【蒼井優】 百万円と苦虫女 【タナダユキ】

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527名無シネマ@上映中
新宿で見てきたけど、ちょっとがっかり。
一言でいえば「浅い」。
121分という決して短くない作品だけど
一つ一つのエピソードの掘り下げ方が足りなくて駆け足で見させられている感じだった。
「人セク」のユルユル感に浸ったあとに見ると、忙しなくて困る。
我慢できなくて小説版を先に読んじゃったんだけど
タナダユキ自身が文章で表現したことが、映像で描ききれていないと感じた。
本を読んでストーリーテーラーとしては優秀だと思ったけど
映像作家としてはちょっと演出力不足なのかな。
本を先に読んでしまったがゆえの感想なのかもしれないけど。
蒼井の演技はさすがという感じ。あいかわらずいい表情をする。
ヒットするかなぁ?個人的には賛否両論あった「人セク」の方が上だね。