旧国道121号線大峠隧道 |
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3月に近くまで行ったものの夜間であり雪が多いこともあり引き返してきた旧国道121号線。2004年5月13日、深夜に家を出て早朝に訪れてみました。 | ||||
前回、引き返ししてきたのはここ。この車のある方向を登っていくところには何かしらの明かりが見えたものの大峠に向かう左への道はまっくら。道路が雪に埋もれた中、恐ろしくて先に進めず挫折しました。現道である国道121号線と旧道の分岐からここまでの道は特に書くようなことでもなく普通の道です。 | ||||
分岐してすぐに現れるのがこの標識。古い標識ですがこの先、通行止めなので米沢や山形なんて徒歩でもない限りいけません。 この先に行くとちょっとしたダートそして・・・ |
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通行止標識のあるところまで着ましたがバリケードもなく通過できる状態。ちなみにこの時点で携帯は圏外表示。もし遭難したら誰も助けてくれません。 もし、行く場合は何人かで行ったほうがよいでしょう。 |
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そして、先を進むと・・・。おいおい・・・。 轍はあるものの崩落した岩が散乱しているしフェンスは破れそうだし・・・。でも、轍があるということはいまも通行している車両があるのは間違いないと思い車を先に進めます。 実際にこの先には軽トラやら国産5ナンバー車などがいたるところに止めてあり実際にこの道はまだ生きているようです。 |
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おっ、雪だ! このあたりまで来ると車など停まっておらずこの先はあまり足を踏み入れないのかしら。轍はあるものの散乱している木の枝は車体下部に引っかかったりするし・・・。 |
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落石防護柵が倒れている・・・。 ここで車を置いて徒歩で先に進もうと思いましたがちょうどいい道幅が残っており車で先に進みます。っていうか、でかいランクルだとかなり危ない。イストはOK。場所はこちら。 |
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途中、カーブにはぺしゃんこに潰れた車のようなものが放置されていたり・・・。木が倒れてアーチをかたどっていたり・・・。 | ||||
カーナビの道路標示も黒で囲まれた怪しい道になりすぐにみえたのは路面は広いものの崩落しかけた路面。 | ||||
ひさびさにみかけた国道121号線のおにぎり標識。 ここまでみかけた標識は剥げていたりのっぺらぼうだったりと散々な状況です。 |
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ナビをみていて大峠トンネルまでもう少しだと思ったそのとき! 轍はあるものの行く手を阻む雪。2輪駆動の車ですし夏タイヤですし実際乗り上げたらスタックしそうになったのでここで車を止めて徒歩で先を行きました。 |
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先ほどの写真のすぐ先、雪のカーブを曲がると突然ひらけた場所に出ます。 道路情報に通行止の表示が。この標識の下には支柱のはがれた塗装辺が散乱しています。 |
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標識を抜けるとすぐに・・・。 ようやく大峠隧道に到着!!! |
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トンネルに入るとすぐに見えるのが破れた内壁。水が落ちてきており路面には岩が散乱していてそのうち崩れそうな雰囲気。 先を進み、出口へ向かいます。 |
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出口は大きな水溜りができておりそのまま進むと靴の中まで水が入りそうですがうまい具合に壁側にガードレールと岩がおいてあり大して靴をぬらさずにトンネルを出ることができました。 | ||||
トンネルを出てすぐに崖。ふと下に目をやると倒れた県境標識がありました。そして道の続きであるトンネルを出て左側に目をやると、完全に雪に埋もれており車両の通行は不可能な状態になっていました。 | ||||
雪の上をあるきすぐに見えたのがコンクリートブロックが設置された本当の通行止。ここから先、山形県側はほぼ放置され荒れ放題だそうです。ふと、目を雪のないほうを見るときれいな景色が見えます。雪解け水の流れる音だけがこの世界を埋め尽くしていました。 | ||||
登っているときには気づかなかったのですが降りる際、カーブに水芭蕉が咲いておりきれいでした。誰か植えたのかな?自生? | ||||
道の駅「喜多の郷」にて休憩し喜多方市内のラーメンマップを見て朝から営業している店をみつけ朝食をたべました。マップ記載のおすすめラーメンを食べたのですがあぶらこってり。スープの味も浮いた油だけをすすっているようでよくわからんでした。でも、また食いたいかも。 | ||||
さて、食事を終え現在の国道121号線、大峠トンネルを通り山形県側から行ける所までいきます。 まず、見えたのは現道と旧道の分岐の通行止表示。たいしたことないやと先に進むと・・・。ん。なにやら写真つきの縦看板が。 |
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さらに先を進む。この先もまだまだ行けるはずだとおもいきや! ゲートで塞がれている!!! |
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ここにも縦看板が。よく見てみると・・・。そういうことですか。。。撮影日が1ヶ月前と最近の写真でした。 | ||||
注意:通行止区間に立ち入ると電話も届かず、また次に誰かが通過するのが何日後なのか何週間後なのかわからないような場所です。車が谷底に落ちたら、それこそ数年はだれも見つけてくれないかもしれません。行く場合は心の準備をお忘れなく。また、車はかならず木と擦ります。路面が荒れているので車は汚れます。新車でいくのはやめましょう・・・。なるべくなら車体の小さい軽自動車で4輪駆動のものをお勧めします。3ナンバー車でいくのはやめましょう。 | ||||
訪れる前に参考にしたホームページ: | ||||
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