人生に起きた出来事は、起こった事実そのものより、その出来事が自分の精神、感情、肉体にどう影響するかの方が大事だと思います。
たとえば、その出来事を自分はどうとらえて、それに対してどう対処して、それから何を学んで、そしてその出来事のことを考えるときにどういう感情が沸き起こるか。
起こった事実そのものは動かせなくても、その出来事が自分に及ぼす影響は自分次第で変えられる。
そしてその影響が変われば、起こった事実自体の意味も変わる。
苦境に陥っても、自分次第で後からみれば自分を成長させる鍵だったと理解できる。
さらに、同じことをこれから起こる出来事についても応用できる。
その際に必要なのが「目的地にたどり着くことを信頼する」ということでしょう。
一つ一つのことにああだこうだと言うより、全体としてどこに向かっているか知ることが大事ということですね。