http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2003/2003_01/030127k.html石垣島マラソン、選手はねられ重傷
【石垣】石垣市で26日行われた第1回石垣島マラソン大会のフルマラソンに参加
していた選手が、同日午前11時10分ごろ、市内宮良の国道390号で、後ろから
走行してきた軽自動車にはねられ、右足の骨を折る重傷を負った。けがをしたのは
岩手県藤沢町、会社員****さん(24)。先頭の招待選手に次いで2番手で*
*さんが走っており、その間は距離があり、事故当時監視は付いていなかった。
八重山署は車を運転していた男(68)から事情を聴いている。
同署などによると、男はマラソンコースの34キロ地点あたりを宮良集落から市
街地へ向け走行中、**さんを追い越す際に、車の左前部分に衝突させた。
道路使用許可では、市街地周辺のコース以外は「車両通行帯の最も左よりを(ラ
ンナーは)通行する」ことになっている。招待選手と**さんとの距離は、平田誠審
判長によると10分ぐらい、署では1キロほど離れていたという。平田審判長は事故
直前に**さんを確認しており「見通しもよく、細い抜け道もないので(安全だと判断
して)先頭に移動した。後ろから追突する事故で、予想もできなかった。管理上は万
全を期してやった」と話している。
事故の報告で会見した大会会長の大浜長照市長は「純然たる交通事故だと考え
ている。(問題点や会長の責任について)詳しく検討してみたい。次に生かさないと
いけない。**さんの早急な回復を心から願う」と述べた。
先頭と距離があり、三浦さんに監視がついてなかったことについては「問題があっ
たかなと思う」と述べた。