広島大生の就職内定率56・9%

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1名無しなんじゃ
広島大生の就職内定率56・9% '02/1/17 (中国新聞)

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 広島大を今春卒業する学生の就職内定率が低迷している。
昨年末現在で56・9%。一般企業希望者は七割を超えたが、公務員、
教員希望者は五割に届かない。前川功一副学長は十五日、「内定率の
よくない学部は学生のニーズに沿って、専門教育の充実と個人の資質も
見極めた適切な進路指導をしてほしい」と部局長らに指示した。

全体では、最終的な就職率が75・9%だった昨春卒業生を同期比で
5・1%上回っている。しかし、関係者は「景気状況は依然として厳
しく、年明けからの伸びがどうなるか分からない」。就職率が市民の
評価につながりやすいとあって危機感を募らせる。
 
学生就職センターは本年度から内定率を一般企業等、公務員、教員と
希望ごとに分析。昨年末現在では公務員は41・3%、教員は24 ・3%
だった。公務員は市町村でまだ合格発表をしていないところがあるため
数ポイント、教員は私立学校のみの数字でこれから確定する公立学校を
含めると約10ポイントは伸びると見られる。
 
 それでも五割に届かないのはほぼ確実。学生就職センターは「不況下、
民間は大手でさえ傾くこともあって公務員志望が増加。それが、行政改革
で採用枠も狭まったところに集中するから内定率が下がる」と指摘する。

実際、大学院修了を含めた公務員志望者は一九九五年の約六百五十人から
ほぼ百人増。しかし公務員になれた人の割合は学部で同年の55.6%から
昨年45・4%まで落ちた。採用枠が削減されている教員も同様だ。

大学側は新年度から学生データオンライン化システムを構築し、その中で
学生に志望職種や地域などを入力させ、希望に合う情報を提供することを検
討中。「情報提供や課題形成、問題解決能力の育成を通し、内定率を上げた
い」と話す。