去年の七宝町の社長殺害事件の犯人逮捕

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1東海子
 昨年8月、愛知県七宝町の会社社長鷲見茂次さん=当時(65)=方に数人の男が押し入り、現金約200万円を奪った上、鷲見さんを粘着テープで窒息死させた強盗殺人事件で、津島署捜査本部は30日、別の窃盗容疑で逮捕されたコロンビア人(26)とブラジル人(27)の男2人を、強盗殺人の疑いで再逮捕する。
 2人はコロンビア人の男ら南米系外国人の仲間2人と、計4人で犯行に及んだことを認めたが、仲間2人は既に国外に逃走したとみられる。

 調べでは、2人は昨年8月31日深夜、仲間2人と共謀して鷲見さん方に侵入。1階寝室で寝ていた鷲見さんと妻を粘着テープで縛り、現金約200万円を奪った上、鷲見さんの口や鼻をテープでふさいで窒息死させた疑い。

 2人は「奪った金は生活費に使った」と供述、一部は本国に送金したという。逃走している仲間2人が主犯格とみられるが、いずれも鷲見さんと面識がないといい、捜査本部は手引きをした日本人がいるとみて引き続き調べる。