（　＾ω＾）从'ー'从聖者達に死を、のようです

代理

>>1乙！

初北産業

ｇｄｇｄ探偵
ほのぼの？
シリアス？

簡易登場人物説明

（　＾ω＾）……ココア好き２４歳、本人はキザなつもりだが呆れる程に全然決まっていない。

从'ー'从……みかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみｋ

('A`)……みんな憧れ永遠の無職、その技術力には目を見張るものはあるが週１回は連行される。

(´･ω･`)……大企業の社員。結構不遇、妻を溺愛している。

（　´∀｀）……ショボンの上司。少し子供っぽいところも。

(,,ﾟДﾟ)……最近の悩みはコートを新調しようか、ということ。刑事。

（　･∀･）……↑の後輩、やれば出来るタイプ。でも滅多にやらない。

(*ﾟ∀ﾟ)……超高確率で登場するモブキャラ。

(*ﾟ∀ﾟ)……↑にそっくりすぎる顔、区別がつかないが果たして……？

>>2
遅くなってすまんのぅすまんのぅorz
みーらいおんに手古摺ってのぅorz
しえーん

まとめサイト様

ブーン系小説グループ：http://boonnovel.g.hatena.ne.jp/bbs/392?mode=tree

前回のあらすじ

かつて依頼を通じて知り合いになった内藤ホライゾンと椎名ショボン。
今回の依頼人はショボンの上司である茂名モナー。彼の家に予告状が届いたらしい。
予告状を出した主は、ドＳ女王デレが去り際に言っていた盗み猫。果たしてどうなるのか−−−−？

毎週末に投下出来ていたのがまるで夢のよう。
だが、例えパソコンが規制されようとも、どこにいようとも
この携帯があれば投下出来るのだ。
面倒なので結論から言って規制氏ね。


>>4いえいえ、たててくれてありがとうございます。

それでは投下します

あああああ！
ドクオが報われない話だ！！！

主頑張って！支援

〜（　＾ω＾）从'ー'从聖者達に死を、のようです〜





9th-2〜黒と白〜

あれから数日。『 盗み猫 』は予告状に従えば今夜来ることになっている。
僕達が向かったのはVIP駅を挟んで僕達の住んでいる地域とは反対の方向。
VIPの北に位置するオオカミに程近いとある街に立つ一軒家だ。

（　＾ω＾）「そういえばこっちには滅多に来ないおね」

从'ー'从「こないだ行きがけで通ったよ〜」

そういえば渡辺はオオカミに旅行に行ったんだった。
オオカミは電車で少し遠出になるくらいの距離で、VIP程とはいわないまでも比較的盛況している。

いつも降りるVIP駅では降りず、しばらく乗る。
車窓は段々と移り変わり、のどやかな風景が見えてくる。
駅を過ぎるたびに車内の人はまばらとなり、がらんとしてくる。

「間もなく、栄々町です。お忘れ物なさいませんよう――」

（　＾ω＾）「お、降りるお」

从'ー'从「ほ〜い」


VIPのベッドタウンでもある栄々町。
区別でこそ町ではあるものの、そこそこに規模は広い。
また一部は高級住宅地としてその名を知られている。

僕達の目的地はその住宅地の1つ。
流石コーポレーション部長の茂名モナーの家だ。

（　＾ω＾）「あれだお」

从'ー'从「でっかいね〜」

駅を降りて地図に従って目的地を目指す。
栄々町の中心部は駅より少し高い位置にあり、少し坂道を上る。
そうして歩くことしばらく、住宅地の中でもかなり大きい家が建っている。

从'ー'从ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ｶﾞﾁｬ

（　´∀｀）「おお、来てくれたモナか」

（　＾ω＾）「ええ、大きいお家ですお」

紫煙

ネタバレ

最後はチョンマンセー

無論お世辞でもなんでもない。
僕の会社、内藤探偵社よりよっぽど大きい２階建てだ。
庭があるし、そこには観賞用と思われる植物も植えられている。

（　´∀｀）「ありがとうだモナ、立ち話もなんだしとりあえず入るモナ」

（　＾ω＾）「それじゃあお言葉に甘えて」

すげぇ待ってた、支援

---------------------------------------------------------------------------------

懐かしい日々はそのままで、新しい日には踏み出せなくて。
過去は過ぎ去りしはず、なのにいつまでも心をもたげるのはその過去だけ。
未来に思いを馳せることもなく、生きることに意義を見出せず
抜け殻の様に呼吸をするだけ。

('A`)

果たしてどこで間違えたのだろうか。
小学生の時？　中学生の時？　高校生？　大学生？

('A`)「はあ……」

いや、そういう問題ではない。
今までそうやって生きてきて何も問題はなかったのだ。
親は自分を認めてくれるしごはんは３食食べることができる。

('A`)「…………」

自分の机から取りだし、手に取ったのはみかん爆弾。
市販の花火とみかんを材料に、ちょっと手を加えただけの簡易手榴弾だ。
ヘタを抜くと５秒後に爆発し、さらに様々な効果をプラスできる。

('A`)「一体なにをやってたんだろう……」

あれからどれくらいの時間が経ったのだろう。
あの日、ブーンのところから帰宅して以来ずっと自宅に引きこもっている。

('A`)「夢……なのかな」

ベッドから腰を上げ、みかんを放り投げる。
何度も何度も改良を重ねた、壁にぶつけたところで誤動作はしないようになっている。

支援

どっくん……イ�`

再び机に手を突っ込み、取り出したものはかわいらしい包装紙に包まれている。
リボンで結ばれたそれは典型的なハート型。エロゲですら滅多に見ない程あからさまな物だ。

('A`)「昼ごはんにでもすっかね」

乱雑に開けて黒い中身を取り出す。
中央にはホワイトチョコで丁寧に『 ドクオさんへ 』と書かれている。

試演……

('A`)「…………」

見れば見るほど、あの夜の出来事は全て夢幻だったのではないかと思えてくる。
探偵社に行けばあの優しい笑顔が待っているような気がする。

('A`)「…………」

いや、やめよう。あれは確かな現実だった。


('A`)「…………」ｶﾞﾗｯ


ζ(^ｑ^*ζ

あああ…作者のバカ…

クローゼットにあるのはあの日の残滓。
記憶にないが、これは自分で持ち帰ったのだろう。
まさかブーンが運んでくれるとも思わない。


('A`)ﾎﾞﾘｯ


勢い良くチョコをかじる。
全てなかったことにならないかと思うが、甘く、そしてほんのりと苦い味は口に広がる。

('A`)「ウイスキーボンボンってやつか」

誰ともなく呟く。カーテンをかけた窓からはかすかに少年達の声が聞こえる。
そして聞こえる金属音、野球でもしているのだろう。

('A`)「……酒でも飲むか？」

酒に逃げる、ありがちな逃避方法だがあいにく酒は得意ではない。
普段は大活躍するパソコンは起動も面倒になり放置したままだ。

('A`)「ふう」

ベッドに仰向きになってからもうひとかじり。ハートは半分になる。
全くなにもする気になれない。

ガシャン！！




(；'A`)「ぬおっ！？」

ぼーっとしていたらガラスの割れる独特の音。割れたのは部屋に唯一あるベッドの側にある窓ガラスだ。
ベッドに仰向きになってはいたが、カーテンをかけていたおかげでガラスの飛散による負傷は免れた。
だが、もしかしたら顔にガラスが降っていたかもしれない。

('A`)「ボール……？」

ころんと手元に転がってきたのは白球。

「すいませーん！！」

(；'A`)「あ、ああ？」

少しパニックになるが、状況を整理する。
目の前に転がっている球はおそらくさっきから近くの空き地で野球をやっていた子供のものだろう。
直ぐにインターホンの音、ボールを取りに来たらしい。

「ドクオー！　用がある人みたいだけどー！！」

階下から聞こえるのは母の声。

('A`)「ああ、今行くからー」

返答をし、ボールを拾い上げて下の階に向かう。
割れた窓からは暖かくなり始めた風が吹きこんでいた。

---------------------------------------------------------------------------------

（　´∀｀）「こっちの部屋だモナ」

（　＾ω＾）「おっ、失礼しますお」

从'ー'从「広いね〜」

広い。テレビなどで出てくる豪邸と比べれば多少見劣りはするものの
日頃過ごしている空間に比べればやっぱり広い。
玄関を通り、応接室だろう。そこに通される。

(,,ﾟДﾟ)（　･∀･）

先客が２人、お茶をすすっている。
ちなみにこの２人、知っている顔だ。

（　＾ω＾）「お、あんたらは……」

（　´∀｀）「以前言っていた警察の２人、ギコ刑事とモララー刑事。さっき到着したところモナ」

(,,ﾟДﾟ)「どうも、今回の件を担当させていただく――」

(,,ﾟДﾟ)「ってあれ、あの不審者のダチ２人か。どうしてこんなところにいるんだ？」

まあ彼にとって僕という人間の印象はその程度だろう。
ドクオの友達、そんなポジションだ。

みかん支援

（　＾ω＾）「ああ、こう見えて僕探偵なんで」

(,,ﾟДﾟ)「あー、そういやそうだったな。お前らが依頼された探偵ってわけか」

（　＾ω＾）「まあそんなところですお」

(,,-Д-)「はあ、ウチらが信頼されないのもわかる話っちゃあ話だが……」

茶をすすりながら少し愚痴る刑事。
警察としてのプライドというやつだろうか。

（；´∀｀）「その、やはり２人だけというのは不安でして」

(,,ﾟДﾟ)「いや、別に攻めているわけじゃないですよ、モナーさん。
　　　　上の方も軽く考えてるみたいなんで我々も仕方ないとは思ってます」

（　´∀｀）「そう言ってくれると助かるモナ、ぜひとも協力して欲しいモナ」

(,,ﾟДﾟ)「ええ、愉快犯だといいんですがね」

そう言って依頼人と刑事は互いに握手をしあう。
僕も一応見知っている間柄なだけ、警察だからと気張らずに出来る。

(,,ﾟДﾟ)「そういえばいつも一緒にしてる無職は？」

（；＾ω＾）「その……諸事情があって、いませんお」

(,,ﾟДﾟ)「そうか、アイツは点数稼ぎになるからな」

从；'ー'从「え〜」

(,,^Д^)「ギコハハ！！　さすがに冗談だ！！」

（　･∀･）「なんか冗談に聞こえな――」

言いかけた言葉は拳骨によって妨げられる。
鈍い音、聞いてるだけで頭が痛くなってくる。

（　；∀；）「いった！　むちゃ痛いんですけど！！」

(,,ﾟДﾟ)「因果応報ってやつだゴラァ」

たまに見かけるが、２人はいつもこんな調子なのだろう。
傍目から見ている分には十分微笑ましい。
殴られた当の本人はたまったものではないだろうが。

さるか

猿った？

フヒッ

支援ー

この作品のデレ大好きだぁ

デレへのムカつきがストレスでマッハなんだが

（　＾ω＾）「そうだ、ここの間取りの説明とかしてもらいたいんですが……」

（　´∀｀）「わかったモナ、警察のお２人もどうぞ」

(,,ﾟДﾟ)「承知した」

从'ー'从「はいみかん」

（　つ∀；）「おお、ありがとう……」

---------------------------------------------------------------------------------

（　･`ー･´）「おい引きこもり！　俺のボール返せよ！！」

(#'A`)「…………」

なんだ、この生意気なガキは。

(；*ﾟ∀ﾟ)「こ、こら！　失礼なこと言ったらだめでしょ！」

慌てている若い女性は保護者なのだろうか。
後ろにもガキ達を引き連れている。
今の気分を表すならさながらカミナリ親父といったところか。

（　･`ー･´）「だってこんな時間に家にいる若者ってみんなニートなんだろ？」

(#'A`)「ほう、それが貴様の最期の言葉か」

それにしても最近のガキはつけあがる傾向があるらしい。
ここは１つ鉄拳をもって教育してやらねば。

(；*ﾟ∀ﾟ)「す、すいませんでした！　長嶋茂雄の真似していたらついフルスイングしちゃって……」

(；'A`)「え、あんたがやったの？」

(；*-∀-)「も、申し訳ありません、ガラス代は弁償しますんで……」

そう言って申し訳なさそうにペコリと謝る女性。
俺はここまでやられて激怒するような人間ではない。

('A`)「ま、まあしょうがないんじゃないかな。あそこ狭いし」

（　･`ー･´）「どうせ引きこもってたんだろ！」

(#'A`)「…………」

(；*ﾟ∀ﾟ)「すいません！　よく言って聞かせますんで……」

（　･`ー･´）「引きこもってばっかじゃないで野球やろーぜ！！」

('A`)「え？」

（　･`ー･´）「どうせ引きこもってるんだろ？　だったら外出て体動かせよ底辺！！」

(#'A`)「あ！？」

（　･`ー･´）「ま、そんな貧相な体じゃ俺の球打てないだろうけどなｗｗｗｗ」

(#'A`)「おう！　そこまでいうならパワプロで鍛えた腕見せてやろうじゃねーか！！」

(；*ﾟ∀ﾟ)「え？　ちょっとまさしくん？」

（　･`ー･´）「よし決まりだ。おーいみんな！　へぼい大人が１人増えたぞ！！」

(#'A`)「今のうちに言っとけ！　絶対泣かしてやるかんな！！」

9th-2〜黒と白〜fin

途中寝てしまうハプニングも乗り越えて本日は終了。
投下予定の半分くらいしか投下出来ませんでしたので次回は土曜日にでも続きをば

スレ落ち次第寝ます、それまで質問タイム。

乙です

デレのスリーサイズ教えてください

寝てたのかｗ
乙〜

>>49

ζ(^ー^*ζ「変態さんは死んじゃえばいいと思いますよ？」

それはともかく、おおまかなイメージは身長はやや低め、胸は標準を少し上回る程度、程よくくびれた肢体は大人の色香を纏いながらもその表情とあいまってどこか幼さを感じさせ…おや、こんな時間に一体誰だ？

>>50

正直抜かしたりしてないか恐怖。
今確認したのですが投下予定の三分の一しか投下できてない。

すでにこの話は書き終わってますので適度に間隔を開けて投下したいと思います。
それと、早く規制とけますように。

>>51
デレたん、はぁはぁｗｗ

疲れてるのにありがとう！
次の投下、楽しみにしてます