★警官2000人投入へ=聖火リレー、到着前から荒れ模様−米シスコ
・米西海岸サンフランシスコ市で9日(日本時間10日)、北米で唯一となる北京五輪の
聖火リレーが行われる。聖火到着前から、チベット問題に絡む中国への抗議行動が
発生するなど荒れ模様となっており、市警は2000人以上の警官をリレー警備に動員し、
ロンドンやパリのような混乱を阻止する構えだ。
同市では7日、観光名所のゴールデンゲートブリッジ(金門橋)に男女3人がよじ登り、「
チベットに自由を」と書かれた横断幕を掲げ、逮捕された。
先月には、中国総領事館が放火され、建物が焦げる事件も起きた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080408-00000082-jij-int・北京五輪の聖火リレーで北米大陸唯一の立ち寄り地となる米カリフォルニア州
サンフランシスコで7日、観光名所ゴールデンゲート・ブリッジ(金門橋)のワイヤに
人権問題活動家がよじ登り、抗議の横断幕を掲げる騒ぎがあった。
横断幕は、「一つの世界、一つの夢」という北京五輪のスローガンに「自由なチベット」と
書き加えたものなど2種類。路面からから約45メートルの上空にひるがえった。
よじ登ったのはチベットの人権問題をめぐる学生組織の活動家3人で、空中から
地元テレビ局などに携帯電話をかけ、チベットでの聖火リレーの中止を訴える
パフォーマンスも。抗議行動を終えて路面に降りたところを、待ちかまえていた
当局に逮捕された。
北京五輪の聖火は8日夕、サンフランシスコ入りし、9日、10キロ弱に短縮された
コースを走る。現地にはチベット問題をはじめ、中国の人権状況に批判的な
各種団体が続々と集結しており、活発な抗議活動が予想されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080408-00000904-san-int