('A`)バケモノが暮らすお城のようです

昨日初めて初音ミクの「ハジメテノオト」聞いた。
…うん、初音ミクなめてた。ごめんなさい。普通にいい曲でした。

まとめはこちら

オムライス　さん
http://vipmain.sakura.ne.jp/624-top.html

ブーンミコ酢　さん
http://boonroop.blog5.fc2.com/blog-entry-252.html

産業あらすじ
・('A`)(　ФωФ)(　＾ω＾)lw´‐ _‐ﾉvはバケモノ
・シュールが城に
・おや？ドクオの様子が…

待ってますた支援

投下する前に


まず投下するの遅くなりました、ごめりんちょ
色々忙しい時期ということで大目に見てください。

今回の話は長いです、まじで結構な長さです
急ぎ足で投下するので支援してもらえたら助かったり嬉しかったり。三十秒規制とか満足するしかねぇ。
あと途中でAAが出てきますが作者の技術力不足ということを一応頭に入れておいてください。下手なんです。
今から言い訳とかサーセン。

万が一今回から読むよ！って方がいたら第十一話だけでも見てくださると話の大筋がわかると思います。

よし、前置きで長くなりそうだからこの辺で

それでは第十二話投下します

ドクオが城に着く少し前の城内─


(　＾ω＾)「─…」

(　ФωФ)「…─？」

(　＾ω＾)「─」

lw´‐ _‐ﾉv「─」

∩(＃ФωФ)∩

(；＾ω＾)「─！？──！」


シュールを見て警戒するロマネスクに、ブーンはこの日起こった事を説明していた。

lw´‐ _‐ﾉv「というわけで今日からここはあたしのお城です」

(　＾ω＾)「またそうやってめんどくさくなる発言を…」

∩(＃ФωФ)∩「離れるんじゃブーン、お前ごと焼くぞ」

lw´‐ _‐ﾉv「望むところだ」

(　＾ω＾)「まてコラ」

∩(＃ФωФ)∩「…」

(＃ФωФ)「百歩譲ってさっきの冗談は許すとして、この城に住むじゃと？」

lw´‐ _‐ﾉv「ふつつか者ですが」

(　＾ω＾)「いい加減黙ってくれお」

lw´‐ _‐ﾉv「はい」

(　ФωФ)「許すと思うか？」

lw´‐ _‐ﾉv「うん」

(　ФωФ)「……いやいやいやいや、即答か。そのふてぶてしさは認めるが」

(　ФωФ)「わしらに危害を加える存在と共に暮らすなど、許す訳ないだろう」

lw´‐ _‐ﾉv（…寝てただけのくせに偉そうに）

(　＾ω＾)（…）

(　＾ω＾)「ロマネスク、多分だけどシュールにはもう敵意は無いお」

lw´‐ _‐ﾉv「ないぞ」

(　＾ω＾)「…さっきも言ったとおり、帰る場所も」

(　ФωФ)「…」

(　＾ω＾)「仲間を皆殺しにされて、一人で生きてきて、城に誘っちゃって乗り気だったところで…」

(　＾ω＾)「……ここで追い出すのはちょっとひどくないかお？」

lw´‐ _‐ﾉv「…」

(　ФωФ)「……むぅ」

(　ФωФ)「確かにそうかもしれんが…」



　　　　　　　　　　　　　「─うああああああああああああ！！！」

シエンぬ

支援

lw´‐ _‐ﾉv「！？」

(；＾ω＾)「…今の声は…」

(；ФωФ)「ドクオか！？」


三人が城の扉へと走り出す。







　　　　　　　　　　　　　　　　　　第十二話　　　　　　吸血　＜前編＞

(-A-)


外に倒れていたドクオを城の中へ運び、いつものソファに横にさせる。


(　＾ω＾)「…なんでドクオが倒れてたんだお…」

lw´‐ _‐ﾉv「…んー…外傷は別に無いっぽいけどね」

(　ФωФ)「…ふむ？ならば何故気絶しておったのじゃ」

lw´‐ _‐ﾉv「さぁ？」

lw´‐ _‐ﾉv「ま、ドクオが起きればわかるんじゃない？」

(　ФωФ)「…それはそうじゃが」

(　´ω｀)「疲れる一日だおー…」

(　ФωФ)「…ブーンはもう休め、わしがこいつを見張っててやる」

lw´‐ _‐ﾉv「何もしないってば」

(　ФωФ)「わしはまだ信用しておらん」

(　´ω｀)「…シュールを追い出すのかお？」

(　ФωФ)「…」

lw´‐ _‐ﾉv「…」

lw´‐ _‐ﾉv「じゃあこうしない？」

(　´ω｀)「おー？」

lw´‐ _‐ﾉv「あたし今日は外で寝るからさ」

lw´‐ _‐ﾉv「明日返事聞かせてよ」

(　ФωФ)「む…」

lw´‐ _‐ﾉv「明日の夜、またここに来るけど」

lw´‐ _‐ﾉv「これも信用しない？」

(　ФωФ)「…」

(　ФωФ)「わかった、明日の夜じゃな」

lw´‐ _‐ﾉv「ん、よし」

(　´ω｀)「…」

lw´‐ _‐ﾉv「またねブーン、良い夜を」

(　´ω｀)「…おー」

シュールは扉を開けると同時に翼を広げ、羽ばたいて暗闇へと姿を消していった。


(　ФωФ)「…」

(　´ω｀)「…」

(　ФωФ)「…もう寝ろ…」

(　´ω｀)「…」

(　´ω｀)「…おやすみおー…」

(　ФωФ)「…おやすみ」

(　ФωФ)「…見張りは…」

(　ФωФ)「…」

(　ФωФ)「…必要ないか」

(　ФωФ)（…なんか頭がボーっとする）








(-A-)

(-A-)















( A )

─66年前









ﾆﾀﾞﾆﾀﾞ






ギィ─






ﾆﾀﾞｗ

支援

─城内


<ヽ｀∀´>「…ここは…」

<ヽ｀∀´>「いいふいんきだニダ！」

<ヽ｀∀´>「ウリにはこんな孤独(笑)な空気がよく似合うニダ！」

<ヽ｀∀´>

<ヽ｀∀´>ｽｩｩ

<ヽ｀∀´>「誰かいないニダー！？」

ﾆﾀﾞｰ!?ﾆﾀﾞｰ!?ﾆﾀﾞｰ!?ﾆﾀﾞｰ…

<ヽ｀∀´>

<ヽ｀∀´>「ニダアアアアアアアアアアアア！！！！」

ﾆﾀﾞｰ!ﾆﾀﾞｰ!ﾆﾀﾞｰ…

<ヽ｀∀´>「ホルホルホルｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

(#'A`)「うるせぇ！」

<ヽ｀∀´>そ

<ヽ｀∀´>「お前は誰ニダ？」

(#'A`)「お前が誰だ」

<ヽ｀∀´>「お前から名乗れニダ」

(#'A`)「それが人の昼寝を邪魔した人間の態度か！」

<ヽ｀∀´>「黙れ凡人！ウリを誰だと思ってるニダ！」

(#'A`)「知るか！用が無いなら出てけ！」

<ヽ｀∀´>「ホルホルホルｗ聞いて驚けニダ！ウリは…」

<ヽ｀∀´>

<ヽ｀∀´>「ただの旅人ニダ」

(#'A`)「帰れ」

<ヽ｀∀´>

<ヽ｀∀´>「まぁ待つニダ」

<ヽ｀∀´>「ここに来たのはただの観光って訳じゃないニダ」

('A`)「あん？」

<ヽ｀∀´>「ウリはこの城のふいんきに惹かれたニダ」

<ヽ｀∀´>「だから今日はこの城に泊まることに決めたニダ」

('A`)「帰れ」

<ヽ｀∀´>「いやニダ！」

('A`)（…うぜぇ）

ししし、支援なんだな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 糸冬
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　---------------
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　制作・著作 ＮＨＫ

('A`)「…崖の下に村がある、どうしてもってんならそこに行け」

('A`)「ここは普通の奴が寝れるところじゃない」

<ヽ｀∀´>「…」

<ヽ｀∀´>「崖の下？」

('A`)「ああ」

<ヽ｀∀´>「どうやって崖を降りればいいニダ」

('A`)「…すぐそこに坂道がある」

<ヽ｀∀´>「案内しろニダ」

('A`)「…やだよ」

<ヽ｀∀´>「じゃあここに泊まるニダ」

(#'A`)「あのなぁ」

(#'A`)

<ヽ｀∀´>


しばらく睨み合う二人


('A`)「…わかった、案内するからそこに泊まれよ」

<ヽ｀∀´>「最初っからそうしろニダ」

(#'A`)「礼ぐらい言ったらどうだ？」

<ヽ｀∀´>「ご苦労ニダ」

(#'A`)「…はっ」

<ヽ｀∀´>（…村……）

<ヽ｀∀´>（ま、ここまで来れば大丈夫ニダ）

─坂道


('A`)「にしても、旅人にしちゃ派手な服着てるな」

<ヽ｀∀´>「ウリの故郷ではこれが普通ニダ」

('A`)「故郷？」

<ヽ｀∀´>「ここからかなーり遠いところのハン国ニダ」

('A`)「…ハン国ぅ？」

<ヽ｀∀´>「知ってるニダ？」

('A`)（…あんまりいい噂は聞かないとこだけど）

('A`)（…）

('A`)「…聞いたことはあるけどよく知らない」

<ヽ｀∀´>「…そうニダか」

<ヽ｀∀´>「…」

<ヽ｀∀´>「その方がいいニダ」

('A`)「ん？」

<ヽ｀∀´>「何でもないニダ」

('A`)「そのニダニダってのはなんなんだ？」

<ヽ｀∀´>「ウリの国では語尾にニダをつけるのが礼儀ニダ」

('A`)「へぇ…」

<ヽ｀∀´>「ハン国はいつも礼儀だなんだってうるさいニダ」

<ヽ｀∀´>「…ウリのニダはもう染み付いちゃったけど」

<ヽ｀∀´>「ウリにはもっと自由な生活が似合ってるニダ」

('A`)「…だから旅をしてるのか？」

<ヽ｀∀´>「ニダ」

<ヽ｀∀´>「旅はいいものニダ」

<ヽ｀∀´>「今まで無かった解放感、赤の他人との交流、見たことない景色に味わったことの無い食べ物」

<ヽ｀∀´>「やめられないニダ」

('A`)「楽しそうだな」

<ヽ｀∀´>「ニダ！お前も旅をするといいニダ！」

('A`)「…旅ねぇ」

<ヽ｀∀´>「なんなら一緒に来るニダ？」

('A`)「…」

('A`)「楽しそうだけど、遠慮しとく」

<ヽ｀∀´>「何でニダ？」

('A`)「…あの城にさ、俺の他にもう一人住んでるんだけど」

('A`)「俺が出て行ったら、そいつが一人になる」

<ヽ｀∀´>「ならそいつも連れてけばいいニダ」

('A`)「あの城はどうすんだよ」

<ヽ｀∀´>「…あー……」

('A`)「…」

('A`)「ま、気が向いたら旅に出るかもしれないんだけどな」

<ヽ｀∀´>「そうニダか」

('A`)「…」

('A`)（旅か…）

シ･エン

─坂道を下りきったとこ

('A`)「もう見えるだろ？あの村だ」

<ヽ｀∀´>「ニダ！見えたニダ！」

<ヽ｀∀´>「そういえば名前はなんて言うニダ？」

('A`)「あの村か？ソゲン村だ」

<ヽ｀∀´>「そうじゃなくてお前の名前ニダ」

('A`)「…ああ、ドクオ=バラッドだ」

<ヽ｀∀´>「ウリはニダー＝ニムだニダ」

('A`)（ニが多い…）

<ヽ｀∀´>「明日、もう一度あの城に行っていいニダ？」

('A`)「…なんで？」

<ヽ｀∀´>「あの城を探検したいんだニダ」

('A`)「物好きな奴だな」

<ヽ｀∀´>「旅人はそうでなくちゃいかんニダ」

('A`)「…」

('A`)「好きにして」

<ヽ｀∀´>「ニダ！わかったニダ！」

<ヽ｀∀´>「じゃあまた明日ニダ」

('A`)「ああ」

<ヽ｀∀´>ﾉｼ

('A`)ﾉｼ

…

('A`)「かえろ」

─城内

(　ФωФ)「む、帰ってきたか」

('A`)「…珍しいな、ロマがこんな真昼から起きてるなんて」

(　ФωФ)「あれだけうるさい声が聞こえればな…スルーしようと思ったが」

(　ФωФ)「…やはり気になってのう」

('A`)「…じゃあ結構前から起きてたんだな」

(　ФωФ)「ていうか見てた」

('A`)「…会話に参加しろよ」

(　ФωФ)「寝起きにあんなやかましい奴と話せるか」

('A`)「…そのやかましい奴だけど」

(　ФωФ)「ぬ？」

('A`)「明日また来るってよ」

(　ФωФ)「…何をしに？」

('A`)「この城を探検したいんだとさ」

(　ФωФ)

(　ФωФ)+

('A`)「…おい何考えてんだ」

(　ФωФ)「別に何も」

('A`)「なんか光ってたぞ」

(　ФωФ)「…ふむ、まぁ何じゃ」

(　ФωФ)「良い暇つぶしになると思っただけじゃよ」

('A`)「…ほんとにそれだけだろうな」

(　ФωФ)+

一方、ソゲン村

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

ｶﾞﾁｬ
J( 'ｰ`)し「はぁい」

<ヽ｀∀´>「こんにちわニダ」

J( 'ｰ`)し「はいこんにちわ、どちら様ですか？」

<ヽ｀∀´>「ウリはニダーと言う旅人ですニダ」

<ヽ｀∀´>「今晩泊めてくれる家を探してますニダ」

J( 'ｰ`)し「あらあら、大変ねぇ」

J( '-`)し「でも、ごめんなさいね」

<ヽ｀∀´>「ニダ？」

J( '-`)し「うちも家計に余裕があるわけじゃないの」

J( '-`)し「主人がニューソク国の命令で戦争に出向いちゃってね」

<ヽ｀∀´>「…」

J( '-`)し「…いえ、主人だけでなく村の男の人皆が連れて行かれたわ」

J( '-`)し「畑仕事もはかどらなくてね、村全体の活気もおとなしくなったの…」

<;ヽ｀∀´>「…」

J( '-`)し「…だから、遠慮してもらえないかしら」

<;ヽ｀∀´>「わ、わかりましたニダ」

<;ヽ｀∀´>「そんな大変なときに失礼しましたニダ」

J( '-`)し「いいえ、こちらこそごめんなさいね」

<;ヽ｀∀´>「じゃあ、この村で泊まる所を探すのは諦めたほうがいいニダ？」

J( '-`)し「…うーん」

J( '-`)し「村長さんのところへ行ってみる？」

<ヽ｀∀´>「村長さんニダ？」

J( '-`)し「ええ、きっと驚くわよ」

<ヽ｀∀´>「？」

J( '-`)し「案内しましょうか」

<ヽ｀∀´>「お願いしますニダ」

J( '-`)し「じゃあ、ついてきてね」

<ヽ｀∀´>「ニダ」

　　　,,,,,<ヽ｀∀´>　　,,,,,,J( '-`)し

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
J( 'ｰ`)し「村長さーん、旅人の方がお見えですよー」

「旅人さん？どうぞ入って下さい」

J( 'ｰ`)し「はーい」

ｷﾞｨ─
J( 'ｰ`)し「さぁ、どうぞ」

<ヽ｀∀´>「失礼しますニダ」

<;ヽ｀Д´>「…ニダ！？」

支援た

支援

扉を開けた家の中には靴を脱ぐための段差、そして壁と窓しか無い。
しかしニダーが驚いたことはそんなことではなく─


<;ヽ｀Д´>「…」




　　　　　　　　　　　　　+　　 ／ ＼
　　　　　　　　　　　　　　 ／／　 ＼＼　+
　　　　　　　　　　　　　＜　(　 ○　 )　＞
　　　　　　　　　　　　　 　＼＼　 ／／
　　　　　　　　　　　　　　＋ ＼ ／


　




綺麗に光っている小さな珠が宙に浮かんでいることだった。

<;ヽ｀∀´>「何あれ！？何あれ！？」

＜　○　＞「あれとはなんですか失礼な」

<;ヽ｀Д´>「ぎゃあああああああああしゃべったああああああああ！！」

＜　○　＞「ちょ…なにこいつウゼェ」

＜　○　＞「なんでこんなの連れてきたんですか」

J( 'ｰ`)し「泊まる所を探してるらしくて」

＜　○　＞「いや、だから何故わたしのところに」

J( 'ｰ`)し「ありがとうございます村長さん」

＜　○　＞「ｶｰﾁｬﾝさん？会話をしてください」

J( 'ｰ`)し「夕飯の支度があるのであたしはこれで…」

＜　○　＞「ｶｰﾁｬﾝさん！？」

<;ヽ｀Д´>「バケモノーー！！」

＜　○　＞「…まずは落ちついて下さい」

<;ヽ｀Д´>「うるさいニダ！！お前はなんなんだニダ！！」

＜　○　＞「なに…と言われましてもね」

＜　○　＞「信じないでしょうけど精霊です」

<;ヽ｀Д´>「何言ってるニダ！！信じるわけないニダ！！」

＜　○　＞「でしょうねぇ」

<;ヽ｀Д´>「その落ち着きっぷりもまた腹立つニダ！！」

<;ヽ｀Д´>「───！！─────！！」

＜　○　＞「──」

<;ヽ｀Д´>「─！？」

＜　○　＞「───」

<;ヽ｀Д´>「──！？──！？」

＜　○　＞「…─」

＜　○　＞「────」

<;ヽ｀∀´>「─」

＜　○　＞「──」


＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
＿＿
＿

─翌朝

ばたーん


<ヽ｀∀´>「ドクオー！！いるニダー！？」

(-A-)「んぐー…」

<ヽ｀∀´>「起きるニダ！すんごい話聞かせてやるニダ！」

(-A-)「んがー…」

　<ヽ｀∀´>
　　　　⊂彡☆ ) Ａ-）
　　　　　　　ﾊﾟｰﾝ

(ﾒ)Ａ-)「んがー…」

　　　　　 　_, ,_ 彡☆ )Ａ-）
　　　 　<#ヽ｀Д´>彡 ☆ )A-）
　　　　　　⊂彡☆ )A-）
　　　　　　　　　　ﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰﾝ

(ﾒﾒﾒﾒ)A-)「ん〜…」

<;ヽ｀∀´>（…こ…こいつ…）

パン！

(ﾒﾒﾒﾒ)ﾄﾞｫﾝ!)

<;ヽ｀Д´>そ「ニダ！？」

(　ФωФ)「…」
　　　つ⊂

　　　∬∬
(ﾒﾒﾒﾒ)::::)∬


<;ヽ｀Д´>「…」

<;ヽ｀Д´>「……何が起こったニダ…」

(　ФωФ)（わしに気付いてない……じゃと…？）

(　ФωФ)「…そこのお前」

<;ヽ｀Д´>「！？」


二階から見下ろしていたロマネスクが、階段を下りながらニダーに呼びかける


(　ФωФ)「…」

<;ヽ｀Д´>「…だ、誰ニダ…？」

(　ФωФ)「…」

∩(　ФωФ)∩

<;ヽ｀Д´>「？」

(　ФωФ)∩
　　　つ⊂彡　パン

<;ヽ｀Д´>「…」

(ﾒﾒﾒﾒ)ﾄﾞｫﾝ!)

Σ<｀Д´r; >「！？」

(ﾒﾒ＼ﾒ)::::)／「うがー！！」

(　ФωФ)「うわ、どうなってんのこれ」

<;ヽ｀Д´>「え……え………？なにがどうなってるニダ…」

(　ФωФ)「いっそう不細工になったのぉドクオ」

(ﾒﾒﾒ#)∩∩))

(ﾒﾒﾒ#)Aﾟ)「ロマ！起こすときはもっと火力落とせ！！」

(　ФωФ)「落としたら落としたでお前起きんじゃろう」

(ﾒﾒﾒ#)Aﾟ)「俺はやればできる！」

(　ФωФ)「だったら寝坊を直さんか」

(ﾒﾒﾒ#)Aﾟ)「無理だ！！」

<;ヽ｀Д´>（…ついていけないニダ…）

しえ

('A`)「ん…ニダーいたのか」

<ヽ｀∀´>「空気になるところだったニダ、それよりも」

<ヽ｀∀´>「さっきの爆発何だニダ」

('A`)「…あー」

('A`)「見ちゃったか」

<ヽ｀∀´>「ニダ？」

(　ФωФ)「お前が起きないから、ついな」

(　ФωФ)+「やってしまった」

('A`)「なにがやってしまっただ、昨日から考えてたんだろ」

(　ФωФ)「さぁのう」

<ヽ｀∀´>「…頼むから会話に入れてくれニダ」

('A`)「えっとさ」

('A`)「あいつはロマネスクって言って」

('A`)「人間と精霊のハーフなんだ」

<ヽ｀∀´>「！…」

('A`)「そんな訳で火をちょろっと出せる」

('A`)「普段は説明ﾏﾝﾄﾞｸｾｰし信じないのが大半だから、力を見せないことにさせてる」

(　ФωФ)「…はずじゃった」

('A`)「黙ってろ」

<ヽ｀∀´>「そうニダ！精霊ニダ！」

('A`)「ん？」

<ヽ｀∀´>「あの村に精霊がいたニダ！」

('A`)「ああ、うん」

('A`)「いるよ？」

<;ヽ｀∀´>そ

(　ФωФ)「純精霊なんぞ滅多に見れるもんじゃないぞ、よかったな」

<;ヽ｀∀´>「…反応薄いニダ」

(　ФωФ)「…で？」

<ヽ｀∀´>「ニダ？」

(　ФωФ)「すごい話というのはそれだけか？」

<;ヽ｀∀´>「そ…そうニダ」

<;ヽ｀∀´>（こいつどの辺から見てたんだニダ）

┐(　ФωФ)┌　ﾌｰ

(　ФωФ)「ま、いいじゃろう」

('A`)「何を期待してたんだ」

(　ФωФ)「もっとこう…暇を潰せる話題を…」

<ヽ｀∀´>「…この辺は精霊が多いニダ？」

('A`)「いや、そういうわけでもない。この辺だとロマネスクと」

(　ФωФ)「村のジーアスだけじゃな」

ﾊﾟｰﾝ
↑顔に見えた

<ヽ｀∀´>「…ウリの国には精霊なんていなかったニダ」

('A`)「それが普通さ、むしろ二人もいるこの辺がおかしいんだ」

(　ФωФ)「…反論できん」

<ヽ｀∀´>「…変な奴らニダ」

<ヽ｀∀´>「…」

<ヽ｀∀´>「あ」

('A`)「ん」

<ヽ｀∀´>「そうニダ！城を探検しに来たんだったニダ！」

('A`)「…あーそうだっけ」

<ヽ｀∀´>「早速案内しろニダ！」

('A`)「…探検なのに案内が必要とな？」

<ヽ｀∀´>「細かいこと気にするなニダ！しろニダ！」

(　ФωФ)「…お前もなかなか変な奴じゃのう」

<ヽ｀∀´>「はーやーくーしーろー！」

┐('A`)┌　

┐(　ФωФ)┌　

しえん

　　　　ｺﾉｼﾛﾊﾖﾝｶｲﾏﾃﾞｱｯﾃｼﾞｬﾅ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆﾀﾞ!ﾀﾝｹﾝｼｶﾞｲｶﾞｱﾙﾆﾀﾞ!

ｵﾚﾀﾁｲﾙｼﾞﾃﾝﾃﾞﾀﾝｹﾝｼﾞｬﾅｲﾀﾞﾛ…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾀﾞﾏﾚﾆﾀﾞ!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…ﾀﾞﾒﾀﾞ、ﾒﾝﾄﾞｲ

ﾆﾀﾞ!?
　　　　　　　　　　　　ﾄﾞｸｵ、ｱﾄﾊﾏｶｾﾀ

ｴ…ｼﾞｬｱｵﾚﾓﾈﾙ…

　　　　　　　　ｵﾏｴﾊﾀﾞﾒﾆﾀﾞ!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…ﾆｶｲｶﾗﾖﾝｶｲﾏﾃﾞｾﾞﾝﾌﾞｼﾝｼﾂﾃﾞｽ

　　　ﾊｼｮﾙﾅﾆﾀﾞ!　　　　　　　　　　ﾄｲﾚﾊﾄﾞｺﾆﾀﾞ?

　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄｲﾚﾄｶｿﾄﾀﾞﾛｊｋ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾅﾝ…ﾀﾞﾄ…?

─ハン国

　王
（ ｀ﾊ´）「…あいつはまだ見つからないニダ？」

大臣「…はっ、部下の者が国中を探しているのですが…」

　王
（ ｀ﾊ´）「もう一週間ニダ、いつまで待たせるニダ」

大臣「…捜索隊を増やし、国内及び国外の捜索をさせますニダ」

　王
（ ｀ﾊ´）「国民にも捜索させろ、見つけた者には減税の報酬で釣れ」

大臣「わかりましたニダ」

　王
（ ｀ﾊ´）「全く…貴様らの警備はガキ一人見張ることもできないニダか」

大臣「…申し訳ありませんニダ」

　王
（ ｀ﾊ´）「使えん奴らニダ…」

　王
（ ｀ﾊ´）「…ニダーめ…」



　第十二話　　　　　　吸血＜前編＞　　　　終

ハン国行ったらそこらじゅうでニダニダ聞こえるのか…拷問だな

支援

ごめんぬ、飯だからちょっと離れます
十分ぐらいで戻ってきます

いてら

保守るぜ

いってら
あーワクワク止まらん…

たーだいまー
保守ってくれてありがと

続き投下するよぅ

　第十二話　　　　　　吸血＜後編＞


(-A-)

(　ФωФ)「…」

(　＾ω＾)「…」


ギィ─


lw´‐ _‐ﾉv「…」

これは素直なニダー

lw´‐ _‐ﾉv「ドクオはまだ起きないんだね」

(　ФωФ)「…うむ」

(　＾ω＾)「…」

lw´‐ _‐ﾉv「呑気な奴だね、事の発端はこいつなのにさ」

(　ФωФ)「…そうじゃな」

(　＾ω＾)「…おー」

lw´‐ _‐ﾉv「…」

ロマネスクがなんなのか気になるな
支援

lw´‐ _‐ﾉv「さて」

lw´‐ _‐ﾉv「昨日の答えは？」

(　ФωФ)「…」

(　＾ω＾)「…ロマネスク…」

(　ФωФ)「…二つ」

lw´‐ _‐ﾉv「…ん？」

(　ФωФ)「二つの条件を設ける事にした」

(　＾ω＾)（お…？）

lw´‐ _‐ﾉv「条件？」

(　ФωФ)「…一つは、わしらに危害を加えないこと」

lw´‐ _‐ﾉv「わかった」

(　ФωФ)「誓えるな？」

lw´‐ _‐ノv「…誓うよ」

(　＾ω＾)「…」

lw´‐ _‐ﾉv「もう一つは？」

(　ФωФ)「…」

(　ФωФ)「そしてもう一つは─」




(-A-)

(-A-)














( A )

試演

66年前

ニダーが村に泊まり始めて数日後の昼─


ばたーんだだだだ


<ヽ｀∀´>「ドクオー遊ぶニダー！！」

(-A-)「んぐー…」

<ヽ｀∀´>「…」

<ヽ｀∀´>「ロマー！！ドクオ起こしてくれニダー！」

…

<ヽ｀∀´>「…」

<ヽ｀∀´>「…いないニダ？」

<ヽ｀∀´>「…参ったニダ」

<ヽ｀∀´>「ウリが殴っても蹴っても投げてもドクオは起きないし…」

<ヽ｀∀´>「…」

<ヽ｀∀´>「畑仕事でも手伝うかニダ」


ギィ─　バタン


(-A-)「んぐー…」

─ソゲン村

<ヽ｀∀´>「ニッダニッダ♪」

<ヽ｀∀´>「ニダ？」



J( '-`)し「…本当に知らないですよ」

(´・_ゝ・｀)「…だがこの村でこのお方の目撃情報が入ってるニダ」

(´・_ゝ・｀)「嘘をついても身の為にならないニダよ？」


<;ヽ｀∀´>（！…ハン国の奴ニダ……！？）


(´・_ゝ・｀)「素直に言えば手荒な真似はしないニダ」

J( '-`)し「…そんなこと言われても本当に…」

(´・_ゝ・｀)「…わかった、もういいニダ」

(´・_ゝ・｀)「村長は何処ニダ？」

J( '-`)し「…ご自宅におられます」

(´・_ゝ・｀)「案内しろ」

J( '-`)し「…ですが…」

(´・_ゝ・｀)「急げ、ニダー様の身に何かあってからでは遅いんだぞ」


<;ヽ｀∀´>（！…ウリを…！？）


J( '-`)し「…はい」

<;ヽ｀Д´>（…）

<;ヽ｀Д´>（…馬鹿な…なんでここにいることがバレたニダ……？）

<;ヽ｀Д´>（…ウリが長居しすぎたニダ…？）

<;ヽ｀Д´>（もうこの村から出ないと…)

<;ヽ｀Д´>（…！荷物…村長の家ニダ…！)



　　　　　　　　　,,,,,,===<;ヽ｀Д´>

ｺﾝｺﾝ
J( '-`)し「…村長さん、ハン国の方がお見えです」

「…！ハン国？」

J( '-`)し「ええ」

ギィ─
(´・_ゝ・｀)「失礼しますニダ」

「あっ！ちょっと勝手に…！」

支援

＜　○　＞（…どうしよ）

(　ФωФ)（…タイミングわるぅ）

(´・_ゝ・｀)「あなたが村長さんですね？」


(ФωФ　)

＜　○　＞「（…この場は代わって下さい）」

(ФωФ　)

＜　○　＞「（…おねがいします）」

(　ФωФ)「…ああ、わしじゃ」

(´・_ゝ・｀)「私はデミタス＝キムトと申しますニダ」

(　ФωФ)「ロマネスク＝フルムじゃ」

(´・_ゝ・｀)「…その光ってるのはなんですニダ？」

(　ФωФ)「ただのインテリアじゃよ」

＜　○　＞（…）

(´・_ゝ・｀)「…ふむ」

(´・_ゝ・｀)「まぁいいですニダ」

J( '-`)し（…あらぁ？）

(　ФωФ)「…それで、ハン国の者がなんの用じゃ」

(´・_ゝ・｀)つ□「…こちらの方を探していますニダ」

　　＿＿＿＿＿＿＿＿
　│　　　　　　　　　　　│
　│　　　　　　　　　　　│
　│　　　　　　　　　　　│
　│　　<ヽ｀∀´>　　　 │
　│　　　　　　　　　　　│
　│　　　　　　　　　　　│
　│　　　　　　　　　　　│
　│＿＿＿＿＿＿＿_│
　

(　ФωФ)「…！」

＜　○　＞（…！！）

(´・_ゝ・｀)「ご存知ニダ？」

(　ФωФ)「…いや、知らぬ」

(´・_ゝ・｀)「ハン国の第十八代王位後継者、ニダー＝ニムですニダ」

(　ФωФ)（！？）

(´・_ゝ・｀)「…二週間ほど前、ニダー様は突然の行方不明となりましたニダ」

(´・_ゝ・｀)「その原因はわかりませんが、我々は現ハン国国王シナー＝ニム様の命により、国外の捜索にまで手を伸ばすことで」

(´・_ゝ・｀)「この村によく似た人物がいるとの目撃情報を入手しましたニダ」

(　ФωФ)「…」

＜　○　＞（…）

(´・_ゝ・｀)「心当たりは？」

(　ФωФ)「知らぬと言っておろう」

(´・_ゝ・｀)「…あなたまでそう言うニダか」

(　ФωФ)「本当のことを言ってるだけじゃ、知らんものは知らん」

支援

(´・_ゝ・｀)「…念の為言っておきますが、これは国際問題ですニダ」

(´・_ゝ・｀)「ニューソク国の管理下であるこの村がニダー様を隠し、危害を加えるようであれば」

(´・_ゝ・｀)「ハン国の国王は戦争をもいとわないとお考えニダ」

＜　○　＞（…！？）

(　ФωФ)「…」

(´・_ゝ・｀)「我々としてもそのような事態を望んでは」

(　ФωФ)「嘘じゃろう？」

(´・_ゝ・｀)「…は？」

(　ФωФ)「目撃情報など嘘っぱちじゃろうと聞いておる」

(´・_ゝ・｀)「…そんなことはありませんニダ」

(　ФωФ)「いわゆる『カマかけ』じゃ、あたかも事実のように話し、相手の意向を探る」

(´・_ゝ・｀)「…何故そう思われますニダ？」

支援

(　ФωФ)「事実、この村にはそんな奴はおらん」

(　ФωФ)「目撃情報など出るはずもない」

(´・_ゝ・｀)「…」

(　ФωФ)「更に言えば本当に目撃情報があったなら」

(　ФωФ)「もっと大人数で周囲を探すか、ここに来るのが普通じゃろう」

(´・_ゝ・｀)（……この男…）

こんな時間に遭遇出来るとは…
支援

(　ФωФ)「用件はそれだけですかな？」

(´・_ゝ・｀)「…ええ」

(　ФωФ)「では、お引取り願いましょう」

(´・_ゝ・｀)「…ですが…」

(´・_ゝ・｀)「…」

(´・_ゝ・｀)「失礼しますニダ」

(´・_ゝ・｀)（…）

(´・_ゝ・｀)（まさかウリのハッタリが通じないとは…）

(´・_ゝ・｀)（……あの男…なかなか肝がすわってるニダ）

(´・_ゝ・｀)（やっぱり手がかり無しの捜索なんてどう考えても無茶ニダ）

(´・_ゝ・｀)（…）

(´・_ゝ・｀)（…ん？あれは…）

(　ФωФ)「…」

＜　○　＞「ご苦労さま」

(　ФωФ)「…つい勢いで知らぬ振りをしてしまったが…」

＜　○　＞「私でもそうしたでしょう」

＜　○　＞「現在ハン国では飢饉、内乱などで状況は最悪のはずです」

＜　○　＞「…何故ここにいるかはともかく、またそこに放り込んでも彼を苦しめるだけです」

(　ФωФ)「…うーむ」

＜　○　＞「見事な『カマかけ』でしたよ」

(　ФωФ)「ふん」

支援

＜　○　＞「しかし、まさか王族の人間だったとは…」

(　ФωФ)「…バレない内にニダーを旅立たせるべきか？」

＜　○　＞「ニダーさんの身を案じるのであればそれは駄目です」

＜　○　＞「旅先で見つかる可能性もありますから」

(　ФωФ)「…この小さい村で匿いきれるとでも？」

＜　○　＞「あなたのお城があるでしょう」

(　ФωФ)「む…」

＜　○　＞「今回ばかりは嫌とは言わせませんよ」

(　ФωФ)「…言うわけなかろう」

＜　○　＞「そうですね」

(　ФωФ)「ニダーはどこにおる」

＜　○　＞「あなたのお城に遊びに行ったんじゃないですか？」

<ヽ｀∀´>「ここにいるニダ」

Σ(ФωФ　)「おう！？」

Σ＜　○　＞「ニダーさん！？」

<ヽ｀∀´>「外から話は聞いてたニダ」

(　ФωФ)「…ほう」

＜　○　＞「…なら、私達の言いたいことはわかりますね？」

<ヽ｀∀´>「…」

＜　○　＞「お話し、聞かせてもらいますよ」

<ヽ｀∀´>「…」

<ヽ｀∀´>「ウリは…」


＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
＿＿

支援

─城

('A`)「…暇だなー」

('A`)「ロマもニダーもどこいったんだよ…」


ギィ─


('A`)「ん？」

(´・_ゝ・｀)

(´・_ゝ・｀)「…失礼、人がいるとは思わなかったので」

(´・_ゝ・｀)「無断で入ってしまいましたニダ」

('A`)「あ、はい…」

('A`)（…ニダ…？）

('A`)「あんたハン国の人？」

(´・_ゝ・｀)「…？はい」

('A`)「…ハン国だと旅とか流行ってんの？」

(´・_ゝ・｀)「…どういうことですニダ？」

('A`)「いや、最近ハン国の奴がここに入り浸ってるからさ」

(´・_ゝ・｀)「…その人のお名前は？」

('A`)「…ニダーだけど」

(´・_ゝ・｀)「！！！！」

─ソゲン村

<ヽ｀∀´>「…」

＜　○　＞「…」

(　ФωФ)「…ふむ」

＜　○　＞「ハン国の内情はそこまで酷かったのですか」

(　ФωФ)「なんともまぁ…本当にそんな話があるんじゃのう」

<ヽ｀∀´>「…」

＜　○　＞「…それでニダーさんは、これからどうするおつもりですか？」

初遭遇支援

<ヽ｀∀´>「…ウリは国を捨てたニダ」

<ヽ｀∀´>「あそこにはもう戻れないニダ…戻りたくないニダ」

＜　○　＞「それで？」

<ヽ｀∀´>「…このまま旅を続けるニダ」

(　ФωФ)「…」

＜　○　＞「…一生ハン国から追われる生活になりますよ？」

<ヽ｀∀´>「…」

<ヽ｀∀´>「構わないニダ…」

<ヽ｀∀´>「…今日、すぐにでもここを発とうと思うニダ」

＜　○　＞「それはまた…急な話ですねぇ」

<ヽ｀∀´>「これ以上ここに迷惑をかけれないニダ」

(　ФωФ)「…」

ニダーは部屋の隅にあるリュックを肩にかけ、ジーアスの方を見る。

<ヽ｀∀´>「今までお世話になりましたニダ、村長さん」

<ヽ｀∀´>「村の人たちにも礼を伝えておいてくださいニダ」

＜　○　＞「あなたが直に言いに行けばいいでしょう」

<ヽ｀∀´>「…そんな時間はないニダ」

支援

つ�C

(　ФωФ)「…ドクオとぐらいなら会えるじゃろう？」

(　ФωФ)「毎日遊んでおったんじゃから顔だけでも見せてゆけ」

<ヽ｀∀´>「…そうするニダ」

(　ФωФ)「うむ、完膚なきにまで奴を焼き起こしてやるわい」

<ヽ｀∀´>「焼き起こすってなんだニダ…」

支援

焼き起こすｗ
支援

＜　○　＞「名残惜しいものですねぇ」

<ヽ｀∀´>「本当にお世話になりましたニダ」

(　ФωФ)「どれ、行くか」

<ヽ｀∀´>「わかったニダ」

二人は立ち上がり、それぞれ出口へと歩き出す。

ギィ─
<ヽ｀∀´>ﾉｼ「さよならだニダ」

＜　○　＞「さようなら」


バタン

＜　○　＞「…」

支援

─城

('A`)「…」

(´・_ゝ・｀)「…」

('A`)「…」

(´・_ゝ・｀)「…」

('A`)「…」

(´・_ゝ・｀)「…」

('A`)「…ねぇ」

(´・_ゝ・｀)「はい？」

('A`)「…多分今日は来ないと思うよ」

(´・_ゝ・｀)「何故？」

('A`)「…いや、こんだけ待ってたら普段は来ないんだけど」

(´・_ゝ・｀)「来るまで待ちますニダ」

('A`)（気まずいから早く帰れって言ってんだよ…）

('A`)「…」

(´・_ゝ・｀)「…」

面白い支援

('A`)「…あんたニダーの友達？」

(´・_ゝ・｀)「違いますニダ」

('A`)「…じゃあ何で待ってんの？」

(´・_ゝ・｀)「…ある人から頼まれたんですニダ」

(´・_ゝ・｀)「ニダー様を連れて国へ帰って来いと」

('A`)（様？）

('A`)「…なんで？」

(´・_ゝ・｀)「言えませんニダ」

('A`)「…そう」

ギィ─

(　ФωФ)「ふぅ、やっとついた」

(；ФωФ)そ「！！」

<ヽ｀∀´>「…ん？どうしたニダ？」

(´・_ゝ・｀)「…お待ちしてましたよ、ニダー様」

<;ヽ｀Д´>そ「！！！！」

(´・_ゝ・｀)「…おやおや、村長さんもご一緒ですニダ」

('A`)「お、来たか」

(＃ФωФ)「ドクオ！！どういうつもりじゃ！！」

(;'A`)「…え？なんだよ急に……」

(´・_ゝ・｀)「思慮の浅いお方で助かりましたよ、ドクオさん」

(;'A`)「え？え…？」

<;ヽ｀∀´>「…ウリを連れ戻しに来たニダ？」

(´・_ゝ・｀)「当然です」

(´・_ゝ・｀)「王位継承者が国を抜け出すほどの大事態でなければ、国の外に出るのは大罪ですからね」

(;'A`)「王位……！？ニダーが！？」

支援

(´・_ゝ・｀)「…なるほど、何も話してなかったのですね」

<;ヽ｀∀´>「言いふらすことでもないニダ」

(´・_ゝ・｀)「賢明な事です、あなたが王族だとわかれば下賤の者が黙らｎ」

<ヽ｀∀´>「逆ニダ」

(´・_ゝ・｀)「はい？」

<ヽ｀∀´>「ハン国の王族であるということが、ウリにとってはたまらなく汚らわしいことニダ」

(;´・_ゝ・｀)「…！！なんということをおっしゃるのです！！」

<#ヽ｀Д´>「黙れニダ！！ウリは何を言われても国へ帰るつもりはないニダ！！」

(;´・_ゝ・｀)「何をおっしゃるのですか！！」

(;´・_ゝ・｀)「ニダー様が帰られなければ、ハン国は王位を継ぐものがいなくなってしまいます！」

<#ヽ｀Д´>「他の者にやらせればいいニダ」

<#ヽ｀Д´>「第一親父がまだ生きてるニダ、それまでウリには関係のない話ニダ」

(;´・_ゝ・｀)「…王は……！！国王はあなたのお帰りを待っておられます！！」

<#ヽ｀Д´>「ウリはあんな奴を王とも親父とも認めていないニダ！！」

支援！

<#ヽ｀Д´>「餓死寸前の者から税を奪いとることが王のすることニダ！？」

(;´・_ゝ・｀)「…！！」

<#ヽ｀Д´>「兵士が子供を嬲って遊ぶのが！！小石で子供の飢えを凌がせることが！！」

<#ヽ｀Д´>「国中の女を裸にして磔にすることが！！！それを救おうとする者を生きたまま火あぶりにすることが！！！！」

<#ヽ｀Д´>「…それを笑いながら見下ろす糞親父が！！そんな国が！！！」

<#ヽ｀Д´>「ウリがそいつの血を引いてることが！！！！」

<#ヽ；Д；>「…ウリは全部許せないニダ！！」

(;´・_ゝ・｀)「…」

(;'A`)「…」

(　ФωФ)「…」

お前が
支援

私怨

私男だけどこの二ダーなら抱かれてもいい
支援

逃げちゃだめだニダー

変えろ
支援

さるった？

支援

支援

まとめしか見てなかったが今初めてスレを見た
支援

�C

(;´・_ゝ・｀)「…ニダー様のおっしゃることはよくわかります」

(;´・_ゝ・｀)「国をあれほどまでに悲惨にしたのが誰なのかということも」

(;´・_ゝ・｀)「…何故国から抜け出されたのかも…」

<#ヽ；Д；>「フー！！フー！！」

(;´・_ゝ・｀)「…ですがそれでも…」

(;　_ゝ　)「…現国王の命令なのです」

<#ヽ；Д；>「…？」

(;　_ゝ　)ｙ=-「…ニダー様、目を閉じていてください」

<#ヽ；Д；>「え…？」

(;'A`)「あれは…！？」

(；ФωФ)「…銃！？待て！何をするつもりじゃ！」

(;　_ゝ　)ｙ=-「…！！」


　ドン！　　　ドン！

�C

支援た

(; A )･∵「ぐふっ……！」

(；ФωФ)･∵「がっ……！」

(;　_ゝ　)ｙ=-「…」

<#ヽ；Д；>「デミタス！！何をやってるニダ！！」

(;　_ゝ　)ｙ=-「…お許し下さいニダー様」

(;　_ゝ　)ｙ=-「あなたを連れて帰らねば…私も家族も王に殺されます…！」

(;　_ゝ　)ｙ=-「あなたならそれぐらいわかるでしょう……！！」

<#ヽ；Д；>「それなら二人を撃つ必要ないニダ！！二人は関係ないニダ！！」

(;　_ゝ　)ｙ=-「…この場を見られ、国の内情を知る者が外にいることは後々面倒に成り得ます」

(;　_ゝ　)ｙ=-「…何より力ずくであなたを連れて帰るには、あの二人は邪魔なのですよ…！」

(# A )「……て………めぇ…………！」

(;　_ゝ　)ｙ=-「…許してください……！！」

<#ヽ；Д；>「やめろ！！」

ドン！

支援

(； Д )･∵「ぐあああああああああぁぁぁあ！！！！！」

<#ヽ；Д；>「ドクオー！！」

(＃ФωФ)「……こ……の！！」

∩(＃ФωФ)∩「き………さまぁ……！！」

(;　_ゝ　)ｙ=-「…お前も死ね！！」

　　　　　　ﾊﾞｯ!
∩(＃Ф<#ヽ；Д；>「もうやめるニダ！！」

(;　_ゝ　)ｙ=-「！！ニダー様！？」




ドン！



<#ヽ Д　>･∵「──！！」

＼(^o^)／ｵﾜﾀ

ニダァァァァァァァァ

(;´・_ゝ・｀)ｙ=-「…！！！！」

(；ФωФ)「ニダーー！！！」

(# A )「………！！！」

<;ヽ Д　>･∵「ガハッ！！……ぁ……」

::(;　_ゝ　)ｙ=-::「あ……あ……！」

(；ФωФ)「ニダー！！大丈夫か！？ニダー！！」

::<;ヽ Д　>::「が…！……は……ぁ……！！」

(；ФωФ)「何も喋るな！！動くんじゃない！！」

(# A )（…あの野郎……！！）

ニダあああああああああ

支援

::<;ヽ；Д；>::「…し……にた……く……ない…ニダ……し……に……たく…………！」

(# A )（許さねぇ…）

(；ФωФ)「わかっておる！！だから今は喋るな！！」

(# A )「…ロマ…」

(ФωФ；)「…！ドクオ！そうじゃ、お前も…！」

(# A )「…ちょっと腕……借りるぞ」

(ФωФ；)「…！？なにを…」

がぶ















ごっくん

珍しくいいニダーなのに…

支援

(Фω×；)「つぅ！！」

(ФωФ；)（……血を……！？）

(# A )「ふぅ…」

(# A )「…サンキュ、ロマ」

ﾌﾞｼｭ!
(# A )「……ん…！」

(；ФωФ)「立つなドクオ！！血が…！！」

デミタスも可哀想なこなんです･･･

::(;　_ゝ　)::「…………………」

(# A )「…よう」

ﾊﾞｯ
(;　_ゝ　)ｙ=-「！！！」

(# ∀ )「おせーよ」



ぐしゃ




ごき



ばきぐしゃどぐぼぎぶぢぐじゃごぎ

ぼた



ぐじゅ

おぉ…

(# ∀ )「…はは」

(# ∀ )「あっはははははははははははは…！！」

(；ФωФ)「…なにを…」

( ∀ #)「なあああああロマああああああああ！！」

(；ФωФ)「…！？」

( ∀ #)「人間てのは頭わりぃのが多いなあああああああ！！」

( ∀ #)「国の方針が不満なり、殺されるのがこええならよおおおお」

( ∀ #)「こっちから先にぶっ殺しにいきゃいいだけの話なのになああああああ！！！！」

::<;ヽ；Д；>::「…！？」

支援
まだ生きてるのかぃ

(# ∀ )「おいどうなんだよニダーよおおおおおお」

::<;ヽ；Д；>::「が…！？おぇ……！」

(＃ФωФ)「やめろ！！ドクオ！！」

(# ∀ )「憎いんだよなあああ？汚らわしいんだよなああああ！？」

(# ∀ )「だったら俺と一緒に殺しに行こうじゃねえか、なあああああ！！」

::<;ヽ Д >::「……が……」

(# Д )「なあああああああ！！！聞いてんのかあああ…！！？」


パァン！

正義の反対はまた別の正義なんだ

ﾄﾞｫﾝ!
(# Д )「ぐぁっ……！」

(；ФωФ)「…」
　　つ⊂

(# Д )「……腕を…」

(# Д )「…」




(# Д )「…何すんだよ、ロマ？」

(；ФωФ)「目を覚ませドクオ！ニダーは死に掛けてるんじゃぞ！！」

(# Д )「…はっ、大丈夫さ、腹に一発撃たれたぐらいで死にゃしねーよ」

(；ФωФ)「ニダーはわしらとは違う！普通の人間じゃ！」

(# Д )「それがなんだってんだ！！この程度で死ぬんならこいつが弱いのがわりぃんだよ！！」

(＃ФωФ)「弱いのが悪いじゃと！？ふざけたことを抜かすな！！」

(# Д )「ふざけてなんかいねーよ！！人間なんて道具に頼らなきゃ何もできねー糞じゃねーか！！」

(＃ФωФ)「いい加減にしろ！！自分が何を言っているのかわかっているのか！？」

(# Д )「ロマあああああああああああああああ！！！！」

ニダー…

(；×ωФ)「がふっ…！」


(# Д )「…お前は……！」


(# Д )「人間が憎くねーのか！？俺達が何故撃たれた！？」

(# Д )「全部人間共の勝手な都合だろうがよおおおおおお！！」

(；ФωФ)「……くっ！！」

(# Д )「それでもまだ俺が悪いってのか！？人間に非はねーってのかぁ！！？」

(；ФωФ)「どちらにも非はある！！だからいい加減目を覚ませ！！」

(# Д )「！！…もういい！！」

(# Д )「お前も…！！


(# Д )「死ねぇ！！」


∩(；ФωФ)∩「…ドクオ！！許せ！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パァン

どっくん…

( A )














(-A-)

(-A-)「ん…」







('A`)

前回のラストはドクオのセリフだったのか

('A`)「んー…」

('A`)「…誰もいない」

('A`)「…」

(　ФωФ)「ここにおるわ」

Σ('A`)

二階からロマネスクの声が聞こえ、そちらに向きなおす。

('A`)「…」

(　ФωФ)「…また随分と長いこと眠っておったの」

('A`)「…どのくらい？」

(　ФωФ)「…丸四日じゃ」

('A`)「…そんなに寝てたのか…」

>>166
どんなセリフだっけ？

>>168
何すんだよロマ
お前は
死ね
パン

って感じの

(　ФωФ)「…」

(　ФωФ)「…何故、城の前で倒れておった？」

('A`)「…」

(　ФωФ)「…」

('A`)「…なぁ、ロマ」

(　ФωФ)（！…ロマ……）

支援

('A`)「俺、お前のこと…」

('A`)「…殺しかけたんだな…」

(　ФωФ)「？……」

(　ФωФ)

(；ФωФ)「！！お前、記憶が…！？」

('A`)「…ほんのちょっとだけな」

('A`)「…血を吸って暴れた時の事、思い出したんだ…」

(；ФωФ)「…」

(；ФωФ)「あの時…か…」

('A`)「…」

('A`)「…ごめんな」

>>169
あー!それか!
ありがと

支援

(　ФωФ)「…何十年も前の話じゃぞ、元々根にも持っとらん」

(　ФωФ)「大体今更すぎるわバカたれ」

('A`)「…うん」

('A`)「…」

('A`)「…ニダーは？」

(　ФωФ)「…！」

('A`)「…ニダーは……生きてるのか？」

支援

(　ФωФ)「…ニダーか…」

(　ФωФ)「懐かしい名前が出てきたもんじゃのう」

('A`)「…どうなんだよ」

(　ФωФ)「…うーむ」

('A`)「…」

(　ФωФ)「…生きてると言えば生きてるな」

('A`)「？…どういう…」


ばたーんだだだだ

(　＾ω＾)ノ「おいすー！」

lw´‐ _‐ﾉv「おいーす」

∩(＃ФωФ)∩「扉にタックルするなとあれほど…！」

(；＾ω＾)「お！？」

lw´‐ _‐ﾉv「お、ドクオ起きてんじゃん」

('A`)「…おう」

ｄｋｄｋ

lw´‐ _‐ﾉv「よし、じゃあもっかい寝ろ」

('A`)「…は？」

lw´‐ _‐ﾉv「夢食べるから」

('A`)「…えー……」

(　ФωФ)「貴様はその前にすることがあるじゃろうが」


lw´‐ _‐ﾉv

lw´‐ _‐ﾉv「うん、わかってるよ」

(　ФωФ)（今の間はなんじゃ…）

紫煙

なんでかわからんが、シューがシューっぽくない気がする

lw´‐ _‐ﾉv「えーとドクオ」

('A`)「…なに？」

lw´‐ _‐ﾉv「夢食べてごめんなさい」

('A`)「…はい？」

lw´‐ _‐ﾉv「…この城に住む為にね」

lw´‐ _‐ﾉv「ロマネスクの野郎が二つ条件を出したわけ」

('A`)「…」

(　ФωФ)（…野郎じゃと…？）

lw´‐ _‐ﾉv「一つは勝手に夢を食べないこと」

(　ФωФ)「違う、危害を加えないことじゃ」

lw´‐ _‐ﾉv「まぁいいじゃん」

lw´‐ _‐ﾉv「もう一つは今までのことを皆に謝ること」

('A`)「…ふーん」

('A`)「…随分軽い条件だな」

(　＾ω＾)「ロマネスクも本当はシュールにいてほしいんだお」

(　ФωФ)「貴様が泣いて頼みだしたからじゃ」

lw´‐ _‐ﾉv「え、そうなの？」

(；＾ω＾)「ななななないてねーお、なにいいだすんだお！」

('A`)「…やれやれ」

('A`)「なぁ」

(　ФωФ)「む？」

('A`)「さっきのニダーの話、どういう意味だ？」

(　ФωФ)「なにが？」

('A`)「…生きてるっちゃ生きてるって話」

(　ФωФ)「あぁ、それはつまり」

「こいつじゃ」
(　ФωФ)つ(　＾ω＾)「お？」

('A`)「…いや、意味がわからん」

(　ФωФ)「にぶいのぉ、まだわからんのか」

(　＾ω＾)「なんの話だお？」

(　ФωФ)「つまりこいつの親がジーアスと…」

('A`)「…」

('A`)

(ﾟAﾟ)





　　　　「ええええええええええええええええええええええええええええ！！！！？？？？」







第十二話　　終

>>1乙
ジーアスってなんだっけ？

投下終了…
二回もさるったのはこれが初めてだぜ…！！
こんな大量の支援もな…！！
とりあえず長すぎてもダメだということを学んだ

>>182
正直シュール出したのは失敗かもしれん
これだとどっちかっつーとペニサス

>>187
過去に村にいた精霊っす

乙乙

精霊と・・・ニダーの子供･･･？？
まさか最初に泊まった日にとか嘘だよな！？

乙

まさかとは思ったが…
乙！

次はいつ頃になりそう？

>>189
そんなあなたに第五話を読むことをお勧めしよう

>>191
完全に未定…
下手したら来月なんです＞＜

いつのまにか質問コーナーな流れになってるけど他に何か…

乙でした

純精霊ってふたなりみたいなもの？

乙

>>188
シュールにしてはまともすぎるのと口数多すぎるなかなと
個人的に感じた事なんで聞き流してくれて構わないです

>>193
精霊って男女とか性別ないんだろうなーってイメージが頭に染み付いてて…
完全に描写不足かも

>>194
いやいや、前々から自覚してたところだったから
正直「シュール」ってジャンルもよくわからん…

乙

ハン国は結局どうなったの？

>>197
滅びました
ニダーは最後まで国に戻らずに旅を続けてました
今じゃ廃墟になってます
つーか言っていいのかこれは…？

そろそろ消えます！
たくさんの支援本当にありがとうございました！

乙っしたー
次も楽しみにしてるよ。

乙でした