1 :
沖熊:
最近思うところがあり、大河ドラマのように物語として
楽しめる琉球王国時代の歴史小説を探しています。
いろいろあたりましたが、私の知る限り
・「琉球の風」 陳瞬臣 講談社
・「琉球王国衰亡史」 嶋津与志 岩波書店
の2点しかありません。楽しみたい私としては残念に思い
ながら、歴史資料が乏しいために書かれていないのだろう
かと勝手に考え納得しています。
新参者がいきなり不躾で申し訳ないですが、どなたか上記
の2作以外にご存知ないでしょうか?もしあるのなら幸い
です。よろしくお願いします。
2 :
沖熊:2000/10/15(日) 16:23 ID:XZszoH8c
[ le095.let.kumamoto-u.ac.jp ] 少し期待して久々に来てみたら・・・レス無しとは。
淋しいですねぇ。
もう少し期待してage
3 :
くまー:2000/10/15(日) 20:12 ID:U7QS3SQ6
[ K176062.dion.ne.jp ] あのー熊本大学の方ですか?私は熊本出身なんですが、小説に限らなければいろんな歴史書が
こちらの書店でお目にかかれます。ちなみに私は沖縄の書籍にほとんど目を通した事がありません
のでレスできません。悪しからず。ごめんなさい。
4 :
どるふぃん:2000/10/15(日) 20:56 ID:aof8DaAM
[ proxy4.nirai.ne.jp ] その2冊くらいじゃないかなぁ?歴史小説は。
まぁ、文化について調べたくて小説、ってゆーノリでしたら
ちょっと難しいかと。
ちょっと外れてしまいますけど
沖縄タイムスから出てた「沖縄大辞典」ってゆーのも有りますよ。
5 :
まちこさん:2000/10/16(月) 09:50 ID:dbZnXueY
[ performa.noc.ntt.co.jp ] 琉球処分
大城立裕 作は結構面白かった。
けど、古本屋で見つけたので今でも書店で購入できるかは不明。
6 :
沖熊:2000/10/17(火) 16:13 ID:GM0AHEVU
[ le097.let.kumamoto-u.ac.jp ] 各方レスありがとうございます。ageといてよかったです。
>くまー、どるふぃん(一括で申し訳ない)
普通の歴史書は数冊購入して勉強しているのですが…
小説でないとダメなんです。やっぱり難しいんですねぇ。
何で小説でなければならないのか、勝手につらつらと書かせてもらいます。
私は沖縄出身で現在熊本で勉強しているのですが、ここに来て、沖縄と本土で
歴史を語るときの環境が何か決定的に違うのではないかと思うようになりました。
本土には歴史を楽しむ(物語として様々な解釈を楽しむ、消費する)環境があります。
これは、大河ドラマ、無数の歴史小説、ここ2chの歴史板に現れていると思うのですが、
沖縄にはそのような環境がない。さらには、沖縄の歴史は何か政争の具にされつづけて
いるような印象しかありません。
一人よがりの勘違いとされてしまえばそれまでのことで、申し訳ないのですが、
これは独特な歴史を歩んだ沖縄の歴史にとって不幸なことであるし、沖縄の人にとっても
不幸なことなんじゃないかと思います。
そうこう思って、まず歴史小説からということで探している次第です。
まぁ、お堅い歴史書をひも解くもいいけれど、気軽に読める歴史小説がたくさんあったほうが
勉強も楽しく進められるのではないかという個人的な理由もありますが…
>まちこさん
ありがとうございます。さっそく「琉球処分」探しに古本屋に向かおうと思います。
ちなみに「琉球の風」を注文したのですが、在庫無しの増刷未定とのことでした。残念…
これも古本屋で探してみます。
誰か他に知っている方おられましたらよろしくお願いします。
7 :
うろぼろす:2000/10/17(火) 21:43 ID:ztp7a022
[ 202.246.106.124 ] 確かに沖縄には歴史小説は少ないですねえ。
ただ、沖熊さんのカキコを読んで個人的に思うのは、沖縄では少なくとも歴史はフ
ィクションとして楽しむものというよりは、正当性を主張するための手段といった
要素が強いのではないかと。沖縄の人々が家系図といったものにあれだけの執着が
ある光景を見るとそう思ったりします。
ただ、歴史学者がよく批判するように、歴史に執着したり正当性の手段とすること
と学問的な正確性はまた別の問題なのですが。そのため、フィクションっぽい史実
が正しいもの(あまり好きな言い方ではないが)として語られたりするわけですけ
どね。
歴史の専門でもないのに、偉そうなことをいろいろ言ってすみません。「沖縄地域
史ニュース」といった専門のホームページ(yahooで出てきます)の掲示板にでも
書き込めばもっと詳しい話がでてくるかもしれません。
8 :
まちこさん:2000/10/17(火) 23:29 ID:FVs0g20g
[ p0234-ip01yosemiya.okinawa.ocn.ne.jp ]
9 :
まちこさん:2000/10/17(火) 23:42 ID:RL.T1deQ
[ cs79145.ppp.infoweb.ne.jp ]
10 :
fusianasan:2000/10/18(水) 23:01 ID:Ot6x9PyA
[ dhcp3141.ztv.ne.jp ] age
11 :
>9:2000/10/18(水) 23:34 ID:NScR.oUg
[ cs79241.ppp.infoweb.ne.jp ] 安いー!
「琉球の風」一冊三百五十円ね!
12 :
沖熊:2000/10/20(金) 21:21 ID:sjc/7P6Q
[ le095.let.kumamoto-u.ac.jp ] >7
うろぼろすさん、ご親切にありがとうございます。紹介された所へ早速行ってきました。
直後に個人的に忙しくなり、ここでのフォローが疎かになってしまいました。
さて、「正当性を主張するための手段」という言葉にはなるほどと思いました。
トートーメーにまつわる話は沖縄でよく聞かれますし。ただ、血筋、家柄にこだわる
ということと、そして沖縄に限らずどこでもそうでしょうが、歴史を用いて現在の
政治的主張を正当化するということの2点を考えるに「正統性(化)」を用いるほうが
よく表わせるのではと思います。伝説や伝統も絡んできますし。
この時、用いられる(政治的主張の論拠となる)歴史が問題になってくると思うのですが・・・
ムーニ―が高じているようで、勝手に食いついてすみません
13 :
沖熊:2000/10/20(金) 21:43 ID:sjc/7P6Q
[ le095.let.kumamoto-u.ac.jp ] >8,9
まちこさん、いろいろとご親切にありがとうございます。せっかくの情報なのですが、今日、
古本屋を4,5軒まわって手に入れることが出来ました。苦労しました。講談社
ではなくて集英社の「陳瞬臣中国ライブラリー」の21巻です。
ただ、11さんの「安いー!」の声虚しく、2800円で購入してしまいました。
まあ、手間と時間をお金で買ったと思えば・・・沖縄との距離を感じさせます。
14 :
うちなんちゅ:2001/05/10(木) 18:21 ID:tEYZQyMk
[ global-user02.toshima.ne.jp ] 古いスレだから沖熊さんみてないだろうが、
ifもので「琉球三国志」ってのが学研だか
で出てますよ。
あまりにマイナーなんで、本屋で見たこと
ないけど・・・
著者名とか忘れてるんで。
15 :
うちなんちゅ:2001/05/10(木) 19:07 ID:gBFC8XOM
[ nhsp80.nirai.ne.jp ] test
16 :
うちなんちゅ:2001/05/10(木) 19:46 ID:OWXsXaWw
[ fw04.nirai.ne.jp ] 俺、持ってんぞ。「琉球三国志」
著者:加藤真司(かとうまさし)
発行:学習研究社
発行日:1995年 4月 1日(第一刷)
注:これ上巻のね。俺下巻持ってないの。
17 :
うちなんちゅ:2001/05/10(木) 19:50 ID:tEYZQyMk
[ global-user02.toshima.ne.jp ] うれしいー!
知ってる人いたんだね。
文章は・・・・だけど。
題材にしただけでも偉いかな。
18 :
りりる:2002/03/06(水) 20:24 ID:FEUC/hx2
[ ip74.lijip2.jp.psi.net ] 拾ってみた。
19 :
名無し募集中。。。:2002/05/29(水) 01:40 ID:Ha2//S3o
[ FLA1Aac099.tky.mesh.ad.jp ] (ノノハヽo∈ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从 ‘ 。‘从 < Yeah!! ズバっと新スレ!!
/ づ ) \_______
(_/彡 (_)
練習させてね
20 :
ちゅらさん:2002/06/07(金) 12:02 ID:rlenypfo
[ IP1A0116.okn.mesh.ad.jp ] 古典でもいいのなら、曲亭馬琴作「椿説弓張月」なども
面白いですよ