東京で「谷」のつく地名って

前々から気になってたのだが、東京の地名では「谷」をほとんどの場合
ヤと読む（渋谷、四谷、千駄ヶ谷、山谷etc....谷をタニと読んでるの
は鶯谷ぐらいか）
なんでだろ。

茗荷谷

地域の違い。
東日本では「ヤ」と読み西日本では「タニ」と読む。
もちろん例外やもっと細かい分類はあるけどおおすじこれ。

入谷　下谷　谷中

もう打ち止めかい

では、東京の地名でそれぞれ思いつく限り「ヤ」と「タニ」を
あげていきましょうか。なんか傾向とか見えてくるかもしれない。

千代田区「ヤ」日比谷、
新宿区「ヤ」市ヶ谷、四ッ谷、
台東区「ヤ」入谷、下谷、谷中、
　　　「タニ」鴬谷、
文京区「タニ」茗荷谷、
豊島区「ヤ」雑司が谷、
目黒区「ヤ」碑文谷、
大田区「ヤ」雪谷、
世田谷区「ヤ」世田谷、

どんどん気がついた地名を挙げていって。
ホントにタニって少ないね。

渋谷区　「ヤ」　渋谷
　　　　　「タニ」鶯谷

谷っつーくらいだから、低地で、川があれば
なおよしって感じだよね。

杉並区　阿佐ヶ谷

松が谷（まつがや・台東区）
祖師谷（そしがや・世田谷区）
神谷（かみや・北区）
糀谷（こうじや・大田区）

練馬区　谷原　やはら
渋谷区　千駄ヶ谷　せんだがや

大谷口（おおやぐち・練馬区）
大谷田（おおやた・足立区）
古千谷（こじや・足立区）
谷在家（やざいけ・足立区）
谷河内（やごうち・江戸川区）

富ヶ谷（とみがや・渋谷区）
幡ヶ谷（はたがや・渋谷区）
粕谷（かすや・世田谷区）

まだある？

はっきりいって”ヤ”のつく地名をあげてくのはきりがないですよ。
それだけでレスが300いってしまいます。

谷の読み方に関して少しマニアックなことを書いておくと
23区では　ヤ
多摩地区・神奈川県の大部分　ヤト
鎌倉市・千葉県　ヤツ
北関東の一部　カイ

と、関東だけでもこれだけの地域性があります。
けどホント「タニ」と読むものは少ないですな。

語源としての「〜谷」は、村というか集落ってことでいいの？

雪谷（ゆきがや・大田区）

>>14
つうか、昔は人がすむのは谷に決まってたからでしょ。
川がないと生活はできない。
んで川が流れてるのは、当然一番低いところだから。

高台に住むようになったのなんて、せいぜいここ３００年ぐらいの話。

『たに』を挙げて欲しい

「たに」が思い浮かばない…。
茗荷谷と鴬谷のほかに誰かあげてくれ〜。

清水谷

清水谷ってどこらへんの地名ですか？
できればナニ区のドコらへんとか近所には
どんなものがあるとか、あと読み方なんかも
教えてくださいね。よろしくお願いします。

清水谷って読み方はどちらになるんでしょう。
「しみずだに」ですか「きよみずだに」ですか。

東京だと○崎の崎を(ザキ)ですが、関西に行くと(サキ)と読むような
ケースがあります。
こう考えると、谷を(ヤ)と呼ぶか(タニ)と呼ぶかの違いとは、上記の
名前が濁る濁らないのと同じなんでしょうか？？

って言うことで、番外編として、

谷隼人
谷啓

→大変失礼しました。

しみずだには赤坂と四谷の間じゃない？

>「や」は崖や湿地帯を意味する東日本の古語なのである。語源はアイヌ語
>だろうといわれている。これと反対に、「谷」を「たに」と読む地名はほ
>とんど関西圏のものである。

呉智英『ロゴスの名はロゴス』

>>17(駅名も含めて）
谷町、桃谷、谷上、鹿ケ谷．．．
唖、これ東京じゃなかったスマソ

久保とか窪っていわゆる窪地なのかな

>>20
東京ら辺では清水は「しみず」
京都ら辺では清水は「きよみず」

マイナーなところで、
神谷(かみや)・北区です。
確かに東十条方面から来ると「谷」底って感じ。

>>25
恋ヶ窪(国分寺市)とか？23区じゃないけれど。

>>26
茗荷谷の近くに窪町（古い地名だけど。窪町小学校とかは残ってる）っていう
地名があった

文京区で谷がつく旧町名
指ヶ谷（さすがや）
雑司が谷（ぞうしがや）
茗荷谷（みょうがだに）
清水谷（しみずだに）

>> 11
大谷口は板橋区です！！

町田周辺（町田は東京ではない、という突っ込みはなし！）
能ヶ谷（のうがや）
南大谷（みなみおおや）
芹が谷（せりがや）
谷口（やぐち）
町谷原（まちやはら）
「たに」と読む所はない。

　日比谷線の駅名で神谷町（かみやちょう）

>>33
日比谷（ひびや）も地名だよね

>>17
谷町は東京にもあります
首都高・谷町（たにまち）Jct

家の近くの保育施設で谷里と書いて「やつり」と読ませるのがあったけど、
これは人名かな？

>>25
芝久保（西東京市）

>>25
西久保（港区）
愛宕山の西にある窪地だから、西久保。
巴町、八幡町、広町、城山町、桜川町、明舟町があります。

横浜には「久保山」がある。
へっこんでんだかでっぱってんだかはっきりしろ！

失礼しました。

「たに」で始まる付く駅名だけ考えてもほとんど西日本で、東日本では北陸本線の「谷浜」くらい。
また、「長谷」はほとんど「はせ」だが、西日本では「ながたに」と読ませる例が2つある。（近鉄大阪線長谷寺、広島・三江線長谷）
ちなみに「ながたに」といえば永谷園だが（？）、関東の「上永谷」は「かみながや」です。（横須賀線）

そろそろネタ切れかな？
結構面白いので「谷」にこだわらず続けて欲しいです。
とりあえず久保・窪で・・・
荻窪（杉並区）
太田窪（品川区）
蛇窪（品川区）
大久保（新宿区）

柳窪(杉並区)
恋ヶ窪(国分寺)
追加しておきますです

茗荷谷、渋谷、四谷。皆な地下鉄が地上に出るんだよね。谷だからね。

　山地や台地に入り込んだ低地を、古くは「ヤト」と読んでいました。今でも「ヤツ」と
いう地名は多いです。大規模な灌漑設備や治水工事ができなかった時代は、ヤトか中小河
川でしか稲作ができませんでした。ちなみに、ヘビは「ヤトガミ」と言われ、農耕神とし
て祭られてきました。
　東京の中小河川は、石神井川、神田川、目黒川などを除いて、多くは暗渠(地下水道)に
なっていますが、そういう川の中に「ヤタガワ」と名づけられたものがけっこうあります。
池袋の西から板橋までつづく谷端川緑道や、北区の西ヶ原から中里・田端をとおって台東
区の谷中までつづく谷田川通り＝よみせ通りは、中小河川にふたをした暗渠なのです。

大田区には糀谷（こうじや）というのもありますよ。

関東ではヤ・ヤト関西ではタニ・ダニですが文人墨客
たちが関東で関西の雰囲気をということでタニ・ダニ
と呼んだ街があるそうですね。

谷保を忘れるな！！

公式の名称としては存在しないけど、文京区音羽はもとは音羽谷（おとわ
だに）といったはず。

>>13
地名の由来なんてのを提案。
そういえば、湘南のほうにも、渋谷って地名があって、そっちのほうが古株らしい

・・・・と、東京23区物語に書いてあった

桐ヶ谷

渋谷は、渋谷さんという人が住んでたから渋谷になったと、つい最近図書館で
読んだ資料にありました。

足立区　谷中（やなか）
足立区　入谷（いりや）もありますね。

阿佐ヶ谷！！！

>>50
禿しく外出（ｗ

祖師谷（そしがや・世田谷区）

逆に、関西で谷を「ヤ」と読む地名も思いつかない。

>>52
今調べてみたら、南海高野線沿線に神谷（かみや）と読む地名がありましたぞ。

「町」もそうだよね。
東京では「ちょう」が多数派で、関西は「まち」。

>>30
間違い探しになってます。

大阪出身。地元に「渋谷」という地名があって
「渋谷中学校」なんてのもあったのんだが、読み方は
「しぶたに」だった。
東京に来てからは「渋谷=じぶや」とフィックスされたけど。

>「渋谷=じぶや」
しぶや、ね(苦笑)

ホテル・ニュー越･･･

>>58
ちょっと懐かしネタ（スネークマンショウ）
でもそこは、埼玉・・・熊谷も埼玉、深谷も・・・。

練馬区谷原やはら