1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ξ゚听)ξツンはSOS団、団長のようです
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 21:33:42.16 ID:URZDXhCjO
ξ゚听)ξ「これは…面白いわッ!」
くるくるした栗毛、まん丸の可愛らしい瞳、ちょっと生意気そうな口。
高校一年生の夏休み、ツンは一冊のライトノベルにのめり込んでいた。
ξ゚听)ξ「ブーンから無理やり奪った本が、オタク臭くてびっくりしたけど……」
ツンの机に積まれた、『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズ。内藤から借りたのは、一巻だけだったのだが、ツンはそれを読破した瞬間、本屋に走っていた。
いわゆる大人買いというやつである。
ξ゚听)ξ「素晴らしい! この、ありがちな日常と不思議の対比。キャラクターの魅力」
文芸部部長の彼女は、至極自分とこの主人公を重ねあわせていた。
高校生活は気の合う友人も出来、きっと順風満帆に進んでいくだろう。
ξ゚听)ξ「SOS団、かぁ」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 21:39:15.67 ID:URZDXhCjO
当初はそれでいいと思っていた。このまま、普通に高校生活を過ごして、大学に行く。きっとそれが一番だと思っていた。
けれど、この本を読んで、主人公の『普通は嫌だ』という思いに強い共感を覚えた。
自ら『不思議』を切り開いていく姿勢。見習うべきだと感じた。
ξ゚听)ξ「どうしたらいいのかしら?」
ツンは悩んでいた。どうしたら私も、もっと刺激的な毎日を送れるだろう。どうしたらもっと、ハルヒのような勇気を持てるだろう。
ξ゚听)ξ「……そうよ、そうよ!」
そうして、ツンは思い付いたのである。
『作ればいい』、と――。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 21:45:40.30 ID:URZDXhCjO
夏休み明け、初めてのホームルーム。
窓際の席で、一人の巨体が必死に団扇を扇いでいた。
( ^ω^)「あちぃ、ばかやろうちきしょう。どうしてクーラーという文明の利器がこの空間にはないんだお。狂ってるお。ばかやろうちきしょう」
彼の名前は内藤。友人の間からはブーンと呼ばれている。
( ^ω^)「暑い…暑いお…」
ワイシャツはすでに汗でびっしょりだ。そのせいで、彼の桃色の乳首がうっすらと透けている。
('A`)「よう、久々だな」
そこにドクオがやってきた。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 21:47:47.73 ID:4eIrORZMO
支援しようか
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 21:52:39.60 ID:URZDXhCjO
( ^ω^)「あぁ…ドクオかお。また痩せたかお?」
『夏バテ』をもろにその身に受けたドクオは、ただでさえ痩せ型だったその体をさらに鶏ガラに近づけた。
('A`)「ああ…毎日キットカットで過ごしてたよ。そのお陰でネトゲに集中出来たけどな」
内藤は、こいつはもう駄目だなとひっそり思った。
ξ゚听)ξ「おはよー」
そこにツンがやってくる。ツンもドクオも内藤も、文芸部繋がりということで比較的に仲が良い。
( ^ω^)「おいすー、そういえばツン、ハルヒは持ってきてくれたかお? ツンのせいで夏休み中悶々と過ごすはめになったお」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 21:57:44.21 ID:URZDXhCjO
しかし、ツンは返事をしない。それどころか内藤とドクオを交互に見つめ、唸った。
ξ゚听)ξ「あんた達じゃあスペック不足なのよねぇ」
突然に失礼なことを言われ、内藤は少々ムッとした。暑さのせいもあったのかもしれない。
( ^ω^)「なんだってんだお。いいから早く返せお」
ξ゚听)ξ「ま、いいわ。あんた古泉くんね」
そして、ドクオの方を指差す。
ξ゚听)ξ「で、まぁ…あんたはキョン」
('A`)「あい?」
なんなんだろうか、この子は。二人はそう思った。
キョンと古泉、それはあのライトノベルのことを指しているのだろうか。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:03:44.19 ID:URZDXhCjO
( ^ω^)「訳分からんお。説明しろお」
困惑しながら、言う。ツンはにっこりと笑い、頷いた。
咳払いと共に声高らかに宣言をする。
ξ゚听)ξ「今学期から我が文芸部は、不思議探索組織『SOS団』になりました!」
時が止まった。
クラス中がツンを見る、しかし誰も口を聞かない。
まさにザ・ワールド。
( ^ω^)「……」
('A`)「……」
( ^ω^)「そして時は動き出す」
しかし、誰も何も言おうとはしなかった。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:08:14.25 ID:rXx1ybFWO
しえん
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:08:58.55 ID:URZDXhCjO
そうこうしている間に鐘が鳴った。みな自分の席に向かい、まるでさっきのことは無かったかのようだ。
ツンはそれが不服らしい。
ξ゚听)ξ「なんで誰も突っ込まないのよ」
内藤は、隣の席だったことを後悔した。
( ^ω^)「……ギャグだったのかお?」
ξ゚听)ξ「そんなわけないじゃあない。あたしは本気よ」
( ^ω^)「そう……だおね」
ツンは、捲し立てるように話し始めた。
ξ゚听)ξ「あたしね、あんたに『涼宮ハルヒの憂鬱』を借りて良かったわ。あれを読んだ瞬間、今までのヘンテツのない日々が急に色褪せて思えたの」
メンヘル?
ヘンテツか
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:20:46.69 ID:URZDXhCjO
内藤は、あの時奪われたのが『とらドラ!』だったらまだましだったのかと思案する。
ξ゚听)ξ「で、あたし考えたの。日常を彩るためには、自分からやるしかないって」
( ^ω^)「新興宗教みたいだお…」
ξ゚听)ξ「そんなわけで今日の部活のときに詳しい話はするわ! 休むのはなしだからねッ!」
( ^ω^)「…お」
力無く返事をした所で、担任が遅刻して入ってくる。出席を取りながら、内藤はあれやこれやと考えていた。
(天使^ω^)「夏休み前のツンは文芸部で一番の常識人だったお」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:24:53.34 ID:snK83E8AO
人少ないけどガンガレ
支援
ふぁいと
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:25:47.92 ID:rXx1ybFWO
ん、みてるぞ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:26:00.88 ID:URZDXhCjO
(天使^ω^)「ハルヒを読んだだけであんなに変わってしまうものかお。一体何かあったんだろうかお」
(悪魔^ω^)「まぁ、いいじゃんおっス」
(天使^ω^)「うわ、悪魔だお」
(悪魔^ω^)「まァ、もちろんツンの様子はおかしいおッス。でも、これはこれでアリなんじゃあねーの、だお」
(悪魔^ω^)「勢い余ってコスプレしてくれたりしておッス」
(天使^ω^)「コスプレ……」
ツンは、可愛い。乳はあんまりないけれど、すらっと伸びた足は、あの制服と似合うだろう。
(堕天使^ω^)「ぶひひひひひひゃっっはぁぁ――――!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:29:00.45 ID:G2+Pg/Tz0
試演
悪魔の言葉遣いウゼェwwwwwwwwww
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:33:14.96 ID:URZDXhCjO
脳内会議の結果、しばらくツンに乗ることにした。もしかしたら面白いことになるかもしれない。
内藤もまた、『非日常』に飢えていたのだ。
授業が終わり、部活動の時間。
ツンは文芸部には行かないで、いろいろと思案を巡らせていた。
内藤とドクオは何だかんだと彼女のトンデモ計画に乗ってくれた。
勿論、抵抗するなら実力行使も躊躇わない予定だったので計画通りと言える。
ξ゚听)ξ「って言っても後のメンバーはどうしたらいいのよ」
すると、泣きながらこちらに歩いてくる文芸部員。手には『人間失格』が握られている。
川 ; -;)「太宰治、太宰治…うう…」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:33:26.59 ID:/ywVMl/40
堕天使www
みくるポジションをどうするか・・・
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:35:59.56 ID:snK83E8AO
クーキター
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:36:47.77 ID:URZDXhCjO
ξ゚听)ξ「太宰オタクのクーはポジション的には……長門ね」
とりあえずも、声をかけておこう。
ξ゚听)ξ「ちょっと、クー」
川 ゚ -゚)「けれども、ただ一歳は過ぎてゆくのです……なんと素晴らしいお言葉ァッ!」
ξ゚听)ξ「聞きなさいよ! ……あんた、今から無口キャラになりなさい」
川 ゚ -゚)「あ」
クーは幽かに声を上げた。
それは後に、『了承』の意だったとツンは知る。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:38:43.22 ID:URZDXhCjO
( ^ω^)「しっかしドクオがキョンっていうのが納得いかないお」
文芸部、部室。内藤はライトノベルを机に置き、伸びをした。巨体な彼のそれはまさに圧巻であった。
('A`)「俺はお前が古泉っていうのが納得いかないね」
一方、喪男の代表格であるドクオも、厨二小説を書く手を止め伸びをする。お世辞にもイケメン、いや、フツメンとも言えない彼の気取った伸びは、見た者をもれなく不愉快にさせる。
( ^ω^)「おっおっ、ブーンはイケメンなんだお」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:41:14.30 ID:URZDXhCjO
確かに、痩せたらイケメンになる可能性はないわけではない。内藤の話を聞きながら、彼はぼんやりとそう思った。
('A`)「俺は常識人だしさぁ、どっちかってと突っ込む方が多いし。キョンが適役だろうよ」
( ^ω^)「ま、しょうがないから、妥当ってことにしてやるお」
('A`)「それはお互い様だっつーの」
( ^ω^)「おっ、それにしても暇だお」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:43:22.56 ID:URZDXhCjO
やることのない内藤は、原稿用紙に書かれた下手くそな字群を一瞥する。
ドクオの書いているファンタジー小説『演舞〜フォルテッシモ〜』は、中学から書き連ねられている大長編だ。原稿用紙も二千は超えているらしい。
中学高校と一緒だった内藤は、それを見せられ続けていた。
('A`)「そういえば、ついこの間から新章に入ったんだよ」
( ^ω^)「ふーん、だお」
('A`)「……」
( ^ω^)「……よ、読みたいお」
ドクオは瞬時に恥ずかしそうに顔を赤らめる。
('A`)「え、読むのかよ。全然面白くねえよ」
知っている、と内藤は心の中で返事をした。
ドクオは毎回、こんな回りくどいやり方で内藤に小説を読ませ、さらに感想さえを求めるのだ。
( ^ω^)「新章、『櫻散ル』……」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:45:18.28 ID:4A6AVZNp0
支援
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:45:51.77 ID:URZDXhCjO
「やだぁ! あたしまだ死にたくないよぉッ!」
柚理亞は叫ぶ。その端正な顔が歪む。桃色のふわふわとした髪が、悲しげに揺れた。
「死なねえッ! お前はまだ死なないッ! 俺が、俺が守るよ!」
シュバーゼも叫んだ。オッドアイの、赤と金から、きらきらと涙が零れた。
柚理亞は驚いた。シュバーゼの泣くところなんて、見たことがない。
「シュバーゼ……あたしッ!」
「柚理亞…ッ」
ドゴォォォォ――――――ン!
「なっ、なんだ!」
シュバーゼが言った。咄嗟に、柚理亜を抱きしめていた。
「ふっ、ふえ、シュバーゼ苦しいよぉ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:51:02.22 ID:URZDXhCjO
シュバーゼは顔を真っ赤にして、柚理亞から離れた。
「す、すまねえ……ッ!」
「いいの、それより…あれ…」
「え…、なん…だと……」
櫻が散る。その先には、宿敵、ジャビルインの姿。
「ジャビルインんんんッッ!」
シュバーゼは怒りに任せ大剣を振るった。
「我に力を示せッ!」
大剣がパァァと光った。
「クーゲルシュライバーァァァァアッ」
つんざくような破壊音が、辺りに響く。
そして静かに、櫻は散っていた。
続く
( ^ω^)「……」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:51:09.45 ID:mxE3/2SVO
ドクオはむしろケータイ小説家の才能がある
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:52:28.77 ID:BIl0fPbuO
これはまごうこと無き厨二www
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:53:19.83 ID:2FfHF+N8O
つC
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:55:04.94 ID:G2+Pg/Tz0
つCCCC
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 22:56:09.89 ID:URZDXhCjO
('A`)「ど、どうだった? 別に感想がなきゃないでいいんだけどよ」
( ^ω^)「……お」
感想欲しいんじゃないか。
内藤は悩む。何て言ったらドクオは納得してくれるんだ。
そろそろ感想も尽きてきた。『前衛的』だとか『革命的』だとか言えば納得していたが、最近は三行以上の感想を求めてくるのだ。
(悪魔^ω^)「こんなアリガチな小説どうしたらいいんだお…クソカスだおッス…」
待望されてしまい、内藤は考えた。考えた挙げ句、
( ^ω^)「面白かったお。プロになれるお、ガチでいい小説だお」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:00:14.61 ID:URZDXhCjO
少々棒読み気味になってしまったが問題はない。何故ならドクオは喜んでいる。
('A`)「えー、プロぉ? そんなん無理だってぇ、だって文章力とかねえし。あ、でもキャラクターは我ながらいいと思うんだよね」
( ^ω^)「……」
('A`)「ブーンがそこまでいうなら、出版社に持ち込んでみようかなぁ」
( ^ω^)「い、いいとおもうお」
出版社の人にコテンパンに叩かれるドクオを容易に想像できる。これは、親友としつ止めるべきだったのだろうか。
川 ゚ -゚)「……」
するとクーが黙って入ってきた。
こんな常識のないキョンはいやだwwwwwww
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:04:54.43 ID:URZDXhCjO
('A`)「うおっ、びっくりした! なんで黙って入ってくるんだよ」
クーは無表情のまま黒板に文字を書いた。
『今日から無口キャラ』
川 ゚ -゚)「……」
そうしてさっさと所定の椅子に座り、『走れメロス』を取り出した。
川 ゚ -゚)「……」
('A`)「長門か」
( ^ω^)「長門だお」
あとはみくるのみ、か。一体誰だろうとドクオは考えた。
決まり通り先輩から引っ張ってくるのか、それとも学年の誰かなのか。
文芸部はツンを入れて四人しかいないため、必然的に外部の人になるはずだ。
('A`)「学年でみくるちゃんっぽいっつったら、デレちゃんとかしぃちゃんとかか」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:06:53.62 ID:4eIrORZMO
支援ですよ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:09:05.24 ID:URZDXhCjO
( ^ω^)「ドクオ、心の声が洩れてるお」
('A`)「しまった」
( ^ω^)「確かにドクオの言うこと一理あるお。僕は朝比奈さんはしぃちゃんだと予想だお」
('A`)「そうだな。ツンと仲良いし。あぁ、みくるちゃんかわいいよみくるちゃん」
( ^ω^)「僕は長門派だお」
川 ゚ -゚)「それは告白か?」
( ^ω^)「違うお。もう無口キャラは辞めたのかお」
川 ゚ -゚)「恥の上塗りだからな」
( ^ω^)「わけわからんお」
その時、扉が勢いよく開いた。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:11:53.64 ID:xI3SeWx8O
支援
みくるちゃんは誰なのかなぁ?
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:12:33.97 ID:URZDXhCjO
ξ゚听)ξ「お待たせー! 新入部員連れてきたわよー!」
ツンは上機嫌だった。朝比奈みくるポジションを確保するのに時間がかかるかと思ったが、すんなりとうまくいったからだ。
('A`)「で、誰だよ」
ξ゚听)ξ「ふふん、この人よ!」
『その人』は、恥ずかしげに前に出る。
(´・ω・`)「やぁ」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:13:59.16 ID:CfvVSZhyO
はふん?
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:14:04.91 ID:BVYVxH450
これは新しいな
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:15:19.72 ID:4A6AVZNp0
おまんじゅうの香りがする
しえん
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:15:30.62 ID:xI3SeWx8O
なんと
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:17:05.34 ID:URZDXhCjO
その時、歴史が動いた。
飛び上がるピザ。素早く走るガリ。号泣する黒髪。
( ^ω^)「なんでだお!? 男だお!? 朝比奈みくるは男かお!?」
('A`)「乳がねぇっ! 乳が、乳がァ! なぜだ、なぜだァ!」
ξ゚听)ξ「なぁに騒いでんのよ。みくるちゃんにピッタリじゃあないの」
そういうと、ツンは悲しげな顔をした男の服を脱がし始めた。
( ^ω^)「!」
('A`)「!!」
川 ゚ -゚)「ハァハァ」
(´・ω・`)「や、やめてぇぇぇぇ」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:20:02.62 ID:oDexrXCFO
ショボンwww
まさかのwwwwwww
ショボンワロタwww
しょぼんこそ古泉なイメージが
ガチホモ的な意味で
しえん
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:23:23.78 ID:URZDXhCjO
('A`)「おぉい、ツン! 止めろ、見たくないから!」
といいつつ脱がされた上半身を見る。乳首が立っていた。
(´・ω・`)「や、やめてくださいぃぃ」
悲鳴はまるで本人かのようだった。そんなことはお構い無しに、ツンはドンキホーテで購入したメイド服を着せる。
( ^ω^)「なんと、男であることを除けば限りなく朝比奈みくるに近いような気がしないでもないお」
ξ゚听)ξ「でしょでしょッ!? このつぶらな瞳、ふわふわの髪、気弱な性格。ピッタリじゃあないの!」
('A`)「そんなわけあるかぁぁぁ」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:24:14.80 ID:xqolHxuJ0
なんぞこれww
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:26:30.17 ID:CfvVSZhyO
気弱な美少年はあり、と言い切ろう
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:29:00.26 ID:URZDXhCjO
('A`)「ちんこっ? 朝比奈みくるはちんこない! ちんこない! ちんこちんちんこちんこ!」
あまりのショックにドクオは男性器の名称を連呼し始めた。非常に気持ちが悪い光景である。
川 ゚ -゚)「まァ、これはこれでありじゃないか?」
( ^ω^)「ありなような気がしてきたお…」
ツンの手により、メイド服を着せられた生徒。少々涙目で、うるんだ瞳が何だか可憐だ。おまけに体躯も華奢な方であるし、こう見れば女に見えないでもな……そんなわけあるか。
('A`)「俺は認めないぞ、こんなのがみくるちゃんだなんて!」
ξ゚听)ξ「ほら、ショボン君自己紹介!」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:31:31.64 ID:t21OgLlJ0
>>ちんこちんちんこちんこ
ニコ?
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:37:27.52 ID:URZDXhCjO
(´・ω・`)「あ…、ショボンです。ええと、君たちより一つ上です」
またもや条件を満たしている。
('A`)「ツンの友達なのか?」
(´・ω・`)「いや…さっき無理やり連れられて…」
( ^ω^)「原作通りかお…」
ξ゚听)ξ「もー、適材適所って感じ!」
川 ゚ -゚)「意味が全く違うんだがな」
クーの突っ込みが虚しく響いた。
ξ゚听)ξ「これでメンバーが揃ったわの!」
ツンは椅子に足を乗せる。そして、またもや宣言をしたのだ。
ξ゚听)ξ「今日から私たち文芸部は、『SOS団』となります!」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:41:27.98 ID:CfvVSZhyO
しえん
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:42:07.56 ID:URZDXhCjO
続く
今度全部まとめてスレ立てます…
安易なガチホモショボンは飽きた
これはある意味新しい
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:44:04.23 ID:qtbxKzVZO
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 23:51:12.38 ID:4eIrORZMO
乙
ブーン系ならではって感じだな
期待してる
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙
悪くない
応援するぜ