へび玉マンション

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1たろう
草加市谷塚に小沢幼稚園(おざわ幼稚園)というのがあるけど、その近所にマンションが計画されている。
そこらへん一帯は道幅が4mくらいしかない所なので高い建物は建てられないはずなのに、8階建て23m(74戸)だそうだ。
どうしてこんな計画がでてくるかというと、マンションを建てる敷地の2mを道路として草加市に提供して(只かどうかは知らない)道幅6mだから、という理屈だそうだ。
マンションの敷地(それも矩形の短い辺なのだが)のところだけ道路の幅が膨れるため、まるでへびが玉子を飲み込んだみたいなので、
へび玉道路というそうだ。こんなめちゃくちゃなやり口を草加市は条例違反ではないとしているらしい。
こんなものだれがどう見たって不自然な条例解釈で、東京都ではマンション業者は同じやり口はできなくなったそうだ。
谷塚のこのマンションは長谷川工務店(正式名は長谷工コーポレーション?長谷工?)が実質的に建てる会社になっている。
周辺住民が公明党のある県議に相談したら、7階(20m。どういうわけか1戸増えて75戸)で妥協したらということだった。
(それにしても7階で20mって、平均すると1階分3m弱になるけど、床のスペースもあるだろうし、
ずいぶん低い天井だ)
うわさでは、長谷川工務店(長谷工)は公明党と密接な関係があるらしい。どうりで件の公明党議員が
長谷工寄りだったわけだ。
ともかく、へび玉道路によるマンション開発は住環境を破壊するだけだ。
日本人はいったいいつまでエコノミックアニマルでいるつもりなのだろう。
地球にやさしいとか、環境保護とか体裁のいいことを言ってるけど、
法律や条令はどうも環境なんか何も考えちゃあいやしない企業に有利になるようにできている。
食品に関しては過剰なくらい(小さな)企業にきびしいけれど、住宅はどうなってんだ、この国は!
長谷工のへび玉マンション計画には腹が立つのだ。