【栃木】公共の宿♪塩原温泉「かもしか荘」売却白紙【那須塩原市】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1栃木県民
県は30日、安くて良い公共の宿として県内外から人気を集める県勤労者休養施設
かもしか荘(那須塩原市)を、TBCグループの旅行会社「国際ツーリストサロン」
(吉川成彰代表取締役、小山市、資本金1000万円)に売却する方針を固めた。
売却額は3億100万円。来年2月開催の県議会定例会で議決を得て、4月1日に引き渡す。
TBCグループはかもしか荘を買収することで旅館事業に新規に参入、経営多角化を加速する。
今月初旬に締め切られた、かもしか荘の売却予定者を決める事業提案競技には国際ツーリストを
含めた2社が応募した。国際ツーリストは価格や今後の運営方針で高い評価を得たほか、県が希望
したかもしか荘の職員の再雇用についても前向きに応じる意向を示すなど、各評価項目で勝ったようだ。
 同社はこれまで培った旅行業のノウハウを生かし、誘客に努める方針。当面、既存施設を活用するが、
集客力を高めるため、今後、エステ、岩盤浴など人気のリラクゼーション施設の導入を検討するとみられる。
 同社は15年5月の設立で、近畿日本ツーリストの特約店を務める。TBCグループは人材派遣や
経理事務代行などのアウトソーシングを手がけるティビィシィ・スキャットと各種専門学校を運営する
ティビィシィ学院が中核となっている。 一方、県は売却代金をかもしか荘建て替えのため、
平成5〜7年度に起債した地方債(17年度末残高14億6000万円余)の償還原資に充てるもようだ。
 かもしか荘は昭和41年6月の開館で、平成8年5月にリニューアルオープンした。
今年4月には累計宿泊者数が100万人を突破した。

しかし、TBCが辞退し白紙となった。誰か買ってやれよ!!!