( `.∀´)<FOLK SONGS(3)!
レビュー(OngakuDB.com・12/12)
ttp://www.ongakudb.com/search/index.cfm?fuseaction=p_view&pkgc=00000475519 >最初は市井紗耶香の再デビュー用企画だと思っていたら、いつのまにやら3作目まできた
フォークの名曲カヴァー集。後藤・中澤・藤本という組み合わせで、“ごまっとう”のデビュー
前にセルフパロディみたいな“ごなっとう(後中藤)”が登場してしまった。選曲はメジャー
どころ、通好みと揃えられていて、それなりに期待できそうというのが聴く前の印象。そして、
いざCDプレイヤーを回すと...素晴らしい、びっくりするほど素晴らしい!頭3曲でこの
企画の最高傑作であることに感動する。オープニングは後藤「卒業写真」、一応“卒業”
したばっかりだし、後藤が歌うにはいいか。スロー・ナンバーでの歌唱をしっとりじっくりと
味わせてくれる。丁寧に言葉を発するところにもソロ歌手としての自覚がビンビンに伝わる。
中澤「初恋」、まずこれに驚く。「東京美人」と並ぶ中澤のはまり曲。フォークというより
歌謡曲として、中澤の憂いある歌声にピッタリだ。ライヴのレパートリーにして歌ってほしい
ところ。この2曲のアレンジはCymbalsの矢野博康のもの。遂にCymbalsもつんくファミリー
入りか?今後の活躍に期待大。そして、藤本「マイ・ピュア・レディ」、もともとキュートな
ポップスではあるが、藤本の新鮮な歌声で新たに生まれ変わった。シングルで出しても、
というぐらいにはまる。以下、ソロでの曲はいづれも外れなし。3人の個性の強い声に適切な
選曲、サウンドを提供した“たいせー”のプロデュース力にも満足。個人的なお好みは、
中澤「初恋」、藤本「マイ・ピュア・レディ」、そして後藤は「雨が空から降れば」(めちゃ渋!)、
「あなた」(熱唱!)とこの2曲は外せない。軽快なロックンロールになっての後藤・藤本
「さなえちゃん」も...ええぞぉ! /(エビナ 2002/10/22)
すでに“ごなっとう”は使われてたのね! この人、後藤贔屓だから割り引かないとダメよ!