プロローグ
7月の初めのころ、雲ひとつない空の下で
二人の少年が、夏の日差しを避けて、小さな店の前に据え付けてあるベンチに座っている
パタパタとはためくビニールの屋根の上には色あせたペンキで「荒巻屋」と書いてある。
('A`)「あぢぃ・・・・・死ぬ・・・・・」
( ^ω^)「おっおっ あついおwwww」
学校帰りなのか、半そでワイシャツのままだ、
一人は細身の少年で、制服の半そでのワイシャツのボタンを全開にして、ベンチにふんぞり返っている。
もう一人体格の良いの少年はクルクルと二人の前で舞うカモメを見ながらニコニコしている
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:18:36.93 ID:lrVowGkI0
あぢぃ・・・・・死ぬ・・・・・
('A`)「ショボンのやつ、たかがアイス選ぶのに時間かかりすぎだろjk・・・・」
細身の少年がため息のようにつぶやく。
( ^ω^)「はやく行かないと怒られちゃうお!」
||'A`)「あー、ベンチの鉄んとこ、冷たくてきもちいい・・・・」
( ^ω^)「ドクオ、何鉄パイプに頬ずりしてるんだおwwwキメェwwwwwww」
||'A`)「今俺の火照ったカラダを冷やしてくれるのは、この鉄パイプだけなんだよ・・・」
( ^ω^)「ドクオはひ弱だお、ブーンは全然平気だおw」
(´・ω・`)「やあ、遅くなってすまない、荒巻のじいさんの話が長くてね」
荒巻屋の歪んで開けにくいアルミの引き戸を開けて眉毛の下がった少年が出てきた
('A`)「おせーんだよショボン、このしょぼくれ顔!おまえ格好から暑苦しい。」
(´・ω・`)「ぶち殺すぞこの薄幸顔。」
しょぼくれ顔の少年は制服のワイシャツをきっちりとズボンに入れていて、優等生といった感じだ。
(´・ω・`)「早く行こう、みんなアイスを待ってるだろうし」
( ^ω^)「おっおっw早くいくお、ショボン、アイス半分持つお。」
('A`)「早く行こうぜ、アイスがとけちまう。」
三人は荒巻屋の脇にある坂道を登っていく、坂の下の荒巻屋、その目の前には青く輝く海がどこまでも広がっていた。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:21:52.17 ID:iHxNDwnn0
支援
第壱話 「秘密基地」
荒巻屋の脇の坂(通称一本坂)を200メートルほど登った3人は、粗末な木の柵を乗り越えて、薄汚れた建物の中に入っていく、
建物はコンクリートの5階建てで、海に向かって景観のいい斜面に建てられている
エントランスの脇の壁では銅板に「VIPオーシャンホテル」と書かれた看板がさびつきながらも自己主張している
このVIPオーシャンホテルはバブル期に建設が始まり、コンクリートでの構造は完成したのだが
内装に取り掛かる前にバブルが崩壊し、そのあおりを受けて途中で放棄されたリゾートホテルの成れの果てなのだ。
ドクオたちは昔からこの廃ホテルをたまり場にしており、小さいときからここで遊んできた。
小学校時代は鬼ごっこをしたり、かくれんぼをしたり、中学に入ってからはサバイバルゲームなんかをしていた、
高校に上がってからは主にみんなでダラダラとここで駄弁ったりして時間を潰すのが彼らの日課になっている。
^ω^)「おっおっww今日は風がきもちいいおww」
廃ホテルは作りかけなので窓やドアといった類はまったく取り付けられておらず、海風が吹き込んでくる
彼らはコンクリートの隙間から苔や草がところどころ生えた非常階段を四階まで登った
そこには金髪の少女が腕を組んで階段の前で待ち構えていた、
ξ#゚听)ξ「おそいわよ、あんたたち!」
(;^ω^)「おっww待ってただけなのにツンは態度でかいおwww」
この二人はいつもこんな感じだ、ブーンはツンによく怒られている。けれど不思議と二人はいつも一緒にいる。
('A`)「まったくだぜ。こちとらこの暑い中わざわざ一本坂の一番下まで降りて行ってんだ。」
(´・ω・`)「ドクオはついてきただけだけどね」
('A`)「ちっとは感謝しろよな」
いいなこれ 支援
ノパ听)「うおおおおおぉおおおお!!!!アイスだあああああああ!!!!」
(;'A`)「うひゃっ」
突然の大声にとまどったドクオは一瞬硬直した
ノパ听)「ドクオありがとうなぁああああ!!!!!」
赤毛の少女がドクオの手を握り、ぶんぶんと振り回す。
(;'A`)「えぇ!?ああ、うん、ヒートは何味がいい?」
あいかわらず元気なやつだなぁ、と思いながらドクオは聞いた
从 ゚∀从「俺様、バニラ味な」
( ^ω^)「ブーンはチョコチップがいいお」
川 ゚ -゚)「私はチョコミントをもらおうか」
茶髪外ハネの少女と黒髪ロングの少女もいつの間にか紛れ込んでいる
('A`)「お前らアイスが来たらどこからともなく沸いてきやがって・・・」
(´・ω・`)「はい、ハインがバニラでクーがチョコミントね、で、ブーンがチョコチップ」
川 ゚ -゚)「うむ、ありがとう」
(´・ω・`)「そして、ヒートとドクオがオレンジで、ツンが」
ξ゚听)ξ「ストロベリー!」
ショボンは手際よくアイスを手渡していく、いつもこういった役回りなので、慣れたものだ。
ノパ听)「うおおおおお!!ありがとうショボン!、やっぱり情熱のオレンジだよなああああ!!!」
ションボンはヒートを見て苦笑しながら自分の分のメロンアイスを袋から取り出した
(;^ω^)「ショボンすごいお、全員のニーズに完璧にこたえたお」
从 ゚∀从「さすがショボン、お使いはショボンに限るなw」
('A`)「アイスウマー」
(´・ω・`)「まぁ君たちとの付き合いも長いからね、好きなアイスの味くらい覚えてるさ」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:27:32.31 ID:mgUWB3JhO
酉は?
最初から投下?
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:27:41.34 ID:bAqUbG72O
支援
コンクリートの四角い窓枠の外には青い海と青い空
彼らが暮すのは東京都VIP島、東京都とは言っても本土からは遠く放れた離島である。
人口約5000人
主な産業は漁業と農業と観光業、
漁業は近海で伊勢海老だとか、貝だとかを採ったりしている、
農業は主な生産物はフルーツとサトウキビ、それと漢方薬の原料になる植物だとかを栽培している。
観光業は主にサンゴ礁や史跡なんかを売りにしている
史跡といってもほとんどは戦中のもので、砲台跡だとか、弾薬庫跡だとかそういったものだ、
とはいったもののVIP島はそういった基地がありはしたのだが、戦略上まったく重要な拠点でなかったため、
米軍にもスルーされ、一発の銃弾すら飛んでこなかった。
島の人たちはのほほんとしたまま終戦を迎えたのだ
>>11 ハジメテダカラトウカノシカタヨクワカラナイ ゴメンネ
砲台や司令部、港もまったくの無傷。なので今でも戦時中の軍施設の一部はそのまま自衛隊が補給基地として利用している。
なのでたまに島には潜水艦やら護衛艦やらがハワイなんかに向かう途中に立ち寄ったりもする。
島には小学校が2つ、中学校と高校が1つある、
ドクオ、ブーン、ショボン、ツン、ヒート、クー、ハインは小学校から
いや幼稚園から一緒に育ってきた仲なのだ。
高校1年の夏、VIP島でドクオたちはのほほんと暮していた。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:31:17.65 ID:Pu4kTnYF0
私怨
コンクリートむき出しの床にどこからかもって来た錆付いたパイプ椅子やら木箱やらを並べて、みんなは輪になって座っている。
('A`)「それにしても、今日の授業はなかったよな」
やれやれ、といった感じでドクオが小さくため息をする
(;^ω^)「モナー先生、いきなり、今日は天気もいいしサトウキビ植えるモナ、とかありえないお」
(´・ω・`)「まぁモナー先生だしねぇ」
ξ゚听)ξ「モナー先生っていまいち何考えてるのかわからないのよね」
(;^ω^)「本土ではざわわ〜ざわわ〜さとうきび畑がー♪なんて歌ってるけど」
(;^ω^)「夜のサトウキビ畑とか、めちゃくちゃ怖いお・・・・」
('A`)「ざわわ〜♪じゃなくて、こう・・・・」
从 ゚∀从「ざわ・・・ざわ・・・ って感じだよな」
ハインは「ざわ・・・ざわ・・・といいならが両手の指をわさわさ動かす。
ノパ听)「モナー先生はいい先生だぞぉおおおぉおお!!!!」
川 ゚ -゚)「まぁ考えてることはよくわからんがな」
(´・ω・`)「ブーンとヒートはひたすら穴を掘りまくるし・・・」
( ^ω^)「穴を掘るのって意外にたのしいいんだおw」
ξ゚听)ξ「だからってアンタ2mも掘ることないでしょ」
从 ゚∀从「そんで、出られなくなってるしなwwwコントかってwwwww」
ノパ听)「何事にも全力!それはいい事だぞおおお!」
(´・ω・`)「ヒートの所は穴って言うよりクレーターだったね」
川 ゚ -゚)「しかもこの妹は素手で掘っていた」
('∀`)「素手で直径5メートルのクレーターって」
ノパ听)「むぅぅ、ドクオだって溝の中でずっと寝てたじゃないか」
ξ゚听)ξ「アンタいないと思ったらそんなトコに隠れてたの?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:34:27.11 ID:mgUWB3JhO
>>13 まとめが付いてなかったら前スレのURLを貼って続きからとか
簡単なレス返しはメ欄を使ったのが良いよ
偽物なのかと思った支援
('A`)「オレ、アツイ、キライ」
( ^ω^)「ドクオはもっと暑さ耐性をつけるお」
('A`)「暑さ耐性って、どうやってだよ」
从 ゚∀从「正座したフトモモの上に焼けた石をだな・・・」
川;゚ -゚)「それは暑いとかそういったレベルじゃないぞ」
ドクオたちはいつものようにくだらない話を続ける。これが彼らの日常なのだ
(´・ω・`)「ねえ、明後日から夏休みだけど、みんな予定はきまってる?」
ξ゚听)ξ「アタシは別にないわね、どうせ旅行の予定なんて入らないだろうし」
( ^ω^)「ブーンもだお、夏休みはすることがないお」
('A`)「まぁ、ここにいる全員そうだろ、あの親どもが仕事が休みなんて事はないだろうからな」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:36:19.67 ID:mgUWB3JhO
実はここにいる7人は、単に幼稚園からの同級生といっただけではなく、彼らの親全員が
島の北にある「VIP自然研究所」の同僚で
親同士の親交があった彼らは自然と仲良くなり、よく一緒にあそぶようになったのだ、
さらに言うなら 川 ゚ -゚)とノパ听)は姉妹で、( ^ω^)とξ゚听)ξの家は隣どうしだ
川 ゚ -゚)「まぁ、みんな暇だということだな」
ノパ听)「なにか楽しいことがしたいぞおおおお!!」
(´・ω・`)「楽しいことかぁ」
从 ゚∀从「おいブーン、おめー何したい?」
(;^ω^)「おっ?」
すこしぼうっとしていたブーンははっとしてハインのほうに振り返った、そのとき。
ばきっ
ブーンの座っている錆びたパイプイスの金具から、嫌な破壊音が響く、
(;^ω^)「いってーお!イスがぶっ壊れたお!」
ブーンは重力に逆らえるわけもなく、尻を乗せた板ごと真下にそのまま落ち、激しくしりもちをついてしまった。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:40:31.03 ID:mgUWB3JhO
支援
23 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:40:32.14 ID:yuNLpAsb0
从 ゚∀从「だっせwwwストーン!ってこけたwwww」
(#^ω^)「あれじゃだれだってこけるお!」
('A`)「あーあーどうすんだこのイス、せっかく持ってきたのに」
(´・ω・`)「また新しいの拾ってこないとね」
ξ゚听)ξ「ブーン、あんた少し痩せなさいよ、これで古いイスとはいえ壊したの3回目よ。」
(;^ω^)「おっおっ すまんお」
ブーンは黒い制服のズボンについた砂埃を払い落としながら謝る
ノパ听)「新しいイス・・・そういえば来る途中、道端に机やらなんやらがいっぱい捨ててあって」
ノパ听)「その中にソファーがあったぞおお!」
('A`)「ソファーか・・・いいね」
24 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:42:01.70 ID:yuNLpAsb0
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
从 ゚∀从
从 ゚∀从「 ソ レ ダ !」
ハインがヒートを指差しながら勢いよく立ち上がる、何か思いついたらしい。
(´・ω・`)「ソファーがどうかしたのかい?」
从 ゚∀从「ちげーよ!ソファーだけじゃねーよ!」
从 ゚∀从「捨ててある家具を根こそぎ持ってきて」
从 ゚∀从「 秘 密 基 地 を作るっ!!!」
ξ゚听)ξ「ひみつきちぃ?」
川 ゚ -゚)「秘密基地って、あれか?子どもの作る」
25 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:43:31.72 ID:yuNLpAsb0
从 ゚∀从「イエース!けどそんな生易しいもんじゃないぜ!」
从 ゚∀从「高校生の体力と知恵!技術をフル動員して、超快適空間をここに作り上げるんだぁああ!!」
ノパ听)「お・・・ぉおおぉ・・・」
ヒートが目を輝かせながらハインを見つめている
从 ゚∀从「ヒート、やるか?」
ノパ听)「当然だああああ!!!秘密基地は漢のロマンだああぁああぁ!!!!」
从 ゚∀从「そうだ!漢のロマンだぁあああ!!!」
(;´・ω・`)「君たち二人とも女の子じゃないか・・・」
从 ゚∀从「でもそんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!!男じゃない!漢だ!」
( ^ω^)「おっおっ たのしそうだお!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:43:37.71 ID:mgUWB3JhO
私怨
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:44:12.61 ID:oIK8fo4D0
これは前スレをわざわざ貼ってくれてるのかね?
28 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:44:56.11 ID:yuNLpAsb0
川 ゚ -゚)「そういえば昔も作ったな、一階の隅っこに」
ξ゚听)ξ「そんなこともあったわね、小学3年くらいの話?」
(´・ω・`)「ダンボールをあっちこっちからかき集めたね」
(´・ω・`)「よく考えたら、このホテル自体が秘密基地みたいなものなんだけどね」
从 ゚∀从「そんでお前ら、やるのか?」
( ^ω^)「ブーンはやるお!すっごいのつくるお!」
ξ゚听)ξ「そうね、アタシもブーンがやるなら・・・」
ξ///)ξ「って 別にブーンがやるのが決め手ってわけじゃないんだからね!」
川 ゚ -゚)「そうだな、どうせやることもないし、参加するとしよう」
川 ゚ -゚)「ここが快適になるのはいいことだしな!」
(´・ω・`)「僕もやるよ、みんなだけじゃ怖いしね」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:45:07.42 ID:mgUWB3JhO
死閻
30 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:46:11.32 ID:yuNLpAsb0
从 ゚∀从「ドクオは?ドクオもやるだろ?」
('∀`)「 や る 」
(;^ω^) (やべぇお・・・ドクオがすっげー笑顔だお・・・)
('∀`)「もうね、俺凄いの作っちゃうからwwwwww凄いの作っちゃうからwwwwwww」
(;^ω^) (秘密基地と聞いて軍オタの血が騒いだんだお・・・この間も護衛艦見ながらニヤニヤしてたお・・・)
('∀`)「それじゃーみんな!夏休み頑張ろうぜ!」
( ^ω^)ξ゚听)ξ´・ω・`)从 ゚∀从ノパ听)川 ゚ -゚) 「おー!!!!!!」
ドクオたちは一斉に拳を突き上げて気勢をあげた、
初夏の空の下、廃ホテル「VIPオーシャンホテル」の一室で、秘密基地建造計画が始動したのであった。
窓の外では、青い海と空が、変わらずに広がっていた。
第1話「秘密基地」 おわり
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:46:37.18 ID:mgUWB3JhO
紫煙
32 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:47:55.92 ID:yuNLpAsb0
第2話「廃品回収」
終業式が終わり夏休みに入った日の午後、早速ドクオたちは行動を開始していた。
ドクオとブーンとショボンは、資材を運ぶためのリヤカーを借りに、港のギコ先輩の所に来ていた。
ギコ先輩の働く東港は、島で唯一大型船が入れる港で、観光客や荷物を載せたフェリーもここに入港する。
コンクリートの防波堤が大きく沖に張り出し、テトラポットが波しぶきを上げ、
道路沿いのスロープにはたくさんの漁船が引き揚げられて並んでいる
フェリーは2日に1便しか運航しておらず、フェリーが来るたびに港は活気付く。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:48:48.35 ID:mgUWB3JhO
続きktkr
支援
34 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:50:18.71 ID:yuNLpAsb0
他に船がつけられる場所は島の南側の砂浜くらいだが、水深が浅く大型船は近寄れず、
島の北側は崖、西側は岩礁があり、船を着けることはできない、
東港はVIP島の大動脈なのだ。
(,,^Д^)「ギコハハハハ!そうか、秘密基地か!」
この豪快に笑う青年はギコと言う
ギコ先輩はドクオたちより3つ上の先輩で、今年入れ違いでVIP島高を卒業し、今は親の跡を継ぐため漁師見習いをやっている。
昔からドクオたちの兄貴分だ。
昔から筋肉質な人だったが、漁船に乗るようになってからさらに鍛えられたようで、もうSASUKEとかに常連で出ていそうだ。
( ^ω^)「そうなんですおw これでもブーンは15歳ですおww」
(,,゚Д゚)「なーに!オレが15んときにゃあもっとろくでもねぇ事しかしてねえさw!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:51:27.46 ID:mgUWB3JhO
試演
しえ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:52:01.08 ID:C9QYe1G6O
こうゆう雰囲気好きだ
支援
誰か過去ログ持ってない?
38 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:52:11.32 ID:yuNLpAsb0
('∀`)「先輩は武勇伝には事欠きませんもんね、国語の中松タケノコ*拡張事件とか」
(,,^Д^)「ギコハハハ!中松か!なつかしいなぁ!つっても4ヶ月前までオレも高校生だけどなw!」
(*´・ω・‘) (中松タケノコ事件・・・)
(´・ω・`)「・・・それで先輩、リヤカーの件なんですけど」
(,,゚Д゚)「おう!持ってっていいぞ!1台古くて使ってない奴がある、それだったら好きに使っていいぞ!」
( ^ω^)「ありがとうございますお、完成したら先輩を招待しますおw」
(,,^Д^)「ああ、楽しみにしとくぜ、じゃあオレは荷揚げの続きがあるんでな!」
(*´・ω・‘)「それじゃあお借りします、ありがとうございました」
ギコは片手を挙げてぷらぷらさせながら「いいってことよ!」といって倉庫の中に入っていった。
いい男っぷり全開だ。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:53:51.83 ID:mgUWB3JhO
40 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:54:00.11 ID:yuNLpAsb0
ギコ先輩が貸してくれたリヤカーは木の車体に自転車のようなタイヤがついているオーソドックスなタイプで、しいて特徴を挙げるなら車体が普通のそれより長くなっている
年季は入っているものの、特に壊れている箇所もなく、十分使えそうだ。
('A`)「さて、これから回収任務に移る!」
リヤカーの前に立ったドクオが胸を大げさに張り指揮をとる。
( ^ω^)「イエッサー!」
(´・ω・`)「うん」
('A`)「このギコ中佐殿からお借りしたリヤカーは、G式資材回収車、ギコ猫号と命名する!」
(;^ω^) (またドクオの軍オタが出てきたお・・・)
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:55:11.75 ID:mgUWB3JhO
死炎
42 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:56:40.51 ID:yuNLpAsb0
('A`)「ショボン通信兵!本部に連絡を入れてくれたまえ!我々はこのまま物資の回収に向かう!回収ポイントで合流せよ と!」
(´・ω・`)「はいはい、ホテルのクーかツンに電話して、そのまま家具を拾いに行くって言えばいいんだね、それでそっちも向かってくれと。」
ちなみに携帯電話を所持しているのはショボンとツンとクーだけで、他の人は持っていない
ヒートも持っていたのだが、3日で壊してしまった。
もともと小さい島だし、携帯電話は大して必要でもないのだ。
('A`)「うむ!」
(;^ω^)(ドクオがテンション高すぎで進化したドクオだお・・・ネオドクオだお・・・)
('A`)「ブーン操縦士!」
(;^ω^)「は、はいですお!」
('A`)「おまえにこのギコ猫号の操縦を任せる!大任だ!頑張ってくれたまえ!」
(*^ω^)「おっ?大任かお?しょうがないおwブーンがやってやるおw」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:57:41.01 ID:mgUWB3JhO
私怨
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:57:57.60 ID:F4SrDuq1O
つまんね
45 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:58:12.72 ID:yuNLpAsb0
('A`)「それでは目標VIP山中腹、物資回収地点!ギコ猫号発進だ!ブーン!」
( ^ω^)「了解だお!ブーーーン!」
ブーンが「操縦」するリヤカー ギコ猫号はドクオとショボンを乗せて、道をぐいぐい走っていく。
途中まではアスファルトで舗装された道路だったが、港から左の道に入り、住宅街を抜けてからは
南の島特有の、赤茶けた土むき出しの道が続く、
道の両脇には木が張り出し、空の3分の2ほどを緑が埋めている、葉っぱの隙間から差し込む夏の光がまぶしい。
(;^ω^)「おっ ついに坂道だお」
('A`)「頑張れブーン、お前がパロットだ!お前がエースだ!」
(;^ω^)「ドクオ、重いお」
('A`)「軍曹と呼びたまえブーン操縦士!君ならやれる!君はわが小隊の誇りだ!」
(´・ω・`) (リヤカー引かせてるだけだけどね・・・)
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 00:59:02.88 ID:mgUWB3JhO
死閻
47 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 00:59:51.78 ID:yuNLpAsb0
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーーーーン!
('A`)「お、凄いぞブーン!この調子だ!」
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーーーーン!
(#゚ω゚)「って僕だけ疲れるじゃねーーかお!!!!!」
(#^ω^)「ドクオ、ショボン、手伝えお、せめて降りろお。」
('A`)「指揮官は肉体労働なんてしないもんだが、まぁしょうがねぇ。」
そういってドクオとショボンがリヤカーの後部から降りようとすると、二人の重みがリヤカー後部にかかり―
(;^ω^)「お?」
ブーンは鉄のバーに掴まったまま天高く浮き上がった、7月の空にブーンが浮かぶ。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:01:12.95 ID:mgUWB3JhO
あるあるwww
支援
49 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:01:29.62 ID:yuNLpAsb0
( ゚ω゚)「ウヒョオォオオウ!降ろしてお!割と高いお!」
ドクオが車体前部に戻るとブーンはゆっくりと降りてくる
(;^ω^)「あせったお・・・気がつけば鳥になっていたお・・・」
('A`)「ブーンほら、こうやって俺がいったりきたりすると―?」
ブーンの体が浮き上がったり下がったりを繰り返す
( ^ω^)「おっおっ、月面歩行だおww無重力だおwww」
(#゚ω゚)「だからだまされねーお!手伝えお!」
結局三人はリヤカーをブーンが引いてドクオとショボンが押す、といったポジションで走らせていった。
10分もそうしてリヤカーを押していると、ごみ置き場が見えてきた、
ちくちくした葉っぱがたくさん飛び出ているパイナップル畑の向かいに、冷蔵庫やら洗濯機やらベッドやらが捨てられている。
その脇に人影が3つあり、一つはぴょんぴょんと飛び跳ねながら手を振っている。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:02:35.27 ID:mgUWB3JhO
支援
51 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:02:52.28 ID:yuNLpAsb0
ノパ听)「おぉおおおおい!ここだぞおおおおお!!」
从 ゚∀从「オメーラおせーんだよ!」
ξ゚听)ξ「あら立派なリヤカーじゃない」
( ^ω^)「ギコ先輩に貸してもらったんだお」
('A`)「いやー疲れた、港からここまでしんどいわ」
(´・ω・`)「で、どれを持っていくんだい?」
ごみ置き場にはどう見ても使えそうにないテレビだとか、洗面台だとか、よく分からないものもたくさん放置してある。
('A`)「とりあえずはソファーだろ、ソファー」
見れば4人は座れそうな合皮の白いソファーが捨ててある、少し黄ばんではいるものの、まだまだ使えそうだ。
52 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:04:18.06 ID:yuNLpAsb0
从 ゚∀从「よーし、やっぱりまずはソファーが欲しいな、リヤカーにのせるぞ」
( ^ω^)「オッケーだお!」
( ´∀`)「お前らなにやってるモナ?」
( ゚ω゚) ビクッ
いつの間にかモナー先生が少し離れたところに立って、ドクオたちがソファーを積み込む様子を伺っていた。
( ´∀`)「何してんだモナ?」
从;゚∀从「ぇ、え〜とぉ〜」
モナー先生の質問にハインは背筋に嫌な汗が吹き出るのを感じた、まずい、今の自分達の行動は怪しすぎる
マズイ、これはマズイ、
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:05:23.10 ID:O23+jiduO
しえん
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:05:55.72 ID:mgUWB3JhO
紫煙
55 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:05:56.01 ID:yuNLpAsb0
川 ゚ -゚)「廃品回収の手伝いですよ、先生」
いつの間にかクーがハインの隣に立っていた、何食わぬ顔でそれらしい言い訳をしている、
さすが鉄の心臓だとか、氷の女王と揶揄される人間だ。
( ´∀`)「ほほー!そうモナか!廃品回収かモナ!」
( ´∀`)「モナは立派な教え子をもってうれしいモナ!」
モナーは一人納得したようにうんうんと頷いている。
从;゚∀从「そ、そうなんですよ〜ゴミを、ね?回収して回ってるっていうか・・・」
( ´∀`)「モナ?じゃあモナのゴミも回収してくれるモナ?」
('A`)「ぇ・・・」
( ´∀`)「いっぱいあって困ってるんだモナ、廃品回収だモナ、回収してくれるモナ?」
(;´・ω・`)「ええ、もちろんです」
( ´∀`)「モナモナwありがとうモナ!早速頼むモナ」
モナー先生の家はゴミ置き場から200メートルほど離れたところにポツンと建っていた。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:06:53.43 ID:mgUWB3JhO
獅燕
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:07:00.11 ID:C9QYe1G6O
>>39 すまん 残念ながら
まぁ最初から投下されてるならいいや
支援
58 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:07:25.54 ID:yuNLpAsb0
年季の入った木造瓦屋根の平屋建てで、庭にはたくさんの果樹が植えられている、
小さな物置も据え付けてあり、なかなか広い、そして入り口にトーテムポール。
「MONA'S HOUSE」と刻んである。
ξ;゚听)ξ「トーテムポール・・・」
ノパ听)「なんか・・・こっちを睨んでるぞおお!」
( ´∀`)「モナ?イカスモナ?」
( ´∀`)「それで、回収してもらいたいのはこれモナ」
モナー先生が100人乗っても大丈夫な物置を開けると、そこにはびっちりと詰められた週刊少年ジャンポゥがあった。
軽く300冊はありそうだ。
ちなみにこの少年ジャンポゥは、日本最大部数を誇る少年誌であり、VIP島にはいつも1週間遅れで届けられる。
(;'A`) 「・・・・・・・・ジャンポゥタワー」
300冊の重量感がドクオたちにのしかかる。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:09:18.46 ID:mgUWB3JhO
>>57 J( '-`)し「ごめんね。携帯厨でごめんね」
支援
60 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:09:36.56 ID:yuNLpAsb0
( ´∀`)「なかなか名残惜しくて捨てられなかったんだモナ」
ノパ听)「うっしゃああ!早く運んじゃうぞおお!!」
いまはヒートのテンションの高さがただ頼もしい。
300冊のジャンポゥを載せたリヤカーギコ猫号は、かなりの重量になった
車軸がギリギリと悲鳴を上げる
(´・ω・`)「それじゃあ僕たちはこれで失礼します」
('A`)「ギコ猫号はっしーん」
( ^ω^)「全速前進!だお!」
( ´∀`)「ちょっと待つモナ」
ξ;゚听)ξ「!」
再び全員に緊張が走る、バレたのか・・・? ドクオたちの鼓動が早まる。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:10:27.63 ID:mgUWB3JhO
試演
62 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:11:19.68 ID:yuNLpAsb0
( ´∀`)「これ持ってくモナ!」
モナー先生はハインに何かが入ったビニール袋を手渡した。
从 ゚∀从「先生、何ですかこれ?」
( ´∀`)「開けてみるモナ」
袋を開けてみると、中から甘いいい香りが漂ってきた、中にはマンゴーなどのトロピカルフルーツがたくさん詰まっていた。
( ´∀`)「ウチでとれた果物だモナ、みんなで食べるモナ」
ノパ听)「うぉおおおお!!!先生ありがとおおおおお!!」
川 ゚ -゚)「先生ありがとうございます、それじゃあ私たちはこれで失礼します」
( ´∀`)「おつかれさまだモナ」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:12:00.29 ID:mgUWB3JhO
死炎
64 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:13:11.68 ID:yuNLpAsb0
失礼します、と一礼して、ドクオたちは廃ホテルに向かった、空はすでに茜色に染まりつつある。
林の木々が風にゆすられてさわさわと音を立てている。
先生の家から少し離れたところで振り返ると、先生が手を振っていた
( ´∀`)「あんまり危ないことはしちゃダメモナよ〜!」
从;゚∀从「え?」
('A`)「やっぱり先生なんだな・・・」
亀の甲よりなんとやら、何年も教師をやっているモナー先生にはお見通しなのか。
(;^ω^)「最初からバレてたのかお?ゴミあさり」
ξ;゚听)ξ「わからないわ、わからないけど」
('A`)ξ゚听)ξ ^ω^) ゚∀从ノパ听)川 ゚ -゚)「モナー・・・侮りがたし・・・」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:14:53.69 ID:mgUWB3JhO
私怨
66 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:15:02.71 ID:yuNLpAsb0
ソファーをホテルの4階に運び込むのが終わったころには、もう空は半分紫に染まり、星が輝き始めていた、
VIPホテルの4階からは、夕日が海に沈んでいくのが良く見える、
('∀`)ξ゚听)ξ ^ω^) ゚∀从ノパ听)川 ゚ -゚)「・・・・・・・・・・」
夕日の周りに浮かぶ雲は1秒ごとに色を変えていく、ほんの薄いピンクから、燃えるようなオレンジ、そして静寂の紫に
だれともなくドクオたちは夕日に見入っていた、今日一日の充足感、
何の目的もない毎日では得られない満たされた感情と、美しい夕日をドクオたちは味わっていた。
きれいだね、と誰かがつぶやいた、
結局7人は夕日が沈みきるまで外を眺めていた。
この日、秘密基地には合皮の大きなソファーと過去6年分の週刊少年ジャンポゥのライブラリーが装備された。
第2話 終わり
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:15:14.14 ID:O23+jiduO
支援
68 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:16:31.65 ID:yuNLpAsb0
以上で書き溜めた分はおわりです、
多くの支援ありがとうございました。
次回からはもっとスムーズに投下できるようにがんばります。
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:17:14.00 ID:mgUWB3JhO
乙?
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:18:25.89 ID:O23+jiduO
乙です、次回いつ頃ですか?
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:18:43.97 ID:mgUWB3JhO
72 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:18:52.35 ID:yuNLpAsb0
>>69 今回は終わりです、多くの支援ありがとうございました。
今度は2日後くらいに投下できたらと思っています
乙
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:19:47.65 ID:mgUWB3JhO
75 :
◆ct9JfRCXVU :2009/03/17(火) 01:20:05.32 ID:yuNLpAsb0
>>71 ホントだ・・・
ごめんよショボン(´・ω・`)
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:20:34.65 ID:TRXlvytjO
乙!
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:35:52.73 ID:yuNLpAsb0
おちない
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 01:40:16.93 ID:mgUWB3JhO
>>77 次に投下するときまで残そうとしてるのか?
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 02:13:17.21 ID:LmH8Y9UJO
イマヨム
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 02:26:53.56 ID:gwOCUlg0O
これは良スレ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 03:02:24.24 ID:aGWv1NGTO
今北産業
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 03:54:06.60 ID:KTaL7sigO
バブルの崩壊によって
建設中止となった廃ホテル……
なんという首吊り自殺者のかほり
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 05:12:06.50 ID:oIK8fo4D0
ほ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 06:46:21.08 ID:bAqUbG72O
ほ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 06:46:45.38 ID:iQaCP6cMO
ほ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 09:09:51.15 ID:AbgE04v8O
今読んだ
乙
面白かったぜ!
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 09:54:34.03 ID:QViaeztIO
よむほ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 11:06:52.24 ID:tuGcdEp/0
あんげろす
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 11:20:43.77 ID:84hF3sPOO
なにこれ面白い(`・ω・´)
コテ外してやり直したのかwww
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
やっと読めたー