ダ・ヴィンチ・コード コードNo.7

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66名無シネマ@上映中
この映画は、
話の本筋とは直接関係ないと思われる支配人の行動理由は勿論、
ストーリーを形作る上で非常に重要なシラスとアリンガローサの関係や、
シラスが殺害をまで決意させる事になるオプス・デイの苦境、
またそれによるシラスの苦悩とアイデンティティーの喪失、
ソフィーのソニエールに対する愛憎と誤解、
サー・リーの聖杯に対する異常なまでの執念など、
物語に深みを持たせる様々な設定がごっそりと削られており、
どう見ても「原作のダイジェスト版」としか呼べない物となっている。

やはり、たかが2時間半にも満たないような時間に納めようとしたことが、
何もかも中途半端な結果に終わったとするしかないですね。