( `.∀´)<ごまっとう!
マキシ・シングル レビュー[前](OngakuDB.com)
ttp://www.ongakudb.com/search/index.cfm?fuseaction=p_view&pkgc=00000480121 >後藤真希にとってこれは何度目の“デビュー曲”なのだろう。しかし本当の“ソロ・デビュー
曲”はまだこれからという恐ろしさ。“かっこよさ”を強調するかのような後藤&松浦&藤本
によるユニット“ごまっとう”。R&Bスタイルで登場だ。気取って言えば、ラップなき
“原宿版ギャングスタR&B/歌謡曲”。身近な場面設定と感情移入させる楽曲/歌唱力は、
アメリカの模倣ではなく、日本ならではの本気のR&Bである。ギャングスタものには不可欠の
劇画設定のイントロ、ここで登場する3人の設定が紹介される。藤本の「バイトなんかして
ないじゃん」(藤本のつっこみ声はいいねぇ)のセリフの後に走る緊張感/歌曲の始まり。
ここだけでもこの曲の凄味が聴く者をビビらせる。彼氏が浮気していることに悩む後藤に
対してクール(理性)に接する松浦。平然と見つめる藤本。弱気に反省する後藤。三者三様の
個性が際たつ一コーラス目の展開。ここで3人の自己主張が表現されるだろう振り付けが目に
浮かぶ。そして、2コーラス目に入ったところで、松浦・藤本が後藤の気持ちに共振し、
その“感情”を共有する。さらに最後には“恋に溺れた辛さ”という“感情”を後藤を中心に
しながらも3人の個性ある歌声で色彩のある表現を聴かせる。
長いから分けてみたわよ! 基本的に後藤寄りの書き方っぽいかしら後藤の為の曲のようね!
( `.∀´)<ごまっとう!
マキシ・シングル レビュー[後](OngakuDB.com)
ttp://www.ongakudb.com/search/index.cfm?fuseaction=p_view&pkgc=00000480121 >ばらばらな3つの個性を“劇的/音楽的立体感”という統合方法で見事に構成した楽曲の
素晴らしさ、深さ!やはりフル・ヴァージョンでのダイナミズムがあってこそ、とは思うが、
テレビ・パフォーマンスでの存在感もただならぬものであることは間違いないであろう。
後藤の切ない歌声(“寂しくないよ/寂しくなんかないよ〜”のフレーズが山場)を最大限の
設定で聴かせることに成功したこの曲は、つんく流“R&B”の最高峰であり、それ以上に
つんく本気の音楽であることに感動する。さらに言ってしまえば、本当の“十代の女の子の
想い”と言うよりも、30代の感受性強き男が彼女達を見つめて思うその世代の“危うさ/
切なさ/愛らしさ”をひとつの曲として完成させたということ。こんな仕事が出来るのも、
彼女達を本気で愛し、自らの表現意欲を持つつんくならではのアーティスト性の高さがある
からだ。“お仕事/商売”を馬鹿にしてはいけない。つんくは“作品”を作り続けている。
>*リミックス・ヴァージョンは2ステップとブラジル風もの。いい意味で無難に使える
出来上がり。愛聴してます。 /(エビナ 2002/11/19)
いい悪いではないけれど、曲の構成としては藤本の扱いはやや押さえ気味になるようだわね!