『ユダヤの告白』 P・ゴールドスタイン J・スタインバーグ 共著 宇野正美 訳
(訳者まえがき)
ADLは日本において「ユダヤ名誉毀損防止連盟」と称されている。これだけならば何の
問題もない。ユダヤ人の権利を守る団体と受け取れる。
しかしコインに両面があるように、ADLにも表と裏がある。
ADLの表は「人権擁護」である。それゆえにアメリ力の人権委員会などのすべての背後に
ADLが存在していると言ってもよいだろう。
しかしその裏で、ADLはそのルートに麻薬を乗せ、さらには組織犯罪の網をアメリ力中に
張っていったことをこの本は証言している。ADLの力がますます大きくなっていく中、
アメリ力人の誰かが「麻薬をコントロールしているのはADLのユダヤ人である」「彼らの
組織犯罪綱がアメリ力をコントロールしている」などと言おうものならADLはその言葉を
とらえて「反ユダヤ」の焔印を仮借なく押し続けた。いったんその印を押されると職業を失い、
社会的制裁を受けるほどのカを持つ。
アメリカ人たちは「ユダヤ問題」について完全に沈黙を守った.その分ADLはアメリカの
政界、財界、マスコミ、その他あらゆるところにその綱を張り巡らせていった。
アメリ力などにいる日本のマスコミの特派員たちは「ユダヤ問題」に触れることはタブーと
なり、アメリカの真実を日本に伝えることができなくなった。被害を受けているのは日本人で
ある。日本人はアメリカの真相を知らされることなく今日にまで至った。
(続く)