【きちゃりー】八幡東区〜Part20〜【高見地区】

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450名無しでよか?:2012/01/22(日) 20:35:11 ID:99sz2Thw
漏水率が下がると、結果的に水道事業体の経営も改善され、
サービスに還元されます。

つまり
「水道を設置したい!」
と訴える住民が増え、普及が進み、
それが水質向上につながる好循環が生まれるのです。
職員に制服を支給し、給与も上げました。
規律を高め、汚職も一掃。
水道料金も順調に徴収出来るようになりました。
水道水を供給する側にも、利用する側にも
「蛇口をひねれば、すぐ飲める」
という事が誇りになっていった。

こうした技術協力が成功するか否かは、
現地の人々との信頼関係を築けるか否かが鍵。
上から目線で、
「お前たちに与えてやる、感謝しろ。」
「そのかわり儲けは、よこせ!」
というスタンスでは絶対に信頼関係など
築けるはずもない。
お互いが同じ目標に向かって共に汗をかき、共に苦労し、
共に喜びを分かち合う。
このような姿勢が現地の人々に受け入れられたのでしょう。

任期を終えた北九州水道局職員が日本に帰国する際に、
「またカンボジアに戻ってきてください」と、現地スタッフから
寄せ書きが送られています。
同公社事務所を訪ねた吉田 一彦水道局長に対し、
プノンペン水道公社のエク・ソン・チャン総裁は、

「私達は、北九州水道局を兄だと思っている。
日本は経済成長のために、海外にどんどん進出すべきで
北九州市は水道分野で、そのパイオニアだ」と
挨拶されました。
日本の技術と支援が「信頼」という形になった
何よりの証でした。
今日も、日本の技が生み出した透き通った水道水が、
カンボジアの人々の喉を潤しているそうです。

長くてすまんかった。
北九州市がこう言うことをやっているって
しらなかったんじゃないかなあ。