【織田裕二】椿三十郎 十三刀目【森田芳光】

このエントリーをはてなブックマークに追加
803名無シネマ@上映中
観て来たよ。1000円で。
織田は凄みがない、豊川は不気味さがない。
(観客のレベルが低いから説明過多にしないとわからないとでも思ったのか?)
若侍に細かく段取りを説明するような余計な台詞が多いため
幼稚、過保護な印象。
森田の演出(監督の解釈)で納得のいかない点が多い。
例えば、三十郎が金を要求する場面、なぜ言いにくそうにさせるのか?
黒澤映画のように当然のように要求するほうが明らかにスマートだ。
中村玉緒のお姫様時代を期待しての奥方役も明らかにミスキャスト。
等々・・・
正直、一度見れば十分だった。

オリジナルを知らず、はじめて観る若者にはそれなりに面白いだろうが
角川ということでいやな予感がしていた者としては
「しょうがないか」・・・の感である。
思いのほか良かったのは、風間。藤原鎌足に迫っていた。