北海道&東日本パスのたび

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2003年9月8日(3日目)

 
 日をまたいだのは青函トンネル通過中だろうか。3日目が始まります。最深部では色の違う蛍光灯が何本かそれを知らせてくれたりその後しばらくすると進行方向左側にこの先北海道のようなLEDの表示があったりしました。どれもこれも最高速で突っ走るトンネルの中。あっというまでよくわかりませんでした・・・。

 午前1時過ぎに函館に到着。ここで機関車付け替えで座席に対し進行方向が逆になります。青森や函館では進行方向が逆になりその度に乗客の皆さんは声を掛け合ってシートを回転させたりするのですが今は深夜。皆さん寝ているのでシートは逆になったまま札幌まで向かいます。やはり座席は眠れないなぁ・・・。結局ほとんどおきてました。

新札幌駅に到着する急行はまなす そして、午前6時前に札幌駅のひとつ手前の新札幌駅で乗換えです。ちょっとイレギュラーな乗換えで札幌到着後ではすでに発車後で乗れない普通電車があるのですがここでおりて徒歩20分以内で厚別駅に到達できれば乗換えが可能な裏ワザがあるのです。しかし道を間違え重い荷物を抱えつまづきながらも走り到着したのとほぼ同時に乗換えする列車が入線。ギリギリでした。迷わなければ余裕で徒歩で到達可能です。ここでのれなかったら当日中に普通電車のみで稚内に到達できないので特急などを使うしかありませんでした。

乗換え地図 新札幌と厚別の駅間は1kmぐらい。

徒歩移動解説ページ (Home)

厚別駅に滑り込む旭川行き普通列車 921D

 
旭川行、行先案内板 なんとか乗換えに成功できて暖房の効いた満席の車内にいたたまれずデッキで扇子を扇いで体を冷やします。と、いうかこの電車は冷房は無いのですかね。天井に扇風機がぶら下がっています。扇風機の ついた電車なんて関東では小さいころに見た覚えがありますが最近はぜんぜん見ておらずこんなところで見ることになるとは・・・。そしてこの電車で旭川へ向かいます。扇風機
 
旭川駅舎 午前9時ごろ、旭川駅に到着。ここで約2時間待ちの乗換えです。11時までなにもすることがない。。。旭川といえばラーメンなのでとりあえず以前教えてもらったラーメン屋さんがこの駅の地下にあり朝から営業しているのでここで朝食とします。ラーメン博物館に出店している蜂屋がここにあるのです。蜂屋
 

蜂屋。チャーシュー麺大盛。900円

 
 注文したのはチャーシュー麺大盛。900円。届いたとたんに肉のにおいではなく魚の焦げ臭いにおいが鼻をつきます。うへぇ〜。魚のにおいが強烈で新鮮な感動でした。においに感化されて味もちょっととんがった感じがしましたがチャーシューのまったりさもありおいしくいただくことができました。

 食後は駅の前に大通りがあるので散策してみて丸井があるぅ、西武だぁ、大都会だ。と、たいした感動も無く2時間の暇をつぶします。また翌日の宿は旭川の東横インなので場所を確認しておきます。

快速なよろ。行先案内板 11時ごろようやく乗換えの汽車が来ます。これで名寄まで向かいます。名寄まで約1時間。ゆっくりと北海道をさらに北へ進みます。

 
名寄発稚内行き  名寄に到着しここでも乗換えです。ここからは1両で最北の稚内を目指します。乗客が多く座れず最後尾に陣取って流れ去る風景を楽しんでいました。いくつか路面電車の停留所のような簡素な駅もありさすが北海道と思いつつ写真に収めてみました。宗谷本線、北星駅全景
 
音威子府駅標 しばらくすると乗客も減り、座る場所も確保できました。途中いくつか長時間の停車がありその度にほとんどの乗客は外に出て空気を吸ったり体を伸ばしたりします。この汽車、名寄から稚内まで約4時間。ゆっくりと北へ進み多くの方が終点まで行ったようです。途中、外に出るたびに見る顔は同じでしたからね。と、ウトウトしているといつの間にか音威子府に5分停車。ん。ここでおそば食べる予定だったのにぃ。ウトウトしてきづかなかったぁ。写真だけ・・・。いいや、明日も来るし明日こそは見逃さないようにしておこう。そして幌延駅に約20分停車。みんな降りて駅の外まででちゃいます。が、なにもない。。。ん〜。ホームに戻るとおおおっラッセル車だ!はじめてみた!当然夏で動いているわけでもなく停車しているだけです。幌延駅に停車中の除雪車
 
稚内に到着した普通列車 稚内に到着したのは定刻どおり16時39分。昨晩から電車に揺られようやく日本最北の駅に到着です。で、まずくったのはそば、あまい。あまったるい・・・。てんぷらもちゃちだ。稚内駅のあまったるい立ち食いそば
 
日本最北端稚内駅 さて、そのままホテルに向かうのもつまらないので雑誌にも載った駅弁を買おうとしばらく暇をつぶします。まずはかに弁当を購入。1000円。これは雑誌載ったものではなく左の写真のさらに左側にあるお店で購入したものです。おめあての「さいほくかにめし」は特急の発車時間にのみおじさんが現れて立ち売りで販売するちょっとレアな駅弁です。待合室でぼけっとしてついにげっと。最後の1個でした。下の写真の左側がかに弁当。右側がさいほくかにめしです。840円(ですが800円で購入できました)ふじ田のかに弁当とサンエイ商事のさいほくかにめし
 
ふじ田のかに弁当、外観 ふじ田のかに弁当、中身
サンエイ商事、さいほくかにめし、外観 サンエイ商事、さいほくかにめし、容器

サンエイ商事、さいほくかにめし、中身

 2個ともたいらげてシャワーを浴びます。湯音が一定じゃないぞ・・・。泊まったホテルは稚内サンホテル。素泊まりで8500円。高い割には。。。むぅ。このホテルは駅からも近く港も近いのでフェリーの出すボーという音が響いてきます。それでは、おやすみなさい。
 

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