・沖縄の長寿が脅かされているのは、第2次世界大戦後、アメリカの統治の
中でアメリカンスタイルの食生活習慣が一因になっていると、3月30日付の
米有力紙ニューヨーク・タイムズで報じている。
記事では、県内男性の平均寿命が1位から26位に転落したのは、第2次
世界大戦終了から1972年の日本復帰までの間、車社会やファストフード
などのアメリカの生活スタイルに県民が影響を受けたためだと指摘。
県民はハンバーガーやベーコンへの支出額が、他の県民よりかなり多く、
逆にサラダ(野菜)の購買額は少ないと紹介している。
肥満化を憂慮して、市民の3キロ減量を目指す浦添市の取り組みも紹介
されているほか、また琉球料理店経営者が「アメリカの食スタイルの
広がりは、健康問題だけでなく固有の料理方法など沖縄文化の問題
でもある」と警告している声を紹介している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040402-00000016-ryu-oki