あてのない旅(仮名)

もくじ

翌日

 
 みなさんはゴールデンウィークをどのように過ごしたのでしょうか。私は仕事をしておりその代休でゴールデンウィークあとに6連休を頂きました。さて、3月に車を買ったことですしどこかに出かけてみようかなと。出発前日までいろいろとどこかに行こうかなとは考えては見たものの結局まとまらず一つだけ行き先は決めてあとは思いつきの非効率なたびに出かけることにしました。

 さて、5月13日午前2時30分に目を覚ましとりあえず出かけます。何も食わないで出かけ途中のコンビニで何か買おうと思いつつ国道121号線を北上し目的地へ向かいます。外は明るくなりライトの必要もなくなったころおなかも減り田島町のコンビニでパンを購入し食いながら再度北上。途中、会津若松や喜多方市内を通過し本来の国道121号線を交差点で右折し旧道121号線に到達、目的地に到着しました。

牛肉どまんなか弁当 一つだけ決めた目的地、大峠はあっというまに終わりました。とりあえず米沢市内へ入り牛肉が食いたいと米沢駅前の新きねや弁当にて牛肉どまん 中弁当(1000円)を購入。注文してからしばらく待ち、一般に作り置きの駅弁と違い奥でいま作ったばかりのほとんど食べられない出来立てのほかほかの駅弁を買うことができました。

JR米沢駅

 米沢駅前駐車場で地図を見ながら次の目的地を決めます。んー。んー。んー。

 峠駅にきめたっ!力餅くうぞ!さっそくカーナビに目的地を設定します。すると途中規制区間があって別ルートがあると表示されたりしますが特に気にもせず国道13号線(万世大路)を使用し行くことにします。途中、パーキングエリアで駅弁くってお昼ご飯です。栗子峠を貫通する西栗子トンネルを通り過ぎてすぐ、右手側にスキー場が何かの巨大施設が取り壊しをしておりすげーやと思いつつ写真に収めるのを忘れ板屋駅への県道232号線の細い道に入ります。

峠駅と商店 細い道を延々と進み、よくこんなところに駅を作るなと感心ししばらくしようやく到着。右側にみえるのは商店。駅舎は左側のスノーシェードでホームはそれを奥にいったところにあります。ホーム手前にトイレと踏み切り!があります。駅舎内に新幹線が通過する踏切です・・・。

峠駅内部

 
峠の力餅、おみやげ用。1000円 さて、峠駅といえば山形新幹線が開通するはるか前に鈍行で通過したことがあるのですがこの駅ではホームで何かが売られていて乗客は窓を開けて買い求めていました。それがこの力餅。大福です。

峠の茶屋

 
滑川温泉手前2キロぐらいの地点 峠駅の散策も終わり、また地図を見て行き先を決めます。この近くには滑川温泉や姥湯温泉があるじゃないですか。確かここは立ち寄り湯もやっていたはず。行ってみるかと車を走らせますが。。。先ほどの旧国道121号線よりも場所によっては怖いありさまで離合不能なガードレールもない崖道の連続。滑川温泉手前の橋の道路案内標識にだまされバックするころには気が滅入って引き返してきました。

 滑川橋のすぐ近くに案内標識があり左折すると姥湯温泉にいくのですがその標識の下には右折する道がありいきなり通行止。歩いて先を行ってみると川沿いの怪しげなコンクリート道で先が1車線分しかないようでまっくろ。バックして戻り本来の道をまっすぐいくと正しい左折地点があったのですが横から見ただけでも急勾配。もう行く気なくしましたよ。滑川温泉「福島屋」の駐車場でUターンして温泉に入らず立ち去りました。怖いよ。ココ。そういえばここ携帯も圏外で宿の電話は衛星電話なんですよね・・・。まさしく秘境だ。

 
県道232号線、ダート道 行きは国道経由、帰りは米沢駅で迂回ルートとして表示されていた県道232号線を使って一旦米沢方面に帰ることにしました。このとき、先ほどの道で気が滅入っていて郵便局の軽バンに追いつかれて四苦八苦したりともう宇都宮に帰ろうかなと迷っていた時期でした。

 県道232号線にはいると「大型車通行不能」の文字が。停まってナビで行き先を確認しているとおじちゃんが声をかけてきて「どこにいくの?さっきここ通ってきたんだよ。細いけど。」と。通れることを確認し御礼をいい車を走らせます。そしていきなりのダート。でも、景色はきれい。どこか遠くから「やっほー」なんて声が聞こえてきました。

県道232号線、笠松鉱泉まえ。道路情報板

 

 

 

 

この写真はダート道を走り終えて現れた反対側の大型車通行止の道路情報板。ここまで道幅はせまく対向車がくるとどちらかがバックしなくてはならない道です。この写真からみて右側にJRの保線用なのか細い道が1本ありました。このすぐちかくに笠松鉱泉があります。車を徐行させゆっくり見ただけで通過。

 
JR高畠駅。太陽館。 しかし、米沢市内に入り風呂にはいりたいという欲望には勝てず結局は以前行った高畠駅の駅舎内の温泉にて休憩します。サウナに入りまっぱだかで横になって起き上がるときに頭の中に小国という言葉が浮かび次はそこにいこうかなと、休憩室で1時間ほど寝て出発。写真を撮った時点では晴れているものの出たときには外はあめ。ココから先、写真はあまり撮っていなかったして・・・。
 
 国道113号線を西へとむかい道の駅「白い森おぐに」にて玉こんにゃく(100円)を食い休憩。別に小国に来たところで別にすることもなくここで北進することをきめました。外も暗くなり始め雨も本降りになってきた中、新潟県に突入。国道290号線、345号線を通り夜の日本海を走ります。

 前回の給油から400kmを越えそろそろガソリンでもと給油。429.9km走り給油は26リッター。つまり燃費は16.5km/l。すごいですよ!カタログ値の16.8km/l寸前です!レギュラーなのにハイオク入れていますがそれでもいい数値です。ちなみにここまでで今日は360km走っています。

 国道345号線ではノロノロ運転のトラックが前に立ちふさがり後ろにくっついて走ってはいたものの追い越し禁止車線にもかかわらず何台か後ろの車からごぼう抜きされる始末・・・。雨が降りカーブの連続する海沿いの国道で追い越しなんか怖くてできず、国道7号線に入り再度山形県に入りました。

 このころ道の駅「あつみ」に到着したのは19時30分ごろ。ここで車を止めて寝ることにしました。車内で睡眠なんてそうそうできるわけでも寝付けず1時間ごとにおき、寒いなとカーデガンをかけても寒い。毛布ぐらい持っておくべきだったかな。って暗くてよく見えないのですがこの道の駅の裏手は日本海。そりゃ海が近くにあればさむいわなと。

 
 

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