私たちの幸せな時間

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120名無シネマ@上映中
これを観てドストエフスキーの「罪と罰」を思い出した。
設定は全然違うけど。

金貸しのおばあさんを、「生きてる値打ちがない」と思って
殺す所は一緒だよね。(この映画では直接手を下したのは
厳密には兄貴だけど。精神的にはユンスもそう思ったんでしょ。)

もう一つ連想。
「心臓を貫かれて」のゲイリー・ギルモアも連想した。
悲惨な生い立ちで、悪事を尽くして2人殺して、自ら望んで
アメリカで死刑を復活させて銃殺刑死したやつ。実話。この本は、
家族の中で唯一犯罪傾向のない、うつの弟が、あくまで一族の歴史を
冷静に調べ上げて書いた、救いのない本。