1 :
★:
というわけで作ってみました。
北海道を舞台にした小説。
一人一行のみの書き込みで話を。完成させましょう。
それではどうぞ!
2 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 20:17 ID:Lp8J1HeI
[ f-kanagawa-137115-l3.zero.ad.jp ] 村上春樹「羊をめぐる冒険」・仁宇布
3 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 20:27 ID:y26lgF4A
[ 211-41-184-225.rev.krline.net ] 羊が食いたい、ふと思い旅立った。
4 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 20:39 ID:.CFDjdDo
[ IP1A0615.hkd.mesh.ad.jp ] 確か、道新のコラムに白糠の羊飼いが書いているのを思い出し白糠に向った。
5 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 20:42 ID:XUXVAOlo
[ L065168.ppp.dion.ne.jp ] ダイハツ・ハイゼットの車窓越しから見える景色もすっかり秋の気配。
6 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 20:42 ID:VBTv7UJo
[ ae224111.sa.FreeBit.NE.JP ] 駅を降り立ち、街をぶらりとしてみるが、誰も歩いていない。
7 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 20:52 ID:r5mgrZsc
[ f-kanagawa-136229-l3.zero.ad.jp ] そして俺は北海道を舞台にした小説を挙げてゆくスレだと思っていた。
8 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 20:53 ID:r5mgrZsc
[ f-kanagawa-136229-l3.zero.ad.jp ] 「ふぅ。勘違い2002」俺は独り呟いた。
9 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 21:03 ID:llOqQV3.
[ p3178-ip01sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] カナガワ君はいろいろ事情がある方なので、大目に見てやってください
10 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 21:35 ID:SHiKmw7s
[ 219.163.169.72 ] 「仕方ないなぁ」彼はそう言ってコーヒーを飲んだ。
11 :
しゃもじ:2002/09/27(金) 21:39 ID:yhz.y2yc
[ catv122-192.lan-do.ne.jp ] コーヒーだと思って飲んだのは、一週間前に函館で買ったガラナだった。
12 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 21:47 ID:y26lgF4A
[ 211-41-184-225.rev.krline.net ] ガラナ飲みつつ帰郷した。
13 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 21:54 ID:YLAxh6yY
[ IP1A1076.hkd.mesh.ad.jp ] 帰郷したら話は終わるので帯広で豚丼を食べることにした。
14 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 22:12 ID:r5mgrZsc
[ f-kanagawa-136229-l3.zero.ad.jp ] それは珍しく雪の多い日で、帯広の街の夕暮れは清らかな静けさに満ちていた。
15 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 22:16 ID:wZasdfnA
[ YahooBB219168114022.bbtec.net ] 「ちょとまてください、ねーちゃん。今何時???」
16 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 23:48 ID:8oZMi1Fg
[ PPPa601.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] そう尋ねたのにもかかわらず、その女はなぜか急に踊り出した。
17 :
なまら名無し:2002/09/27(金) 23:50 ID:AnQdIUU6
[ f095118.ppp.asahi-net.or.jp ] 「あ〜帯広よかとこいちどはきんしゃい♪」
18 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 00:09 ID:28o1YwhY
[ PPPa601.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] たぶん、私も一緒になって踊るべきっだたのだろう。だが私には時間がなかった。
19 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 00:11 ID:ALnhR.fU
[ p2166-ipad12sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] あわてて閉店間近の豚丼屋に駆け込んだ。
20 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 00:13 ID:uscw4WIU
[ U232232.ppp.dion.ne.jp ] しかし、豚丼屋と思って入った店は、イメクラだった。
21 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 00:27 ID:fsszXujo
[ 211-41-184-225.rev.krline.net ] ハァハァ・・・
22 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 00:28 ID:gAXVS9D6
[ H016008.ppp.dion.ne.jp ] 不覚にもブタ相手に逝ってしまった。
23 :
晴明:2002/09/28(土) 00:32 ID:kdd6.BAA
[ i001148.ap.plala.or.jp ] 大声でわめき出したかった。喉が裂けるまであの子の名を呼びたかった。
24 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 00:33 ID:fsszXujo
[ 211-41-184-225.rev.krline.net ] 「まさこ〜!!」
25 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 00:34 ID:gAXVS9D6
[ H016008.ppp.dion.ne.jp ] その声は、ブタの厚い腹肉にはばまれ、声にならなかった。
26 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 00:36 ID:ALnhR.fU
[ p2166-ipad12sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] さすがにもう豚丼を食う気にはなれなかった・・・。
27 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 00:38 ID:gAXVS9D6
[ H016008.ppp.dion.ne.jp ] ブタ丼のホワイトソースがけ。これだ。
28 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 00:47 ID:fsszXujo
[ 211-41-184-225.rev.krline.net ] ウマー!!
29 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 00:48 ID:gAXVS9D6
[ H016008.ppp.dion.ne.jp ] ブタを一頭平らげて、次の町へ行くか。
30 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 01:00 ID:fsszXujo
[ 211-41-184-225.rev.krline.net ] 次は広尾で海釣りだな。
31 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 01:12 ID:ALnhR.fU
[ p2166-ipad12sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 船の上で豪快に一本釣りをしている自分を想像してみた。
32 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 01:33 ID:I/jHp85o
[ pp113.s001090.muratasystem.or.jp ] その時、ふいに遠くから俺を呼ぶ声が聞こえる
33 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 01:33 ID:1O7cDxtU
[ fp0050.rainbow.ne.jp ] 想像した途端に口元がニヤリと緩んだ。
34 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 01:42 ID:28o1YwhY
[ PPPa601.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] ・・・夢だった、夢をみていたのだ。
35 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 02:01 ID:1O7cDxtU
[ fp0050.rainbow.ne.jp ] そのときラジオから日高吾郎ショーが聞こえてきた。
36 :
晴明:2002/09/28(土) 02:01 ID:kdd6.BAA
[ i001148.ap.plala.or.jp ] ベットから起き上がってスリープ状態のPCを起こし、いつものようにYahoo!にアクセスしてトピックスを見てみた。
37 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 02:26 ID:28o1YwhY
[ PPPa601.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 『コンサドーレ、首位に浮上!』そんなばかな・・・私は髪の毛を掻きむしった。
38 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 02:32 ID:aVtRTcNk
[ f-kanagawa-139001-l3.zero.ad.jp ] 「ちくしょう。俺の3億6千万が...」目の前のモニターが遥か遠くにあるように感じられた。「...くそう。なぜだ。」
39 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 02:52 ID:28o1YwhY
[ PPPa601.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] ふとPCの横をみると、そこには『マルセイ・バターサンド』が・・・
40 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 02:55 ID:7n9Wb0wU
[ 85.213.191.210.dialup.hotcn.ne.jp ] 「起き抜けにバターサンドかよ」と思いつつ手を伸ばすと
41 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 02:58 ID:g9DJAfv6
[ p4198-ip02sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] すでにかびていた。
42 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 03:18 ID:28o1YwhY
[ PPPa601.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 「はぁ・・・いや待てよ、ってことはだ、俺は帯広に行っていたのか!?」
43 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 03:28 ID:kugK1Lvs
[ p8226-ipad12sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 「ひぇ!」 良く見ると、ブタ女がブヒブヒと寝息をたてて
俺のベッドで寝ている
44 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 04:08 ID:7n9Wb0wU
[ 85.213.191.210.dialup.hotcn.ne.jp ] これは豚のような女なのか、それとも帯広産の人面豚(女顔)なのか?
45 :
エース:2002/09/28(土) 04:14 ID:AlGyeOsY
[ nthkid032124.hkid.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp ] まあ顔から偽造ではない事は確かである。
国産だ。
…そして豚女が目覚め、こう言った
46 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 04:51 ID:PvtTIAtw
[ pp121.s001090.muratasystem.or.jp ] あたしクローンなの・・・。
47 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 07:35 ID:Q9hLfVkA
[ p2235-ipbf01hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp ] 「仕方ない」俺は一路、北大を目指した。助手席には不本意だが豚女がいる。
48 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 11:11 ID:uscw4WIU
[ U232232.ppp.dion.ne.jp ] 途中、検問をしていた。俺は警察官に車から降りるよう指示された。
49 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 11:31 ID:CHZWCpm.
[ Chkdt1DS71.hkd.mesh.ad.jp ] そして警察官は「猥褻物陳列罪」でタイホすると言って豚女をタイホしようとした。
50 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 13:20 ID:WH85pvvM
[ f-kanagawa-138126-l3.zero.ad.jp ] マサコは鬱陶しそうにその警察官を見上げていたが、とくに抵抗を試みようとは考えていないようだった。むしろ警察官の誘導に素直に応じていた。
51 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 13:24 ID:fsszXujo
[ 211-41-184-225.rev.krline.net ] マサコはタイーホされて逝った。北大の前で1人たたずむ俺。
52 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 14:09 ID:bfKExsY2
[ PPPa406.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 「羊・・・羊飼い」夢でみたことを思い出し、俺は北大図書館へと向かった。
羊のことが、なにか頭の中で引っ掛かっているのだ。
53 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 15:39 ID:kyRp//CA
[ SAPcd-01p1-127.ppp.odn.ad.jp ] しかしよく見たら「羊」ではなく「半」だった。
よく見えるように富士メガネへいって新しいめがねを購入したら
あぼーん
あぼーん
56 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 16:23 ID:PQq.Qq76
[ p8100-ip04sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] その時である、背中から殺気に満ちた異様な視線を感じた!
振り向くとそこには
57 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 16:28 ID:L9EKEXA2
[ Chkdt2DS22.hkd.mesh.ad.jp ] 血まみれの「豚女」が立っていた。
58 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 16:56 ID:V7e4hPs.
[ p7038-ipad02sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 「警察官たちに丸焼きにされそうになったわ!」
59 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 16:59 ID:vDjrwlUM
[ j176063.ap.plala.or.jp ] 確かに焼いて喰ったら美味そうである。
60 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 17:22 ID:nawsspQE
[ p2109-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 何を血迷ったか、折れは急にムラムラてきて
不覚にもチンコが勃ってしまった。
61 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 19:37 ID:56NzwIAM
[ N045090.ppp.dion.ne.jp ] 俺は「豚女」を担ぎ上げ、養豚場へ向かうことにした。
62 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 19:41 ID:IQb6NHRw
[ cacheb.ncv.ne.jp ] 「フン、そんなもの、ミンチにもならねえよ。持ってかえりな」
63 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 20:22 ID:4mewSFjI
[ m071135.ap.plala.or.jp ] しかし、折れもここで引き下がるわけにはいかない。
64 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 20:23 ID:XDVwndzw
[ p1227-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] ちょっとまてよ、国産だ、これでおれも一儲け・・・。
65 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 20:37 ID:K0DNegfM
[ SODfi-02p5-203.ppp11.odn.ad.jp ] タクシーを止めてっと。「西友元町店まで」
66 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 20:43 ID:56NzwIAM
[ N045090.ppp.dion.ne.jp ] いや待てよ。ニッポンハムに持ち込むか・・。
67 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 21:18 ID:IQb6NHRw
[ cacheb.ncv.ne.jp ] 「ラチがあかねえなら、日本海へ向かうぞ。」
68 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 21:23 ID:uQjqlL4I
[ p6210-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] そう想いをめぐらせていたら、
じゃじゃじゃ、じゃじゃじゃ(恐怖音)
うしろから羽交い締めにされ
豚女に九時間にもおよぶ暴行をうけるはめに・・・。
69 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 22:12 ID:INyQPATI
[ cached.ncv.ne.jp ] 気が付いたオレは、ボロボロの船の上だった。「拉致はあかねえのは、おれか・・・。」
70 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 23:13 ID:K0DNegfM
[ SODfi-02p5-203.ppp11.odn.ad.jp ] お!向こうから大きい船が。「おおーい!」ダダダダダ…「うわっ、撃ってきた!」
71 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 23:18 ID:H3JCFJ.2
[ SAPba-09p209.ppp13.odn.ad.jp ] 相手は一行に書ききれなかった68の豚女!
72 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 23:37 ID:y/ZuFBgs
[ SAPba-25p233.ppp13.odn.ad.jp ] 「ま、待ってくれ!何でも言う事を聞くから」俺は、両手を上げた。
73 :
なまら名無し:2002/09/28(土) 23:51 ID:K0DNegfM
[ SODfi-02p5-203.ppp11.odn.ad.jp ] 両手を上げて気がついた。俺はノーパンだったのだ!
74 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 00:28 ID:eYNKztKg
[ SAPba-25p233.ppp13.odn.ad.jp ] 誰が見ても情けない光景だった。「ぶざまだな!」豚女の背後から声が聞こえた。
75 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 00:34 ID:C2GmzCj6
[ N045090.ppp.dion.ne.jp ] 声の主は、俺の父親だった。「父さん!どうして・・・」
76 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 00:41 ID:Omuu057g
[ p2058-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 「この豚はな・・・お前の母さんなんだ・・・」
77 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 00:58 ID:HP/CaLL.
[ N021040.ppp.dion.ne.jp ] 「漏れはブタから生まれたのか、でもブタに種つける父ちゃん、アンタは鬼畜だ」
78 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 02:11 ID:b46c.1QQ
[ 211-41-184-225.rev.krline.net ] 「でも冷静に考えると俺は人と豚の合いの子なのか?そうだとしたら人と豚の架け橋になりたい。」
79 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 02:20 ID:ZUrKz7QU
[ K102218.ppp.dion.ne.jp ] 飛べない豚はただの豚だ
80 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 02:41 ID:tyNmgJ8U
[ x087028.ppp.dion.ne.jp ] ブー
81 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 02:46 ID:dp3Spdy2
[ zero.bora.net ] 父さん、母さん、俺は日本海上でブーブー泣いた。本気で泣いた。
82 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 03:10 ID:eYNKztKg
[ SAPba-25p233.ppp13.odn.ad.jp ] そのときだ。「こちらは、日本国海上保安庁です。ただちに停船しなさい!」
83 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 03:21 ID:dp3Spdy2
[ zero.bora.net ] 「やばい。これじゃ本当に豚箱行きだ!」俺ら家族はあせった。
84 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 03:30 ID:eYNKztKg
[ SAPba-25p233.ppp13.odn.ad.jp ] 父親が操縦室にいる部下に叫んだ。「エンジン全開、スクリュー4つとも回すんだ!」
85 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 03:30 ID:.n1j8o6k
[ 210.97.69.250 ] このスレって面白いか?
86 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 04:06 ID:C9tU5js.
[ YahooBB219168018132.bbtec.net ] 「紅の豚は血まみれの豚だ」
87 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 05:49 ID:rZxgnmQg
[ p8191-ipad12sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 偉大なる将軍様 金正日マンセーマンセー!
88 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 07:11 ID:dp3Spdy2
[ zero.bora.net ] 叫びつつ北へと向かった俺ら家族。
89 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 08:16 ID:I6.UKMZ2
[ ppp0408.va-spk.hdd.co.jp ] しかし、途中でアホらしくなり家に帰ってビール飲んだ。やっぱ、日本はいい。
90 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 10:25 ID:LsCsbkg6
[ cacheb.ncv.ne.jp ] と、そのとき電話が鳴った。
91 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 10:42 ID:S11MSt1g
[ IP1A0903.hkd.mesh.ad.jp ] 5年前に離婚した元妻の‘なおみ’からの電話からだった。
92 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 11:01 ID:.csXuuhs
[ ae224104.sa.FreeBit.NE.JP ] 「久しぶりね。今、佐呂間町に住んでるの。用があるから今度の日曜に来て」
93 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 11:44 ID:II1aIJwE
[ cachea.ncv.ne.jp ] ブタ問題が片づいたと思ったら、今度は狂牛か・・・。
94 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 12:40 ID:PVxDhYPI
[ ppp0627.va-spk.hdd.co.jp ] 俺は、車に乗り込みエンジンをかけ走り出した。バックミラーに日常が消えていく。
95 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 12:42 ID:/HCyn5Ng
[ p2054-ip04sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] しかし、今年はスタッドレスタイヤを買わなくてはいけない、どこのメーカーのしようか悩んだ。
96 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 13:00 ID:Cd/dM7gA
[ pddc644.tkyoac00.ap.so-net.ne.jp ] なおみは、いくらで売れるだろうか・・・。
97 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 15:30 ID:C2GmzCj6
[ N045090.ppp.dion.ne.jp ] は!いかんいかん。俺はスタッドレスタイヤのメーカーの事だけを必死で考えた。
98 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 15:56 ID:aJ3rpf1I
[ SODfi-01p1-155.ppp11.odn.ad.jp ] なおみに対する殺意が
99 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 16:00 ID:y.GSYSzc
[ Chkdt1DS03.hkd.mesh.ad.jp ] スタッドレスタイヤのことは、なおみに会ってから考えることにした。
100 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 16:05 ID:w.XOzi0g
[ f-kanagawa-137133-l3.zero.ad.jp ] 国道12号線の路面は、思ったよりもアスファルトが露出していて、車を運転するのはある程度快適だった。
101 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 16:22 ID:aJ3rpf1I
[ SODfi-01p1-155.ppp11.odn.ad.jp ] クソなおみ
102 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 16:26 ID:1QmxJMEQ
[ PPPa529.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 「あっ、そうだ温泉!せっかくだから何処か温泉に寄ってこう!!」そう思うと心がときめいた。
103 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 16:28 ID:y.GSYSzc
[ Chkdt1DS03.hkd.mesh.ad.jp ] 着いた温泉は混浴温泉だった。
104 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 16:33 ID:Ev7FHJUQ
[ p7167-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] ここでお約束のムフフな展開になるはずだったのに・・・
105 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 16:33 ID:y.GSYSzc
[ Chkdt1DS03.hkd.mesh.ad.jp ] そこにいたのは「な・お・み」
106 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 16:47 ID:aJ3rpf1I
[ SODfi-01p1-155.ppp11.odn.ad.jp ] なおみさんじゃあーりませんかー
107 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 16:49 ID:c/JHMtY2
[ p3126-ip01sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 着いた先の温泉でふとTVを目にしたら、ちあきなおみのものまねをしているコロッケがいた。
108 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 16:52 ID:6ltlc21o
[ YahooBB219168064138.bbtec.net ] そして3分後。
109 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 17:00 ID:dp3Spdy2
[ zero.bora.net ] 俺となおみは・・・・・・
110 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 17:10 ID:y.GSYSzc
[ Chkdt1DS03.hkd.mesh.ad.jp ] 一緒に「ちあきなおみ」のものまねをしていた。
111 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 17:15 ID:aJ3rpf1I
[ SODfi-01p1-155.ppp11.odn.ad.jp ] ビールか発泡酒かめっちゃ迷ってた
112 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 17:33 ID:IcPQZ0Tw
[ 202.193.191.210.dialup.hotcn.ne.jp ] 貧乏なので発泡酒にしよう
113 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 17:36 ID:c/JHMtY2
[ p3126-ip01sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] つまみのプルーンがつけぼくろに似ていたから、
114 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 17:48 ID:C2GmzCj6
[ N045090.ppp.dion.ne.jp ] 眉間につけてみた。
115 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 17:55 ID:pIs8aOy.
[ f-kanagawa-136206-l3.zero.ad.jp ] 俺は果たしてヤツになりきれるのか?ヤツになりすまして、やり通せるのか?...千昌夫に...いや...やるしかないんだ。
116 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 17:59 ID:vXh07cDA
[ PPPa393.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 俺はやってみた、ヤツの反応をみる。
117 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 18:01 ID:c/JHMtY2
[ p3126-ip01sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] ニコリとも笑わない。それは俺には十分予想できていたので、奥の手を出した。
118 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 22:39 ID:8HKvu/j.
[ p1004-ipad12sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] プルーンを2個、鼻の穴に入れた。
119 :
なんまら名無しだべ:2002/09/29(日) 22:43 ID:rlhx6QnU
[ SODfa-01p3-246.ppp11.odn.ad.jp ] は、はいった...しかし、取り出す事ができない!!
120 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 22:48 ID:4ZRWlRGs
[ p3131-ip04sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 俺はとっさにワハハの梅垣の豆飛ばしをイメージして、一生懸命鼻息を噴出した。
121 :
なまら名無し:2002/09/29(日) 22:50 ID:C2GmzCj6
[ N045090.ppp.dion.ne.jp ] 取り出すことを諦め、俺はプルーン2個と共に人生を歩んでいくことを決意した。
122 :
なんまら名無しだべ:2002/09/29(日) 22:55 ID:rlhx6QnU
[ SODfa-01p3-246.ppp11.odn.ad.jp ] 月日が流れ、春になり、プル〜ンが芽生え鼻から葉っぱがでてきた。
123 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 00:18 ID:xyGfbpi2
[ p1004-ipad12sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 「この実がなったら・・・まずはあいつに食べさせたい・・・」
124 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 00:40 ID:YLrVcEuk
[ PPPa483.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 「いや、ジャムにするのもいいよなぁ・・・」俺の夢が膨らむ。
125 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 01:14 ID:Lxg9BhW6
[ f-kanagawa-139067-l3.zero.ad.jp ] 「OK、OK。これでコンサでの損失を少しでも回収出来るというもの。イエァ!カモン!」ようやくいつもの俺の楽観思考が少しずつ回復してきているようだ。
126 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 01:18 ID:13KngzqQ
[ pdd2fad.spprac00.ap.so-net.ne.jp ] プルーンといえば「ミキプルーン」。
127 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 01:25 ID:/qhA.P5A
[ 72.193.191.210.dialup.hotcn.ne.jp ] ミキプルーンといえば中井貴一……奴は『みんなのうた』で「ありがとう・さようなら」を歌っていたな
128 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 02:02 ID:PyxNBtEU
[ proxy2.sappr1.hk.home.ne.jp ] その時「王子、迎えに参りました」と声をかけられた。
声の主は裸にネクタイだけの大男だった。
129 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 02:07 ID:DuMV25JU
[ L102014.ppp.dion.ne.jp ] 迎えって・・・
お前に警察が迎えきそうだ・・・
と思いつつ話しを聞いた
130 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 05:53 ID:7zhcD4KU
[ zero.bora.net ] 「ネクタイの調子はどうですか?よかったら俺が新しいネクタイ買ってあげましょうか?」
俺は裸の大男と紳士服店に行った。
131 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 09:46 ID:g382qxG6
[ p4075-ip02sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] ネクタイを選んでいると大男が言った。
「私はお父様の側近のムルワカと言います。あなたのお父様、ムネムネ国王
スズーキ・ム・ネーエオ様が大変なのです。お力を貸してください」
俺っていったい誰んなんだ?
132 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 12:21 ID:XKd.6uQk
[ Td0.V9585d3.rppp.jp ] とりあえずネクタイを買い、俺は目隠しとヘッドホンをされて秘書のナンシーに連れられムネオハウスに向かった。
133 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 14:56 ID:7DxBnOGY
[ ppp0356.va-spk.hdd.co.jp ] しかし、考え直して、やっぱ、西友に行こう。
134 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 15:01 ID:lkk7MmzY
[ io.sunrem.com ] 俺、関西人
大阪の景気は北海道と同じでどん底(^^
今回の騒動はレシート無しの返金に応じた西友のマズさもあるけど
道民のモラルを問うよ
ホント。。。
135 :
134:2002/09/30(月) 15:03 ID:lkk7MmzY
[ io.sunrem.com ] 済まん、誤爆だ
136 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 16:48 ID:aDTiBvPI
[ p4151-ip02sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] >134、135は無視
133〜
西友前には異常な人だかりができていた。混乱に乗じ目隠しをはずし
ムルワカと、ナンシーを振り切り人込みの中に身を潜めた。
137 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 16:52 ID:Eey.lwUI
[ 186.212.191.210.dialup.hotcn.ne.jp ] 西友の前は年寄りと主婦ばかりかと思ったが、よくみて見ると6割は若い奴だったので紛れる事は容易かった
138 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 16:52 ID:WglQhj4k
[ p4129-ip03sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] NHKのインタビューを受けていた包帯男が俺に喧嘩を売ってきた!
139 :
やべ、2行になっちった:2002/09/30(月) 16:54 ID:7xynreJc
[ eclcache4.m.ecl.ntt.co.jp ] 俺はDQNのように返金を求めたりはしない。背後ではムルワカがDQN達と
小競り合いを始めていた。国際問題になる! 人事ながら俺は頭を抱えた。
140 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 16:57 ID:WglQhj4k
[ p4129-ip03sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 俺の不安をよそにムルアカはDQN達をことごとくのしてしまったが、気分はとても爽快だった。
141 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 17:42 ID:aDTiBvPI
[ p4151-ip02sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] おれは爽快な気分も手伝って、喧嘩を売ってきた包帯男を許した。
包帯男は包帯を取り始めた。その素顔を見て俺は驚愕した!
142 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 18:11 ID:WqHV7FLA
[ zaqd37c21d5.zaq.ne.jp ] 全国に恥さらして札幌市長のコメントはまだか
143 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 19:24 ID:pWGLeZMk
[ i097022.ap.plala.or.jp ] 市長の妻「夫は若者達に暴行をうけ、亡くなりました。」
144 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 19:52 ID:EGyHP7zw
[ ppp0362.va-spk.hdd.co.jp ] しかし、俺は疲れた。西友の客の6割は、若者。そして、札幌でも東区以外の客が多い。札幌以外の客も多い。すごい店だ。
145 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 20:26 ID:LN8MQZCc
[ N045090.ppp.dion.ne.jp ] そんなことはどうでもいい。俺は気を取り直して列の最後尾に並んだ。
146 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 20:29 ID:X/aBjCMQ
[ p117-dna06takikawa.hokkaido.ocn.ne.jp ] 裸にネクタイだけというのも何なので、まずソックスを履かせた。
147 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 21:21 ID:6MrDldNk
[ SODfi-02p5-29.ppp11.odn.ad.jp ] 「やっとリラックスなーのだー」男は、そういうと
148 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 21:23 ID:AAuwHhLc
[ p0049-ip02sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 周りのDQNどもが一斉に退散するような強烈な屁をかましたのだった。
149 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 21:45 ID:60VmjXPY
[ SODfi-02p5-228.ppp11.odn.ad.jp ] 「ぼくに屁をさせるな!」
150 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 22:12 ID:AAuwHhLc
[ p0049-ip02sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] な、なんと!西友の店員達が俺の周りに集まりだして俺を胴上げし始めた。
151 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 22:22 ID:ufH9hJqY
[ proxy1.sappr1.hk.home.ne.jp ] ありがと〜!ありがと〜!西友の店員達は涙を流した。
しかし俺はだまされなかった。「もとを正せばお前らが悪いだろう!」
俺は全ての店員に正義の鉄拳をおみまいした。
152 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 22:31 ID:U11NfZdw
[ ae224117.sa.FreeBit.NE.JP ] しかし持参してきたのはヨーカドーのレシートだった。店員の目が冷たい。
153 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 22:33 ID:4Qjpx1mw
[ TYOba-148p136.ppp13.odn.ad.jp ] DQN北海道民は全員北朝鮮に拉致されろ!!
154 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 22:33 ID:AAuwHhLc
[ p0049-ip02sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 俺はムルアカ達と足早に店を去り、車で今年の冬用のスタッドレスタイヤを見にスーパーオートバックスへ向った。
155 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 22:38 ID:vMSRlIag
[ pl387.nas911.sapporo.nttpc.ne.jp ] 西友で3万円配っていると聞いたので行ってみたら、DQNな若者が
イパーイいたよ。
156 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 22:50 ID:fp4yv0GI
[ SODfi-02p4-86.ppp11.odn.ad.jp ] 「まってー」屁男がものすごい近くによってきた
157 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 23:37 ID:WqHV7FLA
[ zaqd37c21d5.zaq.ne.jp ] 恥を知るということを札幌の民は知った
158 :
なまら名無し:2002/09/30(月) 23:58 ID:jy8YmO9k
[ 57.213.191.210.dialup.hotcn.ne.jp ] 追いすがる屁男、逃げる俺。
159 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 00:12 ID:La3hdPzs
[ SODfa-01p6-31.ppp11.odn.ad.jp ] 目の前に現れたのは…あの西友DQNデプ!!手には憎まんが大量に入った袋を持っている。
160 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 00:43 ID:LSVKY/HM
[ PPPa306.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 「もういい!!西友の無い街へ行こう・・・」俺は旭川へと向かう決心をした。
161 :
89:2002/10/01(火) 00:45 ID:nXxQXN/A
[ YahooBB219048140011.bbtec.net ] 北海道は日本か?
俺はみとめん
あんなんと一緒の国民ではずかしい
162 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 00:48 ID:DLtE5qyo
[ 96.212.191.210.dialup.hotcn.ne.jp ] 旭川は遠いので、俺はムルアカに背負ってもらった
163 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 01:25 ID:/maAsefU
[ SODfa-01p1-112.ppp11.odn.ad.jp ] すると、香ばしい臭いが・・・
164 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 01:28 ID:LSVKY/HM
[ PPPa306.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 「ジンギスカン・・・」この俺を魅了しやがる。
165 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 01:32 ID:DLtE5qyo
[ 96.212.191.210.dialup.hotcn.ne.jp ] この匂いは何処からするのだろう?
166 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 01:35 ID:DJZkYvmo
[ p7030-ipad02sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ]
167 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 01:43 ID:KAwew8Ac
[ 200.52.4.82 ] マトンか?ラムか?ホゲットか?生か?ソラチの本たれは最近入手が難しい!
ああ腹が鳴るっ!
168 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 01:44 ID:DLtE5qyo
[ 96.212.191.210.dialup.hotcn.ne.jp ] スーパーで買いだしか、むしろ自分で羊をさばくか?
169 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 01:47 ID:DJZkYvmo
[ p7030-ipad02sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 羊毛は高く売れるだろうか??
あぼーん
171 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 01:58 ID:DLtE5qyo
[ 96.212.191.210.dialup.hotcn.ne.jp ] これから冬だ。ウールはきっと需要があるに違いない。これで俺も一攫千金だな。
172 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 02:08 ID:.hRwDQ92
[ f-kanagawa-137048-l3.zero.ad.jp ] 「OK、OK。これで今度こそコンサでの損失を僅かながらでも回収出来る。」俺はほくそ笑んだ。
173 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 02:17 ID:LSVKY/HM
[ PPPa306.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 俺は岩見沢で悩んでいた、長沼に行くかそれとも滝川へ行くか。
174 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 02:21 ID:.hRwDQ92
[ f-kanagawa-137048-l3.zero.ad.jp ] しばらく思い倦ねたのち、結論を出した。「滝川だ。あそこにはいつも凍えそうな人たちが沢山いる。ウールが売れるだろう。」
175 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 02:34 ID:LSVKY/HM
[ PPPa306.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] なんだか希望が湧いてきた、喜び勇んで一路、滝川へ。
176 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 02:35 ID:LmpDGC2k
[ proxy2.sappr1.hk.home.ne.jp ] 俺は資金を集めるためムルワカに頼みムネムネ国王からスイス銀行の口座番号
オール0に3億ほど振り込んでもらうことにした。
177 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 02:40 ID:.hRwDQ92
[ f-kanagawa-137048-l3.zero.ad.jp ] しかしなぜかムルワカが電話に出ない。何度かけ直しても携帯は留守電サービスへ....。俺は何か嫌な予感がした。
178 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 02:44 ID:Y.Lo5USg
[ FLA1Aax215.tky.mesh.ad.jp ]
179 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 02:44 ID:LSVKY/HM
[ PPPa306.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 後でこの予感が現実になるのだが、俺は先へ進むことにした。
180 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 02:48 ID:LmpDGC2k
[ proxy2.sappr1.hk.home.ne.jp ] 俺は滝川に着いた。
腹も減ったし何か食うことにした。
181 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 02:53 ID:DLtE5qyo
[ 96.212.191.210.dialup.hotcn.ne.jp ] そう言えば、羊を食いたかった気がする。
182 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 02:55 ID:.hRwDQ92
[ f-kanagawa-137048-l3.zero.ad.jp ] 車を駅前に止め、少し遅めの昼食をどこでとろうかと、滝川の街を歩きながら、俺はもう一度ムルワカに電話をかけてみた。
183 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 03:02 ID:LV7h/7CY
[ eAc1Abc117.tky.mesh.ad.jp ] 受話器を手に思いだした。そういえば、俺は滝川幼稚園を中退しているのだ。名店ビルで喰ったラーメンの味を思い出す。
184 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 03:04 ID:LV7h/7CY
[ eAc1Abc117.tky.mesh.ad.jp ] 突然、愛らしい天使のような声が聞こえてきた。「先生、一行小説なのに二行書いてるヒトがいます」。
185 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 03:07 ID:.hRwDQ92
[ f-kanagawa-137048-l3.zero.ad.jp ] 天使の声を聞きながら、俺は思い返していた...。滝川幼稚園......。今でもまだ胸が痛む。あそこには残してきたものが多すぎる.....。俺は頭を振った。止そう。俺には今さらどうすることもできない....。
186 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 03:12 ID:LSVKY/HM
[ PPPa306.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] でもムルワカが電話に出ない「どうしたんだ・・・」、そとに目を向けると
この街にも西友がある。
187 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 03:17 ID:.hRwDQ92
[ f-kanagawa-137048-l3.zero.ad.jp ] 「逃げたな」俺は思わず小声でそう呟いた。ムルワカはおそらく俺の金を奪い、行方をくらませたのだ。もちろん断言はできないが、ある程度の期間生活を共にした俺にはそう直感できた。
188 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 03:31 ID:LSVKY/HM
[ PPPa306.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 悩んだ末に俺はこう呟いた「今日はもう終わりさ」
189 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 03:45 ID:.hRwDQ92
[ f-kanagawa-137048-l3.zero.ad.jp ] なにもかもいやになってきた。食事をする気もなくなっていた。あのムルワカまで消えてしまったのだ。しかも頼みの綱の3億もおそらく消えている。コンサでの損失と合わせて6億6千万になってしまう。もう何も考えられなかった。そうだ。もう今日は終わったのだ。今日は止めだ.....。まだ午後5時にもなっていなかったが、俺は宿を探すことにした。ウールの売買についてはまた明日考えよう......。
190 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 03:54 ID:LSVKY/HM
[ PPPa306.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 「ムルワカの野郎・・・」流石にダイハツ・ハイゼットの中では寝る気がなかった。
191 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 04:06 ID:.hRwDQ92
[ f-kanagawa-137048-l3.zero.ad.jp ] ちょうど下校時間なのか、たくさんの女子学生が駅に向かって歩いていた。スカートからのびる足が、この季節の中、少し寒々しく俺の目には写った。
192 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 04:36 ID:PZyxB02o
[ pd325cc.tokynt01.ap.so-net.ne.jp ] となりで、DQNっぽいお兄さんが、西友で金がもらえるらしいぞ、と携帯で話していた。
193 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 04:49 ID:KIo33ZMY
[ pee4b53.tokynt01.ap.so-net.ne.jp ] それを聞いた俺は、そんなうまい話あるはずないと知りつつ西友にきてしまった。
しかしそこで俺は目を疑った。行列ができている。
そしてその行列の先で金を配っていたのは・・・
194 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 04:57 ID:.hRwDQ92
[ f-kanagawa-137048-l3.zero.ad.jp ] 商店街の有線と行き交う車の音が聞こえている。しかし滝川の街はそれほど騒々しくはなかった。そんな中、男の声は結構な大きさで響いていた。何人かの女子学生がそれを聞いてクスクス笑っていた。
195 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 05:19 ID:.hRwDQ92
[ f-kanagawa-137048-l3.zero.ad.jp ] すでに西友には行列が出来ていた。男は車道を渡り、行列に加わった。何人か男の仲間もその行列の中にいるようだった。俺はその騒動に巻き込まれないように、そのまま反対の歩道を女子学生の間を縫って駅に戻った。「滝川までこんなことになってるのか.....。」溜め息をつく。
196 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 09:48 ID:IgXLN9qI
[ p8152-ip03sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 言いようの無い孤独感の中俺はタバコに火をつけた。
俺の心は静かな場所を求めていた・・・・。富良野ろくごうの森へ行こう。
197 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 10:29 ID:S.Mc910o
[ ppp0303.va-spk.hdd.co.jp ] しかし、北の国から見て感動するような馬鹿には決してなりたくなかった。
198 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 11:25 ID:IzXBD5NI
[ eclcache4.m.ecl.ntt.co.jp ] とりあえず俺はR38を爆走した。やべ、東大演習林の先におまわりハケーン!
199 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 11:58 ID:IgXLN9qI
[ p8152-ip03sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] しかし同時に怒りが込み上げた。
「おめーら、ろくに仕事もしないで田舎道ばかり潜みやがって!
税金無駄ずかいなんだよ」
罵声とともに俺の44マグナムが火を噴いた。
200 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 12:05 ID:dQpPmJfY
[ SAPba-11p237.ppp13.odn.ad.jp ] イヤ、少し見栄を張りすぎたようだ...
「ナンブ式」に訂正しておこう。
201 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 12:12 ID:4QodYDH.
[ T11.V9b85d3.rppp.jp ] しかし銃弾はおまわりを通り越し、演習林に潜んでいた熊に当った!!
202 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 12:14 ID:cNKpU3V2
[ i100228.ap.plala.or.jp ] やったー!今日は熊のスキヤキだねっ♪
203 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 14:12 ID:m8ydAlNM
[ f-kanagawa-138212-l3.zero.ad.jp ] 熊の肉を口にするのはそれが初めてだったが、それほど抵抗なく胃の中に入れることが出来た。確かに独特の臭みはあったが、丁寧に焼けばそれほどでもない。それに俺は腹が減っていたのだ。思えば朝から何も食べていない。森の中の小川の脇で、寒さを凌ぎ肉を焼くために起こした火にあたりながら、俺は無心に熊肉を貪った。
204 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 14:14 ID:oC9zNgHw
[ d255090.ppp.asahi-net.or.jp ] 熊は、仲間になりたそうな目でこちらを見ている!
205 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 14:20 ID:m8ydAlNM
[ f-kanagawa-138212-l3.zero.ad.jp ] しまった!仲間がいたのだ。その熊は小川の反対側の樹の陰から俺を凝視していた。しかしあまり敵意は感じられない。いや、冬眠に入る直前の季節にはどの熊もそう見えるのかもしれない。
206 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 14:22 ID:dQpPmJfY
[ SAPba-11p237.ppp13.odn.ad.jp ] オレは「べギラマの呪文」をとなえた...
207 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 14:23 ID:IgXLN9qI
[ p8152-ip03sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 「フン、ついでだあいつも狩ってやるか」
心にもう一人の自分が覚醒した瞬間だった。
208 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 14:33 ID:1VdF8Crs
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] ・・・俺はもうRPGには心底飽きていた、朝鮮や西友のことも・・・
2頭目の熊を狩ったところで俺の腹は一杯だ。車が肉汁で汚れるのも困る。・・・放置か?
210 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 14:36 ID:1VdF8Crs
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] しかし、俺は熊と距離を置く事は忘れていない・・・さあ、どうする?
211 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 14:39 ID:m8ydAlNM
[ f-kanagawa-138212-l3.zero.ad.jp ] そんなことが頭をよぎったが、今はそんな場合ではない。注意を熊に戻した。銃にはまだ弾が残っている。仕留めてもいい。俺は不思議と落ち着いていた。しばらくそのまま火の前でじっと熊の行動を監視していると、熊は自分の方から身を翻し、薄暗い森の中へと消え去っていった。
212 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 14:47 ID:1VdF8Crs
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] これで、熊の毛皮も手に入った。俺は蔵元の家に一瞥をくれて、
旭川へと向かった。
213 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 14:57 ID:m8ydAlNM
[ f-kanagawa-138212-l3.zero.ad.jp ] 熊の毛皮を車に詰め込むと、やはりそれまでとは違う、異様な臭いがした。羊毛は羊毛でまた違う臭いを発していたし、俺は羊毛と熊の毛皮のミックスされた臭いを嗅ぎながらだんだん気持ちが悪くなっていった。しかし一応車はR237を北上していた。
214 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 15:18 ID:m8ydAlNM
[ f-kanagawa-138212-l3.zero.ad.jp ] R237は車が連なっていた。前の車のテールランプを見つめながら時速80kmで運転していると、意識が何処か別の場所に行ってしまうようだった。臭いのせいもある。ダメだ。このまま運転していると事故を起こしかねない。俺は上富良野のコンビニに車を止めた。
215 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 15:33 ID:m8ydAlNM
[ f-kanagawa-138212-l3.zero.ad.jp ] 熊がいた。熊!?俺は自分の目を疑った。なぜ上富良野のコンビニに熊がいるのだ?俺ははじめのうち、自分の先入観でそのあるモノが熊に見えているのだ、と思っていた。つい先刻熊を喰らってきたばかりでもあるし。しかしそれは熊だった。
216 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 15:38 ID:IgXLN9qI
[ p8152-ip03sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] コンビニで一服して気を落ち着けた俺に白髪の老人が話し掛けてきた。
「ミスター東郷仕事をお願いしたいのですが」
217 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 15:45 ID:m8ydAlNM
[ f-kanagawa-138212-l3.zero.ad.jp ] いつものことだ。北海道の75歳以上の人間は俺のことを知っている。正確に言えば俺とそっくりだったある人物を知っている。ミスター東郷。75歳以上の老人にとってのヒーロー。開拓屋。
218 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 17:33 ID:CaoJTY.A
[ f-kanagawa-137252-l3.zero.ad.jp ] 「じいさん、悪いな。俺は東郷じゃない。」俺は指の間の煙草の火に目をやりながら悲しく微笑んだ。ミスター東郷は7年前にこの世を去っている。俺のことを東郷だと思って話し掛けてくる老人は、ほぼ間違いなく惚けている。そうでない人は一瞬はっと目を見張りはするものの、次には優しく淋しい表情を宿し、目を伏せる。
219 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 18:06 ID:67ALK83M
[ f-kanagawa-136128-l3.zero.ad.jp ] 「それより、じいさん。なぜこんな所に熊がぶら下がってるんだい?」俺はコンビニの入口の脇に掛けられている、熊の毛皮を指して老人にそう訊ねた。毛皮は頭の先から足の先まで全身欠けるところなく、完全な状態だ。
220 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 18:10 ID:5ilCD6wo
[ p2120-ip01sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] ふと俺は熊の股間に目をむけた。これは・・・
221 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 18:15 ID:IgXLN9qI
[ p8152-ip03sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 伝説の漢方薬「全世界総立金大玉」じゃないか!」
あのバイアグラをも凌ぐ男のあこがれである。
222 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 18:19 ID:wwc9oBwo
[ x086152.ppp.dion.ne.jp ] 俺はそれを素早くもぎ取り、一目散に走った。途中、車を忘れてきたことを
思い出したが、戻るわけにはいかない。
223 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 18:23 ID:5ilCD6wo
[ p2120-ip01sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] そのまま走り続けると一つ気になった。
「家のガス栓、締めてきたっけ・・・?」そのことが気がかりでしょうがなかった。
225 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 18:26 ID:1VdF8Crs
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 決して忘れる訳ではなかった・・・俺の夢、ジンギスカンを。
226 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 18:32 ID:qUarH6nQ
[ SODfi-02p4-201.ppp11.odn.ad.jp ] でも、その前に西友に行って、金もらってこよう。
227 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 18:34 ID:1VdF8Crs
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 旭川に辿り着いた。取り敢えず嵐山に登ってみる事にした。
228 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 18:39 ID:1VdF8Crs
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 「旭川に西友・・・そんなもんねえよ」俺はまた、独り言を呟いた。
229 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 18:43 ID:1VdF8Crs
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 嵐山からの景色を堪能してみる。「旭川、なんか出来損ないの穴みたいだ」
ある有名な小説家が小説の中で言っている言葉を思い出した。
230 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 19:15 ID:ySplEMbo
[ pl482.nas911.sapporo.nttpc.ne.jp ] 羊には飽きたので、西友に行ってみた。
DQNが大量に集まっていた。
232 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 19:18 ID:IgXLN9qI
[ p8152-ip03sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 俺はマターリとしていると回りの人たちが空を見上げざわめきだした。
「何だあれは!」
233 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 19:20 ID:79Ec2Oug
[ i239097.ap.plala.or.jp ] 「できそこない…?」口に出してつぶやいてみた。俺は…何か忘れてるような…
234 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 19:27 ID:fvtyBV6I
[ f-kanagawa-137245-l3.zero.ad.jp ] 西友だと俺が思っていたそこは、丸井今井だった。人々が騒いでいる中、上富良野から旭川まで俺は走り抜いたのだ、と改めてそう思った。そう思うと急に体全体から力が抜けてきた。丸井前で俺は汗だくだった。もう車もない。羊毛も熊の毛皮もない。裸一貫からのやり直しだ。しかし借金は残っている。6億6千万.....。まあいいさ。ゆっくり考えよう。あれからじいさんは家に帰り着けただろうか......。そしてガス栓は....。おい止せよ。今そんなことを考えても何も解決しやしないぜ。ひとり苦笑し、軽い溜め息をついた。まるで自分
が出来損ないの記憶装置のような気がした。
235 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 19:29 ID:ouqOXuSg
[ 219.163.169.72 ] 10分が経った。
236 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 19:46 ID:fvtyBV6I
[ f-kanagawa-137245-l3.zero.ad.jp ] 10分後に俺は胸ポケットに入れていたモノを思い出した。そうだ俺は全くの裸ではなかったのだ。まだ俺にはこれがある。あの伝説の漢方薬が。
237 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 19:49 ID:1VdF8Crs
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 正露丸!いや、違う。
238 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 20:11 ID:IgXLN9qI
[ p8152-ip03sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 「全世界総立金大玉」だ。
これで俺も、息子もびんびんだぜ!
239 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 20:14 ID:fWtjfEs.
[ SODfa-01p8-115.ppp11.odn.ad.jp ] あっ...
240 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 20:14 ID:x2oM.Rsk
[ p4043-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] これで俺の遺伝子を受け継ぐ子供が何人産まれることだろう!
241 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 20:18 ID:fWtjfEs.
[ SODfa-01p8-115.ppp11.odn.ad.jp ] 連射も可!!
242 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 20:32 ID:y.ab0FVk
[ f-kanagawa-136101-l3.zero.ad.jp ] もちろん全世界総立金大玉を欲しがっている人間についてはすぐに何人か思いあたった。しかしそれらの人間に売り捌いてしまうと、もちろん高価な薬であるため幾ばくかのまとまった金を手にすることは出来るであろうが、その後が続かないことは容易に予測できた。「何とかして全世界総立金大玉を増やすことを考えなくては......。」俺はまた考え込むことになった。
243 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 20:32 ID:0Imid9ZQ
[ p3137-ip01sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] そこにあの16連射で成らした高橋名人が現れ、俺とスターソルジャーをやろうと声を掛けてきた。
244 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 20:41 ID:y.ab0FVk
[ f-kanagawa-136101-l3.zero.ad.jp ] 高橋名人は昔俺の養育係を勤めていた。俺が16歳になった後はこの旭川で静かに余生を送っている。さすがに元養育係だけあって、鼻が利く。俺が旭川に入ってまだ3時間しか経っていないのにもう見つかってしまった。
245 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 20:45 ID:ouqOXuSg
[ 219.163.169.72 ] 逃げるべきなのか・・・?
246 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 20:46 ID:0Imid9ZQ
[ p3137-ip01sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 振り向くと横にはジーンズショップ「ロードランナー」があった
247 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 20:53 ID:x2oM.Rsk
[ p4043-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 昔道路に穴を掘って敵を落とし、埋めていたことを思い出した。
248 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 20:58 ID:y.ab0FVk
[ f-kanagawa-136101-l3.zero.ad.jp ] 「いいよ。やろう。」俺はロードランナーもあるということを知っていた。そうしてその日の正午近く、俺は高橋名人の自宅に向かうことになった。高橋邸は旭川の中心部から東に約9kmの旭山の麓にある。俺は名人自身が運転する赤いブルーバードに乗り込んだ。
249 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 21:04 ID:4IoMrhaM
[ SODfa-01p2-233.ppp11.odn.ad.jp ] 9時に成ったので寝ることにした
250 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 21:24 ID:y.ab0FVk
[ f-kanagawa-136101-l3.zero.ad.jp ] その日はゲームのやりすぎで酷く目が疲れた。やはりテレビゲームでは名人にかなうはずがなかった。ぐっすりと眠った。
251 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 21:30 ID:1VdF8Crs
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 『マルセイ・バターサンド』が、また目の前にあった。今度はかびてなかった。
252 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 21:34 ID:y.ab0FVk
[ f-kanagawa-136101-l3.zero.ad.jp ] 夢を見た。ひどく重い空気だ。何もかも灰色に染まっている。雲がどんよりと垂れ込めている。誰かが俺の足を引っ張っている。とても冷たい、柔らかく重い手だ。俺は底なしの泥の沼にゆっくりゆっくり沈みこんでゆく。足が上がらない......。バターサンド口にしながら俺はもがいた。
目が覚めたとき、名人がすぐ側で俺を見つめていた。
253 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 21:48 ID:y.ab0FVk
[ f-kanagawa-136101-l3.zero.ad.jp ] 午前2時を少し回ったところだった。思えば高橋邸に着いてから一言も名人と口をきいていなかった。ゲームをしている最中は本当にゲームに集中していたし、終わった後すぐに疲れ果てて眠ってしまった。俺も名人もゲームをやりはじめると、それにのめり込んで他のことに手がつかなくなるのだ。二人ともそういうタイプなのだ。名人は少し微笑んだ。
254 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 21:49 ID:cbi8U4aw
[ proxy1.sappr1.hk.home.ne.jp ] 「ふっ、起きたのか寝ていればいいものを」名人の口調はいつもの優しいものと
は違った。
「貴様の持っている「全世界総立金大玉」今すぐ渡してもらおうか」そう言うと
とゆっくりと顔の皮を剥ぎだした。
「き、貴様!名人じゃないな」
マスクの下には・・・・・!
255 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 21:51 ID:x2oM.Rsk
[ p4043-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 3億をもって消えたはずのムルワカだった!
256 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 21:55 ID:HHirmvoY
[ G028015.ppp.dion.ne.jp ] ニヤニヤと笑うその顔は、鈴木宗男そのものだった。
257 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 22:25 ID:cbi8U4aw
[ proxy1.sappr1.hk.home.ne.jp ] ムルワカは銃を取り出すと静かにしかし威圧的に喋りだした。
「貴様がおとなしくムネムネ国にさえついてくればこんな手荒なまねを
せずに済むものを、馬鹿め貴様にはここで消えてもらう」そう言うと静かに
銃口をこちらに向けた。
258 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 22:28 ID:x2oM.Rsk
[ p4043-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] もう逃げられない、そう思った俺は「全世界総立金大玉」を一気に飲み下した。
259 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 22:37 ID:y.ab0FVk
[ f-kanagawa-136101-l3.zero.ad.jp ] しかしムルワカはそれには構わず発砲した。銃のパンと弾ける音が室内に反響した。俺が目を開けるとムルワカは楽しそうに笑っている。振り返ってみると銃痕ははるか頭上の壁にあった。
「今までのおまえはこれで死んだ。」ムルワカは満足そうなはっきりとした笑みを浮かべていた。
260 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 22:41 ID:y.ab0FVk
[ f-kanagawa-136101-l3.zero.ad.jp ] 「おまえはまだ自分の能力に気付いていない。おまえは偶然、全世界総立金大玉を手にしたと思っているだろうが、それは偶然ではないんだ。」
俺には何のことかさっぱり見当がつかなかった。
261 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 22:52 ID:/ujwnt.o
[ G028077.ppp.dion.ne.jp ] 「お前は生まれ変わったんだ」ムルワカはそう言い放ち千春の歌を歌い出した
262 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 22:57 ID:cbi8U4aw
[ proxy1.sappr1.hk.home.ne.jp ] ムルワカの歌う千春の歌に反応する様に俺の体は金色に輝きだした。
「な、なんだこりゃー」次の瞬間俺は生まれ変わった!
263 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 22:59 ID:cLAe1qTc
[ YahooBB218132068031.bbtec.net ] その千春は新山だった
264 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:07 ID:hgkv/Nfo
[ eAc1Abc025.tky.mesh.ad.jp ] 新山千春はおもむろに宣言した。
「北海道は未曾有の颱風により、みな痛いであろう」。
誰も意味がわからなかった。五年経っても、誰もわからなかった。以下、次号。
265 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:13 ID:IJtcLyhQ
[ SODfi-02p6-199.ppp11.odn.ad.jp ] 「酒もってこい」ムルワカがいきなりさけんだ
266 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:23 ID:y.ab0FVk
[ f-kanagawa-136101-l3.zero.ad.jp ] この金色の体はおそらく全世界総立金大玉の副作用だろう。体は驚くほど軽く感じられた。
俺が高橋邸のキッチンの冷蔵庫から芋焼酎を持ってリビングに戻ると、ムルワカは腿上げをしていた。激しく。
名人はどうしたのだろう。俺は少し気になった。テレビではまだ新山千春が何か言っている。
267 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:25 ID:VZzjYTC2
[ i221004.ap.plala.or.jp ] ぜんぜん1行じゃねー
268 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:25 ID:.d0ZVL9U
[ SODfa-01p8-250.ppp11.odn.ad.jp ] この前買ったばかりの越の雄町があった。
269 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:26 ID:Xun6Lejk
[ SAPba-18p66.ppp13.odn.ad.jp ] 「ニイタカヤマノボレ」...オレにはそう聞こえた。
270 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:28 ID:7vKGGAxE
[ G027206.ppp.dion.ne.jp ] 酒を手に、ソファに座り、足寄の夜景を見ながらムルワカは言った
凍裂の音が聞こえる・・・・・
271 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:34 ID:1VdF8Crs
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] また俺の勘違いが始まった、ここは足寄じゃない、旭川だった。
272 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:37 ID:.d0ZVL9U
[ SODfa-01p8-250.ppp11.odn.ad.jp ] 「1行にこだわろう」...俺にはそう聞こえた。
273 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:38 ID:hpqmng2E
[ SODfi-02p3-25.ppp11.odn.ad.jp ] 「ムルワカ覚醒剤所持で逮捕する!」後ろからいきなり声がきこえた。
274 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:43 ID:vqmsNg1I
[ H021002.ppp.dion.ne.jp ] その声に振り向くと、高橋名人が赤いアポロキャップ片手に立っていた
275 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:43 ID:Xun6Lejk
[ SAPba-18p66.ppp13.odn.ad.jp ] 銭形警部だった...
276 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:47 ID:.d0ZVL9U
[ SODfa-01p8-250.ppp11.odn.ad.jp ] とっつぁん!!
277 :
なまら名無し:2002/10/01(火) 23:49 ID:x2oM.Rsk
[ p4043-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] ってことは不二子もいるはずだ!
278 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:04 ID:VGIqThs6
[ G026131.ppp.dion.ne.jp ] 隙を見て俺は窓を破り、愛車に乗り込み携帯をかける。まずはデリヘルだっ
279 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:06 ID:19/2witc
[ SODfi-02p3-25.ppp11.odn.ad.jp ] いきなりムルワカが俺の手をとり森に向かってはしりだした
280 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:09 ID:tt0c6At6
[ SAPba-01p104.ppp13.odn.ad.jp ] こ、この森を抜ければ「レマン湖」に出るはずだ...
281 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:09 ID:VGIqThs6
[ G026131.ppp.dion.ne.jp ] 森の中、白いオーラに包まれたレオナルド熊が手招きをしている
282 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:09 ID:L1roMrYA
[ SODfa-01p8-250.ppp11.odn.ad.jp ] まぁ〜てぇ〜 追いすがる声が小さくなる。
283 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:17 ID:hRKvvl6Q
[ x086152.ppp.dion.ne.jp ] は!俺はぬかるみに足を取られた。自分の足が土の中に溶けていくように、
どんどん埋まっていく。
284 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:20 ID:19/2witc
[ SODfi-02p3-25.ppp11.odn.ad.jp ] そして、ムルワカが夜の闇と同化していた
285 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:21 ID:tt0c6At6
[ SAPba-01p104.ppp13.odn.ad.jp ] くっ、くそう...「オレが4WDだったらキミを悲しませやしないのに」
そんな言葉がオレの脳裏をよぎった...
286 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:22 ID:CP4cjj3o
[ SODfa-01p7-200.ppp11.odn.ad.jp ] 「おれにまかせろっっっ!!」と誰か叫んだ
287 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:24 ID:rU7K9Et2
[ U050030.ppp.dion.ne.jp ] 次の瞬間、俺の意識は遠のいた。
288 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:25 ID:hRKvvl6Q
[ x086152.ppp.dion.ne.jp ] 振り返るが、誰もいない。よく見ると、暗闇の中に3つの白いものが動いている。
ムルワカだった。
289 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:33 ID:tt0c6At6
[ SAPba-01p104.ppp13.odn.ad.jp ] そして、その傍らには「島○建設」の社長がひっそりと佇んでいた...
290 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:44 ID:19/2witc
[ SODfi-02p3-25.ppp11.odn.ad.jp ] ここで3人で野じくらしい
291 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:45 ID:9ffzIbxc
[ H020133.ppp.dion.ne.jp ] 遠のいた意識にある歌が思い出される・・それは・・
292 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:45 ID:xAgNmdn2
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 「もう少しで、終盤だなぁ・・・」俺の心に熱い想いがこみ上げてくる。
293 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 00:57 ID:iANfnbcs
[ SAPba-06p109.ppp13.odn.ad.jp ] チクタクチクタク...おじいさんといっしょに....
294 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 01:01 ID:m8M15EUo
[ p4043-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 結局当初の目的、羊はどうなったのだろうか・・・。
295 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 01:15 ID:xAgNmdn2
[ PPPa155.hokkaido-ip.dti.ne.jp ] 「羊をめぐる冒険・・・確か村上春樹の小説だったよなぁ」耳もとでチクタクと音が聴こえてくる
296 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 01:18 ID:m8M15EUo
[ p4043-ipad11sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] このチクタク音は・・・まさか・・・!?
297 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 01:20 ID:g7qgRT3.
[ p5182-ip04sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ] 羊・・・。そうだ札幌のだるまで生ラムを食えば答えが見つかるはずだ!
298 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 01:24 ID:XkOZBmIE
[ catv040-158.lan-do.ne.jp ] そういえば,大学時代の同級生で松尾って奴が,ジンギスカンだけの焼肉屋をはじめるって言ってたな
299 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 01:30 ID:iANfnbcs
[ SAPba-06p109.ppp13.odn.ad.jp ] このチクタク音...まさか...次スレへの布石なのか?
300 :
なまら名無し:2002/10/02(水) 01:30 ID:910RYYnw
[ f-kanagawa-137227-l3.zero.ad.jp ]
俺とムルワカと名人とじいさんとマサコは輪になった。光になった。