一ヶ月後、そこには異形のクリーチャーに埋もれる
>>648の姿が!
650 :
スペースNo.な-74:2011/04/15(金) 00:23:59.46
問題はどうやって骨を手に入れるかだ。
ケンタッキーをいっぱい食べればいいんじゃない?
まずは立体について理解する
・こういう立体は名前からしてこのような形をしているはず、という思い込みを排除する
・こういう立体ならこの角度ではこう見える、という実際見た時の特徴を掴む
・目の前にある立体はなぜこのように見えているのか、物体の構造と光の作用を理解する
文字通り把握したところで結局紙にうつしとれなきゃ意味がないよね
・立体の立体感をあえて無視し、輪郭だけを、目だけでなく紙の上の鉛筆で辿る
・立体を立体たらしめる稜線をたどる
・立体のボリューム感を見て、光と影を無視したそのままのボリュームを紙に表す
・立体の形づくる明暗差を見て、把握し、紙に表す
ここまでやればどんな物体も一度見れば把握して、あらゆる角度から自在に描ける
それから人体の構造を叩きこみパースをちょちょっと勉強すれば
上達もあっちゅーま
>>652 たとえば人体について、
写真等を見ながら描き写す能力と、何も見ずにどんな角度からでも描ける能力って違うと思うんだけどね。
前者はできるんだけど後者が苦手。
たとえばさ、資料見ても自分の望む角度が無かったりするじゃない?
写すの上手いだけじゃ苦戦するんよorz
男は立体把握能力が勝ってるっていうけど、漫画って大概平面的な絵だからあんまり意味ないよね
ある程度までなら練習で身に付くし
最近はロボットとかも3D処理が多いし、男でも平面的な絵しか描けない人が増えていると思う
特に少年漫画系
>>653 実際に見える形と、見えると思って頭に描く形に差異があるからうまく描けないというのが
初心者のつまづく最初の部分だと思って上のレスには最初にあげた
だから本当に目の前にある形を、ありのまま描けることのが大前提なんだけど
それは写真じゃなく、自分がこの目であらゆる角度から見れる物体を、一視点から限定して見るときの話だ
こっちからみたらこんなボリュームで、こっちからみたらこんな形で
だけど今ここから見たらこの物体はこう見えるんだっていう実感を絵にできなきゃいけない
それは写真をそっくりに写す技術とは違う
クロッキーと塗り絵ぐらいちがう
三次元で時間とともに変わりうる立体を、立体感をともなった二次元の瞬間的な絵に変換するという技術
写真模写がうまくなっても、立体感を絵にするには
触感や嗅覚、一枚の写真にはたくさんの視点が潜在的に存在するって意識が足りない
その立体が存在していた事実は薄っぺらい写真一枚の視点でしか知らないからね
だから写真一枚を模写するよりは、複数の角度で撮った写真数枚から、それが全体的にはどんな形になるのか
これがどういう構造でどういう形で別の角度に回したらこういう風になるだろうか
と想像してから描くのが(立体把握の練習としては)よっぽどいい
人体みたいな複雑な形を想像するというのは、段階的に構造を理解していかないと難しい
立体把握したいなら粘土でいいからフィギュアを作れといわれてるのはそういうことだと思う
実際人体模型作ろうとすると、細部の記憶がかなりあいまいだったことに気づいて
解剖学の本開きまくったり、あらゆる角度からの写真を集めることになるから
写真模写がわるいわけじゃない
それが立体を把握することに直結するものではないというだけ
要するに
立体から立体感を感じることができ、立体感を描けることができ、
そのうえで構造を勉強すれば、頭の中で立体を動かしてそのまま描くのも容易だという
ある意味気のながい話をしたんだよね
つまり裸の女を描こうと思えば写真じゃダメだということだな。
>>652に質問してもいい?
>・こういう立体ならこの角度ではこう見える、という実際見た時の特徴を掴む
これって、例えば平面図30-60°の立方体を透視図で見たら必ずこう見えるっていう
立体の法則性みたいなこと?
>・目の前にある立体はなぜこのように見えているのか、物体の構造と光の作用を理解する
よく本とかに載ってる光源と反射光の模範図あるけど、ああいうの頭にぶち込んどけばOkってことか?
>・立体のボリューム感を見て、光と影を無視したそのままのボリュームを紙に表す
これがちょっと分からないんだけど、線の強弱でボリューム表現するって認識でいいのかな?
構造を正しく予想する想像力ってのは、やっぱり土台が無いと仕方ないもんなぁ
>>657 うんとねーオレがいいことを教えてあげるよ
トシローが立体物を絵で展開することなんて無理
自分の絵の立体的、構造的レトリックを実際の構造物に当てていく
すなわち自分であれこれ適当にズラ描きしてそういうもの
レトリックの作法として蓄積していく
ある程度したら実際の構造物を絵に移し変えることも容易になる
要するに絵に置き換えるとはどういうことかを知るようになる
とはいえあらゆるヒラメキは必要なのかな
そんでもってそれとクオリティーの関係はまた別のこと
そして何故、実際の立体物ではなく絵のほうを優先するのかというと
それは考えること関係がある
多分、観念から入ったほうがいろいろ疑問を持てる
デッサンうまいやつが下手なのはそれが逆だからだろう
そんでもってここでいう構造物とは人物とか風景とかそういうことを扱ってはいない
エンジンとかゼンマイとかそういうやつだ
ほーらトシローが扱えるようなもんじゃないだろう
でも金ちゃんの仮想対象的に捉えればよいんだよ
トシローはアイディアだよ3秒で描いてみせるよ
絵に複雑なものなんてない複雑にすることはできる
へった糞は復元不可能な複雑を絵を描く
そのうちとは10年とかそんなんだよ
そんでもってあらゆるレトリックも色々忘れている
だから蓄積した技術のなかで絵を描いているわけでもなく
血肉になったものを無意識に使っている
過去の絵は大事、震災になってもこのダンボールだけは持ち出す
ところで、観念的にわかっていてもクオリティーが一向にあがらないもの
に風景がある
それもこれもオレのことね
それに水墨画をやったことあるんだけどアレって筆なんだよ
絵というより筆がうまくないと絵にならない
絵にはそういう性質もあると知ったとき愕然としたものだったよ
かなり遅レスですまん
>>226にあまりレスがついてないけど、この感覚はかなり重要なものだと思う
俺は絵を描き始めたとき模写もできないレベルだったから、右脳で描けを読んで練習していた
それで、模写はできるようにはなったけど、それは線をそのまま写してるだけだったんだよね
最近になってやっと
>>226の感覚で描けるようになってきた
で、この感覚を自分なりに考えてみたんだけど、この感覚のときは下のことができてる気がする
1.全体を意識する
模写をしてると模写元の線だけの一部に集中してしまって
全体の一部を描いてるということを忘れてしまう
2.1の言い換えかもしれないけど、自分がどこを描いてるか意識する
腰を描いてるときとかに自分は腰を描いてるんだと思って描くと上手く描きやすい
3.描いてる対象に触ってる、あるいは対象になりきって触られてる感覚をイメージする
たとえ無機物でも触られてる感覚は何となくイメージできると思う
この感覚になると、自分の鉛筆の先が対象の表面をなぞってるみたいに感じる
上の1.2.3は同時に起こる
そのときは
>>226の感覚になる
だから、模写するときは上の三つに気を付けて模写してるんだが、どう思う?
3は特に良さそう。これ意識して描いてみるか。
>>226は、これ大事だよね。
以前どこかで、紙の中がちゃんと三次元に見えてる?みたいなレスがあって
なんかハッとしたのを思い出した。
保守
667 :
スペースNo.な-74:2011/08/12(金) 08:25:03.74
スタンドがあれば便利なのにね
669 :
スペースNo.な-74:2011/08/16(火) 22:14:49.48
女は空間認識能力ないから厳しいよね
その代わり人間味のあるキャラを描けると思うよ
女の人ではドロヘドロの人はなかなかいいと思う
最初は士朗正宗フォロワーみたいな絵柄だけど
671 :
スペースNo.な-74:2011/08/17(水) 04:49:08.17
線で立体のぶんはだいたいかけるじゃん、じぶんはそれが楽しいほうなんだけど
立体把握だけしてるのが一番楽しいほうなんかもしれんとさいきんはきづく
あと色彩センスも技術ももってるのでそれなりの綺麗なものをぬれるが
塗りの過程が楽しくないので困っている
こんなんだいたい(塗るまえから)決まってるんじゃね?とか
思ってしまう
線画の清書もだるい、綺麗にまとまるだけで絵画そのものの勢いは全体的に変わらず
なんかやる意義あるんか?これ・・と思ってしまう
線画の段階だと毎回発見が有る気がするが、塗りだと毎回同じ事繰り返してる気がする
いや線画の段階もきほんてきには同じ事なんだろうが
塗りはなんかやたら手間かかるし。作業も退屈なわりにあるていど完成した時のメリットを
あまり感じれないので余計やる気がおきんので困っている
つまるところは、ラフの段階で自分が再現したいものはほぼ90%くらいは出来てしまっているのだ
塗りの作業過程が非常に退屈で困っている、過去を省みればやはり昔からそうなのだが
線画には構築の楽しみを持てはしたが、塗りの作業はだるいだけであった
塗りの過程そのものは閉塞感に満ちている、やらされてる作業感が半端無い
自分も全くそのタイプだ
イメージや形を線で画面に閉じ込めるのが楽しい
絵画というよりは彫刻に感覚が近いんだろうな
673 :
ゲッパリラ王:2011/08/17(水) 17:17:12.89
俺にもウルトラマンにしかみえないな
一度同じようなアングルで人と建物をいれて写真でも撮ってみたらいい
色めんどくさい派はグリサイユ技法なり、モノクロ極めるなりしたらいいんじゃない?
無理に色に凝る必要はないかと
人物と背景が同じ地面にあるとするならウルトラマン
背景が地面にめり込んでいて人物が高いところに座っているとするなら通常サイズ
地平線を書き込んでみればわかる
676 :
>>336:2011/08/24(水) 06:29:21.49
677 :
スペースNo.な-74:2011/09/03(土) 19:38:06.99
この板どこにあるの?
678 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/09/04(日) 13:22:37.16
複雑な立体みてたら気持ち悪くなった
モデリング→→よしフィギュアも作ろう→人体むずい→解剖学を学びなおしながら悪戦苦闘
この流れで、時間はかかったけど立体やパースはなんとなく把握できるようになって人物もスラスラ描けるようになった
上手く3Dが使いこなせるようになったらそれはそれで便利だし、めんどくさがらずにモデリングだけでもやってみてほしい
直方体や円柱作ってクルクル回してみるだけでもかなり違うと思う
ただし、絵を描く練習も平行してやった方が良いと思う、自分は平行してやってたし
友達にこれ勧めても嫌そうな顔されるのは、やっぱりめんどくさく感じるものなんかね
それとも、ただ単に遠回りなんだろうか
3DCGソフトの扱いを覚えるのがめんどくさいからだろう。
立体やパース把握の習得に近道なんてねえ
そのめんどくさを乗り越え色々と意識しながらコツコツ積み上げるしか
結局男も女も大した差は無い。脳の処理の方法は違うけれど、その脳がないってわけじゃない。
なるべく実物を見て、触れて、こつこつ鍛えればなんの問題もない。
あんまり「男のやり方」「女のやり方」ってのは無いと思う。
あるのは「天才のやり方」と「秀才・凡才のやり方」だろう。男女のどっちが天才だとかそういう話じゃなくてね。
このスレの趣旨だと、このスレにいるのはほとんどが後者だと思う。
ていうか日本は二次元に落とし込まれた漫画経由で立体把握に触れる人が多いから後者の方が多いような気がする。
>>681のいうように、非天才(俺を含むw)は天才が感覚で出来ることにヒントをもらいつつ
数を重ねてこつこつ習得するしかないだろうね、学校の勉強と一緒だ。
紙を3Dに捉える事ができてからだいぶかわった
>>682なんか元気出た
コピペしてたまに見るようにするわ
立体についてうねうね悩んで、ある時ふっと立体や空間を見られるようになる感じだな。
ただ、そこで完了じゃなくて、今まで平面的に捉えてたものを立体的に捉え直すために
また時間と努力と頭痛を伴う苦労が必要になるw
出来てしまえば何てことないから、これを最初っから出来る人もいるんだろうなあ。
少女漫画の先生の所に背景描きに行ってんだけど
正直お互い立体把握の感覚が違うので四苦八苦している
向こうはパースそのものを知らないのでアングルが無茶苦茶で、
こっちもそう解ってる訳でもないから説明しづらい
でも向こうがボスだからそれに倣ってる状態
真横か真正面から見た図しか描けないけどそれで充分だと思ってる作家さんだから
それに合わせなきゃいけない自分も上達する事はなさそう…
今は逃げる隙を伺ってるところ
687 :
sage:2013/04/18(木) 11:11:02.97
保守
>>686 あれ
私は下手な絵のアシに入ってあらゆる手段で下手な絵にパース背景つけようと頑張ると上達すると聞いた
私自身はアシじゃないからそっちの体感のが正しいと思うけど一応…
689 :
スペースNo.な-74:2013/06/17(月) 01:20:22.76
フィギュアのフルスクラッチとか、遠回りだと思う人こそやったら伸びると思う
いまいち平面的な絵しか描けない人なら、三段飛ばしぐらいで画力が上がるのは間違いない
人によっては遠回りどころか近道になりうるよ(自分がそうだった
690 :
スペースNo.な-74:2013/06/18(火) 14:10:31.88
ぶっちゃけ絵だけ描いてても伸びないやつは永遠に伸びないぞ
数学をやれ数学を
使う脳の分野が空間把握する部分にめっちゃ近いからひたすら絵やるよりよっぽど早く感覚が掴める
勿論平行して絵もやらんといけないが
机に向かい続けるのが苦痛ならジャングルジム等アスレチックで遊ぶのがオヌヌメ
ただし人の目には気を付けろ
運動がいいとかも書いてあったぞ……どんどん絵から離れてく
数学が出来たならパースも計算で〜云々て見たから、勉強出来るにこしたことないやね
運動っつってもあれだぞ頭回転させる系じゃなきゃ効果薄いぞ
例えば球技とかはボールが飛んで来たときの落下地点を予測して先回りしないと跳ね返したり受け取ったり出来ないから空間把握能力の向上にとても向いてる
ジョギングでもコース、現在地点、残りの距離や経過時間等を頭に刻みながら走れば効く
結局脳トレだな
分かった
無理だわ
諦めたらそこで試合終了ですよ(´〇ω〇`)
数学むりぽ
けど人体につくパースはある日ふっと理解した
696 :
スペースNo.な-74:2013/10/07(月) 17:04:49.89
何だここは
すげぇな、
>>1が2006年の日付でワロタww
立体立体って思いながらメタセコでMMDモデル作ってたらなんとなく絵も立体になってきたよ
昨日、なんかちょと掴めたのかもしれない
紙の中のキャラの裏側というか奥行きが見えたというか
うまくいえないけど、例えば今まで腰に手を当てて胸張って仁王立ちしてる
キャラの絵をかいてる時って、腰に当ててるては腰の真横に来てるって感じで
なんつーか奥行きを感じて描いてることなかったんだけど、
昨日描いてた時、「ああ、腰に手を当ててる時って、胸張ってるとこう
肘は腰よりも若干背中側=奥にいくんだな」みたいなのが、フッと解って
それを意識して描けた……気がするw
今はまだそのレベルだけど、そんなこと気にもしなかった時よりは
小さいけど確かな一歩な気がする
これがもっと空間とかにまで渡る感覚になってくれるといいなと思ってる
多分すごいパースや超立体が入り組んでる構図の絵とかを
カッコ良く上手くかける人は、この感覚の空間まで渡ってるのがあるから
かけるのかもなって思って
まだまだだなってなってるけど