1 :
('A`)が狭間で生きるようです:
@@@@@@@
|c *..*|
\_∀/ <ストリングプレイスパイダーベイビーが2ゲットペロポネソス!!
_|─|____
/ |=○┐
>>1 元カレにのろけられたなんて理由でスレ立ててんじゃねえよ
| | | ̄ ̄ |
>>3 一緒にベイブレードで遊ぼうぜ!
| | | |
>>4 ミニ四駆で勝負だ!
\\ _| |
>>5 GTO読んでみろよ。最高に面白いぜ
|\(○っ |
>>6 セラミックコンケイプはマジでおススメのパーツだ!
| ω \ |
>>7 俺のターン!モンスターカード「ワイト」召還!
| |\ \ |
>>8 ワイのワイルドワイバーンや!
| | // |
>>9-1000 明日の世界大会に向けておまんらゆるさんぜよ
| |/ \ |
(___)__) ((◎))
3 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:27:54.38 ID:4RLtVJ4A0
第十話「偽らない本音」 side:ブーン
コンコン
从'ー'从「ご飯ですよ〜」
川 #゚ -゚) 「いらん!」
从'ー'从「駄目だよ〜、せっかくドッくんが気を利かせてくれたのに」
川 #゚ -゚)「置いておけ!」
あの日から3日、クー先輩は怒りっぱなしだ。
恐らく二人用であろう部屋に五人で押し込められてからもう3日が経った。
川 #゚ -゚)「ドクオの馬鹿!ドクオの馬鹿!」
ドクオに文句を言いながら、もりもりとご飯を食べるクー先輩。
不思議な光景だけど、ちょっと面白い。
4 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:30:18.00 ID:4RLtVJ4A0
(´・ω・`)「なあ、クー。そろそろドクオを許してやらないか?」
川 #゚ -゚)「許さん!」
( ^ω^)「僕もショボン先輩と同意見ですお。あのときのドクオだってあれは本心
じゃないはずですお」
川 #゚ -゚)「だからどうしたと言うのだ!」
(;^ω^)「お…それを言われると…」
一人で怒っているのを傍目から見ている分には、まだ微笑ましい。
だけども、話しかけると雰囲気が悪くなる。
ドクオ〜、早くこっちに来てくれ。
5 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:32:27.46 ID:4RLtVJ4A0
( ゚∀゚)「大丈夫だよ、ブーン」
(;^ω^)「おっ!?何がですかお?」
( ゚∀゚)「クー先輩もちょっとすねてるだけさ。ね、クー先輩?」
川 #゚ -゚)「…」
(´・ω・`)「そうらしいな。クーが本気で怒ったら相手に関わろうとなんかしない」
川 #゚ -゚)「…」
( ^ω^)「おっ?そうなんですかお?」
川 #゚ -゚)「黙っときんしゃい!」
(;^ω^)「おっお、すみませんでしたお!」
ドクオの本心もクー先輩の気持ちも分からない。
はあ、僕って無力だなあ。
ツンは塞ぎっぱなしだし、これからどうなってしまうのだろう。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 14:32:29.31 ID:CnPlCzc20
またこんな時間に・・・
支援
7 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:33:40.27 ID:4RLtVJ4A0
( ゚∀゚)「ブーン、花札でもしようぜ!」
(;^ω^)「おっ!?なんでジョルジュ先輩はそんなに余裕なんですかお!?」
( ゚∀゚)「どんな世界になってもおっぱいは無くならないからな」
(;^ω^)「分かったような分からないような…」
この部屋の前の住人は、遊び人だったらしく花札、トランプ、麻雀台と牌まで揃っている。
退屈はしないが申し訳が無い。
今この部屋にいないということはきっとソードじゃないということだもの。
今頃何をしているんだろう。
それを思うと、心が痛む。
8 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:35:18.47 ID:4RLtVJ4A0
( ゚∀゚)「はい、俺の勝ち。夜のおかずは俺のね」
(;^ω^)「おっ!?いつの間に賭けてたんですかお!?」
( ゚∀゚)「…最初からだよ?www」
ジョルジュ先輩は雰囲気が悪くなると、こうやって場をなごませてくれる。
気を使われているのは分かる。
それなのに、楽しくなるのはこの人の人徳としか言いようが無い。
良いメンバーだよなあ。
ドクオも早く戻ってくればいいのに。
9 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:37:44.40 ID:4RLtVJ4A0
(´・ω・`)「さて、麻雀でもしようか。暇を持て余しても仕方無いからな」
ショボン先輩がそう言って卓を用意する。
思うんだけど、先輩方の余裕はどこから出るのだろう。
ツンのように塞ぎこむほうが当たり前だと思うのだけど。
僕も先輩達がいなければ、今より心は落ち着いていないと思う。
(´・ω・`)「誰が抜ける?」
ξ゚听)ξ「私はいいです…」
(´・ω・`)「そうか、入りたくなったら言いなよ?」
ξ゚听)ξ「はい…」
ツンは体は問題ないのだけど、塞ぎっぱなし。
検事になるという夢を目標に、がむしゃらに勉強していた彼女を見ている。
その夢が絶たれかけているこの状況だと仕方がないのだろう。
だけどいつかは復活するだろう。
この子の心は存外に強い。
10 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:40:00.46 ID:4RLtVJ4A0
(´・ω・`)「さ、やろうか」
( ゚∀゚)「俺が親っすね」
川 #゚ -゚)「…」
( ^ω^)「おっお!良い手配だお!」
麻雀が始まった。
僕も先輩方とたまに打つから分かるけど、麻雀は楽しい。
しかも、今見ていると僕の手配はなかなか良い感じ。
だけど、一つの疑問が頭をよぎる。
僕、なんでレジスタンスの本拠地で麻雀しているんだろう?
11 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:42:00.68 ID:4RLtVJ4A0
タン
( ^ω^)「ズブリと入ったぜ…」
タン
( ゚∀゚)「ブーン調子良さそうだな〜」
タン
( ^ω^)「おっお!その通りですお!」
(´・ω・`)「なあに、勝負はまだ始まったばかりさ」
タン
( ^ω^)「おっ!ツモですお!タンピンドラドラ満貫ですお!」
(;´・ω・`)「やるじゃないか…」
幸先良いスタート。
最初に上がると、運も乗ってくる。
しかもこのスピード、今日の僕は間違いなくツイている!!
ふふふ、皆さん背中が煤けてますお?
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 14:42:39.65 ID:yLYKlkZUO
もう来たの
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 14:42:45.61 ID:CnPlCzc20
支援
14 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:44:25.51 ID:4RLtVJ4A0
タン
( ^ω^)「ロン、純チャン三色ドラ一、跳満ですお」
( ゚∀゚)「なっ…!今ので当たり!?」
タン
( ^ω^)「ロン、トイトイドラ三、満貫ですお」
(;´・ω・`)「ほう…」
タン
( ^ω^)「ご無礼、ロンですお。ピンフのみです」
( ゚∀゚)「俺のチンイツが…」
タン
( ゚∀゚)「カン!ドラよ増えろ!」
( ^ω^)「その加カン、ロンですお。一通、加カン、満貫ですお」
( ゚∀゚)「…ケツの毛まで抜かれそうだ…」
15 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:46:01.96 ID:4RLtVJ4A0
ジョルジュ先輩がもうすぐ飛ぶ。
そうすれば僕の勝ちは確定。
クー先輩から当たっていないのが気になるが今の僕は負ける気がしないお!
( ^ω^)「リーチ、オープン」
タン
( ゚∀゚)「プンリー、チンイツ、ドラ二…!?」
タン
(;´・ω・`)「ツモに絶対の自信の表れか…くそ」
タン
川 #゚ -゚)「その慢心が身を滅ぼすと知るんだな」
クー先輩の顔には、怒りが宿っている。
それが、ドクオによるものか僕によるものか。
今の僕にはどちらであろうと、関係ないお!
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 14:47:29.97 ID:7Aan0Do8O
支援
17 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:47:37.09 ID:4RLtVJ4A0
タン
( ^ω^)「クーさん、そのセリフはあがってから聞きたいお」
タン
( ゚∀゚)「…」
タン
(;´・ω・`)「…」
タン
川 #゚ -゚)「リーチだ」
タン
( ^ω^)「…!?」
18 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:53:22.97 ID:4RLtVJ4A0
リーチ!?
この状況でリーチ!?あり得ない、僕に振り込む可能性もあるというのになぜ今。
まさか、僕以上の多面待ち?
しかし、場の捨て牌からそれは考えられない。
だとしたらクー先輩の狙いは何だ。
牌を掴む手に汗が滲む。
安全牌、来い!
( ^ω^)「…!」
三枚目の白。
これなら大丈夫だ。まさか、これで単騎は無いだろう。
もし当たったとしてもカス上がり。
僕のトップに揺るぎは無い。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 14:53:42.20 ID:qJWQGYieO
最近何故か見てしまう支援
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 14:54:07.58 ID:CnPlCzc20
一気に麻雀漫画だな支援
21 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:55:44.44 ID:4RLtVJ4A0
( ^ω^)「一発でありませんように〜♪」
タン
言葉と裏腹に軽く牌を出す。
だけども、それが間違いだった。
川 #゚ -゚)「ロン」
Σ(;^ω^)「おっ!?」
まさか本当に白単騎とは。
くそ、僕の三倍満が…ってえぇ!?
( ゚∀゚)「なっ…!」
(;´・ω・`)「ま…まさか!?」
(;^ω^)「そっそれは!?」
まさか、だってそんなそんな。
リーチって言ったじゃないか!
22 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 14:58:46.01 ID:4RLtVJ4A0
川 #゚ -゚)「ラ イ ジ ン グ ・ サ ン ( 国 士 無 双 十 三 面 待 ち) ! ! !
親のダブル役満、九万六千点だ」
(;^ω^)「僕の…トビ…!?」
川 #゚ -゚)「ああ、お前の負けだ。ブーン」
あり得ない、そんな馬鹿な。
なぜ危険を犯してまでリーチを。
あり得ない、あり得ない、あり得ない!!
(;^ω^)「なぜリーチを!!」
川 #゚ -゚)「お前の慢心を打ち砕くためさ」
(;^ω^)「なっ…!」
川 #゚ -゚)「天辺から引きずり降ろされた気分はどうだ?」
(;^ω^)「く…くそ…!僕の…負けだお!」
川 #゚ ー゚)「なかなか潔いな」
23 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:01:30.05 ID:4RLtVJ4A0
そんな小芝居を入り交え麻雀勝負は幕を閉じた。
この勝負必要だったかな? (※この物語は「('A`)が狭間で生きるようです」です)
何にせよ僕は今日の晩御飯はご飯抜き。
全くもってとほほです。
( ^ω^)「お〜、まさか負けるとは思いませんでしたお」
川 ゚ -゚)「まあ、私に勝つにはまだ早いということだな
(´・ω・`)「クーは雀荘で鍛えているからね」
( ^ω^)「えぇ!初耳ですお!?」
( ゚∀゚)「割りと有名な話だよ?」
(;^ω^)「知らなかった…」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:01:52.77 ID:1qTf+lop0
しえーん
25 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:04:09.46 ID:4RLtVJ4A0
対局が終わった後の、談笑。
場の雰囲気が和む、今だ、今しかない。
聞くなら今しかない。
怒っている時には、とても聞けない。
機嫌が良い今しかないんだ。
( ^ω^)「クー先輩」
川 ゚ -゚)「ん、なんだ?愛の告白か?」
(;^ω^)「違いますお!」
川 ゚ -゚)「じゃあ、なんだ?」
手に汗が滲む。
だけど聞かなきゃ。
ドクオは僕の友達なのだから!
( ^ω^)「クー先輩はドクオをもう仲間とは思っていないんですかお?」
川 #゚ -゚)「…!」
沈黙が流れる。
空気を読まない質問に場が凍る。
それでも、聞かなきゃ…僕はドクオの友達じゃない!
26 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:08:14.27 ID:4RLtVJ4A0
川 #゚ -゚)「ブーン」
(;^ω^)「は、はい」
川 #゚ -゚)「そこに正座しろ」
(;^ω^)「は、はい?」
言う通りに正座する。
なんだろう、一体何を言われるんだろう。
お説教?何を言われるんだ?
_, ,_ パーン!
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´)
(;゚ω(#)「モゲラ!」
川 #゚ -゚)「この馬鹿者!」
いきなり殴られた僕は何が何だか分からなかった。
え?何で殴られるの?
27 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:13:12.59 ID:4RLtVJ4A0
川 #゚ -゚)「ドクオは私達の仲間だ!」
川 #゚ -゚)「あいつがレジスタンスに入ろうとそれは変わらない!
それどころか、共にレジスタンスに入り泥をすする覚悟すら出来ている!」
(;^ω^)「おっ!?だったらなんで…?」
川 #゚ -゚)「あいつが勝手に自分は仲間になる資格が無いと思ってるからに決まってるだろう!
一人で何でも決め付けおって!」
(;^ω^)「でも…それは…」
川 #゚ -゚)「あいつの気持ちも分からんでもない。
しかし、信頼して欲しいのは仲間として当たり前だろ!」
(;^ω^)「じゃあ、クー先輩は」
川 #゚ -゚)「お前もあいつも今度説教だ!」
(´・ω・`)9m「はっはっはwww」
( ゚∀゚)9m「プギャーwww」
(;^ω^)「お〜…」
早すぎワロタ支援
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:14:12.23 ID:2p7RfN+nO
だ か ら w
どうしてこんな時間の投下なんだ?w
支援
30 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:15:18.44 ID:4RLtVJ4A0
杞憂?
僕の考えていたことは、全部杞憂だったようだ。
ドクオに早いとこ伝えなきゃ。
今頃、孤独感に苛まれているであろうあの友達に伝えなきゃ。
川 #゚ -゚)「まったくお前もドクオも!
そもそもなんね!?あの女はどぎゃんことかね!
あいつは私のことが好きじゃなかとだかね?確かにあの女はロリカワ系でドクオの好みばいよ!?
したけども、このムチムチボディに叶うはずなかとよ!なんねドッくんて!?女房気取りかい!
は〜、最近の女は手が早いこと早いこと!まっこと腹立つばい!」
Σ(;^ω^)「え、クー先輩!ドクオの気持ちにも気づいていたんですかお!?」
川 ゚ -゚)「当たり前だろ、あいつ分かりやすいからな」
(´・ω・`)「まあ、ぶっちゃけ僕も気づいていたけどね」
( ゚∀゚)「あいつ分かりやすいよね」
Σ(;^ω^)「えぇ!?」
31 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:16:50.19 ID:4RLtVJ4A0
ドクオが不憫に思えて仕方がない。
まあ、僕が気づいていたのだから当たり前と言えば当たり前が。
(´・ω・`)「まあ、あいつのは恋ってほどでもないだろ。
僕とクーが付き合ってるの知った時もほっとした顔してたしな」
( ゚∀゚)「まあ、そうでしょうね」
( ^ω^)「あ、それなら心配してたのがもうどうでもいいですお」
川 ゚ -゚)「そういうことだ、ブーン。お前の心配はもうないか?」
( ^ω^)「はい、大丈夫ですお」
(´・ω・`)「まあ、これで一件落着だな」
良かった良かった。
後はのんびりとソード同盟でも待ってよう。
ドクオもソード同盟が来たら逃げるだろうさ。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:16:57.39 ID:2p7RfN+nO
支援
ふっふ!
34 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:18:29.39 ID:4RLtVJ4A0
ξ゚听)ξ「…」
ツンは黙っている。
まだやっぱり元気が出ないのだろうか。
この状況なら少しは笑えるかとも思ったけども。
ξ゚听)ξ「納得出来ないわよ」
(;^ω^)「ツン…?」
ξ゚听)ξ「ドクオは人を殺したのよ?」
(;^ω^)「ツン!」
ツン、何を言うんだ。
いきなり何を言い出すんだ。
確かにドクオは人を殺した。
だけどそれは僕らのためでもあるんだよ?
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:19:21.68 ID:2p7RfN+nO
紫煙
ドクオ・・・
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:20:08.76 ID:28pMgYIAO
しえーん
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:20:38.85 ID:2p7RfN+nO
試演
39 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:20:57.44 ID:4RLtVJ4A0
ξ゚听)ξ「私が見ただけでも三人。無期懲役か死刑だよ?」
( #^ω^)「ツン!」
ξ#゚听)ξ「だって殺さなきゃいけなかったの!?ドクオの力は強力なんでしょう!?
だったら殺さなくて出来るはずでしょ!?少なくとも私にはそう見えたわ!」
( #^ω^)ツン!やめるお!」
ξ#゚听)ξ「やめない!だってドクオは自分の都合で人を殺したわ!
そんなの人として最低じゃない!」
(#´・ω・`)「ツン!言い過ぎだ!」
ξ#゚听)ξ「皆の気持ちが分からないわ!
どんなことがあっても人を殺すなんていけないのに!」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:20:59.56 ID:gnXrd1zMO
支援
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:22:23.74 ID:2p7RfN+nO
紫炎
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:22:31.02 ID:1qTf+lop0
しえーんは2人いるようです
43 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:23:23.86 ID:4RLtVJ4A0
パシン!
乾いた音が響いた。
クー先輩がツンの頬を叩いた。
それは僕のときとは違い、酷く冷たい音だった。
その目には怒りの色が見えない。
静かに怒っているのだろうか。憐れみの目にすら僕には見えた。
川 ゚ -゚)「ツン、お前は3つ間違えている」
ξ#;凵G)ξ「何がですか!?」
川 ゚ -゚)「一つ目はドクオが自分の欲望のまま人を殺したということだ。
私達がいなければドクオも殺すことは無かったろう」
ξ#;凵G)ξ「それは…!」
川 ゚ -゚)「二つ目は、お前は自分を守る力も無くドクオに助けられた。
それなのに助け方にも注文をつけたことだ。今は警察がいない世界だぞ?」
ξ#;凵G)ξ「それでも人の命は…!」
川 ゚ -゚)「三つ目はお前が何で生きているからだ」
44 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:24:23.25 ID:4RLtVJ4A0
川 ゚ -゚)「私達はドクオの殺人故にその命が成り立っている。
それを受け入れたくないなら自害すればいい。なのに、なぜお前は生きている」
ξ#;凵G)ξ「だって私は殺してなんて思って…」
川 ゚ -゚)「だったら男どものとこに今すぐ行ってこい。
それだったらドクオを責めることにも文句を言わないよ」
ξ;凵G)ξ「うう…」
しえんだよ
46 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:25:33.11 ID:4RLtVJ4A0
(;^ω^)「クー先輩…もうやめてくださいお…」
もうツンは限界だ。
彼女の心が折れるのなんて見たくない。
僕もツンの言うことが正しいとも思えない。
だけどそれはクー先輩の意見も同様に正しいとは思えない。
(´・ω・`)「クー、僕もそろそろ止めるよ」
川 ゚ -゚) 「もう言わないよ。言いたいことは言ったから」
クー先輩の瞳が冷たくなるのを感じだ。
多分、これが本当に怒るということなのだろう。
それでも僕はツンの側に立つ。
僕はツンの恋人なのだから。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:25:39.22 ID:2p7RfN+nO
C円
48 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:26:18.48 ID:4RLtVJ4A0
ξ;凵G)ξ「う…う…」
泣きじゃくるツン。
多分、誰も正しく何かないんだろうな。
ドクオと早く話がしたい。
友達と仲間と恋人。
どれとも仲良くしたい僕。
皆で笑いあいたいだけなのに。
ドクオ、僕はどうすればいいんだろう。
第十話 「偽らない本音」 終
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:27:00.54 ID:gnXrd1zMO
C
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:27:02.35 ID:28pMgYIAO
支援す
51 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:27:40.99 ID:4RLtVJ4A0
というわけで、これで十話目は終了です。
短めですいません。
続きは、また明日か明後日か。
まとめてくれている、オムライスさん。
支援してくれた方。
そして、見てくれた方ありがとう!!
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:28:12.00 ID:2p7RfN+nO
酒宴
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:28:46.50 ID:CnPlCzc20
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:29:28.74 ID:2p7RfN+nO
詩園
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:29:45.21 ID:gnXrd1zMO
乙カレー
56 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:30:00.70 ID:4RLtVJ4A0
>>53 ぎゃー!!
「生きているからだ」×
「生きているかだ」○
でお願いします…。
シリアス場面で何というミスを…。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:30:15.02 ID:CZCrx5QZO
誰か9話のスレ頼む
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:30:49.04 ID:2p7RfN+nO
乙〜
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/05(木) 15:31:27.17 ID:28pMgYIAO
乙ー!
60 :
('A`)が狭間で生きるようです:2009/03/05(木) 15:31:32.88 ID:4RLtVJ4A0
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙でした
このSS観るのが最近の楽しみ