1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
カラスのような羽を持った悪魔がいた
白鳥のような羽を持った天使がいた
その世界には 神さまがいた
全ての神様ねえ…
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 18:56:27.52 ID:3krKJsvt0
ξ;゚听)ξ きゃああああ!
(;^ω^) ツン!
(;'A`) あちぃ! 助けて!
街は火の海だった。
悪魔の仕業だ。
_
( ゚∀゚) (いい。これでいいんだ。全て壊してやる――――――)
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 18:59:04.07 ID:3krKJsvt0
_
( ゚∀゚) お――――――
( ・∀・) おい。そこのアホ!
_
(#゚∀゚) アホ言うな!
悪魔の前に現れたのは、白い羽を持った天使だった。
( ・∀・) よくも街を荒らしやがって。おれのアンパンチでぶっ飛ばしてやるからな!
_
( ;゚∀゚) パクリじゃねえか!
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:00:13.57 ID:3krKJsvt0
∀神さまのいる世界のようです
(副題:A神さまのいない世界のようです)
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:00:16.02 ID:FlFZd50kO
なにこのクオリティ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:03:13.62 ID:SM6sSuu0O
支援
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:03:32.29 ID:3krKJsvt0
_
( ;゚∀゚) てめえは本当にしつこいな
( ・∀・) なんたっって天使だからな!
_
( ゚∀゚) まだ生まれてから数年も経ってねえんだろ!
( ・∀・) そうさ。なんたって天使だからな!
_
( ;゚∀゚) んん!? まあ、いいけど……
_
(#゚∀゚) とにかく俺の邪魔するんじゃねえ!
( ・∀・) おっと…あぶねえ。地の文が無かったからよくわからなかったろうけど、間一髪だったぜ
_
( ;゚∀゚) くそ、惜しい
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:08:09.10 ID:3krKJsvt0
(#・∀・) 喰らえ! 正義のパンチだ!
天使が拳を振るうと、何処からともなく吹いた突風が悪魔に直撃した。
_
( ;゚∀゚) くっそ…!
必死に抵抗するも、悪魔は遠くの山まで吹き飛ばされてしまった。
( ・∀・) おとといきやがれ!
街を覆っていた火も、風の力で消し去った。
人々は天使に感謝を述べ、天使は笑いながら飛び去っていった。
それはこの街の、いつもの光景だった。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:08:12.11 ID:eOxa/9rB0
支援
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:11:04.41 ID:3krKJsvt0
天界に帰ると、天使はさっそく神さまの元へ行った。
( ・∀・) 神さま。今日も悪魔がきたから、何とかしといたぜ
ζ(゚ー゚*ζ ――――そう
(*・∀・) (美人だな。いつ見ても)
女神の彼女は、全ての天使の中で最も地位が高く、最も美しい存在であった。
ζ(゚ー゚*ζ ――天使
( ・∀・) は、はい!
ζ(゚ー゚*ζ よくやりました。あとで褒美をやりましょう
( ・∀・) ありがとうございます!
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:13:49.94 ID:3krKJsvt0
天使が悪魔に抗う為に生まれたとするなら。
悪魔はなぜ存在するのか。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:16:21.81 ID:3krKJsvt0
( ・∀・) なんでだ…―――
(-@∀@) どうした。考え事か
( ・∀・) ああ、アサピーさん
アサピーは先輩の天使だった。
博識で地上のこと、天上のこと、なんでも知っている。
( ・∀・) どうして悪魔がいるんだろうって、考えてたんですよ
(-@∀@) なるほどね
( ・∀・) 天使は悪魔がいたから、神さまが作った。そうでしょう?
(-@∀@) そう聞いている
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:18:09.94 ID:eOxa/9rB0
支援
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:18:18.18 ID:FlFZd50kO
モナ野球の人?
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:19:29.08 ID:3krKJsvt0
( ・∀・) じゃあ悪魔は誰が作ったんですか? 何の為に?
(-@∀@) ふぅ…む、実は明確な答えなんて誰も知らないが――――
(-@∀@) 神さまのような存在がもう一人おられるのかもしれん
( ・∀・) それはないでしょう
(-@∀@) どうしてそう言い切れる
( ・∀・) 神さまはたった1人だから神さまなんです
(-@∀@) そういう考えは面白いね
( ・∀・) 全てを創り出せる人が何人もいたら、パニックになりますよ
(-@∀@) 確かに
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:21:50.57 ID:3krKJsvt0
( ・∀・) 天使は神さまが創った。悪魔を創ったのは――
(-@∀@) ――――――人間
( ;・∀・) え?
(-@∀@) 可能性はある。彼らは科学という自然を超越した力を持っている
( ・∀・) 聞いたことがあります。なんでも、全く同じ生物を創れる力だとか、自由に増やせる力だとか
(-@∀@) そうだ。我々天使よりも、よほど神さまに近い
(-@∀@) 彼らが悪魔を生み出したのではないかな
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:24:56.31 ID:3krKJsvt0
天使は時々いなくなる。
天使たちはそれを『死』と呼び、生物の寿命だと考えている。
神さまは全ての生物に寿命をつける。
おれの命は、神さまが握っている。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:26:25.70 ID:MH6z2wRhO
支援
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:28:41.71 ID:3krKJsvt0
( ・∀・) 正義のパンチだ!
_
( ;゚∀゚) く…そ…!
*(‘‘)* ありがとう天使さん!
( ・∀・) いやいや。これも仕事だから
*(‘‘)* あのね、あのね、天使さんにね、お菓子作ったの?
(*・∀・) 本当!? もらう!
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:32:40.11 ID:3krKJsvt0
*(‘‘)* はい!
( ・∀・) ありがとな!
(-@∀@) 捨てなよ
( ・∀・) え?
お菓子の包みを見せると、アサピーの態度が豹変した。
(-@∀@) 人間からものをもらっちゃいけないんだ
( ・∀・) でもこれはお礼だから、もらわない方が失礼じゃ…
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:37:15.70 ID:SM6sSuu0O
ゆっくり支援
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:37:15.48 ID:3krKJsvt0
書くのダルくなってきたんでやめます^^
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:38:24.54 ID:/tss7LTCO
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 19:41:25.67 ID:SM6sSuu0O
ひき止める程面白くないから別にいいよ お疲れ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: