きょうはトヨタカップ
過去の歴史のなかでも1993年、サンパウロFC vs ACミランの試合は
サッカー史上に残る名勝負だった
ミランの4バック、パヌッチ、バレージ、コスタクルタ、マルディーニが
そのままイタリアの代表。これにアルベルティーニとデサイーを加えた
ディフェンスは鉄壁の布陣。主将バレージをして「点を取れないことが
あっても、取られることはない」といわしめたほど
中盤が恐ろしく狭いシステマチックな近代サッカー(当時)は、息をつく
暇がないほど素晴らしかった。が、個人技でわずかに優った南米最強
サンパウロFCが、数少ないチャンスをすべてものにし、なんと3点を取り
3-2でミランを撃破、ACミラン以来のトヨタカップ2連覇を成し遂げた
パパン、ラドチョウ、マッサーロ、ドナドニ、ミューレル、レオナルド、カフー
そしてMVPを獲得したトニーニョ・セレーゾ。超一流が集ったトヨタカップも
近年ではその地位と権威を著しく落としてしまったのは非常に残念だ
個人的要望としては、以前のように日曜日の昼間に戻してもらいたい
いずれにせよ大会の存続自体が危ういのだが…