埼玉県　春日部市　パート73

>>155
まるで子供のような旦那・ロッケンローラー内田裕也と対称的に、毅然とした大人の女性として
語られる妻・樹木希林だが、151で述べたようにあらゆる人間関係は、「類は友を呼ぶ」という
法則から逃れることはできません。よって内田裕也を伴侶として選択している時点で実は樹木希
林は世間が思っているような女性ではないと想像することは容易なことです。

本当に樹木希林が、世間が思っているような女性であるとすれば、そもそも内田裕也のような男
を伴侶として選ぶ“わけがありません”。もしくは、内田裕也という男が実は世間が思っている
ようなダメ男ではなく、もの凄く魅力的な男であるのかもしれない。仮に樹木希林が世間のイメ
ージする通りの女性であるとするならば。

でもおそらく事実は前者なのでしょう。樹木希林は世間が考えているような毅然とした大人の女
性ではないということ。樹木希林の現在の一般的イメージは、世間の女性たちが彼女に対してそ
ういう妻であることを求め、その結果作り上げられた偶像に過ぎないのだと思う。まるで子供の
ようなダメ旦那を大きな懐で受け止める毅然とした妻、という偶像。

そして、樹木希林もそういう偶像を忠実に演じているのであり、また、彼女自身そういう偶像を
演じていることを心地よく思っているのでしょう。

内田裕也・樹木希林夫妻を見る時、世間（特に女性たち）はとても重要なことを忘れている。
それは、「樹木希林が稀代の名女優である」ということ。