( `.∀´)<レビュー!
カバー・モーニング娘。!〜Various Artist Covers“MORNING MUSUME"(OngakuDB.com)
ttp://www.ongakudb.com/search/index.cfm?fuseaction=p_view&pkgc=00000441642 >アメリカの女性R&Bシンガーがモーニング娘。の曲をカヴァーする、という分かりやすい
“逆カヴァー・アルバム”。ユニバーサル/ポリドールからの発売なので、つんく/モーニング娘。
側からではなく外部依頼のようだ。つんくはスーパーヴァイザーの肩書きとコメント文を
提供している。さて、内容の方はちょっとチープなアレンジながらも今風/80sブラコン風の
R&Bになっているので、モーニング娘。を知らない人にはB級R&Bコンピのように映るだろう。
参加している歌手は一流ところが多数いるが、歌い込み/曲の理解というレベルではやっぱり
雇われ仕事の範疇である。いや、それでも十分作品として楽しめるので、アダルトなモー娘。
ファンがデートに使うも良し、イントロだけでなんの曲か当てるも良し、楽しみ方は色々
ありそう。個人的に気に入ったのは「I WISH」。ゴスペル・タッチのポップソングという
ことでは、こちらの方が納得できるのもしかたがない。しかし、こうして違う雰囲気で
聴いてみるとオリジナルでのモーニング娘。のがんばり具合いもよく分かるし、いわゆる
“アイドル・ポップス”ならではの楽しさ/魅力も新たに確認できて、ますますモー娘。ファンに
なれそう。ベスト盤聴こうっと!P.S.ジャケットはあまりに手抜き、中身にあっていないぞ、
プン、プン。 /(エビナ 2001/12/18)
「歌い込み/曲の理解というレベルではやっぱり雇われ仕事の範疇」言う事は言うのが好き!
( `.∀´)<レビュー!
カバー・モーニング娘。ハロー!プロジェクト!(OngakuDB.com)
http://www.ongakudb.com/search/index.cfm?fuseaction=p_view&pkgc=00000482591 >「英語になろうが、リズムが変わろうが、つんく♂節は世界共通語であることを、わかって
もらえると思う。 byつんく♂」。これがこのCDに張られたステッカーに記載された言葉
である。この言葉に異論はない。何回となくオリジナルで楽しませてもらってきた身としても
素直に楽しめるポップス集だ。今作は第2集ということもあってか、ハロー!プロジェクト
全体からの選曲、そして洋楽ファンなら聞いて驚く一流どころの女性シンガーのみの参加
である。プロダクションも一貫されていて、アルバム全体の統一感があって聴きやすい。
マジでつくったR&Bアルバムである。特に今のアメリカン・スタイルにこだわることなく、
つんくが一番影響をうけたであろう80、90sスタイルでの品質一番での挑戦が成功している。
ということで、歌手の名前見て反応した人は外れなく楽しめるはずだ。
前回よりも評価高いわ! 丁寧に述べてるから長くなっちゃってるけどお気に入りのご様子!
( `.∀´)<レビュー!
カバー・モーニング娘。ハロー!プロジェクト![中](OngakuDB.com)
ttp://www.ongakudb.com/search/index.cfm?fuseaction=p_view&pkgc=00000482591 >1曲目「青春時代1.2.3!」はアイリーン・キャラで、続けて「フラッシュ・ダンス」が聴きたいと
思わせるはまり曲。ラップもいい感じで景気付けのオープニングとして見事。青春しているぞ!
続く「ラスト・キッス」byシャルロット(ソウルIIソウル)、つんくの下世話感のあるメロディーは
UKソウル勢には分が悪いが、バリエイションを作るには必要かも。そしてあの「色っぽい女」は、
最近ヌードも公開したティファニーが挑戦。濃密、やっぱりこの感じですよね、この曲が
生きるのは。“ブリットポップ120%”だった「乙女パスタに感動」はハッピーディスコに
なって登場。マイリーンのさわやか&ラヴリー・ヴォイス、ぴったりです。「溢れちゃう〜」は
なんとキャリン・ホワイト。これは彼女らしいオリジナルな雰囲気で、後藤ヴァージョンより
プロダクションは上。でも今の後藤ならこのくらいこなせるはず、と思いたい。「幸せですか?」も
オリジナルには納得いかなかったが、このシーナ・イーストン・ヴァージョンはいい。しっとり
としたメロディーを結構熱く歌う。アレンジも押さえ気味ながらポイントをはずすことなく
まとめてあるので、繰り返し聴くことで味わいが増す。
この分野って無知なのよ! そんなアタシでも“シーナ・イーストン”には、えっと思うわ!
( `.∀´)<レビュー!
カバー・モーニング娘。ハロー!プロジェクト![後](OngakuDB.com)
ttp://www.ongakudb.com/search/index.cfm?fuseaction=p_view&pkgc=00000482591 >「Do it!Now」はあまりオリジナルとかわらない雰囲気だが、ウエストサイド風ラップが
かっこいい。この曲、もっとねっとりでもいい味出しそう。またまた異色「LOVE涙色」、
歌うのもイギリスのアイドル育ちルイーズ。が、これは今のイギリスのポップスという感じで
かなり上出来。オリジナルの感触とはかなり違っていて聞いた瞬間には全然わからないほど。
オリジナルとこちらと二度楽しめる名曲!松浦、こんな凄い曲もらっていたなんてズルイぞ!
逆にまんまなアレンジできたのが「Mr.Moonlight」byエリーザ・フィオリロ。一般的には
知名度は低いと思うが、プリンスがプロデュースしたりしてた美貌シンガーで、この
ミュージカル風スタイルにぴったりの美しい歌唱を聞かせてくれる。このPV見たいかも
(ないか)。夏のアバンチュール・ソング「夏の夜はデインジャー!」は元インコグニートの
メイザ・リーク。これはいいぞー。ジャズ/ラテン・フレイヴァーと相性のいい楽曲とシンガーの
取り合わせだ。サウンドも素直に対応していて快適。このアルバムNO.1の出来上がりだと
思う。ラストはマーヴィン・ゲイの娘レイラがしっとりと歌うクリスマス・ナンバー
「聖なる鐘がひびく夜」、レイラの歌声の素晴らしさに一番感動したのはつんく本人だと思う。
どう考えてもモーニング娘。のコア・ファン向けとしてはもったいなさすぎる優れたヴォーカル・
アルバム。ユーロビートCDのようなジャケットでは購買意欲はそそわれないかも知れないが、
10年前にR&B系のクラブ通いをしていたような音楽ファンにはぜひ聞いてもらいたい作品
である。 /(エビナ 2002/12/17)
娘。の曲に洋楽の典拠を見る(聴く)人には恰好の素材なんでしょうね! 勿論いい意味で!