体感治安の悪化や青少年健全育成条例、それらと根深い関係にある治安利権
東京都青少年健全育成条例改正案(非実在青少年規制)や、防犯を名目にした監視カメラ設置や住民監視などの各地の動きと、警察が狙う天下りや予算・権限拡大との深い関係について。
非実在青年問題を追いかけていくと必然的に警察官僚の話に辿り着く。それは以前にもツイートしたがここから更に話を進めていくと警察利権、保安利権なるものに突き当たる。実はこの動き、自営業時代から気になっていた。その発端は義理で入っていた商工会で知た『生活安全条例』の導入に関してだった
最近各市町村で「生活安全条例」が施行される。この条例、実は警察利権拡張の大事なキーなのだ。流れはこうだ。様々な犯罪がマスコミによって扇情的に絶えず報じられ人々は治安悪化を感じる、体感治安の悪化、実際のデータは関係ない。犯罪が増えている漠然たる不安、この隙に警察利権が忍び込む
市民の不安を受け警察は「安全・安心まちづくり」運動を掲げる。犯罪防止の環境設計作りと称して街中の見通しを確保、予算がつけば監視カメラを設置する。更に地域安全活動と称してボランティアや地元有志を募り町内見回りなどの相互監視運動を行う。全ての活動には警察の現役やOBが総動員される
こうした「安全・安心まちづくり」運動は警察と防犯協会が一体化して行う。最近ではそこに大手の警備会社がアドバイザー的な存在で関わってくる。勿論そうした会社は警察OBの天下り先だ。こうした「治安利権」とも呼べる一体的な流れは米英が新自由主義経済に傾斜した時に編み出された図式である
ジュリアーニはこれでNYの治安を正常化させたと評価されたが、それと同時に自分が経営トップを務めるセキュリティー会社の経営規模を飛躍的に増大させ巨万の富を稼いた。日本の治安利権屋が狙っているのは、このジュリアーニスタイルの日本版だろう。
ここ数年、日本でも共謀罪や児童ポルノ規制法という米国社会特有のアングロサクソン中心の保守的共同体に軸足を置いた連中が日本に導入するように圧を掛けているフシが見受けられる。そして日本の警察はそうした動きを上手く利用しながら自分らの利権を拡張している感じがしてならない
因みに明治大学の清水雅彦の調べによると歌舞伎町で防犯カメラを設置後犯罪認知データを取ったら、一時的に認知件数は減ったが犯罪がカメラの無い場所に移行しただけでそれもまた時間がたつと元通りになった。実は同様のデータがイギリスでも出ていて防犯カメラが犯罪抑止につながってないという
米や英が80年代に新自由主義改革を取り入れその結果が国民の間に貧困が拡大しそれが治安の悪化という形に現れた。ところが両国政府はその対応策として経済政策の見直しでなく治安を強化するという手段を取った。それがジュリアーニ的治安政策であり、イギリスの街にあふれる監視カメラの意味だ
日本でも新自由主義経済のスタイルが小泉政権下で実現したが連中は結果的に貧困が拡大し治安が悪化するのを想定し先手を打った。メディアを使い体感治安悪化論を振りまき給食費未納問題などの瑣末な話を事大に取り上げ、自己責任論を浸透させる。経済政策失敗の責を国民になすりつけたとも言えよう
なんで長々とどうでもいい話をしたかと言うと今日の昼飯時に勤務先が入っている大型ショッピングモールの人と話す機会があって、そこで警察主導の安心安全運動なるものをやらざるを得なくなって困っていると言う話を聞き、昔同じ事をさせられてやっても全く意味なかったのを思い出したからだ
因みに東京都の治安対策のいい加減さは久保大という東京都治安対策担当部長の職にあった人が書いた「治安はほんとうに悪化しているのか」という本を読むとよく分かる。久保氏は石原が推し進めた排除的で排他的な治安政策に対して生じた疑問や疑念を拭いきれず退職後、調査し直し本書を書き上げた
余談だがジュリアーニの警備会社、日本でも商売始めている。こうした治安利権的な話は以前から保坂展人が追求しているアクセンチュアの問題にもリンクしている結構大きな話なんだが、悲しいかなこの問題に興味ある国会議員が殆どおらず興味ある人は現在落選中、残念!
因みに昨日の晩にツイートしたジュリアーニの保安警備会社だが、ジュリアーニ・セキュリティ&セーフティ・アジアといって、この会社が実は東京都の治安対策に一枚噛んでいる。
東京都青少年健全育成条例改正案(非実在青少年規制)の簡単なまとめ。 【1】 十八歳未満の児童に見えるキャラは「非実在青少年」と定義する。「児童を性の対象として扱う風潮の根絶」するため、これらのマンガは全て自主規制せよ。
【2】 1の規制に都民は協力する義務を負う。都は規制に協力する市民団体を税金で支援する。【3】 児童ポルノの単純所持規制(罰則なし) 【4】 児童がネットでの書き込みで他人に迷惑をかけたり、被害を招いたら、都は保護者や児童に対し調査・勧告を行う。
官製悪書追放運動に協力しないと、「非国民」ならぬ「非都民」という… まるで戦前の「隣組」。こうした警察の動きは特高にも似てる。
特に「【2】規制に都民は協力する義務を負う。都は規制に協力する市民団体を税金で支援する。」の条項は、税金で悪書追放運動を行い、かつ警察の天下り組織を作る条項となっている。(改正案18条の6の2)
「子どもたちを見張れ!」自由法曹団「警察・学校相互連絡制度」問題プロジェクト 「監視カメラが普及しているイギリス(全世界の監視カメラの10%、250万台)において、それを下支えしているのが、政府の補助金制度である」
「問題家庭2万世帯に監視カメラを設置」 「子供達が宿題をやっているか、早い時間に就寝しているか、 野菜をきちんと食べているか」等、教育名目でこれらを監視するために英国政府は6億6800万ドルの予算を投じる予定(2009年)
監視カメラなどもそうだが効果があるかどうかではなく、治安を名目にした規制によって予算や権限を広げていくという構図は「安心安全条例」と同じ。こうした規制を主導しているのが警察庁生活安全局だ。
「非実在青少年規制」を作った東京都青少年治安対策本部は生活安全局の出向組で構成され、そもそもこの治安対策本部を作ったのが 、元副知事でもある竹花豊警察庁生活安全局部長だ。前田雅英首都大学教授もこことは根深い関係にある。
因みに「安心安全条例(生活安全条例)」を作ったのも、警察庁生活安全局。ここは「体感治安の悪化」を理由に1994年に創設。「体感治安」は1990〜2000年代に「安全神話の崩壊」とともにマスコミを賑わした。
だが実際には治安は悪化しておらず報道数が増えているだけで、事件数は横ばい。 つまり都条例改正の狙いは、マンガやアニメなどのコンテンツ産業を警察の治安利権のネタにしようという事なんだろう。
新自由主義経済化が進むと貧困層が階層化するので為政者らは治安の乱れを不安視する。持たざる者からの復讐に慄く訳だ。そこで連中は体感治安悪化を煽り住民らが参加した形での相互監視社会を作り上げる。そこに官憲を中心にした治安利権が生まれる訳だ。これが80年代以降英米で見られた光景だ
治安悪化を煽り続けると時に「無垢なる善意の暴走」が起きる。表現規制問題はこの文脈から見ていくと分かりやすい。かつての有害コミック排除運動などは市民派リベラルサイドが進んで加担した過去があるが詳細なデータに基づいた話は吹き飛び体感治安に頼った印象論で物事が処理されるのが常だ
【山口】警部補、情報提供者への謝礼14万円着服
山口県警は25日、情報提供者へ謝礼金として支払う捜査費14万円
を横領したとして、同県警山陽小野田署刑事課の警部補(43)を業務
上横領容疑で山口地検に書類送検し、同日付で懲戒免職にしたと発表した。
県警監察官室によると、警部補は2010年11月〜11年11月、所属長の
許可を得て情報提供者への謝礼金として預かった捜査費を計4回着服した
疑い。うち3回は同じ人に「後で金を渡す」とうそを言って領収書を書いてもらい、
1回は別の人の領収書を自分で書いて提出していた。警部補は「小遣いが
少なくて困っていた。たばこ代や食事代に使った」などと話しているという。
(2012年12月26日00時16分 読売新聞)
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愛媛県警の裏金を内部告発した仙波敏郎さん 1/13
仙波敏郎「警察の裏金問題」1/14
愛媛県警の裏金を内部告発した仙波敏郎さん
結局自分の飲み食いに使う、そのために税金の犯罪者というのは、ニセ領収書がいる。
ニセ領収書と簡単に言いますけど、私文書偽造で、3月以上5年以下。
それをすべての警官に書かす。それは捜査費の場合だけですよ。裏金の一部です。
捜査協力費、情報を提供してくれた人への謝礼として領収書を偽造する。
警察は、非常に言葉遊びがうまいですから、捜査費というのは、警察の中では国費の捜査費のこと。
市民の皆さんは、捜査費と言ったら犯罪捜査に使ったお金と思うわけです。
そういう言葉遊びで騙している。
愛媛県警の裏金を内部告発した仙波敏郎さん
私は現場でそのずっと42年やってきましたから、警察署長がどういうふうな裏金を・・・まぁ、手にしていたか目の当たりにしている訳ですよ。この目で見ているんですよ。
例えば、3月の人事ですね。愛媛県警で120人ぐらいの署といったら大きい方なんですね。
3月の移動時期に 「 8 0 0 万 で す よ ? 」 持っていくお金が。
「 8 0 0 万 現 金 で 」署長が持っていくんですから。裏金の残った分を。
裏金というのは、「 捜 査 協 力 費 + 旅 費 」 とかですね。 「 食 料 費 」 とか
「 い ろ ん な 需 要 費 」 とかいろんなそのまぁ、「 国 家 予 算 県 費 の 予 算 」
を 「 ト ー タ ル し て 裏 金 」 といいますけど、それは 「 副 署 長 が 全 額 管 理 」 している。
で、副署長がですね、 「 3 月 の 年 度 末 に 金 庫 を ゼ ロ 」 にするわけです。
それで余った金額を署長に預けるわけです。「 二重帳簿 」 「 裏金帳簿 」 ぐらいに思ってますよ。
で私はその「 裏 金 帳 簿 」 をですね、焼却するのを・・・一緒に焼きましたもん。
愛媛県警の裏金を内部告発した仙波敏郎さん
「犯人は誰か、とにかく誰でもいいから犯人を作らないと裏金が作れないんですよ。誰でもいいんですよ。」
で、県費の協力費はと言ったら、捜査報償費と名前を変えている。
犯罪捜査に使った費用は、捜査費用と言います。
ところが、マスコミの方を含めて捜査費という言葉を使うんです。捜査費用という意味で。
捜査費と言うと、警備公安を中心とした国の公安にかかわるという内容の捜査協力費のことですよ。
国費の捜査費がだいたい年間60億ぐらい、都道府県費が90億とで、150億ですね。
捜査協力費150億円の99%が裏金です。
ホントは、100%と言いたいが、赤旗新聞取ったり、本当に協力してくれた方に石鹸箱持っていくとか
お菓子持っていくとかそういう風に使う場合もごくごくまれにある。
捜査協力費、国費も県費ももともと裏金にするためにできた制度ですから。もともと裏金なんですから、スタートが。
その一部をこそこそ私物化していったというのではなく、スタートがすべて裏金なんです。
それを考えたのはやはりキャリアでしょう。
仙波敏郎 「 これが今の愛媛県警の実態。そして、日本の警察の実態なんです。 」
インタビューア 「 失礼な質問になりますけど、愛媛だけが特殊ということはないんですか? 」
仙波敏郎 「 まだ、愛媛はいい方でしょう。 」
「まだ25の都道府県は、私をオンブズの方が弁護士の方を含めて
来て、裏金講演してくださいと言う県は、まだいいんですよ。」
「 残りの22の県ですね。鹿児島も含めて。22の県は裏金のうの字も出てないんですよ。 」
「 ということは、警察の裏金に対する隠蔽力が強い。そして、マスコミの情報収集力が弱い。 」
「 そして、警察に対して県民が寛大な信用度がついている。それが、22県ある。 」
「 鹿児島、長崎、徳島、山口、広島、島根、秋田、新潟、奈良、 一道一都二府は行ってます。 」
「 愛媛県警のコレサワ君の件でも、愛媛県警今2200人現職が
いますが、誰一人おかしいと思わない。当たり前と思っているんですから。
それぐらい腐ってしまっている。」
仙波敏郎「警察の裏金問題」11/14 Youtube検索
そうですね。僕、あの田舎の方へ住んでますけど、田舎の家に帰るのにですね、
夜中に帰っても 「 必ず車が付いてきてですね 」 家の前を 「 スゥ〜っ 」 と行くんですね。
で、朝5時頃、3階からこう見ますとね、 「 車が停まっているんですね 」 あれっ?と思ってですね。
おかしいな〜と思ったんですが、ちょっと私も迂闊でしてね、ちょっと甘く見てました。
そういうのは全て 「 警備公安の車でした 」
仙波敏郎「警察の裏金問題」13/14 Youtube検索
結局110番室に、あの、最新機器の揃った所に、ポツンとですね、ボロのスチールの机を
置かれて、「 そこへ座る仕事 」 に行きました。
まず、まぁ 「 座る 」 のがメイン。二つ目が、 「 窓から見える松山城を見る 」 のが仕事。
三番目が・・・ん〜・・・まぁ、 「 寝ない 」 のが仕事。
そして電話も無いもんですから、電話ぐらい付けてくれよと言いますとね、電話を
付けてくれたんですね。
嫌たい番号ですよ。 「 4447 」 「 死んで、死んで、死なないで 」 でしょ。
電話は付けてくれました。ところがこの電話を使うと 「 全部盗聴 」 されてましたね。
「 全部何処へ電話した 」かも 「 全部分かって 」 そこで話した者は 「 全部チェック 」 されてましたね。
警察組織は 「 いらん所にお金と手間 」 をかけるなとつくづく再認識しましたけど・・・。
生活安全条例を問う 石埼学(亜細亜大学法学部助教授・憲法学)
第一点は、「安全・安心まちづくり」の問題です。
たとえば、豊島区生活安全条例は、「区長は、共同住宅、物品販売業を営む店舗又はホテルその他の不特定かつ多数の者が利用する建物について建築基準法(昭和二十五年法律第二百一号)に基づく確認申請等をしようとする建築主に対し、あらかじめ防犯カメラ等安全な環境の確保に効果的な設備の設置等に関して、当該建物の所在地を管轄区域とする警察著と協議するよう指導するものとする」(第七条)という規定があります。
生活安全条例におけるこの種の規定は、環境設計による犯罪予防という新しい刑事政策の一環をなしています。
可視的な街並みや団地をつくることで、犯罪を行おうとする者に、
「 誰 か か ら 監 視 さ れ て い る 」 と感じさせることによって、
犯罪を思いとどまらせようという刑事政策です。
監視カメラを設置したり、建物の構造に工夫を施したり、公園や団地の植え込みを無くしたり、建物や樹木の配置を工夫したりするわけです。
豊島区生活安全条例第七条をみれば分かるように、ことは監視カメラだけにとどまりません。
「防犯カメラ等安全な環境の確保に効果的な設備の設置等」について、建物の建築主は、
警察と協議しなければならないのです。「死角のない街並み」は、
犯罪を行おうとする者だけではなく、すべての住民にとって「死角」がないことを意味します。
裏返せば、「隠れ場所のない街並み」です。
果たして、このような街並みが、居心地のいいものどうか、今日、お集まりにみなさんをどうお感じでしょうか?「死角のない街並み」を望みますか?
全国各地で制定「生活安全条例」の不気味 煙草ポイ捨て禁止に隠された実像[サンデー毎日]
「突然、誰かに―何かに―見られていることに気づく」。カナダの社会学者、デイヴィッド・ライアンは著書『監視社会』(青土社)の冒頭で述べている。何を大げさな、と思うかもしれない。が、安全・安心のまちづくり……そんな美辞麗句の裏で、見過ごしにはできない事態がこの国で進行中なのだ。
「町会や商店街、区、警察が一緒に地区を回る合同パトロールというのがあります。しかし、商店街の人にすると『お客さんを監視するのか』となる。町会側も『何もしなくていい、ただ歩くだけでいいから』と言って参加者を集めています」
愛媛県警の裏金を内部告発した仙波敏郎さん
「 犯人は誰か、とにかく誰でもいいから犯人を作らないと裏金が作れないんですよ。誰でもいいんですよ。 」
「 捜査協力費、情報を提供してくれた人への謝礼として領収書を偽造する。 」
「 市民の皆さんは、捜査費と言ったら犯罪捜査に使ったお金と思うわけです。
そういう言葉遊びで騙している。 」
あなたの安全を守ります!?―警察国家化を推進する「生活安全条例」
警察庁生活安全局
一九九四年の警察法改正で登場した警察庁生活安全局の活動(注2)や
各地での監視カメラ設置などにみられるように、
@行政警察の任務の無限拡大、
A監視社会化、
B市民が警察活動の担い手にになる、
といった特徴を持つ警察国家化が、この国でどんどん進んでいる。
「生活安全条例」なども、その一環なのである。
しかしそれらは、「あなたの安全を守ります」を謳い文句にして、日本国憲法一三条が
保障するプライヴァシー権や同二一条が保障する表現の自由や結社の
自由を縮減する方向で進められており、憲法上見過ごし得ない問題を抱えているのだ。
権力者は、善人面してやってくる。やさしげな謳い文句にだまされて、気がつけばすべての生活が国家権力に監視され、規制されていた……ということにならないで欲しいものだ。
あなたの安全を守ります!?―警察国家化を推進する「生活安全条例」
『警察業務便覧』(平成一三年)をみると、警察庁生活安全局は、次のような姿勢で地域社会への浸透を目指しているようだ。
「都市化、国際化、情報化等社会情勢の変化、生活様式の変化、住民意識の多様化にともなって、地域コミュニティが弱体化し、地域社会が伝統的に有していた防犯機能が次第に低下してきている」との認識に立ち、
「安全で住み良い地域社会を実現するための地域安全活動を地域住民、企業団体、自治体等関係機関・団体、民間ボランティア、NPO等との協働により、あまねくかつ強力に展開する」。
あなたの安全を守ります!?―警察国家化を推進する「生活安全条例」
危険な市民連帯主義
警察はありがたい、と言ってはいられない。警察主導のまちづくりが、
地域生活への過度の介入になると、人権の最大の侵害者は国家権力だ、という
近代立憲主義の基本思想の屋台骨すら揺るがしかねない。
また警察庁生活安全局は、町内会・自治会、防犯協会ならびに各種ボランティア団体
などを動員して、安全なまちづくりを推進しようとしている。
本稿で取り上げる千代田区の条例にも、区民は、
「自宅周辺を清浄にする等、安全で快適なまちの実現」に努力しなければならない(四条一項)、
「相互扶助の精神に基づき、地域社会における連帯意識」の向上に努めなければならない(同条二項)、
「この条例の目的を達成するため、区及び関係行政機関が実施する施策に協力しなければならない」(同条三項)
といった規定があり、「関係行政機関」に警察署が入る(二条)以上、千代田区民は、警察の手先とならなければならない。
やはり、警察はありがたい、と言っている場合ではない。
警察と一体化した市民が連帯意識をもって、地域から「不審者」を排除する社会は、あまり居心地のいい社会とはいえない。
精神病者、あるいは野宿者が「不審者」として地域から排除されるかもしれない。あるいはこの不況下で仕事が見つからないで街角に「たむろ」している若者が「不審者」扱いされるかもしれない。他人事ではない。「不審者」は、あなたかもしれないのである。
条例が生み出す相互監視社会
行政や民間を組み込んだ安全推進協議会をつくられ、監視カメラの目を張りめぐらせる。住民には、協力義務を課し、民間人がパトロールする。これが「行政と住民一体となった防犯システム」である。
この「壮大な防犯システム」でいったいなにが実現できるのだろうか。
昼夜を問わずひっきりなしにパトロールでもすれば、「暗闇のひったくり」には効果があるかもしれない。しかしながら、最も問題とされている「刃物」等の凶器を持った凶悪犯罪には対処できない。
こうした凶悪犯罪は、「民間交番」や「民間パトロール隊」ではまったく解決できないのである。「民間パトロール隊」には凶悪犯罪を鎮圧する技術・能力も、犯罪捜査の権限もないからである。いかに使命感をもっていても、「民間パトロール隊」が凶悪犯人や職業的犯罪者と対決することはできないからである。
凶悪犯罪や職業的犯罪の鎮圧には役に立たない「防犯システム」は、なにを捕捉することになるだろうか。当然のことながら、「民間パトロール」や監視カメラがとらえるのは、凶悪犯人や職業的犯人だけではない。地域で生活し、あるいは地域を往来する市民そのものが監視の対象となるのであり、監視されるのは市民の日常生活そのものなのである。監視を続ければ、「不審な挙動をしている者」や「風体がおかしな者」もときには現認されるだろう。だが、これがすべて「犯罪者」というわけでは決してない。
「団地を一軒一軒訪ね歩いている者」は、「ピッキングの下調べをしている者」かも知れないが、同時に「友人をたずねてきた者」かも知れないし、「訪問販売活動をしている者」「チラシを配布している者」かもしれない。一見すれば「異様な風体」であっても、貧しいホームレスもいるだろうし、ミュージシャンもいれば、ピースウォークに出ていく若者もいるだろう。「犯罪予防」を口実にした監視システムは、こうした「不審なもの」や「異形のもの」を、行政や住民自身の手でいぶりだし、通報し、排除していくことになる。それだけではない。この「防犯システム」では、「監視するもの」と「監視されるもの」は容易に交替する。「民間パトロール隊」に志願した市民も、いついかなるときでも「健全な市民生活」を営んでいるとは限らない。「生身の人間」である以上、ときには近隣でトラブルを起こすこともあるだろうし、泥酔して地域を徘徊することもあるだろう。そのとき、「監視する側」にいたその市民は、たちどころに「不審なもの」に豹変し、「きのうまでの友」に監視され、摘発されることになる。そしてその情報は地域社会に広がり、警察に集約されていくことになる。
「生活安全条例」が生み出すのは、地域住民が疑心暗鬼で監視しあい、すべての情報が警察に蓄積されていく警察主導の相互監視社会である。
■目的外使用されている「プライバシー」
さまざまな形で今、監視や管理が進んでいるわけだが、いつの時代でもどこの国でも、権力者は国民を監視したがるものだ。国家権力に反発していろいろなことをやられては困るからだ。さらに高度に資本主義が発達した今の時代は、それが商業主義と結びついている。情報や物流を管理し、いかに物を買わせるか、効率よく売るか、という観点からも管理や監視が進んでいる。国家権力の側からと企業の側からとの両方の欲求があって、監視や管理の強化が進んでいるというのが今の状況だ。
まず、私人による個人情報の監視・管理では、クレジットカードやスーパーのポイントカードがある。これは、どういう物が売れているのか、どういう人が買っているのかという消費に関する個人情報を集めて、生産活動に生かすという意味がある。JR等のタッチ式定期券は北海道でも近く導入されると聞いているが、この券はキヨスクや自販機でも買い物ができるので、誰がどこからどこまで乗ったか、いつ何を買ったかという情報が蓄積される。とりわけ後者の何を買ったかという情報は大事で、消費者の買い物に関する情報を蓄積して、企業活動に生かそうという狙いがある。
また、公的機関による監視・管理としては、日本道路公団(2005年10月から分割民営化され道路株式会社)が発行している高速道路の通行券がある。この券の右上隅には二けたの数字が書かれているのだが、これはインター入口でナンバーを写真撮影し、ナンバーの下二けたが印字されたものだ。実際に記録されている情報は、ナンバーのフル情報である。そもそもは高速道路上で通行券を交換したりしないかどうかを確認するために導入したのだが、道路株式会社のデータには、この車がいつどこを走ったかという情報が蓄積されている。ただ困るのは、そういうことをドライバーに伝えていないことだ。さらに、どこを走ったかということはプライバシーに関する内容なのに、それを目的外使用している。警察から求められると、令状がないにもかかわらず簡単に情報提供しているというのだ。令状もないのに個人の情報がどんどん警察に渡されているということを、道路株式会社はきちんと説明していない(ただし、北海道ではこの装置の導入が遅れている)。また、便利だからということでETCを車に装着している人も多い。私は不愉快だから絶対に装着しないが、ETCを使えば、どの車がいつどこをどうやって移動したのかという情報が蓄積される。だが、そのデータがどういう形で使われているかは実際は分からないのだ。
■こっそり拡大される「監視・管理」
個人情報・肖像関係に関する監視・管理としては、あちこちに防犯を名目に設置されているカメラがある。ここで気をつけなければならないのは、政府やマスコミはこれを「防犯カメラ」と表現することが多いが、「防犯」はカメラの一機能に過ぎないものであり、この言い方は不正確だということだ。「防犯」は狭義では事前に犯罪を防ぐという意味だが、広義の意味ではそれにプラスして犯罪が起きたときにデータを提供して事件解決に役立つことで広く犯罪を防ぐ効果もあるという意味も入ってくる。一方で、企業が従業員の仕事を監視したり、学校が子供の非行を防止したりするためにも設置されるカメラもあるが、これは「防犯」ではなく、完全に「監視」が目的だ。しかし、「防犯カメラ」と表現することで、カメラ設置を助長している。
通信関係(電話盗聴)については、警察による共産党幹部宅盗聴事件が1986年に発覚した。しかし、警察はいまだにこれを謝罪していない。そういう無責任な警察に合法的に盗聴を認めることになったのが、1999年に制定された盗聴法(通信傍受法)だ。まだ件数は少ないが、「組織的犯罪」に対して警察が盗聴(電話・メール)することが可能となったのだ。
さらに、これらを助長する治安政策として挙げられるのが、「安全・安心まちづくり」というものだ。この「安全・安心まちづくり」というのは、ハード面とソフト面から成り立っている。ハード面は犯罪が起きにくい環境をつくるというもので、具体的には駐車場や公園の見通しを良くし、マンションなどに監視カメラを取り付ける取り組みだ。ソフト面は、これまでできなかった警察が地域に入り込んでいくという取り組みで、地域住民と一緒に防犯活動を行うなど、事件や事故が起きる前から警察が積極的に活動しようというものだ。このソフト面は1990年代半ばから、ハード面は2000年代に入ってから、治安が悪化してきたという理由で行われてきている。そして、このまちづくりを推し進めるために制定されているのが「生活安全条例」だ。地域によっては「安全・安心まちづくり条例」「防犯推進条例」「生活環境条例」などと呼んでおり、先に述べた千代田区の条例はこれに当たる。警察が主導で、このような条例を作ってきており、条例ができたことで今度は、自治体主導で地域のパトロールを行ったり、あちこちに監視カメラが取り付けられたりということになっているのだ。
■新自由主義と連動している防犯対策
こうした対策は、防犯問題や「安全・安心まちづくり」に関して言えば、新自由主義と連動したものと考えられる。2002年までの間に日本で刑法犯認知件数が増えた背景には新自由主義改革との関係があると考えられる。政府が社会福祉予算を削減する一方で、企業は競争が激しくなって解雇やリストラが進んできたからだ。橋本構造改革の成果が出てきた98、99年ごろから日本はこれまでにない現象が出てきた。失業率が5%を超え、自殺者が3万人を超し、全国のホームレスが2万人を超えてしまう。さらに小泉内閣が構造改革を進めると、生活保護受給世帯が100万を超え、ジニ係数もどんどん拡大していく。そのように経済が悪化すると、どこの国でも犯罪は増える。日本の犯罪のうち約8割は財産犯、つまり物盗りだ。社会福祉、セーフティネットをきちんとしていれば物盗りが増えることはないが、新自由主義改革の中でそれをやらないから犯罪が増えるのだ。80年代には米国ではレーガン、英国ではサッチャー政権が新自由主義改革を進めたが、そのときも治安が悪化している。米英ではその際に警察がどんどん地域に入り込み、犯罪が起きにくい環境づくりを進めた。実は、日本の「安全・安心まちづくり」は、80年代の米英の治安政策をまねたものだ。警察の中枢は90年代半ばから米英の治安政策を研究しており、新自由主義で治安は悪化するが、経済の流れは止められない。だから米英と同じ対策を進めよう、ということになったのだ。
因みに明治大学の清水雅彦の調べによると歌舞伎町で防犯カメラを設置後犯罪認知データを取ったら、一時的に認知件数は減ったが犯罪がカメラの無い場所に移行しただけでそれもまた時間がたつと元通りになった。実は同様のデータがイギリスでも出ていて防犯カメラが犯罪抑止につながってないという
米や英が80年代に新自由主義改革を取り入れその結果が国民の間に貧困が拡大しそれが治安の悪化という形に現れた。ところが両国政府はその対応策として経済政策の見直しでなく治安を強化するという手段を取った。それがジュリアーニ的治安政策であり、イギリスの街にあふれる監視カメラの意味だ
日本でも新自由主義経済のスタイルが小泉政権下で実現したが連中は結果的に貧困が拡大し治安が悪化するのを想定し先手を打った。メディアを使い体感治安悪化論を振りまき給食費未納問題などの瑣末な話を事大に取り上げ、自己責任論を浸透させる。経済政策失敗の責を国民になすりつけたとも言えよう
因みに東京都の治安対策のいい加減さは久保大という東京都治安対策担当部長の職にあった人が書いた「治安はほんとうに悪化しているのか」という本を読むとよく分かる。久保氏は石原が推し進めた排除的で排他的な治安政策に対して生じた疑問や疑念を拭いきれず退職後、調査し直し本書を書き上げた
監視カメラなどもそうだが効果があるかどうかではなく、治安を名目にした規制によって予算や権限を広げていくという構図は「安心安全条例」と同じ。こうした規制を主導しているのが警察庁生活安全局だ
警察の掟 2
黒木昭雄 元警察官 警察ジャーナリスト
民間では尾行張り込みと言っているが、警察内部ではそれを総称して「まとわり」という。
このような調査を数日間行われれば、誰でも、どれかに引っかかり、それを理由として退職に追い込めるのだ。
これが現実であり、組織の手口であり、実際にこの手を食らって退職に追い込まれた者は多い。
しかし、「まとわられ」ていることに気づいた者は注意を払い、落ち度のない行動をとる。
この段階で組織は、調査方法を変える。
今まではひそかなまとわりだったが、今度はあえて姿を見せ、公然と絶えずまとわり、
「お前には将来がないぞ」と思わせるのだ。
ここまで来ると、精神的に誰でも参る。そこで組織に嫌気がさし、早晩自ら退職の道を選んでしまうのである。
こんな人権無視の内規が存在すること自体が、警察の後進性を示している。
有事法制と「生活安全条例」
憲法と地方自治の本旨、住民自治が定着した地方自治体において、地方自治体の職員や住民を動員することは容易なことではない。これらの事情のもとで、有事に対応できる動員システムを組み上げようとすれば、地方分権の趨勢をよそに中央集権を誇り、生活安全の名のもとに地域社会に浸透した警察力に依拠するしか道はない。
「生活安全条例」が形成する民間防犯組織や「共同の防犯システム」は、そのまま民間防衛組織や「共同の防衛システム」に必然的に転化するだろう。
「国民保護法制」によって「避難」の準備や訓練を行おうとするとき、警察や「民間防犯組織」が中心になった監視システムが「非協力者」や「反対者」をいぶり出し、「敵国人」や「仮想敵国人」に住民ぐるみの監視が加えられる。
そのとき、自治体の各部局や地域団体は、中央集権のシステムを保持する自衛隊や警察のもとの「防衛組織」に組み込まれ、反対でもすれば自治体そのものが監視や排除の対象になっていくだろう。
「生活安全条例」と防犯システムは、「銃後の守りの憲兵機能」をはたすのであり、「生活安全条例」とは「戦争に出て行く国の治安法制」なのである。
警察化した民衆は暴走する
千代田区の「生活安全条例」の取り締まりをする職員に渡しているマニュアルを読むと、いちばん大事なのは瞬時にしてその人を判断すること、「○○風」と判断しなさいと書いてあるんですね。
「ヤクザ風」とか、「おとなしいサラリーマン風」とか、そういうふうに見極めろということらしいんですけれども、ヤクザ風はやっかいになるから声かけは慎重に、サラリーマン風には厳しくと、そういうつもりかどうかは分かりませんけれども。
あと怖いのは、自主防犯活動が盛んになると、「民衆の警察化」になる。オウムの時の事例がいい事例なんですけれども、地域住民が自警団的なものを作って、いろんな活動をしました。警察はいちおう法律によって縛られていますから、できることとできないことがはっきりしていますけれども、地域住民は法律の知識がないから暴走しちゃうんですね。
検問をオウム信者に対してやったりとか、荷物検査をやったりとか、さらには撒き菱を撒いて車をパンクさせたりとか、武装した住民がオウム信者を襲撃したりとか、警察ができないことを各地でやっているんですね。
いまの自主防犯活動が怖いのは、エスカレートしていることです。取り組みに熱心な人達が怖いのは、一生懸命にやっているからです。実際に栃木では無線などを積んだ独自のパトカーのような車と制服を用意して活動したりとか。さっき言ったような民間交番をはじめ、普通の市民がどんどん警察化しているんです。
>>165>撒き菱を撒いて車をパンクさせたり
「道路脇と駐車場での嫌がらせパターン」 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
例えば、交通妨害にもなるが、ホームページ本文で何度も指摘した「ほぼ10年間、毎日駐車場に釘類がある」というパターン。私は車を止める時も、車に乗る時も、車周囲を一周し、釘がないかを常に確認しているが、
「車を止めた時には釘がなくても、乗る時にはある」
という事も度々。この事は、そもそも私が駐車場に行くの合わせ、「駐車場を独占し、1台分だけ空け、そこに釘をまく」という手間隙を、共犯警官がいつもかけている上に、「毎日、犯罪用に釘を準備して持ち歩いている」という事実も示す。
実際、2006年3月31日17時28分頃、下関市長府夢タウン脇で、例によって「私の車を何度も叩いて言いがかりをつけ去ろうとしない男」がいたため、私が110番をし(この事件の110番は、ホームページ本文で指摘している110番事件の回数や事例には、含めていない)、この日私はインターネット用部品を買う用事があり時間に余裕がなく、「とりあえず、男に注意だけさせて、付いてきたり言いがかりを付けさせないようにしよう(法律上、最低でも『軽犯罪』は成立している)」と、「長府警察署」に行ったが、この時も、警察駐車場で車を降りる時は無かった釘類が、車に乗る時には、車タイヤ近くに1本あった。
この事実からしても、この「長府警察署警官の何人かは、常に釘をまく事を企んでいたり、釘類を準備している」という事になる。
嫌がらせの種類 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
例えば、コンビニエンスストア(通称コンビニ)で、「B4判の告訴状用地図や告訴状そして諸資料」や「告訴状とは無関係なB4判資料」等を、私は以前からコピーしていたが、「コピーをしようと店に行くと、毎回直前にコピーを始める者」がいて、すぐには使えなくしたり
「コンビニで、コピーした資料を送付する為、切手を買おうとレジに行こうとすると、毎回、その直前に突然レジに2〜3人並ぶ者」がいたりする事が、特定の期間10回くらいは続く。
これと同じような事だが、
「2003年頃美祢市のあるスーパーで、普通の日(ウィークデェイ)の昼時々二階に買い物に行くと、客は5〜6人しかいないのに、私がレジに向かうと、毎回毎回4〜5人がレジで私の先に並ぶ」という信じがたい様なことも続いた。
勿論、こういったコンビニやスーパー等駐車場出入り口では、必ず毎回、私の車が入るのに
タイミングを合わせて当り屋行為を実行したり、出てきて危なくする車がいるし、駐車場内では
当然毎回私の車左右は共犯ナンバー車。
「コンビニで、駐車場は全て空いてるのに、駐車位置には車を止めず、わざわざ私の車正面を塞いで
出れない様に駐車する車(「告訴状用地図『83』に記録あり。車ナンバー確認後、ここに記載予定)」
もよくいたりし、こういった「交通妨害行為であると同時に、共犯者嫌がらせ」のよくあるパターンの
ひとつを、実行してくる者もよくいる。或いは、「わざと当たるか当らないか程度に、寄せて止める」
等も嫌がらせの一パターンで、以前は毎日実行。
嫌がらせの種類 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
他にも、実にくだらない嫌がらせパターンとして
「山口県立図書館駐車場で、その脇にある山口県新聞協会側自動販売機を私が使おうと行くと、毎回毎回私の直前で、人が先に自販機を使い始めて予定外に時間を使う様にしむける」や
「この新聞協会のある建物から人が毎回出て来ては、私のいる周囲をわざと煙くする(このパターンは、県立図書館2階のトイレでも一時毎回)」や
「県立図書館駐車場側から図書館建物に向かって私が歩き始めると、毎回毎回、それに合わせていっしょに歩き、私が二階のトイレへそのまま行くと毎回、一緒にトイレへついてくる」や
「私が県立図書館二階トイレへ行くと毎回1人トイレにいて、この後、私が二階西奥にある閲覧室に入ると、席が一人分だけ空いており、私がその席に座ると、その横か前は毎回、トイレにいた男が戻ってくる(このパターンは、『駐車場を独占し、一台分だけ空けてそこに釘をまく』というパターンと、基本的には同じ)」等。
更に
「このホームページ6ページ目「警察を頂点にした犯罪ネットワーク」で指摘している「宇部図書館内で、『毎回毎回1mに来ては、突然携帯電話を鳴らしたり、突然大声で携帯電話を使ったりする』」
というパターンも、山口県立図書館や下関市内の各図書館内でも度々実行。
嫌がらせの種類 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
また、萩図書館では、私が二階閲覧室にいると、5m位の距離で「突然電話を使ったり、突然電話を鳴らしたりする」というパターンを繰り返し、「妨害」と「嫌がらせ」を実行。つまり、
「犯罪目的・騒音発生目的で、共犯警官の手下が、私の行く建物や時間等、計画的に連絡しあって、毎回図書館に来ている」という事になるが、宇部図書館では、2003年から2004年にかけて
「明らかに『共犯警官(多分、長門警察署から、宇部警察署に転勤している警官)の子供』と思える男子高校生」
が、度々「犯罪実行のみの目的」で図書館に来ていた事実あり。
また、私が道路を車で走るときも、場所によっては、
「私の車が信号機の近くまで行くと、信号機が赤になる様にする」
という行為を次々に繰り返す嫌がらせパターンもあり。
これと似た行為として、
「片側1車線以下の狭い道で、無理やり私の車の前に割り込み、100m位走って『右折合図』を出して延々と右折待ちをし、道をわざと通れなくする(下関市吉見国道191号等で度々実行)」という嫌がらせパターンも、共犯者の嫌がらせお得意パターンの一つ。
嫌がらせの種類 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
更に、「常に共犯者をうろつかせる」という嫌がらせパターン。このパターンとは、次のようなもの。
「共犯者を常にうろつかせる」とは、ーーー例えば、2001年頃深夜に私はよくポストに郵便物を投函しに出かけたが、何時に出かけても、或いは毎回異なる郵便局ポストに行っても、
毎回毎回、郵便ポスト近くに不審者『つまり共犯者』がやって来てうろつく嫌がらせを実行ーーー等というもの。山口県警が一年中毎日実行しているお得意のいやがらせ犯罪パターン。昼間、人里離れた山中の脇道でも、私が車を止めて休むと、すぐ、毎回次々に共犯車が周囲をうろつくというもの。
この「山中など」で私が脇道で休む場合、
「私が休み始めるとしばらくして、近くの家や住民の車が行ったり来たりし始め、ゆっくりとは休めなくする(無論この人達は、私の車がそこで休んでいると、本来は知る筈もない)」
というパターンも非常に多く、この中にこじつけ類似ナンバー車も多いが、
「例によって、こういった人家の少ない場所では、近くの住民の氏名や車を調べて、警官犯罪への協力(勿論、「犯罪行為に加担してほしい」と警官が本当の事を言って頼んでる可能性は、殆どゼロだろう)をとりつけ、うろつき行動を実行させているもの」
と考えられる。
嫌がらせの種類 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
或いは、前もって、
「私が通りそうな各道沿いや行きそうな駐車場に、『一見して共犯車と判る車』を駐車しておく」
というもの。
>>153>「 誰 か か ら 監 視 さ れ て い る 」 と感じさせることによって、
犯罪を思いとどまらせようという刑事政策です。
嫌がらせの種類 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
話を戻すが、例えば長門市油谷の県道66号を、2005年まではほぼ毎日、私は車で走っていたが、油谷干拓内県道66号沿い南側の自動販売機前に、100回通れば98回まで、共犯者車があって、車ドアを開けて人間が車外に出てくるパターンあり。そして、この車の何割かは、私の車通行に合わせて、危なくなる様に
「県道へ出たり入ったりの交通妨害犯罪」
も実行。
同様に、この県道66号をこの干拓から300m位南位置で、道路沿い東に無料駐車場があって、この駐車場にも「10回通れば7回は、共犯者車」が止まっていた。(2008年の現在も、共犯者車がよく止まってはいるが、自動精米機が現在は設置されていて、以前とは状況がやや異なる。)
同類行為は、「下関市豊北町県道39号沿い各駐車場」や「下関市豊浦町国道191号沿い『宇賀本郷の北西』・『宇賀本郷』・『犬鳴き』等の各駐車場」でも、共犯者が10年以上度々繰り返している。
嫌がらせの種類 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
更に、私の家は県道66号から100m程離れているが、「私の家周囲」でも、昼夜
「私の家の『2階の階段』、『1階の台所』、『1階のトイレ』」等数箇所を、異なった角度から常に観察していたり、
室内の音を聞き取っているらしく、私が家の中を移動するといちいちそれに合わせて一日20〜30回、県道66号を車が行ったり来たりを、繰り返す」や「夜、私が窓の近くへ行くと、突然車ライトで照らして眩しくする」
この行為は、他のホームページで指摘している如く例えば2006年8月16日0時11分にも実行。
実行車は「白色、救急車の普通時運転状態」に見えた。道を走る角度では、ライトは窓に当らないので、
「当る角度で待機」していなければ、眩しくする事は、事実上不可能。
また、数年前までは、深夜トイレへ行くと、突然車ライトでトイレ窓を照らす嫌がらせを、度々実行する共犯者車あり。その殆どは他のホームページ8ページ目「警察の保険金殺人集団・保険金詐欺集団疑惑」の中で「保険金受取人」
と指摘している人物。この人物は妻が交通事故死しているにも拘らず、度々交通犯罪を実行してくるなど色んな共犯行為を使い分けており、「共犯警官と相当に『ぐる』」である事が、この点からも認められるという実にくだらないうろつき嫌がらせパターンを、10年以上毎日反復している。
嫌がらせの種類 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
元々は静かな町であり、このH氏の問題だけでなく、これらは当然、全て「長門警察署警官の指示」による行動だろう
例えばこのホームページを作成している2008年5月6日22時20分にも、建物の中の動きに合わせて轟音をたてて、南の油谷干拓から油谷大橋の北位置まで車(オートバイか?)が来て、そこでそのまま南へエンジンをふかして轟音をたて、引き返していったが、無論、これも、わざわざ犯罪目的で轟音を立てに来たものと考えられる。
2009年2月もこのH氏は、オートバイエンジンを60回ふかして発進という行為を度々繰り返している。
当然、山口県警指示で「犯罪実行に励んでいる」と見做せる。
そして、これらの行為の一環には「他のホームページ6ページ目『警察を頂点にした犯罪ネットワーク』」で指摘している如く、「長門西消防署(長門市油谷河原)の職員が、深夜に一般車で、実行加担しているのではないか」
と考えられる。
他にも、深夜に時間融通が効く共犯可能者は、山口県北西部の長門市油谷辺りでは、「山口県警各警察署警官」や「長門市深川等の消防職員」「周辺の新聞配達人」等と非常に限られており、こういった者達が長年犯罪実行加担している可能性は、非常に高い。
そして、更に考えられる事は、「近隣の他の警察署から、本来はその警察署において夜勤の警官が、犯罪実行用人員として、毎日深夜、長門市油谷まで来ているのではないか?」という事である。
そうでもしなければ、毎日毎日、どんな深夜にでも犯罪を常に実行する人員を確保することは、山口県では難しい筈。
嫌がらせの種類 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
特に、「深夜に私がトイレに行くと、南500m程の県道66号油谷干拓から10年以上毎回車が音をわざわざたててやって来る」のであり、「まえもって、犯罪用車を待機させている」上に、「常にに建物中の人間の動きを監視して、待機している車に連絡する者」がいなければ実行不可能であり、人員の確保梨には、実行不可能な犯罪である。
いずれにせよ、県道66号の本来の交通量は「特に夜は極めて少ない」が、10年以上、昼も夜も常に
「私の家中での移動に合わせて、毎日度々車が轟音を立てたり、近くを走ったりする行為を反復している」
のであり、計画的にこれを実行するとなれば
「常に家の様子を伺い監視する者数人と、『その者』から連絡を受けて車を走らせる者数人」
とが、毎日一日中必要となり、「こんな馬鹿馬鹿しい事を、10年以上に渡って常に実行してきた警察庁山口県警」
は、ここでも例によってくだらない犯罪行為実行の為に、「大変な人・金・時間」
を費やしているという事になる。
この様に、その行為の大多数は「実にくだらないレベル」ではあるが、ありとあらゆる方法で、共犯者は常に嫌がらせ犯罪を計画的に実行している。
つまり、例によって、「大変な手間隙がかかる一方で、実にくだらない馬鹿馬鹿しい嫌がらせ犯罪」を、毎日一日中計画的に実行する為に、ここでも「膨大な無駄」
を、「警察庁山口県警の共犯警官」が日々しているのは、確実である。
嫌がらせの種類 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
警官達は別段駐車場に釘類をまくだけではない。私の行きそうな場所には、前もって「一見して『共犯車』と判る共犯タイプ車数台」を用意し、嫌がらせと脅しをかける。
勿論「行きそうな場所」だから、行くか行かないか判らないが、この連中は「いきそうな場所は、全て準備している」のである。
つまり、この「行きそうな所全て」という点に関してだけで、「資料ベージその1」「資料ページその2」、そしてこのページの少し上でも指摘した如く「膨大な無駄」を、警察は毎日している事になる。
「158ナンバーとそのこじつけ類似ナンバー」等や「レンタカー」等を、いつ通るか通らないかも判らない私の車に合わせて、各地で出没させ或いは交通犯罪に使うというパターンと、類似した無駄とも言える。
そして、こういった車を準備した上で、例えば1998年頃長府警察署管内各地では、「わざと道幅の狭い所でやって来ては、『通れない』等といちいち言いがかりをつける(つまり、言いがかりをつける為に出現する)」という嫌がらせ・脅し行為を繰り返していたが、これらは、単に「無駄」で済む問題ではなく、勿論犯罪行為でもある。
更に、地域の幹線道路を私が車で走る時、交通量極少の脇道へ100mばかり入って休む事が多いが、こういった「私が休みそうな場所」にも、常に前もって「脅しや嫌がらせを準備」している。
嫌がらせの種類 当り屋行為9万回山口県警実行も報道しないNHK より抜粋
例えば下関市豊北町田耕国道435号、警官駐在所の西700m位に北へ脇道があって、1997年頃から2002年頃の間、この道を通るとき、時々、この脇道へ入って私は休んでいたが、
「主要共犯1498ナンバー車」等、共犯者車を前もって止めていたり、
「 釘 が 数 本 」 あったり、 「 割 れ た ガ ラ ス 」 があったり、 「 暴 力 団 特 集 の 本 」 があったり、
別の日には 「 暴 力 団 関 係 特 集 の 新 聞 」 があったり、
「脅し」や「嫌がらせ」を常にーーーこの位置で私が休むかどうかも判らないのにーーー準備していた(この現場管轄警察署は、小串警察署)。
同様に、「あっちこっちの私が休みそうな場所」で、同類行為を繰り返すと共に、他にも前もって
「 糞 尿 」 をばらまいていたり、 「 ア ダ ル ト ビ デ オ 」 や 「 ア ダ ル ト 本 」 をばらまいていたり、
「 女 性 用 下 着 」 を散乱させていたり、と
「大した変質者ぶり」である。
それに加え、わざと 「 立 小 便 」 を私が休む場所や道路沿いで繰り返したり、
山口県立図書館駐車場(「NHKを含む山口県新聞協会」から20m位)や下関図書館駐車場等で、
度々犬を連れてきては 「 私 の 車 に 小 便 を か け る 」 という行為を繰り返していた。
「共犯警官とその共犯者達」の変質者ぶりには、ただただあきれるほどである。