【役所広司】黒沢清の『叫(さけび)』【葉月里緒奈】

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633名無シネマ@上映中
>>631
>抱き合ってるときに、小西が部屋の中に何かが居るような顔はしていたが・・

あれは部屋の奥に放置されたままの、自分の白骨を凝視している。
登の目には見えない死体を。
登が自分に愛情を寄せてくれているのに、そんな自分はすでに死者。
しかも自分を殺した相手はそれを「なかったことに」して忘れている。
そんな切なさで彼女は自分の朽ちた白骨死体をじっと見つめている。