ」●
「と、言うは嘘じゃ。」
師匠は事も無げに言った。ひっくり返る一同。
「何を騙されているのじゃ。ここは原始の時代。ワシは訳あってここにおるが、
他に人はおらんはずじゃ。」
かっかっかと水戸黄門笑いをかます師匠。そんな師匠に受太郎が毒舌攻撃。
「この糞ネズミ!穴から腕入れてヒィヒィ言わすぞボケェ」
師匠に掴みかかる受太郎。だがしかし、師匠はさっと身をかわし、胴着の袂から
金のわっかを取り出すと受太郎に向かって投げた。
それは空中でぐるぐる回転しながら大きくなると、スポッ☆と受太郎の
元気ボーイにはまったのであった。
「そこまでじゃ、受太郎。もう貴様の好きにはさせんぞ。それこそは中国四千年の
秘法『珍宝環(ちんぽうかん)』。お主が暴れれば暴れるほどそれがお主の一物を
締め付けるであろう。さぁ、さっさと引っ込むのじゃ!」
「チクショウ!覚えてろジジィ!」
苦しげな呻き声を上げながら受太郎は倒れていった。
●第65話後編●
床に力なく横たわった受太郎に慌てて駆け寄る攻吉。
「大丈夫か!受丸!」
抱き起こして身体を揺さぶると受太郎は色っぽい喘ぎ声を上げながら
意識を取り戻した。
「ど、どうしたの?攻吉…」
「受丸!受丸に戻ったんだな…良かった。」
喜びのあまり涙滂沱として流れる攻吉。
しかし受丸は何故攻吉がそんなに泣いているのか判らない。
「そんなにたんこぶが痛むの?」とボケをかます。
そんな二人を横目に見ながら師匠は言った。
「さて、真のシャイニーの在り処じゃが、禁断の森を流れる川の源流に守護神と
共に祭られておる。しかし、禁断の森を奥へ行けば行くほど、魔性の木々達も
気性が荒い。この辺の木は美少年萌えじゃて、ワシの言う事も聞いてくれるが、
奥の木々達の中にはジジィ萌えもおるて危険が一杯じゃ…。
さてどうする皆の衆?」
●第66話前編「旅立ちのバラード〜銀河の向こうに飛んでいけ〜」●
攻吉は叫んだ。
「どうするもこうするも、シャカリキ学園に戻りたいよ!たとえ危険が一杯でも
そうする他に戻る道がないなら行くよ!」
さすが熱血漢攻吉。決断が早いです。他の皆も攻吉に促され、同意しました。
すると師匠、攻吉の肩に飛び乗り言いました。
「では、川まで案内するぞ」
師匠に道案内され一行が着いたのは、何だか呪われそうな悪魔色をした
広い川でした。なんとも言えず不気味な雰囲気があたりに漂っています。
「この川に沿って上流に行くのか…」
ちょっと不安になってきた攻吉。
「待って。僕にいい案があるよ♪」
受丸はそういうと、近くに咲いていたタンポポを毟り取り、例によって笛に加工。
怪しい音色を奏で始めました。ひとしきり吹いた後、受丸が
「ブルースネーク!カッモーンンンンンン!」
と叫ぶと、川から巨大カモノハシが!
「こいつの背中に乗っていけば楽だよ!」
こうして、受丸、攻吉、カヲル、油屋、そして師匠の一行はカモノハシに揺られ
危険な旅へと出立したのでした。
●第66話後編●
さて、そんな様子を隠れて見守る影が。そう、紫苑と執事サミー、雅也です。
三人は色々あったけど何とか戻ってきて話を聞いていました。
「聞いたかサミー。僕らも何とか上流に行かねば」
「すでに手は打っております。」
自信満々に言うサミーの手には一本のロープが。
「先ほど、カモノハシの尻尾にこれを括りつけておきました。こちらに用意
してあるイカダとロープでつながっています。我々はイカダに乗ってコソーリ
ついていけば良いのです。」
「oh!グレート!ナイスアイディアだサミー。ところでいつの間にそんな用意をしていたんだ?」
「それは執事ですので。」
何だか訳のわからない返答でしたが、あまり深く考えない紫苑は納得。
こちらの一行も何とか出発することになったのでした。