今だからこそ愛媛県宇和島市について語ろう19

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415お遍路さん:2013/02/19(火) 14:39:45 ID:OCYnZ/Pg
>>413
このままの状況が続けば、宇和島の人口は10年後に7万を切る程度にまで減少するでしょう。
ちなみに、現時点での人口は8万5千人、65歳以上の老人比率が30%です。
人口問題研究所の報告でも、2025年に6万5千人、2035年に5万2千人とされています。(全国の市町村別推計が出されています)
経済規模は人口の自乗に比例しますから、10年後には6割程度、20年後には4割程度にまで宇和島の経済規模が減少します。
また、人口の減少や経済規模の減少は税収の減少に直結しますから、今後宇和島市の予算に占める公債返却比率は増加するでしょう。
宇和島に永住すると思われる昭和30年代の人口(現在49〜58歳)は、昭和10年代(同69〜78歳)と比較してさほどかわりません。
今後20年に亘り65歳以上の人口は減少せず、総人口の減少にともないその率が急激に増加するだろうことを示しています。
すなわち、2035年には65歳以上人口の総人口に占める割合が50%近くまで上昇してしまう可能性があるということなのです。
一般的に65歳以上人口が50%を超えると、財政維持が困難な「限界自治体」と見なされます。
これが意味するところを考えると、宇和島の未来にたいして楽観的なビジョンを描くことなど出来ません。
撤退戦を10年程度と考えているのも、このような人口予測がベースにあります。
今から準備しておかないと、撤退もできずに干上がってしまうという最悪の事態に陥りかねませんから。
このレスは多分、多くの宇和島市民を不愉快にさせるでしょう。(特に飲食関係の方たちには)
しかし、人口推計は非常に確度の高い予想とされています。
撤退まで考えないとしても、危機意識を持って準備するのか漫然とその時を待つのか、選択するのはあなた自身です。
残された時間はそう多くは無いのです。