名古屋ふれあいユニオン、第12回定期大会開催

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1東海子
組合員300人体制を(中日新聞4月19日愛知県内版)
――ふれあいユニオン定期大会――

派遣社員や、
ブラジル人など外国人労働者らが個人加盟する
「名古屋ふれあいユニオン」の第十二回定期大会が
十八日、
名古屋市中区の中京大学文化市民会館で開かれ、
組合員三百人体制の確立を目指すなど
本年度活動方針を決めた。

ユニオンは一九九九年に設立。
派遣やパート、零細企業の労働者、外国人らの
雇用問題に取り組む。
組合員は県内在住の二百十七人。

大会には八十人が出席。
二〇〇九年度は、
不況による労働者の解雇問題の対応に追われる一方、
組合員が帰国や他県に移るなどして
加入数が減少したと報告があった。

酒井徹運営委員長(二六)は
「解雇問題を解決して終わりではなく、
 職場にとどまって働き続けられるような活動を
 広げよう」と呼びかけた。
本年度方針には、
相談体制の充実や
他団体と連携を図ることなども
盛り込んだ。