☆ 卍 仏教 @ 質問箱 卍 ☆ パート31

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979宝珠愚者@(規制代行)
>>963
釈尊は、
実在したゴータマ王子の史実としての生ける如来です。

対する阿弥陀如来というのは、
初期大乗グループがゾロアスター教からその概念を拝借してきたものです。
これは史実の如来ではなくて、ゾロアスター教の救世神だと思われます。

研究家によれば、
阿弥陀仏の原名「アミターバ」(amitAbha)は無量光を意味し、ゾロアスター教の光明神と結びつく。
また、別名「アミターユス」は無量寿と訳され、無限時間を指すズルワーン・アカラナと同じ意味になります。
阿弥陀仏の救世主的性格そのものがゾロアスター教の影響が濃厚で、
阿弥陀仏を説く教典そのものが、クシャーン朝時代に西北インドで成立したと考えられています。
「浄土」の概念は、「国土を浄める」意であり、ゾロアスター教のフラショー・クルティ、
すなわち“終末”の建てなおしにおける世界の浄化の影響をそこに見ることができます。
これらのことから、阿弥陀仏のゾロアスター教起源説は十分に説得力があります。