★★沖縄のインディーズミュージシャン Part3★★

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45民間自治厨135:2009/03/12(木) 00:02:47 ID:bkMgJKKE [ KD125051251145.ppp-bb.dion.ne.jp ]
【地球回覧】ネットの激流かわすマドンナ
■■■日本経済新聞 2009(平成21)年03月11日[水] 付け 朝刊06面 から抜粋■■■
 米歌手のマドンナが不況知らずの稼ぎぶりだ。2008年夏からのコンサートツアーは
欧州、米州各地でチケットが完売。同年の収入は2億4000万ドルと音楽アーティストの首位に立った。

 シリコンバレーでのコンサートに家族で出かけてみた。50歳とは思えぬ鍛えた筋肉で踊る2時間。
言語や世代の壁を超えた大衆娯楽だ。
 だが、音楽業界全体には勢いがない。CD販売の減少が理由だ。今や一曲ごとのバラ売り配信が
常識のネット時代。CDに何曲も入れたアルバムの“抱き合わせ販売”は通じにくくなった。
配信が増えてもCDの穴までは生まれない。

 「ビジネスウーマンとして行動する。」マドンナが打ち出したのがCDではなく、ツアー中心に
儲ける方式への転換だ。07年、音楽ソフト大手のワーナー・ミュージック・グループから
コンサート運営会社のライブ・ネーションに移籍。主な曲は公式サイトで無料で流し、
コンサートの集客手段と割り切る。
 今回のコンサートで歌う19曲。アルバムで聴くならCDが10枚程度必要で、安売り店でも約100ドルするが、
配信で1曲ずつ買えば5分の1だ。一方、我が家のチケット代は3枚で500ドル(約49,000円)。
単純比較は乱暴だが、価格破壊をかわすマドンナの計算高さを感じさせる。

 ネット革命との戦いを迫られるのはマドンナだけではない。

 郵便による映画DVDのレンタルで急成長するネットフリックス。シリコンバレーの発送センターを訪ねると、
細長い紙にDVDをはさみ、瞬時に封書する特注装置が動いている。DVD管理のため200人が働く。
全米に55のセンターがあり、1日200万枚を会員に届ける。
 08年10-12月期も前年同期比45%の増益だったが、楽観ムードはない。「DVD出荷は13年にも
ピークを迎える」とリード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)。音楽のように映画も配信が主流になれば
自慢の物流網が無駄になりかねないからだ。Xデーを覚悟し配信技術の開発などを急ぐ。
46民間自治厨135:2009/03/12(木) 00:03:06 ID:bkMgJKKE [ KD125051251145.ppp-bb.dion.ne.jp ]
 「高速通信網や医療の情報化で米経済は成長する。」ネットワーク機器最大手シスコ システムズの
ジョン・チェンバースCEOは米景気対策法の成立にめどが立った2月10日、声名を出した。
ネット重視を掲げるオバマ大統領への期待は関連企業でも高い。

 しかし単なるネット頼みでは経済のパイを広げられないことは、音楽産業の教訓から明らかだ。
勝ち組とされるアップルも配信自体は収支トントン。収益源は最盛期のiPodだ。CD販売の老舗、
米タワーレコードの06年の経営破綻はネットが既存業界に与える破壊力を示した。
 オバマ氏の助言役、グーグルのエリック・シュミットCEOが「ネット広告は最も投資効果が高い広告手法」と
訴える通り、経済行為を「個」の単位に分解するネットは本質的に消費や業務のスリム化を促す。
使い方を誤れば市場縮小や雇用喪失などの形で経済に牙をむく。

 マドンナコンサートの見せ場の一曲は「シーズ・ノット・ミー」。若いころの本人を思わせる
4人のモデルを舞台上で次々なぎ倒す。
 4半世紀にわたる人気を支えるのは、自身のイメージやファン層、ビジネスのパートナーまで変える
環境適応力。ネットの激流にのみ込まれないため、企業にもそんなしたたかさが必要かもしれない。
(シリコンバレー = 村山恵一)

※音楽業界の変化を象徴する印象的な記事なので、ここに転載しておきます。
 まだ沖縄には小室哲哉 全盛のころの考え方から抜けられなかったり、
 モンパチ全盛のころの栄光にしがみついてる人も多いようなので、
 時代はすでに移り変わっていることに注意して下さい。