領民から市民へ目覚める時が来た

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1勝手支援会県庁支部
起て!!  領民から市民へ 目覚めの時は来た !!
 例えば福井県の繊維産業が衰退していったのは、大手の商社からの受注のみにその売り上げの全てを依存し、自らが創意と工夫をしながら販路を開拓することを忘れてしまった、つまり自らの責任と判断で価格をつけようと挑戦しなかったそのことが大きな原因である。
 これまでの福井市政を振り返るとき、この福井県の繊維産業の衰退と全く軌を一にしているのである。己がための利権を貪ることの打算と知略でのみ結びついた一握りのボスどもが既得権を守り抜くという価値観でのみで福井市政を利用し、思いのままになる傀儡の市長を据えつけ、一方、市民は判断することの自覚を忘れてきたのである。その結果、北陸三県の県庁所在地で最下位、もちろん全国でも下位に位置する市となったのであり、まさに利権に蝕まれた残渣と成り果ててきたのである。
今回の福井市長選挙もまた市民不在のところで、耽々とシナリオが作られ、意に沿う候補者が事前に絞り込まれ、市民の選挙権を行使することのつまり投票の無意味化が画策されていったのである。また、福井市民も去勢されていることに気付いていなかったのである。
封建時代のように権利を奪われ領民と化していたこれまでの福井市民に、「市民権に目覚めた市民になれ!!」、と起ち上がったのが高木文堂氏である。彼の行動については、これまでその変節を揶揄する向きが多かったが、それは既得権を死守するボスどもが怯えから意図的にメヂィアに流布したものであり、去勢された領民も雷同してきたのである。
市民、そして県民の皆さん、高木文堂氏の挑戦の歴史を冷静に見ていただきたい。高木氏のこれまでの行動に一貫しているのは、「市民権に目覚めた市民や県民に政治を取り戻そう」、その熱い志に培われていることである。そのことに気付くべきである。
衰退していく繊維産業のなかで、徐々に温度が下がっていくぬるま湯から飛び出すことの必要性に目覚め、そして研鑽を重ね、技術力を高め、多様な用途へと進出して自らが価格を決定する能力を勝ち得た企業だけが生き残ることができたのである。目覚めの無いところに発展は無いのである。
時は来たのである、市民の皆さん、主権在市民を実現する時が来たのだ。利権漁りが暗躍する伏魔殿と化した市役所に、市民の思いと息吹を吹き込み、市政を市民の手に取り戻そうではないか。
高木文堂氏よ、同志は地平まで続いている。
               「高木文堂氏を勝手に支援する会」福井県庁支部