タイヨウのうた

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410名無シネマ@上映中
ネットの試写会で見た。
ストーリーとしてはかなり陳腐な部類に入るだろうけど、
素直で、綺麗で、直球であるばかりに、作品の品が高いと思う。
ゴシックと明朝で言えば、明朝で仕上られているというか。
今時の邦画で、しかも若い監督にしてはは珍しいんでないかな。
非常に抑制された表現に、監督の意図を感じるよ。
映画のストーリーに伏線やひねりを求めている奴には物足りないだろうが
そればっかりじゃないと思わせるだけの力があると思うよ。
YUIの歌と言う強力なツールに纏められているという言い方も出来るけども。
だからこそ勿体無いと思ったのが主人公の死の描写(ヒマワリ)かな。
そこには具体的な映像が無い方が、俺は良かったような気がする。