▼仙台市青葉区(市街地)総合スレ★Part12▼

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977ゆきんこ:2011/11/07(月) 02:38:17 ID:HQZI6y+w [ FLH1Aca169.myg.mesh.ad.jp ]
テナントビルについては集客のために賃貸料を安くするなど条件つけて書店にテナント誘致しているケースもある。
大型書店が入ると人の出入りが増える為、ビル側も相乗効果が大きい。
書店がビル側に賃貸契約解除を申し出たら、賃貸料安くするから更新してくれって例もあるくらい。

書店が儲かるかどうかについては微妙なところ。。
基本的に書店の在庫は委託販売方式で、雑誌やムックに関しては、期限内に返本すれば請求が発生しない仕組み。
(実際は相殺)

万引き等のロスが発生しない限り、在庫上では損はしないが、実は粗利も他の物販業と比較すると少ない。
(実店舗ではテナント賃貸料と店員の人件費、光熱費、そして万引きロスがかかるが、通販では倉庫、作業員
物流システム等の活用で、かなりコストダウンできる為、送料無料にしても儲かるらしい)

コンビニ・ネット通販の普及で個人や中小規模の書店はかなり厳しいが、大型チェーン店等は全店での取扱量が
桁違いに多く、販売による売上げの他に、取次や出版社からのリベートなんかもある。

そして大型チェーンでは委託ではなく買取条件で大量に安く仕入れることもできる。
著者のサイン会等は経費を出版社持ちでこのような大量買取の条件でセッティングされることが多い。

話は逸れたが、現状では書店同士のパイの取り合い状態になっているが、店舗同士による足の引っ張り合いと
いうより、チェーン全体でどれだけ売るかってことにシフトしてきている。

そして書店のオープンについてだが、書店が開店時に払う保証金に応じてオープン在庫が納品されるが、これは
かなりの量が動くことになり、取次ぎの大きな物流のひとつとなってる。
書店のオープンが定期的にないと取次ぎが困ってしまうことになるってことで、取次ぎ営業が書店チェーンに
対して物件探して仲介したりと必死な訳。