★★★京都府亀岡市Part37★★★

川に３女児突き落とす 亀岡の堤防　全員軽傷、中年男が逃走

小学３年の女児３人が男に川へ突き落とされた事件現場（午後９時半、亀岡市篠町篠・赤川）
１８日午後５時５５分ごろ、京都府亀岡市篠町野条の主婦(35)から「子どもが男の人に川の中に落とされた」と、
１１０番通報があった。同町内の堤防で小学３年の女児３人が男に川へ突き落とされ、
打撲や擦り傷などの軽傷を負っており、亀岡署が傷害事件として調べている。

同署によると、同日午後４時半ごろ、亀岡市篠町篠の赤川の堤防の上で、石を積み上げて遊んでいた
亀岡市立安詳小（同町）３年のクラスメートの女児３人（いずれも９歳）が、通り掛かった男に
後ろから次々と背中を押され、約２・７メートル下の川底（水深約１０センチ）に落ちた。
３人は自力ではい上がり、１人の家に戻った。男は北に向かって逃げたという。

男は５０−６０歳くらいで、身長は１６５−１７０センチ。黒っぽい上着とズボンの姿で、
白色のマスクをし、サングラスをかけており、黒っぽいつば付き帽子をかぶっていたという。

現場は、ＪＲ馬堀駅（同町）から南に約１・３キロ離れており、周囲には住宅造成地が広がっている。

■登下校時に見守りへ

事件を受けて、女児の通っていた安詳小は、１９日から２４日の終業式まで、児童が登下校する際に、
通学路に全教職員が立って子どもを見守ることを決めた。１９日に不審者に気を付けるよう呼び掛けるプリントを
全児童に配布する。竹岡敏校長は「子どもを狙う犯罪はあってはならないし、許せない」と憤りを示した。

一方、市教委は１８日、市内の小中学校２６校と幼稚園七園に対し、事件を伝えるとともに、
安全確保の徹底を求める文書を送った。


京都新聞電子版
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008031800172&genre=C1&area=K40