読書好きの人っている？

沖縄板の皆さんで本好き、活字中毒って方がいたらいいな。
お薦めのやつ教えて！（ジャンル問わず）

空想法律読本、とか。

噂の真相

グイン・サーガ

確か、85巻まで刊行済み。相当時間は潰れます！
（いや、私は好きなんだけどね）

栗本薫？未読。子供っぽいイメージ持ってた。読んでみよう。

「不幸になりたがる人たち」春日武彦　文藝春秋社

不幸とは何かとお前らに問いたい異常と正常の境界はどのへんかを問いたい
本当にお前らは正常なのかと小１時間問い詰めたい

タルチーの‘問い詰めたい‘ネタ・・・モウいいです。春日武彦は他著よんだ

＞７さん、基本的にここはお薦めの本を教えるスレらしいですよ。
　というわけで
　「アルジャーノンに花束を」　ダニエル・キィスだったかな？

>>タルチーさん　精神医学・心理学系がお好きなようで。
私のお薦め　オリバー・サックス「妻を帽子と間違えた男」「火星の人類学者」
映画「レナードの朝」の原作者です。

>>たるちーさん　煽るつもりはありません、>>7です。ゴメンナサイ。
上記の作品、既読の人がいたら感想・批評などカキコ希望。

読書というほどではないですが、SF/ライトノベル/軍事関係などを少し。

お勧め。
「セントメリーのリボン」稲見一良
「都市と星」A.C.クラーク
「遙かなる星」「レッドサンブラッククロス」「皇国の守護者」佐藤大輔
「閉鎖都市巴里」「機甲都市伯林」「電詞都市DT」川上稔

「親日派のための弁明」と「ディープ・コリア」などもお勧め(笑)

>>8
「アルジャーノンに花束」を、名作ですな。

私は読書は好きなのですが、読むスピードがかなり遅い。
速読術でもやろうかなと思ってるんだけど、変わるかなあ。
誰か試した人いません？

速読やってたけど・・意識して速読の読み方にしてないと
無意識じゃ音読スピードに戻るよ。

>>11と好みが似てる気が・・・
「因果鉄道の旅」はほぼ活字なので”見やすい”からオススメ。
「あやかしの鼓」夢野久作も好き。
あと、阿刀田高、Ｐ・Ｋ・ディックかな？
活字と言えばこんな所もあるからどうぞ。
電子図書館
http://www.wao.or.jp/naniuji/01top.htm

「埋められた子供」「パリ、テキサス」と言ってみるテスト。
…戯曲でもオーケーか？
反応してくれる人希望。

特殊漫画家・・人生解毒波止場

>>14
「高い城の男」マンセー、マンセー、マンセー(任意風)
レン・デイトンや、ジャック・ヒギンズ、あと、ハインラインなども良いですなぁ。

夢野久作は、短編集(？)の「少女地獄」が好きです。
青空文庫でも、文書化がなされているので未読の人は是非。

…おぉ、ライプニッツの単子論が文書化されている。

>>戯曲
「生か死か。それが問題だ」「この世は舞台、人はみな役者」の人のは色々と読んでいますが…
トム・ストッパードの、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」あたりは大好きですね。
あぁ、英語を完全に読めるまでにはあと何年かかるやら…

「グッドラック 戦闘妖精・雪風」(神林長平)を読み終わったトコ。
（前作は20年くらい前に出てる）
なかなか良いぞ。

アニメ化も進行中らしい。
http://www.faf.jp/

＞１３
そうなんだ。やっぱり速読ってあんまり意味なさそうだね。
ちょっとがっかり。

読書家の眼鏡っ子萌え

「ミラン・クンデラ」の作品進めます。県内の本屋ではあまり売ってないけど
見つけたら、即買うべし。「存在の耐えられない軽さ」は、文庫もあるから
結構みつかるかも。買った人は、途中で、つまらなくなっても、最後まで
よんでみて。いわゆる普通の物語ではないけど、もっと

「ミラン・クンデラ」の作品進めます。県内の本屋ではあまり売ってないけど
見つけたら、即買うべし。「存在の耐えられない軽さ」は、文庫もあるから
結構みつかるかも。買った人は、途中で、つまらなくなっても、最後まで
よんでみて。いわゆる普通の物語ではないけど、すばらしいよ。
太宰、や、カフカ、と同じく読んだ人の今後をの人生の何かを変えうる文学。

「ミラン・クンデラ」の作品進めます。県内の本屋ではあまり売ってないけど
見つけたら、即買うべし。「存在の耐えられない軽さ」は、文庫もあるから
結構みつかるかも。買った人は、途中で、つまらなくなっても、最後まで
よんでみて。いわゆる普通の物語ではないけど、すばらしいよ。
太宰、や、カフカ、と同じく読んだ人の今後をの人生の何かを変えうる文学。

↑　なんかおかしいまま、多重カキコすまん。

トマス・ハリス「ハンニバル」

映画より面白かったﾖ。てか、こっちが原作なんだけど。

童門冬二さんの小説は殆んど読んでました。
小説｢上杉鷹山｣最高。　上下関係を見直すチャンス
勝海舟文言抄　おいらの生き様は彼を見習ってます。最高
不動智神妙録　武道に関しては素晴らしいインスピレーションをくれます。
西田幾太郎の｢善の研究｣等もよかった。難しすぎだけど。

セネカ｢人生の短さについて｣とても好き
マルクス・アウレリウス｢自省録｣　とても共感できて好き。諸行無常のローマ版
永遠のローマの皇帝が諸行無常について書いてるんだから、なんだかステキ。

シェークスピアなんてのは、演劇調だからちょっとオーバーっぽいけど、非常に
人生の真理をついてるような表現が多いのでとても好き。

ミラン・クンデラの近作なんでしたっけ？革命に関する話と記憶してますが・・

リチャード・パワーズ読んだ方、感想おしえてくさい

ハヤカワ文庫のペリーローダンシリーズ。

こないだ280巻を見かけました。
(自分は100巻で挫折)

ところで皆さん、一年間で何冊くらい本読みますか。
本一冊を読破するペースはどんなもんでしょうか。
社会人になってからは超多忙で中々、本読む時間が取れないのですが（去年は三冊）
内地で良く見かける光景で、電車内での読書ですが、（皆読んでる本の表紙にカバーかけとる）
時間の有効利用としてはイイかな〜と思ったのですが、自分はダメでした気が散って。
してみると内地人の集中力たるや、大したもんですね、読書に集中しすぎで電車、乗り越したりしてるしぃ。

　私は文庫一冊一時間くらいですかね。平均するとそんなものですけどぐらい、
面白い本になると、３０分ぐらいで読める。　
　私の先輩は一冊１０〜１５分だ。っていってました。
　私のお薦めは、角川スニーカー文庫の「フィールド・オブ・スターライト　新任艦長は〜」
ですかね。あとは、黒豹シリーズとか・・・

>>30
本にもよるなぁ・・・
おもしろい本だと一字一句追ってしまうので徹夜してしまうこともあるし
しょうもない本だと一時間ぐらいで読み終わってしまう。
高校・大学時は電車の中が貴重な読書時間でした(往復三時間)
院に行って車で通うようになってから読書量が激減した記憶がある。

＃最近だと真保裕一氏の作品がおもしろいです。

>30
電車の中の苦しい自分を忘れるために読んでます。
混んでれば混んでるほど。本読んでるといつのまにか着いてるから。
速読は案外早くなると思う。
ポークはもとから結構読むの速いんですいけど、
学校でやったら若干早まったような気が。

>>29
…まだ続いていたんですね。恐るべし。
海外SFでは、「人類補完計画」シリーズが未完なのが悔しい…

>>30
文庫本は大体一時間前後。(一番最近買った文庫、徳間の「戦艦ヒンデンブルグの最期」)
ライトノベルは大体三十分。(昨日読んだ、A君(17)の戦争三巻)
新書は一時間半ぐらい。京極堂とかは別にして。
とかく、言葉の流れを楽しめる文体とかだと、一字一句を追うのに時間をかけるなぁ…

>>31
フィールド・オブ・スターライトシリーズが好みでしたら、
文春文庫の「ステルス艦カニンガム」シリーズ、
富士見ファンタジアの「フルメタル・パニック」シリーズなどもお奨め。

まだ出てないので、ヘルマン・ヘッセの「荒野の狼」、「デミアン」もageておこっと。

>>　27　クンデラの最新作は「無知」です。国際どーり安里の本屋でまだ売ってた
ような。クンデラの作品のほとんどは、革命、亡命、帰還。が題材になって
いる。「無知」は、帰還が主かな。

>>32
真保裕一氏ですか。いいですね。
震源、ホワイトアウトなど読みました。中でも「奪取」は良かったです。

最近はまったのは京極作品。ちょっとミーハーですかね。（笑

水滸伝　これ最強。
岩波は良い。

＞２１
ミラン・クンデラ、面白いかあ？ 映画「存在の-」がわりとよかったので
『不滅』（集英社）を読んだことあるけど、きわめて退屈だったよ。
まあ、この１冊しか読んでないから、たしかなことは言えないが。

＞２８
『ガラテイア２.２』を最近読みましたよ。
「人工物に命を吹き込む」っていう昔からある話だけど、
「身体」は持たず「人工知能＝コンピュータ」のみ、というのが現代的。
後半には、身体ない存在が言葉を獲得することは可能か、という問いかけもある。
文系的なものと理数系的なものがせめぎあう、というところがこの作品のキモです。けっこう詩的なところも多々あって、悪くはないよ。
『舞踏会へ向かう三人の農夫』はどうなんでしょうね。読んだ方います？

僕のお勧めは―『ロリータ』『チャタレイ夫人の恋人』『失われた時を求めて』
『十月はたそがれの国』（R・ブラッドベリ）『火山に恋して』（S・ソンダク）。
現代米文学好きな２８さんには『ヴァイランド』（T・ピンチョン）。

>>38
翻訳物は訳者によってかなり代わってきますからね〜
だから洋書は私苦手です。。

×代わって
○変わって

失礼しました。

「トンデモ本の世界」

最近はまったりと川上弘美。
夏休みに読む本っていいですよね。

う〜ん、我孫子武丸氏の文庫なかなかのおすすめです、少々グロかったり
納得できないところもありますが…

「星を喰った男」唐沢俊一監修、早川文庫。
仮面ライダ−シリ−ズで地獄大使を演じた東映の脇役俳優・潮健治氏のインタビュ−。
潮さんの温かく優しい人柄が全体ににじみ出ていて、ラストは泣けます。

今でも比較的入手可能な小説として、次の小説はお勧めできます。

Ｐ・Ｋ・ディック 　　　　　　ユービック、ヴァリス
ジュリアン・バーンズ １０・１／２章で書かれた世界の歴史
　　　　　　　　　　　フローベルの鸚鵡
Ｊ・Ｇ・バラード 　　　　　ヴァーミリオンサンズ
残雪 　　　　　　　　　　黄泥街
マヌエル・プイグ 　　　　　蜘蛛女のキス
グレアム・グリーン 　　　　　ヒューマンファクター、ブライトン・ロック
ウィリアム・スタイロン ソフィーの選択
サルマン・ラシュディ 真夜中の子供たち、恥
カズオ・イシグロ 　　　　　浮世の画家、日の名残り、僕たちが孤児だったころ
ミラン・クンデラ 　　　　　冗談、笑いと忘却の書

イタロ・カルヴィーノ 木のぼり男爵、不在の騎士、まっぴたつの子爵
スティーブ・エリクソン ルビコンビーチ
ガブリエル・ガルシア＝マルケス 百年の孤独、族長の秋、青い犬の目
ウラジーミル・ナボコフ セバスチャンナイトの真実の生涯
マリオ・バルガス＝リョサ 緑の家、パンタレオン大尉の女たち
ジョン・ファウルズ 　　　　　魔術師
ウンベルト・エーコ 　　　　　薔薇の名前、フーコーの振り子
イスマエル・カダレ 　　　　　夢宮殿
ジョン・アーヴィング ガープの世界
ホルヘ・ルイス・ボルヘス 伝奇集
ミルチャ・エリアーデ ムントゥリャサ通りで
ウィリアム・ゴールディング 蠅の王、通過儀礼
カート・ヴォネガット　　　　　スローターハウス５
ポール・オースター　　　　　　ムーンパレス、幽霊たち
フリオ・コルタサル　　　　　　悪魔の涎・追い求める男
グレアム・スウィフト　　　　　ウォーターランド

おや、こんなスレがあったのか。折れも多少は本を読むので参戦しよう。
ライトノベル系の作家で神野オキナって人、ご存知かな?
「闇色の戦天使」(アスキー/アスペクト、ファミ通文庫)でデビューした人ですが、これがなんと沖縄出身の地元作家にも関わらず、あんまり地元ネタを商売に使ってない。イタい感じを上手く書く人だな、という感じ。
「南国戦隊シュレイオー」(朝日ソノラマ、ソノラマ文庫)では地元ネタ大放出ですが、内地との意識差がかなりリアルに描かれてます。大城立裕の正当な後継者みたいにも感じちゃったよ、そういう方面に興味のある方には、読んで損は無いと断言しちゃいます。
神野オキナは地元作家であるにも関わらず、県内(名護だけか?)の本屋さんでは置き場的に優遇されていない。作品の質はかなり良いと思うよ。探して読んであげてください。

>>46
中笈木六、由麻角高介…いや、なんでもないです。はい(笑)
しかし、シックス・ボルトのあの表紙はどう見ても綾(以下略)
…と、無粋な突っ込みはそれぐらいにして。
シュレイオー二巻のダマスカス・ハートはなかなか面白かったです。

うーん、節操なく読んでいるせいでお勧めの本ってのが案外浮かばないなぁ…

とりあえず、「機雷」光岡明と、「海上護衛戦」大井篤と、軍事関係の本を上げてみる。

>>名無したんさん@47
>笈木六、由麻角高介…いや、なんでもないです。はい(笑)
・・・あ、それ知らない。むしろ甲斐甲賀かも、と思ったです。F書房の夜桜忍法帳とか。
「ダマスカス・ハート」、はやいとこ続き出して欲しい。神野オキナ様、見てたらレス付けなくていいですからがんばって続き書いてくださいね。楽しみにしてます。

「もう一人の力道山」

「フラニーとゾーイー」。超おすすめ！

ここ２ヶ月ほどで沖縄関連の本を20冊以上購入して読破しました。

昨日読んだのは図説「琉球の伝統工芸」…(;´Д｀)ｿｳｲｳﾝｼﾞｬﾈｴﾀﾞﾛ

>45
その中では、マルケスとリョサのを幾つか読んだよ。筒井康隆の書評で気になって
読んだのだけど、南米文学はおもろい。
めどるましゅんもマルケスに似てるって言われてたね。

沖縄でいい本屋さんってありますか？

ヴァルター・シュピールヴェルガーの「突撃砲」とか「軽駆逐戦車」を扱っていた小禄ツタヤは個人的にお気に入り。
嘉手納の宮脇と宜野湾の田園は定番かな？　豊見城のブックランドも好きなんだが。変に濃いし。

豊見城のブックランドって初めて聞きました！
濃いのってなんか気になるので今度いってみます！
どうもありがとう！

M.ムアコックのエルリックとかはどう？

最近は料理の本ばかり買ってます。
ああ、専門的な料理の本って、なんて高いのだろう・・・。

54で名前入れ忘れたっと…
ブックランドってのは、たか書房って本屋の事です。
豊見城というよりは那覇市なのかも。バッティングセンターの近くにあります。
最近行ってないからどうなってるんだろうなぁ…

最近は雑誌ばっかりで本あんまり読んでないなぁ。
前に読んだ「スローターハウス５」は映画の方もよかったです。

角川文庫　上下巻『ドグラマグラ』／夢野久作
お試しあれ。ヽ(;´Д`)ノ　ヒィィ〜！

え？たか書房？両方の名前書かれてるんですか？
よくわからないけど、ドライブついでに探してみまーす！

沖縄関係の本は、どうでしょう？
沖縄キーワードコラムブック
沖縄のおばぁ達
うちあたいの日々などなど
結構面白い本から
琉球の風まで
いろいろありますよ

＞５０

「フラニーとゾーイ」。
フラニーだったかゾーイだったかは忘れんたが、あの兄さんが
どうも知識を鼻にかけるタイプのすごくイヤミな感じがあって
作品自体の印象も悪い。

あ、読んだ事あるんですか？
そっか、合わなかったんですね・・・。
まあ、人それぞれなんで悲しいけど、しょうがないです。

ハーレークイーン。

最近卒論がやばいので、楽しみのための本を読む暇がない・・・
でも
沼波正「私の見た沖縄経済―ある日銀マンの沖縄へのラブレター」
はおもしろかった。

ボーイズ全般

>>62
「沖縄のすごし方」だったかな? 河出書房新社の雑学系文庫から出てるやつ。
ツッコミどころ満載でお薦め。

スティーブン・キング「ドロレス・クレイボーン」面白かったヨ。

他に、「霧」「ゴールデンボーイ」「死のロングウォーク」等々、キング作品は
個人的にﾏﾝｾｰ。

「3001年終局への旅」
現在の科学技術の進展を忠実にシュミレートした、現在から1000年先の地球の
描写に鳥肌立ちました。さすが名作って感じ。全然古くないです。
後半はストーリー的に竜頭蛇尾な気もしますが。

渡部昇一の日本史から見た日本人

僕は「3001年終局への旅」はなんかいやだなぁ〜〜ウイルスってなんか余りにあまりのような気がする。２００１年が泣くぜ。

この前本屋で新井素子の本があった、、「チグリスとユーフラテス」３０才後半の私らには懐かしい口語文ＳＦ〜〜
昔はやったよねぇ〜〜〜今の人が読んだらどうなんだろう？？

キングの「アトランティスの心」も最近の中では面白かったなぁ〜〜ダークタワーシリーズはどうなったんだろう？？

>>72
まあ、後半の展開はちょっとね・・・。
もっと哲学的で、なおかつびっくりするようなラストにしてほしかったのは確か。

最近は時間がなくて、ほとんど本を読まなくなりました。
以前はＳＦ、ハードボイルドとか哲学書なんか好きだったけど、
今は、わりとノンフィクション（リポート）とかビジネス書とか、
エッセイばかりです…。小説はハリポタ以来、さっぱり読んでない…。(;´`)

オススメの本は…。
沖縄の歴史に興味ある人なら、とりあえず
亀島　靖・著「琉球歴史の謎とロマン」シリーズなんかは、
読みやすくて面白いかも。

ミステリーや宗教学などに興味があるなら
　　京極夏彦の「姑獲鳥（うぶめ）の夏」とか「魍魎（もうりょう）の箱」
とかお勧めですよ。あ〜なんか本読みたくなった。

>koguma@57さん
柴田書店の本は高いよ（w

「エリックホッファー自伝」
【内容】
港湾労働者にして哲学者、ハンナ・アレントの友人にして
中上健次が愛した思索者エリック・ホッファー。
失明、両親の死と孤独、自殺未遂、10年にわたる放浪、
そして労働と思索の日々……。1920年、30年代のアメリカの貧民街、
農場、鉱山を舞台に、苛酷な運命に翻弄されながらも
社会の最底辺で生きぬいた経験と、自身をとりまく個性あふれる人々との
出会いと別れ、そして生きることの意味を綴った比類なき自伝的回想。



【著者紹介】
社会哲学者・港湾労働者。1902年7月26日、
ニューヨークのブロンクスにドイツ系移民の子として生まれる。
7歳のとき母と死別、同年に突然失明。15歳で視力が回復。
一切の学校教育を受けていない。18歳のとき父の死により係累をすべて失い、
ロサンゼルスへ渡る。以後、日雇い労働者として過ごす。
28歳のとき自殺未遂をきっかけにロスを離れ、
その後10年間カリフォルニア州中を季節労働者として放浪生活をしながら、
先々の町の図書館に出入りし独学を続けた。
1941年から67年までサンフランシスコで港湾労働者として働き、
読書と思索の日々を送る。64年よりカリフォルニア大学バークレー校で、
週に１度政治学を講義。
51年に出版された処女作『大衆運動』は世界的なベストセラーとなる。
67年テレビ出演を機に全米でホッファー・ブームが巻き起こった。
1983年5月20日死去。大統領自由勲章受賞。著書『波止場日記』（みすず書房）、『大衆運動』（紀伊国屋書店）、『現代という時代の気質』（晶文社）ほか。

みんなカタい本ばかり読んでるなあ。
「銃・病原菌・鉄」(ジャレド・ダイアモンド/草思社)なんかどうよ?
イデオロギー抜きの文明史なんで折れ的にはすごく面白かった。
イデオロギー抜きの文明史はわりと安価な訳書が最近どんどん出ていて良い傾向だ。こんなのを読むと、いかにイデオロギーの呪縛が知性の進歩を妨げているか、よく理解できるね。

おまいら！シェイクスピアの読みやすいヤシ教えてください。
訳がショボイのかなんなのか、主語も述語もあったもんじゃないんレスよ

>>75
お、同士ハッケーン。いいよね、京極作品。
中でも「魍魎の匣」がお気に入り。結構無茶苦茶だったりするけどねｗ
関口センセのキャラが好みです。

本関連で質問いいですかね？
洋書の品揃えがいい本屋って沖縄にありますか？

基地内か、プラザハウスにあるんじゃない？

＞８１

ないでしょう。
「基地内やプラザハウス」も品揃えという点では
物足りないのでは？
かわりに、と言ってはなんですが、
http://www.akaikutsu.com/index.php3?aap=10000000

>>79
ポプラ社などから出てる児童向けのシェークスピアものあるよ。おいら小学校の
図書館で3〜4年の頃、読んでたよ。「リア王」「マクベス」「ハムレット」
「ベニスの商人」「じゃじゃ馬ならし」「ロミオとジュリエット」「オテロ」
「12夜」「あらし」「ベローニャの２紳士」他、全部子ども向けでしか読んでない。

フランス書院・・・

薔薇の名前http://www.infoaomori.ne.jp/~yappi/eiga/EB-03baranonamae.html
何かを強く信じる人を侮辱する本です。
自分には聖書の知識は全然無いけど、読んでてものすごく気分悪かった｡

『香水ーある人殺しの物語』パトリック・ジェースキント（フランス）
＜文芸春秋＞
匂いに対してとてつもなく、鋭敏な孤児の男が、究極の香水を作るために
殺人を起こしていく。すごく、印象に残ってる。とても、面白い本だった。

「ＳＥＸ進行マニュアル」（デ−タハウス）

「光のアダム」中井英夫氏は幻想文学の巨匠ですごくおもしろいです。オススメです。
あと、山田詠美・江國香織もいいですよ。

昔、山田詠美がセンターにでてたなー。蝶々の纏足だったかな。
しょうもない問題だったけど。

そういえば、鈴木光司の「楽園」「光さす海」はすごいいいよ。
特に「楽園」は読み終わったあと、本にふれるのをためらうほど感動した。
最近は下手に「リング」がヒットしたからそういう作風になっちゃったみたいだけど。

中学の時「空色勾玉」シリーズ三部作が大好きだった。
ハリーポッターに負けないファンタジーの世界が日本にもあると思う

そうだ、このスレ、題名と作者だけではジャンルがわからないから
ジャンルも明記してもらえない？

北　杜夫「楡家の人びと（上・下）」　　ジャンルは私小説・・・でいいのかな。
楡脳病院を舞台にした、様々な人々のドラマを、近代日本の歴史と絡めて書く。

同じく北　杜夫「輝ける碧き空の下で」全４巻　　ノンフィクション（？）
明治〜昭和にかけての、南米移民たちの夢と希望、挫折と再生の物語。
沖縄からの移民も少し出てくる。
作者の創作した人物が、事実を基にしたストーリーに上手く絡む。

追記。２作品とも新潮文庫。

佐藤大輔「遙かなる星」　ジャンル　ＳＦ
架空の世界の日本による一つの宇宙開発の物語。
宇宙開発と言っても、月を目指す、あるいは火星を目指すと言った壮大なものではなく、
それを行うのは官僚制と機会主義の日本人であり、宇宙の神秘の解明等は後回し。

膨大な資料の詳細な分析と考察を出発点とし、そしてそこから大胆な、
あるいは突拍子もない（それでいて非常に注意深く、慎重な）飛躍を行ない、
その結果出現した疑似の世界を、徹底的かつ具体的に再構築してみせる佐藤大輔お得意の筆法により、
現実感溢れた架空世界が丁寧に描かれて行く。

「自分の職場についている看板をおもいだせ。
俺たちは宇宙を冒険したいわけじゃない。好きなように使いたいのだ。
選ばれた人間だけでなく、そこらへんで女をひっかけて遊んでいるあんちゃんでも
それができるような準備をととのえるのが俺たちの商売だ」
------（『遥かなる星』二巻　55ページより）

個人的に、宇宙開発ものとしては一押し。
佐藤大輔氏の本は、文体に癖はあるけどどれも非常の面白い本です。未読の方は、是非に。

非常の>非常に。誤字ｽﾏｿ。

馳星周　の「不夜城」はよいよ。金城武の映画もよかったけど、小説のほうが
もっとイイ！

今日「ポプラの秋」読んだ。すごいよかったよ。
著者は忘れたんですけど、「夏の庭」っていうのも書いてる人です。
ジャンルはどう言えばいいのかわからないけど、泣きますよ！

小野不由美の十二国記ｼﾘｰｽﾞ、続編は出ないのでしょうか？

「ＳＭ手引き書」長池士著リヨン社

マングースってそんな本ばっかりね。
アハハ。
いやいや、趣味がハッキリしててよろしいで。

＞１０１
ニフェ−デ−ビル

東洋経済新聞社「検証「沖縄問題」」1500円

序章を読むだけで暗い気分になれる。現在読書中。
沖縄問題入門書としては内容に比してとても格安な本だと思います。

今度は趣きを変えて「かげろうの家」。
女子高生コンクリ−ト詰め殺人事件のルポ。
立ち読みをしただけでも胸糞が悪くなる。
人間は条件次第ではここまで残酷になれるものなのか。

>79
折れが学生時代に好きだったのは白水社から出ている小田島雄二訳のシリーズ。検索をかけてみると、上演する時にも結構使われているようだね。
お笑いポイントを数だけでも忠実に訳そうとしている感じで、他の訳はほとんど読んだことがないんだけど、雰囲気的には再現率が高いんじゃないだろうか。

特殊漫画家、変態文筆家、幻の名盤解放同盟主催・根本敬リスペクト。
同好の士はいねーか？

あまり多くないと思われる沖縄の読書人口、書店の平積みも仕入れ担当者の色が感じられず
つまらない。この板の人は本好きだと思うのですが、読みたい本の入手方法はどうして
ます？注文とかネット販売とか？

って私>>1なんですけど沈没しそうだったんでageました

FUCKYOU

大槻ケンヂのどろどろした小説には逆説的に癒されます。

>>107
月に一度ぐらいのペースで東京に行くので、
紀伊國屋、三省堂、西山書店あたりと、神田の古本屋街をハシゴしてます。
明後日と明々後日には国際展示場でいろいろと。

＞１０６解毒波止場様
私も好きですよ。

＞107
沖縄では、まともな本屋が無いので
ネット通販しています。

＞１１１
三省堂、紀伊国屋たまりませんねえ。
行きたいよ〜。最近ご無沙汰なもので・・・。

星新一ファンです。（もう故人だけど）
幻の名作・「繁栄の花」、読んだ方居ます？
まさに不滅のショートショートって感じでした。

>>115

漏れも星新一好き。
一番好きなのは「白い服の男」かなあ。

小室直樹の「新戦争論」

この年になって宮本輝にハマってしまった。
結構面白い。
＞111
神保町の三省堂は(･∀･)ｲｲ! 英会話の姉ちゃんがウザいけど。
書泉（ブックタワー）も専門書が多くて便利。
新宿の紀伊国屋は人が多いのがちょっとね。

沖縄では宜野湾の田園がまあまあましかな。
牧港の宮脇、文教図書あたりも好き。

あげ、偽者ポークが居る。実害ないけどなんかいやだなあ。
それともポークはすでに使われていることを知らなかったのかなあ。

今日オースティンの「自負と偏見」を読みましたが、
内容は普通に恋愛小説でおもしろかったけど、訳がいまいち・・・。
この東京弁（?だと思う）的な調子のよさが気に食わない。
私の中の人物像にあわないんだよね・・・
「赤毛のアン」を折原みと訳で読んでしまった時以来の不満足感。
または「源氏物語」を与謝野晶子訳で読んでしまったみたいな。

>>118
国連英検の姉ちゃんですか？紀伊国屋もうざいですよ。
国連英検のバイトはご飯がうまいから許すけど。

＞１１５、１１６
星新一の長編もいいですよ。
長編のおすすめは「人民は弱し、官吏は強し」
泣けました。

星新一ってお金持ちのボンなんですか？

＞１２２・大虎様
星新一氏は元お金持ちのボンです。
親は明治大正の頃に「日本の薬剤王」の異名をとった
星製薬の創業者・星一（ほしはじめ。野口英世とも親交があった方です）
星一氏が、彼を敵視する勢力から様々な妨害圧力を受け、
会社が傾いていく経緯は「人民は弱し、官吏は強し」に詳しいです。
私が泣けたのは、理不尽ともいえる圧力に対し主人公星一氏が最後まで
明るさを失わずに進んでいくところです。

ご子息星新一氏は会社が倒産して処理に追われた頃の事を
「悪夢のような日々だった」と語るのみで、それ以上多くを語っていませんが、
その雰囲気を伝える短編小説に（確か平井和正の）「星新一のインナ−スペ−ス」
があります。
以上２冊、一読をお勧めします。

星新一氏の長編では他に「気まぐれ指数」
「ほら男爵現代の冒険（タイトルこれで当たってるか自信が無い）」
がおすすめです。

何てこった、与謝野源氏が不満か!?
>>ポークさん@119
与謝野訳は凛とした明晰性が売り。原文とは正反対の方向性であることは解ってますし、味わいも何もかもぶち壊しているのも解ってます。でもね、折れは平安宮廷の人間じゃないから(ご先祖様は舎人か何かやってたらしいが)かっちりした与謝野訳の方が理解しやすい。
本当は「源氏物語」という作品自体、他にも伊勢や蜻蛉みたいななよなよめそめそした作品を代表とする平安文学の捉え方自体にちょっと反感。まあ、キャリア公務員のおっさんが土佐日記だからしょうがないと言えばしょうがないではあるけど。竹取・今昔の脳天気さは誰か評価してくれないのか。少なくとも赤川次郎や西村京太郎よりは面白いと思う。

自分は谷崎訳でイメージ固まってしまってるので、なんとなく違和感が強くて。
訳は好き好きですからねー。

>>ポークさん@126
谷崎訳はなんか直訳すぎな気がするよう。ｦﾀさんが専門用語を連打してる会話に入りなさい、って言われてるみたい。源氏の桃尻語って出てたっけ?

私はビジネス書しか読まないです。

自分はあの窓の外から眺めてる感じがいいです。
与謝野訳はほんとにそばにいる人が解説してるみたいな感じしませんか？

>>店長さん@128
面白いビジネス書があったらご紹介Qui bonne!

>>ポークさん@129
晶子ﾀｿは思い込みの人だから(w
解説としては雑なところもあると聞いたけれど、原文のずるずるべたべたした雰囲気が苦手な人間に必要最小限の「源氏物語」を教えるという意味では立派な著作だと思う。確かに谷崎訳の方が原文の湿度を伝えているとは思うが、折れは嫌い。

ずるずるべたべたって・・・(ｗ
そうですか？
桃尻語は・・でてましたかねー。ポークはあのバブリー世代のような
あらあらうふふ系の林真理子世代って苦手。
チョコレート語訳とかっていうのも嫌いだし。

大城立裕ってどうよ？

>>130ビジネス書
私もビジネス書か技術書ばっかり…
でも、最近読んだ中で面白かったのがＨＰのマネージメント本

「e-Bizプロデュース」Jules Yoshiyuki Tajima SCCブックス刊　2400円で、
内容はインターネットの技術本じゃなく、基本的に人事や仕事の進め方の本で「部外者の横やりをどう防ぐか？」とか
「部下やメンバーのトラブルを防ぐためのリーダーの仕事」とかネット関係の仕事じゃ無くても
十分面白い本です。なんかもぉ実践に即した内容で筆者が実際に苦労した様が見て取れる様です
専門用語やカタカナ用語が多いですが中間管理職のビジネス書としてもお勧めです。

ベスト那覇かコリンザの書籍コーナーか書店のネット関連のコーナーにあります。

最近、久々に中島敦を読んでるけどナカナカ面白い。
昔読んだときには味わえなかった胸の痛みを感じる。
読んだからと思ってた本を読み返すこともいいかもね。

読書の季節っすね
この時期になるとスティーブンキング読みたくなります
だいたい一月弱かけて読むんでハロウィーンの頃には、
なんか気持ち的に盛り上がるもの感じます

山村不二夫「性戯実践講座」河出文庫

アルジャーノンに花束を
ダニエル・キイス著
泣ける泣ける泣ける！
昔の映画が好きで原作読んだんだけど感動。
来週からユースケサンタマリア・菅野美穂でドラマがやるそうだ。
たのしみだあ。

マングース、ＭのおまえはＳＭの本でも読んでなさい。
覚えておかないとまたお仕置きだよ！！

呉智英あたりを読んで賢くなった気になるのも一興

「惑星学が解いた宇宙の謎」井田茂、洋泉社新書y
↑お薦め! マジで面白い!

トンデモ本の世界

山本文緒

浅田次郎

神林長平の『魂の駆動体』ジャンルはSFですが、物を作る人にはお勧めです。この人の
作品はテーマがしっかりしていて、のめり込めます。『雪風』も早く観たいです。

団鬼六「外道の群れ」

神林長平といえば「戦闘妖精 雪風」と「敵は海賊・・・」のシリーズが有名ですね。

雪風はＣＳのAT-Xで一話を先行放映してましたが、
映像の出来は良かったものの、原作読んでなければ判り辛い設定と
キャラやストーリーがかなりヤオイ系入ってて、原作ファンとしてはちょっと・・・。

夏への扉　ロバート・A・ハインライン

掲示板利用規則十か条第1項、第２項に基づきこのスレッドを削除してください

団鬼六「真剣師小池重明」

>>149
あ、それおもしろかった。
SM専門の小説家だと思っていたから、あしもと救われた感じだった。
読んだのはもうずっと前のことだけど、今でも話の内容よく覚えている。

＞２８（まだ居ますか？）

Ｒ・パワーズの『舞踏会へ向かう三人の農夫』を読みました。
『ガラテイア２.２』より断然面白かったです。

別々の物語がそれぞれ並列的に進んでいきます。

１．三人の若者（農夫）の物語
２．パレードで目にした「赤毛の女」を探し回る
メイズという男の話
３．美術館で「舞踏会へ向かう三人の農夫」の写真に
魅せられて、それが撮られたいきさつを調べる「私」の話

これらが章ごとに交互に物語られていく。
（その間にはヘンリー・フォードやサラ・ベルナールなどの
エピソードもうまく「つなぎ」として料理されています）
しかも、けっして単にバラバラに恣意的にそうしてるのではなくて、
最終的には、「舞踏会へ向かう三人の農夫」という写真に
すべて収斂されていく。まるでパズルの最後の一片を
ドンピシャとはめ終えたときのような快さに至るわけです。

「２０世紀」を描く、というこの小説の主題らしいけど、
普通なら時系列に沿って描きそうなところを
あえて時間の流れにとらわれずに、時代も空間も
全く異なる３つの物語を「同平面上に並べる」ことによって
２０世紀全体という、あるスケールを描いてしまう点が、この
作品のアイディアとして素晴らしい点です。方法として面白くて
しかも成功している。
（構造主義といってしまえばミもフタもないけど）

そしてなにより、文体が知的でケレンミがあって
かっちょいいです。

けどまあ、そういう小難しいことは抜きにしても
ドタバタ喜劇っぽいエピソードがあったり、
ギャクが冴えていたり、ロマンスもあったり、
詩的な場面（雪の日の「私」と老女の交流など）があったりで、
けっこう楽しい。実は感じのいい作品です。
断然おすすめしますよ。

「陰陽師 鳳凰ノ巻」(夢枕獏)

でもこのシリーズって漫画の方が内容が濃くて面白いんだよな。

夢枕獏の「魔獣狩り」シリーズは随分前の作品だけど楽しいよ。
今読んでるのは京極夏彦の「姑獲鳥の夏」。

スザンナ・ケイセンさんの「思春期病棟の少女達」っていう本もおすすめ。
題名が恥ずかしいんですけど、特に鬱関係に興味がある人には絶対のおすすめ。
エヴァ弐拾話以降のアスカみたいな人たちが登場人物として大量に出てきます。
実はノンフィクション。映画にもなってる。

地元の人から見て池上えいいちってどうなんすか？私わりと好き。

>>153
その映画って最近ウィノナ・ライダーだったか、そんな感じの人が出てたやつ？
見たいと思ってたんだけど。

>>155
それです。「17歳のカルテ」っていう映画。

小野 不由美の十二国記って面白い？
アニメは結構面白いので、読んで見ようと思うんだけど・・・。

O.ヘンリーの短編集
言語で読むと翻訳版の10倍面白い。

↑
スマソ、原語のまちがい

＞151 有難うｺﾞｻﾞｲﾏｽ。早速読みたいと思います。それにしても貴方のﾚﾋﾞｭｰ文、すごく面白い！もしかして活字
のお仕事？そそられる書評っす。
psみすず書房Love$GB

>>137
丁度、今、読んでる。
出だしの経過報告は文章が無茶苦茶（もちろんわざと）だけど
原文はどうなってるのか気になる

＞１６０（２８）

＜貴方のﾚﾋﾞｭｰ文、すごく面白い！

ありがとうございます。素直に嬉しいです。
実は編集者くずれでございます。今は
「なんちゃってエンジニア」です。
あなたの洞察力に乾杯！

* *

書き忘れてましたので若干補足。
『ガラテイア−』もそうですが『舞踏会へ向かう−』でも
作者の「理系と文系」に関するこだわり（考察）がありました。
アリソンというヒロイン（ウエイトレス）の「文学は無意味で
技術こそが価値有り」という主張が強調される件り。

これって何なんでしょうね。
パワーズ氏は物理学→文学へ転向（文転）した経歴あるようですが、
ひょっとして彼のトラウマか何か？
『パワーズ・ブック』は未読ですが、この辺りの分析が
あるのかもしれませんね。
（そういえばT・ピンチョンも航空工学から転向しますね）

http://www.isis.ne.jp/

http://www.maromaro.com/

http://www.tomita.net/

ここらへん参考にしたら？

ここのみんなは宮部みゆきなんかは読まないのかな？
『レベル７』とか『理由』なんかは
おもしろくてついのめり込んじゃったけどなー。

>>164
読んだ読んだ。『火車』は、そんな展開ありかよー！ って最後の方悲しかった。

＞164
ﾚﾍﾞﾙ7 最近読んだ。ﾎﾞﾘｭｰﾑの割りには一気にいけたけど、設定がご都合主義なような、、。
宮部みゆきって売れ過ぎて読むのに腰ひけるんだよな〜。

壱の大虎です。たまにしかageってこないマッタリスレですが末長く宜しくお願いｽﾏｽ。

ぐそ〜ん。

いまさらのカキコだけど…。
源氏なら瀬戸内寂聴「女人源氏物語」がすき。
登場している女の人が語っているから｢女人〜」なわけで、
紫の上が｢御法」（だっけ？）の章を語っていたりする文体。
おもしろいよ。
私の場合、読んでてちょっと泣きました。ｗ

ウイノナ・ライダー・・・どうして万引きなんかするんだ。金はいっぱいあるはずなのに。そんなにストレスたまっていたのか。

最近、周りの友人に薦められていた星新一さんの
未来いそっぷを読んでいます。
かなり面白いですね。他の本も読んでみたいと思いました。

＞１７１
星新一の長編もいいですよ。

＞＞１７２
「竹取物語・星新一訳」ってのなかったですか？
これは面白いかな？
何か記憶の片隅に、この小説がＳＦ映画竹取物語のベースになってたヨウナ気が・・・・

今は細木カズ子の占星術読本の時代だ

リング　らせん　ループ

映画ごときじゃ原作は超えられんね。

>175
胴衣
ループまで読むとリングが単なるホラーではないことに気づく。

貴志祐介「クリムゾンの迷宮」
怖かったよォォォ。でも面白い！

既出だったらスマソ。

自他共に認める読書中毒患者です。
多分図書館利用率もナンバー１ではないでしょうか。
大体どこの図書館も一度に５冊しか貸してくれません。
そこで家族全員の名前でカードを作成。
私は５人家族なのでそのカードを使用し一度に２５冊借りて
たっぷり読書生活を堪能しています。
私が以前住んでいたところでは、一人何冊も借りられるという夢のような
図書館があり、また、CDも借りれました。
それに比べれば、他の図書館、特に那覇市は高い税金納めてんだから、
もっといい仕事してもらいたいです。

で、推奨する本はベタです」が
浅田次郎の「壬生義士伝」です。
いわゆる新鮮組の物語に、東北出身の
ひとりの侍の生きざまをからめたものですが
泣けます。家族を思う心に。
特に下巻。その侍の息子の死に行く際に語る言葉が秀逸。
私はいつもここだけ読んでも涙腺が弛緩状態になります。
まだ未読の方は是非チャレンジしてみてください。


去年？今年？のテレビ東京系で特番ドラマやってましたが
大評判だったみたいです。渡辺兼さん、ハマリ役でした。
来年の正月映画でも中井貴一でやりますが期待大。

司馬遼太郎『俄』は面白かったよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061311018/ref=sr_aps_b_/250-1242986-7480240

>>178
純粋に質問
本の内容覚えてらっしゃいますか？
それとも最速の速読法とかご存知なのでしょうか？

やっぱ谷崎潤一郎の官能美！

>176
さらにバースデイまで読むと最終話で結構感動したＹＯ！

>マングースさん

ども！お久しぶり〜。
今度長編もチャレンジしてみます♪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（パトラッシュ・・・もう疲れたよ）
　　　　　　　 　 　 　 　 　 .　-‐- .,. '　￣　 `　.　 ＿,.-―-　、__,,....ィ
　　　　　　　　　　　　 ,　´　　　　　　　　　　　　ヽ 　 i　　　　ヽ　　 '-､
　　 　　 　 　 　 　 ／　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ l　　 ,　　ﾄ ､　~ヽ.＿＿＿,,,...,.
　　　　　　　　　　/ 　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ` ､‐ ' 'ｚ__ l　,>-‐''　 　　　,／
　　　　　　　　 　i 　 　　　　　　　　 　 人　l、　　　　 ヾ　　　　｀´　　　 　　／/
　　　　 　　 　　/　　　　　　　 　,ｨ　／ 　ヽi ヽ.　l､　 　,|　　　　　　　　 ／ 　 /
　　　　　 　 　 "i　 　 　/^ヽ! ／ !,/　-―-　　|,/ | 　 ﾊj　　　　　　　　 そ　人
　　　　　　　　　ｉ 　　　l　ﾊ i/ 　　 　　━ 　　 ヽ. l/ /　　　　　　　　　　　ﾞヾ.　ヽ、
　　　　　　　　　ﾞｌ.　　　ヽ_　 　　　 　 　 　 　｛ ､_ｿﾉ　　　,..　-　 ..、　　 　　 ';　!~
　　　　　　　　 ／ヽ!　,ｨ/ 　 　 　　　　　　 `-　 ;'　　　　;'　　　　　　` :,　　　 ヽ!
　　　　　　　／　 ＿Y 　 　 ヽ　 　　　 ｔ　、　　/_　　　 　':,　`.;;;;;;. 　 　 ;　　　 　 ヽ,
　　　　　　〃´￣　亠─----;:＞- ､. 　｀´　／,,. ';　 ,,　_　 ` ､ _ ,,, ..　'　　 　 　 　 ;"
　　　　　i'´　　　　　　　　 ￣ 　__ ,,.. -`＜´ ;: '",:' ,:::::::::　 ｀　 -　 、　　,,..　--‐ ／
　　　　 /l　　　　　　　　　,. - ´　/ 　　　　ヽ`´,. ' 　::::: 　　　　　　 ｀ ~ 　　　／l
　　　　i　 !　　 　 　 　 ／　　 　/ 　　　　　　`'`i 　 ( ,-､ ,-、　 　,　 　 ,. -‐'　　|
. 　 　 ｌ　　i　　　　　／　　　　　l 　　　　　　　　 !　 　　　　'　　 ｨ　　 　 　 i
　　　 l　 　 !　　 ／　　　　　　　l 　　　　　　　　 ＼　-'ﾆニニヽ_.-'' /;'　 　 　 l
　　　 |　　　ヽ／　　　　　　　　　! 　　　　　　　　　 `-ヾニ二ン"　/　　　　 　 ;ﾘ
　　　｜　　　　　　　　　　 　　 　 ｉ　 　　　　　　　　　　　` ~ ´　　/　 　　 　　 ;'
　　　 i　　　　　　　 　　 　 　 　 　 !　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　 /
.　 　 i　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 __ 　　　　 　 　 ＿,,,,....ノ　　　　　　 /
　　　l　　　　　　　　　　　　　　　 　 　`ｰ' i~~￣￣￣￣　　　　　　　　　　,〃

生きろ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_.､-‐'''''''''''ｰ‐‐- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　／　　　　　　　　　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　/　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　 　`;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノヽl､l　　　　　　　　 .l　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　 ｀ﾞﾞー==､,,,,,,,,_/__/|___/ノ,.､ノ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./　　　　　　　　　/｀ﾞ''ｰ/●-‐‐''"´　`!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　, ､　　 /／/!/／､::/ヽ､ | l　/l/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!/　　　 !ヽ.|./|/ｰ､=､ '´　 :/_,.､=､〉//ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈　/　　ヽ　'|　,､-ソ`｀`'" / '〈ｿ"/.:/　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `"!| /　＼_,､ |::::!｀ .,.,,､　 l　´l::::/／ j |`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `'!/l　/ |:､ﾞ:::| "´´ 　 'ﾞ　/:::/ヽ |//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.´ ｀`! .|/＼'､　‐‐,‐- ./／　|"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .| ./　　` ､　　　.／　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　_,.､---､､-‐ヽ-‐/　　　　 ｀''''l"´＼,／
　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　| ｀ﾞ;:ヽ'ｰ-- ､,,_　　 _,､二|￣`､￣｀`'ヽ
　　　　　　　　　　　　　 /,.､　　　　　 .|　 .ﾞ .'､　　　　`　'ﾞ　　　ヽ　 `､.　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　 ./ 彡　　　　　 .|　　　 '､　　　　　　　　　 |:;　 ヽ　　　　 '､
　　　　　　　　　　　　/ ξ　　　　　　.|　　　　ﾞ`ー‐-､　　　　　.ﾉﾞ　,､ |　　　　　l
　　　　　　　　　　　 /　"　　　　 ,､　 |　 .:　　　　　　 ｀''ﾞﾟﾞﾟﾞ'''''ﾞ´　 ,ξ |　　　　　l
　　　　　　　　　　 /●ミヽ　　　/　 .ﾉ　::::　　　　　　　　　　　　　　炎 .l　　　　　l
　　　　　　　　　／　　　 ｀ヾ､ /.ｿノ;;|　::::〃　　　　　　　　　　　　　 ﾞ'ﾞ　!　 _,､==='､
　　　　　　　 .／　　　　　　　〉 〈;;;;;;;l　 ξ　　　　　　　　　　　　　　　　 〉/'´　　　 ヽ
　　　　　　　/　　　　　　　 ./　　};;;/　 j〃.　　　　　　　　　　　　　　　 /ヽ　　　　　 `､
　　　　　　 /　　　　　　　／　　/Ｖ　　巛　　　　　　　　　　 .,.,.:/:;.　　./　`､　　　　　 ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）
　　　　　　　　　／￣＼　　　　　　　　　　ノ＼　　）
　　　　　　　／　　　　　＼＿＿＿＿＿ノ　　　ヽ　）
　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　）
　　　　　了　　　　　＿＿＿＿　＼　　′＿＿　|　）
　　　　／　　　　／＿＿＿＿＿＼ ）　／＿＿ヽ）
　　　　ア　　　　　　ミ〔＿ヾ_丿　　ノ　＼a丿　（
　へ　　｛　　　　　　　ヽ-――′／　|＼ヽ―′　|
（/へ｝　　｝　　　　　　　　　　　/　 　　|　|　　　　/
|　|メ｝　　　｝　　　＼　 　　　/　＿　 　|｜　　／|ヽ
｜　｝　　　｝　　　　|　　　　　（＿＿（　　））　｜/｛
　＼ ｝　　　｝_　　　| 　　　／　　　　　￣´＼｜/_｛
　　　｛　　　｛　　　　　ノ´,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,、、、、、＼
　　　　　ミミ（　　　　　　　　　＼＿＿ノ　　　/ 　　　　　　　　　ザクとは違うのだよ！　　ザクとは！
　　　ノ　　　|　　　　　　　　　　　　　　）　　/
　　ノ　　　　＼　　　　　　　　　　　⌒　　ｌノ
　|　　＼＿＿＿＿　　　　　　　＿＿＿丿／|　　　
　|　　　￣￣￣人￣￣￣￣￣￣7|「￣　　　|　
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ミ￣ | ￣彡

　 　 　 　 　 l 　＼,ヽ　／　　　＼／
　 　 　 　 　 l:　　 ,,| Y　　　　　/　 ~ '' ‐　,,_
　　　　　　　 l　／　',: i　　　　/　　　　　　　~''‐ 、,　
　　　　　　　 l,/　　　', i　　／　　　　　　　,.�� '"´',~''‐ ,,,
　　　　　　　 .l′　　　',',／　　　　　　,��"　　　　 ',　　 ~ '' ‐-　　、　,,,,,,,,
　　　　　　　 .i~''‐、, 　 ゛　　　　　,.��"　　　　 　　　.',
　　　　　　　 l　 ).　゛''-、,　　,��'"´　　,-ー――┐　 ',
　　　　　　　.l　/',　 <　 ~Y、　　　　 く　　　　 .／　　 .',
　　　　　　　l゛ /　',　 ＼_,'　~/i＼　　　'　-　'~　　　　　',　　　　　　　　　　チッ　　なに言ってんだか･･
　　　　　　.,' /　 　',　　　　 /:i:　 ＼　　　　　　　　　 ,　>,
　　　　 .／／　　　ヽ、＿__/ /　　 　＼＿,,,　-　''　"　,,,j ',
　　　.／／　　　　　　',.　 　/　　　　　　　　　　　　　　) 　',
　 .／ ''　　　　　　　　 ',　　(、　 　、　　　　　　　　　 ∠,,;;;　'.,
　<'　　　　　　　　　　　',　　　 ~＿＿＿__,　　　　　　　　---＼　　　　　 __
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町田康の新刊は期待ハズレだった

マイケル・ム−ア「アホでまぬけなアメリカ白人」

なんでこんなに・・・

青木雄二の「桃源郷の人々」は後半からいまいちだった。

「火星夜想曲」イアン・マクドナルド
環境改変が済んで人が住めるようになった火星の片隅に、一つの町が突然出現し、突然消え失せるまでの半世紀の物語。SFではあるけれど、えらくファンタジー。雨乞いギタリストとか機械の聖女とか出てくるしね。華麗な文に酔うも良し、重厚なストーリーを楽しむも良し。

柳下毅一郎「愛は死より冷たい」

団 鬼六が好きだと人には言えない・・・・

夏草の記憶

育児ノイローゼの若妻限定オフ会！
月〜金曜日の午前十時、豊城りうぼう近くの新しい公園、下の遊具のあるところで待ってます＝＝＝
ついでに金のかからないBF、メル友もご参加を☆
合い言葉は「阪神」→「優勝」（藁）
沖縄に友達少ない漏れ。誰か遊んで栗＝＝＝＝

安部公房。筒井康隆。芥川他いろいろ。。。

>>196
「赤ちゃんと僕」羅川真里茂
育児ノイローゼに悩む小学生男子の奮闘記。とんでもねえ設定だ(w
これ読んで勇気が出た、というお母さんが知り合いに何人かいます。
育児とはまだ縁のない私も感動した名作。

「家畜人ヤプ−」と「ドグラ・マグラ」を最近知り、読みたいと思いました。
理解できるかどうかは別として･･･

ちょっと特殊っぽい小説ですが
普通に古本屋とかにあるでしょうか？

>>198
「家畜人ヤプー」は、最近幻冬舎から文庫が出てたはず。
書店で注文すれば普通に買えると思います。
「ドグラ・マグラ」はオンラインでも買えるみたいですよ。
ぐぐったら↓こんなのが当たりました。
http://www.papy.co.jp/act/book/dogura1/

昔ドグラマグラ読んだよ。。疲れた。

大学時代宮本輝にはまった。
ヤモリの話が妙にあたまにこびりついて離れない。
あのヤモリの話は彼の小説のなかで何回か出てくるんだよね。

爆笑問題の　「日本原論シリーズ」はかなりおもしろい！

「愛のトンデモ本」

宮部みゆきとか読む人いるかな？乃南アサでもいいよ。
推理ﾓﾝは最後らへんページめくるのももどかしいくらいドキドキしながら読みます。

＞１９８、１９９

「家畜人ヤプー」は２０年位前に石ノ森章太郎が漫画化して単行本になった事があります。
おそらく今は絶版かも。

＞１９４
＞団 鬼六が好きだと人には言えない・・・・

千草忠夫もいいですよ。

町山智浩「映画の見方がわかる本」

貴志祐介
・クリムゾンの迷宮　映画「キューブ」のような世界。
・青の炎　　　　　　主人公かっこえぇ〜〜！
・天使の囀り　　　　はぁ？っと言う場面もあるが、全体を通していいデキ。
　
梅原克文
・カムナビ　　　　　凄い。面白すぎる。梅原サイコー！
・サイファイムーン　４編からなるオムニバス形式。最後に全ての話が絡む。
・ソリトンの悪魔　　舞台は全編を通して海の中。古い感じのＳＦ。
　
とにかくＳＦ大好き、ホラー大好き。そっち系ばかり読み漁っていたよ。今、マイクルクライトンの『プレイ』を読んで頭がウニになっている所ですな。
『親日派のための弁明』『アホでマヌケなアメリカ白人』なんかも良いぞ。
チャールズペレグリーノの『ダスト』は、いささか旬の過ぎた内容（世界終焉もの）ではあるが、最後までじっくり読んでしまうよ。『ジュラシックパーク』なんかが好きな人は是非読んで欲しい。
大統領が「消滅」するシーンはなかなか圧巻よ。

今読んでるのは、石田衣良の『４ＴＥＥＮ』

>>まるぼうさん@207
>梅原克文
センス・オヴ・ワンダーはちょいと古めだけど、手堅く扱ってますね。ストーリーテリングはめちゃくちゃにスゴいです。
梅原好きなら、小川一水の作品はお薦めですよ。「導きの星」(ハルキ文庫)も良い出来だし、「ここほれONE-ONE!」(小学館スーパーダッシュ文庫)に始まる一連の作品は「土建SF」というサブジャンルを確立してしまいそうな勢いです。

ホラーと言えば、最近、センス・オヴ・ワンダーが突き抜けてる日本人が中井拓志。
お話としてはまあそこそこなんだけど、「レフトハンド」にしろ「アリス」にしろ、考証部分が無茶苦茶刺激的です。話の中へしっかり組み込まれるには至ってませんが、こんなネタよく思い付いたもんだ。

＞地鼠
おお！！土建ＳＦ、なんて魅力的なジャンル・・・。
いいねぇ、小川一水、読んでみます。
目取真俊（漢字合ってるかな）の『魂込め（マブイグミ）』は読みましたか？短編集ですが、フランス映画を見ているような不思議な感覚。
『水滴』も良かったんだけど、設定がキモすぎて・・・（汗

>>小川一水
『第六大陸』、描写がちと性急に過ぎる面があるのが玉に瑕だけど、萌えるものがあって(・∀・)ｲｲ！

そういえば、最近は京極堂の新刊を読んだっきりで全然本読んでないでつ……

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜(謎

>>180
借りるのはハードカバーだけではありません。
料理、エッセイ、スポーツ、美術、音楽等多様なジャンルを
入れ混ぜるのが読み切るコツです。それこそ２０分で読み切
るものもあります。
ただし、風呂、職場、寝室、居間、外出先等に本を準備して
複数の本を同時に読むスタイルを確立しています。

那覇市立図書館ですが一人で何冊も借りられることを発見
しました。蔵書数は少なそうですがディープなものがあり
そうで楽しみです。

>>まるぼうさん@210
>目取真瞬
「魂込め」、文庫も出てるのに(鬱　金が有るときは見当たらない、見当たるときは金も暇も無い、という巡り合わせが続いております。
「水滴」は「文藝春秋」本誌で読みました。仏頂面でギャグを飛ばす、ヤンバルのオジイのユーモアセンスに通じるものがあるようなないような。
じっくり読み込んでみたい作家です。

>>名無したんさん@211
確かに忙しい感じの小説が多いですね、小川一水。
ああいうテンポの良さも嫌いじゃありません。まだガキなのか、私。
・・・考えてみると、ﾏﾀｰﾘ系のSFって、ありませんね。

俺もオススメしておこう

スティーブン･キングの「シャイニング」ね。
今まで色んな本を読んだけど、人物描写に関しては、すげぃと思ったよ。
っつーか登場人物が実際に存在してて、「シャイニング」の中で語られた事件も
実際にあったような錯覚すらしてしまう。

それほどまでにキングの描写力はすげぃでぃす。

っつーか、「シャイニング」はがいしゅつだろうけどな…

ジャック二殺すん

団地の昼下がり奥さん米屋です。

エマニュエル夫人

チャタレイ夫人

>>215
映画版の「シャイニング」は原作とは別物だよ。
設定とかそー言う部分が同じなだけで、内容はほとんど違う。

映画版の「シャイニング」に関しては、原作者のキング自信が的確なコメントを残してるよ。
「映画版シャイニングは、まるで豪華な車だ。エンジンはついてないがね」
原作読んだら、このコメントがどれだけ的確かっつーのがよく分かるよ。

Ｓ･キングの世界に出てくる人々は、
いつも優しく、そして
いつも悲しい





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんてな

私は映画、そして映画のための演出が優れているという点で
映画シャイニング、つまりキューブリックを指示します。
映像、演出の点から見ると本当に凄いんですよ。

ただ、原作読んで無いので、どっちが凄いかについては保留。
S.キングのコメントは原作者としては適格だけど、
映像としての良さを余りにも無視していると邪推します。

>>220
俺も映画を否定する訳じゃないよ。
原作つき映画の失敗作だとは思うけど、一言で片付けられない何かがあるとは思う。

>>220さんは俺に騙されたと思って原作読んでみ？
上下巻で長いけど、一気に読める秀作だから。

古今東西歴史上、キングほど売れた作家はいないっつー話だけど、
やっぱそれだけ売れてる、評価されてるっつーのは伊達じゃないから。

私も是非原作を読むつもりです。原作が良いからこその映画化ですからね。
ただ、キングのコメントがあまりにも映画にとって可哀想なので。

キングは映画を車に例えています。エンジンが無い、と。
エンジンが無いなら失敗作なのは当然です。
ですが、例えば、この映画は彫刻に例える事もできます。
ベタですが、ミロのビーナスの様な欠損部分のある彫刻。

簡単に言うと、腕や頭が無いからこそ、
想像する楽しさ、美しさがある、という訳ですが、
シャイニングもそういう側面をもっていると思います。

シャイニングに関してはその欠損部分を意図的に
造り出しているのが明確なので、原作を消化しきれなかった、
のではなく、上記のような理由で確信犯的に別物にした、という訳です。

原作、そして原作ファンを失望させるのは必死ですが、
良いものを作ろうと言う心意気は決して原作者にひけを
とらない、と思います。

この点で最も嬉しいのは全く別のシャイニングを幾つも
楽しめる、という点ですかね。願わくば映画も御贔屓に。

>>222
キューブリック版｢シャイニング」は別物として好きだよ。
因みに、キューブリックの映画の中で好きなのは「博士の異常な愛情」と「ＦＭＪ」

「シャイニング」はＴＶ版もあるよ。上下巻。
こっちの方が原作に対してはかなり忠実。キューブリックほど怖くはないけどね。
ダニー･トランスの役の子が可愛くないんだよなぁ…。

＞地鼠
「魂込め」は本当にお勧めするよ。
ええ！！？こんなオチあり？？っていうのも中にはあるし←良い意味で期待を裏切る。
是非良い時期に巡り会えますように。

ナポレオンヒル　思考は現実化する

日本文学になりますが。
町田康の「くっすん大黒」かな〜りオススメです。
本人の自伝的な部分もかなり含まれてますが、
無職の主人公の部屋にだらしなく横たわり、自己嫌悪が投影された「大黒」
に対する妙な執着から繰り広げられるストーリーは、新しい文学って感じです。
イントロの関西弁の独り言を読み始めた瞬間、見事にハマりました。

あと、今夏の芥川賞受賞作「ハリガネムシ」読んだけど、人間の内側に
存在する暴力性やセックスを描いているのだけど、このような作品は腐る
ほど存在するので、正直新鮮味はなかった。

この2作品読んだ人います？

>>まるぼうさん@224
了解です。食費削ってでもｹﾞﾄする覚悟であります。

>>226
町田康、私は「夫婦茶碗」にヤられて一気に4冊くらい読みましたさ。「くっすん大黒」も面白かった。
言葉扱わせたら、あの人はかなり魔法使いだと思います。パンクの精神とか言われてますが、真価は言葉の奔流にアリ。
「ハリガネムシ」は未読ですが、暴力のセックスのって、何年か前に萬月アニキがその路線で受賞してますやん。そんなに暴力とセックスがフェイバリットなんでしょうか選考委員?
小粒のクソのって罵倒は己に(以下略

>シャイニング
キューブリックの映画しか知りませんが、原作はそんなに面白いんですか。
あれで「エンジンがついてない」という位なんだから、期待できそうですね。

町田町蔵 文体に癖ありますよね、一度挫折しますた。最近話題の乙一はどーでっしゃろか？

キングくらいの作家になると、原作できる前から次の映画権の話がでるとか。

ああ・・・・・・今ＢＲ�Uなんか買ってしまった。
面白くて１日で読みきってしまった。
おまけに俺の足が臭い。毒ガス並みだ。

竹内義和「長靴をはいた猫の靴下」

ジョジョの奇妙な冒険

ジョ−ジ秋山「銭ゲバ」

２３１は私です

キューブリックのシャイニングは対外的には絶賛されたけど
キングは激怒したらしい。
原作は超自然的な恐さを描いていたのに映画は
単なる壊れていくヘンなおっさんの話になっていたから。

キング監督で原作に近いビデオもリリースされてるので見てねん。

こんなスレあったのね。
わたすは、桐野　夏生が好きです。
『顔に降りかかる雨』や直木賞受賞した『柔らかな頬』他
夢中になります。

竹内義和「大映テレビの研究」１･２･３

大沢在昌もいいです。『新宿鮫』

『キノの旅』時雨沢恵一
哲学的!(･∀･)?

＞キノの旅

しゃべるバイク（ブラフシューペリア？）と旅するアニメの原作でしたっけ？

中島らものガダラの豚、面白かったです。
＞235
昨日からＯＵＴに取り組み中です。上の半分くらい読み終わりましたが
もうドキドキしながら読んでます。

繰り返し読むのが沢木さんの深夜特急。
自分では絶対出来ない体験だから何度読んでも空きません。
マカオとトルコの場面が大好きです。

筒井康隆「旅のラゴス」

知識の旅を続ける若き学者の卵ラゴス。彼は旅の途中で、ある種族と生活を共にする。
その種族の娘デーテに仄かな想いを寄せるが、彼は旅人。その種族の元を去り、また知識の旅へと赴く。
その旅の途中で、ラゴスは様々な人種と出会い、一族の王となり、奴隷商人に買われ、
およそ波乱万丈の冒険の日々を送る。
やがて年老いながらも、立派な学者となり、懐かしい故郷へと帰ってくるが、
ラゴスの心にあるのは、あの懐かしくも鮮やかなデーテの笑顔。その想いは日々大きくなっていく。
やがて、年老いたラゴスは…。

切なくも壮大な物語を一気に読ませてくれる隠れた快作です。
「アルジャーノンに花束を」「夏への扉」と同じように、
読後に心優しくなれる１冊です。

≫239
そうっす!アニメはみた事ないけど。
ファンタジーだけど現実的な内容のおとぎ話しみたいな感じ。
色々考えさせられる作品なのでたくさんの人に読んでほしいっす!

ここはやはり『撲殺天使ドクロちゃん』をageておくべきなのか。

いや、まぁ、並列で『A君(17)の戦争』と『皇国の守護者』もageておくが。
平野耕太が『皇国の守護者』八巻から挿絵を描くと言うことでage。

>240
OUTいいですね。ﾃﾚﾋﾞのはいまいちでしたが。
他の作品も読んでみてください。
ﾄﾞｷﾄﾞｷしますよ。

Ｓ･キング「デッドゾーン」

高校の非常勤講師ジョン･スミスは、ある日交通事故に遭う。
５年の昏睡状態を経て目覚めた彼に待っていたものは、すっかり変わってしまった世界だった。
身体の自由を失い、職を失い、恋人を失ってしまった彼には、一つだけ授かったモノがあった。
人や、その持ち物に触れただけで、その人の過去や未来を垣間見ることが出来る能力。
その特異な能力彼はますます孤独になっていく。苦悩に苛まれながらも、それでも彼は、
失った人生を取り戻そうと、懸命な日々を送る。
そんな彼の前に一人の男が現れる。その男は狂気の野心家で、ジョンは彼に触れたとき、
恐るべき人類の未来を垣間見る。
そして、ジョンが取った行動とは…？

この板の移転中に読みました「魂込め」。
目取真瞬はとんでもない状況を普通に語りますね。何度か嘘スレに降臨されてるんじゃなかろうか?
文章がとても上手いなあ、と思うのは「闘鶏」の前半。ここまで闘志と威厳、逞しさと美しさに満ちたニワトリは、前人の描き得なかった領域に達しています。世界最強のニワトリ文学と言えましょう。
他のもイイですね。ハズレ無しの6篇、文庫だと申し訳ないくらいお買い得です。

まるぼうさんが>207でお薦めだった「ダスト」、出会いました読みました。
著者はアメリカのバイオ系科学者にありがちな、無茶苦茶な博覧強記を誇るおっさんです。
世間的にはクライトン「ジュラシック・パーク」のネタ元として有名ですが、一部では白亜紀末の恐竜大絶滅で早くからネメシス・ハイポセーシスを支持した知識人として、また無節操なくらいあちこちに首突っ込んでるマルチタレント・サイエンティストとして有名な人です。古生物学と宇宙工学に首突っ込んでる人ですから、日本で言えば立花隆トリスメギストスって感じですか。
「ダスト」自体は、テーマとしては確かに少し古いですが、この緻密さはただごとてはありません。小松左京やA.C.クラークがお好きな方には、私からもお薦めします。
・・・文章はちょっとクドいので、気楽に読める本かと問われれば否定します。←感染った?

桐野夏生やら「キノの旅」やら、私の好きな本が続々挙がってて何を書くべきか迷います(幸

今宵は「空想英語読本」(マシュー・ファーゴ、メディアファクトリー刊)を挙げて寝ます。
本業が日本文学研究という米人青年が書いた、日本サブカルチャーがらみの比較文化論(うわあ、いきなり安っぽく)としても読める逸品です。

>>245さん
映画版デッドゾーンは映画化されたキング作品の中で一番好きです。
あれ見た私の女友達はたいてい号泣してました。せつない。

>>247
原作ファンから言わせてもらうと、デッドゾーンは数あるキング映画の中でも、
原作の持つ雰囲気を壊さないで、映画化に成功した数少ない作品の一つだと思います。

青白い貧血気味のクリストファー･ウォーケンは、繊細で薄幸なジョン･スミスにぴったりの役でした。
映画のほうは、原作をかなり端折っていますが、その省き方は「素晴らしい」の一言です。

映画を見てから原作を読んだんですが、ｽﾄｰﾘｰを追う頭の中では、Ｃ･ウォーケンが演じてました。

「セーラ、君はまだあのロクでもないコカインをふがふがやってるのかい？」
原作のセリフですが、これを思い浮かべるとき、ジョンの優しくも哀しい笑顔を思い浮かべてしまいます。

沖縄人て、グラマーってわかるのかな？

みんな本読んでないのかな。

読書　キラーイ!

官能小説はよく読むが何か？

開高健や椎名誠は好きだが何か？

面白い内容の本を読むときは時間を忘れるが、
読書すること自体は好きではないな！

本を読むことが好きなヤツって危なくない？

乙一　最高！！

乙一はやってんなあ〜・・

こんなスレあったんだ！
既出だったらすまないが小野不由美の「屍鬼」読んだ人いる？
夜、外出を控えたのは俺だけか？
あと、客に対して絶対「どうぞ」と言わなくなったりな。

>>257
読んだよー。
小野不由美は十二国記から知ったんだけど、毛色が違ってこっちも良かった。
魔性の子と通じるおどろおどろしさが好き。
ハードカバーが厚過ぎて読みづらくて辟易したけど。

星新一「明治・父・アメリカ」

乙一の絵本が見つからなぃ↓↓↓

チャーリーマフィンは俺だった。

竜馬がいく

夏休み前には、ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」を、
冬休み前には、カポーティの「クリスマスの思い出」を読んでた。

最近話題の
「感染」と「予言」はノベライズされてないのかな？
昨日本屋に探しに行ったけどなかった。

「本好きちゃんねる」というのもある

http://jbbs.shitaraba.com/movie/1973/

読書大好きです。よろしくお願いします。乙一さんや星新一さん、
大好きです！！ダレン・シャンもお勧めです。
『殺人の門』『パレード』『GOTH-リストカット事件-』『夏と花火と私の死体』
『君にしか聞こえない』『暗いところで待ち合わせ』『天帝妖孤』などなどきりがないですけど
今回はこんな感じで・・・。

『アルケミスト』『星の巡礼』
　たしか同じ著者だった。。面白かったです。

>>２６６
乙一の『ＺＯＯ』もオモシロィですよぉ♪
『ＧＯＴＨ-リストカット事件』の表紙の裏のスゴィ〜。

http://www2.odn.ne.jp/lautrec/
沖縄のほんやってしなぞｒ

金城一紀の『REVOLUTION　No,3』読んだ。
すっごくｲｲ。若者向けです。

ゲーテ　若きヴェルテルの悩み
最近読んだ中でインパクトが強かった