八王子市長公職選挙法抵触の恐れ

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1多摩っこ
受注業者から寄付 八王子市長、無料で借地
公選法抵触の恐れ
八王子市の黒須隆一市長が今年1月に行われた同市長選の際、同市が発注した工事や業務の請負業者から寄付を受けていたことが1日、読売新聞社の調べで明らかになった。首長や議員が、その自治体と請負契約を結んでいる業者から選挙に関する寄付を受けることや、業者の寄付を禁止した公職選挙法(199条1項、200条)に抵触する恐れがある。黒須市長は事実関係を認めている。

読売新聞社が入手した資料や選挙運動費用収支報告書などによると、黒須市長は選挙期間中の1月22日から25日にかけて市内4か所に移動事務所を設置した。そのうち22日と25日に業者1社ずつから土地の無償提供を受けた。ほかの2か所は寺院の駐車場と個人の宅地だった。
公選法では選挙のために事務所(土地)を無料で借りた場合も、借り上げ料に相当する額が寄付として扱われる。収支報告書の収入の部には1か所ごとに賃料の見積料5000円が寄付として記載され、同時に借り上げ料の支出として同額が記されている。
請負契約にある企業や個人が寄付をしてはいけないのは、選挙の公正さを図るため。
1月22日に黒須市長に空き地を無償で貸したのは、同市高尾町のコンサルタント会社の代表者。同社は、市が昨年10月に発注した土地利用履歴などの調査委託業務を約89万円で、また12月には交通量調査委託業務を約73万円で受注している。この業務の請負契約期間はいずれも選挙後の今年1月31日までだった。
また、同月25日に会社の駐車場を無償提供した同市川口町の土木会社は、昨年10月に市が発注した下水道築造工事を5250万円で、12月には排水施設工事を1890万円で受注している。工期の契約期間は今年の2月29日と3月25日までで、いずれも選挙期間中と重なっていた。
黒須市長は1月27日投票、28日開票の市長選で8万4877票を獲得、新人候補に約2万票の差をつけて3選を果たし、現在は都市長会会長などを務めている。
今回の寄付について、同市選挙管理委員会は「公選法(特定寄付の禁止)に抵触する疑いが強い」と話している。
一方、黒須市長は「ミスだったと素直に認める。ただし、その土地が誰のものであるかまでは候補者は知らない」と弁解している。
(2008年7月2日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080701-OYT8T00926.htm
2多摩っこ:2008/07/15(火) 01:23:17 ID:Mw4s7ufE [ softbank219037015098.bbtec.net ]
さて と、今来た。